JP6661978B2 - シールド工法又は推進工法に用いられる掘削機 - Google Patents
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Description
以上の課題は、推進工法に用いられる掘削機のスキンプレートと地盤との摩擦を低減する場合も同様である。
シールド工法又は推進工法において用いられ、円筒状のスキンプレートと、当該スキンプレートの先端に回転自在に設けられたカッター装置とを有して、前記カッター装置により地山内を掘進する掘削機であって、
前記カッター装置の外周部分で且つ前記スキンプレートよりも外方側の部位の後方側に向いた部位に、前記スキンプレートと前記掘削孔の内壁面との間に対して、後方に向けて滑材を注入するための開口部を備え、
前記開口部は、前記カッター装置の外周リング及び前記外周リングに出し入れ自在に設けられたコピーカッターの両方に設けられ、
前記外周リングに設けられた開口部又は前記コピーカッターに設けられた開口部の何れから前記滑材を注入するかが切替可能とされていることを特徴とする。
図3(a),(b)はコピーカッター3の構成を示す。同図に示すように、コピーカッター3は、カッター装置2の外周リング21にシリンダ34を介して設けられており、不図示のポンプによって、シリンダ34内に作動油Oが出し入れされて油圧が付加されることにより、必要に応じて外周リング21から突出したり、外周リング21内へ格納されたりするように、当該外周リング21の径方向に進退可能に設けられている。このとき、供給路32は、コピーカッター3の出し入れに応じて伸縮または変形可能なフレキシブルホースからなることが好ましい。なお、滑材Wを注入するための開口部は、外周リング21とコピーカッター3とのいずれか一方または両方に設けてもよい。要するに、当該開口部は、スキンプレート4よりも外方側に位置する回転部位に、設けられればよい。
例えば、外周リング21の開口部22が摩耗によって前方まで拡がった場合、外周リング21より前方側に滑材Wが流出し、当該前方側における流動性が通常よりも高くなってしまう。また、開口部22から滑材Wを注入する際の抵抗が大きく、滑材Wがスキンプレート4の外周に均一に注入されない場合、外周摩擦が通常よりも増えてしまう。そこで、本実施形態のシールド機10では、これらの現象に基づいて、外周リング21の開口部22の利用が不可能と判断し、コピーカッター3の開口部31に切り換えることで、当該開口部31を、滑材Wを注入するための非常用の注入口として利用可能となる。このように、外周リング21とコピーカッター3との両方に開口部22,31を設け、万一の場合であっても、いずれかの開口部22,31を利用可能とすることで、スキンプレート4と掘削孔の内壁面Hとの間に対して、確実に滑材Wを注入することができる。
Claims (2)
- シールド工法又は推進工法において用いられ、筒状のスキンプレートと、当該スキンプレートの先端に回転自在に設けられたカッター装置とを有して、前記カッター装置により地山内を掘進する掘削機であって、
前記カッター装置の外周部分で且つ前記スキンプレートよりも外方側の部位の後方側に向いた部位に、前記スキンプレートと前記掘削孔の内壁面との間に対して、後方に向けて滑材を注入するための開口部を備え、
前記開口部は、前記カッター装置の外周リング及び前記外周リングに出し入れ自在に設けられたコピーカッターの両方に設けられ、
前記外周リングに設けられた開口部又は前記コピーカッターに設けられた開口部の何れから前記滑材を注入するかが切替可能とされている
ことを特徴とする掘削機。 - 前記外周リングに設けられた開口部及び前記コピーカッターに設けられた開口部にそれぞれ連通し、当該開口部へと前記滑材を供給するための各供給路には、前記滑材の逆流を防止する逆止弁が設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の掘削機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015218160A JP6661978B2 (ja) | 2015-11-06 | 2015-11-06 | シールド工法又は推進工法に用いられる掘削機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015218160A JP6661978B2 (ja) | 2015-11-06 | 2015-11-06 | シールド工法又は推進工法に用いられる掘削機 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2017089167A JP2017089167A (ja) | 2017-05-25 |
JP6661978B2 true JP6661978B2 (ja) | 2020-03-11 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP6661978B2 (ja) |
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2015
- 2015-11-06 JP JP2015218160A patent/JP6661978B2/ja active Active
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JP2017089167A (ja) | 2017-05-25 |
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