JP2008036321A - ベビースリング - Google Patents
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Abstract
【課題】 幼児を使用者に容易に密着させることができるベビースリングを提供することを解決課題とする。加えて、帯体がリングから抜けることを防止し、幼児を安定して抱持することができるベビースリングを提供することを解決課題とする。
【解決手段】 使用者の身体に装着する帯体と、該帯体の長さ方向一端部に設けられた二つのリングからなるベビースリングであって、前記帯体において、使用者の肩に当てるための肩部と、幼児を抱持するための幼児抱持部と、前記リングに挿通するための長さ調整部が長さ方向に連続して形成されており、該幼児抱持部の幅方向の一端部に沿って設けられた挿通孔に、該幼児抱持部を絞るための調整紐が挿通されていることを特徴とするベビースリングである。
【選択図】 図1
【解決手段】 使用者の身体に装着する帯体と、該帯体の長さ方向一端部に設けられた二つのリングからなるベビースリングであって、前記帯体において、使用者の肩に当てるための肩部と、幼児を抱持するための幼児抱持部と、前記リングに挿通するための長さ調整部が長さ方向に連続して形成されており、該幼児抱持部の幅方向の一端部に沿って設けられた挿通孔に、該幼児抱持部を絞るための調整紐が挿通されていることを特徴とするベビースリングである。
【選択図】 図1
Description
本発明は、幼児を抱持(抱っこ)する際に、抱持を補助するベビースリングに関する。
ベビースリングとは、幼児を抱持する際に使用される幼児抱持補助具の一種であり、布等からなる帯体を環状にし、幼児の身体を包み込むようにして幼児を抱持する幼児抱持補助具である(下記特許文献1等参照)。
ベビースリングは、背中全体で幼児の体重を支える構造であるため、使用者の肩や腰への負担が少ない。また、帯体で幼児全体を包み込むようにするため、幼児の体重の略すべてを幼児の股部で支えるベビーキャリーに比して、幼児への負担も少ない。さらに新生児から使用可能であり、且つ抱持したまま授乳を行うこともできる。
ベビースリングは、上記したような多くの利点を有するため、幼児を持つ保護者等に広く使用されている。
ベビースリングは、背中全体で幼児の体重を支える構造であるため、使用者の肩や腰への負担が少ない。また、帯体で幼児全体を包み込むようにするため、幼児の体重の略すべてを幼児の股部で支えるベビーキャリーに比して、幼児への負担も少ない。さらに新生児から使用可能であり、且つ抱持したまま授乳を行うこともできる。
ベビースリングは、上記したような多くの利点を有するため、幼児を持つ保護者等に広く使用されている。
次いで、ベビースリングの一般的な使用方法としては、まず、帯体を帯体の長さ方向一端部に設けられたリングに挿通することで環状にし、襷掛けをする。そして、使用者の前方の部分を袋状にして幼児を抱持する。その後、幼児と使用者が密着するようにリングに挿通された帯体を引いて調整する。
しかしながら、ベビースリングを使い慣れていない場合等、幼児を使用者に密着させるように帯体を調整することが困難であり、幼児と使用者との間に余分な空間ができてしまうことが往々にしてある。また、使用者の身体にベビースリングのサイズが適合していなかったり、幼児が成長したりした場合等も、同様の事象が生じやすい。
このような場合、幼児の安定性が確保できないので、幼児の身体が反り返ったり、ベビースリングから滑り落ちたりする危険性が生じるといった問題がある。
このような場合、幼児の安定性が確保できないので、幼児の身体が反り返ったり、ベビースリングから滑り落ちたりする危険性が生じるといった問題がある。
加えて、ベビースリングは帯体をリングに通しているだけであるため、帯体がリングから抜けてしまうこともある。帯体がリングから完全に抜けることで、環が解けてしまうと、幼児がベビースリングから滑り落ちてしまう。また、帯体がリングから完全に抜けなくても、当初、固定した位置からずれてしまうことにより、幼児の体を安定して抱持することができなくなる。
特に幼児は、予期せぬ動きをすることも多いため、これらの問題が生じやすい。
特に幼児は、予期せぬ動きをすることも多いため、これらの問題が生じやすい。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、幼児を使用者に容易に密着させることができるベビースリングを提供することを解決課題とする。
