JP2008029589A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】球貯留台前側の限られたスペースに、大型の押圧操作部を備え且つ安定感と滑らかさを両立させた操作性を有する押圧操作手段を搭載した弾球遊技機を提供する。
【解決手段】発射用の遊技球を貯留する貯留皿11を上部側に備えた球貯留台と、この球貯留台の前側に配置され且つ外部から押圧操作可能な押圧操作手段18とを備えた弾球遊技機で、球貯留台は、貯留皿11を構成する貯留皿体15と、その貯留皿体15の下側に配置されるベース体16と、貯留皿体15とベース体16とを前側から覆うカバー体とを備え、押圧操作手段18は、カバー体に形成された開口部に後側から嵌合する操作部材61と、外部操作による操作部材61の後方への移動を検出する操作検出手段62とを備え、操作部材61は、その左右方向一端側に配置された縦軸66により貯留皿体15とベース体16との間で揺動自在に支持されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、パチンコ機、アレンジボール機等の弾球遊技機に関するものである。
パチンコ機等の弾球遊技機では、遊技者が遊技に関与する機会を増やして興趣を喚起すべく、遊技者が押圧操作可能な押しボタン式の押圧操作手段を搭載し、遊技中に適宜遊技者の操作を求め、その操作状況に応じて演出内容を変化させるようにしたものが広く出回っている。この押圧操作手段は、例えば特許文献1に記載されているように、遊技者が遊技中に容易に操作できるよう、上皿(貯留皿)を上部側に備えた球貯留台の前側に設けられている例が多い。
また、従来の押圧操作手段は、特許文献1に記載されているように、前後方向に配置された筒状ケース内に、遊技者が押圧操作する押圧操作部を前側に露出させた状態で前後方向摺動自在に保持される操作部材の他、この操作部材を前向きに付勢するコイルバネ等の付勢部材、操作部材が押圧操作されて後ろ向きに移動したことを検出する検出スイッチ、LED等を収容したユニット構成となっているものが一般的である。
特開2004−065378号公報
特許文献1に記載されているような押圧操作手段の場合、操作部材が筒状ケース内に摺動自在に収容されている関係上、前端側の押圧操作部の外径は筒状ケースの外径と同程度かそれよりも小さく形成せざるを得なかった。
従って、遊技者の操作性をよくするために押圧操作部を大きく形成しようとすると、必然的に筒状ケースも大きくなるため、球貯留台内部の限られたスペースに搭載することが難しくなり、逆に球貯留台内部への収まりを重視して筒状ケースを小型化すると、押圧操作部が小さくなって遊技者の操作性が悪くなる問題があった。
また、従来の押圧操作手段では、操作部材が筒状ケース内に前後方向摺動自在に保持された構成となっているため、操作部材の摺動動作について安定感と滑らかさとを両立させることが難しく、操作性に難があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、球貯留台前側の限られたスペースに、大型の押圧操作部を備え且つ安定感と滑らかさを両立させた操作性を有する押圧操作手段を搭載した弾球遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、発射用の遊技球を貯留する貯留皿11を上部側に備えた球貯留台14と、該球貯留台14の前側に配置され且つ外部から押圧操作可能な押圧操作手段18とを備えた弾球遊技機において、前記球貯留台14は、前記貯留皿11を構成する貯留皿体15と、その貯留皿体15の下側に配置されるベース体16と、前記貯留皿体15と前記ベース体16とを前側から覆うカバー体17とを備え、前記押圧操作手段18は、前記カバー体17に形成された開口部35bに後側から嵌合する操作部材61と、外部操作による前記操作部材61の後方への移動を検出する操作検出手段62とを備え、前記操作部材61は、その左右方向一端側に配置された縦軸66により前記貯留皿体15と前記ベース体16との間で揺動自在に支持されているものである。
