JP2008020792A - 絞り装置 - Google Patents

絞り装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008020792A
JP2008020792A JP2006194002A JP2006194002A JP2008020792A JP 2008020792 A JP2008020792 A JP 2008020792A JP 2006194002 A JP2006194002 A JP 2006194002A JP 2006194002 A JP2006194002 A JP 2006194002A JP 2008020792 A JP2008020792 A JP 2008020792A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
diaphragm mechanism
aperture
frame
lens barrel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006194002A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4796911B2 (ja
Inventor
Daigo Aiba
大悟 合場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fujinon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujinon Corp filed Critical Fujinon Corp
Priority to JP2006194002A priority Critical patent/JP4796911B2/ja
Priority to CN200710126315A priority patent/CN100582913C/zh
Priority to KR1020070068591A priority patent/KR100894997B1/ko
Priority to EP07013394A priority patent/EP1879067A1/en
Priority to US11/826,155 priority patent/US7518808B2/en
Priority to TW096125672A priority patent/TWI387842B/zh
Publication of JP2008020792A publication Critical patent/JP2008020792A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4796911B2 publication Critical patent/JP4796911B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B9/00Exposure-making shutters; Diaphragms
    • G03B9/02Diaphragms
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B9/00Exposure-making shutters; Diaphragms
    • G03B9/02Diaphragms
    • G03B9/06Two or more co-operating pivoted blades, e.g. iris type

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Diaphragms For Cameras (AREA)