加えて、帯体がリングから抜けることを防止し、幼児を安定して抱持することができるベビースリングを提供することを解決課題とする。
加えて、帯体がリングから抜けることを防止し、幼児を安定して抱持することができるベビースリングを提供することを解決課題とする。
請求項1に係る発明は、使用者の身体に装着する帯体と、該帯体の長さ方向一端部に設けられた二つのリングからなるベビースリングであって、前記帯体において、使用者の肩に当てるための肩部と、幼児を抱持するための幼児抱持部と、前記リングに挿通するための長さ調整部が長さ方向に連続して形成されており、該幼児抱持部の幅方向の一端部に沿って設けられた挿通孔に、該幼児抱持部を絞るための調整紐が挿通されていることを特徴とするベビースリングに関する。
請求項2に係る発明は、前記幼児抱持部の長さ方向略中央部に、前記調整紐を前記挿通孔から取り出すための通し穴が二つ形成され、該調整紐が、該幼児抱持部の長さ方向一端部側から延出され、該一端部側の通し穴から取り出される第一調整紐と、該幼児抱持部の長さ方向他端部側から延出され、該他端部側の通し穴から取り出される第二調整紐とからなることを特徴とする請求項1記載のベビースリングに関する。
請求項3に係る発明は、該長さ調整部の幅が、前記一端部から前記他端部への方向に向けて広がっていることを特徴とする請求項1又は2記載のベビースリングに関する。
請求項4に係る発明は、前記長さ調整部に収納部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載のベビースリングに関する。
請求項5に係る発明は、前記収納部の収納口が開閉可能であることを特徴とする請求項4記載のベビースリングに関する。
請求項6に係る発明は、前記幼児抱持部の幅方向端部の少なくとも一方にクッション材が介入していることを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載のベビースリングに関する。
請求項1に係る発明によれば、幼児抱持部の幅方向の一端部に沿って設けられた挿通孔に、幼児抱持部を絞るための調整紐が挿通されていることにより、幼児を使用者に容易に密着させることができる。
請求項2に係る発明によれば、幼児抱持部の長さ方向略中央部に調整紐を挿通孔から取り出すための通し穴が二つ形成され、調整紐が、幼児抱持部の長さ方向一端部側から延出され、一端部側の通し穴から取り出される第一調整紐と、幼児抱持部の長さ方向他端部側から延出され、他端部側の通し穴から取り出される第二調整紐とからなることにより、幼児抱持部における幼児抱持部の略中央部から一端部側と、略中央部から他端部側を別々に絞ることができる。そのため、幼児と使用者の密着性をより高めることができる。
請求項3に係る発明によれば、長さ調整部の幅が、一端部から他端部への方向に向けて広がっていることにより、長さ調整部がリングから抜けて環が解けたり、当初の固定位置からずれて幼児抱持部がたるんだりすることを防ぐことができる。そのため、幼児を安定して抱持することができる。
請求項4に係る発明によれば、長さ調整部に収納部が設けられていることにより、使い勝手の良いベビースリングを提供することができる。
請求項5に係る発明によれば、収納部の収納口が開閉可能であることにより、収納部に収納された収納物が紛失することを防ぐことができる。また、幼児が収納物を取り出して悪戯したり、口に入れたりすることも防ぐことができる。
請求項6に係る発明によれば、幼児抱持部の幅方向端部の少なくとも一方にクッション材が介入していることにより、幼児保持部からの幼児に対する圧迫を低減することができる。
以下、本発明に係るベビースリングの実施例について説明する。なお、本発明は下記実施例によって何ら限定されるものではない。
図1は、本発明の第一実施例に係るベビースリング100の展開状態を示した図である。ベビースリング100は、帯体10と、帯体10の長さ方向(図中上下方向)一端部に設けられた二つのリング4からなる。
帯体10は、リング4が設けられた一端部から順に、肩部1、幼児抱持部2、長さ調整部3が連続して形成されている。また、幼児抱持部2には調整紐5が設けられている。
なお、帯体10は図1では帯状であるが、ネット状のものも挙げられる。
なお、帯体10は図1では帯状であるが、ネット状のものも挙げられる。
肩部1は、使用者の肩に当てる部分である。また、肩部1の端部は環状になっており、二つのリング4が挿通されている。
