JP2008030596A - 車両のエアバッグ装置 - Google Patents

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喜夫 水野
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崇 飯田
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Abstract

【課題】ガイド機構を備えてエアバッグの展開をガイドするエアバッグ装置として、エアバッグ全体として意図した保護形状へのより迅速な膨張展開を図る。
【解決手段】エアバッグ20は、その縫合によって、インフレータ10から導入されるガスを案内シャフト30a,30bによる案内方向に沿って案内する案内膨張室23a,23b及び案内膨張室23a,23bに隣接してこの案内膨張室23a,23bに案内されたガスが流入される下流側膨張室24a〜24fに区画されている。このうち、エアバッグ20の案内膨張室23a,23bと下流側膨張室24a〜24fとの境界部には、ガスの流通を規制する規制部として、案内膨張室23a,23bに案内されるガスの下流側膨張室24a〜24fへの流入を制限する絞り部RGを設ける。
【選択図】図1

Description

この発明は、車両のエアバッグ装置に関し、特に車室内の側部あるいは後部にエアバッグの展開を案内するガイド機構を有して設けられるエアバッグ装置の改良に関する。
従来、この種のエアバッグ装置としては、例えば特許文献1に記載された装置がある。図5に、特許文献1に記載の装置も含め、こうしたエアバッグ装置として従来一般に採用されている装置の概要を正面図として模式的に示す。
図5に示されるように、このエアバッグ装置は、インフレータ10からのガスが導入されて展開膨張するエアバッグ200、及びこのエアバッグ200を車室等に支持する支持ベルト200a〜200c、そしてエアバッグ200の所定方向への展開を案内するための案内シャフト30a,30b等を有するガイド機構を備えている。
ここで、上記ガイド機構を構成する案内シャフト30a,30bは、例えば車室後部の車両幅方向両端に位置するリアピラーの上部から該ピラーに沿って、すなわちエアバッグ200の展開方向A,Bに沿って延びるように車室内に配設されている。そして、この案内シャフト30a,30bにはそれぞれ案内リング31a,31bが遊嵌されており、これら案内シャフト30a,30b及び案内リング31a,31bによってガイド機構が構成されている。
また、上記エアバッグ200は、その縫合部であるシームS01〜S08及び補強シームS11〜S18によってその内部が複数の膨張室202,203a,203b,204a〜204fに区画されている。具体的には、ガス導入口201を通じて導入されたガスが直接充填される上流側膨張室202、この上流側膨張室202からそれぞれシームS03,S06に沿って延びるとともに上記案内シャフト30a,30bの長手方向に沿って膨張する案内膨張室203a,203bにまずは区画されている。そしてその下流には、これら案内膨張室203a,203bに隣接して、上記ガス導入口201から導入されたガスが同案内膨張室203a,203bを経由した後にそれぞれシームS01〜S08に沿って流入する下流側膨張室204a〜204fが区画形成されている。
なお、エアバッグ200は、上記支持ベルト200a〜200cを通じて支持された状態で車両のルーフ内に折り畳まれた状態で収納されている。また、ガイド機構の一部として上記案内シャフト30a,30bに遊嵌されている案内リング31a,31bは、それぞれストラップ32a,32bを介して上記エアバッグ200の両サイド、すなわち上記各案内膨張室203a,203bを形成する一部に取り付けられている。
