JP2008029870A - 電気湯沸かし器 - Google Patents

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Kiyoyoshi Takada
清義 高田
Takayuki Urata
隆行 浦田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】断熱性能に優れた電気湯沸かし器を提供する。
【解決手段】液体を収容する有底筒状の容器23と、前記容器23の上方開口部を覆う蓋体28と、前記蓋体28に装着され前記蓋体28閉時に前記容器23の上方開口部と当接する防水パッキング30と、前記容器23の上方開口部を保持する注口24とを有し、前記防水パッキング30の外側面にリップ40を形設し前記リップ40の先端を隣接する前記注口24と当接させたもので、防水パッキング30と容器23との当接部(シール部)で発生するヒートリークを熱抵抗となるリップで遮断できるため断熱性能を向上できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、収容液体を加熱・保温する電気湯沸かし器の断熱構成に関するものである。
従来この種の電気湯沸かし器は、図4に示すようなものがあった。図において1は外側部を構成するボデーで、水などの液体2を収容する容器3を内包している。4は注口で中央開口部に容器3を載置し、容器3の外側面には真空断熱材などの容器断熱体5が装着されている。この容器3の外底面部には内部の液体2を加熱・保温する加熱手段6とサーミスターなどの感温素子7が装着されている。8は蓋体で容器3の上方開口部を開閉自在に取り付けられ、蓋体8の内部には発泡ポリプロピレン、アルミ箔などの蓋断熱体9が内包されている。10は感温素子7からの電気信号により容器3内の液体2の温度を制御する制御回路である。
以上の構成により、液体2は加熱手段6により一定温度に加熱・保温され、保温中は容器3側面の容器断熱体5および蓋体8内部の蓋断熱体9により容器側面および容器上方からの放熱を抑え保温電力量を低減する構成となっていた。
しかしながら、上記従来の電気湯沸かし器の構成においては、蓋体に装着され蓋体閉時に容器の上方開口部と当接する防水パッキングと容器との当接部(シール部)で発生する熱流出が大きいため断熱性能の大幅な改善が困難であるという課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決し、断熱性能に優れた電気湯沸かし器を提供することを目的とするものである。
上記従来の課題を解決するために本発明の電気湯沸かし器は、液体を収容する有底筒状の容器と、前記容器の上方開口部を覆う蓋体と、前記蓋体に装着され前記蓋体閉時に前記容器の上方開口部と当接する防水パッキングと、前記容器の上方開口部を保持する注口とを有し、前記防水パッキングの外側面にリップを形設し前記リップの先端を隣接する前記注口と当接させたもので、防水パッキングと容器との当接部(シール部)で発生するヒートリークを熱抵抗となるリップで遮断できるため断熱性能を向上できる。
又、本発明の電気湯沸かし器は、液体を収容する有底筒状の容器と、前記容器の上方開口部を覆う蓋体と、前記容器の上方開口部を保持する注口とを有し、前記蓋体の最外周下面を前記注口の容器保持部最上面よりも下側に位置させたもので、防水パッキングと容器との当接部(シール部)で発生したヒートリークが蓋体と注口の隙間を通じて外部へ至ろうとしても外周では下方に向かう隙間となっているため放熱し難くなり、熱損失を低減できる。
本発明の電気湯沸かし器は、防水パッキングと容器との当接部(シール部)で発生するヒートリークを遮断できるため断熱性能を向上させることができる。
第1の発明は、液体を収容する有底筒状の容器と、前記容器の上方開口部を覆う蓋体と、前記蓋体に装着され前記蓋体閉時に前記容器の上方開口部と当接する防水パッキングと、前記容器の上方開口部を保持する注口とを有し、前記防水パッキングの外側面にリップを形設し前記リップの先端を隣接する前記注口と当接させたもので、防水パッキングと容器との当接部(シール部)で発生するヒートリークを熱抵抗となるリップで遮断できるため断熱性能を向上できる。
第2の発明は、液体を収容する有底筒状の容器と、前記容器の上方開口部を覆う蓋体と、前記容器の上方開口部を保持する注口とを有し、前記蓋体の最外周下面を前記注口の容器保持部最上面よりも下側に位置させたもので、防水パッキングと容器との当接部(シール部)で発生したヒートリークが蓋体と注口の隙間を通じて外部へ至ろうとしても外周では下方に向かう隙間となっているため放熱し難くなり、熱損失を低減できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