また、肩部1には、クッション材を内部に介入させてもよい。クッション材が介入させることにより、使用者の肩への負担を低減させることができる。クッション材としては、綿等が挙げられる。
また、肩部1には、クッション材を内部に介入させてもよい。クッション材が介入させることにより、使用者の肩への負担を低減させることができる。クッション材としては、綿等が挙げられる。
幼児抱持部2は、幼児を包み込むように抱持する部分であり、中央部が幅広な楕円形状となっている。中央部が幅広な楕円形状となっていることにより、幅広の部分で幼児の身体全体を包み込むことができる。それにより、幼児を確実に抱持することができ、安全性が向上する。
また、幼児抱持部2の幅方向一端部には、調整紐5が設けられている。より詳しくは、幼児抱持部2の幅方向一端部には筒状の挿通孔21が設けられており、挿通孔21に調整紐5が挿通されている。そして、挿通孔21と連通し、且つ長手方向略中央に設けられた通し穴22から調整紐5が引き出されている。なお、調整紐5において、通し穴22から引き出されている側と反対側の端部は、縫合等されて固定されている。
挿通孔21は、幼児抱持部2の一端を折り返して縫合することで設けることもできるし、もう一枚布をあてて両脇を縫合することで設けることもできる。
調整紐5が設けられていることにより、幼児の体型や体勢に応じて、幼児抱持部2の一端を絞ることができる。それにより、幼児をより安定した状態で抱持することができる。
さらに、本実施例では、調整紐5が、リング4が設けられている一端部側の第一調整紐51と、他端部側の第二調整紐52の二本からなる。そのため、第一調整紐51で幼児抱持部2の長さ方向における略中央部から一端部側の範囲Aを絞ることができ、第二調整紐52で幼児抱持部2の長さ方向における略中央部から他端部側の範囲Bを絞ることができる。つまり、幼児抱持部2の範囲Aと範囲Bを別々に絞ることができる。それにより、状況に応じてより適切に幼児を使用者に密着させることができる。
挿通孔21は、幼児抱持部2の一端を折り返して縫合することで設けることもできるし、もう一枚布をあてて両脇を縫合することで設けることもできる。
調整紐5が設けられていることにより、幼児の体型や体勢に応じて、幼児抱持部2の一端を絞ることができる。それにより、幼児をより安定した状態で抱持することができる。
さらに、本実施例では、調整紐5が、リング4が設けられている一端部側の第一調整紐51と、他端部側の第二調整紐52の二本からなる。そのため、第一調整紐51で幼児抱持部2の長さ方向における略中央部から一端部側の範囲Aを絞ることができ、第二調整紐52で幼児抱持部2の長さ方向における略中央部から他端部側の範囲Bを絞ることができる。つまり、幼児抱持部2の範囲Aと範囲Bを別々に絞ることができる。それにより、状況に応じてより適切に幼児を使用者に密着させることができる。
また、幼児抱持部2の調整紐5が設けられていない側の幅方向端部23には、クッション材が介入されている。これにより、布が幼児の身体を圧迫することを防ぐことができる。
なお、調整紐5が設けられている方の幅方向端部にもクッション材を介在してもよい。この場合、クッション材を挿通孔21より内側に設けることもできるし、外側に設けることもできる。
なお、調整紐5が設けられている方の幅方向端部にもクッション材を介在してもよい。この場合、クッション材を挿通孔21より内側に設けることもできるし、外側に設けることもできる。
長さ調整部3は、幼児抱持部2のたるみ等を調整するためのものであり、それにより、幼児と使用者を密着させることができる。具体的には、リング4に長さ調整部3を挿通させ、長さ調整部3の引出し量(どの程度リング4に挿通させたか)を調整することによって、幼児抱持部2のたるみ等を調整する。
また、長さ調整部3は、幼児抱持部2との接合部から対向する端部に向けて(図面下方向に向けて)幅が広くなる末広がり形状になっている。ベビースリング100は、リング4に長さ調整部4を挿通して使用するが、長さ調整部3が末広がり形状となっているため、リング4との間の摩擦抵抗が高くなる。そのため、リング4から長さ調整部3が抜けて、幼児抱持部2がたるんだり、環が解けたりすることを防ぐことができる。当該効果により、幼児が後ろに反り返ったり、滑り落ちたりする危険性を低減することができる。
