JP2008024857A - マスキングテープ - Google Patents

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Abstract

【課題】マスキングテープの基板からの剥離時に、粘着剤層の一部が残渣として基板上に残ることを防止する。
【解決手段】マスキングテープ1は、基材11、および、基材11の一方の面に形成されて基板9の主面90に粘着する粘着剤層12を備え、基板9の非塗布領域に貼付されて非塗布領域に対する有機EL液の付着を防止する。マスキングテープ1では、長手方向に垂直な任意の断面の幅方向の両側において、基材11の下面エッジ114が粘着剤層12の上面エッジ123と重なり、粘着剤層12の下面エッジ124が上面エッジ123よりも幅方向に関して内側に位置する。このため、マスキングテープ1が基板9から剥離される際に、粘着剤層12の下面エッジ124近傍の部位が基材11により強固に支持されることにより、粘着剤層12の一部が残渣として基板9上に残ることを防止することができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、基板の主面上の非塗布領域に貼付されて当該非塗布領域に対する流動性材料の付着を防止するマスキングテープに関する。
従来より、有機EL(Electro Luminescence)材料を利用した有機EL表示装置の開発が行われており、例えば、高分子有機EL材料を用いたアクティブマトリックス駆動方式の有機EL表示装置の製造では、ガラス基板(以下、単に「基板」という。)に対して、TFT(Thin Film Transistor)回路の形成、陽極となるITO(Indium Tin Oxide)電極の形成、隔壁の形成、正孔輸送材料を含む流動性材料(以下、「正孔輸送液」という。)の塗布、加熱処理による正孔輸送層の形成、有機EL材料を含む流動性材料(以下、「有機EL液」という。)の塗布、加熱処理による有機EL層の形成、陰極の形成、および、絶縁膜の形成による封止が順次行われる。
有機EL表示装置の製造において、正孔輸送液または有機EL液を基板に塗布する装置の1つとして、特許文献1および特許文献2に示すように、流動性材料を連続的に吐出する複数のノズルを、基板に対して主走査方向および副走査方向に相対移動することにより、基板上に流動性材料をストライプ状に塗布する装置が知られている。
有機EL表示装置用の基板の表面には、正孔輸送液や有機EL液等の流動性材料が塗布されるべき塗布領域(すなわち、発光領域)の周囲に、ドライバ回路が組み込まれた領域や絶縁膜による封止のために必要な領域が設けられている。有機EL表示装置の製造では、正孔輸送層や有機EL層の形成工程においてこれらの塗布領域の周囲の領域(以下、「非塗布領域」という。)に流動性材料が付着する可能性があり、流動性材料が付着した状態で後工程が行われると電極の特性劣化や封止不良等が発生する可能性がある。したがって、基板の非塗布領域に流動性材料が付着することを防止する必要がある。
一方、特許文献3には、プリント基板に対するハンダの塗布作業において非塗布領域に貼付されて当該領域をハンダから保護するハンダマスキング用粘着テープが記載されている。当該粘着テープは、粘着テープの剥離時に基板に残る粘着剤の残渣を水洗浄により容易に除去することを目的としており、特許文献3では、水洗浄性が良好な水溶性粘着剤組成物の組成が開示されている。
特開2004−111073号公報 特開2004−89771号公報 特開平8−253757号公報
ところで、有機EL表示装置用の基板に対する流動性材料の塗布において、非塗布領域にマスキングテープを貼付することにより流動性材料の非塗布領域への付着を防止する場合、通常のマスキングテープを利用すると、マスキングテープを剥離する際にマスキングテープの粘着剤層の一部が基板上に付着した状態で粘着剤層から脱落してしまい、非塗布領域上に残渣として転写してしまう恐れがある。そして、非塗布領域にこのような残渣が付着した状態で後工程が行われると、電極の特性劣化や封止不良等の不具合が発生する恐れがある。
