JP2009035987A - 緊急ロック解除機能付きラゲージドア構造 - Google Patents

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Yasuo Hirayama
平山  康雄
Hiroaki Nakai
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Abstract

【課題】ラゲージドアヒンジのヒンジカバーを利用して適切な位置にロック解除レバーを配置した緊急ロック解除機能付きラゲージドア構造の提供。
【解決手段】本発明による緊急ロック解除機能付きラゲージドア構造は、ラゲージドア10と、ロック解除動作により前記ラゲージドアのロック状態を解除させるドアロック機構部品16と、ラゲージドアを車体に対して開閉可能に支持するラゲージドアヒンジ20と、前記ラゲージドアヒンジに取り付けられ、前記ラゲージドアヒンジの少なくとも一部をカバーするヒンジカバー30と、前記ヒンジカバーに設けられるロック解除レバー40と、前記ロック解除レバーの操作に機械的に連動させて前記ドアロック機構部品のロック解除動作を生じさせるロック解除ケーブル50と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ラゲージドアのロック状態を車室内からの操作により機械的に解除させることが可能な緊急ロック解除機能を備えたラゲージドア構造に関する。
従来から、ラッチ部材とロッキングプレートとの係脱によってストライカの拘束および拘束解除が可能な噛合い機構を有するロック装置と、前記ロッキングプレートの操作部を係合解除方向に移動可能な電動オープナー機構とを備えた車両において、前記ロッキングプレートの操作部の先端に、第一の操作力伝達部材を介して、ラゲージルーム内において前記ロッキングプレートを係合解除方向に移動操作可能な第一のハンドルを連結すると共に、前記ロッキングプレートの操作部の先端に、第二の操作力伝達部材を介して、車室内から前記ロッキングプレートを係合解除方向に移動操作可能な第二のハンドルを連結したことを特徴とする電動オープナー機構付ロック装置を備えた車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−220958号公報
しかしながら、上述の特許文献1には、第一のハンドル及び第二のハンドル(ロック解除用操作部材)はラゲージルーム(ラゲージルーム)内や車室内の定位置に面ファスナ等で備え付けられるとの記載があるが、ラゲージドアヒンジやそのカバー部材との関係でロック解除用操作部材の具体的な取り付け位置を開示していない。
一般的に、緊急時に車室内から操作が予定されているロック解除用操作部材は、車室内に近い位置に配置されるのが望ましい。しかしながら、ロック解除用操作部材は、ケーブル(またはワイヤ)を介してラゲージドア側のロック装置に連結されることになるので、ロック解除用操作部材を車体側の定位置に配置すると、ラゲージドアの開成時に移動を考慮してケーブルの余長(初期の撓み)を長くする必要があり、また、ラゲージドアの開閉に伴いケーブルが屈曲及び伸張を繰り返すので、ケーブルの屈曲耐久性能への配慮が必要となる。他方、ロック解除用操作部材をラゲージドアの定位置に配置すると、ケーブルの余長を長くする必要性や屈曲耐久性能への配慮の必要性が無くなるが、ロック解除用操作部材を車室内から容易にアクセスできる位置に配置することが困難となる。また、いずれの配置方法でも、ロック解除用操作部材がラゲージドアを開けた際にラゲージルーム内の見栄えを阻害しないように構成されていることが望ましく、また、ラゲージドアを開けた際にロック解除用操作部材がユーザに視認され易い位置に配置することが望ましい。
そこで、本発明は、上述の各種の事情を鑑み、ラゲージドアヒンジのカバー部材を利用して適切な位置にロック解除用操作部材を配置した緊急ロック解除機能付きラゲージドア構造の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、第1の発明に係る緊急ロック解除機能付きラゲージドア構造は、車両のラゲージルームに対して設けられるラゲージドアと、
ロック解除動作により前記ラゲージドアのロック状態を解除させるロック機構と、
ラゲージドアを車体に対して開閉可能に支持するラゲージドアヒンジと、
