JP2008023209A - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2008023209A
JP2008023209A JP2006201509A JP2006201509A JP2008023209A JP 2008023209 A JP2008023209 A JP 2008023209A JP 2006201509 A JP2006201509 A JP 2006201509A JP 2006201509 A JP2006201509 A JP 2006201509A JP 2008023209 A JP2008023209 A JP 2008023209A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
symbol display
display device
effect symbol
control unit
special symbol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006201509A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008023209A5 (ja
Inventor
Yuji Kitayama
雄士 北山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JB KK
Original Assignee
JB KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JB KK filed Critical JB KK
Priority to JP2006201509A priority Critical patent/JP2008023209A/ja
Publication of JP2008023209A publication Critical patent/JP2008023209A/ja
Publication of JP2008023209A5 publication Critical patent/JP2008023209A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【課題】演出ボタン操作以外の新たな遊技者参加態様を実現することにより、遊技者の遊技への積極的な参加を促す。
【解決手段】始動口14に対する遊技球の入賞に応じて特別図柄抽選を行い、該特別図柄抽選に係る特別図柄を特別図柄表示装置18に変動及び停止表示させる主制御基板23と、該主制御基板23から送信される変動パターンに基づいて、特別図柄抽選に係る演出図柄を演出図柄表示装置19に変動及び停止表示させる演出図柄表示制御基板26とを備えるパチンコ遊技機1において、演出図柄表示装置19は、視野角を広視野角と狭視野角とに切り換え可能なものであり、演出図柄表示制御基板26は、主制御基板23から送信される変動パターンに基づいて、演出図柄表示装置19の視野角を切り換える。
【選択図】図8

Description

本発明は、パチンコ遊技機などの遊技機に関し、特に、演出ボタン操作以外の新たな遊技者参加態様を実現できる遊技機に関する。
従来から遊技者参加型と称される遊技機が開発されている。例えば、特許文献1には、遊技者に所定の操作を行わせることにより、該操作を行わない場合では発生しないリーチ演出などを発生させるという遊技者参加型のパチンコ遊技機が開示されている。この種のパチンコ遊技機では、上皿などに遊技者が操作可能な演出ボタンを設け、該演出ボタンに内装されたランプの点灯や、液晶画面(演出図柄表示装置)の表示により、演出ボタンの操作を要求し、この要求に応じて演出ボタンが操作されたら、演出ボタンの操作に連動した演出表示などを行うようになっている。
特開2004−329262号公報
しかしながら、従来の遊技者参加型の遊技機では、遊技者の参加態様がボタン操作に限られ、参加態様にバリエーションがないため、その演出に飽きると、ボタン演出に対する参加率が低下してしまうという問題があった。
