JP2008038077A - 洗浄剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】繊維製品に対して、一回の処理で、優れた洗浄効果と汚れ放出効果を発揮できる洗浄剤組成物を提供する。
【解決手段】ジアリルメチルアミン塩酸塩などの不飽和アミン塩(A)、二酸化硫黄などの構成単位(B)及びウンデセン酸などの不飽和カルボン酸(C)を有する高分子化合物を含有し、該組成物の水溶液(濃度1g/L)の25℃におけるアルカリ緩衝能(該水溶液の25℃におけるpHを9.5以下にするために要する0.1N塩酸量)が5ml以下である洗浄剤組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は繊維製品用として好適な洗浄剤組成物に関する。
洗濯時に繊維から汚れ成分が放出されやすくなるように、あらかじめ繊維に基剤を吸着させておく処理が行われることがある。繊維にこのような処理を行っておくと、通常の洗濯よりもより高い洗浄効果が期待できる。このような効果を発現する基剤は一般的には「汚れ放出剤(ソイル・リリース剤)」と呼ばれている。
汚れ放出剤に関しては、様々な基剤が提案されている。例えば、テレフタレートを主体とする化合物(特許文献1〜3)が提案されている。また、ポリアミン誘導体(特許文献4、5)やキトサン誘導体(特許文献6)、アミン架橋体(特許文献7)等も提案されている。更に特許文献8にはアンモニウム等の陽イオン性基と疎水性基を有する多糖類やポリビニルアルコールからなる汚れ剥離剤が記載されている。
米国特許第3416952号明細書 米国特許第3557039号明細書 米国特許第4795584号明細書 国際公開第97/42285号パンフレット 特表平11−508319号公報 特開2004−175882号公報 特開2004−197241号公報 特許第3253972号公報
通常、汚れ放出剤による処理は、繊維への十分な残存のために洗濯工程のすすぎ時に行われることが多いが、その場合は、洗剤による洗浄とは別に汚れ放出剤の添加操作が必要となる。従って、洗浄効果と汚れ放出効果の両方を十分に付与できる処理剤があれば、通常の洗濯工程を変更せずに適用できるため、簡便性はより向上するが、特許文献1〜8には、こうした観点での改善につながるような言及はない。
本発明の課題は、繊維製品、特にポリエステル繊維等の疎水性の高い繊維だけでなく、木綿繊維等の比較的親水性の高い繊維に対しても、一回の処理で、優れた洗浄効果と汚れ放出効果を発揮できる洗浄剤組成物を提供することである。
本発明は、下記(A)、(B)及び(C)の構成単位を有する高分子化合物(I)を含有する洗浄剤組成物であって、該組成物の水溶液(濃度1g/L)の25℃におけるアルカリ緩衝能(該水溶液の25℃におけるpHを9.5以下にするために要する0.1N塩酸量)が5ml以下である洗浄剤組成物を提供する。
(A)一般式(1−a)又は一般式(1−b)で表される構成単位及びその付加塩から選ばれる少なくとも1種の構成単位
Figure 2008038077
(式中、R1は水素原子、水酸基を有していてもよい炭素数1〜10のアルキル基又は炭素数7〜10のアラルキル基を示す。)
(B)一般式(2)で表される構成単位
Figure 2008038077
(C)一般式(3)で表される構成単位
Figure 2008038077
(式中、R2は水素原子又はメチル基、R3は炭素数1〜10の2価の炭化水素基、nは0又は1、R4は水素原子又は陽イオン基を示す。)
また、本発明は、上記本発明の洗浄剤組成物を、繊維製品1kg当たりの前記高分子化合物(I)の重量が0.01〜10gとなるように含有する、pH6〜9.5の洗浄媒体で繊維製品を洗浄する方法に関する。