本発明によれば、操作部材61を大型に形成しても、押圧操作されたときの操作部材61の動作は安定的且つ滑らかで、その操作性を常に良好に保つことができる。また、従来のような摺動構造ではないために操作部材61を前後方向に薄型化することができ、球貯留台14の限られたスペースに容易に組み込むことができるにも拘わらず、それによって操作性が犠牲になることもない。しかも、従来の筒状ケースのような操作部材61を保持するための特別な部品を別途設ける必要がないため、構造は極めてシンプルである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図8は本発明をパチンコ機として具現化した第1の実施形態を例示している。図1において、1は外枠で、この外枠1の前側には、前枠2が、左右一端側に設けられた上下一対のヒンジ3を介して開閉自在に枢着されている。4はガラス扉、5は前面開閉板で、これらは前枠2の窓孔6に対応して上下に配置され、前枠2に開閉自在に枢支されている。ガラス扉4は、前枠2側の遊技盤20に対応してその前側に配置されており、遊技者はこのガラス扉4のガラス窓を介して遊技盤20の遊技領域を視認できるようになっている。
前枠2の下部には、左右方向の中央部に下皿7が設けられ、この下皿7の左右に灰皿8と発射手段9を操作するための発射ハンドル10とが夫々装着されている。発射手段9は遊技者が発射ハンドル10を把持したときに作動して遊技盤20の遊技領域へと遊技球を発射するようになっている。
前面開閉板5はステンレス板等の板金製で、ガラス扉4の下側にヒンジ3と同じ側のヒンジ5aにより開閉自在に装着されている。前面開閉板5には、その前側に発射用の遊技球を貯留する上皿(貯留皿)11と、貸球操作ボタン12とを上部側に備えた球貯留台14が設けられている。
球貯留台14は、図1〜図4に示すように、上部側の貯留皿体15と、下部側のベース体16と、それら貯留皿体15とベース体16とを前側から覆うカバー体17と、このカバー体17の前側から操作可能な演出操作手段(押圧操作手段)18及び球抜き操作手段19とを備えている。
貯留皿体15は、上皿11を構成するもので、図3及び図4に示すように、払い出し手段(図示省略)から払い出された賞球を受けて前側に案内する払い出し案内樋21と、この払い出し案内樋21側から供給された遊技球を貯留する貯留部22と、この貯留部22内の遊技球を前面開閉板5の後側に向けて開口する発射供給口23側に向けて一列状に流下させる流下通路部24と、貯留部22と流下通路部24との間に設けられ且つ貯留部22側の遊技球を一列状に整列させつつ流下通路部24側に流下させる整列部25とを例えば一体に備え、払い出し案内樋21を前面開閉板5の開口部26を介して後側に突出させた状態で前面開閉板5の前側に着脱自在に装着されている。
また、貯留皿体15の下面側には、下側のベース体16を連結するための連結柱27が下向きに複数本突設されている。
ベース体16は、貯留皿体15の下側に所定距離をおいて略水平に配置された略板状の部材で、その左右一端側に、貸球操作ボタン12を上部側に備えた貸球操作部28が例えば一体に設けられている。
ベース体16の上面側には、貯留皿体15側の連結柱27が上側から嵌合可能な連結受け部29が複数設けられている。
カバー体17は、上下一対の上面板31及び下面板32と、それら上面板31及び下面板32の前縁側を上下に連結する前面板33とを一体に備えている。上面板31及び下面板32は、その前縁側が略円弧状に形成されており、前面板33はそれら上面板31及び下面板32の前縁側に沿って前側に膨らむ曲面状に形成されている。
上面板31には、貯留皿体15及び貸球操作部28に対応する切欠部34が形成されている。また、前面板33には、例えば正面視矩形状の開口部35が左右方向に複数、例えば7個配列されている。
これら複数の開口部35のうち、例えば略中央の開口部35aは球抜き操作手段19の操作部材が、例えば左から2番目の開口部35bは演出操作手段18の操作部材が夫々嵌合するようになっており、それら開口部35a,35b以外の開口部35には夫々装飾部材36が後側から着脱自在に装着されている。
球抜き操作手段19は、図4に示すように、下皿7側に連通する球抜き孔41(図3)を開閉自在に閉鎖する球抜き開閉板42と、外部操作可能な球抜き操作部材43と、この球抜き操作部材43と球抜き開閉板42の動作を連動させる連動機構44とを備えている。
球抜き孔41は、流下通路部24の下流側端部に例えば下向きに形成され、この球抜き孔41を開閉する球抜き開閉板42はバネ部材45により閉鎖側に付勢されており、この球抜き開閉板42がバネ部材45の付勢力に抗して移動したとき、球抜き孔41が開放されて流下通路部24上及びそれよりも上流側の遊技球が下皿7側に流下するようになっている。
球抜き操作部材43は、例えば正面視略矩形状の前面板46と、この前面板46の縁部に沿って後方に延設された上下左右の側板47a〜47dとで後側が開放した箱形に形成されており、カバー体17側の開口部35aに後側から嵌合している。