したがって、本発明は、演出ボタン操作以外の新たな遊技者参加態様を実現することにより、遊技者の遊技への積極的な参加を促すことができる遊技機の提供を目的とする。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、始動口に対する遊技球の入賞に応じて特別図柄抽選を行い、該特別図柄抽選に係る特別図柄を特別図柄表示装置に変動及び停止表示させる主制御部と、該主制御部から送信される変動パターンに基づいて、特別図柄抽選に係る演出図柄を演出図柄表示装置に変動及び停止表示させる演出図柄表示制御部と、を備える遊技機において、前記演出図柄表示装置は、視野角を広視野角と狭視野角とに切り換え可能なものであり、前記演出図柄表示制御部は、前記主制御部から送信される変動パターンに基づいて、前記演出図柄表示装置の視野角を切り換えることを特徴とする。
このようにすると、遊技者に演出図柄表示装置を斜めから覗かせるという新たな参加態様を実現することができる。すなわち、特別図柄抽選の抽選結果など、遊技者にとって興味のある情報が含まれる変動パターンに応じて、演出図柄表示装置の視野角が切り換えられるので、遊技者は、演出図柄表示装置を斜めから覗くという行為により、演出図柄表示装置の視野角を確認することになる。これにより、遊技者参加型の遊技機において、遊技者の参加態様に新たなバリエーションを加え、遊技者の遊技への積極的な参加を促すことができる。
また、前記始動口には、所定条件が成立した場合に前記始動口の入口の大きさを拡大させる開放動作を行う普通電動役物が設けられており、前記主制御部には、特別図柄抽選に用いる当選確率の高低と、普通電動役物の開放動作時間の長短と、を含む複数の所定事項の組み合わせからなる遊技制御条件が複数記憶されており、前記複数の遊技制御条件には、特別図柄抽選に用いる当選確率が高確率で普通電動役物の開放動作時間の短い隠れ確率変動状態を出現させる遊技制御条件と、特別図柄抽選に用いる当選確率が低確率で普通電動役物の開放動作時間の短い通常遊技状態を出現させる遊技制御条件と、を含み、前記演出図柄表示制御部は、隠れ確率変動状態において前記主制御部から送信される変動パターンに基づいて、前記演出図柄表示装置の視野角を切り換えることを特徴とする。
このようにすると、隠れ確率変動状態であるか否かに応じて、演出図柄表示装置の視野角が切り換えられるので、演出図柄表示装置を斜めから覗くという新たな遊技者参加態様への参加率を高めることができる。
また、前記主制御部は、前記始動口の入賞により得られる特別図柄抽選の権利を、所定数を上限として記憶保留するようになっており、該記憶保留の数が特定の数となっているときだけ、変動パターンにおいて前記演出図柄表示装置の視野角の切り換えを指定することを特徴とする。
このようにすると、記憶保留の数が特定の数となっているときだけ、視野角の切り換えが行われるので、遊技者参加型の遊技機に攻略的な遊技要素を加味することができる。また、このようにすると、遊技をしていない者に対して、視野角の切り換えによる告知を行わないようにすることができるので、ホールの利益率を低下させることがない仕様とできる。
また、前記演出図柄表示制御部は、特別図柄抽選の抽選結果が大当りのときに前記主制御部から送信される変動パターンに基づいて、前記演出図柄表示装置の視野角を切り換えることを特徴とする。
このようにすると、大当り予告として演出図柄表示装置の視野角が切り換えられるので、演出図柄表示装置を斜めから覗くという新たな遊技者参加態様への参加率を高めることができる。
また、始動口に対する遊技球の入賞に応じて特別図柄抽選を行い、該特別図柄抽選に係る特別図柄を特別図柄表示装置に変動及び停止表示させる主制御部と、該主制御部から送信される変動パターンに基づいて、特別図柄抽選に係る演出図柄を演出図柄表示装置に変動及び停止表示させると共に、前記主制御部から送信されるデモ画面表示コマンドに基づいて、デモ画面を前記演出図柄表示装置に表示させる演出図柄表示制御部と、を備える遊技機において、前記演出図柄表示装置は、視野角を広視野角と狭視野角とに切り換え可能なものであり、前記演出図柄表示制御部は、前記主制御部から送信されるデモ画面表示コマンドに基づいて、前記演出図柄表示装置の視野角を切り換えることを特徴とする。
このようにしても、遊技者に演出図柄表示装置を斜めから覗かせるという新たな参加態様を実現することができる。例えば、隠れ確率変動状態におけるデモ画面表示コマンドで視野角の切り換えを指示するようにすれば、隠れ確率変動状態であるか否かに応じて、演出図柄表示装置の視野角が切り換えられるので、演出図柄表示装置を斜めから覗くという新たな遊技者参加態様への参加率を高めることができる。