本発明の洗浄剤組成物は、繊維製品の洗浄に用いた場合に、一回の洗浄処理で、繊維製品の洗浄と繊維製品に対する汚れ放出効果の付与の両方を行うことができる。この繊維製品を使用した後、本発明の洗浄剤組成物で洗浄することで、汚れが容易に放出され、優れた洗浄効果を発揮でき、併せて、新たな汚れ放出効果が付与される。このような本発明の効果は、ポリエステル繊維等の疎水性の高い繊維だけでなく、木綿繊維等の比較的親水性の高い繊維に対しても発揮される。
本発明の高分子化合物(I)は、前記構成単位(A)、構成単位(B)及び構成単位(C)を有する高分子化合物からなり、これらの(A)、(B)及び(C)がランダム結合したものであっても、ブロック結合したものであってもよい。
構成単位(A)において、一般式(1−a)及び(1−b)中のR1は水素原子、水酸基を有してもよい炭素数1〜10のアルキル基又は炭素数7〜10のアラルキル基を示す。ここで、水酸基を有していてもよい炭素数1〜10のアルキル基は直鎖状、分岐鎖状、環状のいずれであってもよく、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、tert-ブチル基、2−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキシプロピル基、3−ヒドロキシプロピル基等の水酸基を有してもよい炭素数1〜4のアルキル基又はシクロヘキシル基が好ましい。また、炭素数7〜10のアラルキル基としては、ベンジル基、フェネチル基等が好ましい。R1としては、水素原子、メチル基、エチル基が特に好ましい。
前記一般式(1−a)又は(1−b)で表される構成単位の付加塩としては、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、硝酸塩、亜硫酸塩、リン酸塩、アミド硫酸塩、メタンスルホン酸塩などが挙げられる。
構成単位(C)において、一般式(3)中のR2は水素原子又はメチル基、R3は炭素数1〜10の2価の炭化水素基、nは0又は1、R4は水素原子又は陽イオン基を示すが、R3としては炭素数4〜10のアルキレン基が好ましい。また、陽イオン基としてはアルカリ金属、アンモニウム基又は有機アンモニウム基が好ましい。アルカリ金属としては、リチウム、ナトリウム、カリウム等が挙げられ、有機アンモニウム基としては、エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等が挙げられる。
構成単位(C)としては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、4−ペンテン酸、5−ヘキセン酸、6−ヘプテン酸、7−オクテン酸、8−ノネン酸、9−デセン酸、10−ウンデセン酸、11−ドデセン酸や、これらの酸のアルカリ金属塩、アンモニウム塩、有機アンモニウム塩に由来する構成単位を挙げることができる。
これらの構成単位(C)は、1種類導入されてもよいし、2種類以上導入されていてもよい。
本発明の高分子化合物(I)は、構成単位(A)、構成単位(B)、構成単位(C)以外の構成単位として、不飽和結合含有モノマーに由来する構成単位を本発明の効果を損なわない範囲で有していても良い。
本発明の高分子化合物(I)を形成する全構成単位中の構成単位(A)の割合は、10〜90モル%が好ましく、25〜80モル%がより好ましい。構成単位(B)の割合は5〜70モル%が好ましく、10〜60モル%がより好ましい。構成単位(C)の割合は5〜50モル%が好ましく、10〜40モル%がより好ましい。
本発明の高分子化合物(I)の分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)法によるポリエチレングリコール換算の重量平均分子量であり、1,000〜100,000が好ましく、2,000〜50,000が更に好ましく、より好ましくは2,000〜20,000である。