また、長さ調整部3は、幼児抱持部2との接合部から対向する端部に向けて(図面下方向に向けて)幅が広くなる末広がり形状になっている。ベビースリング100は、リング4に長さ調整部4を挿通して使用するが、長さ調整部3が末広がり形状となっているため、リング4との間の摩擦抵抗が高くなる。そのため、リング4から長さ調整部3が抜けて、幼児抱持部2がたるんだり、環が解けたりすることを防ぐことができる。当該効果により、幼児が後ろに反り返ったり、滑り落ちたりする危険性を低減することができる。
このとき、長さ調整部3において、長さ方向他端部側の幅31が、幼児抱持部2との接合部分の幅32の2倍以上であることが好ましい。これにより、長さ調整部3とリング4との摩擦抵抗が十分に大きくなり、長さ調整部3がリング4から抜けることを確実に防止することができる。
また、長さ調整部3は、使用時、使用者の前方に存するが、長さ調整部3が末広がり形状となっていることのより、デザイン性も向上する。
さらに、長さ調整部3の引出し量を調整することで、幼児抱持部2のたるみを調整することができるので、身体の小さい新生児から好適に利用することができる。また、縦抱き、横抱き等、種々の抱き方にも対応することができる。
加えて、幼児抱持部2のたるみを少し大きくすることで、抱きながら授乳することもできる。このとき、幼児抱持部2や長さ調整部3により、胸部付近を隠すこともできるので、授乳にも最適である。
加えて、幼児抱持部2のたるみを少し大きくすることで、抱きながら授乳することもできる。このとき、幼児抱持部2や長さ調整部3により、胸部付近を隠すこともできるので、授乳にも最適である。
次いで、ベビースリング100の使用方法について説明する。
図2乃至図4は、実際に幼児を抱持した時の図であり、図2は幼児を横抱きにした時の図、図3は幼児を縦抱きにした時の図、図4は使用者の背中側を示した図である。
また、図5及び図6は、長さ調整部3をリング4に挿通する方法を示す説明図である。なお、説明の便宜上、図5及び図6においては、二つあるリング4を第一リング41、第二リング42とする。
図2乃至図4は、実際に幼児を抱持した時の図であり、図2は幼児を横抱きにした時の図、図3は幼児を縦抱きにした時の図、図4は使用者の背中側を示した図である。
また、図5及び図6は、長さ調整部3をリング4に挿通する方法を示す説明図である。なお、説明の便宜上、図5及び図6においては、二つあるリング4を第一リング41、第二リング42とする。
ベビースリング100の使用方法としては、まず、リング4が使用者の前方にくるように、肩部1を肩に当てる。そして、肩から背中側にまわして、反対側の脇下を通し、リング4に長さ調整部3を挿通し、襷掛けをする。
リング4に対する挿通の方法としては、まず、図5に示す如く、長さ調整部3を第一リング41、第二リング42の順に、両方のリングに挿通させる。
そして、図6に示す如く、第一リングにのみ長さ調整部3を挿通させる。このときの挿通は、図5で示した最初の挿通とは逆の方向から行う。これにより、長さ調整部3が第一リング41と第二リング42に挟まれた状態となるので、長さ調整部がリング4から抜けることを防止することができる。
そして、図6に示す如く、第一リングにのみ長さ調整部3を挿通させる。このときの挿通は、図5で示した最初の挿通とは逆の方向から行う。これにより、長さ調整部3が第一リング41と第二リング42に挟まれた状態となるので、長さ調整部がリング4から抜けることを防止することができる。
また、第一実施例では長さ調整部3が末広がり形状となっている。そのため、リング4を挿通させた長さ調整部3がさらに抜けにくい状態となる。
次に、使用者の前方にある幼児抱持部2を袋状に広げた時に、幼児がちょうど包み込まれるように長さ調整部3の引出し量を調整する。
その後、幼児抱持部2の袋状にした部分によって、幼児を包み込むように、幼児を抱持し、幼児が使用者と密着するように長さ調整部3を引いて微調整を行う。
その後、幼児抱持部2の袋状にした部分によって、幼児を包み込むように、幼児を抱持し、幼児が使用者と密着するように長さ調整部3を引いて微調整を行う。
また、調整紐5を引いて幼児抱持部2の一端を絞り、調整紐5を結んで固定することで、より安定して幼児を抱持することができる。より詳しく説明すると、図2に示す如く幼児を横抱きした場合、調整紐5により、幼児の頭部を安定させて支持することができる。そのため、幼児が寝たりした場合でも、幼児の首が後ろに反ることを防ぐことができる。当該効果は、特に未だ首が据わっていない乳幼児に対して有効である。