したがって、このようなエアバッグ装置において、車両に対する大きな衝撃が検出された際には、インフレータ10から噴出されるガスがエアバッグ200の上記ガス導入口201を介してまずは上流側膨張室202から各案内膨張室203a,203bに導入される。そしてこれら各案内膨張室203a,203bに導入されたガスが更に下流側膨張室204a〜204fの各々へと順次導入される。また、特に上流側膨張室202から各案内膨張室203a,203bにガスが流入される際には、上記ガイド機構、すなわち案内シャフト30a,30b及びこれに遊嵌されている案内リング31a,31bとの協働のもとにそれら各案内膨張室203a,203bの展開がガイドされる。そして、最終的には図5に例示した態様にて、案内シャフト30a,30bに沿った適正な形状での展開が図られるようになる。
特開2004−359209号公報
ところで、こうしたエアバッグ装置にあっては上述のように、案内膨張室203a,203bを介して下流側膨張室204a〜204fの各々にガスが流入される構造となっている。このため、その膨張過程において、案内膨張室203a,203bを経由したガスの下流側膨張室204a〜204fへの流出が避けられず、案内膨張室203a,203b側の展開が遅れる傾向にある。そして、このように案内膨張室203a,203bの展開が遅れることにより、結果として、案内シャフト30a,30bに沿った意図した保護形状にてエアバッグ200全体が完全に展開するまでにはより多くの時間を要することとなり、特にガイド機構を備えてエアバッグの展開をガイドするエアバッグ装置としての課題の一つとなっている。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ガイド機構を備えてエアバッグの展開をガイドするに際し、エアバッグ全体として、意図した保護形状へのより迅速な膨張展開を図ることのできる車両のエアバッグ装置を提供することにある。
こうした目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、ガスの導入により膨張展開するエアバッグと、このエアバッグが展開されるときの展開方向を案内するガイド機構とを備えるとともに、前記エアバッグはその接合によって前記導入されるガスを前記ガイド機構による案内方向に沿って案内する案内膨張室及び該案内膨張室に隣接してこの案内膨張室に案内されたガスが流入される下流側膨張室に区画されてなる車両のエアバッグ装置において、前記エアバッグの前記案内膨張室と前記下流側膨張室との境界部には前記案内膨張室に案内されるガスの前記下流側膨張室への流入を規制する規制部を設ける構造としている。
このような規制部を設けることにより、案内膨張室に案内されるガスの下流側膨張室への流入が規制されるため、案内膨張室自身の膨張展開が促進されるようになる。その結果、エアバッグ全体としても、ガイド機構に沿った意図した保護形状へのより迅速な膨張展開が図られるようになる。
また、上記請求項1に記載の車両のエアバッグ装置において、請求項2に記載の発明では、前記規制部をガスの下流側膨張室への流入を制限する絞り部として形成することとした。
エアバッグの案内膨張室と下流側膨張室との境界部がこのような絞り部によって絞られることにより、下流側膨張室へのガスの流入が確実に制限されるようになる。その結果、上記案内膨張室自身の膨張展開も確実に促進されるようになる。
またこの場合、例えば請求項3に記載の発明によるように、エアバッグがその縫合によって案内膨張室及び下流側膨張室に区画されるものであれば、こうした絞り部が案内膨張室とこれに隣接する下流側膨張室とを区画する縫合部の縫合長の延長によって形成される構造を採用することができる。この場合、従来一般に採用されているエアバッグの縫合態様を変更するだけで絞り部としての上記機能を実現することができるようになる。すなわち、上記絞り部を形成する上で部品の追加等を何ら必要としないため、製造コスト的にも有利となる。
またこの場合には、請求項4に記載の発明によるように、縫合部の縫合長の延長によって形成された絞り部に対し、ガス圧による破断可能な脆弱性をもって当該絞り部を縫合する縫合部を更に備えるようにしてもよい。この場合、従来一般に採用されているエアバッグの縫合態様を変更するだけで上記絞り部としての絞り機能の一時的な増強を図ることができるようになる。