本発明の高分子化合物(I)は、以下に示す方法により、効率よく、高収率で製造することができる。即ち、極性溶媒中で、ラジカル重合開始剤の存在下、一般式(4)で表される化合物又はその付加塩の中から選ばれる少なくとも1種(以下モノマー(a)という)と、二酸化イオウ又は亜硫酸(以下モノマー(b)という)と、一般式(5)で表される化合物(以下モノマー(c)という)とを共重合させることにより得ることができる。また、一般式(4)で表される化合物と、モノマー(b)と、モノマー(c)とを共重合させた後に、酸を反応させることによっても得ることができる。
Figure 2008038077
(式中、R1、R2、R3、R4及びnは前記の意味を示す。)
上記極性溶媒としては、例えば水、無機酸(塩酸、硫酸、リン酸、ポリリン酸など)、無機酸の金属塩(塩化亜鉛、塩化カルシウム、塩化マグネシウムなど)、有機酸(ギ酸、酢酸、プロピオン酸、乳酸など)などの水溶液、あるいは極性有機溶媒(アルコール、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアルデヒドなど)を挙げることができ、これらの混合物でもよい。また、これらの中で水系溶媒が好ましい。
また、ラジカル重合開始剤としては、例えば分子中にアゾ基を有する水溶性ラジカル重合開始剤(2,2’−アゾビス(2−アミジノプロパン)2塩酸塩、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)など)や過酸化物系ラジカル重合開始剤(過硫酸アンモニウム、過硫酸ナトリウム、過酸化ベンゾイルなど)を好ましく用いることができる。なお、本発明では、ラジカル重合開始剤として過酸化物系ラジカル重合開始剤が特に好ましい。
モノマー(a)としては、ジアリルアミン、N−メチルジアリルアミン、N−プロピルジアリルアミン、N−ブチルジアリルアミン、N−2−ヒドロキシエチルジアリルアミン、N−2−ヒドロキシプロピルジアリルアミン、N−3−ヒドロキシプロピルジアリルアミン、及びその塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、硝酸塩、亜硫酸塩、リン酸塩、アミド硫酸塩、メタンスルホン酸塩などを挙げることができる。これらのモノマー(a)は、1種類を単独で用いてもよいし、2種類以上を組み合わせて用いてもよい。
モノマー(c)としては、アクリル酸、メタクリル酸、4−ペンテン酸、5−ヘキセン酸、6−ヘプテン酸、7−オクテン酸、8−ノネン酸、9−デセン酸、10−ウンデセン酸、11−ドデセン酸等の不飽和カルボン酸又はそれらのアルカリ金属塩、アンモニウム塩、有機アンモニウム塩などが挙げられる。
これらのモノマー(c)は、1種類を単独で用いてもよいし、2種類以上を組み合わせて用いてもよい。
又、上記モノマー(a)、(b)及び(c)以外に、不飽和結合含有モノマー(以下モノマー(d)という)を本発明の効果を損なわない範囲で共重合してもよい。これらのモノマー(d)としては、例えば、ビニルアルコール;ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリルアミド等の炭素数1〜22のヒドロキシアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステル又は(メタ)アクリルアミド;ポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、ラウロキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート(エチレングリコールの重合度が1〜100)、ポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート(プロピレングリコールの重合度が1〜50)、ポリブチレングリコール(メタ)アクリレート(ブチレングリコールの重合度が1〜50)等のポリアルキレン(炭素数1〜8;直鎖もしくは分岐鎖)オキシド鎖を有する(メタ)アクリル酸エステル;グリセリン(メタ)アクリレート等の多価アルコールの(メタ)アクリル酸エステル;ジアセトン(メタ)アクリルアミド;N−ビニルピロリドン等のN−ビニル環状アミド;N−(メタ)アクロイルモルホリン;塩化ビニル;アクリロニトリル;マレイン酸、イタコン酸、スチレンカルボン酸等のカルボキシル基を有するビニル化合物;2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、スチレンスルホン酸等のスルホン酸基を有するビニル化合物等が例示される。