球抜き操作部材43は、その左右方向一端側、例えば左側に配置された縦軸48により貯留皿体15とベース体16との間で揺動自在に支持されている。即ち、貯留皿体15とベース体16には、それらの前端側に夫々軸支持部49a,49bが上下に対応して設けられている。また、球抜き操作部材43の左側板47cには、その後端側に、軸支持部49a,49b間に対応して軸受部50が例えば外向き(左向き)に突設されている。そして、軸支持部49a,49b間に、軸受部50を上下に貫通するように縦軸48(図3)が固定され、これによって球抜き操作部材43は縦軸48廻りに揺動自在に支持されている。
また、球抜き操作部材43には、縦軸48に対して左右方向の他端側、例えば右側板47d側に揺動規制部51が例えば外向き(右向き)に突設されており、この揺動規制部51がカバー体17側の所定部位に後側から当接することにより前向きの揺動が規制されるようになっている。
連動機構44は、球抜き操作部材43の後ろ向きの揺動動作と、球抜き開閉板42の開放動作とを連動させるもので、例えば互いに連動する第1ギヤ部材52と第2ギヤ部材53とを備えており、球抜き操作部材43が押されて後ろ向きに揺動したとき、球抜き操作部材43に押されて第1ギヤ部材52と第2ギヤ部材53とが夫々揺動し、第2ギヤ部材53に噛合している球抜き開閉板42が開放側に移動するようになっている。
なお、球抜き開閉板42側のバネ部材45は、球抜き開閉板42を閉鎖側に付勢すると共に、連動機構44を介して球抜き操作部材43を前向きに付勢している。
演出操作手段18は、外部操作可能な演出操作部材(操作部材)61と、外部操作による演出操作部材61の後方への移動を検出する操作検出手段62と、発光基板63とを備えている。
演出操作部材61は、例えば正面視略矩形状の前面板64と、この前面板64の縁部に沿って後方に延設された上下左右の側板65a〜65dとで後側が開放した箱形に形成されており、前面板64をカバー体17の前側に露出させるように開口部35bに後側から嵌合している。なお、演出操作部材61は、少なくとも前面板64の一部が透光性を有している。
演出操作部材61は、その左右方向一端側、例えば左側に配置された縦軸66により貯留皿体15とベース体16との間で揺動自在に支持されている。即ち、貯留皿体15とベース体16には、それらの前端側に夫々軸支持部67a,67bが上下に対応して設けられている。また、演出操作部材61の左側板65cには、その後端側に、軸支持部67a,67b間に対応して軸受部68が例えば外向き(左向き)に突設されている。そして、軸支持部67a,67b間に、軸受部68を上下に貫通するように縦軸66が固定され、これによって演出操作部材61は縦軸66廻りに揺動自在に支持されている。
また、演出操作部材61には、縦軸66に対して左右方向の他端側、例えば右側板65d側に揺動規制部69が例えば外向き(右向き)に突設されており、この揺動規制部69がカバー体17側の所定部位に後側から当接することにより前向きの揺動が規制されるようになっている。
更に、ベース体16の前縁側には、演出操作部材61が縦軸66廻りに揺動する際にその下側板65bの下面側が略摺接する揺動案内部70が、略水平に突接されている。
このように、演出操作部材61は、その左右方向一端側に配置された縦軸66により貯留皿体15とベース体16との間で揺動自在に支持されているため、比較的大型であるにも拘わらず、押圧操作部(カバー体17の前側に露出する前面板64の前側)を押圧操作したときの演出操作部材61の動作は安定的且つ滑らかで、その操作性は常に良好である。
また、従来のような摺動構造ではないために演出操作部材61を前後方向に薄型化することができ、球貯留台14の限られたスペースに容易に組み込むことができるにも拘わらず、それによって操作性が犠牲になることもない。しかも、従来の筒状ケースのような演出操作部材61を保持するための特別な部品を別途設ける必要がないため、構造は極めてシンプルである。
操作検出手段62は、略前後方向に往復移動可能な可動部材71と、この可動部材71を後ろ向きに付勢するバネ部材(付勢部材)72と、可動部材71及びバネ部材72を収容するケース体73と、可動部材71がバネ部材72の付勢力に抗して移動したことを検出する検出スイッチ74とを備え、演出操作部材61内の例えば下側板65b上に設けられている。なお、演出操作部材61の下側板65bは、その後縁側がベース体16の前縁側近傍まで延設されている。
可動部材71は、例えば略鉛直な板状に形成された中間部材81と、この中間部材81から前向きに突設された検出軸82と、中間部材81から後向きに突設された位置決め突起83及び被操作部84とを例えば一体に備えている。
検出軸82と位置決め突起83とは前後に対応して例えば中間部材81の上部側に設けられている。また、被操作部84は、位置決め突起83の下側に対応して中間部材81の下部側に設けられている。
ケース体73は、下側が開放した略矩形箱形に形成され、演出操作部材61の下側板65b上に着脱自在に固定されている。ケース体73内には、可動部材71が、その位置決め突起83を後壁73b側の嵌合孔85に内側から嵌合させ、被操作部84と検出軸82とを夫々後壁73b側の嵌合溝86と前壁73a側の嵌合溝87に夫々下側から嵌合させた状態で収容されている。
また、ケース体73内には、バネ部材72が、検出軸82に挿通させた状態で可動部材71側の中間部材81とケース体73側の前壁73aとの間に配置されており、このバネ部材72により、可動部材71が、ケース体73に対して後ろ向き、即ち位置決め突起83と被操作部84とがケース体73から突出する方向に付勢されている。
なお、ケース体73は、演出操作部材61が最も前側の揺動位置にあるとき、即ち揺動規制部69がカバー体17側の所定部位に後側から略当接した状態(以下、非操作状態という)にあるとき(図7に実線で示す)、被操作部84の先端側(後端側)が、ベース体16側に設けられた当接部88の前側に略当接する位置に配置されており、演出操作部材61が前側から押圧操作されることにより後ろ向きに揺動したとき(以下、操作状態という)(図7に二点鎖線で示す)、被操作部84が当接部88に押されて可動部材71が演出操作部材61に対して相対的に前側に移動し、検出軸82がケース体73の前側に大きく突出するようになっている。
なお、バネ部材72はケース体73に対して可動部材71を後ろ向きに付勢しているが、換言すれば、バネ部材72は可動部材71に対してケース体73及びこのケース体73が固定されている演出操作部材61を前向きに付勢しているとも言える。従って、演出操作部材61への押圧操作が解除されれば、演出操作部材61はバネ部材72の付勢力により前向きに揺動して非操作状態に復帰する。
ケース体73の上部側には、基板装着部89が例えば一体に設けられており、この基板装着部89に、発光基板63が、LED(発光体)63aの装着面を前側に向けた状態で着脱自在に装着されている。発光基板63は、LED63aを発光させることにより、例えば演出操作手段18の操作が有効な期間や、演出操作手段18が操作されたこと等、演出操作手段18に関する所定情報の報知を行うようになっている。なお、基板装着部89は、演出操作部材61内にケース体73とは別に設けてもよい。
また、ケース体73の前側には、検出スイッチ74が、操作状態のときの検出軸82の先端側に対応する位置に配置され、例えば演出操作部材61の下側板65b上に着脱自在に固定されている。検出スイッチ74は、例えば透過型フォトセンサにより構成されており、演出操作部材61が押圧操作されて可動部材71が相対的に前側に移動したときに検出軸82の先端側を検出することにより、外部操作によって演出操作部材61が後方に移動したこと、即ち演出操作部材61が押圧操作されたことを検出するようになっている。
以上説明したように、本実施形態の演出操作手段18は、カバー体17に形成された開口部35bに後側から嵌合する演出操作部材61と、外部操作による演出操作部材61の後方への移動を検出する操作検出手段62とを備え、演出操作部材61は、その左右方向一端側に配置された縦軸66により貯留皿体15とベース体16との間で揺動自在に支持されているため、演出操作部材61を大型に形成しても、押圧操作されたときの演出操作部材61の動作は安定的且つ滑らかで、その操作性を常に良好に保つことができる。また、従来のような摺動構造ではないために演出操作部材61を前後方向に薄型化することができ、球貯留台14の限られたスペースに容易に組み込むことができるにも拘わらず、それによって操作性が犠牲になることもない。しかも、従来の筒状ケースのような演出操作部材61を保持するための特別な部品を別途設ける必要がないため、構造は極めてシンプルである。
また、操作検出手段62は、前後方向に往復移動可能な可動部材71と、この可動部材71を後ろ向きに付勢するバネ部材72と、可動部材71がバネ部材72の付勢力に抗して移動したことを検出する検出スイッチ74とを備え、演出操作部材61が縦軸66廻りに後ろ向きに揺動したときに、可動部材71の被操作部84が押されるように構成されているため、操作検出手段62は演出操作部材61の大きさとは無関係に小型化することができ、この操作検出手段62が球貯留台14内の限られたスペースを圧迫することもない。
しかも、操作検出手段62は、被操作部84を後方に向けた状態で演出操作部材61側に装着され、演出操作部材61が押されたときに被操作部84がベース体16側の当接部88に押されて可動部材71が前側に移動し、その可動部材71の移動を検出スイッチ74により検出するように構成されているため、演出操作手段18を演出操作部材61上にユニット化することができ、組立作業等を効率化できる利点がある。
図9〜図12は本発明の第2の実施形態を例示し、操作検出手段62をベース体16側に設けた例を示している。
図9〜図12に示すように、本実施形態の操作検出手段62は、第1の実施形態と同様、可動部材71、バネ部材72、ケース体73、及び検出スイッチ74を備えており、全体として略同様の構成を有しているが、演出操作部材61上ではなくベース体16上に装着されており、しかもその装着方向が前後逆である点で第1の実施形態とは異なっている。即ち、本実施形態の操作検出手段62は、ケース体73が被操作部84を前方に向けた状態でベース体16上に装着され、演出操作部材61が押されたときに、被操作部84が演出操作部材61側の当接部91に押されて可動部材71が後側に移動し(図11に二点鎖線で示す)、その可動部材71の移動を、ケース体73の後側に配置された検出スイッチ74により検出するように構成されている。
なお、ベース体16の前縁側には、可動部材71の中間部材81及び被操作部84が嵌合する切欠部92が後向き凹入状に形成されている。
ケース体73の上部側には、基板装着部89が例えば一体に設けられており、この基板装着部89に、発光基板63が、LED63aの装着面を前側に向けた状態で着脱自在に装着されている。
演出操作部材61は、第1の実施形態と略同様の構成を有し、その左右方向一端側、例えば左側に配置された縦軸66により貯留皿体15とベース体16との間で揺動自在に支持されており、下側板65bの後縁側が、被操作部84に対応する当接部91となっている。
なお、下側板65bは、その後縁側がベース体16の前縁側近傍まで延設されている。また、演出操作部材61には、下側板65bと平行な中間板93が、下側板65bの上側で且つ操作検出手段62側の位置決め突起83に対応する高さ位置に一体に設けられている。
以上のような第2の実施形態の場合、演出操作手段18を1つのユニットとして構成することはできないが、第1の実施形態と同様、演出操作部材61を大型に形成しても、押圧操作されたときの演出操作部材61の動作は安定的且つ滑らかで、その操作性を常に良好に保つことができる。また、従来のような摺動構造ではないために演出操作部材61を前後方向に薄型化することができ、球貯留台14の限られたスペースに容易に組み込むことができるにも拘わらず、それによって操作性が犠牲になることもない。しかも、従来の筒状ケースのような演出操作部材61を保持するための特別な部品を別途設ける必要がないため、構造は極めてシンプルである。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、第1の実施形態のように操作検出手段62を演出操作部材61側に設けた場合、演出操作部材61が押圧操作されたときに被操作部84を押す当接部88は貯留皿体15側に設けてもよい。
また、第2の実施形態のように操作検出手段62を演出操作部材61とは別の部分に設ける場合、操作検出手段62を貯留皿体15側に設けてもよい。
検出スイッチ74は、例えばケース体73上に設けてもよい。また検出スイッチ74は可動部材71の動作を検出可能であればよく、フォトセンサ以外の任意の検出スイッチを用いてもよい。
また、操作検出手段62は、演出操作部材61の後方への移動を検出可能であればよく、その構成は任意である。例えば、操作検出手段62をフォトセンサ等の検出スイッチのみで構成し、第1の実施形態のように操作検出手段62を演出操作部材61側に設ける場合には、貯留皿体15側又はベース体16側の所定部位を直接検出し、第2の実施形態のように操作検出手段62をベース体16側等に設ける場合には、演出操作部材61側の所定部位を直接検出するようにしてもよい。
なお、実施形態では、本発明をパチンコ機に適用した例を示したが、アレンジボール機等の各種弾球遊技機において同様に実施可能であることは言うまでもない。
本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の全体斜視図である。 本発明の第1の実施形態を示す前面開閉板及び球貯留台の正面図である。 本発明の第1の実施形態を示す前面開閉板及び球貯留台の平面図である。 本発明の第1の実施形態を示す前面開閉板及び球貯留台の分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態を示す演出操作手段及びその近傍の分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態を示す演出操作手段及びその近傍の正面断面図である。 本発明の第1の実施形態を示す演出操作手段及びその近傍の平面断面図である。 本発明の第1の実施形態を示す演出操作手段及びその近傍の側面断面図である。 本発明の第2の実施形態を示す演出操作手段及びその近傍の分解斜視図である。 本発明の第2の実施形態を示す演出操作手段及びその近傍の正面断面図である。 本発明の第2の実施形態を示す演出操作手段及びその近傍の平面断面図である。 本発明の第2の実施形態を示す演出操作手段及びその近傍の側面断面図である。
符号の説明
11 上皿(貯留皿)
14 球貯留台
15 貯留皿体
16 ベース体
17 カバー体
18 演出操作手段(押圧操作手段)
35b 開口部
61 演出操作部材(操作部材)
62 操作検出手段
63 発光基板
63a 発光体
66 縦軸
71 可動部材
72 バネ部材(付勢部材)
74 検出スイッチ
84 被操作部

Claims (6)

  1. 発射用の遊技球を貯留する貯留皿(11)を上部側に備えた球貯留台(14)と、該球貯留台(14)の前側に配置され且つ外部から押圧操作可能な押圧操作手段(18)とを備えた弾球遊技機において、前記球貯留台(14)は、前記貯留皿(11)を構成する貯留皿体(15)と、その貯留皿体(15)の下側に配置されるベース体(16)と、前記貯留皿体(15)と前記ベース体(16)とを前側から覆うカバー体(17)とを備え、前記押圧操作手段(18)は、前記カバー体(17)に形成された開口部(35b)に後側から嵌合する操作部材(61)と、外部操作による前記操作部材(61)の後方への移動を検出する操作検出手段(62)とを備え、前記操作部材(61)は、その左右方向一端側に配置された縦軸(66)により前記貯留皿体(15)と前記ベース体(16)との間で揺動自在に支持されていることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記操作検出手段(62)は、所定方向に往復移動可能な可動部材(71)と、この可動部材(71)を所定方向に付勢する付勢部材(72)と、前記可動部材(71)が前記付勢部材(72)の付勢力に抗して移動したことを検出する検出スイッチ(74)とを備え、前記操作部材(61)が前記縦軸(66)廻りに後ろ向きに揺動したときに、前記可動部材(71)の被操作部(84)が押されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記操作検出手段(62)は、前記被操作部(84)を後方に向けた状態で前記操作部材(61)側に装着され、前記操作部材(61)が押されたときに前記被操作部(84)が前記貯留皿体(15)側又は前記ベース体(16)側の所定部位に押されるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の弾球遊技機。
  4. 発光体(63a)を備えた発光基板(63)を前記操作検出手段(62)と共に前記操作部材(61)側に装着したことを特徴とする請求項3に記載の弾球遊技機。
  5. 前記操作検出手段(62)は、前記被操作部(84)を前方に向けた状態で前記貯留皿体(15)側又は前記ベース体(16)側に装着され、前記操作部材(61)が押されたときに前記被操作部(84)が前記操作部材(61)側の所定部位に押されるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の弾球遊技機。
  6. 発光体(63a)を備えた発光基板(63)を前記操作検出手段(62)と共に前記貯留皿体(15)側又は前記ベース体(16)側に装着したことを特徴とする請求項5に記載の弾球遊技機。
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