一方、上記請求項1に記載の車両のエアバッグ装置において、請求項5に記載の発明では、前記規制部をガス圧による破断可能な脆弱性をもって案内膨張室と下流側膨張室との境界部を遮蔽する遮蔽部として形成することとした。
このように案内膨張室と下流側膨張室との境界部に、ガス圧による破断可能な脆弱性をもつ遮蔽部を設けることにより、ガス圧によりこの遮蔽部が破断されるまでの一時期は下流側膨張室へのガスの流入が遮断されるようになる。その結果、上記ガス圧により遮蔽部が破断されるまでの一時期、上記案内膨張室自身の膨張展開が確実に促進されるようになる。
またこの場合、例えば請求項6に記載の発明によるように、エアバッグがその縫合によって案内膨張室及び下流側膨張室に区画されるものであれば、こうした遮蔽部が案内膨張室とこれに隣接する下流側膨張室とを区画する縫合部に対しその縫合長の延長として且つ、ガス圧による破断可能な脆弱性をもって縫合された縫合部からなる構造を採用することができる。この場合も、従来一般に採用されているエアバッグの縫合態様を変更するだけで遮蔽部としての上記機能を実現することができる。すなわち、上記遮蔽部を形成する上で部品の追加等を何ら必要としないため、製造コスト的にも有利となる。
また一方、請求項1〜6に記載の車両のエアバッグ装置において、請求項7に記載の発明では、上記ガイド機構が車室内に固定配設された線路部材とこの線路部材に沿って自由移動する可動部材とを有して構成され、またこの可動部材がエアバッグの案内膨張室を形成する一部とストラップを介して連結されているとするときに、上記規制部を、案内膨張室のこのストラップが設けられた位置に対応する部分よりもガスの流路の下流側に設けることとしている。これにより、ストラップを介して連結された可動部材がエアバッグの案内膨張室が完全に展開される位置に移動した状態で、同案内膨張室に案内されるガスの下流側膨張室への流入が規制されるようになり、案内膨張室自身の膨張促進効果の更なる増強が期待できるようになる。
他方、請求項1〜7に記載の車両のエアバッグ装置において、請求項8に記載の発明では、前記ガイド機構及び前記案内膨張室は前記エアバッグの展開方向に沿って同エアバッグの両サイドに設けられ、それら案内膨張室の上流に共通の膨張室として区画されている上流側膨張室の中央から前記ガスが導入される構造としている。これにより対称性を維持したより安定した保護形状でのエアバッグの展開が可能となり、特に車室内の側部あるいは後部に設けられるエアバッグ装置としてより有効な利用が図られるようになる。
ガイド機構を備えてエアバッグの展開をガイドするに際し、エアバッグ全体として、意図した保護形状へのより迅速な膨張展開を図ることができる。
(第1の実施の形態)
以下、この発明にかかる車両のエアバッグ装置を1ボックスタイプ又は2ボックスタイプの車両の車室後部に装着される後突用エアバッグ装置に適用した第1の実施の形態について図1に基づき説明する。なお図1は、先の図5に対応する図として、この実施の形態にかかるエアバッグ装置の概要を模式的に示した正面図である。また、この図1において、先の図5に示した従来のエアバッグ装置の各要素と基本的に同一の機能を有する要素については、便宜上、それぞれ同一もしくは対応する符号を付して示している。
この実施の形態では、以下に詳述するように、案内膨張室とこれに隣接する下流側膨張室とを区画する縫合部の縫合長の延長によって絞り部を形成することで、ガスの下流側膨張室への流入を制限して案内膨張室自身の膨張展開の促進を図るようにしている。
まずは図1に示されるように、この実施の形態のエアバッグ装置も、インフレータ10からのガスが導入されて展開膨張するエアバッグ20、及びこのエアバッグ20を車両のルーフに支持する支持ベルト20a〜20c、そしてエアバッグ20の所定方向への展開を案内するための案内シャフト30a,30b等を有するガイド機構を備えている。
ここで、上記エアバッグ20は、平面上に広げたときに略台形状をなすように袋状に織られている。詳しくは、車両下方側における車両幅方向の幅が、車両上方側における車両幅方向の幅よりも大きくなるように形成されている。そしてこのエアバッグ20は、上記支持ベルト20a〜20cを通じて支持された状態で車両のルーフ内に折り畳まれた状態で収納されている。