Abstract

【課題】振動、衝撃などに対する耐性を向上させることが可能な、新規かつ改良された絞り装置を提供すること。
【解決手段】絞り羽根34,36と、絞り羽根34,36を収容する絞り枠32と、を有する絞り機構30と、絞り機構30が装着されるレンズ装置10の固定筒12に対して固定され、固定筒12の受け面12dとの間で絞り機構30を挟持する絞り機構カバー50と、を備え、絞り機構30及び絞り機構カバー50は固定筒12の側面から内部に挿入され、絞り機構30及び絞り機構カバー50の少なくとも一部が、固定筒12の側面よりも外側に突出しており、絞り機構カバー50の固定筒12の側面よりも外側に突出した部位には、絞り機構30が固定筒12から離脱する方向において、絞り機構30を保持する保持部50eが設けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、絞り装置に関する。
近時においては、例えば金融機関の店舗、商品を販売する店舗等において、監視カメラ(監視用CCTVカメラ)が広く用いられている。監視カメラは通常のカメラと同様にレンズ装置(鏡筒)を備えており、レンズ装置には、入射する光の光量を調節するための絞り装置が設けられている。絞り装置は、絞り羽根、羽根を駆動するレバー、レバーを電気的に駆動する駆動装置などの精密部品から構成されている。
特開2003−233102号公報
しかしながら、絞り装置に振動や衝撃が加えられた場合、絞り装置から羽根、または駆動装置などの部品が脱落するといった問題が生じる。また、振動や衝撃が大きい場合は、レンズ装置から絞り装置自体が脱落してしまうことも想定される。
特に、監視カメラは、その性質上、監視カメラによって撮影されることを好まない人物等によって損壊を受ける場合がある。従って、通常のカメラと比較すると、衝撃力に対する耐性をより向上させておく必要がある。
監視カメラが備える絞り装置が損傷を受けると、光量を調整することができなくなるため、その後、適正な撮影を行うことができなくなる。このため、監視カメラが監視機能を発揮することができなくなるという問題が生じる。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、振動、衝撃などに対する耐性を向上させることが可能な、新規かつ改良された絞り装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、絞り羽根と、前記絞り羽根を収容する絞り枠と、を有する絞り機構と、前記絞り機構が装着される鏡筒に対して固定され、前記鏡筒の受け面との間で前記絞り機構を挟持する絞り機構カバーと、を備え、前記絞り機構及び前記絞り機構カバーは前記鏡筒の側面から内部に挿入され、前記絞り機構及び前記絞り機構カバーの少なくとも一部が、前記鏡筒の側面よりも外側に突出しており、前記絞り機構カバーの前記鏡筒の側面よりも外側に突出した部位には、前記絞り機構が前記鏡筒から離脱する方向において、前記絞り機構を保持する保持部が設けられた絞り装置が提供される。
上記構成によれば、絞り機構及び絞り機構カバーは、少なくとも一部が鏡筒の側面よりも突出した状態で鏡筒の内部に挿入される。絞り機構カバーは、絞り機構が装着される鏡筒に対して固定され、鏡筒の受け面との間で絞り機構を挟持する。そして、鏡筒の側面よりも外側に突出した部位には、絞り機構カバーには、絞り機構が鏡筒から離脱する方向において、絞り機構を保持する保持部が設けられる。振動や衝撃等によって、絞り機構が鏡筒から離脱する方向に力が加えられた場合であっても、絞り機構は、絞り機構カバーと鏡筒の受け面との間で挟持されており、絞り機構が鏡筒から離脱する方向では、絞り機構カバーの保持部によって絞り機構が保持されるため、絞り機構が鏡筒から脱落してしまうことを確実に抑止することができる。
また、前記保持部は、前記絞り機構が前記鏡筒から離脱する方向において、前記絞り機構の端面と当接しているものであってもよい。かかる構成によれば、絞り機構が鏡筒から離脱する方向では、絞り機構の端面と保持部が当接するため、絞り機構が鏡筒から脱落してしまうことを確実に抑止することができる。
また、前記保持部は、前記絞り機構が前記鏡筒の側面よりも外側に突出した部位において、前記絞り機構の外周を囲むように設けられたものであってもよい。かかる構成によれば、保持部が絞り機構の外周を囲むように設けられるため、保持部によって絞り機構を確実に保持することができ、振動、衝撃等が加えられた場合であっても、絞り機構が鏡筒から脱落してしまうことを抑止することができる。
