JP2008031101A - γ−アミノ酪酸含量の高い桑の葉の製造方法 - Google Patents

γ−アミノ酪酸含量の高い桑の葉の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】桑の葉に対して嫌気処理のみを施す製造方法に比べてγ−アミノ酪酸含量の高い桑の葉を得ることができる桑の葉の製造方法を提供する。
【解決手段】γ−アミノ酪酸含量の高い桑の葉を製造する方法は、桑の葉に嫌気処理を施してγ−アミノ酪酸含量を増加させた後、好気処理を施してグルタミン酸含量を増加させる一連の操作を行った後、最後に嫌気処理を施して、桑の葉に前記嫌気処理のみを施したときよりも、γ−アミノ酪酸含量を増加させるものである。一連の操作の嫌気処理は13〜35時間行われ、好気処理は5〜11時間行われると共に、最後の嫌気処理は13〜35時間行われることが好ましい。また、一連の操作は1回前の嫌気処理と好気処理の一連のサイクルの後の最後の嫌気処理によるγ−アミノ酪酸含量よりも増える間繰り返すことが好ましい。さらに、桑の葉は萎凋処理されたものが好ましい。
【選択図】なし

Description

本発明は、桑の葉の嫌気処理と好気処理を交互に繰り返した後、最後に嫌気処理を施すことにより、血圧降下作用、神経鎮静作用、中性脂肪抑制作用など様々な生理活性作用を有するγ−アミノ酪酸含量の高い桑の葉を製造する方法に関するものである。
近年食生活が乱れる中、成人病患者は増加するばかりで、とりわけ高血圧性疾患患者の増加が著しい。また、仕事に追われ、時間にゆとりのない食生活を送ることにより、ストレスをかかえている人も増加している。そんな中、健康食品に関する関心は高まり、血圧降下作用或いは神経鎮静作用を有する幾つかの健康食品が開発されている。
例えば、γ−アミノ酪酸(以下、GABAと略記することがある。)は血圧降下作用、神経鎮静作用、中性脂肪抑制作用などを有することが知られており、GABAを蓄積させ、高含量にしたものが開発されている。GABAは、L−グルタミン酸脱炭酸酵素によってグルタミン酸(以下、Gluと略記する。)から脱炭酸されて生じる遊離アミノ酸である。これまで、茶葉に対して嫌気処理と好気処理を交互に繰り返した後、最後に嫌気処理をすることにより、茶葉中の含有成分のGABA含量を高める製造方法は開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
また、桑の葉に対して嫌気処理のみをし、GABA含量を高める製造方法も開示されている(例えば、非特許文献1を参照)。
特開平11−127781号公報(第1頁、第2頁、図1及び図6) 江藤他:大分県産業科学技術センター 研究報告、16、85〜87(2004)
前記非特許文献1によれば、好気処理の条件として、温度が5℃という低温であり、処理時間が1時間という短時間に設定されていることから、好気処理による効果が十分に発揮されていないものと考えられる。すなわち、好気処理において、γ−アミノ酪酸含量が若干減少し、グルタミン酸含量が若干増加する程度に過ぎないものと推測される。その結果、再び嫌気処理を行った後にγ−アミノ酪酸含量の増加は認められなかったものと考えられる。従って、桑の葉について、従来の嫌気処理のみを施す製造方法に比べて、γ−アミノ酪酸含量の高い桑の葉を得る製造方法が求められている。
本発明は、以上のような従来技術の問題点に着目してなされたもので、その目的とするところは、桑の葉に対して嫌気処理のみを施す製造方法に比べて、γ−アミノ酪酸含量の高い桑の葉を得ることができる桑の葉の製造方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明のγ−アミノ酪酸含量の高い桑の葉の製造方法は、桑の葉に嫌気処理を施してγ−アミノ酪酸含量を増加させた後、好気処理を施してグルタミン酸含量を増加させる一連の操作を行った後、最後に嫌気処理を施して、桑の葉に前記嫌気処理のみを施したときよりも、γ−アミノ酪酸含量を増加させることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明の製造方法は、請求項1において前記一連の操作における嫌気処理は13〜35時間行われ、好気処理は5〜11時間行われると共に、最後の嫌気処理は13〜35時間行われることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明の製造方法は、請求項1又は請求項2においてγ−アミノ酪酸含量が1回前の嫌気処理と好気処理の一連のサイクルの後の最後の嫌気処理によるγ−アミノ酪酸含量よりも増える間、前記嫌気処理と好気処理の一連の操作を繰り返すことを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明の製造方法は、請求項1から請求項3のいずれか一項において前記桑の葉は萎凋処理されたものであることを特徴とするものである。
本発明によれば、次のような効果を発揮することができる。
請求項1に記載の発明の桑の葉の製造方法によれば、一連の操作の嫌気処理によりGABAが増え、好気処理によりGluが増える。好気処理により増えるGlu量は、減少するGABA量を上回るものと考えられる。そのため、最後に嫌気処理をすることで前記好気処理により増加したGluがGABAに変換される。従って、嫌気処理のみを施す従来の製造方法に比べて、GABA含量の高い桑の葉を得ることができる。
請求項2に記載の発明の桑の葉の製造方法によれば、嫌気処理と好気処理の一連の操作の各処理時間及び最後の嫌気処理の処理時間が適切である。従って、請求項1に記載の発明の効果に加えて、一層GABA含量の高い桑の葉を得ることができる。
請求項3に記載の発明の桑の葉の製造方法によれば、嫌気処理と好気処理の一連の操作を繰り返す回数が適切である。従って、請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加えて、時間を無駄にすることなく、より一層GABA含量の高い桑の葉を得ることができる。
請求項4に記載の発明の桑の葉の製造方法によれば、桑の葉は萎凋処理されたものである。萎凋処理は一種の発酵処理であり、この処理により原料である桑の葉中のGluをはじめとする各種アミノ酸含量が高められる。従って、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、さらにGABA含量の高い桑の葉を得ることができる。また、発酵した状態の桑の葉を原料として使用するので、桑特有の風味が醸し出された桑の葉を得ることができる。
以下、本発明の最良と思われる実施形態について詳細に説明する。
本実施形態のGABA含量の高い桑の葉の製造方法は、桑の葉に嫌気処理を施してγ−アミノ酪酸含量を増加させた後、好気処理を施してグルタミン酸含量を増加させる一連の操作を行った後、最後に嫌気処理を施して、桑の葉に前記嫌気処理のみを施したときよりも、γ−アミノ酪酸含量を増加させるものである。
桑は、熱帯から亜熱帯の山野に自生しているクワ科クワ属の植物の総称で、酸素の放出量が多く環境にやさしい樹木で、街路樹としても植えられている。その桑の葉には、桑に特有な成分1−デオキシノジリマイシン(以下、DNJと略記する。)、GABA等の有効な成分が含まれている。DNJには食後の血糖値上昇抑制作用が、GABAには血圧降下作用、神経鎮静作用等が知られている。従って、桑の葉は、糖尿病、高血圧等に効果があるとされている。桑の葉は、例えば日本では主にヤマグワ、カラヤマグワ、ログワの3種の系統が栽培されており、品種は100種類以上に及んでいる。
本実施形態で使用する桑の葉の品種は特に制限されず、例えばきぬゆたか、一ノ瀬などが挙げられる。桑の葉の摘採時期及び摘採部位も特に制限されない。例えば、春に採取したものであっても、秋に採取したものであってもよい。また、部位は桑樹の枝の基部であっても、中部であっても、先端部であっても、又は葉柄であっても、葉であってもよい。しかし、桑の葉特有の成分の一つで、食後の血糖値上昇抑制作用のあるDNJが多く含まれることから、春の新芽の桑の葉の先端部を使用することが特に好ましい。また、部位としては、葉の方が葉柄よりもアミノ酸量が豊富なので、葉柄を除いた葉を選別して使用することが好ましい。
前記嫌気処理とは、原料である桑の葉を嫌気的条件の下に置くことを意味する。この嫌気処理によって、桑の葉中のGluがL−グルタミン酸脱炭酸酵素によって脱炭酸されて、GABAが生成する。嫌気処理の方法は特に限定されず、例えば桑の葉を適当な大きさの容器等に入れ、ポンプ等で吸引して真空に近い状態としたり、又は真空にする代わりに窒素、炭酸ガス等の不活性ガスを送り込んで嫌気状態としても良い。中でも、確実に嫌気状態にすることができGABAが効率的に得られることから、桑の葉を容器に充填し、容器内を不活性ガスで置換した後、密閉して行われることが特に好ましい。
嫌気処理をする時間、即ち嫌気処理時間は、好ましくは13〜35時間、より好ましくは16〜32時間、さらに好ましくは20〜28時間である。嫌気処理時間が13時間未満の場合には、GABAに変化する含有成分であるGluがまだ豊富に残っており、またGABAの生成量が十分でないので好ましくない。逆に、嫌気処理時間が35時間を越える場合には、桑の葉の細胞が死滅し、また時間に見合うだけの十分なGABAが生成しないので好ましくない。なお、嫌気処理をする温度、即ち嫌気処理温度は、通常10〜30℃程度であることが好ましい。処理温度が低い場合には嫌気処理時間を長くする必要がある。
一方、好気処理は、桑の葉を好気的条件の下に置くことを意味する。この好気処理によって、GABAの一部がGluに戻り、また桑の葉に含まれるGABA以外の他のアミノ酸などの含有成分がGluに変換されるためGluの蓄積量が増える。このGluの増加が、最後の嫌気処理でGABAの増量をもたらす。
好気処理の方法としては特に限定されず、空気を送り込んで好気的条件にしたり、又は開放し外気に触れさせる方法がある。好気処理をする時間、すなわち好気処理時間は、好ましくは5〜11時間、より好ましくは6〜10時間、さらに好ましくは7〜9時間である。好気処理時間が5時間未満の場合には、Gluの蓄積量が十分でなく、その後の嫌気処理によるGABAの十分な生成量を期待できないので好ましくない。逆に、好気処理時間が11時間を越える場合には、嫌気処理で生成したGABAが多量に減少するので好ましくない。なお、好気処理をする温度、即ち好気処理温度は、通常10〜30℃程度であることが好ましい。
本実施形態では、上記の嫌気処理と好気処理の一連の操作は1回行っても、複数回行ってもどちらでもよい。複数回とは特に限定されないが、通常2〜12回程度繰り返すのが適切である。あまり多く繰り返しても、それに見合うだけの十分なGABA量の増加が期待できないからである。
そして、前記嫌気処理と好気処理の一連の操作が終了した後、最後の嫌気処理を行う。ここでいう嫌気処理は、先に述べた条件と同様な条件で行えばよく、前記条件の範囲内であれば、処理時間や処理温度等は前回までの条件と同じである必要はない。
桑の葉の形態としては特に制限されず、採取したままの葉の原形を留めるものであっても、予め細かく切断したものであってもよい。しかし、予め細かく切断することで、葉の表面積が増え、酵素反応が進行しやすい良い嫌気状態又は好気状態にすることができる。その結果、切断しないときに比べ、多量のGluが生成し、結果としてGABA含量が高まるので、予め細かく切断しておくと良い。また、細かく切断することで作業性も改善される。なお、細かくとは具体的には2〜3cm程度にすることが好ましい。
また、前記桑の葉の形態としては、萎凋処理されたものであっても、萎凋処理されていないものであってもどちらでも良い。ここでいう萎凋処理とは、桑の葉を採取後、一定時間静置し、葉を萎えさせることであり、一種の発酵処理に相当する。萎凋処理をすることで桑の葉が発酵し、その結果、原料である桑の葉中のGluをはじめとする各種アミノ酸含量が高められる。萎凋処理により、桑の葉中のGlu含量が高まると、上述したようにその後嫌気処理を行うことによりGABA含量を高めることができる。従って、萎凋処理を行った桑の葉を原料として用いることが好ましい。
なお、前記萎凋処理において一定時間静置しとは、通常12〜24時間以上静置することを意味する。ただし、萎凋処理は一種の発酵処理に相当し、作業環境温度の影響を受けやすい。従って、作業環境温度が10℃前後と低いときには萎凋処理時間を延ばしたほうがよい。
本実施形態の原料である桑の葉は、生理活性作用のある有効成分として上述したGABA、DNJの他にVal、Leu、Ileなどの分岐アミノ酸を含有している。分岐アミノ酸は、筋肉蛋白質の15〜20%を占めており、筋肉を保つために必要なアミノ酸で、疲労回復、体脂肪低下、筋力アップ等に効果がある。本実施形態の製造方法では、GABA含量を高めるだけではなく、上記DNJ及び分岐アミノ酸の含量を高めることもできる。
本実施形態の製造方法によって得られる桑の葉は、GABA、DNJ、分岐アミノ酸を有効成分として含有している。従って、GABA、DNJ及び分岐アミノ酸が有する生理活性作用を利用して、食品、健康食品及び医薬品等の種々の形態で用いられる。なお、例えば、GABAの作用としては、血圧上昇抑制、神経鎮静、中性脂肪抑制などが、DNJの作用としては、食後の血糖値上昇抑制などが、分岐アミノ酸の作用としては体脂肪低下、疲労回復、筋力アップなどが挙げられる。前記健康食品の剤形としては特に限定されず、例えば錠剤、ハードカプセル、ソフトカプセル、粉末、顆粒、エキス、ドリンク等の形態が挙げられる。
また、本実施形態の製造方法によって得られる桑の葉は、必要に応じて最後の嫌気処理のあと、蒸気で蒸し、酵素を失活させるとよい。この操作により、青臭さがなく、保存性が良い桑の葉とすることができる。さらに、必要に応じて桑の葉を蒸気で蒸した後、葉を揉むという揉捻処理をするとよい。この操作により、葉中に含まれる成分が浸出しやすい状態にすることができる。このことから、例えば、本実施形態の製造方法により得られる桑の葉を桑茶として利用する場合には、揉捻処理をすることが好ましい。
さて、本実施形態における作用について説明すると、桑の葉に対して一連の操作の嫌気処理を施すことによりGABAが増加し、好気処理を施すことによりGABAが減少する傾向を示し、Gluが増加する。このとき、Gluの増加は、GABA以外のアミノ酸がGluに変化することによるものと考えられ、その分がGABAの増量に繋がる。そして、最後の嫌気処理を施すことにより前記好気処理で増加したGluがGABAに変換され、従来の嫌気処理のみを施す製造方法に比べて、GABA含量の高い桑の葉が得られる。
例えば、温度25℃の条件下で嫌気処理24時間と好気処理8時間の一連の操作を3回繰り返し行った後、最後に嫌気処理を24時間行ったときのGluの減少量とGABAの生成量を比較すると、GABAの生成量の方が約6倍多い結果となる。この結果より、本実施形態の製造方法では好気処理工程においてGlu以外の他の物質がGluに変化しているものと考えられる。
前記実施形態によって発揮される効果について、以下にまとめて記載する。
・ 本実施形態の桑の葉の製造方法によれば、一連の操作の嫌気処理後に好気処理を行い、その好気処理でGluの増量を図り、その増量したGluが最後の嫌気処理でGABAに変換される。従って、嫌気処理のみを施す従来の製造方法に比べて、GABA含量の高い桑の葉を得ることができる。
・ 本実施形態の桑の葉の製造方法によれば、一連の操作の嫌気処理は13〜35時間行われ、好気処理は5〜11時間行われると共に、最後の嫌気処理は13〜35時間行われる。従って、処理時間が適切であるので、一層GABA含量の高い桑の葉を得ることができる。
・ 本実施形態の桑の葉の製造方法によれば、一連の操作の嫌気処理と好気処理の繰り返し回数が1〜12回と適切である。従って、時間を無駄にすることなく、より一層GABA含量の高い桑の葉を得ることができる。
・ 本実施形態の桑の葉の製造方法によれば、桑の葉は萎凋処理されたものである。萎凋処理は一種の発酵処理であり、この処理により原料である桑の葉中のGluをはじめとする各種アミノ酸含量が高められる。従って、萎凋処理されていない桑の葉のときよりも、さらにGABA含量の高い桑の葉を得ることができる。また、発酵した状態の桑の葉を原料として使用するので、桑特有の風味が醸し出された桑の葉を得ることができる。
・ 本実施形態の桑の葉の製造方法によれば、桑の葉は2〜3cmに細かく切断されたものである。従って、葉の表面積が大きく、酵素反応が進行しやすい良い嫌気状態又は好気状態であるので、細かく切断されていない桑の葉のときよりもさらにGABA含量の高い桑の葉を得ることができる。
・ 本実施形態の桑の葉の製造方法によれば、嫌気処理は桑の葉を容器に充填し、容器内を不活性ガスで置換した後、容器を密閉して行われている。従って、確実に嫌気状態にすることができるので、短時間でGABA含量の高い桑の葉を得ることができる。
・ 本実施形態の桑の葉の製造方法によれば、桑の葉は葉柄を除いて選別されたものである。従って、Glu、GABAが豊富であるので、葉柄が選別されていない桑の葉のときよりもさらにGABA含量の高い桑の葉を得ることができる。
・ 本実施形態の桑の葉の製造方法によれば、桑の葉は春に採取されたものである。従って、DNJが豊富に含有されているので、秋に採取された桑の葉のときよりもさらに血糖値上昇抑制作用の強いGABA含量の高い桑の葉を得ることができる。
以下に実施例、比較例及び測定例を挙げ、前記実施形態をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(比較例1、嫌気処理のみ60時間実施)
1kg茶袋(アルミニウム製)を5つ用意し、葉柄を除いて選別し、且つ約2〜3cmに細かく切断した中国四川省西昌の桑の葉を1袋あたり25g入れ、袋内を窒素ガスで置換し封入して嫌気処理を行った。嫌気処理は25℃で60時間実施し、途中12時間、24時間、36時間、48時間と最終60時間で分析用サンプルを採取した。なお、嫌気処理を行わないもの(0時間)を対照サンプルとして用意した。各処理後の試料は、電子レンジを用いて酵素失活、乾燥させ、これをアミノ酸分析に供試した。
アミノ酸の測定法の概略を述べると、日立製の高速液体クロマトグラフL−2000シリーズを用い、陽イオン交換カラムにより各遊離アミノ酸を分離した後、オルトフタルアルデヒド(OPA)によりポストカラム誘導体化し、蛍光検出器により定量した。各種遊離アミノ酸量の測定値を表1に示す。なお、表中のGluはグルタミン酸、Valはバリン、Ileはイソロイシン、LeuはロイシンをGABAはγ−アミノ酪酸をそれぞれ表す。また、アミノ酸量は桑の葉1gあたりの含量で示す。
Figure 2008031101
表1の結果を見ると、嫌気処理をすることによりGABA含量及び分岐アミノ酸であるVal、Leu、Ileの含量は最終的に増加し、一方でGlu含量は最終的に減少しているという結果である。
(比較例2、嫌気処理24時間と好気処理12時間を1回実施後、嫌気処理24時間(計処理時間60時間)実施)
嫌気処理を24時間行った後、好気処理を12時間行う操作を1回実施した後、嫌気処理を24時間行った。桑の葉としては、比較例1と同じく葉柄を除いて選別し、且つ約2〜3cmに細かく切断した中国四川省西昌の桑の葉を用いた。操作としては、嫌気処理は、処理時間以外は比較例1と同様な条件及び方法で行った。また、好気処理は、嫌気処理後、袋を開けて桑の葉を外気に曝すことによって行った。途中嫌気処理及び好気処理の間で分析用サンプルを採取した。そして、比較例1と同様な方法によりアミノ酸分析を行った。その結果を表2に示す。
Figure 2008031101
表2の結果を見ると、嫌気処理及び好気処理の繰り返しにより、GABA含量及び分岐アミノ酸であるVal、Leu、Ileの含量は最終的に増加し、一方でGlu含量は最終的に減少しているという結果である。
また、比較例2及び比較例1の桑の葉中のGABA含量の変化を図1にそれぞれ○と△で、一方Glu含量の変化を図2にそれぞれ○と△で示す。
図1のGABA含量及び図2のGlu含量の変化を見ると、GABAは嫌気処理時に増加し、好気処理時に減少する傾向を示している。一方Gluは逆に嫌気処理時に減少し、好気処理時に増加する傾向を示している。さらに詳細に図1のGABA含量の変化を見ると、嫌気処理と好気処理を繰り返したほうが、嫌気処理のみのときよりも増加量が少ないという結果である。この結果を次のように解釈することができる。図1からもわかるようにGABAは嫌気処理をすることで増加し、逆に好気処理をすることで減少する傾向を示す。従って、嫌気処理及び好気処理の条件の組み合わせが悪いと、嫌気処理のみのときよりもGABA含量を高めることができないであろう。例えば、前記悪い処理条件としては、嫌気処理時間が短かくて、十分にGABA含量が高められない場合や、逆に好気処理時間が長くて、せっかく高められたGABA含量が減少してしまう場合が考えられる。
比較例2及び比較例1の結果より、嫌気処理のみのときよりも確実に桑の葉中のGABA含量を高めるには、嫌気処理及び好気処理の処理時間が非常に重要であることがわかる。
そこで、嫌気処理時間は24時間のままで、好気処理時間を8時間と短くして一連の操作を行う実施例1を行った。その比較として、比較例3で嫌気処理のみを120時間実施した。
(比較例3、嫌気処理のみ120時間実施)
桑の葉としては鹿児島県日置市日吉圃場の桑の葉を、上記と同様な除柄及び切断処理をして使用した。操作としては、嫌気処理時間を120時間としたこと以外は比較例1と同様な条件及び方法で嫌気処理を行い、アミノ酸分析を行った。なお、分析用サンプルは途中24時間、48時間、72時間、96時間と最終120時間で採取した。また、嫌気処理を行わないもの(0時間)を対照サンプルとして用意した。その結果を表3に示す。
Figure 2008031101
表3の結果を見ると比較例1と同様に、嫌気処理をすることによりGABA含量及び分岐アミノ酸であるVal、Leu、Ileの含量は最終的に増加し、一方でGlu含量は最終的に減少するという結果であった。
(実施例1、嫌気処理24時間と好気処理8時間を3回実施後、嫌気処理24時間(計処理時間120時間)実施)
嫌気処理時間を24時間行った後、好気処理を8時間行う操作を1組として3回実施した後、最後に嫌気処理を24時間行った。桑の葉は、比較例2と同じ鹿児島県日置市日吉圃場の桑の葉を同様に処理し使用した。操作としては、好気処理時間を8時間にしたこと及び繰り返し回数を3回としたこと以外は比較例2と同様な条件及び方法で嫌気及び好気の繰り返し処理を行い、アミノ酸分析を行った。その結果を表4に示す。
Figure 2008031101
表4の結果を見ると比較例2と同様に、嫌気処理及び好気処理の繰り返しによりGABA含量及び分岐アミノ酸であるVal、Leu、Ileの含量は最終的に増加し、一方でGlu含量は最終的に減少するという結果であった。
また、実施例1及び比較例3の桑の葉中のGABA含量の変化を図3にそれぞれ○と△で、一方Glu含量の変化を図4にそれぞれ○と△で示す。図3及び図4をみると、比較例2及び比較例1のときと同様に、GABAは嫌気処理時に増加し、好気処理時に減少する傾向を示し、一方Gluは逆に嫌気処理時に減少し、好気処理時に増加する傾向を示していた。
しかし、GABAの増加量を比較してみると、比較例2及び比較例1の場合とは異なり、嫌気処理のみの比較例3の場合よりも、嫌気処理と好気処理を繰り返す実施例1の場合のほうがGABAの増加量が多いという結果であった。実施例1では嫌気処理と好気処理の条件の組み合わせが適切であったので、比較例1及び比較例2の場合とは異なり、嫌気処理と好気処理を繰り返すことでGABA含量が嫌気処理のみの場合よりも増加した。また、実施例1では嫌気処理と好気処理を繰り返す回数は比較例2と同じ1回の場合でも、或いは2回の場合でも、比較例3の嫌気処理のみの場合と比べてGABAの増加量は多いものであった。
(実施例2、萎凋処理前後での桑の葉中のアミノ酸量の違い)
葉柄を除き選別して、約2〜3cmに細かく切断した中国四川省西昌の桑の葉を、シートの上に薄く満遍なく広げ、12℃の室内で24時間静置し、萎凋処理を行った。そして、萎凋処理をする前後での桑の葉中のアミノ酸量の分析を行った。分析は上記と同様な方法にて行った。その結果を表5に示す。また変化の様子を図5に示す。なお、Aspはアスパラギン酸を、Thrはスレオニンを、Serはセリンを、Asnはアスパラギンを、Glnはグルタミンを、Alaはアラニンを、Pheはフェニルアラニンを、Argはアルギニンをそれぞれ表す。また、図5で斜線は萎凋処理をする前、白抜きは萎凋処理をした後の結果を示す。
Figure 2008031101
表5の結果及び図5の変化の様子を見ると、増加の程度に差はあるものの、萎凋処理をすることにより原料である桑の葉中の各種アミノ酸含量は軒並み増加することがわかる。
(実施例3、萎凋処理の有無によるGABA含量の高い桑の葉中のアミノ酸量の違い)
実施例2と同様に萎凋処理をした桑の葉を原料として用いる場合と、萎凋処理をしていない桑の葉を原料として用いる場合で、最終得られるGABA含量の高い桑の葉中のアミノ酸量の違いを検討した。
桑の葉としては、実施例2と同様の葉柄を除き選別して、約2〜3cmに細かく切断した中国四川省西昌の桑の葉を使用した。そして、12℃の室内で24時間静置し、萎凋処理をした桑の葉と、萎凋処理をしていない桑の葉の2種を用いて、それぞれ嫌気処理のみの操作と、嫌気処理と好気処理の繰り返しの操作を行った。嫌気処理のみの操作は比較例1と同様に、嫌気処理と好気処理の繰り返しの操作は比較例2と同様に行った。
前記操作により得られたGABA含量の高い桑の葉を、100℃で1分蒸青した後、水分5%程度まで乾燥し、選別、粗粉砕、最後にスタンビング粉砕機で微粉砕して最終的に得られたGABA含量の高い桑の葉中のアミノ酸量を分析した。なお、分析は上記と同様な方法にて行った。その結果を表6に示す。またアミノ酸量の違いを図6に示す。表6、図6の(a)に嫌気処理のみのときの結果を、(b)に嫌気処理と好気処理を繰り返したときの結果を示す。なお、表6及び図6において、Lysはリジンを表す。また、図6(a)及び(b)で斜線は萎凋処理をする前、白抜きは萎凋処理をした後の結果を示す。
Figure 2008031101
表6及び図6のアミノ酸量の違いの結果をみると、各種アミノ酸量の増加の程度に差はある。しかし、(a)、(b)どちらのときでも、萎凋処理をした桑の葉を原料として使用した場合に得られるGABA含量の高い桑の葉中の各種アミノ酸量は、萎凋処理をしていない桑の葉を原料として使用した場合に得られるGABA含量の高い桑の葉中の各種アミノ酸量よりも軒並み増加する傾向を示している。また、得られる桑の葉中のGABA含量は、萎凋処理をした桑の葉を原料として使用するときのほうが、(a)、(b)どちらのときも高い結果である。
(実施例4、桑の葉の部位によるGlu及びGABA量の違い)
採取した鹿児島県日置市日吉圃場の桑の葉を、葉柄と葉柄を除去した葉の部分に分けて、上記と同様なアミノ酸分析法によりGlu及びGABAの含量を測定した。その結果を表7に示す。
Figure 2008031101
表7の結果をみると、葉柄よりも葉柄を除去した葉の部分の方がGlu含量、GABA含量共に高い結果である。
(測定例1、桑の葉中のDNJ含量の測定)
桑の葉としては、比較例1及び比較例2と同様の、葉柄を除いて選別し、且つ約2〜3cmに細かく切断した中国四川省西昌の桑の葉を用いた。そして、一方は萎凋処理及び嫌気処理と好気処理の繰り返しをしずに、切断した桑の葉そのものを100℃で1分蒸し、水分5%程度まで乾燥し、選別、粗粉砕、最後にスタンビング粉砕機で微粉砕処理した。(前記方法を方法(1)とする。)もう一方は、切断した桑の葉を12℃の室内で24時間静置し、萎凋処理をし、比較例2と同様に嫌気処理と好気処理の繰り返しの操作を行った後、100℃で1分蒸し、水分5%程度まで乾燥し、選別、粗粉砕、最後にスタンビング粉砕機で微粉砕処理した。(前記方法を方法(2)とする。)そして、異なる方法で得られた2種の桑の葉中のDNJ含量を測定した。測定は、液体クロマトグラフ−質量分析法にて行った。分析法について簡単に説明すると、桑の葉の検体にメタノール、水及び酢酸の混合溶液を加え、振とう後綿栓濾過を行った。そして、適当な濃度に調整し、液体クロマトグラフ−タンデム型質量分析計にて下記条件で分析を行った。
液体クロマトグラフ−タンデム型質量分析条件
カラム:TSK−gel Amide−80, 直径4.6mm, 長さ25cm
移動相:アセトニトリル、水及び酢酸の混合溶液
流量:1.0ml/min
カラム温度:40℃
イオン化法:エレクトロスプレー(正イオン検出モード)
設定イオン数:m/z 163.7→110.0
その結果は、方法(1)で得られた桑の葉100g中のDNJ含量は230mgで、方法(2)で得られた桑の葉100g中のDNJ含量は290mgであった。前記結果より、萎凋処理及び嫌気処理と好気処理の繰り返しを行うことで、桑の葉中のDNJ含量が増えることがわかる。
なお、本実施形態は、次のように変更して実施することも可能である。
・ 原料の桑の葉として、様々な産地の桑の葉をブレンドした桑の葉を使用してもよい。このように構成した場合、様々な産地の桑の葉の含有成分量の特徴を活かして、栄養価が高く、広い生理活性作用を有するGABA含量の高い桑の葉とすることができる。