以下に、本発明の第1の実施の形態における電気湯沸かし器を図1、図2により説明する。
図1、2において、液体22を収容する有底筒状の容器23と、液体22を加熱・保温する加熱手段26と、容器23の上方開口部を覆う蓋体28と、蓋体28内部には発泡ポリプロピレン樹脂などを用いた蓋断熱材29と、蓋体28に装着され蓋体閉時に容器23の上方開口部と当接する防水パッキング30と、容器23の外周部に位置し芯材31(シリカ、パーライトなどの無機粉末、あるいはグラスウールなどの無機繊維、硬質ウレタンフォーム、発泡フェノール樹脂などを用いる)を外袋32(樹脂フィルム、樹脂・金属箔ラミネートフィルム、例えば、ナイロン・PET・アルミ箔・無延伸ポリプロピレンなど)で覆い内部を真空状態(大気圧以下)にした真空断熱材34と、真空断熱材34の外周部に位置するボデー21と、ボデー21上部に載置され容器23の上方開口部を保持する注口24とから構成されている。
真空断熱材34の上端は蓋体28閉時に防水パッキング30と容器23が当接する面の相反する面に位置させた構成としている。
また、防水パッキング30の外側面にリップ40を形設し、リップ40の先端を隣接する注口24と当接させた構成としている。36は、容器23の下部に配した加熱手段26を覆う遮熱板である。
次に、本実施の形態における作用を説明する。液体22は加熱手段26により一定温度に加熱・保温され、保温中は容器23の外周部に配置した筒状の真空断熱材34(熱伝導率=約0.0050〜0.0070kcal/mh℃)および蓋体28内部の蓋断熱材29により、容器23側面および容器23上方からの放熱を抑制できるものである。従来の構成では、防水パッキング30と容器23の当接部から真空断熱材の上端までの間における放熱が非常に大きいため保温電力量の低減が非常に困難であった。しかしながら、本発明の構成においては真空断熱材34の上端を防水パッキング30と容器23が当接する面の相反する面に配しているためこの部位での熱損失を大幅に抑制できるものである。
また、本発明の電気湯沸かし器において保温温度の設定を最高温度(98℃保温)としたとき、保温安定時の平均保温電力量は33wh/hであり、従来構成の性能(37wh/h)と比較して約4wh/h改善が図れた。
以上の構成から明らかなように、高断熱効率なる真空断熱材34の上端を蓋体28閉時の防水パッキング30と容器23が当接する面の相反する面に配することで放熱を大幅に抑制でき、保温時の消費電力量を低減できるものである。
又、防水パッキング30の外側面に形設したリップ40の先端を隣接する注口24と当接させたので、防水パッキング30と容器23との当接部(シール部)で発生する熱流出は防水パッキング30に形設したリップ40が熱抵抗となり遮断できるため断熱性能をさらに向上できるという作用を有する。
(実施の形態2)
以下に、本発明の第2の実施の形態における電気湯沸かし器を図3により説明する。図3において、蓋体28の最外周下面を、注口24の容器保持部最上面よりも下側に位置させた構成としたものである。この構成によれば、防水パッキング30と容器23との当接部(シール部)で発生する熱流出は外部と通ずる外周部で蓋体28の外周面が熱抵抗となることで抑制されるため断熱性能をさらに向上できるという作用を有する。
以上のように本発明に係る電気湯沸かし器は、断熱性能に優れたもので、各種電気湯沸かし器に適用できる。
本発明の第1の実施の形態における電気湯沸かし器の断面図 同電気湯沸かし器の要部拡大断面図 本発明の第2の実施の形態における電気湯沸かし器の要部拡大断面図 従来の電気湯沸かし器を示す断面図
符号の説明
21 ボデー
22 液体
23 容器
24 注口
26 加熱手段
28 蓋体
29 蓋断熱材
30 防水パッキング
31 芯材
32 外袋
34 真空断熱材
40 リップ

Claims (2)

  1. 液体を収容する有底筒状の容器と、前記容器の上方開口部を覆う蓋体と、前記蓋体に装着され前記蓋体閉時に前記容器の上方開口部と当接する防水パッキングと、前記容器の上方開口部を保持する注口とを有し、前記防水パッキングの外側面にリップを形設し前記リップの先端を隣接する前記注口と当接させたことを特徴とする電気湯沸かし器。
  2. 液体を収容する有底筒状の容器と、前記容器の上方開口部を覆う蓋体と、前記容器の上方開口部を保持する注口とを有し、前記蓋体の最外周下面を前記注口の容器保持部最上面よりも下側に位置させたことを特徴とする電気湯沸かし器。
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