JP5831907B2 - 拡径ビット - Google Patents
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Description
拡径ビットは回動可能な掘削翼を具備しており、掘削翼を回動(開閉)することが可能である。
図13において、ボーリング孔を削孔する際には、破線で示すように、掘削翼40はボーリングロッドDRの先端で閉じた状態で、閉じた拡径ビットの先端から掘削流体(例えば高圧水)を噴射する。
所定深度までボーリング孔を削孔して、ボーリング孔の径寸法を拡大するべき場合には、図13の実線で示すように、掘削翼40を矢印O方向へ回動させて、掘削翼40が開いた状態にする。図13において、符号Jは、掘削翼40の先端から噴射される固化材のジェットを示している。
地中壁を構築する場合には、同一径のボーリング孔において、拡径されたボーリング孔の一部が重複した状態で複数削孔しなければならない。その様な場合、半径方向外方領域の土壌が半径方向外方に押し付けられて、硬く締まってしまうと、隣接する掘削孔を機械的に削孔する際に、土壌を掘削する際の抵抗が大きくなり、削孔が困難となってしまう。
半径方向外方の領域の土壌をジェットで切削すれば、半径方向外方の領域はジェットで切削される際に緩むので、当該ボーリング孔と隣接するボーリング孔を削孔する際に、容易に掘削することができる。
その様な高圧の固化材が可動部分Aを経由する際に、掘削翼40の回動中心に作用して、掘削翼40の回動を妨げることがない様に構成する必要がある。そのため、図13で示す従来技術において、可動部分Aの構造は非常に複雑である。
係る複雑な構造の可動部分Aを複数設けているため、従来技術においては、掘削ビットの外径寸法Dbが大きくする必要があり、例えば200mm以上にする必要がある。
また、大型のベースマシンは狭溢な施工箇所に進入することが困難である。そのため、従来技術の拡径ビットでは、使用できる施工現場が限定されてしまうという問題もある。
さらに、専用の大型ベースマシンを用いる場合には、汎用マシンを使用する場合に比較して、稼動効率が低く、全体の施工効率が低下してしまう。
それに加えて、大径のボーリング孔を掘削するため、細径のボーリング孔を掘削する施工に比較して、ボーリング孔削孔のコストが高騰化してしまうという問題も存在する。
ここで、掘削翼が開閉せず、掘削時の状態で固定されている掘削ビット(固定翼の掘削ビット)において、掘削翼の先端から固化材ジェットを噴射するタイプの従来技術において、掘削ビットの外径Dbを小さくすることは可能である。掘削翼が開閉せず、掘削翼を回動する機構が存在しないからである。
一方、開閉可能な掘削翼については、上述した様に、固化材の流路が掘削翼の回動中心を経由しているので、その構造が複雑となってしまう。そのため、掘削ビットの外径Dbを小さくして、汎用のベースマシンの使用を可能にしたいという要請に応えることが困難である。そして、係る要請(拡径ビットの外径を小さくして、汎用のベースマシンの使用を可能にしたいという要請)に有効に応えることができる従来技術は、現時点では提案されていない。
しかし、係る従来技術では、上述した従来技術の問題点を解決することはできない。
換言すれば、いわゆる「軟弱地盤」であれば、拡径ビットにおける翼が一つだけであっても、必要な径のボーリング孔を削孔できることに着目した。
汎用のベースマシンであれば狭溢な施工箇所であっても使用可能であり、本発明の拡径ビットを用いて施工することができる。そして、汎用のベースマシンが使用できるため、本発明によれば、ベースマシンの稼動効率が向上し、工事全体の効率も向上する。
さらに、径方向寸法を大きくする必要がない本発明によれば、大径のボーリング孔を掘削する必要がないため、施工コストを節約することが出来る。
そのため、空間(E)には土砂が侵入し難くなり、掘削翼(4)が閉じる操作を阻害することが抑制される。
ここで、図1、図3、図4では、上方が深度の深い側(地上側から地下に向かう側:垂直方向下方)を示し、下方が地上側(地下側から地上に向かう側:鉛直方向上方)を示している。
図1、図2において、全体を符号100で示す拡径ビットは、外管1と内管2とで構成される掘削ロッドDRと、1対の軸受部材3と、掘削翼(単翼)4と、掘削翼支持軸5とを有している。掘削翼支持軸5は掘削翼4に固定され、掘削翼4を軸受部材3に対して回動自在に軸支している。
掘削ロッドDRは、外管1と内管2とで構成される二重管となっている(図3、図4参照)。