また、始動口に対する遊技球の入賞に応じて特別図柄抽選を行い、該特別図柄抽選に係る特別図柄を特別図柄表示装置に変動及び停止表示させる主制御部と、該主制御部から送信される変動パターンに基づいて、特別図柄抽選に係る演出図柄を演出図柄表示装置に変動及び停止表示させると共に、前記主制御部から送信される背景画像指定コマンドに基づいて、指定された背景画像を前記演出図柄表示装置に表示させる演出図柄表示制御部と、を備える遊技機において、前記演出図柄表示装置は、視野角を広視野角と狭視野角とに切り換え可能なものであり、前記演出図柄表示制御部は、前記主制御部から送信される背景画像指定コマンドに基づいて、前記演出図柄表示装置の視野角を切り換えることを特徴とする。
このようにしても、遊技者に演出図柄表示装置を斜めから覗かせるという新たな参加態様を実現することができる。例えば、隠れ確率変動当りの直後に送信される背景画像指定コマンドで視野角の切り換えを指示するようにすれば、隠れ確率変動状態であるか否かに応じて、演出図柄表示装置の視野角が切り換えられるので、演出図柄表示装置を斜めから覗くという新たな遊技者参加態様への参加率を高めることができる。
以上のような構成によれば、遊技者に演出図柄表示装置を斜めから覗かせるという新たな参加態様を実現することができる。すなわち、特別図柄抽選の抽選結果など、遊技者にとって興味のある情報が含まれる変動パターンに応じて、演出図柄表示装置の視野角が切り換えられるので、遊技者は、演出図柄表示装置を斜めから覗くという行為により、演出図柄表示装置の視野角を確認することになる。これにより、遊技者参加型の遊技機において、遊技者の参加態様に新たなバリエーションを加え、遊技者の遊技への積極的な参加を促すことができる。
[パチンコ遊技機の全体構成]
次に、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。図1及び図2において、1はパチンコ遊技機(遊技機)であって、該パチンコ遊技機1は、パチンコ島に固定される外枠2に対して、開閉自在に取り付けられている。パチンコ遊技機1の側方隣接位置には、台間玉貸し機3が並設され、この台間玉貸し機3に、現金又はプリペイドカードを投入することにより、台間玉貸し機3又はパチンコ遊技機1から遊技球が貸し出され、遊技球を用いたパチンコ遊技が可能になる。
パチンコ遊技機1の正面部は、遊技球が発射される遊技盤4と、その前方を覆う開閉自在なガラス枠5と、遊技球を貯留する上皿6と、上皿6の余剰球を貯留する下皿7と、遊技球の発射操作を行う発射ハンドル8と、台間玉貸機3に遊技球の貸出指示を行う貸出操作部9と、効果音を出力するスピーカ10と、遊技者によって操作される演出スイッチ(演出ボタン)Sとを備えており、また、パチンコ遊技機1の背面部は、払出用の遊技球を貯留する遊技球タンク11と、遊技球タンク11内の遊技球を上皿6に払い出す賞球払出装置12と、遊技球を発射する発射モータ13と、後述する各種の基板とを備えている。
図3に示すように、遊技盤4には、始動口14、大入賞口15、入賞口(図示せず)、ゲート(図示せず)、アウト口16、遊技釘17などが配置されており、遊技盤4に発射された遊技球は、遊技釘17によって各口14〜16に誘導される。また、遊技盤4には、特別図柄表示装置18、演出図柄表示装置19、普通図柄表示装置20などの表示装置が配置されている。特別図柄表示装置18は、特別図柄を形式的に変動表示する表示装置であり、例えば、7セグLEDや複数のLEDで構成される。演出図柄表示装置19は、特別図柄に対応した演出図柄を変動表示する表示装置であり、遊技中は、演出図柄変動表示の他、リーチ演出表示、スーパーリーチ演出表示、大当り演出表示などを行い、また、非遊技中は、デモ画面表示などを行う。
図4に示すように、本発明に係るパチンコ遊技機1の演出図柄表示装置19としては、視野角を広視野角と狭視野角とに切り換え可能な表示デバイスが用いられる。例えば、メイン液晶パネルの前面にスイッチ液晶パネルを重合状に配置した液晶パネルや、特開2005−274777号公報に示される液晶パネルを適用することができる。ちなみに、スイッチ液晶パネルは、その液晶分子の複屈曲を応用してバックライトの光を透過/遮蔽制御するものであり、正面方向への光はそのまま透過させ、左右方向への光は、そのOFF/ONに応じて、透過/遮蔽させることにより、メイン液晶パネルの視野角を広視野角と狭視野角とに切り換えることができる。
[パチンコ遊技機の基本動作]
上記のように構成されるパチンコ遊技機1において、上皿6に遊技球が溜った状態で発射ハンドル8を回し操作すると、遊技盤4に向けて遊技球が発射される。発射された遊技球が始動口14や大入賞口15に入賞した場合は、所定個数の遊技球が賞球として払い出される。例えば、始動口14への入賞時は7個、大入賞口15への入賞時は14個の賞球が払い出される。
