JP2008031834A - 車両用ドアのロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アウトサイドハンドルの操作力を操作機構に円滑に伝達させる。
【解決手段】ラッチ機構7に、アウトサイドハンドル3及び操作機構5より下方の位置で、ドア1の幅方向を向く枢軸12により上下方向に揺動可能に枢着される中継レバー9と、上端部がアウトサイドハンドル3に連結され、かつ下端部が中継レバー9に設けた第1連結部91に連結されて、アウトサイドハンドル3の操作力を中継レバー9に伝達可能な第1操作力伝達部材8と、上端部が操作機構5に連結され、かつ下端部が中継レバー9に設けた第2連結部92に連結されて、アウトサイドハンドル3の操作による中継レバー9の作動を操作機構5に伝達可能な第2操作力伝達部材10を備える。枢軸12を、窓ガラス2の開閉軌跡延長線Bよりも内方に配置する。中継レバー9の第1、2連結部91、92を、開閉軌跡延長線Bよりも外方に設ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ドアの窓ガラスよりも外方に配置されるアウトサイドハンドルの操作力を、ドアの窓ガラスよりも内方に配置される操作機構を経由して、ドアを閉鎖状態に保持するラッチ機構に伝達可能とした車両用ドアのロック装置に関する。
従来、この種の車両用ドアのロック装置においては、ドアの窓ガラスよりも外方に配置されるアウトサイドハンドルの操作力を、窓ガラスよりも内方に配置される操作機構に伝達する必要がある。そのため、アウトサイドハンドルと操作機構とを、窓ガラスの下端または前端を迂回するようにして、ロッドまたは伝動ケーブル等の操作力伝達部材及び中継レバー等を介して連結しなければならない(例えば、特許文献1、2参照)。
特開昭63−47480号公報 特開2005−314899号公報
しかし、上記特許文献1に記載された車両用ドアのロック装置においては、アウトサイドハンドルの操作伝達を窓ガラスの下端を迂回させるための中継レバーが、ドアの底面に枢支されるため、部品点数が多くなるとともに、ドアへの組付け作業工数の増大を招く問題を有する。また、上記特許文献2に記載されたものにおいては、アウトサイドハンドルからの操作力を伝達する伝動ケーブルが、窓ガラスの外方から内方へ向くように湾曲させられて、ラッチ機構のケーシングに枢着された中継レバーに連結されるため、湾曲状態で配索された伝動ケーブルの操作力伝達効率が低下するとともに、伝動ケーブルのドア内への配索作業工数の増大を招く等の問題を有する。
本発明は、上述のような従来の課題に鑑み、簡単な構成で、アウトサイドハンドルの操作力を操作機構に円滑に伝達させることができるようにした車両用ドアのロック装置を提供することを目的としている。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)ドアの窓ガラスよりも外方に配置されるアウトサイドハンドルの操作力を、前記ドアの前記窓ガラスよりも内方に配置される操作機構を経由して、前記ドアを閉鎖状態に保持可能なラッチ機構に伝達可能な車両用ドアのロック装置において、前記ラッチ機構に、前記アウトサイドハンドル及び前記操作機構よりも下方の位置で、前記ドアの幅方向を向く枢軸により上下方向へ揺動可能に枢着される中継レバーと、上端部が前記アウトサイドハンドルに連結され、かつ下端部が前記中継レバーに設けた第1連結部に連結されて、前記アウトサイドハンドルの操作力を前記中継レバーに伝達可能な第1操作力伝達部材と、上端部が前記操作機構に連結され、かつ下端部が前記中継レバーに設けた第2連結部に連結されて、前記アウトサイドハンドルの操作による前記中継レバーの作動を前記操作機構に伝達可能な第2操作力伝達部材とを備え、前記枢軸を、前記窓ガラスの開閉軌跡延長線よりも内方に配置するとともに、前記中継レバーの前記第1、2連結部を、前記開閉軌跡延長線よりも外方に設ける。