第1圧力室11と第2圧力室13は流路12を介して連通している。流路12が形成されている領域には空間Eが形成されており、空間Eは、外管1の中心部側をコ字状に抉った形状となっており、概略半円状の断面形状となっている。
第1圧力室11と流路12は蓋部材1Bによって区画されており、蓋部材1Bは、第1圧力室11の第2圧力室13側(図3では上方)に設けられている。そして、第1圧力室11と流路12は、蓋部材1Bに形成された連通孔1aを介して連通している。
図3において、符号11iは第1圧力室11の内壁(内周面)を示し、符号13iは第2圧力室13の内壁(内周面)を示している。
第2圧力室13の先端(図3では上端部)には、先端ノズルN11が2箇所(図2参照)形成されており、2箇所の先端ノズルN11は、連通孔13bを介して第2圧力室13と連通している。
内管2において、先端側の圧力室22(図3の上方)と、後方の圧力室21(図3の下方)は、ピストン6によって区画されている。ピストン6が図3の上方に移動すれば、先端圧力室22の容積は減少し、後方圧力室21の容積は増加する。一方、ピストン6が図3の下方に移動すれば、先端圧力室22の容積は増加し、後方圧力室21の容積は減少する。
蓋部材1Bにおいて、貫通孔2bの延長線上には、第2の貫通孔1bが形成されている。第2の貫通孔1bは、蓋部材1B上面に形成されたノズルN12と連通している。換言すれば、先端圧力室22とノズルN12は、貫通孔2b、1bを介して連通している。
先端圧力室22の端部(図3では上端)近傍の外周領域には貫通孔2cが形成されており、貫通孔2cは貫通孔2bと直交する方向(図3では水平方向)に延在している。そのため、ノズルN12は、先端圧力室22と第1圧力室11の双方に連通している。
この空間Eには、掘削翼4を開いて土壌を掘削・改良する際に、土砂が流入する。ノズルN12を設けることにより、空間Eに流入する土砂を切削流体(例えば高圧水)ジェットJ12によって除去することが出来る。そして、ジェットJ12を構成する切削流体(例えば高圧水)は、先端圧力室22及び/又は第1圧力室11から供給される。
連接ロッド7の先端にはピン9が設けられ、ピン9は連接ロッド7に直交し、ピン9の両端が連接ロッド7から突出するように固設されている。
連接ロッド7のピン9は長孔42aに係合しており、長孔42aは掘削翼4の短尺部42に形成されている。
掘削翼4を回転可能に軸支する1対の軸受部材3は、蓋部材1Bの端面(図3における上面)に固着されている。
なお、掘削翼支持軸5は、1対の軸受部3に対して固定されている。
掘削翼4における長尺部41の長手方向中心軸に沿って固化材供給流路L4が形成されており、固化材供給流路L4は長尺部41の先端41aまで到達している。そして、固化材供給流路L4は、掘削翼4の先端41aに設けられたノズルN21に連通している。
ピストン6が図3の上方へ移動すると、ピン9は、掘削翼4の短尺部42における長孔42a内を摺動して、短尺部42を図3の上方へ押し上げる。
その結果、掘削翼4は掘削翼支持軸5を中心に時計方向に回動し、掘削翼4は図4で示すように開いた状態になる。
当該排出口2dは、固化材供給ラインL12を経由して、側方ノズルN22に連通している。それと共に、固化材供給用の排出口2dは、固化材供給ラインL14を経由して、掘削翼4の先端におけるノズルN21に連通している。
図3、図4において、1対の軸受部材3には固化材供給路L3が形成されている。固化材供給路L3は、軸受部材3の各々の断面における概略中央において、軸受部材3の下端から垂直方向に(図3、図4では上方に)延在している。
固化材供給路L3は、軸受部材3の掘削翼支持用挿通孔3a(図4、図5参照)に連通している。また、固化材供給路L3の他端(掘削翼支持用挿通孔3aとは反対側端部:図3、図4では下端)は、蓋部材1B内部において、固化材供給路L12と連通している。
図5、図6において、太い点線の矢印は、固化材の流れを示している。
軸部51における長手方向の中央には、断面形状が半円形の溝53が、軸部51の外周全域に亘って形成されている。
図6において、フランジ部52は全体が均一の厚さ寸法となる様に構成されており、軸部51の直径よりも大きな円(符号を省略)と、ボルト挿通孔52aが形成されている。
軸部51において、溝53には、半径方向に延在する複数(図示では2箇所)の放射状の流路512(固化材供給路)が形成されており、固化材流路512は中心孔511と溝53を連通している。
軸部51の中心孔511と軸部51の外周とを連通して、半径方向へ放射状に延在する流路(固化材供給路)513が形成されている。固化材流路513は、図6において、軸部51の一端と溝53の間の領域と、軸部51の他端部と溝53の間の領域に、それぞれ形成されている。