また、前記絞り羽根は、前記絞り機構カバーの一面と対向しており、前記絞り機構カバーの一面から前記絞り羽根に向かって、当該絞り羽根の面直方向の移動を規制する脱落防止用レールが突出して設けられたものであってもよい。かかる構成によれば、脱落防止用レールによって絞り羽根の面直方向の移動が規制されるため、振動、衝撃等が加えられた場合であっても、絞り枠から絞り羽根が脱落してしまうことを確実に抑止することが可能となる。
また、前記絞り機構は、前記絞り枠に装着され、前記絞り羽根を駆動するための駆動手段を更に有し、前記駆動手段は、前記絞り枠に装着された際に前記絞り枠と係合する係合部を有し、前記絞り枠は、前記係合部が挿入される開口部を有し、前記係合部は、前記開口部に挿入される過程で変形し、変形が戻ることによって前記開口部の縁と係合するものであり、前記絞り機構カバーには、前記開口部に向かって突出するリブが設けられ、前記絞り機構及び前記絞り機構カバーを前記鏡筒に装着した状態において、前記リブは、前記係合部が変形する方向で前記係合部と近接する位置に設けられているものであってもよい。かから構成によれば、絞り機構カバーのリブが、係合部が変形する方向で係合部と近接する位置に設けられるため、係合部とリブが当接することで係合部の変形が抑えられる。従って、係合部が変形して開口部の縁との係合が外れてしまうことを確実に抑えることができ、振動、衝撃等が加えられた場合であっても、駆動手段が絞り機構から離脱してしまうことを確実に抑止することができる。
本発明によれば、振動、衝撃などに対する耐性を向上させることが可能な、新規かつ改良された絞り装置を提供することが可能となる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる絞り機構を備えたレンズ装置(鏡筒)を示す図であって、光軸Pに沿った鉛直方向の断面を示す断面図である。図1に示すように、レンズ装置10は固定筒12を備えている。固定筒12には、絞り機構30が設けられている。固定筒12の内部には、絞り機構30の前側(被写体側)にレンズ枠14が配置されており、絞り機構30の後側にレンズ枠16が配置されている。また、固定筒12の外側には、フォーカスリング18、ズームリング20が配置されている。
レンズ枠14は、フォーカスレンズ(群)22を保持する枠である。レンズ枠14には、その周面よりも突出する係合ピン14aが装着されている。一方、固定筒12には、光軸方向に直進溝12aが形成されており、係合ピン14aが直進溝12aに係合することによって、レンズ枠14およびフォーカスレンズ22が、直進溝12aにガイドされて光軸方向に直進移動するように構成されている。
レンズ枠16は、ズームレンズ(群)26を保持する枠である。レンズ枠16には、その周面よりも突出する係合ピン16aが装着されている。一方、固定筒12には、光軸方向に直進溝12bが形成されており、係合ピン16aが直進溝12bに係合することによって、レンズ枠16およびズームレンズ26が、直進溝12bにガイドされて光軸方向に直進移動するように構成されている。
フォーカスリング18は、レンズ枠14が配置される部位において、固定筒12の外周面に回動可能に配置されている。フォーカスリング18の内周面には、光軸に対して螺旋状にカム溝18aが形成されている。レンズ枠14に装着された係合ピン14aは、フォーカスリング18のカム溝18aに係合する。従って、フォーカスリング18を回動操作すると、フォーカスリング18のカム溝18aと固定筒12の直進溝12aとの交差位置が光軸方向に変位するとともに、その交差位置に従って係合ピン14a、レンズ枠14、およびフォーカスレンズ22が光軸方向に変位する。このように、フォーカスリング18を回動操作することによって、フォーカスレンズ22の設定位置を調整してピント調整を行うことができる。
ズームリング20は、レンズ枠16が配置される部位において、固定筒12の外周面に回動可能に配置されている。ズームリング20の内周面には、光軸に対して螺旋状にカム溝20aが形成されている。レンズ枠16に装着された係合ピン16aは、ズームリング20のカム溝20aに係合する。従って、ズームリング20を回動操作すると、ズームリング20のカム溝20aと固定筒12の直進溝12bとの交差位置が光軸方向に変位するとともに、その交差位置に従って係合ピン16a、レンズ枠16、およびズームレンズ26が光軸方向に変位する。このように、ズームリング20を回動操作することによって、ズームレンズ26の設定位置を調整して焦点距離(ズーム画角)を調整することができる。なお、本実施例では前群レンズにフォーカス機能、後群レンズにズーム機能を持たせたが、前群レンズにズーム機能、後群レンズにフォーカス機能を持たせても良い。