(2)上記(1)項において、前記第1操作力伝達部材を、押し力が伝達可能な上下方向を向くロッドにより形成するとともに、前記中継レバーの前記第1連結部を、前記アウトサイドハンドルのほぼ真下に配置する。
(3)上記(1)または(2)項において、前記第2操作力伝達部材を、引っ張り力が伝達可能なボーデンケーブルにより形成する。
(4)上記(3)項において、前記ラッチ機構に、前記ボーデンケーブルのアウターケーブルの下部末端から露出し、前記中継レバーの前記第2連結部に連結されるインナーケーブルの上方を覆う庇部を設ける。
(5)上記(3)または(4)項において、前記中継レバーに、前記ボーデンケーブルのアウターケーブルの下部末端から露出し、前記中継レバーの前記第2連結部に連結されるインナーケーブルの上方を覆う庇部を設ける。
(6)上記(1)〜(5)項のいずれかにおいて、前記中継レバーを、前記ラッチ機構の噛合解除レバーより下方に配置する。
本発明によれば、次のような効果が奏せられる。
請求項1に係わる発明によると、アウトサイドハンドルと中継レバーとを、第1操作力伝達部材を介してほぼ直線的に連結することができるため、アウトサイドハンドルの操作力を、中継レバーを介して、操作機構に円滑かつ確実に伝達することができる。また、第1、2連結部を、中継レバーにおける窓ガラスの開閉軌跡延長線よりも外方に位置する一端部に集中して設けることができるため、中継レバーのドアの厚さ方向の長さを短縮して、中継レバーをドア内の限られた狭いスペースに設けることができる。
請求項2に係わる発明によると、アウトサイドハンドルと中継レバーの第1連結部とを、ロッドにより形成される第1操作力伝達部材によりほぼ直線的に連結することができ、アウトサイドハンドルの操作力を中継レバーにより確実に伝達することができる。
請求項3に係わる発明によると、窓ガラスの開閉軌跡延長線よりも外方にある中継レバーの第2連結部と、窓ガラスよりも内方にある操作機構とを、ボーデンケーブルにより形成される第2操作力伝達部材を介して簡単に連係することができる。
請求項4に係わる発明によると、ラッチ機構に設けた庇部により、ドア内に浸入した水滴がボーデンケーブルのインナーケーブルに付着しないように受け止めて、ボーデンケーブルの凍結等による作動不良を防止することができる。
請求項5に係わる発明によると、中継レバーに設けた庇部により、ドア内に浸入した水滴がボーデンケーブルのインナーケーブルに付着しないように受け止めて、ボーデンケーブルの凍結等による作動不良を防止することができる。
請求項6に係わる発明によると、中継レバーを枢着するための枢軸を、開閉軌跡延長線よりも内方に簡単に設定することができる。
以下、本発明に係わる一実施形態を、図に基づいて説明する。図1は、本発明を適用した車外から見た車両用ドアのロック装置の正面図、図2は、図1における矢視II拡大図、図3は、図2における矢示III部の拡大図、図4は、車外斜め後方から見た要部の拡大斜視図である。
なお、以下の説明においては、図1における左方、図2、3における図面奥を「前方」とし、図1における右方、図2、3における図面手前を「後方」とし、図1における図面手前、図2、3における左方を「外方」とし、図1における図面奥、図2、3における右方を「内方」とする。
スライドドア(以下、ドアと記す)1は、車体の側面に前後方向へ開閉可能に支持されるとともに、その上部の窓枠1aには、窓ガラス2が上下方向へ開閉可能に設けられている。
本発明に係わる実施形態の車両用ドアのロック装置は、ドア1の窓ガラス2よりも外方、すなわちドア1の外側面を形成するアウターパネル1bの前部に配置され、車外からドア1を開けるときに操作されるアウトサイドハンドル3と、ドア1の窓ガラス2よりも内方、すなわちドア1の内側面を形成するインナーパネル1cの前部に配置され、ドア1の適所に設けられるキーシリンダ、ロックノブ等の施解錠操作部(図示略)の操作に基いて解錠状態及び施錠状態に切り換え可能な操作機構5と、ドア1内の前、後部に配置され、車体側に固着されるフロント側ストライカ6及びリヤ側ストライカ(図示略)にそれぞれ噛合して噛合状態になることによって、ドア1を閉鎖状態に保持するラッチ機構をなすフロント側ドアラッチ機構7及びリヤ側ドアラッチ機構(図示略)を備えている。なお、リヤ側ドアラッチ機構は、本発明に直接関係しないため、図示及び説明は省略する。