発射された遊技球がゲートを通過したときは、所定の当選確率(例えば、1/2)で普通図柄抽選が行われ、該普通図柄抽選が行われてから規定時間の経過後に、その結果が普通図柄表示装置20に表示される。そして、普通図柄抽選に当選した場合は、規定時間の経過後に普通電動役物14aが所定時間(例えば、4秒)に亘って開放動作され、始動口14への入賞が容易になる。すなわち、始動口14には、所定条件が成立した場合に始動口14の入口の大きさを拡大させる開放動作を行う普通電動役物14aが設けられている。
なお、前記規定時間の消化中においては、ゲートの通過により得られる普通図柄抽選の権利、つまり普通図柄抽選に用いる数値データ(カウンタ値又は乱数値)を、所定数(例えば、4)を上限として記憶保留することができる。
発射された遊技球が始動口14に入賞したときは、所定の当選確率(例えば、低確率時=1/300、高確率時=1/30)で特別図柄抽選が行われると共に、その結果が特別図柄表示装置18及び演出図柄表示装置19に表示される。特別図柄抽選に当選した場合は、特別図柄(演出図柄)の変動表示後に大当りモードが出現し、遊技者は多くの賞球を獲得することが可能になる。つまり、大当りモード中は、特別電動役物15aが開放動作され、大入賞口15への入賞が可能になる。そして、大入賞口15に対する遊技球の所定個数(例えば、9個)の入賞、又は所定時間(例えば、30秒)の経過を条件とする特別電動役物15aの閉塞動作までを1ラウンドとして、この1ラウンドの動作を複数回(例えば、15ラウンド)に亘って繰り返すようになっている。なお、特別図柄変動中においては、始動口14の入賞により得られる特別図柄抽選の権利、つまり特別図柄抽選に用いる数値データ(カウンタ値又は乱数値)を、所定数(例えば、4)を上限として記憶保留することができ、その記憶保留数は、記憶保留数表示部Mに表示されるようになっている。
特別図柄抽選に用いる二段階の抽選確率(低確率、高確率)や、普通電動役物14aの開放動作時間(長い、短い)は、滞在する遊技モードに応じて使い分けされる。言い換えれば、パチンコ遊技機1には、特別図柄抽選に用いる当選確率の高低と、普通電動役物14aの開放動作時間の長短と、を含む複数の所定事項の組み合わせからなる遊技制御条件が複数記憶されており、これらの遊技制御条件に基づいて複数の遊技状態が出現される。例えば、通常遊技モード(通常遊技状態)では、特別図柄抽選に用いる抽選確率が低確率で普通電動役物14aの開放動作時間が短い事項が適用されるものであり、時間短縮モードでは、特別図柄抽選に用いる抽選確率が低確率で普通電動役物14aの開放動作時間が長い事項が適用されるものである。また、特別図柄抽選に用いる抽選確率が高確率である確率変動モード(確率変動状態)としては、通常確率変動モードと隠れ確率変動モード(隠れ確率変動状態)とがある。通常確率変動モードでは、普通図柄抽選の抽選サイクルを短くしたり、普通図柄抽選の抽選確率を高くし、普通電動役物14aの開放時間を通常遊技モードに比べて長くすることにより、遊技者は、通常確率変動モードに滞在していることを容易に認識できるモードとなっている。一方、隠れ確率変動モードでは、特別図柄抽選に用いる抽選確率、普通図柄抽選の抽選サイクル、普通図柄抽選の抽選確率、普通電動役物14aの開放時間という4つの事項のうち、普通図柄抽選の抽選サイクル、普通図柄抽選の抽選確率、普通電動役物14aの開放時間が通常遊技モードと同じであり、遊技者は、現在の滞在モードが隠れ確率変動モードであるか通常遊技モードであるかを容易に識別することは困難となっている。
[パチンコ遊技機の基板構成]
次に、パチンコ遊技機1の基板構成について、図5を参照して説明する。この図に示すように、パチンコ遊技機1は、少なくとも主基板21と、該主基板21からのコマンドに応じて、演出処理などを行う周辺基板22とを備えている。本実施形態の主基板21は、主制御基板(主制御部)23、払出制御基板24及び発射モータ制御基板25を含んでおり、周辺基板22は、演出図柄表示制御基板(演出図柄表示制御部)26、音声制御基板27及びランプ制御基板28を含んでいる。