絞り機構30は、絞り枠32、2枚の羽根34,36、羽根を駆動するための駆動装置(駆動手段)38、駆動装置38の駆動軸38aに固定されたレバー40(図1において不図示)を備えている。また、図1に示すように、絞り機構30の前側には、絞り機構カバー50が配置されている。そして、絞り機構30と、絞り機構カバー50とによって、本実施形態に係る絞り装置が構成される。
図2は、絞り機構30の平面構成を示す図であって、絞り機構30を被写体側から見た状態を示している。
図2に示すように、絞り機構30は、絞り枠32を備えている。絞り枠32には、光軸Pを中心とする円形の開口32fと、リブ32eが設けられている。図1及び図2に示すように、リブ32eは、絞り枠32の周縁部において、被写体側へ突出するように設けられている。
図2に示すように、リブ32eの内側には、羽根34および羽根36が重ねて配置される。被写体側に位置する羽根34には、長孔状の開孔部34a、開孔部34b、開孔部34c、が設けられている。また、絞り枠32には、被写体側へ突出する係合ピン32a,32b,32c,32dが設けられている。各開孔部34a,34b,34cは、3つの係合ピン32a,32b,32cとそれぞれ係合している。
同様に、羽根36には、開孔部36a、開孔部36b、開孔部36c、が設けられている。各開孔部36a,36b,36cは、絞り枠32に設けられた3つの係合ピン32a,32b,32dとそれぞれ係合している。係合ピン32a,32b,32c,32dは、羽根34,36との係合を確実にするため、先端側の径が拡大されている。
羽根34には、絞り枠32の開口32fに対応する切欠き34eが設けられている。また、羽根36には、絞り枠32の開口32fに対応する切欠き36eが設けられている。
図1に示すように、駆動装置38は、絞り枠32の下部に装着されている。また、駆動装置38は、絞り枠32に対して後側から装着される。図2に示すように、駆動装置38の駆動軸38aは絞り枠32に向けられており、駆動軸38aにはレバー40が装着されている。レバー40は、両端に係合ピン40aおよび係合ピン40bを備えている。係合ピン40aは、羽根34に設けられた開孔部34dと係合している。また、係合ピン40bは、羽根36に設けられた開孔部36dと係合している。
図2は、駆動装置38によって、レバー40が矢印A方向に最も駆動された状態を示している。この状態では、羽根34が図2中で最も下に位置しており、羽根36が最も上に位置している。従って、図2に示すように、羽根34の切欠き34eと羽根36の切欠き36eとが離間し、絞り枠32の開口32fが開かれる。
一方、図2の状態から、レバー40が矢印Aと反対方向に駆動されると、切欠き34e、切欠き36eによって形成される開口が小さくなる。そして、レバー40が矢印Aと反対方向に最も駆動された状態では、羽根34が図2中の最も上に位置し、羽根36が最も下に位置する。この状態では、羽根34と羽根36が完全に重なり、絞り枠32の開口32fが完全に閉じられる。
図1に示すように、フォーカスリング18とズームリング20の間において、固定筒12の外周の下部には、内部まで貫通する開口部12cが設けられている。絞り機構30は、絞り機構カバー50とともに、開口部12cから固定筒12の内部に挿入される。
図3は、絞り機構カバー50の構成を示す図である。ここで、図3(A)は、絞り機構カバー50を被写体側から見た状態を示しており、図3(B)は図3(A)中の矢印B方向から絞り機構カバー50を見た状態を示している。また、図3(C)は、絞り機構カバー50を絞り機構30側から見た状態を示している。
本実施形態において、絞り機構カバー50は、固定筒12からの絞り機構30の脱落を防止する機能、絞り枠32からの羽根34,36の脱落を防止する機能、および絞り枠32からの駆動装置38の脱落を防止する機能を備えている。
最初に、固定筒12からの絞り機構30の脱落を防止する機構について説明する。図3(A)に示すように、絞り機構カバー50には、光軸Pを中心とする開口50aが設けられている。また、絞り機構カバー50には、固定ネジ52が挿入される4箇所のネジ孔50bが設けられている。