前記ラゲージドアヒンジに取り付けられ、前記ラゲージドアヒンジの少なくとも一部をカバーするカバー部材と、
前記カバー部材に設けられるロック解除用操作部材と、
一端が前記ロック解除用操作部材に連結され、他端が前記ロック機構に連結され、前記ロック解除用操作部材の操作に機械的に連動させて前記ロック機構のロック解除動作を生じさせる操作力伝達部材と、を備えることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明に係るラゲージドア構造において、
前記ロック解除用操作部材は、前記カバー部材のラゲージルーム側の端部に設けられることを特徴とする。これにより、ロック解除用操作部材の操作性及び視認性を高めることが可能となる。
第3の発明は、第1又は2の発明に係るラゲージドア構造において、
前記ラゲージドアヒンジは、ラゲージドアが閉じられた状態において、ラゲージドア側からラゲージルーム内を車両前方に延びる第1部位と、前記第1部位の車両前方端部から上方に屈曲して車体側の回転支点に向けて上方に延在する第2部位とを有し、
前記カバー部材は、前記ラゲージドアヒンジの前記第1部位の少なくとも一部をカバーして該第1部位の被カバー部位に沿って車両前方に延びると共に、前記ラゲージドアヒンジの前記第1部位と第2部位との間の屈曲部付近で終端し、
前記ロック解除用操作部材は、前記屈曲部付近で終端する前記カバー部材の端部に設けられることを特徴とする。これにより、カバー部材の見栄えを損なうことなく、ロック解除用操作部材の操作性及び視認性をバランス良く高めることが可能となる。特にロック解除用操作部材の操作性は、ラゲージドアヒンジの屈曲部付近にロック解除用操作部材を配置することで効果的に向上する。
第4の発明は、第1〜3のうちのいずれかの発明に係るラゲージドア構造において、
前記カバー部材は、前記ラゲージドアヒンジの前記屈曲部を車両前方に越えて終端することを特徴とする。これにより、ロック解除用操作部材とラゲージドアヒンジとの間のスペースが大きくなり、ロック解除用操作部材の操作性を高めることできる。
第5の発明は、第1〜4のうちのいずれかの発明に係るラゲージドア構造において、
前記ラゲージドアヒンジは、ボックス断面を有し、前記カバー部材は、前記ラゲージドアヒンジのボックス断面に対応したコの字型断面を有し、
前記カバー部材のラゲージルーム側の端部のコの字型断面は、該断面に垂直な方向が開放されていることを特徴とする。これにより、ロック解除用操作部材とラゲージドアヒンジとの間のスペースへのアクセス性が良好となり、ロック解除用操作部材の操作性を高めることできる。
第6の発明は、第1〜5のうちのいずれかの発明に係るラゲージドア構造において、
前記ロック解除用操作部材は、前記カバー部材の端部の表面に形成された開口部又は切り欠き部に着脱可能に嵌め込まれ、
前記ロック解除用操作部材の操作は、前記カバー部材から前記ロック解除用操作部材を離脱させて引っ張ることにより実現されることを特徴とする。これにより、ロック解除用操作部材の操作時にカバー部材に負荷される力を無くすことができ、カバー部材に高い剛性・強度を付与する必要がなくなる。
第7の発明は、第1〜6のうちのいずれかの発明に係るラゲージドア構造において、
前記ロック解除用操作部材は、前記カバー部材の端部の表面に形成された開口部又は切り欠き部に揺動可能に取り付けられ、
前記ロック解除用操作部材の操作は、前記ロック解除用操作部材を揺動させることにより実現されることを特徴とする。
第8の発明は、第1〜7のうちのいずれかの発明に係るラゲージドア構造において、
前記ロック解除用操作部材には、ロック解除用操作部材であることを指示する表示が付与された表面を有し、該表面は、ラゲージドアが所定量開かれた状態で、略水平又は水平面に対して斜め上方の方向に法線方向を有することを特徴とする。これにより、ラゲージドアが所定量開かれた状態で、ロック解除用操作部材の視認性が向上する。即ち、ロック解除用操作部材の存在等をユーザに容易に認識してもらうことができる。
第9の発明は、第1〜8のうちのいずれかの発明に係るラゲージドア構造において、
前記ロック解除用操作部材は、ラゲージドアが閉じられた状態において、後部座席から乗員がアクセス可能な位置に設けられることを特徴とする。
第10の発明は、第1〜9のうちのいずれかの発明に係るラゲージドア構造において、