操作機構5は、インナーパネル1cに固定される金属製のベースプレート51に、アウトサイドレバー52と、解錠状態のときアウトサイドレバー52に従動するリリースレバー53と、施解錠操作部の操作に従動するノブレバー(図示略)等が設けられることにより形成される。リリースレバー53は、後述の第3操作力伝達部材11及び他の操作力伝達部材を介して、フロント側ドアラッチ機構7の後述の噛合解除レバー73及びリヤ側ドアラッチ機構にそれぞれ連結される。
操作機構5の解錠状態とは、アウトサイドハンドル3または室内側から操作可能なインサイドハンドル4のいずれかを開扉操作することによって、フロント側ドアラッチ機構7及びリヤ側ドアラッチ機構の噛合状態を解除して、ドア1を開けることができる状態であり、また、施錠状態とは、アウトサイドハンドル3及びインサイドハンドル4のいずれを開扉操作しても、フロント側ドアラッチ機構7及びリヤ側ドアラッチ機構の噛合状態を解除不能にして、ドア1を開けることができない状態である。
フロント側ドアラッチ機構7は、窓ガラス2が全開位置まで下降したとき(図1参照)、窓ガラス2の前部下端に設けられた上方に向けて切り欠かれた切欠部2aよりも下方の位置で、かつアウトサイドハンドル3及び操作機構5よりも下方に配置されるとともに、フロント側ストライカ6と噛合することによって噛合状態となってドア1を閉鎖位置に保持する噛合部71と、噛合部71の一部を形成する第1ベースプレート72に車内外方向、すなわちドア1の厚さ方向を向く枢軸73aにより枢着され、リリース作動(図4において矢印A方向)することにより噛合部71の噛合状態を解除させる噛合解除レバー73を備えている。噛合部71の噛合状態が解除されると、ドア1の開きが可能になる。噛合解除レバー73は、ボーデンケーブルにより形成される第3操作力伝達部材11を介して、操作機構5のリリースレバー53に連結されることにより、リリースレバー53がアウトサイドレバー52に従動して作動することによりリリース作動する。窓ガラス2に切欠部2aを設けると、窓ガラス2を最大限まで下降させて、その開口面積を広くできるとともに、フロント側ラッチ機構7をより上方に配置することができ、操作機構5と中継レバー9との距離を縮めて、伝達効率の向上を図ることができる。
フロント側ドアラッチ機構7の第1ベースプレート72には、下方に延長する第2ベースプレート74が固着されている。なお、第2ベースプレート74は、第1ベースプレート72と一体的に形成しても良い。第2ベースプレート74における噛合解除レバー73よりも下方の下部には、前後方向、すなわちドア1の幅方向を向く枢軸12をもって、中継レバー9がドア1の幅方向に対して直角な面、すなわちドア1の厚さ方向を向く面に沿って上下方向へ揺動し得るように枢着される。
図中、13は、中継レバー9の車内側を向く他端部に設けられるカウンターウェイトで、ドア1に作用する慣性力の影響で解除方向(図2、3において矢印C方向)へ回動しないようにバランスをとる。14は、中継レバー9を解除方向Cと反対方向へ付勢するスプリングである。
中継レバー9は、その外方を向く一端部に形成された第1連結部91がアウトサイドハンドル3の操作力を伝達可能な上下方向を向く第1操作力伝達部材8の下端部に連結され、また、第1連結部91の近傍に形成された第2連結部92が中継レバー9の作動を操作機構5のアウトサイドレバー52に伝達可能な上下方向を向く第2操作力伝達部材10の下端部に連結される。なお、第1連結部91は、第1操作力伝達部材8の下部に形成されたねじ部81に係合することによって、第1操作力伝達部材8に対して上下方向に位置調節可能に連結される。