絞り機構カバー50には、後側(絞り機構30側)に向けて、絞り機構保持枠(保持部)50cが設けられている。図2に示すように、絞り機構30は、駆動装置38が装着される部位が固定筒12の外側に突出している。絞り機構保持枠50cは、絞り機構30の固定筒12から下方に突出した部分を、下方および両側部から囲むように設けられている。
図3(B)及び図3(C)に示すように、絞り機構カバー50の絞り機構30側の面には、固定筒12の受け面12dと当接する当接面50dが設けられている。図3(B)に示すように、絞り機構カバー50の絞り機構側の主面50eから当接面50dまでの光軸P方向の高さはhとされている。高さhは、図1に示す、リブ32eの部分における絞り枠32の厚さtに対応している。
また、当接面50dは、図3(C)に示す左右の当接面50の間隔d1が、図2に示す絞り枠32の幅d2よりも広くなるように構成されている。なお、当接面50の間隔d1と絞り枠32の幅d2を一致させて、当接面50の間に絞り枠32が嵌合するように構成しても良い。
図4は、絞り機構30に対して被写体側から絞り機構カバー50を被せ、被写体側から見た状態を示している。また、図5は、図4に示す絞り機構30と絞り機構カバー50の組み合わせを、固定筒12に装着した状態を示している。
図5に示すように、絞り機構30と絞り機構カバー50は、固定筒12の開口部12cから固定筒12の内部に向けて挿入される。この状態では、図1に示すように、絞り機構30のレンズ枠16側の面が固定筒12の受け面12dに当接する。また、絞り機構カバー50の当接面50dが固定筒12の受け面12dに当接し、リブ32eの先端が絞り機構カバー50の主面50eと当接する。絞り枠32の厚さtは、絞り機構カバー50の高さhに対応しており、絞り機構30の幅d2は当接面50dの間隔d1よりも小さいため、絞り機構30は、幅方向では2つの当接面50dの間に入り、光軸P方向では絞り機構カバー50の主面50eと固定筒12の受け面12dとの間で挟持される。
図5に示すように、絞り機構カバー50のネジ孔50bには4本の固定ネジ52が挿入され、固定ネジ52は固定筒12の受け面12dに対してねじ込まれる。これにより、絞り機構カバー50が固定筒12に対して固定されるとともに、絞り機構30が絞り機構カバー50の主面50eと固定筒12の受け面12dの間に挟まれて固定される。なお、図5では、受け面12dの内周側の端面を破線12eで示している。端面12eは、固定ネジ52がねじ込まれる位置よりも径方向の光軸P側に位置している。
また、絞り機構30の下部においては、絞り枠32の下端32gから幅方向の両側部にかけての領域が、絞り機構カバー50の絞り機構保持枠50cによって囲まれて保持される。図6は、図1中の駆動装置38の近傍を拡大して示す模式図であって、絞り枠32の下端32gが絞り機構保持枠50cによって保持されている状態を示している。
図6に示すように、絞り機構保持枠50cの内側には、絞り枠32の下端32gに向けてリブ50fが設けられている。絞り機構30と絞り機構カバー50を固定筒12の内部に挿入し、固定ネジ52を締め込んだ状態では、絞り機構カバー50が固定筒12に対して固定される。そして、この状態では、絞り枠32の下端32gに絞り機構保持枠50cのリブ50fが当接し、絞り機構30の下端(絞り枠32の下端32g)がリブ50fによって支持される。また、絞り機構30の下端32gから両側部にかけての領域は、絞り機構保持枠50cに囲まれ、絞り機構保持枠50cの内側面の当接面50iの間隔d3(図3(C)参照)と絞り枠32の幅d4(図2参照)を一致させることによって保持される。ここで、絞り機構保持枠50cの内側面に、絞り枠32の幅方向の両側部と当接するリブを設けても良い。
このため、絞り機構30は絞り機構保持枠50cによって確実に保持され、絞り機構30が固定筒12から離脱する方向の動きは、絞り機構保持枠50c、およびリブ50fによって抑止される。これにより、固定筒12に対する絞り機構30の保持を非常に強固にすることができ、レンズ装置10に大きな衝撃力が加えられた場合であっても、固定筒12から絞り機構30が脱落してしまうことを確実に抑止することが可能となる。
次に、本実施形態において、羽根34、羽根36の脱落を防止する機構について説明する。図3(C)に示すように、絞り機構保持カバー50の主面50eには、絞り機構30に向かって突出する絞り羽根脱落防止レール50gが設けられている。絞り羽根脱落防止レール50gは、羽根34、羽根36の駆動方向に沿って延在するように設けられている。そして、絞り羽根脱落防止レール50gの上面と、被写体側に位置する羽根34との間に所定のクリアランスが設けられるように、主面50eからの絞り羽根脱落防止レール50gの高さが規定されている。