一方、有機EL表示装置では、基板に塗布された後の有機EL材料等に水分や溶剤等が付着すると有機EL層の特性に悪影響が及ぶため、水等を利用した液体洗浄により残渣を除去することはできない。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、マスキングテープの基板からの剥離時に、粘着剤層の一部が残渣として基板上に残ることを防止することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、基板の主面上の非塗布領域に貼付されて前記非塗布領域に対する流動性材料の付着を防止するマスキングテープであって、テープ状の基材と、前記基材の一方の面に形成された粘着剤層とを備え、前記粘着剤層および前記基材の長手方向に垂直な断面において、前記基材の前記粘着剤層側の面の幅方向の一方側にて前記長手方向に伸びる第1エッジが、前記粘着剤層の前記基材側の面の前記一方側にて前記長手方向に伸びる第2エッジと重なり、前記粘着剤層の前記基材側とは反対側の面の前記一方側にて前記長手方向に伸びる第3エッジが、前記幅方向に関して前記第2エッジよりも内側に位置する、または、同じ位置に位置する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のマスキングテープであって、前記粘着剤層および前記基材の前記断面において、前記粘着剤層の前記一方側の側面が、前記幅方向に関して前記基材の前記一方側の前記第1エッジの位置よりも外側にはみ出さない。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のマスキングテープであって、前記粘着剤層および前記基材の前記断面において、前記粘着剤層の前記側面が直線状である。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のマスキングテープであって、前記粘着剤層および前記基材の前記断面において、前記基材の前記一方側の側面と前記粘着剤層の前記側面とが直線状に連続している。
請求項5に記載の発明は、請求項3または4に記載のマスキングテープであって、前記粘着剤層および前記基材の前記断面において、前記粘着剤層の前記基材側とは反対側の前記面と前記粘着剤層の前記側面との為す角度が90°以上160°以下である。
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載のマスキングテープであって、前記粘着剤層が、アクリル系ポリマーを含有する。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のマスキングテープであって、前記アクリル系ポリマーが、主モノマー100重量部に対して官能基含有モノマーを0.5重量部以上含有する。
請求項8に記載の発明は、請求項1ないし7のいずれかに記載のマスキングテープであって、前記粘着剤層および前記基材の前記断面において、前記基材の前記粘着剤層側の前記面の他方側の第1エッジが、前記粘着剤層の前記基材側の前記面の前記他方側の第2エッジと重なり、前記粘着剤層の前記基材側とは反対側の前記面の前記他方側の第3エッジが、前記幅方向に関して前記他方側の前記第2エッジよりも内側に位置する、または、同じ位置に位置する。
請求項9に記載の発明は、請求項1ないし8のいずれかに記載のマスキングテープであって、貼付される基板がガラス基板である。
請求項10に記載の発明は、請求項1ないし9のいずれかに記載のマスキングテープであって、貼付される基板が有機EL表示装置用の基板である。
請求項11に記載の発明は、請求項1ないし10のいずれかに記載のマスキングテープであって、基板に対して相対的に移動するノズルから前記基板に向けて流動性材料を連続的に吐出することにより前記基板の主面に前記流動性材料を塗布する際に前記基板に貼付される。
本発明では、マスキングテープの基板からの剥離時に、粘着剤層が残渣として基板上に残ることを防止することができる。
図1および図2は、本発明の第1の実施の形態に係るマスキングテープが貼付された基板に対して流動性材料を塗布する塗布装置3の構成を示す平面図および正面図である。塗布装置3は、平面表示装置用のガラス基板に画素形成材料を含む流動性材料を塗布する装置である。本実施の形態では、塗布装置3において、アクティブマトリックス駆動方式の有機EL(Electro Luminescence)表示装置用の基板9に、有機EL材料を含む流動性材料(以下、「有機EL液」という。)が塗布される。
図3は、マスキングテープ1が貼付された基板9を示す平面図である。図3では、塗布装置3(図1および図2参照)により有機EL液が塗布される領域(以下、「塗布領域」という。)91に平行斜線を付す。本実施の形態では、基板9上に4つの塗布領域91が設けられ、1枚の基板9から4つの有機EL表示装置用の基板が製造される。4つの塗布領域91の周囲の格子状の領域92は、ドライバ回路の組み込みや後工程における絶縁膜による封止等に利用されるため、有機EL液が塗布されるべきではない領域であり、以下、「非塗布領域92」という。図3に示すように、マスキングテープ1は、基板9の主面90上の非塗布領域92に貼付される。
塗布装置3は、図2に示すように、基板9を保持する基板保持部31を備え、また、図1および図2に示すように、基板保持部31を基板9の主面90に対して平行な所定の方向(すなわち、図1中の上下方向であり、以下、「副走査方向」という。)に水平移動する基板移動機構32、基板保持部31上の基板9に向けて3本のノズル37から有機EL液を連続的に吐出する吐出機構である塗布ヘッド34、塗布ヘッド34を基板9の主面90に平行であって副走査方向と垂直な方向(すなわち、図1中の左右方向であり、以下、「主走査方向」という。)に水平移動するヘッド移動機構35、および、塗布ヘッド34の3本のノズル37に有機EL液を供給する流動性材料供給部38を備える。
塗布ヘッド34では、3本のノズル37が、図1中の左右方向(すなわち、主走査方向)に関して略直線状に離れて配列されるとともに図1中の上下方向(すなわち、副走査方向)に僅かにずれて配置され、これらのノズル37から吐出された有機EL液が、基板9の塗布領域91(図3参照)に予め形成されている主走査方向に伸びる隔壁の間の溝に塗布される。本実施の形態では、隣接する2本のノズル37の間の副走査方向に関する距離は、隔壁間のピッチ(以下、「隔壁ピッチ」という。)に等しい。塗布ヘッド34では、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)と互いに色が異なる3種類の有機EL材料をそれぞれ含む3種類の有機EL液が3本のノズル37から吐出される。
塗布装置3により有機EL液の塗布が行われる際には、まず、テープ貼付装置により図3に示す非塗布領域92にマスキングテープ1が貼付された基板9が、図2に示す基板保持部31に載置されて保持され、図1中に実線にて示す塗布開始位置に位置する。塗布ヘッド34は予め図1および図2中に実線にて示す位置に位置している。
続いて、ノズル37から有機EL液の吐出が開始されるとともに、ヘッド移動機構35が駆動されて塗布ヘッド34の移動が開始される。塗布装置3では、ノズル37から有機EL液を基板9に向けて連続的に吐出しつつ、ノズル37を基板9に対して図1中の左側から右側へと(すなわち、主走査方向に)相対的に移動することにより、基板9の主面90上の隔壁間の3つの隣接する溝に有機EL液が塗布される。
塗布ヘッド34が図1および図2中に二点鎖線にて示す位置まで移動すると、基板移動機構32が駆動され、基板9が基板保持部31と共に図1中の上側に隔壁ピッチの3倍の距離だけ移動する。そして、塗布ヘッド34が有機EL液を吐出しつつ図1中において右側から左側へと移動することにより、基板9上に3種類の有機EL液がストライプ状に塗布される。
図4は、マスキングテープ1が貼付された基板9を示す平面図であり、図5は、図4中のA−Aの位置における基板9およびマスキングテープ1の断面図である。図1に示す塗布装置3では、塗布ヘッド34の主走査方向への移動、および、塗布ヘッド34の1回の主走査毎に行われる基板9の副走査方向へのピッチ移動が繰り返されることにより、図4および図5に示すように、基板9上のマスキングテープ1を含む領域(すなわち、非塗布領域92に貼付されたマスキングテープ1上の領域、および、塗布領域91の隔壁間の溝)に有機EL液93がストライプ状に塗布される。そして、基板9が図1中に二点鎖線にて示す塗布終了位置まで移動すると、ノズル37からの有機EL液の吐出が停止されて基板9に対する有機EL液の塗布が終了する。なお、図4では、図示の都合上、基板9上に塗布された有機EL液93の幅およびピッチを実際よりも大きく描いている。
塗布装置3では、有機EL液93の塗布が行われている間、塗布ヘッド34のノズル37(図1および図2参照)から有機EL液93が連続的に吐出されている。塗布装置3では、非塗布領域92のうち基板9の移動方向に垂直に伸びる領域(すなわち、図4中において左右方向に伸びる領域であり、マスキングテープ1の貼付が省略されている領域)に対して、塗布ヘッド34を基板保持部31の側方に設けられた受液部36上に待機させた状態で、基板9を当該領域の幅(すなわち、図4中の上下方向の幅)と等しい距離だけ副走査方向に移動することにより、当該領域への有機EL液93の塗布が回避される。
塗布装置3による有機EL液の塗布が終了すると、テープ剥離装置により基板9の主面90からマスキングテープ1が剥離されることにより、基板9に対する有機EL液の塗布が終了する。塗布装置3による有機EL液の塗布では、マスキングテープ1を利用することにより、非塗布領域92に対する有機EL液の付着を防止することができる。
図6は、図3に示すマスキングテープ1および基板9の一部を、図3中のB−Bの位置にてマスキングテープ1の長手方向に垂直に切断した断面図である。図6に示すように、マスキングテープ1は、テープ状の基材11、および、基材11の一方の面(すなわち、図6中における下側の面)に形成された粘着剤層12を備える。マスキングテープ1の貼付時には、粘着剤層12の後述する下面エッジ124の少なくとも一方を基板9上の塗布領域91と非塗布領域92(図3参照)との境界に一致させつつ、粘着剤層12が基板9の主面90に粘着する。図6に示すように、マスキングテープ1の断面は、基材11および粘着剤層12の幅方向(すなわち、図6中の左右方向)における中心線100に関して線対称な逆台形であり、また、基材11および粘着剤層12の長手方向(すなわち、図3中の上下方向)の全長に亘って図6に示す断面と同形状である。
基材11は、例えば、プラスチックフィルムにより形成される。基材11として使用されるプラスチックフィルムは、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン系フィルム、ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系フィルム、ナイロン等のポリアミド系フィルム、トリアセチルセルロースフィルム、ポリイミドフィルム等である。耐溶剤性、耐水性等の観点からは、ポリエステル系フィルムにより基材11が形成されることが好ましく、また、耐熱性の観点からは、ポリイミドフィルムにより基材11が形成されることが好ましい。
粘着剤層12は、例えば、ポリエステル系粘着剤、または、アクリル系粘着剤により形成される。ポリエステル系粘着剤としては、粘着剤層12の濡れ性を向上するという観点から、例えば、ポリカーボネートジオールやポリカプロラクトンジオール等から選択されるジオール化合物(好ましくは、水酸基価が35〜130KOHmg/g(より好ましくは、45〜120KOHmg/g)であるもの)と、セバシン酸、アジピン酸、アゼライン酸およびフタル酸から選択される二塩基酸とから得られるポリエステルを含有するものが好ましい。
ポリエステルの重量平均分子量(Mw)は、粘着剤としての凝集力を確保して耐熱性や耐久性を向上するという観点からは、1万以上(より好ましくは、2万以上)とされることが好ましく、粘度が過剰に高くなることを防止して粘着剤層12の形成を容易とするという観点からは、10万以下(より好ましくは、8万以下)とされることが好ましい。ここで、重量平均分子量とは、ゲルパーミエーションクロマトフラフィー(GPC)による標準ポリスチレン換算の重量平均分子量を意味する。
アクリル系粘着剤としては、例えば、(メタ)アクリル酸アルキルエステルと親水性モノマーとを単量体単位として含むアクリル系ポリマーを含有するものが好ましい。アクリル系ポリマーの重量平均分子量は、粘着剤としての凝集力を確保して耐熱性や耐久性を向上するという観点からは、30万以上(より好ましくは、50万以上)とされることが好ましく、粘度が過剰に高くなることを防止して粘着剤層12の形成を容易とするという観点からは、200万以下(より好ましくは、170万以下)とされることが好ましい。
(メタ)アクリル酸アルキルエステルのアルキル基としては、炭素数が2以上14以下(より好ましくは4以上8以下)であるものが好ましく、例えば、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、イソアミル基、ヘキシル基、ヘプチル基、2−エチルヘキシル基、イソオクチル基、イソノニル基、イソデシル基が使用される。
親水性モノマーとしては、例えば、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシブチル等の水酸基含有単量体、(メタ)アクリル酸ジメチルアミノエチル、(メタ)アクリル酸ジエチルアミノエチル、(メタ)アクリル酸t−ブチルアミノエチル等のアミノ基含有単量体、(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、N−メトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N,N−メチレンビス(メタ)アクリルアミド、N−イソプロピルアクリルアミド、N,N−ジメチルアミノプロピルアクリルアミド等のアミド基含有単量体が使用される。また、(メタ)アクリロニトリル、N−(メタ)アクリロイルモルホリン、N−ビニル−2−ピロリドン、N−ビニルカプロラクタム、N−シクロヘキシルマレイミド、N−フェニルマレイミド等も親水性モノマーとして使用される。さらには、上記親水性モノマーが2種類以上組み合わされて使用されてもよい。本実施の形態では、粘着剤層12はアクリル系ポリマーを含有しており、当該アクリル系ポリマーは、主モノマー100重量部に対して官能基含有モノマーを0.5重量部以上(好ましくは1重量部以上、さらに好ましくは2重量部以上)含有する。
マスキングテープ1は、例えば、長さ200m、幅1mのプラスチックフィルムの一方の主面に粘着剤が塗布された後、カッタ等により幅方向において10等分にカッティングされることにより製造される。
図6に示すマスキングテープ1では、粘着剤層12の基材11側の端面121(図6中の上側の端面であり、以下、「上面121」という。)と、基材11側とは反対側の端面122(図6中の下側で基板9に当接する端面であり、以下、「下面122」という。)との間の距離、すなわち、粘着剤層12の厚さは約15μmとされる。また、基材11の粘着剤層12側の端面112(以下、「下面112」という。)と、粘着剤層12とは反対側の端面111(以下、「上面111」という。)との間の距離、すなわち、基材11の厚さは約37μmとされる。なお、図6では、図示の都合上、マスキングテープ1の厚さを幅に比べて実際よりも厚く描いている(図8ないし図11においても同様)。
図6に示すように、マスキングテープ1では、基材11の下面112の長手方向に垂直な幅方向(すなわち、図6中の左右方向)の両側にて長手方向に伸びるエッジ114(以下、「下面エッジ114」という。)が、粘着剤層12の上面121の両側にて長手方向に伸びるエッジ123(以下、「上面エッジ123」という。)と重なる。また、粘着剤層12の下面122の両側にて長手方向に伸びるエッジ124(以下、「下面エッジ124」という。)は、幅方向に関して粘着剤層12の上面エッジ123よりも内側に位置する。換言すれば、粘着剤層12の下面エッジ124は、上面エッジ123よりもマスキングテープ1の幅方向における中心線100に近づく側に位置する。
ここで、基材11の下面エッジ114、粘着剤層12の上面エッジ123および下面エッジ124を第1エッジ、第2エッジおよび第3エッジとした場合、マスキングテープ1では、第1エッジが第2エッジと重なり、第3エッジが幅方向に関して第2エッジよりも内側に位置することになる。
図6に示すように、粘着剤層12の両側の側面125は直線状とされ、幅方向に関して基材11の両側の下面エッジ114の位置よりも内側に位置しており、両側の下面エッジ114の位置よりも外側にははみ出さない。また、基材11の両側の側面115は、粘着剤層12の両側の側面125と直線状に連続している。換言すれば、基材11の両側面115および粘着剤層12の両側面125が連続する平滑面とされ、基板9の主面90から厚さ方向に離れるに従って、マスキングテープ1の中心線100から離れて基板9の主面90上に張り出す逆テーパ状とされる。マスキングテープ1では、粘着剤層12の下面122と粘着剤層12の両側の側面125との為す角度θはそれぞれ約100°とされる。
上述のように、マスキングテープ1の断面は長手方向の全長に亘って同形状とされるため、図6に示すマスキングテープ1の形状に関する上記説明は、マスキングテープ1(すなわち、基材11および粘着剤層12)の長手方向に垂直な任意の断面において同様である。
図7.Aは、長手方向に垂直な断面の形状がマスキングテープ1とは異なる比較例のマスキングテープ71を基板79の一部と共に示す断面図である。また、図7.Bおよび図7.Cは、比較例のマスキングテープ71が基板79から剥離される様子を示す図である。図7.Aに示すように、比較例のマスキングテープ71では、粘着剤層712の下面エッジ7124が上面エッジ7123よりも幅方向に関して外側に位置する。したがって、粘着剤層712の下面エッジ7124近傍の部位は、基材711により上方から支持されていない。このため、マスキングテープ71が基板79から剥離される際に、図7.Bに示すように、粘着剤層712の下面エッジ7124近傍の部位が、基材711により局所的に撓みつつ強い力で上向きに引っ張られ、図7.Cに示すように、粘着剤層712から脱落して残渣712aとして基板79の主面790上に残ってしまう。
これに対して、上記実施の形態に係るマスキングテープ1では、長手方向に垂直な任意の断面の幅方向の両側において、粘着剤層12の下面エッジ124が上面エッジ123よりも幅方向に関して内側に位置する。このため、マスキングテープ1が基板9から剥離される際に、粘着剤層12の下面エッジ124近傍の部位が、基材11により強固に支持されて安定して上向きに引っ張られる。これにより、粘着剤層12の一部が残渣として基板9上に残ることを防止することができる。その結果、塗布領域91のみに有機EL液が塗布されており、かつ、非塗布領域92に有機EL液やマスキングテープ1の残渣が付着していない基板9を容易に得ることができる。
このように、基板9の非塗布領域92に対する有機EL液の付着を防止し、さらに、剥離後に粘着剤層12が基板9上に残渣として残らないマスキングテープ1は、基板9に対して相対的に移動するノズル37から基板9に向けて有機EL液を連続的に吐出する塗布装置3における有機EL液の塗布に特に適している。
また、マスキングテープ1では、粘着剤層12の両側面125全体が、幅方向に関して基材11の両側の下面エッジ114の位置よりも内側に位置する。これにより、マスキングテープ1の貼付や剥離を行う装置において、マスキングテープ1を繰り出したり巻き取る際に、マスキングテープ1の側面に当接して案内するガイドローラ等に粘着剤層12が接触することを防止することができる。その結果、ガイドローラ等との摩擦による粘着剤層12からの発塵を防止することができる。
マスキングテープ1では、長手方向に垂直な任意の断面において粘着剤層12の両側面125が直線状とされるため、カッティングにより所望の形状の粘着剤層12を容易に形成することができる。また、基材11の両側面115が粘着剤層12の両側面と直線状に連続していることにより、マスキングテープ1を容易に形成することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係るマスキングテープについて説明する。図8は、第2の実施の形態に係るマスキングテープ1aを基板9の一部と共に示す断面図であり、第1の実施の形態に係るマスキングテープ1の長手方向に垂直な断面図である図6に対応する。図8に示すように、マスキングテープ1aは、図6に示すマスキングテープ1とは異なり、長手方向に垂直な断面の形状が長方形とされる。その他の構成は図6と同様であり、以下の説明において同符号を付す。図8に示すマスキングテープ1aは、図3に示すマスキングテープ1と同様に、塗布装置3(図1および図2参照)における基板9に対する有機EL液の塗布の際に基板9の主面90に貼付される。
マスキングテープ1aの断面は、第1の実施の形態と同様に、基材11および粘着剤層12の幅方向(すなわち、図8中の左右方向)における中心線100に関して線対称であり、また、基材11および粘着剤層12の長手方向の全長に亘って図8に示す断面と同形状である。
上述のように、マスキングテープ1aの断面形状は長方形であるため、図8に示すように、マスキングテープ1aの幅方向の両側では、基材11の下面エッジ114が粘着剤層12の上面エッジ123と重なるとともに、粘着剤層12の下面エッジ124が、幅方向に関して上面エッジ123と同じ位置に位置する。
マスキングテープ1aの長手方向に垂直な断面では、直線状の粘着剤層12の両側の側面125全体が、基材11の両側の下面エッジ114と幅方向に関して同じ位置に位置し、下面エッジ114の位置よりも外側にはみ出さない。また、基材11の両側の側面115は、粘着剤層12の両側の側面125と直線状に連続する。マスキングテープ1aでは、粘着剤層12の両側の側面125と下面122との為す角度θはそれぞれ90°とされる。
第2の実施の形態に係るマスキングテープ1aでは、長手方向に垂直な任意の断面の幅方向の両側において、粘着剤層12の上面エッジ123が下面エッジ114と幅方向に関して同じ位置に位置することにより、第1の実施の形態と同様に、マスキングテープ1aが基板9から剥離される際に、粘着剤層12の一部が残渣として基板9上に残ることを防止することができる。また、粘着剤層12の両側の側面125が、幅方向に関して基材11の下面エッジ114の位置よりも外側にはみ出さないことにより、マスキングテープ1aの側面にガイドローラ等が強く摩擦することを防止することができ、第1の実施の形態と同様に、粘着剤層12からの発塵を防止することができる。
マスキングテープ1aでは、第1の実施の形態と同様に、長手方向に垂直な任意の断面において粘着剤層12の両側面125が直線状とされるため、粘着剤層12を容易に形成することができる。また、基材11の両側面115が粘着剤層12の両側面125と直線状に連続することにより、マスキングテープ1aを容易に形成することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
上記実施の形態に係るマスキングテープでは、基材11の両側の下面エッジ114が、マスキングテープの全長に亘って粘着剤層12の両側の上面エッジ123と重なっているが、例えば、粘着剤層12から粘着剤の微小部分が脱落したり、マスキングテープの製造時の僅かな製造誤差等により、マスキングテープの長手方向のごく一部において、粘着剤層12の上面エッジ123が基材11の下面エッジ114から僅かにずれていてもよい。換言すれば、基材11の両側の下面エッジ114は、マスキングテープのほぼ全長に亘って粘着剤層12の両側の上面エッジ123と重なっている。この場合であっても、上記実施の形態と同様に、マスキングテープが基板9から剥離される際に、粘着剤層12の一部が残渣として基板9上に残ることを防止することができる。
上記実施の形態に係るマスキングテープでは、粘着剤層12の両側面125と下面122とがそれぞれ為す角度θは、必ずしも100°または90°には限定されないが、90°以上160°以下(より好ましくは、90°以上150°以下)とされることが好ましい。角度θが90°以上とされることにより、粘着剤層12の下面エッジ124の真上において基材11の下面112まで連続的に粘着剤を存在させることができる。その結果、マスキングテープの剥離時に、粘着剤層12の下面エッジ124近傍の部位が基材11に強固に支持されて基板9から剥離されるため、当該部位が粘着剤層12から脱落して基板9上に残ってしまうことをより確実に防止することができる。また、角度θが160°以下とされることにより、有機EL液がマスキングテープと基板9との間に浸入することを防止し、非塗布領域92に対する有機EL液の付着(すなわち、マスキング不良)を防止することができる。
図9ないし図15は、他の好ましいマスキングテープの例を示す断面図である。図9ないし図15に示すマスキングテープ1b〜1hは、断面が幅方向における中心線100に関して線対称な形状を有し、第1の実施の形態と同様に、基材11の下面エッジ114が粘着剤層12の上面エッジ123と重なる。
図9ないし図13に示すように、マスキングテープ1b〜1fでは、第1の実施の形態と同様に、幅方向の両側において粘着剤層12の上面エッジ123が下面エッジ124よりも外側に位置する。図9および図10に示すマスキングテープ1b,1cでは、粘着剤層12の側面125が基板9の主面90に対して逆テーパ状に張り出している。マスキングテープ1bでは、基材11の上面エッジ113が下面エッジ114よりも幅方向の内側に位置し、マスキングテープ1cでは、基材11の上面エッジ113と下面エッジ114とが幅方向に関して同じ位置に位置する。
図11ないし図13に示すマスキングテープ1d〜1fでは、粘着剤層12の側面125が幅方向の外側に凸状となっている。マスキングテープ1dでは、基材11の上面エッジ113が下面エッジ114よりも幅方向の内側に位置し、マスキングテープ1eでは、基材11の上面エッジ113と下面エッジ114とが幅方向に関して同じ位置に位置する。また、マスキングテープ1fでは、基材11の上面エッジ113は下面エッジ114よりも外側に位置する。
図14および図15に示すマスキングテープ1g,1hでは、第2の実施の形態と同様に、幅方向の両側において粘着剤層12の上面エッジ123と下面エッジ124とが幅方向に関して同じ位置に位置する。マスキングテープ1gでは、基材11の上面エッジ113が下面エッジ114よりも幅方向の内側に位置し、マスキングテープ1hでは、基材11の上面エッジ113が下面エッジ114よりも外側に位置する。
マスキングテープ1b〜1hが基板9から剥離される際にはそれぞれ、第1および第2の実施の形態と同様に、粘着剤層12の下面エッジ124近傍の部位が基材11に強固に支持されることにより、粘着剤層12の一部が残渣として基板9上に残ることを防止することができる。
上述のマスキングテープ1,1a〜1hは、必ずしも幅方向における中心線100に関して線対称である必要はなく、例えば、幅方向の一方側においてのみ、粘着剤層12の上面エッジ123が下面エッジ124よりも外側に位置し、基材11の下面エッジ114が粘着剤層12の上面エッジ123と重なる形状とされてもよい。このようなマスキングテープは、例えば、粘着剤層12の当該一方側の下面エッジ124を、基板9の塗布領域91と非塗布領域92との境界に一致させるとともに、他方側の下面エッジ124を基板9の非塗布領域92上の切断領域(すなわち、1枚の基板9から複数枚の有機EL表示装置用の基板を得る際に切断されるため製品として使用されない領域であり、隣接する塗布領域91の間に位置する非塗布領域92のほぼ中央に位置する。)に位置させて貼付される。
マスキングテープは、上述の有機EL液の塗布以外に、有機EL表示装置用の基板9に対して正孔輸送材料を含む流動性材料を塗布する際に、非塗布領域92に対する流動性材料の付着防止に利用されてもよい。ここで、「正孔輸送材料」とは、有機EL表示装置の正孔輸送層を形成する材料であり、「正孔輸送層」とは、有機EL材料により形成された有機EL層へと正孔を輸送する狭義の正孔輸送層のみを意味するのではなく、正孔の注入を行う正孔注入層も含む。
また、マスキングテープは、必ずしも有機EL表示装置用の有機EL材料または正孔輸送材料を画素形成材料として含む流動性材料の塗布の際にのみ利用されるわけではなく、例えば、液晶表示装置やプラズマ表示装置等の平面表示装置用の基板に対し、着色材料や蛍光材料等の他の種類の画素形成材料を含む流動性材料を塗布する場合やその他の流動性材料を塗布する場合に利用されてもよい。さらには、有機薄膜太陽電池用基板や半導体ウエハ、光ディスク用基板等の様々な基板に対する流動性材料の塗布の際に利用されてもよい。
上記実施の形態では、ノズルから基板に向けて流動性材料を連続的に吐出して塗布する方法について説明したが、マスキングテープは、これ以外の塗布方法(例えば、インクジェット法やスピンコート法)により流動性材料を基板に塗布する際にも利用されてよい。
第1の実施の形態に係る塗布装置の平面図である。 塗布装置の正面図である。 基板の平面図である。 基板の平面図である。 基板の断面図である。 マスキングテープおよび基板の一部を示す断面図である。 比較例のマスキングテープおよび基板の一部を示す断面図である。 比較例のマスキングテープおよび基板の一部を示す断面図である。 比較例のマスキングテープおよび基板の一部を示す断面図である。 第2の実施の形態に係るマスキングテープおよび基板の一部を示す断面図である。 マスキングテープの他の例を示す断面図である。 マスキングテープの他の例を示す断面図である。 マスキングテープの他の例を示す断面図である。 マスキングテープの他の例を示す断面図である。 マスキングテープの他の例を示す断面図である。 マスキングテープの他の例を示す断面図である。 マスキングテープの他の例を示す断面図である。
符号の説明
1,1a〜1h マスキングテープ
9 基板
11 基材
12 粘着剤層
37 ノズル
90 主面
92 非塗布領域
93 有機EL液
114 下面エッジ
115 側面
122 下面
123 上面エッジ
124 下面エッジ
125 側面

Claims (11)

  1. 基板の主面上の非塗布領域に貼付されて前記非塗布領域に対する流動性材料の付着を防止するマスキングテープであって、
    テープ状の基材と、
    前記基材の一方の面に形成された粘着剤層と、
    を備え、
    前記粘着剤層および前記基材の長手方向に垂直な断面において、前記基材の前記粘着剤層側の面の幅方向の一方側にて前記長手方向に伸びる第1エッジが、前記粘着剤層の前記基材側の面の前記一方側にて前記長手方向に伸びる第2エッジと重なり、
    前記粘着剤層の前記基材側とは反対側の面の前記一方側にて前記長手方向に伸びる第3エッジが、前記幅方向に関して前記第2エッジよりも内側に位置する、または、同じ位置に位置することを特徴とするマスキングテープ。
  2. 請求項1に記載のマスキングテープであって、
    前記粘着剤層および前記基材の前記断面において、前記粘着剤層の前記一方側の側面が、前記幅方向に関して前記基材の前記一方側の前記第1エッジの位置よりも外側にはみ出さないことを特徴とするマスキングテープ。
  3. 請求項2に記載のマスキングテープであって、
    前記粘着剤層および前記基材の前記断面において、前記粘着剤層の前記側面が直線状であることを特徴とするマスキングテープ。
  4. 請求項3に記載のマスキングテープであって、
    前記粘着剤層および前記基材の前記断面において、前記基材の前記一方側の側面と前記粘着剤層の前記側面とが直線状に連続していることを特徴とするマスキングテープ。
  5. 請求項3または4に記載のマスキングテープであって、
    前記粘着剤層および前記基材の前記断面において、前記粘着剤層の前記基材側とは反対側の前記面と前記粘着剤層の前記側面との為す角度が90°以上160°以下であることを特徴とするマスキングテープ。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載のマスキングテープであって、
    前記粘着剤層が、アクリル系ポリマーを含有することを特徴とするマスキングテープ。
  7. 請求項6に記載のマスキングテープであって、
    前記アクリル系ポリマーが、主モノマー100重量部に対して官能基含有モノマーを0.5重量部以上含有することを特徴とするマスキングテープ。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載のマスキングテープであって、
    前記粘着剤層および前記基材の前記断面において、前記基材の前記粘着剤層側の前記面の他方側の第1エッジが、前記粘着剤層の前記基材側の前記面の前記他方側の第2エッジと重なり、
    前記粘着剤層の前記基材側とは反対側の前記面の前記他方側の第3エッジが、前記幅方向に関して前記他方側の前記第2エッジよりも内側に位置する、または、同じ位置に位置することを特徴とするマスキングテープ。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載のマスキングテープであって、
    貼付される基板がガラス基板であることを特徴とするマスキングテープ。
  10. 請求項1ないし9のいずれかに記載のマスキングテープであって、
    貼付される基板が有機EL表示装置用の基板であることを特徴とするマスキングテープ。
  11. 請求項1ないし10のいずれかに記載のマスキングテープであって、
    基板に対して相対的に移動するノズルから前記基板に向けて流動性材料を連続的に吐出することにより前記基板の主面に前記流動性材料を塗布する際に前記基板に貼付されることを特徴とするマスキングテープ。
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