JP2023010113A - レンズ装置及び交換ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】例えば、交換の際の防塵に有利なレンズ装置を提供すること。【解決手段】レンズ装置は、交換ユニットが着脱可能に装着される固定筒と、光軸に沿って固定筒に対して可動の移動鏡筒と、移動鏡筒より被写体側の空間と移動鏡筒より像側の空間とを接続する開口を閉じるように移動鏡筒に接触する接触部材とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、レンズ装置及び交換ユニットに関する。
特許文献1には、複数の羽根を含むバリアユニットをマウント部に設け、マウント開口部からの塵埃の侵入を妨げるレンズ装置が開示されている。また、特許文献2には、レンズ最後部に設けられた透明板でマウント開口部を塞ぐことで塵埃の侵入を妨げるレンズ装置が開示されている。
特開2007-139849号公報 特開2005-70800号公報
特許文献1のレンズ装置では、複雑な機構で構成されるバリアユニットを設けるのに、多数の部品を要する。また、特許文献2のレンズ装置では、光路内に透明板を設けているため、映像を形成する光量を損失する。
本発明は、例えば、交換の際の防塵に有利なレンズ装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面としてのレンズ装置は、交換ユニットが着脱可能に装着される固定筒と、光軸に沿って固定筒に対して可動の移動鏡筒と、移動鏡筒より被写体側の空間と移動鏡筒より像側の空間とを接続する開口を閉じるように移動鏡筒に接触する接触部材とを有することを特徴とする。
本発明によれば、例えば、交換の際の防塵に有利なレンズ装置を提供することができる。
実施例1のレンズ装置のズーム連結ピン軸上の断面図である。 実施例1のレンズ装置のカムフォロア軸上の断面図である。 実施例1のロックピン軸上の断面図である。 図3(c)のA-A線断面図である。 実施例1のリレーユニットの案内溝部展開図である。 実施例2のレンズ装置のズーム連結ピン軸上の断面図である。 実施例2のレンズ装置の各溝とピンの配置関係を示す模式図である。 実施例2のロックボタン軸上の断面図である。 実施例2の固定筒のロック溝とロックボタンの位置関係を示す模式図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本実施例のレンズ装置L1のズーム連結ピン軸上の断面図である。図2は、本実施例のレンズ装置L1のカムフォロア軸上の断面図である。
レンズ装置L1は、固定筒1、回転筒2、及び移動鏡筒3を有する。固定筒1には、リレーユニット(交換ユニット)7が着脱可能に装着される。回転筒2は、固定筒1によりレンズ装置L1の光軸Oの周りに回転可能に支持されている。移動鏡筒3は、レンズ装置L1のズーム光学系(変倍光学系)の一部であり、変倍のためのガラス(光学素子)G1を保持し、回転筒2により光軸Oに沿って固定筒1に対して可動に支持される。なお、移動鏡筒3は、本実施例では回転筒2により光軸Oに沿って固定筒1に対して可動に構成されているが、他の駆動手段により光軸Oに沿って固定筒1に対して可動に構成されていてもよい。また、ガラスG1は、本実施例ではレンズ装置L1のズーム光学系の一部であるが、レンズ装置L1の単焦点レンズにおけるフォーカス光学系(合焦光学系)の一部であり、合焦のための光学素子であってもよい。また、回転筒2は、本実施例では固定筒1の内周側に配置されているが、固定筒1の外周側に配置されてもよい。
ズームリング5とアイリスリング6は、固定筒1の外周部に光軸Oを中心に回転可能に支持されている。押え環9は、不図示のネジにより固定筒1に固定され、ズームリング5の光軸方向の移動を規制する。リレーユニット7は、ガラス(光学素子)G2を保持し、固定筒1の像側(撮像面側)で固定ボルトB1により固定筒1に固定されている。マウント8は、リレーユニット7の像側で固定ボルトB2によりリレーユニット7に固定され、レンズ装置L1とカメラ本体との接続部として機能する。固定ボルトB1はマウント8に設けられた貫通穴8aに挿通されており、貫通穴8aに工具を挿入して固定ボルトB1を取り外すことで、リレーユニット7にマウント8を固定したまま、固定筒1とリレーユニット7とを分割することが可能である。
防塵部材(接触部材)100は、ゴムやエラストマー等の弾性材料で形成された円筒状の部材であり、固定筒1の内周部に設けられている。防塵部材100は、固定筒1、回転筒2、及び移動鏡筒3よりも弾性率が低い。