モノマー(d)の割合は、モノマー全量に対し0〜80モル%が好ましい。
本発明における重合法としては、例えば前記極性溶媒中に、所定の割合の前記モノマー(a)、(b)及び(c)を加えると共に、前述のラジカル重合開始剤を、モノマー全量に対して、好ましくは0.001〜10モル%、より好ましくは0.01〜7モル%の割合で加え、好ましくは0〜100℃、より好ましくは25〜75℃の温度で重合反応を行う。反応時間は、モノマーの種類やラジカル重合開始剤の種類、反応温度などにより左右され、一概に定めることはできないが、通常200時間以内である。なおモノマー(b)の二酸化イオウは、通常ガス状で加えられる。生成したポリマー溶液はそのまま用いてもよいし、再沈殿など精製処理後用いてもよい。
[洗浄剤組成物]
本発明の洗浄剤組成物は、繊維製品用として好適であり、界面活性剤、アルカリ剤、ビルダー、その他の成分を含有する。
[界面活性剤]
本発明の洗浄剤組成物中の界面活性剤の含有量は、洗浄性能の点から、好ましくは5〜60質量%、より好ましくは7〜50質量%、さらに好ましくは10〜45質量%である。界面活性剤は、非イオン界面活性剤及び/又は陰イオン界面活性剤を含有し、必要に応じて陽イオン界面活性剤及び両性界面活性剤を含有してもよい。
非イオン界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルアミン、グリセリン脂肪酸エステル、高級脂肪酸アルカノールアミド、アルキルグルコシド、アルキルグルコースアミド、アルキルアミンオキサイド等が挙げられる。
洗浄力の点で、炭素数10〜18、好ましくは12〜14のアルコールのエチレンオキシドの付加物、又はエチレンオキシドとプロピレンオキシドの混合付加物であって、アルキレンオキシド平均付加モル数3〜30、好ましくは4〜20のポリオキシアルキレンアルキルエーテルが好ましい。
洗浄力及び汚れ放出効果の点から、界面活性剤中の非イオン界面活性剤の含有量は、50質量%以上、好ましくは60質量%以上、さらに好ましくは80質量%以上である。
陰イオン界面活性剤として、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル又はアルケニルエーテル硫酸塩、アルキル又はアルケニル硫酸塩、α―オレフィンスルホン酸、α−スルホ脂肪酸塩又はエステル、アルキル又はアルケニルエーテルカルボン酸塩、脂肪酸塩等が挙げられる。
汚れ放出効果の点から、洗浄剤組成物中の陰イオン界面活性剤の含有量は、好ましくは15質量%以下、より好ましくは10質量%以下、さらに好ましくは5質量%以下である。
陽イオン界面活性剤としてアルキルトリメチルアンモニウム塩等が、両性界面活性剤としてカルボベタイン型、スルホベタイン型界面活性剤等が挙げられる。
[アルカリ剤]
高い汚れ放出効果を得るためには本発明の洗浄剤組成物の水溶液(濃度1g/L)の25℃におけるアルカリ緩衝能(該水溶液の25℃におけるpHを9.5以下にするために要する0.1N塩酸量)が5ml以下、好ましくは3ml以下、さらに好ましくは1ml以下、特に好ましくは0mlである。アルカリ緩衝能の測定は、洗浄剤組成物1gを25℃の蒸留水に加え2分間撹拌した後、0.1N塩酸を10秒おきに0.2mlずつ滴下・撹拌し、複合電極(堀場製作所製 6367−10D)、pHメーター(堀場製作所製 F−23)を用いてpHを測定して行い、該pHの値が9.5以下になるのに要する0.1N塩酸量をアルカリ緩衝能とした。
組成物のアルカリ緩衝能を上記範囲に維持するには、洗浄剤組成物中のアルカリ剤の含有量は好ましくは10質量%以下、より好ましくは5質量%以下、さらに好ましくは3質量%以下、特に好ましくは実質的に含まないことである。ここでアルカリ剤とは該成分0.1gを25℃の蒸留水1Lに溶解ないし分散させたときの分散液のpHが10.1以上を示す成分のことである。pHは複合電極(堀場製作所製 6367−10D)、pHメーター(堀場製作所製 F−23)を用いて測定し、pHの値が十分安定した時点での値とした。
本発明におけるアルカリ剤としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、非定型のケイ酸ナトリウム(例えば、JIS1号、2号ケイ酸ナトリウム等)、結晶性のケイ酸ナトリウム(例えば特開平60−227895号公報や特開平7−89712号公報に記載のもの等)等が挙げられる。
また、上記アルカリ剤を配合する場合、アルカリ性を弱める成分を配合し、緩衝能が5ml以下である洗浄剤組成物を得ることができる。アルカリ性を弱める成分としては、該効果を有すものであれば制限なく用いることができるが、クエン酸、脂肪酸、アルキルベンゼンスルホン酸等の酸性成分や、炭酸水素ナトリウム、リン酸水素二ナトリウム、クエン酸一ナトリウム、クエン酸二ナトリウム等の多塩基酸の部分中和塩等が挙げられる。
[ビルダー]
また、本発明の洗浄剤組成物には、金属イオン封鎖剤としてA型、X型、P型ゼオライト等の結晶性アルミノケイ酸塩を配合できる。また、カルボン酸基及び/又はスルホン酸基を有するカチオン交換型ポリマーが配合できる。
炭酸塩、炭酸水素塩、ケイ酸塩、硫酸塩、亜硫酸塩及びリン酸塩等の水溶性の無機塩類を配合できる。水溶性無機塩類の配合により、水中の塩強度が高まり、皮脂汚れの洗浄性能が向上するので好ましい。
[その他の成分]
その他、クエン酸塩、エチレンジアミン四酢酸塩等の有機酸塩、過炭酸塩等の漂白剤、特開平6−316700号公報記載の化合物及びテトラアセチルエチレンジアミン等の漂白活性化剤、セルラーゼ、アミラーゼ、リパーゼ等の酵素、蛍光染料、消泡剤、酸化防止剤、香料、柔軟化剤、縮み未防止剤、色あせ防止剤、色移り防止剤等を配合できる。
洗浄剤組成物の形態としては、粉末洗剤、固形洗剤、ペースト洗剤、液体洗剤、シート状洗剤など形態は問わない。
本発明の洗浄剤組成物は親水性繊維用として特に有用である。本発明において、親水性繊維とは、標準状態の水分率(20℃、65%RH)が5%を超える繊維をさしている。なお標準状態の水分率は、JIS L 1013、JIS L 1015に規定される方法により測定される。
親水性繊維としては、例えば、天然繊維では、種子毛繊維(綿、もめん、カポックなど)、靭皮繊維(麻、亜麻、苧麻、大麻、黄麻など)、葉脈繊維(マニラ麻、サイザル麻など)、やし繊維、いぐさ、わら、獣毛繊維(羊毛、モヘア、カシミヤ、らくだ毛、アルパカ、ビキュナ、アンゴラなど)、絹繊維(家蚕絹、野蚕絹)、羽毛などが例示できる。化学繊維では、セルロース系繊維(レーヨン、ポリノジック、キュプラ、アセテートなど)などが例示できる。
[繊維製品の処理方法]
本発明の洗浄剤組成物は、通常の衣類等の洗濯用洗剤として使用できる。すなわち、本発明の洗浄剤組成物を含有する(好ましくは繊維製品1kg当たりの前記高分子化合物(I)の重量が0.01〜10gとなるように含有する)洗浄媒体(好ましくはpH6〜9.5、さらに好ましくは7〜9、最も好ましくは7〜8)中で、衣類等の繊維製品を処理する。これにより、繊維製品の汚れを除去すると共に、高分子化合物(I)を繊維製品に吸着させる。その繊維製品を使用し汚れが付着した後、本発明の洗浄剤組成物で洗浄することで高分子化合物(I)の一部が汚れとともに脱離することで汚れ放出効果を発現するものと推察される。
例中の%は、特記しない限り重量%である。なお、以下の合成例で得られた重合体の重量平均分子量は以下の方法に従って測定した。