図2、3に示すように、中継レバー9の回転中心、すなわち枢軸12は、ドア1を前後方向から見た場合、窓ガラス2の開閉軌跡を下方に延長した開閉軌跡延長線Bよりも内方側に配置される。
中継レバー9の第1連結部91は、開閉軌跡延長線Bよりも外方側で、かつアウトサイドハンドル3のほぼ真下になるように形成される。また、第2連結部92も、第1連結部91と同様に、開閉軌跡延長線Bよりも外方側になるように形成される。
第1操作力伝達部材8は、押し力を下方へ伝達可能な金属製のロッド(丸棒)により形成されるとともに、上端部がアウトサイドハンドル3の可動部分に連結され、下端部が中継レバー9の第1連結部91に連結されて、アウトサイドハンドル3の開扉操作に従動して下方へ移動することにより、アウトサイドハンドル3の操作力を中継レバー9に伝達して、第1、2連結部91、92が下方へ移動するように、中継レバー9をリリース作動させる。なお、第1操作力伝達部材8は、適宜、ボーデンケーブル、リンク等により形成しても良い。
第2操作力伝達部材10は、上端部が操作機構5のアウトサイドレバー52に連結され、かつ下端部が中継レバー9の第2連結部92に連結されて、アウトサイドハンドル3の操作に伴う中継レバー9のリリース作動を操作機構5のアウトサイドレバー52に伝達して、アウトサイドレバー52をリリース作動させる。操作機構5が解錠状態にある場合には、リリースレバー53がアウトサイドレバー52に従動してリリース作動することによって、第3操作力伝達部材11を介して、フロント側ドアラッチ機構7及びリヤ側ドアラッチ機構の噛合状態を解除させる。
本実施形態においては、第2操作力伝達部材10は、引っ張り力を伝達可能なボーデンケーブルにより形成され、アウターケーブル101に挿通されたインナーケーブル102の上端部がアウトサイドレバー52に連結され、下端部が中継レバー9の第2連結部92に連結される。また、アウターケーブル101の下端部は、第2ベースプレート74に設けた庇部をなす折曲片741の下部に固定される。なお、第2操作力伝達部材10は、適宜、ロッド、リンク等により形成してもよい。
第2ベースプレート74の折曲片741は、アウターケーブル101の下端から露出するインナーケーブル102の上方を覆うように形成される。これにより、ドア1内に浸入した水滴を、折曲片741がボーデンケーブルのインナーケーブル102に付着しないように受け止めて、ボーデンケーブルの凍結等による作動不良を防止することができる。また、中継レバー9における第2連結部92の上方には、ボーデンケーブルのインナーケーブル102の上方を覆う庇部をなす折曲片93が形成される。この折曲片93も、第2ベースプレート74の折曲片741と同様に、ドア1内に浸入した水滴をボーデンケーブルのインナーケーブル102に付着しないように受け止めて、ボーデンケーブルの凍結等による作動不良を防止することができる。
以上のように、枢軸12を開閉軌跡延長線Bよりも内方側に配置したことと、第1連結部91を開閉軌跡延長線Bよりも外方側に配置したこととが相俟って、中継レバー9の回転中心(枢軸12)と力の作用点(第1連結部91)との間の距離Lを、長くすることができる。これにより、アウトサイドハンドル3の操作に基づく第1操作力伝達部材8の上下動に伴って、中継レバー9を上下方向へ円滑に回動させることができる。さらには、第1、2連結部91、92を、中継レバー9における窓ガラス2の開閉軌跡延長線Bよりも外方に位置する一端部に集中して設けることができるため、中継レバー9のドア1の厚さ方向の長さを短縮して、中継レバー9をドア1内の限られた狭いスペースに設けることができる。
第1操作力伝達部材8をロッドにより形成した場合には、そのことと中継レバー9の第1連結部91をアウトサイドハンドル3のほぼ真下に配置したこととが相俟って、アウトサイドハンドル3と中継レバー9の第1連結部91とを、ロッドにより形成される第1連結部材8によりほぼ垂直方向へ直線的に連結することができる。これにより、アウトサイドハンドル3の操作力を、中継レバー9に確実に伝達することができる。
第2操作力伝達部材10をボーデンケーブルにより形成した場合には、窓ガラス2の開閉軌跡延長線Bより外方にある中継レバー9の第2連結部92と、窓ガラス2より内方にある操作機構5とを簡単に連係することができる。
中継レバー9をフロント側ラッチ機構7の噛合解除レバー73よりも下方に配置した場合には、枢軸12を、噛合解除レバー73の取り付けスペースに邪魔されることなく、開閉軌跡延長線Bよりも内方に簡単に設定することができる。
本発明を適用した車外から見た車両用ドアのロック装置の正面図である。 図1における矢視II拡大図である。 図2における矢示部IIIの拡大図である。 車外斜め後方から見た要部の拡大斜視図である。
符号の説明
1 スライドドア(ドア)
1a 窓枠
1b アウターパネル
1c インナーパネル
2 窓ガラス
2a 切欠部
3 アウトサイドハンドル
4 インサイドハンドル
5 操作機構
6 フロント側ストライカ
7 フロント側ドアラッチ機構(ラッチ機構)
8 第1操作力伝達部材
9 中継レバー
10 第2操作力伝達部材
11 第3操作力伝達部材
12 枢軸
13 カウンターウェイト
14 スプリング
51 ベースプレート
52 アウトサイドレバー
53 リリースレバー
71 噛合部
72 第1ベースプレート
73 噛合解除レバー
73a 枢軸
74 第2ベースプレート
81 ねじ部
91 第1連結部
92 第2連結部
93 折曲片(庇部)
101 アウターケーブル
102 インナーケーブル
741 折曲片(庇部)
B 開閉軌跡延長線

Claims (6)

  1. ドアの窓ガラスよりも外方に配置されるアウトサイドハンドルの操作力を、前記ドアの前記窓ガラスよりも内方に配置される操作機構を経由して、前記ドアを閉鎖状態に保持可能なラッチ機構に伝達可能な車両用ドアのロック装置において、
    前記ラッチ機構に、前記アウトサイドハンドル及び前記操作機構よりも下方の位置で、前記ドアの幅方向を向く枢軸により上下方向へ揺動可能に枢着される中継レバーと、
    上端部が前記アウトサイドハンドルに連結され、かつ下端部が前記中継レバーに設けた第1連結部に連結されて、前記アウトサイドハンドルの操作力を前記中継レバーに伝達可能な第1操作力伝達部材と、
    上端部が前記操作機構に連結され、かつ下端部が前記中継レバーに設けた第2連結部に連結されて、前記アウトサイドハンドルの操作による前記中継レバーの作動を前記操作機構に伝達可能な第2操作力伝達部材とを備え、
    前記枢軸を、前記窓ガラスの開閉軌跡延長線よりも内方に配置するとともに、前記中継レバーの前記第1、2連結部を、前記開閉軌跡延長線よりも外方に設けたことを特徴とする車両用ドアのロック装置。
  2. 前記第1操作力伝達部材を、押し力が伝達可能な上下方向を向くロッドにより形成するとともに、前記中継レバーの前記第1連結部を、前記アウトサイドハンドルのほぼ真下に配置したことを特徴とする請求項1記載の車両用ドアのロック装置。
  3. 前記第2操作力伝達部材を、引っ張り力が伝達可能なボーデンケーブルにより形成したことを特徴とする請求項1または2記載の車両用ドアのロック装置。
  4. 前記ラッチ機構に、前記ボーデンケーブルのアウターケーブルの下部末端から露出し、前記中継レバーの前記第2連結部に連結されるインナーケーブルの上方を覆う庇部を設けたことを特徴とする請求項3記載の車両用ドアのロック装置。
  5. 前記中継レバーに、前記ボーデンケーブルのアウターケーブルの下部末端から露出し、前記中継レバーの前記第2連結部に連結されるインナーケーブルの上方を覆う庇部を設けたことを特徴とする請求項3または4記載の車両用ドアのロック装置。
  6. 前記中継レバーを、前記ラッチ機構の噛合解除レバーより下方に配置したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の車両用ドアのロック装置。
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