払出制御基板24には、玉切れスイッチ29、払出センサ30、払出モータ31などが接続されており、主制御基板23からの払出信号に応じて、遊技球の払い出しを行うほか、台間玉貸し機3からの貸出信号に応じて、遊技球の払い出しを行う。また、発射モータ制御基板25には、発射スイッチ(ハンドル角センサ)32、タッチセンサ33、発射モータ13などが接続されており、発射スイッチ32及びタッチセンサ33がONのとき、発射モータ13を駆動させる。
主制御基板23には、入賞口(図示せず)に対する遊技球の入賞を検出する入賞口スイッチSW1、始動口14に対する遊技球の入賞を検出する始動口スイッチSW2、ゲート(図示せず)における遊技球の通過を検出するゲートスイッチSW3、大入賞口15に対する遊技球の入賞を検出する大入賞口スイッチSW4などのセンサ類と、普通電動役物14aや特別電動役物15aを開閉動作させるソレノイドSOLなどのアクチュエータ類と、特別図柄表示装置18、普通図柄表示装置20などの表示デバイス類とが接続されている。そして、主制御基板23は、上記各スイッチSW1〜SW4の検出信号に応じて、特別図柄抽選処理(演出図柄抽選を含む)、特別図柄表示処理、普通図柄抽選処理、普通図柄表示処理、コマンド送信処理、特別電動役物動作処理、普通電動役物動作処理などを行う。つまり、前述した遊技制御条件は、主制御基板23に記憶されており、主制御基板23が遊技制御条件を変更することにより、複数の遊技モード(遊技状態)を出現させることが可能になる。
演出図柄表示制御基板26には、演出図柄表示装置19や演出スイッチSが接続されており、主に、主制御基板23からのコマンドに応じて、演出図柄表示装置19に演出図柄を変動表示させる。また、音声制御基板27には、スピーカ10が接続されており、主制御基板23(又は演出図柄表示制御基板26)からのコマンドに応じて、所定の演出音声をスピーカ10から出音させる。また、ランプ制御基板28には、発光表示ランプLが接続されており、主制御基板23(又は演出図柄表示制御基板26)からのコマンドに応じて、発光表示ランプLを点灯動作させる。
[演出図柄表示制御及び視野角切り換え制御]
次に、演出図柄表示装置19の演出図柄表示制御及び視野角切り換え制御について、図6以降を参照して詳細に説明する。主制御基板23は、始動口14に対する遊技球の入賞に応じて特別図柄抽選(演出抽選を含む)を行うと共に、その抽選結果を停止図柄コマンド及び変動パターンとして演出図柄表示基板26へ送信し、変動パターンの変動時間をカウントダウンする。
図6に示すように、停止図柄コマンドは、最終的に停止表示する演出図柄を指示するコマンドであり、例えば、演出図柄の表示桁数が3桁である場合、3桁の停止図柄を指示することができる。ただし、特別図柄抽選の結果がハズレの場合、主制御基板23は停止図柄コマンドとして停止図柄の指示を省略した旨を演出図柄表示制御基板26に送信し、この停止図柄コマンドに基づいて演出図柄表示制御基板26がハズレとなるような3桁の停止図柄を作成するようにしてもよい。
また、変動パターンは、演出内容を指示するコマンドであり、例えば、特別図柄抽選結果(当り又はハズレ)、再抽選演出の有無、演出の種類(リーチの有無など)、変動時間、滞在遊技モード情報などが含まれる。
演出図柄表示制御基板26は、停止図柄コマンド及び変動パターンを受信したら、停止図柄コマンド及び変動パターンを記憶すると共に、変動パターンにて指示された演出表示(演出図柄変動表示など)を行う。例えば、図6の変動パターン4(再抽選ありの当り変動パターン)を受信した場合は、図7に示すように、まず、3桁の図柄を変動表示した後、左右図柄が同じ図柄で停止するリーチ状態を出現させる(第1状態)。次に、3桁の図柄が同じ図柄で停止するぞろ目状態を出現させた後(第2状態)、ぞろ目状態のまま3桁の図柄が同期変動する再抽選状態を出現させる(第3状態)。そして、3桁の図柄を停止図柄コマンドで指定された図柄で停止させると共に、主制御基板23から確定コマンドを受信した段階で停止図柄を確定させる(第4状態)。
ここで、本実施形態の演出図柄表示制御基板26は、主制御基板23から送信される変動パターンに基づいて、演出図柄表示装置19の視野角を切り換えることにより、遊技者に演出図柄表示装置19を斜めから覗かせるという新たな参加態様を実現させる。すなわち、特別図柄抽選の抽選結果など、遊技者にとって興味のある情報が含まれる変動パターンに応じて、演出図柄表示装置19の視野角を切り換えるので、遊技者は、演出図柄表示装置19を斜めから覗くという行為により、演出図柄表示装置19の視野角が広視野角、狭視野角のいずれであるかを確認することになる。これにより、遊技者参加型のパチンコ遊技機1において、遊技者の参加態様に新たなバリエーションを加え、遊技者の遊技への積極的な参加を促すことができる。
図8は、本実施形態における変動パターンと演出図柄表示装置19の視野角との関係を示している。この図に示すように、本実施形態の演出図柄表示制御基板26は、隠れ確率変動モードにおいて主制御基板23から送信される変動パターンに基づいて、演出図柄表示装置19の視野角を広視野角に切り換えるようになっている。このようにすると、隠れ確率変動モードであるか否かに応じて、演出図柄表示装置19の視野角が切り換えられるので、演出図柄表示装置19を斜めから覗くという新たな遊技者参加態様への参加率を高めることができる。
また、本実施形態では、隠れ確率変動モードであるか否かに応じて、演出図柄表示装置19の視野角を切り換えるにあたり、特別図柄抽選に係る記憶保留の数が特定の数となっているときだけ、変動パターンにおいて演出図柄表示装置19の視野角の切り換えを指定するようになっている。例えば、隠れ確率変動モードであっても、記憶保留の数が「0」以外の場合は、演出図柄表示装置19の視野角を狭視野角とし、隠れ確率変動モードの告知を行わない。このようにすると、視野角の切り換えが行われる条件を複雑にし、遊技者参加型のパチンコ遊技機1に攻略的な遊技要素を加味することができる。また、このようにすると、遊技をしていない者に対して、視野角の切り換えによる告知を行わないようにすることができるので、ホールの利益率を低下させることがない仕様とできる。
また、本実施形態の演出図柄表示制御基板26は、特別図柄抽選の抽選結果が大当りのときに主制御基板23から送信される変動パターンに基づいて、演出図柄表示装置19の視野角を広視野角に切り換えるようになっている。このようにすると、大当り予告として演出図柄表示装置19の視野角が切り換えられるので、演出図柄表示装置19を斜めから覗くという新たな遊技者参加態様への参加率をより高めることができる。
[他の実施形態]
本発明は、上記の実施形態に限定されないことは勿論であって、主制御基板23から送信される変動パターン以外のコマンドに基づいて、演出図柄表示装置19の視野角を切り換えるようにしてもよい。例えば、主制御基板23から送信されるデモ画面表示コマンドや背景画像指定コマンドに基づいて、演出図柄表示装置19の視野角を切り換えることができる。そして、このようにした場合であっても、遊技者に演出図柄表示装置19を斜めから覗かせるという新たな参加態様を実現することができる。つまり、隠れ確率変動モードにおけるデモ画面表示コマンドや背景画像指定コマンドで視野角の切り換えを指示するようにすれば、隠れ確率変動状態であるか否かに応じて、演出図柄表示装置19の視野角が切り換えられるので、演出図柄表示装置19を斜めから覗くという新たな遊技者参加態様への参加率を高めることができる。
なお、デモ画面表示コマンドは、特別図柄抽選に係る記憶保留の数が「0」で、かつ、特別図柄が停止した状態が規定時間に亘って続いた場合、主制御基板23から演出図柄表示制御基板26に送信されるコマンドであり、これを受信した演出図柄表示制御基板26は、予め決められているデモ画面を演出図柄表示装置19に表示させるようになっている。
また、背景画像指定コマンドは、滞在遊技モードが変化した場合や、所定の演出抽選に当選した場合に、主制御基板23から演出図柄表示制御基板26に送信されるコマンドであり、これを受信した演出図柄表示制御基板26は、指定された背景画像を演出図柄表示装置19に表示させるようになっている。
デモ画面表示コマンドや背景画像指定コマンドに基づいて、演出図柄表示装置19の視野角を切り換える場合、これらのコマンドを受信した演出図柄表示制御基板26は、コマンド受信直後に演出図柄表示装置19の視野角を切り換えてもよいが、これらの受信コマンドを記憶しておき、その後、任意のタイミングで演出図柄表示装置19の視野角を切り換えてもよい。例えば、隠れ確率変動用の背景画像指定コマンドを受信した後、特別図柄抽選毎に所定の演出抽選(告知の有無を決める抽選)を行い、この抽選に当選したときのみ、演出図柄表示装置19の視野角を切り換えるようにすることができる。
パチンコ遊技機の正面図である。 パチンコ遊技機の背面図である。 遊技盤の正面図である。 (A)は演出図柄表示装置の広視野角状態を示す説明図、(B)は演出図柄表示装置の狭視野角状態を示す説明図である。 パチンコ遊技機の基板構成を示すブロック図である。 変動パターン及び停止図柄コマンドの説明図である。 変動パターンに応じた演出図柄の表示例を示す説明図である。 変動パターンと演出図柄表示装置の視野角との関係を示す説明図である。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
4 遊技盤
14 始動口
18 特別図柄表示装置
19 演出図柄表示装置
23 主制御基板
26 演出図柄表示制御基板

Claims (6)

  1. 始動口に対する遊技球の入賞に応じて特別図柄抽選を行い、該特別図柄抽選に係る特別図柄を特別図柄表示装置に変動及び停止表示させる主制御部と、
    該主制御部から送信される変動パターンに基づいて、特別図柄抽選に係る演出図柄を演出図柄表示装置に変動及び停止表示させる演出図柄表示制御部と、を備える遊技機において、
    前記演出図柄表示装置は、視野角を広視野角と狭視野角とに切り換え可能なものであり、
    前記演出図柄表示制御部は、前記主制御部から送信される変動パターンに基づいて、前記演出図柄表示装置の視野角を切り換えることを特徴とする遊技機。
  2. 前記始動口には、所定条件が成立した場合に前記始動口の入口の大きさを拡大させる開放動作を行う普通電動役物が設けられており、
    前記主制御部には、特別図柄抽選に用いる当選確率の高低と、普通電動役物の開放動作時間の長短と、を含む複数の所定事項の組み合わせからなる遊技制御条件が複数記憶されており、
    前記複数の遊技制御条件には、特別図柄抽選に用いる当選確率が高確率で普通電動役物の開放動作時間の短い隠れ確率変動状態を出現させる遊技制御条件と、特別図柄抽選に用いる当選確率が低確率で普通電動役物の開放動作時間の短い通常遊技状態を出現させる遊技制御条件と、を含み、
    前記演出図柄表示制御部は、隠れ確率変動状態において前記主制御部から送信される変動パターンに基づいて、前記演出図柄表示装置の視野角を切り換えることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記主制御部は、前記始動口の入賞により得られる特別図柄抽選の権利を、所定数を上限として記憶保留するようになっており、該記憶保留の数が特定の数となっているときだけ、変動パターンにおいて前記演出図柄表示装置の視野角の切り換えを指定することを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。
  4. 前記演出図柄表示制御部は、特別図柄抽選の抽選結果が大当りのときに前記主制御部から送信される変動パターンに基づいて、前記演出図柄表示装置の視野角を切り換えることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  5. 始動口に対する遊技球の入賞に応じて特別図柄抽選を行い、該特別図柄抽選に係る特別図柄を特別図柄表示装置に変動及び停止表示させる主制御部と、
    該主制御部から送信される変動パターンに基づいて、特別図柄抽選に係る演出図柄を演出図柄表示装置に変動及び停止表示させると共に、前記主制御部から送信されるデモ画面表示コマンドに基づいて、デモ画面を前記演出図柄表示装置に表示させる演出図柄表示制御部と、を備える遊技機において、
    前記演出図柄表示装置は、視野角を広視野角と狭視野角とに切り換え可能なものであり、
    前記演出図柄表示制御部は、前記主制御部から送信されるデモ画面表示コマンドに基づいて、前記演出図柄表示装置の視野角を切り換えることを特徴とする遊技機。
  6. 始動口に対する遊技球の入賞に応じて特別図柄抽選を行い、該特別図柄抽選に係る特別図柄を特別図柄表示装置に変動及び停止表示させる主制御部と、
    該主制御部から送信される変動パターンに基づいて、特別図柄抽選に係る演出図柄を演出図柄表示装置に変動及び停止表示させると共に、前記主制御部から送信される背景画像指定コマンドに基づいて、指定された背景画像を前記演出図柄表示装置に表示させる演出図柄表示制御部と、を備える遊技機において、
    前記演出図柄表示装置は、視野角を広視野角と狭視野角とに切り換え可能なものであり、
    前記演出図柄表示制御部は、前記主制御部から送信される背景画像指定コマンドに基づいて、前記演出図柄表示装置の視野角を切り換えることを特徴とする遊技機。
