JP2008037447A - 梱包体及びこれの収納方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】梱包対象物Mが載置されるパレット11と、このパレット11上に配置されて梱包対象物Mを覆う外装材12と、パレット11に取り付けられた結束手段14とを備えて梱包体10が構成されている。外装材12は、パレット11の外周側から立設する側面部24と、この側面部24の上部に配置される蓋部25とを備えている。外装材12は、側面部24を折り畳んで蓋部25の内側に収めてパレット11上に配置することができ、この状態で、結束手段14によりパレット11上で結束できるようになっている。
【選択図】図2
Description
ここで、前記外箱を再利用すべく回収すれば前記不都合を解消できるものの、この場合、パレットと外箱とを別々に運送したり、梱包時と同様にパレットと外箱とを再度組み立てることが必要となる。このため、回収作業の複雑化や、回収時における運送形態の大型化を招来し、輸送効率が低下するという不都合がある。
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、外装材を容易に回収することができ、当該外装材の再利用を促進することができる梱包体及びこれの収納方法を提供することにある。
前記外装材は、ベースの外周側から立設する側面部と、この側面部の上部に配置される蓋部とを含み、
前記側面部は、折り畳み可能に設けられ、当該折り畳み状態で前記蓋部の内側に収まる大きさに設定される、という構成を採っている。
第1の結束部の帯状体の基部と第2の結束部の帯状体の基部との間に、側面部下端側を配置可能なスペースを設け、当該スペースは、側面部の厚みより大きい幅を備える、という構成が好ましくは採用される。
前記外装材は、ベースの外周側から立設可能、且つ、折り畳み可能に設けられた側面部と、この側面部の上部に配置される蓋部とを含み、
前記側面部を折り畳んで蓋部の内側に収め、これらをベース上に配置する、という方法を採っている。
前記結束手段により前記蓋部及び当該蓋部の内側に収められた側面部をベース上で結束することが好ましい。
一方、第2の結束部32の帯状体34,34は、ねじ37を介して外枠材17,17の上面と固定板38とにより挟み込まれており、その基部が外枠材17の図4(A)中左端面に沿う位置に設定されている。従って、第1の結束部31の帯状体34の基部と第2の結束部32の帯状体34の基部との間に、図6中網点で示されるスペースSが設けられる。
このスペースSは、図4(A)に示されるように、側面部24の厚みより大きい幅Wを備えており、側面部24の下端側を配置可能となっている。具体的には、スペースSの幅Wは、側面部24の厚みと前記板部材26の厚みとを加算した値と同一若しくは若干大きく設定されている。
このとき、側面部24及び板部材26の下端側が前記スペースS上に配置されるので、帯状体34に張力が生じても、当該帯状体34から側面部24に押し潰されるような外力が付与されることを回避することができる。また、第2の結束部32の結束時に、バックル35が前記爪部材F1に当接しないように位置調整して結束することが好ましい。
すなわち、本発明は、特定の実施の形態に関して特に図示し、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上に述べた実施形態、実施例に対し、形状、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
また、第1及び第2の結束部31,32の設置数は増減してもよく、例えば、天板16の短辺側端部16Bに増設してもよい。
更に、側面部24の折り畳み形状は、蓋部25の内側に収まるサイズとする限りにおいて種々の設計変更が可能である。
Claims (6)
- 上面に梱包対象物が載置されるベースと、このベース上に配置されて梱包対象物を覆う外装材とを備えた梱包体において、
前記外装材は、ベースの外周側から立設する側面部と、この側面部の上部に配置される蓋部とを含み、
前記側面部は、折り畳み可能に設けられ、当該折り畳み状態で前記蓋部の内側に収まる大きさに設定されていることを特徴とする梱包体。 - 前記ベースに取り付けられる結束手段を更に含み、この結束手段は、梱包対象物を結束可能な第1の結束部と、前記外装材を結束可能な第2の結束部とを備えていることを特徴とする請求項1記載の梱包体。
- 前記第1及び第2の結束部は、ベース上面を基部とする帯状体をそれぞれ含み、
第1の結束部の帯状体の基部と第2の結束部の帯状体の基部との間に、側面部下端側を配置可能なスペースを設け、当該スペースは、側面部の厚みより大きい幅を備えていることを特徴とする請求項2記載の梱包体。 - 前記ベースの側面には、フォークリフトの爪部材を差し込み可能な差込部が設けられ、この差込部における爪部材との当接面は、ベース上面を水平としたときに、当該ベースの外周縁に向かって上昇する傾斜面に形成されていることを特徴とする請求項1,2又は3記載の梱包体。
- 上面に梱包対象物が載置されるベースと、このベース上に配置されて梱包対象物を覆う外装材とを備えた梱包体の収納方法であって、
前記外装材は、ベースの外周側から立設可能、且つ、折り畳み可能に設けられた側面部と、この側面部の上部に配置される蓋部とを含み、
前記側面部を折り畳んで蓋部の内側に収め、これらをベース上に配置することを特徴とする梱包体の収納方法。 - 前記梱包体は、ベースに取り付けられる結束手段を更に含み、
前記結束手段により前記蓋部及び当該蓋部の内側に収められた側面部をベース上で結束することを特徴とする請求項5記載の梱包体の収納方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2006
- 2006-08-03 JP JP2006212393A patent/JP2008037447A/ja active Pending
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