<重合体の重量平均分子量の測定法>
重合体の重量平均分子量(Mw)は、日立L−6000型高速液体クロマトグラフィーを使用し、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)によって測定した。溶離液流路ポンプは日立L−6000、検出器はショーデックスRI SE−61示差屈折率検出器、カラムはアサヒパックの水系ゲル濾過タイプのGS−220HQ(排除限界分子量3000)とGS−620HQ(排除限界分子量200万)とをダブルに接続したものを用いた。サンプルは溶離液で0.5g/100mLの濃度に調整し、20μlを用いた。溶離液には、0.4mol/Lの塩化ナトリウム水溶液を使用した。カラム温度は30℃で、流速は1.0mL/分で実施した。標準サンプルとして分子量106、194、440、600、1470、4100、7100、10300、12600、23000等のポリエチレングリコールを用いて校正曲線を求め、その校正曲線を基に重合体の重量平均分子量(Mw)を求めた。
合成例1
撹拌機、ジムロート還流器、温度計を備えた4つ口セパラブルフラスコ中に、ジアリルメチルアミン塩酸塩118.12g(0.8モル)、10−ウンデセン酸36.86(0.2モル)、蒸留水51g、エチルアルコール95gを仕込んだ。その混合物に二酸化イオウ64.07g(1.0モル)を加えた。得られた混合物に、35%過硫酸アンモニウム水溶液7.82g(0.012モル)を加えて45℃で48時間共重合を行った。得られた混合物は、懸濁していた。
この共重合体の懸濁液の一部をエチルアルコールにより再沈し、得られた固体を50℃で真空乾燥することにより、ジアリルメチルアミン塩酸塩とウンデセン酸と二酸化イオウの共重合体(モル比4:1:5)を得た。重量平均分子量は6000であり、重合収率は定量的であることはNMRで確認した。
合成例2〜7
表1に示す各モノマー成分を、表1に示す仕込みモル比で用い、合成例1と同様に重合を行い共重合体を得た。得られた共重合体の重量平均分子量を表1に示す。
Figure 2008038077
注)表中の略号は以下の意味を示す。
・MDAA−HCl:ジアリルメチルアミン塩酸塩
・UDA:10−ウンデセン酸
・DADMAC:ジアリルジメチルアンモニウムクロライド
・ASA:アリルスルホン酸ナトリウム
・APS:過硫酸アンモニウム
実施例1〜5及び比較例1〜11
合成例1〜7で得られた高分子化合物を含む洗浄剤組成物を用いて、下記方法で洗浄効果を評価した。結果を表2〜4に示す。また、前述した方法で測定した各洗浄剤組成物のアルカリ緩衝能についても表2〜4に示した。
<洗浄効果の評価法>
(1)繊維の処理(1回目洗浄)
20℃の水道水500mLに洗浄剤組成物を0.35g添加して、表2、3に示すpHの処理液を得た。そこへ木綿ブロード布(染色試材(株)谷頭商店製、標準状態の水分率7.0%)を6cm×6cmに切断したもの10枚(合計10g)を投入し、ターゴトメーターを用い、回転数80rpmで10分間撹拌処理した後、二槽式洗濯機((株)日立製作所製PS−H35L)の脱水槽で1分間脱水後、脱水布を20℃の水道水500mlに入れターゴトメーターを用い、回転数80rpmで5分間撹拌すすぎし、1分間二槽式洗濯機にて脱水後自然乾燥した。
(2)モデル皮脂汚れの調製
皮脂成分混合物(オレイン酸/トリオレイン/スクワレン(いずれも和光純薬工業(株)製)=45/40/15重量比)10gに色素(オイルオレンジSS;東京化成工業(株)製)を0.01g添加して調製した。
(3)モデル皮脂汚染布の調製
上記(1)の方法により洗浄剤組成物で処理した木綿ブロード布1枚(6cm×6cm)につきモデル皮脂汚れを80mg滴下し、暗所にて12時間静置し汚染布とした。
(4)繊維の洗浄(2回目洗浄)