また、図3に示す如く幼児を縦抱きにした場合、幼児の背中を安定させて支持することができる。そのため、幼児が後ろに反り返るのを防ぐことができる。また、幼児と使用者の密着性がさらに高まるので、幼児へより大きな安心感を与えることができる。
また、第一実施例では、上述したように調整紐5が第一調整紐51と第二調整紐52の二本からなるため、状況に応じて、より適切に幼児を使用者に密着させることができる。
また、図3に示す如く幼児を縦抱きにした場合、幼児の背中を安定させて支持することができる。そのため、幼児が後ろに反り返るのを防ぐことができる。また、幼児と使用者の密着性がさらに高まるので、幼児へより大きな安心感を与えることができる。
また、第一実施例では、上述したように調整紐5が第一調整紐51と第二調整紐52の二本からなるため、状況に応じて、より適切に幼児を使用者に密着させることができる。
また、調整紐5の長さを調整した後の調整紐5の引出し量の固定を、例えば図7で示すような紐留め具7により行ってもよい。
図7は、通し穴22から引き出された調整紐5を示した図である。
紐留め具7は、調整紐5が再び幼児抱持部2側に戻らないよう、幼児抱持部2(図示せず)の通し穴22方向の力に抗して係止するものである。紐留め具7を用いることにより、調整紐5の引出し量の調整・固定を容易に行うことができる。特に、一度調整紐5の引出し量を固定した後に変更することが、調整紐5を結んで固定した場合に比して、容易となる。
図7は、通し穴22から引き出された調整紐5を示した図である。
紐留め具7は、調整紐5が再び幼児抱持部2側に戻らないよう、幼児抱持部2(図示せず)の通し穴22方向の力に抗して係止するものである。紐留め具7を用いることにより、調整紐5の引出し量の調整・固定を容易に行うことができる。特に、一度調整紐5の引出し量を固定した後に変更することが、調整紐5を結んで固定した場合に比して、容易となる。
紐留め具7は、貫通孔71a付きの有底筒状本体71と、本体71内に一部を出没可能に組み込まれた貫通孔付きのロック部72とからなる。また、ロック部72はバネ等により突出方向へ付勢されており、バネ等の付勢力により、調整紐5の引出し量を固定させる。なお、調整紐5により、幼児抱持部2の絞り度合いを調整する場合は、ロック部72をバネ等の付勢力に抗して本体71内に押し込み、本体71とロック部72の両貫通孔を合わせた状態で行う。また、紐留め具7が外れないように、調整紐5の先端に結び目51を設けて、結び目51にストッパーの役割を担わせている。
なお、紐締め具7を使用する場合、調整紐5を図8に示すように配置することもできる。具体的には、通し穴22を、幼児抱持部の幅方向一端部に設けられた挿通孔21の両端の二箇所に設け、挿通孔21に調整紐5を挿通させる。そして、調整紐5は両通し穴22から引出され、引出された調整紐5に紐留め具7を設ける。この場合、引出された調整紐5を両方から引くことにより、幼児抱持部2を絞ることができる。
次いで、本発明の第二実施例に係るベビースリング200について説明する。
図9は、本発明の第二実施例に係るベビースリング200の展開状態を示した図であり、図10はベビースリング200により実際に幼児を抱持した時の説明図である。
なお、ベビースリング200において、第一実施例に係るベビースリング100と同様の構成には同様の参照番号を付しており、説明は省略する。
図9は、本発明の第二実施例に係るベビースリング200の展開状態を示した図であり、図10はベビースリング200により実際に幼児を抱持した時の説明図である。
なお、ベビースリング200において、第一実施例に係るベビースリング100と同様の構成には同様の参照番号を付しており、説明は省略する。
第二実施例に係るベビースリング200は、長さ調整部3にポケット状の収納部6を有している。
図10に示す如く、長さ調整部3は、使用時には使用者の前方に存する状態となる。そのため、長さ調整部3に収納部6を設けることにより、使用者にとって使い勝手のよい位置に収納部6が存することとなる。
図10に示す如く、長さ調整部3は、使用時には使用者の前方に存する状態となる。そのため、長さ調整部3に収納部6を設けることにより、使用者にとって使い勝手のよい位置に収納部6が存することとなる。
また、幼児を抱持している場合、両手がふさがっていることが多いため、他に鞄等を持つことは使用者にとって大きな負担となる。そのため、ベビースリングが収納部6を有することの意義は大きい。
収納部6には、ベビー用品や、幼児用のおもちゃ等を入れることができる。