また、図5において、一方の軸受部材3(図5における右方の軸受部材3)の側面3s(図5では右側面3s)には、フランジ部52のボルト挿通孔52aに対応する位置に、雌ねじ3bが形成されている。
図5において、符号DSは、ダストシールを示し、符号OSは固化材漏出防止用のシール部材を示す。
次いで、軸受部材3の挿通孔3aから掘削翼支持軸5を挿入し、掘削翼支持軸5が1対の軸受部材3に挿通孔3aと掘削翼4の軸孔4aに貫通させて、掘削翼支持軸5のフランジ52を、一方の軸受部材3(図5では右方の軸受部材3)の側面3s(図5では右側面)に当接させる。
そして、掘削翼支持軸5のフランジ52に形成されたボルト孔52aに、固定ボルトBTを挿入し、固定ボルトBTを、右方の軸受部材3の雌ねじ3bに螺合して締結する。固定ボルトBTで締結することにより、掘削翼支持軸5は軸受部材3に固定される。
これにより、掘削翼4は、掘削翼支持軸5に対して回動自在に装着される。
ピストン6が上昇して、ピストン6の上端が先端圧力室22の端部(図4の上端)近傍に到達し、後端圧力室21の固化材排出口2dが固化材供給ラインL12に連通すると(図4)、図5、図6において、固化材供給ラインL12、L3、固化材供給路513、511、512、溝53(以上、図5、図6参照)、流路L4が連通して、掘削翼4の先端のノズルN21に連通する固化材供給系統を構成する。すなわち、固化材供給ラインL12は、掘削翼4の先端のノズルN21に連通する。
それと共に、図4において、固化材供給ラインL12は、第2圧力室13の外周に設けたノズルN22に連通する。
ピストン6が図3、図4における上方へ移動すると(ピストン6が、掘削ロッドDRの先端側に移動すると)、ピストン6に固着した連接ロッド7に固設されたピン9と、ピン9に係合した短尺部42が、図4における上方へ押し上げられる。そして、掘削翼4が(図4では時計回りに)回動して、掘削翼4の先端が掘削ロッドDR中心から離れるように移動する(掘削翼4が開く)。
そのため、掘削翼4の先端に設けたノズルN21と、外管1の外周部に設けたノズルN22からは、高圧(例えば、200kg/cm2)の固化材が噴射される。そして、攪拌翼4先端よりも半径方向外方の領域と、掘削ロッドDR周囲の領域において、軟弱地盤が固化材ジェットにより、切削、攪拌、改良される。
ここで、外管1の外周部に設けたノズルN22側を加えるのは、掘削翼4の先端に設けたノズルN21から噴射される固化材ジェットJ21の反作用と、ノズルN22から噴射される固化材ジェットJ22の反作用が交互に打ち消し合うことにより、掘削ロッドDRの先端がぶれて(偏芯して)、いわゆる「振れ回り」を生じる事態を防止するためである。
第1圧力室11の切削流体は、連通孔1a、流路12、第2の圧力室13、連通孔13bを経由して、掘削ロッドDR先端のノズルN11から切削流体ジェットJ11として噴射され、切羽側の軟弱土壌を切削する。
また、第1圧力室11の切削流体は、外管1と内管2の間の円環状空間11、貫通孔2c、先端圧力室22、貫通孔2b、1bを経由して、ノズルN12から切削流体ジェット12Jとして噴射され、空間Eに堆積した土砂を空間E外に除去する。
明示はされていないが、図4で掘削翼4を開き土壌を掘削、改良する際に、同時に、ノズルN11及びノズルN12から切削流体を噴射することが可能である。
削孔されるボーリング孔の半径寸法Rdとしては、例えば、600mmが確保できれば、掘削翼4が掘削ロッドDRの中心軸に対して開く角度については、限定されるものではない。
上述した様に、半径800mm(直径1600mm)の全領域を、掘削翼4で機械的に掘削すると、半径方向外方領域の土壌が半径方向外方に押し付けられ、硬く締まった状態になる。そして、例えば地中壁を構築する場合の様に、半径800mm(直径1600mm)のボーリング孔を、一部が重複した状態で複数削孔しなければならない場合に、半径方向外方領域の土壌が硬く締まってしまうと、隣接する掘削孔の削孔時に、土壌の抵抗が大きくなってしまう。
図示の実施形態のように、半径方向外方の領域をジェットJ21で切削しつつ、削孔する様にすれば、半径方向外方の領域における土壌が硬く締まってしまうことはない。ジェットJ21で切削される半径方向外方の領域では、土壌が緩み、当該ボーリング孔と隣接するボーリング孔を容易に掘削することが出来る。
したがって、汎用のベースマシン(図示せず)によりボーリング孔を掘削することが可能であり、大型の専用マシン(専用のベースマシン)は必要としない。
そして、汎用のベースマシンであれば狭溢な施工箇所であっても使用可能であり、拡径ビット100を用いて施工できる。そのため、当該ベースマシンの稼動効率が向上し、工事全体の効率も向上する。
さらに、径方向寸法を大きくする必要がない図示の実施形態によれば、大径のボーリング孔を掘削する必要がないため、全体の施工コストを節約することが出来る。
また、外管1側部(外周面)にノズルN22を加えているため、ノズルN22のジェットJ22によって、掘削翼4先端のノズルN21のジェットJ21の反力を相殺している。したがって、ジェットJ21のみを噴射する場合とは異なり、掘削ロッドDRの先端が振れ回りを生じ、偏芯してしまうことを防止できる。
そのため、空間Eには土砂が侵入して掘削翼4が閉じる動作を阻害することが抑制される。
図7において、図示の実施形態に係る拡径ビット100は全体を符号200で示すアウターケーシング(外管:符号1で示す外管とは別部材)に収容されている。アウターケーシング200の先端(近川端部:切羽:図7では上端部)には、掘削ビット210が配置されている。
アウターケーシング200と拡径ビット100を組み合わせて行われる地盤改良工法について、図8〜図12を参照して説明する。
ボーリング孔は、例えば、地盤改良を施工するべき領域の最深位置まで掘削する。図9は、当該最深位置までボーリング孔を削孔した状態を示している。
そして、拡径ビット100の掘削翼4を開き(図4参照)、図11で示すように、掘削翼4先端から固化材ジェットJ22を噴射し、拡径ビット100を回転しつつ(矢印R参照)、引き上げる(矢印U)。
固化材ジェットJ22を噴射しつつ、拡径ビット100を回転しつつ引き上げることにより、改良するべき地盤は固化材ジェットJ22により切削され、切削された地盤と固化材が攪拌、混合される。図11において符号AINで示す領域は、固化材ジェットJ22により切削され、固化材と攪拌、混合される地盤中の領域を示している。
図7〜図12で示すように、拡径ビット100とアウターケーシング200を組み合わせて使用することにより、拡径ビット100単独ではボーリング孔の削孔が困難な条件であっても、ボーリング孔を所定の深度まで容易に削孔することが可能である。また、施工に際して、拡径ビット100が破損してしまう事態を防止することが出来る。
例えば、図示の実施形態では、掘削翼支持軸5にフランジ52を形成し、フランジ52を固定ボルトBTで締結することにより、掘削翼支持軸5を軸受部材3に対して固定しているが、溶接その他の手法を用いて、掘削翼支持軸5を軸受部材3に固定しても良い。
また、図示の実施形態では、掘削翼支持軸5が軸受部材3から外れるのを防止するために、溝514と止め輪CRが装着されているが、その他の手段により、掘削翼支持軸5が軸受部材3から外れるのを防止しても良い。
さらに、図4で示す様に掘削翼4を開いて土壌を掘削、改良する際に、ノズルN11及びノズルN12から切削流体(高圧水)を噴射することも出来る。
2・・・内管
3・・・軸受部材
4・・・掘削翼
5・・・掘削翼支持軸
6・・・ピストン
7・・・連接ロッド
9・・・ピン
11・・・第1の圧力室
13・・・第2の圧力室
21・・・後方の圧力室
22・・・先端の圧力室
41・・・長尺部
42・・・短尺部
100・・・拡径ビット
200・・・アウターケーシング
Claims (2)
- 外管と内管からなる掘削ロッドの先端に設けられ、回動可能な掘削翼を一本だけ具備しており、掘削翼の先端に固化材を噴射するノズルが設けられ、当該ノズルと掘削ロッドにおける固化材供給路を連通する固化材流路を有しており、掘削翼は、掘削翼の固化材噴射ノズルとは反対側で直角に折れ曲がった短尺部を有して形成されており、直角に折れ曲がった箇所が回動可能に軸支され、直角に折れ曲がった短尺部は内管内側の空間に挿入されたピストンに連続するロッドと回動自在に接続されており、前記固化材流路はピストンが内管内側の空間の端部まで移動した場合に内管内側の空間に連通していることを特徴とする拡径ビット。
- 外管と内管からなる掘削ロッドの先端に設けられ、回動可能な掘削翼を一本だけ具備しており、掘削翼の先端に固化材を噴射するノズルが設けられ、当該ノズルと掘削ロッドにおける固化材供給路を連通する固化材流路を有しており、掘削用液体は外管と内管の間の円環状空間を流れ、当該円環状空間はピストンに連動して掘削翼の短尺部が移動する空間に連通していることを特徴とする拡径ビット。
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