また、同エアバッグ20は、車両上方側の車幅方向中央位置に、インフレータ10からのガスをエアバッグ20内部に導入するためのガス導入口21を備えているとともに、その縫合部であるシームS01〜S08及び補強シームS11〜S18によってその内部が複数の膨張室22,23a,23b,24a〜24fに区画されている。すなわちここでも、具体的には、ガス導入口21を通じて導入されたガスが直接充填される上流側膨張室22、この上流側膨張室22からそれぞれシームS03,S06に沿って延びるとともに上記案内シャフト30a,30bの長手方向に沿って膨張する案内膨張室23a,23bにまずは区画されている。ちなみに、上流側膨張室22は、それら各案内膨張室23a,23bの上流に共通の膨張室として区画されており、各案内膨張室23a,23bは、エアバッグ20の展開方向A,Bに沿ってエアバッグ20の両サイドとなる位置に区画されている。そしてその下流には、これら各案内膨張室23a,23bに隣接して、上記ガス導入口21から導入されたガスが同案内膨張室23a,23bを経由した後にそれぞれシームS02〜S08に沿って流入する下流側膨張室24a〜24fが区画されている。なお、図5に例示した従来のエアバッグ装置においても同様であるが、上記補強シームS11〜S18は、他の縫合部であるシームS02〜S08の端部を補強するために略円形に縫合されている。
一方、この実施の形態のエアバッグ装置では、図1からも明らかなように、エアバッグ20の案内膨張室23a,23bと下流側膨張室24a〜24fとの境界部に、膨張時のガスの流通を制限する絞り部RGが設けられている。そしてこの実施の形態において、この絞り部RGは、案内膨張室23a,23bとこれに隣接する下流側膨張室24a〜24fとを区画する縫合部であるシームS03,S06及び補強シームS13,S18の縫合長の延長によって形成されている。すなわち、この実施の形態に採用されるエアバッグ20におけるシームS03,S06の縫合長は、先の図5に例示した従来のエアバッグ装置に採用されているエアバッグ200の同縫合長に比して、その展開方向A,Bに沿って長くなるように延長されている。このような絞り部RGの採用により、案内膨張室23a,23bに案内されるガスは、その下流側膨張室24a〜24fへの流入が自ずと制限されるようになる。
他方、上記ガイド機構を構成する案内シャフト30a,30bは、これも前述のように、車室後部の車両幅方向両端に位置するリアピラーの上部から該ピラーに沿って、すなわちエアバッグ20の展開方向A,Bに沿って延びるように車室内に固定配設されている。また、同ガイド機構として、これら上記案内シャフト30a,30bに遊嵌されている案内リング31a,31bがそれぞれストラップ32a,32bを介して上記エアバッグ20の両サイドに、すなわち上記案内膨張室23a,23bを形成する一部に取り付けられていることも前述した通りである。ただしこの実施の形態にあっては、エアバッグ20に上記絞り部RGを設けるにあたり、この絞り部RGが上記ストラップ32a,32bの設けられている位置に対応する部分よりも図1に示す距離Dだけガスの流路の下流側に位置するようにしている。
したがって、このようなエアバッグ装置において、車両に対する大きな衝撃がセンサ等により検出された際には、インフレータ10から噴出されるガスがエアバッグ20の上記ガス導入口21を介してまずは上流側膨張室22から各案内膨張室23a,23bに導入される。そして、これら各案内膨張室23a,23bに導入されたガスが更に下流側膨張室24a〜24fの各々へと順次導入される。ただしこの際、この実施の形態のエアバッグ装置にあっては、エアバッグ20の案内膨張室23a,23bと下流側膨張室24a〜24fとの境界部が上記絞り部RGによって絞られることにより、下流側膨張室24a〜24fへのガスの流入が確実に制限されるようになる。その結果、案内膨張室23a,23b自身の膨張展開も確実に促進されるようになる。そして、特に上流側膨張室22から各案内膨張室23a,23bにガスが流入される際には、上記ガイド機構、すなわち案内シャフト30a,30b及びこれに遊嵌されている案内リング31a,31bとの協働のもとにそれら各案内膨張室23a,23bの展開がガイドされる。ただし上述のように、この実施の形態のエアバッグ装置にあっては、上記案内リング31a,31bに連結されているストラップ32a,32bからそれぞれ距離Dだけガスの流路の下流側に上記絞り部RGが形成されている。このため、ストラップ32a,32bを介して連結された案内リング31a,31bが上記案内膨張室23a,23bが完全に展開される位置に移動した状態で、同案内膨張室23a,23bに案内されるガスの下流側膨張室24a〜24fへの流入が制限されるようになる。そして、このような絞り部RGとその配設位置との相乗効果によって案内膨張室23a,23b自身の膨張が更に促進されるようになり、図1に例示した態様での、すなわち案内シャフト30a,30bに沿った意図する形状での迅速な膨張展開が図られるようになる。
以上説明したように、この実施の形態にかかる車両のエアバッグ装置によれば、以下に列記するような効果が得られるようになる。
(1)エアバッグ20の案内膨張室23a,23bと下流側膨張室24a〜24fとの境界部には案内膨張室23a,23bに案内されるガスの下流側膨張室24a〜24fへの流入を制限する絞り部RGを設ける構造とした。これにより、上記案内膨張室23a,23b自身の膨張展開が確実に促進されるようになり、エアバッグ20全体としても、案内シャフト30a,30bに沿った意図した保護形状へのより迅速な膨張展開が図られるようになる。
(2)絞り部RGが案内膨張室23a,23bとこれに隣接する下流側膨張室24a〜24fとを区画する縫合部であるシームS03,S06及び補強シームS13,S18の縫合長の延長によって形成される構造とした。このため、従来一般に採用されているエアバッグの縫合態様を変更するだけで絞り部RGとしての上記機能を実現することができるようになる。すなわち、上記絞り部RGを形成する上で部品の追加等を何ら必要としないため、製造コスト的にも有利となる。
(3)ガイド機構としてのいわば可動部材となる案内リング31a,31bとエアバッグ20の案内膨張室23a,23bを形成する一部との間に連結されたストラップ32a,32bが設けられた位置に対応する部分よりもガスの流路の下流側に上記絞り部RGを設ける構造とした。これにより、案内膨張室23a,23b自身の膨張促進効果の更なる増強が期待できるようになる。
(4)ガイド機構及び案内膨張室23a,23bはエアバッグ20の展開方向A,Bに沿って同エアバッグ20の両サイドに設けられ、それら案内膨張室23a,23bの上流に共通の膨張室として区画されている上流側膨張室22の中央からガスが導入される構造とした。これにより対称性を維持したより安定した保護形状でのエアバッグ20の展開が可能となり、特に車室内の後部に設けられる後突用エアバッグ装置としてより有効な利用が図られるようになる。
(第2の実施の形態)
次に、この発明にかかる車両のエアバッグ装置の第2の実施の形態について、図2を参照して、先の第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。なお、図2も、先の図1あるいは図5に対応する図としてこの実施の形態にかかるエアバッグ装置の概要を模式的に示した正面図である。また、同図2において、先の図1に示した要素と同一の要素にはそれぞれ同一の符号を付して示し、それら各要素についての重複する説明は割愛する。
図2に示されるように、この実施の形態のエアバッグ装置も、基本的には先の図1に示した先の第1の実施の形態に準じた構成となっている。ただし、この実施の形態では特に、縫合部であるシームS03,S06及び補強シームS13,S18の縫合長の延長によって形成された絞り部RGに対し、ガス圧による破断可能な脆弱性をもって絞り部RGを縫合する縫合部としての補助シームS09,S10を新たに形成して上記絞り部RGとしての絞り機能の一時的な増強を図るようにしている。
すなわちこの実施の形態において、エアバッグ20の一部を縫合する上記補助シームS09,S10は、案内膨張室23a,23b内のガス圧が同膨張室23a,23bの展開が略完了したときの圧力に対応する大きさとなったときに縫合が破断し得る程度に、他のシームS01〜S08に比して細い糸で且つ、粗い間隔にて形成されている。これにより、一時的とはいえ、これら補助シームS09,S10による縫合が破断されるまでは、上記絞り部RGによる絞り機能とも相まって、案内膨張室23a,23bの膨張展開が更に促進されるようになり、ひいては前述した案内シャフト30a,30bに沿った意図した保護形状への寄り迅速な膨張展開が期待できるようになる。
以上説明したように、この第2の実施の形態のエアバッグ装置によれば、先の第1の実施の形態の上記(1)〜(4)の効果に加え、新たに以下のような効果が得られるようになる。
(5)ガス圧による破断可能な脆弱性をもって絞り部RGを縫合する補助シームS09,S10を更に備えるようにした。これにより、上記絞り部RGとしての絞り機能の一時的な増強を図ることができ、エアバッグ20としての意図した保護形状へのより迅速な膨張展開が期待できる、
(6)上記補助シームS09,S10自体も、従来一般に採用されているエアバッグの縫合態様を変更して形成可能であり、コスト的な負担も少ない。
(第3の実施の形態)
次に、この発明にかかる車両のエアバッグ装置の第3の実施の形態について、図3を参照して、先の第1及び第2の実施の形態との相違点を中心に説明する。なお、図3も、先の図5に対応する図としてこの実施の形態にかかるエアバッグ装置の概要を模式的に示した正面図である。
図3に示されるように、この実施の形態のエアバッグ装置も、基本的には先の図5に示した従来のエアバッグ装置に準じた構成となっている。ただしこの実施の形態では、案内膨張室23a,23bとこれに隣接する下流側膨張室24a〜24fとの境界部をガス圧による破断可能な脆弱性をもった縫合部である補助シームS09,S10によって遮蔽するようにしている。そしてこれにより、ガス圧によりこれら補助シームS09,S10が破断されるまでの一時期だけ下流側膨張室24a〜24fへのガスの流入を遮断して、案内膨張室23a,23b自身の膨張展開の促進を図るようにしている。
すなわちこの実施の形態において、エアバッグ20の一部を縫合する上記補助シームS09,S10も、先の第2の実施の形態に採用した補助シームS09,S10と同様に、案内膨張室23a,23b内のガス圧が同案内膨張室23a,23bの展開が略完了したときの圧力に対応する大きさとなったときに縫合が破断し得る程度に、他のシームS01〜S08に比して細い糸で且つ、粗い間隔にて形成されている。ただしこの実施の形態においては、先の第1あるいは第2の実施の形態のような絞り部を設けることなく、これら補助シームS09,S10を一時的な遮蔽部とすることのみによって、案内膨張室23a,23bの膨張展開の促進を図る。すなわち、エアバッグ装置としてのこのようなエアバッグ構造によっても、ガス導入口21からのガス導入初期は上記案内膨張室23a,23bに対する選択的なガスの導入が可能となり、同案内膨張室23a,23b展開後の上記補助シームS09,S10の縫合破断によって、下流側膨張室24a〜24fへのガス導入がなされるようになる。このため、この場合であっても案内シャフト30a,30bに沿った意図した保護形状への迅速な膨張展開が図られるようになる。
以上説明したように、この実施の形態にかかる車両のエアバッグ装置によれば、以下に列記するような効果が得られるようになる。
(1)エアバッグ20の案内膨張室23a,23bと下流側膨張室24a〜24fとの境界部にはガス圧による破断可能な脆弱性をもって案内膨張室23a,23bと下流側膨張室24a〜24fとの境界部を遮蔽する遮蔽部としての上記補助シームS09,S10を設ける構造とした。これにより、ガス圧によりこの遮蔽部が縫合破断されるまでの一時期、上記案内膨張室23a,23b自身の膨張展開が確実に促進されるようになり、やはり案内シャフト30a,30bに沿った意図した保護形状への迅速な膨張展開が図られる。