このような構成によれば、例えば羽根34、羽根36が被写体側(羽根34,36の面直方向)へ移動するような衝撃力が加えられた場合であっても、羽根34、羽根36が絞り羽根脱落防止レール50gと当接し、被写体側への羽根34、羽根36の動きが規制される。これにより、羽根34、羽根36が必要以上に被写体側へ動いてしまうことを抑止することができる。従って、羽根34の開孔部34a,34b,34cと係合ピン32a,32b,32cとの係合、および羽根36の開孔部36a,36b,36cと係合ピン32a,32b,32dとの係合が外れてしまうことを確実に抑止することができる。また、羽根34の開孔部34dとレバー40の係合ピン40aとの係合、および羽根36の開孔部36dとレバー40の係合ピン40bとの係合が外れてしまうことを抑止できる。これにより、衝撃力が加えられた場合に、羽根34、羽根36が脱落してしまうことを抑止することができ、羽根34、羽根36を確実に駆動することが可能となる。
次に、本実施形態において、駆動装置38を絞り枠32に対して保持する機構について説明する。図7は、絞り機構30と絞り機構カバー50が固定筒12に対して固定された状態において、図4中の一点鎖線I−I’に沿った位置の断面を示す模式図である。図7は、主として駆動装置38と絞り枠32との結合部を示している。
図2及び図7に示すように、駆動装置38には、絞り枠32に向かって2本の係合部38bが突出している。また、絞り枠32には、係合部38bが挿入される開口32hが設けられている。絞り枠32と駆動装置38を結合する際には、絞り機構30から絞り機構カバー50を取り外した状態で、駆動装置38の係合部38bが開口32hに挿入される。
この際、係合部38bは、開口32hに挿入される過程で開口32hの中心に向かって変形し、元の状態に復帰することで、係合部38bの係合面38cが開口32hの縁の部分と係合する。これにより、駆動装置38と絞り枠32が結合される。
また、図7に示すように、絞り機構カバー50には、駆動装置38の脱落防止用のリブ50hが2箇所設けられている。駆動装置38が絞り枠32に装着され、絞り機構30と絞り機構カバー50が固定筒12に装着されると、脱落防止用のリブ50hが2つの係合部38bの間に挿入され、2つの係合部38bの対向面と当接する。
図8は、脱落防止用のリブ50hの機能を説明するための模式図である。駆動装置38が絞り枠32から脱落する場合、係合面38cと開口32hの縁との係合が外れる方向(図8中の矢印C方向)に係合部38bが変形しようとする。このとき、本実施形態の構成では、脱落防止用のリブ50hが2つの係合部38bの間に挿入され、2つの係合部38bの対向面と当接しているため、係合部38bが矢印C方向に変形することがない。従って、係合面38cと開口32hの縁との係合が外れることがなく、レンズ装置10に大きな衝撃力が加わった場合であっても絞り機構30から駆動装置38が脱落してしまうことを確実に抑えることが可能となる。
以上説明したように本実施形態によれば、固定筒12からの絞り機構30の脱落、絞り枠32からの羽根34,36の脱落、および絞り枠32からの駆動装置38の脱落を確実に抑止することができる。従って、これらの脱落に起因する映像不良の発生を確実に抑えることが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明の一実施形態にかかる絞り装置を備えたレンズ装置を示す断面図である。 絞り機構の平面構成を示す模式図である。 絞り機構カバーの構成を示す模式図である。 絞り機構に対して被写体側から絞り機構カバーを被せ、被写体側から見た状態を示す模式図である。 図4に示す絞り機構と絞り機構カバーの組み合わせを、固定筒に装着した状態を示す模式図である。 図1中の駆動装置の近傍を拡大して示す模式図である。 絞り機構と絞り機構カバーが固定筒に対して固定された状態において、図4中の一点鎖線I−I’に沿った位置の断面を示す模式図である。 脱落防止用のリブの機能を説明するための模式図である。
符号の説明
10 レンズ装置
12 固定筒
12d 受け面
30 絞り機構
32 絞り枠
32h 開口
34,36 羽根
38 駆動手段
38b 係合部
50 絞り機構カバー
50c 絞り機構保持枠
50g 絞り羽根脱落防止レール
50h リブ