前記ラゲージドアヒンジと前記カバー部材との間の隙間に、前記操作力伝達部材が配置されることを特徴とする。
第11の発明は、第1〜10のうちのいずれかの発明に係るラゲージドア構造において、
前記ラゲージドアヒンジ及び前記カバー部材は、略左右対称に車両左右両側にそれぞれ設けられ、
左右の一方の前記ラゲージドアヒンジと前記カバー部材との間の隙間に、前記操作力伝達部材が配置され、左右の他方の前記ラゲージドアヒンジと前記カバー部材との間の隙間に、前記ロック機構に繋がるハーネスが配置されることを特徴とする。これにより、左右対称性を確保しつつ、ラゲージルームの限られたスペースを効率的に利用することができる。
第12の発明は、第1〜11のうちのいずれかの発明に係るラゲージドア構造において、
前記操作力伝達部材はケーブルからなることを特徴とする。
本発明によれば、ラゲージドアヒンジのカバー部材にロック解除用操作部材を設けることで、カバー部材との一体感によりロック解除用操作部材の見栄えが向上すると共に、操作性及び視認性の良い位置にロック解除用操作部材を配置することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、本発明による緊急ロック解除機能付きラゲージドア構造の一実施例を示す図であり、ラゲージドア(トランクリッド)10が開かれた状態を車両後方から斜め方向に視た斜視図である。図2は、図1に示す緊急ロック解除機能付きラゲージドア構造を車両側方向からの断面視で示す図である。図2には、ラゲージドア10が開かれた状態と閉じられた状態が併せて示されている。図3(A)は、車両右側の図1のA−A断面を示し、図3(B)は、車両左側の同様の断面を示す図である。図4は、ロック解除レバー関連部品の組み付け態様を示す分解図である。図4には、ヒンジカバー30に関してはラゲージルーム70側の端部が示されている。図5は、車室内からロック解除レバー40へのアクセス性を示す図である。
本実施例の緊急ロック解除機能付きラゲージドア構造は、主に、ラゲージドア10と、ドアロック機構部品16と、ラゲージドアヒンジ20と、ヒンジカバー30と、ロック解除レバー40と、ロック解除ケーブル50と、を備える。
ラゲージドア10は、例えば金属材料により形成され、車両のラゲージルーム70に対して設けられる。ラゲージドア10は、任意の構成であってよい。図示の例では、ラゲージドア10は、図2に示すように、アウタパネルとインナパネルからなる2重パネル構造を有し、車両後部の上面と背面を構成する全体としてL字型の断面を有する。
ドアロック機構部品16は、図1や図2に示すように、ラゲージドア10の背面側の端部に設けられる。ドアロック機構部品16は、車体側に設けられるストライカ(図示せず)に係合/離脱可能なロック機構と、該ロック機構のロック動作/アンロック動作の動力源となるアクチュエータ(図示せず)とを備える。ロック機構は、ストライカに係合/離脱可能なラッチの離脱動作を規制/許可する機構であってもよい。アクチュエータには、後述のワイヤハーネス90を介して、ボデーECU(図示せず)が接続される。ボデーECUは、例えば車室内に設けられる操作スイッチの操作に応じて、ドアロック機構部品16のアクチュエータを制御して、ラゲージドア10をロック/アンロックさせる。
ラゲージドアヒンジ20は、一端がラゲージドア10にボルト等により取り付けられ、他端がラゲージルーム70内で車体の固定部材に回転支点22を介して取り付けられ、ラゲージドア10を車体に対して開閉可能に支持する。図示の例では、ラゲージドアヒンジ20の車両後方側の端部が、ラゲージドア10の上面に取り付けられ、ラゲージドアヒンジ20の車両前方側の端部が、車両のリアウインドの下方のパネルに回転支点22を介して取り付けられている。尚、回転支点22には、ラゲージドア10の開度を調整するためのチェッカー機構が設定されていてもよい。