(2)上記遮蔽部とする補助シームS09,S10自体、従来一般に採用されているエアバッグの縫合態様の変更のみを通じて形成可能であることから、コスト的な負担も少ない。
(他の実施の形態)
なお、この発明にかかる車両のエアバッグ装置は上記各実施の形態にて例示した構成に限定されるものではなく、それら実施の形態を適宜変更した例えば次のような形態として実施することもできる。
・上記各実施の形態では、ガイド機構を構成する線路部材及び可動部材の一例として案内シャフト30a,30b及び案内リング31a,31bを例示したが、線路部材及び可動部材の構成はこれに限られるものではない。他に例えば、レールとこのレールに沿って自由移動するローラ等とによってガイド機構を構成するようにしてもよい。
・上記各実施の形態のように、絞り部RGや遮蔽部についてはこれらエアバッグ20のストラップ32a,32bが設けられた位置に対応する部分よりもガスの流路の下流側に設けることが案内膨張室23a,23bの安定した膨張展開を図る上で望ましい。しかし、上記絞り部RGや遮蔽部を通じて同案内膨張室23a,23bの安定した膨張展開が図られる場合には、そのストラップ32a,32bに対する位置関係も特に限定されない。すなわち、このような条件が満たされている限り、これら絞り部RGや遮蔽部がガスの流路方向についてストラップ32a,32bの設けられた位置に対応する部分と同じかあるいは上流側に設けられる構造も適宜採用することができる。
・特に上記第1の実施の形態では、絞り部RGを、案内膨張室23a,23bと下流側膨張室24a〜24fとを区画するシームS03,S06の縫合長の延長によって形成しているが、他に例えば、この絞り部RGとして機能するオリフィス等が形成されている弾性体の筒材等を埋設しておくようにしてもよい。
・同様に、特に上記第3の実施の形態では、案内膨張室23a,23bと下流側膨張室24a〜24fとを区画するシームS03,S06に対しその縫合長の延長として遮蔽部(補助シームS09,S10)を形成することとしたが、これも他に例えば、ガス圧による破断可能な脆弱性をもった樹脂等からなる板材等によって代用するようにしてもよい。
・上記各実施の形態では、先の図5に例示した縫合構造を有するエアバッグをもとにこの発明にかかるエアバッグ装置としての各種実施態様を例示した。しかし、基本的に上記案内膨張室に相当する膨張室とこれに隣接して同案内膨張室に案内されたガスが流入される下流側膨張室に相当する膨張室に区画される縫合構造を有するエアバッグであればこの発明の適用は可能である。例えば図4に例示するように、シームS01,S31,S32及び補強シームS41〜S44によって、その内部が上流側膨張室22、案内膨張室23a,23b,23c及び下流側膨張室24a〜24fに区画される縫合構造を有する場合であれ、これに例えば上記第1の実施の形態による規制部、すなわち絞り部RGを設けることとすれば、同実施の形態に準じた効果を得ることが可能である。また、この規制部としては、上記第2の実施の形態に例示した構造、更には上記第3の実施の形態に例示した構造(遮蔽部)等も適宜採用可能であり、こうした規制部の採用によって、それぞれそれら実施の形態に準じた作用効果が得られるようになる。
・図4の例も含めて上記各実施の形態では、ガイド機構をエアバッグ20の展開方向A,Bに沿ってエアバッグ20の両サイドに設けることとしたが、当該エアバッグ装置の用途、あるいは装着部位によっては、同ガイド機構をエアバッグ20の片側にのみ設けるようにしてもよい。
・同じく図4の例も含めて上記各実施の形態では、案内膨張室23a,23bの上流に共通の膨張室として区画される上流側膨張室22を設けることとしたが、特にガイド機構がエアバッグ20の片側のみに設けられるような場合には、上流側膨張室22を割愛して、対応する案内膨張室に直接ガスを導入する構造とすることもできる。
・同じく図4の例も含めて上記各実施の形態では、エアバッグ20を縫合によって案内膨張室23a,23b及び下流側膨張室24a〜24fに区画することとしたが、エアバッグ20の接合態様は縫合に限られるものではない。他に例えば、エアバッグを接着によって区画するようにしてもよい。