上記(1)の方法にて処理した木綿試験布10枚(このうち5枚に上記(3)の方法によりモデル皮脂汚れを付着し、残りは白布のまま、合計10g)と洗浄剤組成物0.35gを温度20℃の水道水500mlに投入し、ターゴトメーターを用い、回転数80rpmで10分間撹拌洗浄した後、二槽式洗濯機((株)日立製作所製PS−H35L)の脱水槽で1分間脱水後、脱水布を水500mlに入れターゴトメーターを用い、回転数80rpmで5分間撹拌すすぎし、1分間二槽式洗濯機にて脱水後自然乾燥した。
(5)繊維の洗浄(3回目洗浄)
上記(4)の方法にて洗浄・乾燥した試験布10枚のうち、2回目洗浄時前に汚れを付着させた5枚の布に再度上記(3)の方法でモデル皮脂を付着させた。この5枚の汚染布と残りの白布5枚(合計10g)を再度上記(4)の方法にて洗浄した。
(6)洗浄率の測定
未処理布及び洗浄前汚染布、洗浄後汚染布の反射率(460nm)を測色色差計(ND−300A;日本電色工業(株)製)にて測定し、次式(I)によって洗浄率D(%)を算出し、この洗浄率Dを汚れ放出効果の指標とした。2回目洗浄時の洗浄率を表2、3に、2回目洗浄時及び3回目洗浄時の洗浄率を表4に示した。
洗浄率D(%)=[(L2−L1)/(L0−L1)]×100 (I)
(ここで、L0:未処理布の反射率、L1:洗浄前汚染布の反射率、L2:洗浄後汚染布の反射率を示す。)
Figure 2008038077
Figure 2008038077
Figure 2008038077
*1 エマルゲン108(アルキル鎖長:12、エチレンオキサイド平均付加モル数:6)、花王(株)製
*2 重量平均分子量13000
*3 ゼオビルダー製
*4 重量平均分子量10000
*5 REPEL−O−TEX SRP−6(ポリエチレンテレフタレートとポリオキシエチレンテレフタレートのコポリマー)、Rhodia社製
*6 ネオペレックスF15、花王(株)製

Claims (7)

  1. 下記(A)、(B)及び(C)の構成単位を有する高分子化合物(I)を含有する洗浄剤組成物であって、該組成物の水溶液(濃度1g/L)の25℃におけるアルカリ緩衝能(該水溶液の25℃におけるpHを9.5以下にするために要する0.1N塩酸量)が5ml以下である洗浄剤組成物。
    (A)一般式(1−a)又は一般式(1−b)で表される構成単位及びその付加塩から選ばれる少なくとも1種の構成単位
    Figure 2008038077

    (式中、R1は水素原子、水酸基を有していてもよい炭素数1〜10のアルキル基又は炭素数7〜10のアラルキル基を示す。)
    (B)一般式(2)で表される構成単位
    Figure 2008038077

    (C)一般式(3)で表される構成単位
    Figure 2008038077

    (式中、R2は水素原子又はメチル基、R3は炭素数1〜10の2価の炭化水素基、nは0又は1、R4は水素原子又は陽イオン基を示す。)
  2. 高分子化合物(I)を形成する全構成単位中の構成単位(A)の割合が10〜90モル%、構成単位(B)の割合が5〜70モル%、構成単位(C)の割合5〜50モル%である請求項1記載の洗浄剤組成物。
  3. 高分子化合物(I)の重量平均分子量が1,000〜100,000である請求項1又は2記載の洗浄剤組成物。
  4. 高分子化合物(I)を0.01〜20質量%、界面活性剤を5〜60質量%含有する請求項1〜3の何れか1項記載の洗浄剤組成物。
  5. 陰イオン界面活性剤の含有量が15質量%以下である請求項1〜4の何れか1項記載の洗浄剤組成物。
  6. 親水性繊維の処理に用いられる請求項1〜5の何れか1項記載の洗浄剤組成物。
  7. 請求項1〜6の何れか1項記載の洗浄剤組成物を、繊維製品1kg当たりの前記高分子化合物(I)の重量が0.01〜10gとなるように含有する、pH6〜9.5の洗浄媒体で繊維製品を洗浄する方法。
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