ラゲージドアヒンジ20は、例えば金属材料により形成され、図3(A)及び図3(B)に示すように、中空のボックス断面を有する部材(パイプ部材)であってよい。ラゲージドアヒンジ20は、図2に最も良く示されているように、ラゲージドア10が閉じられた状態において、ラゲージドア10側からラゲージルーム70内を車両前方に延びる第1部位24と、第1部位24の車両前方端部から上方に屈曲して車体側の回転支点22に向けて上方に延在する第2部位26とを有する。より詳細には、第1部位24は、ラゲージドア10の上面から開始して、先ず、車両前方に斜め下方に延在し、次いで、車両前方に略水平方向に延在する。第2部位26は、第1部位24の車両前方端部から上方に屈曲して、先ず、略鉛直方向上方に延在し、次いで、車両後方に向けて延在して回転支点22へと至る。尚、以下では、第1部位24と第2部位との境界の屈曲部を、「屈曲部27」と称する。このようなラゲージドアヒンジ20の形状により、図2にも示すように、ラゲージドアヒンジ20と車体側の部材と干渉を防止しつつ、ラゲージドア10を必要な開度まで開かせることができる。
図1に示す絵では、車両右側のラゲージドアヒンジ20だけが示されているが、実際には、車両左側にも同様のラゲージドアヒンジ20が設けられる。この場合、左右のラゲージドアヒンジ20は、実質的に左右対称の位置に設けられてよい。尚、これは、後述のヒンジカバー30についても同様である。
ヒンジカバー30は、ラゲージドアヒンジ20に取り付けられ、ラゲージドアヒンジ20の少なくとも一部をカバーする。ヒンジカバー30は、例えば図3(A)及び図3(B)に示すように、クリップ(又はグロメット)92を、ラゲージドアヒンジ20の車両後方側の面(図1のようなラゲージドア10が開いた状態で車両後方側となる面、以下同じ)に形成された穴に嵌め込むことにより、ラゲージドアヒンジ20に取り付けられる。ヒンジカバー30は、図2に最も良く示されているように、ラゲージドアヒンジ20の第1部位24の全体をカバーするが、ラゲージドアヒンジ20の第2部位2は実質的にカバーしない。即ち、ヒンジカバー30は、ラゲージドアヒンジ20の第1部位24の形状に沿って、ラゲージドア10の上面から開始して、先ず、車両前方に斜め下方に延在し、次いで、車両前方に略水平方向に延在し、第1部位24の車両前方端部付近、即ち屈曲部27付近で終端する。これは、ヒンジカバー30が屈曲部27付近で終端する場合でも、図1に最も良く示されているように、ラゲージドア10が開いた状態で車両後方側から視認可能なラゲージドアヒンジ20の部位の略全体をカバーすることができるからであり、また、ヒンジカバー30が屈曲部27付近で終端する場合には、後述の如く、後述のロック解除レバー40の操作性を高めることができるからである。ヒンジカバー30は、図2に最も良く示されているように、好ましくは、ラゲージドアヒンジ20の屈曲部27を車両前方に越えて終端する。これにより、図2に示すように、ヒンジカバー30のラゲージルーム70側の端部の裏側に、ラゲージドアヒンジ20が実質的に存在しない操作スペース80が画成されるので、後述の如くロック解除レバー40の操作性を高めることができる。
尚、図1に示す例では、ヒンジカバー30のラゲージドア10側の端部は、ラゲージドアヒンジ20のラゲージドア10側の端部と同様、ラゲージドア10の上面の裏側(ラゲージルーム70側)の面に設けられるドアカバー98によりカバーされる。
ヒンジカバー30は、例えば樹脂材料により形成され、図3(A)及び図3(B)に示すように、ボックス断面のラゲージドアヒンジ20に対応して、コの字型断面を有する。即ち、ヒンジカバー30は、ラゲージドアヒンジ20の車両後方側の面と左右の側面をカバーするような断面を有する。これは、組み付け性と見栄えの両立を考慮したためである。即ち、ラゲージドアヒンジ20の全周を囲繞するボックス断面とすると組み付け性が悪くなり、また、ラゲージドア10が開いた状態で車両後方側から視認可能なラゲージドアヒンジ20の各面(車両後方側の面と左右の側面)をカバーすれば、ラゲージドアヒンジ20が視認されることに起因した見栄えの悪化を防止できるからである。
ヒンジカバー30は、好ましくは、図4に示すように、ラゲージルーム70側の端部の端面が開放されており、即ちコの字型断面を閉塞する壁を有していない。これにより、図2に示すように、ヒンジカバー30のラゲージルーム70側の端部の裏側に形成される操作スペース80内へのユーザの手のアクセスが可能となり、後述のロック解除レバー40の操作性を高めることができる。
ヒンジカバー30とラゲージドアヒンジ20との間には、図3(A)及び図3(B)に示すように、特に左右方向の車両中心側に隙間96R,96Lが設定される。即ち、車両右側の構成では、図3(A)に示すように、ヒンジカバー30は、車両左側に左右方向の隙間96Rをラゲージドアヒンジ20に対して有し、車両左側の構成では、図3(B)に示すように、ヒンジカバー30は、車両右側に左右方向の隙間96Lをラゲージドアヒンジ20に対して有する。隙間96Rには、後述の解除ケーブル50が配置される(通される)。隙間96Lには、ドアロック機構部品16に繋がるワイヤハーネス90が配置される。解除ケーブル50及びワイヤハーネス90は、ラゲージドアヒンジ20のそれぞれ対応した側面に、クリップ94により固定される。
車両右側のヒンジカバー30は、図4に最も良く示されているように、ラゲージルーム70側の端部に、後述のロック解除レバー40の取り付け用の開口部又は切り欠き部(以下、開口部32という)を有する。即ち、ヒンジカバー30は、ヒンジカバー30の車両後方側の面(図1のようなラゲージドア10が開いた状態で車両後方側となる面、以下同じ)に開口部32が形成される。尚、車両左側のヒンジカバー30は、このような開口部32を有しない。
ロック解除レバー40は、ヒンジカバー30の開口部32に設けられる。従って、ロック解除レバー40は、屈曲部27付近で終端するヒンジカバー30の端部に設けられることになる。これにより、図5に模式的に示すように、ロック解除レバー40を車両前方に最大限近づけることができるので、リアシート(Rrシート)100を前方に倒し、リアシート100の裏側の開口部102から乗員が手を伸ばしてロック解除レバー40にアクセスする際のアクセス性が向上する。
ロック解除レバー40は、好ましくは、ヒンジカバー30と同一の材料(例えば樹脂材料)により形成される。ロック解除レバー40は、ヒンジカバー30の開口部32に対応した外形を有し、ヒンジカバー30の開口部32に着脱可能に嵌め込まれる。例えば、ロック解除レバー40は、図4に示すように、裏側に形成される爪部42をヒンジカバー30の開口部32の周縁に係合させることにより、ヒンジカバー30に取り付けられてよい。また、ロック解除レバー40の表面(図1のようなラゲージドア10が開いた状態で車両後方側となる表面、以下同じ)は、好ましくは、ヒンジカバー30との一体感が更に増すように、ヒンジカバー30の車両後方側の面に沿うように構成される。
ロック解除レバー40の表面には、図1に示すように、例えばラゲージドア10が開いた状態を模式的に示す図形表示が付与される。これにより、上述の如くラゲージドア10が開いた状態でヒンジカバー30のラゲージドア10側の端部が車両後方側から視認可能であることと相俟って、ラゲージドア10を開いた際にロック解除レバー40の存在、位置及びその機能をユーザに容易に認識してもらうことができる。即ち、ロック解除レバー40の存在、位置及びその機能は、オーナーズマニュアル等で周知が図られるが、ラゲージドア10を開いた際にユーザから見える位置にロック解除レバー40を配置することで、確実にユーザにその存在等を認識してもらうことができる。この観点から、図形表示が付与されるロック解除レバー40の表面は、ラゲージドア10が所定量開かれた状態(例えば全開状態)で、略水平又は水平面に対して斜め上方の方向に法線方向を有するのが望ましい。尚、図形表示が付与されるロック解除レバー40の表面が、ヒンジカバー30の車両後方側の面に沿うように構成されている場合、ヒンジカバー30の端部の面は、ラゲージドア10が所定量開かれた状態で、略水平又は水平面に対して斜め上方の方向に法線方向を有するように構成されてよい。
ロック解除レバー40の裏面には、後述のロック解除ケーブル50の端部(ワイヤの端部)が嵌合されるロック解除ケーブル保持部44が形成される。
ロック解除ケーブル50は、一端が上述の如くロック解除レバー40に連結され、他端がドアロック機構部品16のロック機構に連結される。ロック解除ケーブル50は、図3(A)に示すように、ヒンジカバー30とラゲージドアヒンジ20との間の隙間96Rを利用してドアロック機構部品16のロック機構側からロック解除ケーブル50まで通される。ロック解除ケーブル50は、ロック解除レバー40の操作に機械的に連動させてドアロック機構部品16のロック機構のロック解除動作を生じさせる。ロック解除ケーブル50の操作に起因したロック機構のロック解除動作は、上述のアクチュエータによる電動式のロック解除動作から独立して実現される。尚、ロック解除ケーブル50とロック機構の接続態様及びそれに関連するロック機構側の構成は、ロック解除ケーブル50が引かれた際にロックが解除されるように構成されていれば、任意であってよく、アクチュエータによる電動式のロック解除動作時にロック解除ケーブル50が引かれるような構成であっても、アクチュエータによる電動式のアンロック動作にロック解除ケーブル50が影響を受けない構成であってもよい。後者の場合、ロック解除ケーブル50の余長を最小限に抑えることができる。
次に、本実施例の緊急ロック解除機能付きラゲージドア構造の主要構成の組み付け方法の一例について概説する。
ドアロック機構部品16は、ラゲージドア10が開かれた状態でラゲージドア10に搭載される。この際、ドアロック機構部品16は、ロック解除ケーブル50が予め組みつけられた状態で搭載される。次に、ロック解除ケーブル50に予め組みつられたクリップ94を、ラゲージドアヒンジ20に組み付けることで、ロック解除ケーブル50をラゲージドアヒンジ20に沿って組みつけて行く。このとき、ロック解除ケーブル50のロック解除レバー40側の端部は自由な状態である。次いで、ヒンジカバー30をラゲージドアヒンジ20に組み付ける。このとき、ロック解除ケーブル50のロック解除レバー40側の端部はヒンジカバー30の開口部32から見える位置で自由な状態とされる。次いで、ロック解除ケーブル50のロック解除レバー40側の端部を、ロック解除レバー40に組み付け、ロック解除ケーブル50を組み付けた状態でロック解除レバー40を、ヒンジカバー30の開口部32に組み付ける。尚、ロック解除ケーブル50のロック解除レバー40への組み付けは、ヒンジカバー30のラゲージドアヒンジ20への組み付け前に実行されてもよい。最後に、ラゲージドア10にドアカバー98を組み付けて、本実施例の緊急ロック解除機能付きラゲージドア構造の主要構成の組み付けが完了する。尚、ドアカバー98の組み付けは、ヒンジカバー30をラゲージドアヒンジ20に組み付けた後であれば任意の段階で実現されてもよい。
次に、緊急ロック解除時の動作について説明する。
例えば、ドアロック機構部品16の電動式のアンロック動作が、アクチュエータや電源等の異常により実現されないような緊急時、ユーザは、図5に示すように、先ず、リアシート100を前方に倒し、その際に露出するリアシート100の裏側の開口部102から手を伸ばしてロック解除レバー40にアクセスする。次いで、ユーザは、ロック解除レバー40を、ヒンジカバー30から取り外す。このとき、ロック解除レバー40は、ロック解除ケーブル50を保持した状態で取り外される。次いで、ユーザは、取り外したロック解除レバー40を手で車両前方に引っ張る。これにより、ロック解除レバー40に保持されているロック解除ケーブル50が車両前方に引っ張られ、ドアロック機構部品16のロック機構のロック解除動作が生じ、ラゲージドアヒンジ20のロック状態が解除される。このようにして、緊急ロック解除が実現される。
以上説明した本実施例による緊急ロック解除機能付きラゲージドア構造によれば、とりわけ、以下のような優れた効果が奏される。
先ず、ロック解除レバー40がヒンジカバー30に設けられるので、緊急ロック解除機能付きラゲージドア構造全体としての見栄えを良好にしつつ、ロック解除レバー40を適切な位置に配置することが可能となる。例えば、ロック解除レバー40をヒンジカバー30に設けることで、上述の如くロック解除ケーブル50をヒンジカバー30の内側を通してラゲージドアヒンジ20に沿って配設でき、比較的長い経路を辿るロック解除ケーブル50のぶらつきを防止することができる。また、ロック解除レバー40をヒンジカバー30に設けることで、ロック解除ケーブル50を保護することができると共に、ロック解除ケーブル50が外部から見えることに起因した見栄えの悪化を防止することができる。また、上述の如くロック解除レバー40をヒンジカバー30に一体的に組み付けることで、ロック解除レバー40とヒンジカバー30の一体感により見栄えが向上する。また、ロック解除レバー40がラゲージルーム70内のヒンジカバー30の端部に設けられるので、ロック解除レバー40を車室内からユーザがアクセスし易い位置に配置することが可能となると共に、ラゲージドア10を開けたときのロック解除レバー40の位置をユーザの認識し易い位置に設定することが可能となる。即ち、ラゲージドア10が閉じた状態では、ユーザがアクセスし易くなる位置にロック解除レバー40が位置するので、ロック解除レバー40の操作性が良好となると共に、ラゲージドア10が開いた状態では、ユーザの目に入り易い位置にロック解除レバー40が来るので、ロック解除レバー40の視認性が良好となる。また、上述の如くヒンジカバー30をラゲージドアヒンジ20の屈曲部27付近で終端させることで、ヒンジカバー30の端部に設けられるロック解除レバー40の操作性及び視認性の双方をバランス良く効率的に高めることが可能となる。特に、ヒンジカバー30がラゲージドアヒンジ20の屈曲部27を車両前方に越えてから終端する場合には、ヒンジカバー30の裏側の操作スペース80が大きくなり、ロック解除レバー40の裏側に指を入れて容易にロック解除レバー40をヒンジカバー30から離脱させることができる。また、これに関連して、ロック解除レバー40が設けられるヒンジカバー30の端部の端面を開断面とすることで、操作スペース80内へのアクセス性が向上して、ロック解除レバー40の離脱操作が容易となる。
また、ロック解除レバー40は、上述の如くヒンジカバー30から離脱させて引っ張ることで操作されるので、ロック解除レバー40の操作時にヒンジカバー30に入力が一切入らず、従って、ヒンジカバー30に比較的大きな強度・剛性を付与する必要性を無くすことができる。但し、本発明は他の構成を除外するものではなく、例えば、車両のサイドドアのアウタハンドルやインナハンドルのように、ロック解除レバー40は、ヒンジカバー30に揺動可能(回動可能)に組みつけられてもよく、ロック解除レバー40を揺動させることによりロック解除ケーブル50が引かれてロック解除動作が生ずるようにしてもよい。この際、ロック解除レバー40の揺動軸は、ヒンジカバー30の比較的小さい強度・剛性を考慮して、強度・剛性の高いラゲージドアヒンジ20側に構成してもよい。或いは、機構が複雑となるが、ロック解除レバー40は、押し込まれた際にロック解除ケーブル50が引かれるようにリンクと接続されたプッシュ型のボタンにより構成されてもよい。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上述の実施例では、好ましい実施例として、可撓性があるが故に組み付け性等に優れたロック解除ケーブル50を用いているが、ロック解除レバー40の操作に機械的に連動させてロック機構のロック解除動作を生じさせる操作力伝達部材として、他のリンク機構を用いてもよい。
また、上述の実施例では、車両の右側のヒンジカバー30にロック解除レバー40及びロック解除ケーブル50を設けているが、それに代えて、車両の左側のヒンジカバー30にロック解除レバー40及びロック解除ケーブル50を設けてもよい。また、上述の実施例では、ラゲージルーム70の必要なスペースの制約等により、ヒンジカバー30とラゲージドアヒンジ20との間の左右方向の隙間を大きく設定できないことを考慮し、また、左右の対称性を考慮して、左右の一方のヒンジカバー30とラゲージドアヒンジ20との間の隙間96Rにロック解除ケーブル50を通し、他方のヒンジカバー30とラゲージドアヒンジ20との間の隙間96Lにワイヤハーネス90を通している。しかしながら、左右の一方のヒンジカバー30とラゲージドアヒンジ20との間の隙間(96R又は96L)にロック解除ケーブル50及びワイヤハーネス90の双方を通してもよい。
また、上述の実施例では、好ましい実施例として、ロック解除レバー40は、ヒンジカバー30のみに支持され、ラゲージドアヒンジ20との間で直接的な係合部を有していないが、ロック解除レバー40は、ヒンジカバー30及びラゲージドアヒンジ20の双方に対して離脱可能に係合されていてもよい。
本発明による緊急ロック解除機能付きラゲージドア構造の一実施例を示す図である。 図1に示す緊急ロック解除機能付きラゲージドア構造を車両側方向からの断面視で示す図である。 図3(A)は、車両右側の図1のA−A断面を示し、図3(B)は、車両左側の同様の断面を示す図である。 ロック解除レバー関連部品の組み付け態様を示す分解図である。 車室内からロック解除レバー40へのアクセス性を示す図である。
符号の説明
10 ラゲージドア
16 ドアロック機構部品
20 ラゲージドアヒンジ
22 回転支点
24 第1部位
26 第2部位
27 屈曲部
30 ヒンジカバー
32 開口部
40 ロック解除レバー
42 爪部
44 ロック解除ケーブル保持部
50 ロック解除ケーブル
70 ラゲージルーム
80 操作スペース
92 クリップ
94 クリップ
96L 隙間