この発明にかかるエアバッグ装置の第1の実施の形態についてその概要を模式的に示す正面図。 この発明にかかるエアバッグ装置の第2の実施の形態についてその概要を模式的に示す正面図。 この発明にかかるエアバッグ装置の第3の実施の形態についてその概要を模式的に示す正面図。 この発明にかかるエアバッグ装置の変形例についてその概要を模式的に示す正面図。 従来のエアバッグ装置の概要を模式的に示す正面図。
符号の説明
RG…絞り部、10…インフレータ、20,200…エアバッグ、20a,20b,20c,200a,200b,200c…支持ベルト、21,201…ガス導入口、23a,23b,203a,203b…案内膨張室、24a,24b,24c,24d,24f,24e,24f,204a,204b,204c,204d,204e,204f…下流側膨張室、30a,30b…案内シャフト、31a,31b…案内リング、32a,32b…ストラップ、S01,S02,S03,S04,S05,S06,S07,S08,S31、S32…シーム、S09,S10…補助シーム、S11,S12,S13,S14,S15,S16,S17,S18、S41,S42,S43,S44…補強シーム。

Claims (8)

  1. ガスの導入により膨張展開するエアバッグと、このエアバッグが展開されるときの展開方向を案内するガイド機構とを備えるとともに、前記エアバッグはその接合によって前記導入されるガスを前記ガイド機構による案内方向に沿って案内する案内膨張室及び該案内膨張室に隣接してこの案内膨張室に案内されたガスが流入される下流側膨張室に区画されてなる車両のエアバッグ装置において、
    前記エアバッグの前記案内膨張室と前記下流側膨張室との境界部には前記案内膨張室に案内されるガスの前記下流側膨張室への流入を規制する規制部が設けられてなる
    ことを特徴とする車両のエアバッグ装置。
  2. 前記規制部が前記ガスの前記下流側膨張室への流入を制限する絞り部として形成されてなる
    請求項1に記載の車両のエアバッグ装置。
  3. 前記エアバッグはその縫合によって前記案内膨張室及び前記下流側膨張室に区画されるものであって、前記絞り部が前記案内膨張室とこれに隣接する下流側膨張室とを区画する縫合部の縫合長の延長によって形成されてなる
    請求項2に記載の車両のエアバッグ装置。
  4. 前記縫合部の縫合長の延長によって形成された絞り部に対し、ガス圧による破断可能な脆弱性をもって当該絞り部を縫合する縫合部を更に備える
    請求項3に記載の車両のエアバッグ装置。
  5. 前記規制部がガス圧による破断可能な脆弱性をもって前記案内膨張室と前記下流側膨張室との境界部を遮蔽する遮蔽部として形成されてなる
    請求項1に記載の車両のエアバッグ装置。
  6. 前記エアバッグはその縫合によって前記案内膨張室及び前記下流側膨張室に区画されるものであって、前記遮蔽部が、前記案内膨張室とこれに隣接する下流側膨張室とを区画する縫合部に対しその縫合長の延長として且つ、ガス圧による破断可能な脆弱性をもって縫合された縫合部からなる
    請求項5に記載の車両のエアバッグ装置。
  7. 前記ガイド機構は、車室内に固定配設された線路部材とこの線路部材に沿って自由移動する可動部材とを有してなるとともに、この可動部材が前記エアバッグの前記案内膨張室を形成する一部とストラップを介して連結されてなり、前記規制部は、前記案内膨張室のこのストラップが設けられた位置に対応する部分よりも前記ガスの流路の下流側に設けられてなる
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の車両のエアバッグ装置。
  8. 前記ガイド機構及び前記案内膨張室は前記エアバッグの展開方向に沿って同エアバッグの両サイドに設けられてなり、それら案内膨張室の上流に共通の膨張室として区画されている上流側膨張室の中央から前記ガスが導入される
    請求項1〜7のいずれか一項に記載の車両のエアバッグ装置。
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