JP2008030717A - エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動車の車室の側部の窓部を覆うカーテンエアバッグ装置について、長手方向に沿った各位置についてエアバッグ1をそれぞれ最適な方向へ展開させる。
【解決手段】細長く折り畳んだエアバッグ1に沿ってプロテクタ27を配置する。複数のテープ30でエアバッグ1をプロテクタ27に保持する。エアバッグ1の取付片部32は、プロテクタ27の挿通部27cを挿通させ、ブラケット26を介して車体パネル10に固定する。取付片部32には、弛みを形成する調整代部32bを設ける。各位置でエアバッグ1を軸Oを中心にエアバッグ1を回動させ、展開方向を調整する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、自動車の車室の側部の窓部に沿ってエアバッグを展開するエアバッグ装置に関する。
従来、ガスを導入して膨張展開するエアバッグを備えたエアバッグ装置について、自動車の車室の側部のドアの窓部などに沿ってエアバッグを展開するいわゆるカーテンエアバッグ装置が知られている。このようなエアバッグ装置は、通常時は、前後方向を軸方向である長手方向として細長く折り畳まれ、車室の側部の窓部の上縁部に沿って配置されている。そして、側面衝突や横転(ロールオーバー)などの衝撃を受けた際に、インフレータからガスが供給されてエアバッグが展開し、側部の窓部やピラーなどに沿って下方に展開するようになっている。
このようなエアバッグ装置は、車両の前席側方から後席側方にわたって展開するため、折り畳んだ状態でも長尺となる。そこで、折り畳まれたエアバッグを窓枠の上縁に沿って車体に取り付ける作業時に、エアバッグを捻れた状態で取り付けることがないように、確認する作業が必要になる。
この点、エアバッグの長手方向に沿って、ブラケットとともに所定の間隔でプロテクタを取り付ける構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この構成では、プロテクタにより、エアバッグのねじれの防止が図られるとともに、エアバッグの展開時には、エアバッグと車体との干渉の抑制が図られている。
特開2006−69248号公報 (第1−3頁、図1−2)
しかしながら、プロテクタを用いる構成では、エアバッグの取付状態、すなわち、位置や角度がプロテクタ及び車体に対して固定されてしまうため、汎用性が低く、エアバッグを最適な方向に向かって展開させるためには、車室の構成などに応じてプロテクタやブラケットの形状を設定する必要があり、製造コストの低減が困難な問題を有している。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、エアバッグの展開方向の調整が容易であり、エアバッグを円滑に膨張展開できるとともに、製造コストを低減できるエアバッグ装置を提供することを目的とする。
請求項1記載のエアバッグ装置は、所定の軸に沿って折り畳まれた状態からガスが導入され所定面に沿って膨張展開する膨張部を設けたエアバッグ本体部及びこのエアバッグ本体部から調整代部を有して突設され被取付部材側に取り付けられる取付片部を備えたエアバッグを具備し、前記折り畳まれたエアバッグは、前記軸を中心として任意の方向に回動させた状態で保持されるものである。
そして、この構成では、エアバッグにガスが導入されると、膨張部が所定面に沿って膨張展開する。エアバッグを被取付部材側に取り付ける取付片部の調整代部を弛ませあるいは緊張させて、折り畳んだエアバッグの任意の位置を任意の方向に回動させた状態で保持することにより、エアバッグの展開方向の調整が容易になる。そこで、エアバッグの展開特性が容易に向上するとともに、簡略な構成で汎用性も向上し、製造コストの低減が可能になる。
請求項2記載のエアバッグ装置は、請求項1記載のエアバッグ装置において、エアバッグの取付片部が挿通する挿通部を備えるとともに、前記折り畳まれたエアバッグに沿って配置されるプロテクタと、前記折り畳まれたエアバッグの所定位置を軸を中心として任意の方向に回動させた状態で前記プロテクタに保持する保持手段とを具備するものである。
そして、この構成では、エアバッグにガスが導入されると、膨張部が所定面に沿って膨張展開する。プロテクタにより、展開時にエアバッグが保護されるとともに、折り畳んだエアバッグを正確な位置に取り付けることが容易になる。エアバッグを被取付部材側に取り付ける取付片部の調整代部を弛ませあるいは緊張させて、折り畳んだエアバッグの任意の位置を任意の方向に回動させた状態で保持手段によりプロテクタに保持することにより、エアバッグの展開方向の調整が容易になる。そこで、エアバッグの展開特性が容易に向上するとともに、簡略な構成で汎用性も向上し、製造コストの低減が可能になる。
請求項3記載のエアバッグ装置は、請求項1または2記載のエアバッグ装置において、エアバッグのエアバッグ本体部は、ガスが導入されるガス導入部を具備し、前記ガス導入部に連通する前記膨張部を含み、両側方に向かい扁平に折り畳まれた案内折畳部と、この案内折畳部に位置する前記膨張部に連通する前記膨張部を含んで集積して折り畳まれ、前記案内折畳部に両側部が囲まれた集積部とを備えたものである。
そして、この構成では、ガス導入部にガスを導入すると、このガス導入部に連通する膨張部を折り畳んだ案内折畳部が展開し、折り畳んだ集積部を所定の方向に押し出すように案内する。次いで、集積部が所定面に沿って、この所定面を覆って膨張展開する。エアバッグの任意の位置を任意の方向に回動させた状態で保持手段によりプロテクタに保持する構成と相まって、エアバッグの展開方向の調整が容易かつ確実になる。
請求項4記載のエアバッグ装置は、請求項2または3記載のエアバッグ装置において、被取付部材は、車両の車体を構成し、所定面は、車両の車室の窓部に沿った面部であり、所定の軸は、前記所定面の上縁に沿って設定され、エアバッグにガスを供給するインフレ−タと、前記エアバッグの取付片部及びプロテクタを前記被取付部材に固定するブラケットとを具備するものである。
そして、この構成では、車両の衝突時などにインフレータからガスを供給することにより、車室の窓部に沿ってエアバッグが上側から下側に円滑迅速に展開し、車室の窓部がエアバッグにより円滑迅速に覆われる。車体の形状に応じて、エアバッグの長手方向に沿った各位置で展開方向を調整可能であり、エアバッグが円滑に膨張展開するとともに、種々の形状の車体に対応可能であり、汎用性が向上し、製造コストの低減が可能になる。
本発明のエアバッグ装置によれば、エアバッグを被取付部材側に取り付ける取付片部の調整代部を弛ませあるいは緊張させて、折り畳んだエアバッグの任意の位置を任意の方向に回動させた状態で保持することにより、エアバッグの展開方向を容易に調整できる。そこで、エアバッグの展開特性を容易に向上できるとともに、簡略な構成で汎用性も向上し、製造コストを低減できる。
以下、本発明のエアバッグ装置の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1ないし図5において、1はエアバッグで、このエアバッグ1を備えたエアバッグ装置2は、カーテンエアバッグ装置とも呼ばれるもので、車両である自動車の車体3の車室4の収納位置としてのドア開口部の上縁のルーフサイド部5に配置されている。そして、このエアバッグ1は、カーテンエアバッグ、側突用エアバッグ、インフレータブルカーテン、あるいは頭部保護用エアバッグなどとも呼ばれるもので、側面衝突の衝撃を受けた際や横転(ロールオーバー)の際などに、乗員の側方にほぼ面状に展開し、被保護物である乗員を保護するようになっている。なお、以下、前後、上下、両側などの方向は、車両の直進方向を基準とし、図1、図2、及び図5において、矢印Bで示す方向が車外側、矢印Cで示す方向が上側Cであり、図3及び図4において、矢印Fで示す方向が前方である。また、図5において、Aは座席に着席した乗員を模したダミーを示している。
そして、この自動車の車体3は、図示しないが、車室4内に乗員が着座可能な前席及び後席を備え、これら前席及び後席に対応して、それぞれ上部に開口可能な開口部としての所定面を構成する窓部(サイドウィンドウ)8を備えた図示しないドアが設けられている。また、車室4の両側には、前側から順に、Aピラーとも呼ばれるフロントピラー、柱状部であるピラー部としてのBピラーとも呼ばれるセンターピラー、Cピラーとも呼ばれるリアピラーが設けられている。また、これらピラーの上側、すなわち窓部8の一縁部である上縁部に、ルーフサイドレールなどとも呼ばれる被取付部材を構成する車体パネル10が設けられ、この車体パネル10を介して天井部としての天井パネル11が支持されている。そして、これら窓部8、ドア及び各ピラー、及び車体パネル10の一部により、車室4の両側部に所定面14が構成されている。また、両側のフロントピラーの前側にはフロントガラス(フロントウインドシールド)が設けられ、両側のリアピラーの後側にはリアガラスが設けられている。そして、収納位置としてのルーフサイド部5は、天井パネル11の両側の縁部の部分から、この縁部の部分といわば交差する方向に伸びるフロントピラーのほぼ全長にかかる部分にまで設定され、これら天井パネル11の縁部の部分とフロントピラーとで仮想的に構成される内角の側にエアバッグ1が展開する所定面14が設定されている。
また、車体パネル10及び天井パネル11の車室4側は、各ピラーの一部とともに、軟質すなわち変形可能な天井板であり室内装飾パネルであるルーフライニング(ヘッドライニング)により覆われている。また、各座席には、シートベルトが設けられ、センターピラーには、これらシートベルトを支持する支持部が設けられている。また、各ピラーの全長あるいは一部の車室4側には、それぞれ内装材である第1ないし第3のピラーガーニッシュが取り付けられ、各ピラーが覆われている。さらに、図示しないが、車体パネル10の下端部には、軟質の樹脂などにて形成された弾性変形可能なパッキング体が取り付けられている。このパッキング体は、ウェルトあるいはボディシールなどとも呼ばれるもので、各ドアの上部が当接して密着するようになっている。
そして、エアバッグ装置2は、前後の座席の乗員を保護可能な、いわゆる前後席用エアバッグであり、車体パネル10とルーフライニングとなどに囲まれたルーフサイド部5に細長く折り畳んで収納されたエアバッグ1と、後席の後方あるいは上方に収納されこのエアバッグ1にガスを供給するガス発生器であるインフレータ25となどを備えている。また、このエアバッグ装置2は、必要に応じて、エアバッグ1を車体パネル10に取り付ける金属板をプレス加工などして形成されたブラケット26、折り畳んだエアバッグ1に沿って取り付けられて展開時にエアバッグ1を保護する断面略L字状をなす樹脂製のプロテクタ27、及び折り畳んだエアバッグ1の形状を保持する破断可能な筒状あるいはひも状の形状保持部材としてのスリーブ28、エアバッグ1の前端部に連結されたテザーベルト29、エアバッグ1をプロテクタ27に取り付ける複数の保持手段としての複数のテープ30などが備えられている。
そして、エアバッグ1は、単数あるいは複数の基布を組み合わせ、例えば1枚の基布を折り返し、あるいは2枚の基布を重ねて接合して、扁平な袋状に形成されたエアバッグ本体部31と、このエアバッグ本体部31の複数カ所から延設された取付部を構成する取付片部32となどを備え、細長く折り畳んでルーフサイド部5に収納される。
そして、エアバッグ本体部31は、側面視で前後方向を長手方向とする略矩形状で、車室4側に配置される内側の基布部33と車体側である外側に配置される外側の基布部34とを重ね、接合部である所定の縫製部で縫い合わせ、図4に示すように、ガスが流入して膨張展開し乗員を保護する袋状の膨張部35と、エアバッグ本体部31の後端上部に位置して膨張部35を外部に連通するガス導入部36と、ガスが流入せず膨張展開しない非膨張部37となどが設けられている。
さらに、膨張部35は、中空部である気室であり、エアバッグ本体部31の上縁部に沿って位置するガス案内部41と、このガス案内部41の下流側である下側に連通する開口部用展開部としての第1の膨張部である前席保護部42及び第2の膨張部としての後席保護部43と、これら前席保護部42及び後席保護部43の間に位置する柱状部用展開部としてのピラー被覆部44と、これら保護部42,43及びピラー被覆部44の下流側である下側に連通しエアバッグ本体部31の下縁部に沿って位置する下流側展開部としての下部膨張部45とを備えている。そして、ガス案内部41は、エアバッグ本体部31の上縁部の略全長に沿って、すなわち前後方向を長手方向である軸方向として略水平な柱状に展開する。また、下部膨張部45は、エアバッグ本体部31の下縁部の略全長に沿って、すなわち前後方向を長手方向である軸方向として略水平な柱状に展開するが、所定の位置に設けたガス規制部47により前後に区画されている。さらに、ピラー被覆部44は、センターピラーとほぼ等しい幅寸法か、あるいはセンターピラーよりも大きい幅寸法を有している。
また、縫製部は、縫製、接着、あるいは縫製とシール手段との併用などにより略気密あるいは高度な気密に構成され、膨張部35の外周を縫製する外周連結部であり確認対象部となる外周縫製部51と、この外周縫製部51に囲まれた領域に位置し保護部42,43及びピラー被覆部44などを区画形成するとともに各部の展開時の幅寸法を規制する規制部52とを備えている。
そして、外周縫製部51は、エアバッグ本体部31の外周部の近傍に略沿って形成され、上端縁については、長手方向の中央部から後側部にかけて、エアバッグ本体部31の上端部に近接した直線状の直線部51aが形成され、上端縁の長手方向の前側部については、直線部51aの前端部に連続して、前方に向かって下方に向かう傾斜線部51bが形成されている。そこで、この傾斜線部51bの前側上方の部分は、基布は存在するがガスは流入しない非膨張部37となっている。
また、規制部52は、膨張部35の1カ所あるいは複数カ所に位置し、外周縫製部51と一体あるいは別体に形成されている。また、各規制部52は、線状をなす線部53と、この線部53の端末あるいはガスの上流側に位置して線部を保護する円環状の保護部54が形成されている。そして、本実施の形態では、規制部52は、前席保護部42に位置する前側規制部56と、後席保護部43に位置する第1及び第2の後側規制部57,58と、ピラー被覆部44に略沿って形成された連結線部71とが形成されている。そして、前側規制部56と第2の後側規制部58は、上側すなわち上流側を開口した略U字状をなし、第1の後側規制部57は、環状に形成されて内部が非膨張部37となっている。また、連結線部71は、本実施の形態では、ピラー被覆部44の後側部を区画形成するもので、エアバッグ1が展開した状態で、ピラー被覆部44すなわちセンターピラーに略沿って垂直状すなわち上下方向を長手方向として形成され、センターピラーの後縁部に沿った直線状の直線部72と、この直線部72の下端部に連続し下流側に滑らかに湾曲してセンターピラーの一部に重なる位置まで延設された曲線状の交差部73とを備え、いわば略J字状あるいは略し字状に形成されている。そして、この連結線部71の下端部は、各規制部56,57,58の下端部とほぼあるいは正確に位置合わせされており、ガス規制部47の部分を除いて、ガスの流れを遮ることのない空間が形成されるとともに、これら規制部56,57,58の下側に形成される下部膨張部45は、一部すなわちピラー被覆部44に連続する部分がセンターピラーの下端部を覆うようになっている。
さらに、この実施の形態では、規制部52と一体に連続して、ガス規制部47が形成されている。このガス規制部47は、前側規制部56の後端部近傍から下方に垂直状に延設され、外周縫製部51に連続している。そこで、このガス規制部47は、ピラー被覆部44が下部膨張部45に連通する連通部分75の下流側で、下部膨張部45を気密に閉塞している。なお、このガス規制部47の位置は、ピラー被覆部44に近接する位置に限られず、前側規制部56と外周縫製部51とを連結する任意の位置に設けることができる。なお、ガス規制部47は省略することもできる。
また、内側の基布部33と外側の基布部34との間には、必要に応じて、ガスを案内し、あるいは、展開時の膨張部35の幅寸法を規制する手段として、インナパイプ、前側隔壁体、あるいは後側隔壁体などが縫合などして取り付けられている。
また、エアバッグ1の取付片部32は、耳部などとも呼ばれるもので、エアバッグ本体部31の上縁部の所定位置に複数形成されている。そして、各取付片部32は、エアバッグ本体部31を構成する基布部33,34と一体に形成され、例えば、エアバッグ本体部31の上縁部に沿った非膨張部から延設され、内側の基布部33と外側の基布部34とを重ね縫着して形成されている。そして、各取付片部32は、エアバッグ本体部31から舌片状に突設され、取付部である円孔状をなす取付孔32aが形成されている。また、各取付片部32は、通常用いられるものよりも若干長さ寸法が大きく形成されており、取付孔32aとエアバッグ本体部31の上縁部との間に、調整代部32bが設定されている。
さらに、スリーブ28は、カバーあるいはサックなどとも呼ばれるもので、エアバッグ1を構成する基布と同様の、あるいはエアバッグ1を構成する基布よりも厚さ寸法が小さく若干の透光性を有する基布を円筒状とし、長手方向に沿って縫着して形成されている。また、このスリーブ28には、長手方向に沿って、エアバッグ1が展開する力が加わった時点で破断するテアラインが形成されている。そして、スリーブ28には、各取付片部32の位置に対応して、各取付片部32が挿通可能な切り込みであるスリット28bが形成されている。
また、ブラケット26は、金属板をプレス加工などして形成され、エアバッグ1の取付片部32が取り付けられるエアバッグ取付部26aを備えるとともに、図示しないが、プロテクタ27を取り付けるプロテクタ取付部、及び車体パネル10に取り付けられる車体パネル取付部を備えている。そして、エアバッグ取付部26aには、円孔26bが形成され、この円孔26b及び取付片部32の取付孔32aを挿通する固着具であるリベット59により、エアバッグ1の取付片部32の先端部である上端部近傍がブラケット26に固着した状態で強固に取り付けられている。すなわち、このブラケット26を介して、エアバッグ1の取付片部32が車体3の車体パネル10に連結されている。
また、プロテクタ27は、弾性的に変形可能な樹脂製で、一体に、あるいは複数のプロテクタ体を連結して構成されている。そして、プロテクタ27は、略垂直な取付面部27aと、この取付面部27aの一縁部である上縁部から水平方向に屈曲して延設された天面部27bとを備えており、断面略L字状に形成されている。また、このプロテクタ27には、本実施の形態では、天面部27bの取付面部27aに略沿った部分に、エアバッグ1の取付片部32が挿通可能なスリット状の挿通部27cが形成されている。さらに、図示しないが、プロテクタ27には、適宜、車体パネル10に係合して取り付けられるクリップ部、ブラケット26を係合保持するブラケット保持部などを備えている。そして、折り畳まれたエアバッグ1は、取付片部32を挿通部27cに挿入し、取付面部27aと天面部27bとに側部と上部とを沿わせるようにして、プロテクタ27に形状を保持された状態で配置される。さらに、エアバッグ1が膨張展開する際は、このプロテクタ27により、車体パネル10などの車体3側の部材に干渉されることなく、展開方向である下方に円滑に膨張展開するようになっている。
また、テープ30は、破断可能な帯にて形成され、基布、あるいは、糸、樹脂材などにて構成することもできる。
次に、このエアバッグ1の折り畳み工程、エアバッグ装置2の組み立て工程、及び車体3への取付工程を説明する。
まず、エアバッグ1は、自動機により、あるいは、手動により折り畳まれ、まず、平面状に広げた状態から、エアバッグ本体部31の先端部すなわち下端部から膨張部35の部分を所定方向すなわち先端部から反所定面14側に巻回してロール状に折り畳み、集積部61を形成する。そして、この集積部61の上側に位置する膨張部35の部分、すなわち、主としてガス案内部41の部分は、ガス導入部36に直接的すなわち直線的に連通する通気位置62を中心として、両側方に扁平に広げ、両側に腕部64aを有する断面略十字状の案内折畳部64を形成する。そして、この案内折畳部64の両側の腕部64aで、集積部61の上側から両側の部分を被せるようにして囲み、いわばパラソル状に折り畳む。また、例えば、集積部61の上側に位置する非膨張部37の部分は、蛇腹状、例えば断面略W字状に折り畳み、集積部61の一側に沿わせる。ここで、細長い円柱状に折り畳まれたエアバッグ1のエアバッグ本体部31の中心軸を軸Oとする。
そして、このようにエアバッグ本体部31を所定の形状に細長く折り畳んだエアバッグ1にスリーブ28を被せ、エアバッグ1の取付片部32をスリーブ28のスリット28bから引き出すことにより、折り畳み形状が保持された状態となる。ここで、スリーブ28は、若干の透光性を有するため、収納したエアバッグ1が若干透けて確認でき、例えば、案内折畳部64の両側の腕部64aの縁部64bが基準部となり目視により確認できる。
また、ブラケット26は、係合などして予めプロテクタ27と組み合わせておく。
そして、折り畳まれたエアバッグ1について、一側部と上側部とに沿うようにしてプロテクタ27を配置するとともに、取付片部32を挿通部27cに挿入して上側に引き出し、引き出した各取付片部32にリベット59を用いてブラケット26に取り付ける。そして、スリーブ28から透けて目視される案内折畳部64の両側の腕部64aの縁部64bなどを基準として、エアバッグ1の長手方向に沿った各位置について、軸Oを中心とする角度位置を確認しつつ、複数のテープ30を用いてエアバッグ1をプロテクタ27に保持する。
さらに、後端部のガス導入部36にインフレータ25の円柱状から延びる接続管を接続し、エアバッグ装置2のモジュールを構成する。
そして、このエアバッグ装置2を車室4内に持ち込み、ルーフライニング及びピラーガーニッシュなどの内装部材が取り付けられる前に車体3への取付作業を行う。この取付作業は、ブラケット26やプロテクタ27を直接あるいはクリップなどを用いて車体3の車体パネル10に仮固定し、さらに、エアバッグ1の複数の取付片部32、インフレータ25に設けた取付部、及び、ブラケット26をそれぞれボルトなどの固定具で車体3の車体パネル10に固定などして行う。
この状態で、スリーブ28から透けて目視される案内折畳部64の両側の腕部64aの縁部64bなどを基準として、複数のテープ30に保持されたエアバッグ1の長手方向に沿って各位置について、車体パネル10の形状や車室4に配置されるアクセサリなどの配置に応じて、エアバッグ1を回動させ、軸Oを中心とする角度位置を厳密に調整する。例えば、アクセサリを備えた位置では、障害物を避けるため、図1(a)に示すように、取付片部32の調整代部32bを弛ませて、軸Oの直上に通気位置62を配置し、エアバッグ1が下方(矢印F1方向)に垂直状に展開するように設定する。また、例えば、窓部8に沿った位置では、なるべく所定面14に沿うように、図1(b)に示すように、取付片部32の調整代部32bの弛みが小さくなるようにエアバッグ1を回動して、軸Oの車内側に通気位置62を配置し、エアバッグ1が下方より車外側に傾斜した方向(矢印F2方向)展開するように設定する。
さらに、インフレータ25から導出されたハーネスを車体3に備えた制御装置に接続する。次いで、車体3の天井パネルにルーフライニングを取り付け、各ピラーにピラーガーニッシュを取り付けて、エアバッグ装置2を覆うことにより、エアバッグ装置2の車体3への取付作業が完了する。
次に、エアバッグ1の展開動作を説明する。
車両の側面衝突あるいは横転などの際には、制御装置によりインフレータ25が作動し、このインフレータ25から噴射されるガスが接続管を介しガス導入部36からエアバッグ本体部31内の膨張部35に導入される。すると、エアバッグ本体部31の膨張部35は、スリーブ28をテアラインに沿って破断し、さらにテープ30を破断して、ルーフライニング及び前後のピラーガーニッシュを押しのけながら膨張展開し、図5に示すように、所定面14に略沿った所定方向である略下方に迅速にカーテン状に膨張展開して、窓部8及びセンターピラーなどを覆い、乗員とセンターピラーなどとの衝突の衝撃を緩和するとともに、乗員の車外放出を防止して保護する。
より詳細には、膨張部35では、通気位置62に沿ってガスが後端部から前端部まで迅速に供給され、ガス案内部41が窓部8の上縁部に沿って後端部から前端部まで迅速に展開し、集積部61を案内して所定の方向、すなわちほぼ軸Oを中心として通気位置62の反対方向に押圧する。そして、このガス案内部41が所定の大きさに膨張すると、ルーフライニングから集積部61が車室4内に押し出される。この状態で、ガス案内部41から、集積部61にガスが供給され、集積部61の膨張部35が所定面14上を転がりながら所定面14に沿って展開する。すなわち、膨張部35の前席保護部42、後席保護部43、及びピラー被覆部44にガスが供給されてこれら前席保護部42、後席保護部43、及びピラー被覆部44が展開し、さらに、これら前席保護部42、後席保護部43、及びピラー被覆部44から下部膨張部45にガスが供給されて下部膨張部45が展開する。
また、このエアバッグ1の膨張展開時、プロテクタ27により案内され、エアバッグ1は車体パネル10など車体3側の部材と干渉することなく円滑に展開する。
このように、本実施の形態のエアバッグ1によれば、車両の前後方向に沿って細長く折り畳まれた長尺なエアバッグ1を備えるカーテンエアバッグであるエアバッグ装置2について、エアバッグ1を長手方向の各位置についてそれぞれ所望の最適な方向に展開させることができる。
すなわち、長尺なカーテンエアバッグは、長手方向に沿った各位置について、それぞれエアバッグ1の最適な展開方向が異なるものである。ここで、エアバッグ1を展開方向を設定し易いパラソル状に折り畳み、エアバッグ1の略全長に沿ったプロテクタ27を備え、保持手段である複数のテープ30によりエアバッグ1を複数カ所でプロテクタ27に保持するともに、エアバッグ1の取付片部32には弛みを形成可能な調整代部32bを備え、さらに、折り畳んだエアバッグ1を覆うスリーブ28は透光性を有しエアバッグ1の長手方向に沿った各位置における軸Oを中心とする角度を視認可能となっている。そこで、エアバッグ1を車体3に取り付けた状態で、あるいは、エアバッグ1をプロテクタ27に取り付ける際に、エアバッグ1の長手方向に沿った各位置における軸Oを中心とする角度を調整することにより、エアバッグ1の長手方向に沿った各位置における展開方向を容易かつ厳密に設定し、エアバッグ1が必要以上に車内側に向かってしまういわゆる内飛びを防止しつつ、ピラーや窓部8に沿ってエアバッグ1を各位置における最適な特性で円滑迅速に膨張展開させ、乗員を安定して保護することができる。
また、このように、エアバッグ1の取付片部32をプロテクタ27の挿通部27cに挿通させてテープ30で保持する簡略な構成で、取付片部32を車体3側に固定した状態でも、調整代を利用して、特別な装置を用いることなく、エアバッグ1の各位置の展開方向を自在に調整できるため、作業が容易であるとともに、車体3の形状などに合わせて多数の形状のプロテクタ27を用意する必要がなく、作業性及び汎用性を向上して製造コストを低減できる。
また、このエアバッグ装置2は、プロテクタ27を備えるため、展開時に車体3側との干渉を抑制し、エアバッグ1を保護できるとともに、取付作業時には、ねじれなどが生じることなく、エアバッグ1の車体3側への取り付け作業を容易にできる。そこで、ロボットを用いてエアバッグ1を車体3に取り付けることも可能になり、車体3への取り付け作業性を向上し、車両の製造コストを低減できる。
また、上記のように、カーテンエアバッグのエアバッグ1の折り畳み方法について、パラソル状に折り畳んだため、車両の衝突時などにインフレータ25からガスを供給することにより、案内折畳部64が展開し、ロール状に折り畳んだ集積部61を所定の方向に押し出すように案内し、集積部61を所定の方向に転回させることができる。また、ロール状に折り畳んだ集積部61は、所定面14上を転がるようにして、所定面14に沿って円滑に展開させることができる。
また、エアバッグ1の取付片部32が挿通するプロテクタ27の挿通部27cは、天面部27bの幅方向の中央部分ではなく、天面部27bの車外側である取付面部27aに略沿った部分に形成したため、取付片部32に調整代部32bを設けた構成について、エアバッグ1の位置規制を容易にし、エアバッグ1が展開時に車室4側に大きく移動することを容易に抑制できる。
なお、プロテクタ27は、全長を樹脂で一体に形成し、あるいは、それぞれ樹脂で形成した複数のプロテクタ体を連結して形成できる。プロテクタ27には、中間位置に容易に屈曲する屈曲可能部を設けることにより、保管及び搬送などを容易にし、取付作業の作業性を向上できる。また、プロテクタ27は、折り畳まれたエアバッグ1の略全長に沿って配置することにより、エアバッグ1の形状の維持を補助し、捻れの発生を防止して、エアバッグ1の取付作業を容易にできるとともに、展開時にエアバッグ1の略全長にわたりエアバッグ1と他の部材との干渉を抑制し、エアバッグ1を保護できる。また、プロテクタ27は、断面略L字状に限られず、主として取付面部27aのみを有する板状や、折り畳んだエアバッグ1のほぼ全周を覆う筒状とすることもできる。また、保持手段は、テープ30に限られず、プロテクタ27に一体に形成することもできる。
また、上記の実施の形態では、スリーブ28の基布を通して透けて目視される案内折畳部64の両側の腕部64aの縁部64bを基準部として、エアバッグ1の長手方向に沿った各位置における軸Oを中心とする角度を確認及び調整したが、この構成に限られず、エアバッグ1を線状に着色してより明確な基準部を形成することもできる。また、スリーブ28についても、このような基準部を正確に位置合わせするための位置確認部を設けることもできる。あるいは、スリーブ28に開口などの透明な部分を形成し、より直接的にエアバッグ1の位置を確認することもできる。
また、エアバッグ1は、適宜の折り畳み方法を採ることもでき、例えば、集積部61は、先端部から反所定面14側に巻回してロール状に折り畳む他、先端部から所定面14側に巻回してロール状に折り畳み、集積部61を形成することもできる。この構成では、エアバッグ1を所定面14に沿って所定面14上をこするようにして展開させることができる。あるいは、集積部61は、波状などに折り畳んで集積することもできる。
また、エアバッグ1は、上側から下側に向かって展開して自動車の側方の窓部8を覆う構成に限られず、所定面に沿って面状に膨張展開する必要がある適宜のエアバッグ装置に適用できる。
本発明は、例えば、自動車の側部の窓部に沿って展開するカーテンエアバッグ装置と呼ばれるエアバッグ装置に適用できる。
本発明のエアバッグ装置の一実施の形態を示す車体に取り付けた状態の一部の断面図である。 同上エアバッグ装置の車体に取り付けた状態の一部の断面図である。 同上エアバッグ装置の斜視図である。 同上エアバッグ装置のエアバッグの平面状に広げた状態の説明図である。 同上エアバッグ装置の展開状態を示す説明図である。
符号の説明
1 エアバッグ
2 エアバッグ装置
3 車体
4 車室
8 窓部
10 被取付部材としての車体パネル
14 所定面
25 インフレータ
26 ブラケット
27 プロテクタ
27c 挿通部
30 保持手段としてのテープ
31 エアバッグ本体部
32 取付片部
32b 調整代部
35 膨張部
36 ガス導入部
61 集積部
64 案内折畳部
O 軸

Claims (4)

  1. 所定の軸に沿って折り畳まれた状態からガスが導入され所定面に沿って膨張展開する膨張部を設けたエアバッグ本体部及びこのエアバッグ本体部から調整代部を有して突設され被取付部材側に取り付けられる取付片部を備えたエアバッグを具備し、
    前記折り畳まれたエアバッグは、前記軸を中心として任意の方向に回動させた状態で保持される
    ことを特徴とするエアバッグ装置。
  2. エアバッグの取付片部が挿通する挿通部を備えるとともに、前記折り畳まれたエアバッグに沿って配置されるプロテクタと、
    前記折り畳まれたエアバッグの所定位置を軸を中心として任意の方向に回動させた状態で前記プロテクタに保持する保持手段と
    を具備することを特徴とする請求項1記載のエアバッグ装置。
  3. エアバッグのエアバッグ本体部は、
    ガスが導入されるガス導入部を具備し、
    前記ガス導入部に連通する前記膨張部を含み、両側方に向かい扁平に折り畳まれた案内折畳部と、
    この案内折畳部に位置する前記膨張部に連通する前記膨張部を含んで集積して折り畳まれ、前記案内折畳部に両側部が囲まれた集積部とを備えた
    ことを特徴とする請求項1または2記載のエアバッグ装置。
  4. 被取付部材は、車両の車体を構成し、
    所定面は、車両の車室の窓部に沿った面部であり、
    所定の軸は、前記所定面の上縁に沿って設定され、
    エアバッグにガスを供給するインフレ−タと、前記エアバッグの取付片部及びプロテクタを前記被取付部材に固定するブラケットとを具備する
    ことを特徴とする請求項2または3記載のエアバッグ装置。
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