ズーム連結ピン(凸部)10は、回転筒2に固定されている。また、ズーム連結ピン10は、固定筒1に形成された周方向へ延びる円周溝1bに挿通され、ズームリング5に設けられた連結穴5aと係合する。移動鏡筒3の外周部には、カムフォロア3aが固定されている。カムフォロア3aは、回転筒2に形成されたカム溝2a、及び固定筒1の内周部に形成された光軸方向へ延びる直進溝1aと係合する。以上の構成により、ズームリング5の回転に応じて、移動鏡筒3は光軸Oに沿って移動可能である。
移動鏡筒3には、レンズ装置L1の光量を調整する絞りユニット11が設けられている。絞りユニット11は、絞り回転板13と複数の絞り羽根11aとを備える。絞り回転板13が回転すると、複数の絞り羽根11aにより形成される開口径が変化する。絞り連結ピン12は、アイリスリング6に固定され、絞り回転板13に形成された光軸方向へ延びる直溝13aと係合している。以上の構成により、アイリスリング6の回転に応じて、絞りユニット11の開口径を変化させることが可能である。なお、アイリスユニットは、移動鏡筒3とは別に設けられてもよい。
図3は、本実施例のロックピン軸上の断面図である。図4は、図3(c)のA-A線断面図である。図5は、本実施例のリレーユニット7の案内溝部展開図である。
固定筒1の像側の端面には、ピン収納穴1cが設けられている。ピン収納穴1cの内部には、ロックピン14とロックばね15が配置されている。ピン収納穴1cの入り口には、ロックピン14の脱落を防止する押え環16が設けられている。ズームリング5には、外周部から内周部まで貫通したコマ挿入穴5cが形成されている。コマ挿入穴5cの内部には、ロックコマ17が配置されている。ロックコマ17は、固定筒1の外周部に形成された周方向へ延びるコマ通過溝1dに挿通されている。コマ通過溝1dは、ピン収納穴1cと繋がっている。
リレーユニット7は、ベース部7aと、ベース部7aから光軸方向へ延びた突起部7bと、固定筒1の内周部と全周で嵌合する嵌合部7cとを備える。ズームリング5、アイリスリング6、及び押え環9にはそれぞれ、突起部7bが挿通する挿通穴5b,6a,9aが設けられている。
リレーユニット7は、レンズ装置L1から離脱する場合に、移動鏡筒3及び防塵部材100を互いに接触させる機構を有する。具体的には、該機構は、カム部材を含む。カム部材は、リレーユニット7がレンズ装置L1から離脱する場合に、移動鏡筒3及び防塵部材100を互いに接触させるように移動鏡筒3及び防塵部材100のうち少なくとも一方を光軸Oに沿って移動させるカムが形成されている。
以下、本実施例の上記機構について説明する。図5に示されるように、突起部7bには、ズーム連結ピン10が挿通される案内溝7dが形成されている。案内溝7dは、光軸Oに対して90度より小さい角度を持つ斜面S1,S2、光軸に垂直な面S3、及び光軸に平行な面S4,S5,S6を備え、ズーム連結ピン10を案内する。案内溝7dのうち面S3により形成される範囲A1は、リレーユニット7がレンズ装置L1に取り付けられた状態で撮影が行われる場合にズーム連結ピン10を案内する第1の溝として機能する。ズーム連結ピン10が面S4,S5に接触する位置はそれぞれ、レンズ装置L1のテレ側メカ端(P1)とワイド側メカ端(P2)である。また、案内溝7dのうち斜面S1により形成される範囲A2は、リレーユニット7がレンズ装置L1から離脱している場合に移動鏡筒3が防塵部材100に接触するまで像側に移動するようにズーム連結ピン10を案内する第2の溝として機能する。
以下、リレーユニット7の着脱時のズーム連結ピン10と案内溝7dとの位置関係、及びズームリング5の回転を規制する規制部材について説明する。
図1(a)の状態において、リレーユニット7を固定筒1から取り外すために、リレーユニット7が固定筒1から光軸方向へ引き抜かれると、図5の位置P0に位置するズーム連結ピン10は範囲A1を外れて範囲A2内の位置P3に位置する。更に、リレーユニット7が固定筒1から光軸方向へ引き抜かれると、ズーム連結ピン10は範囲A2を移動し、それに伴い回転筒2及びズームリング5が回転する。ズーム連結ピン10が位置P4に到達すると、図1(b)に示されるように、移動鏡筒3はテレ端位置よりも像側に移動して防塵部材100に接触する。このとき、図3(c)及び図4に示されるように、ロックピン14の係合部14aがロックコマ17の切欠き17aに嵌まるため、回転筒2及びズームリング5の回転が規制される。すなわち、ロックピン14及びロックコマ17が回転筒2及びズームリング5の回転を規制する規制部材として機能する。
リレーユニット7を固定筒1に取り付けるために、リレーユニット7が固定筒1に挿入されると、ズーム連結ピン10は位置P4から面S6により形成される範囲A3を移動する。ズーム連結ピン10が位置P5に到達すると、図3(b)に示されるように、ロックピン14がリレーユニット7に押されてロックピン14とロックコマ17との係合状態が解除され、ズームリング5は回転可能となる。このとき、図1(b)に示されるように、リレーユニット7の嵌合部7cの一部が固定筒1の内周部に全周で嵌合されており、レンズ装置L1の外部の空間と内部の空間とを接続する開口は閉じられた状態になっている。更に、リレーユニット7が固定筒1に挿入されると、ズーム連結ピン10は斜面S2により形成される範囲A4を移動し、それに伴い回転筒2及びズームリング5が回転する。リレーユニット7が固定筒1に接触する位置まで挿入されると、ズーム連結ピン10は面S4により形成される範囲A5を移動してテレ側メカ端(P1)に到達する。このとき、図3(a)に示されるように、ロックピン14とロックコマ17との係合解除状態が維持される。
移動鏡筒3と防塵部材100とが接触した状態において、移動鏡筒3及び防塵部材100は全周で連続した筒形状となっているため、移動鏡筒3の被写体側の空間と像側の空間とを接続する開口を閉じることが可能となる。また、リレーユニット7が固定筒1から離脱している状態では、ズームリング5の回転規制が維持される。したがって、図1(c)に示されるように、リレーユニット7が固定筒1から離脱している状態において、移動鏡筒3の被写体側の空間と像側の空間とを接続する開口が塞がれた状態を維持することが可能となる。なお、移動鏡筒3が複数の移動鏡筒からなる場合、防塵部材100は複数の移動鏡筒のうち最も像側の移動鏡筒に接触する。
以上説明したように、本実施例の構成によれば、交換の際の防塵に有利である。また、部品の大幅な増加を抑制することができる。また、レンズ装置L1はリレーユニット7が離脱すると同時に防塵状態になるため、ユーザーが意図して防塵のために作業する必要がない。
なお、移動鏡筒3は、本実施例では防塵部材100に接触するが、固定筒2に直接接触してもよい。この場合、固定筒2は、接触部材として機能する。また、防塵部材100は、本実施例では固定筒1に設けられているが、回転筒2や、移動鏡筒3の接触部材に接触する接触部に設けられてもよい。防塵部材100は、固定筒1又は回転筒2、及び移動鏡筒3のうち少なくとも一方に設けられていることが好ましい。また、防塵部材100は、本実施例では周方向に沿って連続した円形状を有するが、同様の効果が得られれば、その数や形状を限定しない。例えば、防塵部材100は、周方向に沿って不連続で複数の防塵部材により構成されてもよい。
本実施例では、実施例1と異なる構成について説明し、実施例1と同じ要素については同じ符号を付して説明は省略する。
図6は、本実施例のレンズ装置L2のズーム連結ピン軸上の断面図である。図7は、本実施例のレンズ装置L2の各溝とピンの配置関係を示す模式図である。
レンズ装置L2は、固定筒21、回転筒22、移動鏡筒3、及び防塵環(移動環)31を有する。固定筒21には、リレーユニット(交換ユニット)24が着脱可能に装着される。回転筒22は、固定筒21によりレンズ装置L2の光軸Oに平行な回転軸を中心に回転可能に支持される。移動鏡筒3は、回転筒22により光軸Oに沿って移動可能に支持される。なお、移動鏡筒3は、本実施例では回転筒22により光軸Oに沿って移動可能に構成されているが、他の駆動手段により光軸Oに沿って移動可能に構成されていてもよい。また、回転筒22は、本実施例では固定筒21の内周側に配置されているが、固定筒21の外周側に配置されてもよい。
ズームリング23とアイリスリング6は、固定筒21の外周部に光軸Oを中心に回転可能に支持されている。押え環9は、不図示のネジにより固定筒21に固定され、ズームリング23の光軸方向の移動を規制する。リレーユニット24は、ガラス(第2光学素子)G2を保持し、固定筒21の像側(撮像面側)で固定ボルトB1により固定筒21に固定されている。リレーユニット24は、アイリスリング6の光軸方向への移動を規制している。マウント8は、リレーユニット24の像側で固定ボルトB2によりリレーユニット24に固定されている。固定ボルトB1を取り外すことで、リレーユニット24にマウント8を固定したまま、固定筒21とリレーユニット24とを分割することが可能である。
防塵部材100は、防塵環31の内周部に設けられている。防塵部材100は、防塵環31よりも弾性率が低い。固定筒21には、案内溝21cが形成されている。ズーム連結ピン10は、回転筒22に固定されている。また、ズーム連結ピン10は、固定筒21に形成された周方向へ延びる円周溝21bに挿通され、ズームリング23に設けられた連結穴23aと係合する。カムフォロア3aは、移動鏡筒3に固定されており、回転筒22に形成されたカム溝22a、及び固定筒21の内周部に形成された光軸方向へ延びる直進溝21aと係合する。カム溝22aは、曲溝部22b、及び円周方向へ延びる周溝部22cを備える。連結ピン25は、防塵環31に固定されており、固定筒21に形成された案内溝21c、及びズームリング23に形成された直溝23bと係合する。案内溝21cは、周方向へ延びる周溝部21d、及び周溝部21dに対して角度を持つ斜溝部21eを備える。
図6(a)に示される撮影時において、連結ピン25は図7(a)に示されるように周溝部21dに位置するため、防塵環31はズームリング23が回転しても光軸方向へ移動しない。このとき、カムフォロア3aは曲溝部22bに位置するため、移動鏡筒3はズームリング23の回転に応じて光軸方向へ移動する。
ズームリング23がテレ側メカ端よりも更に回転すると、図7(b)に示されるように、連結ピン25は斜溝部21eに沿って移動する。これにより、防塵環31は、移動鏡筒3の側(被写体側)に移動する。このとき、カムフォロア3aは周溝部22cに位置するため、移動鏡筒3はズームリング23が回転しても光軸方向へ移動しない。
以上の構成により、ズームリング23の回転に応じて移動鏡筒3及び防塵環31を光軸方向へ移動させることが可能である。
以下、図8及び図9を参照して、ズームリング23の回転を規制する規制手段について説明する。図8は、本実施例のロックボタン軸上の断面図である。図9は、本実施例の固定筒21のロック溝とロックボタンの位置関係を示す模式図である。
図8に示されるように、ズームリング23には、ボタン収納穴23cが設けられている。ボタン収納穴23cの内部には、ロックボタン26とロックばね27が設けられている。ボタン収納穴23cの入り口には、ロックボタン26の脱落を防止する押え環28が設けられている。ロックボタン26は、固定筒21に形成された周方向へ延びるロック溝211に挿通されている。
ロックボタン26には、大径部26aと小径部26bが形成されている。また、ロックボタン26の上端面26cには、弾性部材が設けられている。ロック溝211は、図9(a)に示されるように、撮影時にロックボタン26が移動する幅広部211c、及び幅広部211cのテレ端面211aの先に設けられた、大径部26aよりも狭く、小径部26bよりも広い幅狭部211dを備える。図8(a)及び図9(b)に示されるように、大径部26aがテレ端面211a及びテレ端面211aと反対側のワイド端面211b(不図示)に接触することで、ズームリング23のメカ端操作範囲が決められる。なお、テレ端面211a及びワイド端面211bには、ロックボタン26が接触したときの衝突音軽減や傷防止のための緩衝部材29が設けられている。
図8(b)に示されるように、ロックボタン26を内側に押圧すると、大径部26aが内径側に移動する。図9(c)に示されるように、小径部26bは幅狭部211dに挿通可能であるため、ズームリング23をテレ端位置より更に回転することが可能となる。ズームリング23を回転させ、図6(b)及び図7(b)に示されるように、防塵環31を防塵部材100が移動鏡筒3に接触する位置まで移動させることにより、移動鏡筒3の被写体側の空間と撮像面側の空間とを接続する開口を閉じることが可能となる。ここで、ロックボタン26の押圧状態が解除されると、図8(c)に示されるように、ロックばね27の付勢力により上端面26cが固定筒21の内周面に押し付けられる。上端面26cと固定筒21の内周面との摩擦力により、ズームリング23の回転を規制することが可能となる。リレーユニット24を固定筒21から取り外す前に防塵環31と移動鏡筒3とを接触させ、ズームリング23の回転を規制することで、リレーユニット24を交換する際のレンズ装置L2の内部への塵埃の侵入を防止することが可能となる。また、リレーユニット24を取り外した状態において、移動鏡筒3の被写体側の空間と像側の空間とを接続する開口が閉じられた状態を維持することが可能となる。
以上説明したように、本実施例の構成によれば、交換の際の防塵に有利である。また、部品の大幅な増加を抑制することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1 固定筒
3 移動鏡筒
7 リレーユニット(交換ユニット)
100 防塵部材(接触部材)
L1 レンズ装置
O 光軸

Claims (18)

  1. 交換ユニットが着脱可能に装着される固定筒と、
    光軸に沿って前記固定筒に対して可動の移動鏡筒と、
    前記移動鏡筒より被写体側の空間と前記移動鏡筒より像側の空間とを接続する開口を閉じるように前記移動鏡筒に接触する接触部材とを有することを特徴とするレンズ装置。
  2. 前記接触部材は、前記交換ユニットが前記固定筒から離脱している状態において、前記移動鏡筒に接触していることを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
  3. 前記移動鏡筒より被写体側に、前記光軸に沿って前記固定筒に対して可動の移動鏡筒を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ装置。
  4. 前記移動鏡筒を可動に保持し、前記光軸の周りに回転可能に支持されている回転筒を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のレンズ装置。
  5. 前記交換ユニットが前記固定筒から離脱している状態において、前記回転筒の回転を規制する規制部材を有することを特徴とする請求項4に記載のレンズ装置。
  6. 前記接触部材は、前記回転筒に設けられていることを特徴とする請求項4又は5に記載のレンズ装置。
  7. 前記移動鏡筒には、前記接触部材に接触する接触部が設けられ、
    前記接触部と前記接触部材のうち少なくとも一方は、前記移動鏡筒と前記回転筒よりも弾性率が低いことを特徴とする請求項6に記載のレンズ装置。
  8. 前記接触部材は、前記固定筒に設けられていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載のレンズ装置。
  9. 前記移動鏡筒には、前記接触部材に接触する接触部が設けられ、
    前記接触部と前記接触部材のうち少なくとも一方は、前記移動鏡筒と前記固定筒よりも弾性率が低いことを特徴とする請求項8に記載のレンズ装置。
  10. 前記移動鏡筒よりも像側に配置され、前記光軸に沿って移動可能な移動環を有し、
    前記接触部材は、前記移動環に設けられていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載のレンズ装置。
  11. 前記移動鏡筒には、前記接触部材に接触する接触部が設けられ、
    前記接触部と前記接触部材のうち少なくとも一方は、前記移動鏡筒と前記移動環よりも弾性率が低いことを特徴とする請求項10に記載のレンズ装置。
  12. 前記接触部材は、前記移動鏡筒の像側に配置され、
    前記移動鏡筒は、前記交換ユニットが前記固定筒から離脱する場合に、前記接触部材に接触するまで像側に移動することを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載のレンズ装置。
  13. 前記移動環は、前記交換ユニットが前記固定筒から取り外される場合に、前記接触部材が前記移動鏡筒に接触するまで被写体側に移動することを特徴とする請求項10又は11に記載のレンズ装置。
  14. 前記移動鏡筒は、前記レンズ装置における変倍のための光学素子を保持することを特徴とする請求項1乃至13の何れか一項に記載のレンズ装置。
  15. 前記移動鏡筒は、前記レンズ装置における合焦のための光学素子を保持することを特徴とする請求項1乃至13の何れか一項に記載のレンズ装置。
  16. 請求項1乃至15の何れか一項に記載のレンズ装置に着脱可能に装着される交換ユニットであって、
    光学素子を有することを特徴とする交換ユニット。
  17. 前記交換ユニットが前記レンズ装置から離脱する場合に、前記移動鏡筒と前記接触部材を互いに接触させる機構を有することを特徴とする請求項16に記載の交換ユニット。
  18. 前記機構は、カム部材を含み、
    前記カム部材は、前記交換ユニットが前記レンズ装置から離脱する場合に、前記移動鏡筒と前記接触部材を互いに接触させるように前記移動鏡筒と前記接触部材のうち少なくとも一方を前記光軸に沿って移動させるカムが形成されていることを特徴とする請求項17に記載の交換ユニット。
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