JP2006201509A 2006-07-25 2006-07-25 遊技機 Pending JP2008023209A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006201509A JP2008023209A (ja) 2006-07-25 2006-07-25 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006201509A JP2008023209A (ja) 2006-07-25 2006-07-25 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008023209A true JP2008023209A (ja) 2008-02-07
JP2008023209A5 JP2008023209A5 (ja) 2009-09-10

Family

ID=39114449

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006201509A Pending JP2008023209A (ja) 2006-07-25 2006-07-25 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008023209A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002325920A (ja) * 2001-04-27 2002-11-12 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2005131002A (ja) * 2003-10-29 2005-05-26 Heiwa Corp パチンコ機
JP2006000499A (ja) * 2004-06-18 2006-01-05 Samii Kk 遊技機

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002325920A (ja) * 2001-04-27 2002-11-12 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2005131002A (ja) * 2003-10-29 2005-05-26 Heiwa Corp パチンコ機
JP2006000499A (ja) * 2004-06-18 2006-01-05 Samii Kk 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4943167B2 (ja) 弾球遊技機
JP2007268151A (ja) 遊技機
JP2014210079A (ja) 遊技台
JP2008188102A (ja) 遊技機
JP2004016702A (ja) 遊技機
JP5048010B2 (ja) 遊技機
JP2007268152A (ja) 遊技機
JP2019134749A (ja) 遊技機
JP2007202744A (ja) 遊技機
JP6551356B2 (ja) ぱちんこ遊技機
JP2007268145A (ja) 遊技機
JP2019180724A (ja) 遊技機
JP5508878B2 (ja) 遊技機、遊技機の演出方法及び演出プログラム
JP2008125582A (ja) 弾球遊技機
JP2008110122A (ja) 弾球遊技機
JP2013132297A (ja) 遊技台
JP2016136987A (ja) 遊技機
JP2011250891A (ja) 遊技機、表示制御方法および表示制御プログラム
JP2007268005A (ja) 遊技機
JP2008023209A (ja) 遊技機
JP2008054969A (ja) 遊技機
JP2008012192A (ja) 遊技機
JP5019185B2 (ja) 遊技台
JP2008079775A (ja) 遊技機
JP2007268150A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090723

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090723

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111102

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111104

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120329