・ 本製造方法によって得られるGABA含量の高い桑の葉の使用用途に応じて、必要であれば、製造工程において、乾燥、焙煎、粉砕処理を施してもよい。このように構成した場合、前記処理を施さない場合よりさらに使用用途に適した形態にすることができ、利用しやすくなる。
さらに、前記実施形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
・ 前記桑の葉は葉柄を除去したものであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のGABA含量の高い桑の葉の製造方法。このように構成した場合、Glu、GABAをはじめとした各種アミノ酸量が豊富であるので、葉柄を選別していない桑の葉を使用するときよりもさらにGABA含量の高い桑の葉を得ることができる。
・ 前記桑の葉は2〜3cmに細かく切断したものであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のGABA含量の高い桑の葉の製造方法。このように構成した場合、葉の表面積が大きく、酵素反応が進行しやすい良い嫌気状態又は好気状態であるので、採取した桑の葉を切断しないときよりもさらにGABA含量の高い桑の葉を得ることができる。
・ 前記嫌気処理は桑の葉を容器に充填し、容器内を不活性ガスで置換した後、容器を密閉して行われることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のGABA含量の高い桑の葉の製造方法。このように構成した場合、確実に嫌気状態にすることができるので、短時間でGABA含量の高い桑の葉を得ることができる。
・ 前記桑の葉は春に採取した桑の葉であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のGABA含量の高い桑の葉の製造方法。このように構成した場合、DNJが豊富に含有されているので、秋に採取した桑の葉を使用するときよりもさらに血糖値上昇抑制作用の強いGABA含量の高い桑の葉を得ることができる。
比較例1及び比較例2における桑の葉中のGABA含量の経時的変化を示す折れ線グラフ。 比較例1及び比較例2における桑の葉中のGlu含量の経時的変化を示す折れ線グラフ。 実施例1及び比較例3における桑の葉中のGABA含量の経時的変化を示す折れ線グラフ。 実施例1及び比較例3における桑の葉中のGlu含量の経時的変化を示す折れ線グラフ。 実施例2における萎凋処理前後での桑の葉中の各種アミノ酸量の変化を示す棒グラフ。 (a)は嫌気処理のみのときの実施例3における萎凋処理の有無によるGABA含量の高い桑の葉中の各種アミノ酸量の変化を示す棒グラフ、(b)は嫌気処理と好気処理の繰り返しのときの実施例3における萎凋処理の有無によるGABA含量の高い桑の葉中の各種アミノ酸量の変化を示す棒グラフ。

Claims (4)

  1. 桑の葉に嫌気処理を施してγ−アミノ酪酸含量を増加させた後、好気処理を施してグルタミン酸含量を増加させる一連の操作を行った後、最後に嫌気処理を施して、桑の葉に前記嫌気処理のみを施したときよりも、γ−アミノ酪酸含量を増加させることを特徴とするγ−アミノ酪酸含量の高い桑の葉の製造方法。
  2. 前記一連の操作における嫌気処理は13〜35時間行われ、好気処理は5〜11時間行われると共に、最後の嫌気処理は13〜35時間行われることを特徴とする請求項1に記載のγ−アミノ酪酸含量の高い桑の葉の製造方法。
  3. γ−アミノ酪酸含量が1回前の嫌気処理と好気処理の一連のサイクルの後の最後の嫌気処理によるγ−アミノ酪酸含量よりも増える間、前記嫌気処理と好気処理の一連の操作を繰り返すことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のγ−アミノ酪酸含量の高い桑の葉の製造方法。
  4. 前記桑の葉は萎凋処理されたものであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のγ−アミノ酪酸含量の高い桑の葉の製造方法。
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