Claims (5)

  1. 絞り羽根と、前記絞り羽根を収容する絞り枠と、を有する絞り機構と;
    前記絞り機構が装着される鏡筒に対して固定され、前記鏡筒の受け面との間で前記絞り機構を挟持する絞り機構カバーと、を備え;
    前記絞り機構及び前記絞り機構カバーは前記鏡筒の側面から内部に挿入され、前記絞り機構及び前記絞り機構カバーの少なくとも一部が、前記鏡筒の側面よりも外側に突出しており;
    前記絞り機構カバーの前記鏡筒の側面よりも外側に突出した部位には、前記絞り機構が前記鏡筒から離脱する方向において、前記絞り機構を保持する保持部が設けられたことを特徴とする、絞り装置。
  2. 前記保持部は、前記絞り機構が前記鏡筒から離脱する方向において、前記絞り機構の端面と当接していることを特徴とする、請求項1に記載の絞り装置。
  3. 前記保持部は、前記絞り機構が前記鏡筒の側面よりも外側に突出した部位において、前記絞り機構の外周を囲むように設けられたことを特徴とする、請求項1又は2に記載の絞り装置。
  4. 前記絞り羽根は、前記絞り機構カバーの一面と対向しており、前記絞り機構カバーの一面から前記絞り羽根に向かって、当該絞り羽根の面直方向の移動を規制する脱落防止用レールが突出して設けられていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の絞り装置。
  5. 前記絞り機構は、前記絞り枠に装着され、前記絞り羽根を駆動するための駆動手段を更に有し、
    前記駆動手段は、前記絞り枠に装着された際に前記絞り枠と係合する係合部を有し、
    前記絞り枠は、前記係合部が挿入される開口部を有し、
    前記係合部は、前記開口部に挿入される過程で変形し、変形が戻ることによって前記開口部の縁と係合するものであり、
    前記絞り機構カバーには、前記開口部に向かって突出するリブが設けられ、
    前記絞り機構及び前記絞り機構カバーを前記鏡筒に装着した状態において、前記リブは、前記係合部が変形する方向で前記係合部と近接する位置に設けられていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の絞り装置。
JP2006194002A 2006-07-14 2006-07-14 絞り装置 Expired - Fee Related JP4796911B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006194002A JP4796911B2 (ja) 2006-07-14 2006-07-14 絞り装置
CN200710126315A CN100582913C (zh) 2006-07-14 2007-06-29 防振动或冲击的光圈装置
KR1020070068591A KR100894997B1 (ko) 2006-07-14 2007-07-09 조리개 장치
EP07013394A EP1879067A1 (en) 2006-07-14 2007-07-09 Diaphragm device
US11/826,155 US7518808B2 (en) 2006-07-14 2007-07-12 Diaphragm device
TW096125672A TWI387842B (zh) 2006-07-14 2007-07-13 An aperture device and a lens device using the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006194002A JP4796911B2 (ja) 2006-07-14 2006-07-14 絞り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008020792A true JP2008020792A (ja) 2008-01-31
JP4796911B2 JP4796911B2 (ja) 2011-10-19