収納部6には、ベビー用品や、幼児用のおもちゃ等を入れることができる。
また、収納部6の取り出し部61を係止具により開閉可能としてもよい。係止具としては、ボタンとボタン孔、ホック、チャック 或いは面ファスナー等を使用することができる。これにより、収納部6内の収納物を紛失したりすることを防ぐことができる。さらに、幼児が悪戯で収容物を取り出したり、口に入れたりすることも防ぐことができる。
また、係止具がホックや面ファスナーである場合、比較的容易に収納部の開閉を行うことができ、幼児を抱持していることで両手が自由に使えない状態でも使い勝手がよく好ましい。
また、係止具がホックや面ファスナーである場合、比較的容易に収納部の開閉を行うことができ、幼児を抱持していることで両手が自由に使えない状態でも使い勝手がよく好ましい。
本発明は、幼児を抱持する際に好適に利用可能である。
1 肩部
2 幼児抱持部
3 長さ調整部
4 リング
5 調整紐
51 第一調整紐
52 第二調整紐
6 収納部
61 収納口
10 帯体
100,200 ベビースリング
2 幼児抱持部
3 長さ調整部
4 リング
5 調整紐
51 第一調整紐
52 第二調整紐
6 収納部
61 収納口
10 帯体
100,200 ベビースリング
Claims (6)
- 使用者の身体に装着する帯体と、該帯体の長さ方向一端部に設けられた二つのリングからなるベビースリングであって、前記帯体において、使用者の肩に当てるための肩部と、幼児を抱持するための幼児抱持部と、前記リングに挿通するための長さ調整部が長さ方向に連続して形成されており、該幼児抱持部の幅方向の一端部に沿って設けられた挿通孔に、該幼児抱持部を絞るための調整紐が挿通されていることを特徴とするベビースリング。
- 前記幼児抱持部の長さ方向略中央部に、前記調整紐を前記挿通孔から取り出すための通し穴が二つ形成され、該調整紐が、該幼児抱持部の長さ方向一端部側から延出され、該一端部側の通し穴から取り出される第一調整紐と、該幼児抱持部の長さ方向他端部側から延出され、該他端部側の通し穴から取り出される第二調整紐とからなることを特徴とする請求項1記載のベビースリング。
- 該長さ調整部の幅が、前記一端部から前記他端部への方向に向けて広がっていることを特徴とする請求項1又は2記載のベビースリング。
- 前記長さ調整部に収納部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載のベビースリング。
- 前記収納部の収納口が開閉可能であることを特徴とする請求項4記載のベビースリング。
- 前記幼児抱持部の幅方向端部の少なくとも一方にクッション材が介入していることを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載のベビースリング。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006217889A JP2008036321A (ja) | 2006-08-10 | 2006-08-10 | ベビースリング |
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JP (1) | JP2008036321A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016507014A (ja) * | 2013-02-12 | 2016-03-07 | 2373945 オンタリオ インコーポレイテッド | 乳幼児補助具 |
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2006
- 2006-08-10 JP JP2006217889A patent/JP2008036321A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016507014A (ja) * | 2013-02-12 | 2016-03-07 | 2373945 オンタリオ インコーポレイテッド | 乳幼児補助具 |
US9808098B2 (en) | 2013-02-12 | 2017-11-07 | S2S Innvovations Inc. | Baby support |
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