96R 隙間
98 ドアカバー
100 リアシート
102 リアシートの裏側の開口部

Claims (12)

  1. 車両のラゲージルームに対して設けられるラゲージドアと、
    ロック解除動作により前記ラゲージドアのロック状態を解除させるロック機構と、
    ラゲージドアを車体に対して開閉可能に支持するラゲージドアヒンジと、
    前記ラゲージドアヒンジに取り付けられ、前記ラゲージドアヒンジの少なくとも一部をカバーするカバー部材と、
    前記カバー部材に設けられるロック解除用操作部材と、
    一端が前記ロック解除用操作部材に連結され、他端が前記ロック機構に連結され、前記ロック解除用操作部材の操作に機械的に連動させて前記ロック機構のロック解除動作を生じさせる操作力伝達部材と、を備えることを特徴とする、緊急ロック解除機能付きラゲージドア構造。
  2. 前記ロック解除用操作部材は、前記カバー部材のラゲージルーム側の端部に設けられる、請求項1に記載のラゲージドア構造。
  3. 前記ラゲージドアヒンジは、ラゲージドアが閉じられた状態において、ラゲージドア側からラゲージルーム内を車両前方に延びる第1部位と、前記第1部位の車両前方端部から上方に屈曲して車体側の回転支点に向けて上方に延在する第2部位とを有し、
    前記カバー部材は、前記ラゲージドアヒンジの前記第1部位の少なくとも一部をカバーして該第1部位の被カバー部位に沿って車両前方に延びると共に、前記ラゲージドアヒンジの前記第1部位と第2部位との間の屈曲部付近で終端し、
    前記ロック解除用操作部材は、前記屈曲部付近で終端する前記カバー部材の端部に設けられる、請求項1又は2に記載のラゲージドア構造。
  4. 前記カバー部材は、前記ラゲージドアヒンジの前記屈曲部を車両前方に越えて終端する、請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載のラゲージドア構造。
  5. 前記ラゲージドアヒンジは、ボックス断面を有し、前記カバー部材は、前記ラゲージドアヒンジのボックス断面に対応したコの字型断面を有し、
    前記カバー部材のラゲージルーム側の端部のコの字型断面は、該断面に垂直な方向が開放されている、請求項1〜4のうちのいずれか1項に記載のラゲージドア構造。
  6. 前記ロック解除用操作部材は、前記カバー部材の端部の表面に形成された開口部又は切り欠き部に着脱可能に嵌め込まれ、
    前記ロック解除用操作部材の操作は、前記カバー部材から前記ロック解除用操作部材を離脱させて引っ張ることにより実現される、請求項1〜5のうちのいずれか1項に記載のラゲージドア構造。
  7. 前記ロック解除用操作部材は、前記カバー部材の端部の表面に形成された開口部又は切り欠き部に揺動可能に取り付けられ、
    前記ロック解除用操作部材の操作は、前記ロック解除用操作部材を揺動させることにより実現される、請求項1〜6のうちのいずれか1項に記載のラゲージドア構造。
  8. 前記ロック解除用操作部材には、ロック解除用操作部材であることを指示する表示が付与された表面を有し、該表面は、ラゲージドアが所定量開かれた状態で、略水平又は水平面に対して斜め上方の方向に法線方向を有する、請求項1〜7のうちのいずれか1項に記載のラゲージドア構造。
  9. 前記ロック解除用操作部材は、ラゲージドアが閉じられた状態において、後部座席から乗員がアクセス可能な位置に設けられる、請求項1〜8のうちのいずれか1項に記載のラゲージドア構造。
  10. 前記ラゲージドアヒンジと前記カバー部材との間の隙間に、前記操作力伝達部材が配置される、請求項1〜9のうちのいずれか1項に記載のラゲージドア構造。
  11. 前記ラゲージドアヒンジ及び前記カバー部材は、略左右対称に車両左右両側にそれぞれ設けられ、
    左右の一方の前記ラゲージドアヒンジと前記カバー部材との間の隙間に、前記操作力伝達部材が配置され、左右の他方の前記ラゲージドアヒンジと前記カバー部材との間の隙間に、前記ロック機構に繋がるハーネスが配置される、請求項1〜10のうちのいずれか1項に記載のラゲージドア構造。
  12. 前記操作力伝達部材はケーブルからなる、請求項1〜11のうちのいずれか1項に記載のラゲージドア構造。
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