Family

ID=38603394

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006194002A Expired - Fee Related JP4796911B2 (ja) 2006-07-14 2006-07-14 絞り装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7518808B2 (ja)
EP (1) EP1879067A1 (ja)
JP (1) JP4796911B2 (ja)
KR (1) KR100894997B1 (ja)
CN (1) CN100582913C (ja)
TW (1) TWI387842B (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5825783B2 (ja) * 2010-12-21 2015-12-02 キヤノン株式会社 レンズ鏡筒及び撮像装置
CN104950549B (zh) * 2015-07-06 2017-10-13 中山联合光电科技股份有限公司 一种快门与导向筒的连接装置
US20200233174A1 (en) * 2017-09-28 2020-07-23 Nidec Copal Corporation Imaging blade driving device
JP6733107B2 (ja) * 2018-12-20 2020-07-29 エスゼット ディージェイアイ テクノロジー カンパニー リミテッドSz Dji Technology Co.,Ltd レンズ装置、撮像装置、及び移動体

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62197134U (ja) * 1986-06-04 1987-12-15
JPH0181637U (ja) * 1987-11-19 1989-05-31
JPH11142906A (ja) * 1997-11-06 1999-05-28 Victor Co Of Japan Ltd レンズ鏡筒の絞り機構
JP2003233102A (ja) * 2002-02-07 2003-08-22 Fuji Photo Optical Co Ltd 絞り機構

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06230457A (ja) * 1993-02-01 1994-08-19 Konica Corp カメラ
JP3734307B2 (ja) * 1996-04-15 2006-01-11 フジノン株式会社 レンズ鏡胴の手動式絞り機構
JPH11231190A (ja) * 1998-02-10 1999-08-27 Fuji Photo Optical Co Ltd レンズ鏡胴
JP3893082B2 (ja) * 2002-06-03 2007-03-14 株式会社タムロン 絞り装置及びそれを組込んだビデオカメラ、ビデオカメラ用レンズ
JPWO2004107036A1 (ja) * 2003-05-29 2006-07-20 日本精密測器株式会社 絞り装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62197134U (ja) * 1986-06-04 1987-12-15
JPH0181637U (ja) * 1987-11-19 1989-05-31
JPH11142906A (ja) * 1997-11-06 1999-05-28 Victor Co Of Japan Ltd レンズ鏡筒の絞り機構
JP2003233102A (ja) * 2002-02-07 2003-08-22 Fuji Photo Optical Co Ltd 絞り機構

Also Published As

Publication number Publication date
US7518808B2 (en) 2009-04-14
KR20080007105A (ko) 2008-01-17
EP1879067A1 (en) 2008-01-16
CN101105619A (zh) 2008-01-16
US20080018976A1 (en) 2008-01-24
TW200804967A (en) 2008-01-16
TWI387842B (zh) 2013-03-01
JP4796911B2 (ja) 2011-10-19
CN100582913C (zh) 2010-01-20
KR100894997B1 (ko) 2009-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2336821A1 (en) Imaging device
JP4796911B2 (ja) 絞り装置
JP2010117571A (ja) カメラ、カメラ用アクセサリ
JP2006301290A (ja) レンズ鏡胴
US11454865B2 (en) Dynamic camera lens cap
JP2017134306A (ja) 撮像装置
JP2006293200A (ja) カメラのレンズ鏡筒
JP2013134405A (ja) 角度調整機能及びプロジェクター
JP5271285B2 (ja) バリアユニット
JP2005308810A (ja) レンズ鏡筒および撮像装置
JP6858874B2 (ja) レンズユニット
JP2011123107A (ja) バリア機構及び撮影装置
JP2006018144A (ja) レンズカバーユニット及び撮像装置
JP2021078032A (ja) 撮像装置
JP2006323029A (ja) カメラ
JPH11305098A (ja) カメラおよびレンズ鏡胴
JP5836622B2 (ja) 撮像装置
JP5037884B2 (ja) バリア装置および撮像装置
JP2003005005A (ja) フィルター部材のホルダーへの取付構造及びこれを用いた光学装置
JP4662754B2 (ja) カメラの遮光機構およびカメラ
JP6084017B2 (ja) レンズ鏡筒および撮像装置
EP1841208A1 (en) Camera unit and imaging apparatus
JP2023010113A (ja) レンズ装置及び交換ユニット
JP6071355B2 (ja) レンズ鏡筒およびそれを備えた撮像装置
JP2006301292A (ja) レンズ鏡胴

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090618

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110412

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110613

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110705

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110801

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4796911

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140805

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees