JP2008020656A - マクロレンズ - Google Patents

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Abstract

【目的】 フォーカス時の球面収差、軸上色収差、非点収差の劣化防止及び、十分な周辺光量の確保を行い、フォーカシング全域にわたって良好な像性能を有する、コンパクトなマクロレンズを実現する。
【構成】 負の屈折力を有するレンズ群G1、正の屈折力を有するレンズ群G2で構成される第1群、負の屈折力を有する第2群で構成し、レンズ全体を繰り出すと同時に第1群と第2群の間隔を変化させるフローティング方式でフォーカスを行い、正レンズ群G2は物体側から順に、正の屈折力を有するレンズ群L1、絞り機構を挟み、負レンズL2Aと正レンズL2Bの接合からなる負の屈折力を有するレンズ群L2、正レンズL3AとL3Bからなる正の屈折力を有するレンズ群L3で構成して一定の条件を満足させる。
【選択図】図1

Description

本発明は一眼レフカメラ、電子スチルカメラ、ビデオカメラなどのオートフォーカスカメラに適した、フローティング機構を採用したレンズに関するものであり、特に無限遠物体から撮影倍率等倍までの広い範囲にわたり収差補正を良好に行った、高性能なマクロレンズに関するものである。
従来技術において、マクロレンズとして撮影距離の範囲を拡大しようとすると、フォーカシングに伴う収差変動が大きくなる問題がある。マクロレンズとは言え通常撮影に使用される頻度も高く、無限遠から最短撮影距離までフォーカシング全域で良好に収差補正されたマクロレンズが望まれている。
前群のみを繰り出してフォーカスさせるタイプや、全体を繰り出してフォーカスさせるタイプでは主にフォーカシングに伴い非点隔差や像面湾曲が悪化する。特開平01−214812号公報では、前部に負レンズ群を配し後部にガウスタイプの正レンズ群を配置し、全体としてレトロフォーカスタイプの正レンズ群とさらにその像面側のレンズ群との間隔を変化させるフローティング機構を採用することで、フォーカス時の非点収差の悪化を減らしているが周辺光量が十分でない問題を有している。また、特開2005−189727号公報では同じようなレンズ構成でフローティング機構を採用しているが、フォーカス時の球面収差、軸上色収差、非点収差の補正が十分でない。
特開平01−214812号公報 特開2005−189727号公報
そこで本発明はフォーカス時の球面収差、軸上色収差、非点収差の劣化防止及び、十分な周辺光量の確保を行い、フォーカシング全域にわたって良好な像性能を有する、コンパクトなマクロレンズを実現することを課題とする。
本発明は上記目的を達成するため、以下の構成とした。即ち、物体側から順に、負の屈折力を有するレンズ群G1、正の屈折力を有するレンズ群G2で構成される第1群、負の屈折力を有する第2群で構成され、レンズ全体を繰り出すと同時に第1群と第2群の間隔を変化させるフローティング方式でフォーカスする。正レンズ群G2は物体側から順に、正の屈折力を有するレンズ群L1、絞り機構を挟み、負レンズL2Aと正レンズL2Bの接合からなる負の屈折力を有するレンズ群L2、正レンズL3AとL3Bからなる正の屈折力を有するレンズ群L3で構成され、さらに以下の条件式(1)(2)を満足することを特徴とする。
(1)0.75<f/f<0.9
(2)1.0<−ΦL2A×fG2<3.5
但し
:第1群の焦点距離
f:レンズ全体の焦点距離
G2:レンズ群G2の焦点距離
ΦL2A:L2Aの前面の曲率
とする。
上記条件式(1)は第1群の屈折力についての条件式となるが、条件式の上限を超えるとフォーカシングに伴う第1群、第2群の移動量が共に増大し、コンパクト化に対し不利になる。条件式の下限を下回ると無限遠撮影から近距離撮影に変化させるにつれて悪化する球面収差、コマ収差の補正が困難になることに加え、フローティング群(第2群)の倒れに対する偏心敏感度に影響する。
上記条件式(2)は絞り機構の後ろの、凹面の曲率についての条件式であり、その面のパワーを緩くすることで、この凹面により発生するコマフレアを補正している。上記条件式(2)の上限を超えると、コマフレアの発生を抑えることが困難になるに加え、製造誤差による性能低下への影響が大きくなる。条件式の下限を下回ると、球面収差と像面湾曲を抑えることが困難になる。
また、絞り機構の後ろのメニスカス以降に配置した正レンズ群L3を、L3A,L3Bの2枚の正レンズで構成することで、L3に高屈折率のガラスを用いることなく十分に球面収差を補正することが出来る。
また、絞り機構の前後の構成が強い凹面を向かい合わせたメニスカスからなり、絞り機構より像面側の負メニスカス群L2は、負レンズL2Aと異常部分分散ガラスからなる正レンズL2Bの接合レンズで構成され、以下の条件式(3)(4)を満足することを特徴とする。
(3)(A)20.0<Vd(L2B)-Vd(L2A) ∧ (B)ΔPg,F(L2B)>0.02
(4)(A)1.50<Nd(L2B)<1.60 ∧ (B)|Nd(L2A)-Nd(L2B)|<0.05
但し
Nd(L2A):負レンズL2Aのd線の屈折率
Vd(L2A):負レンズL2Aのd線に対するアッべ数
Nd(L2B):正レンズL2Bのd線の屈折率
Vd(L2B):正レンズL2Bのd線に対するアッべ数
ΔPg,F(L2B):正レンズL2Bのg,F線間の異常分散性
とする。
ここで
(I)ΔPg,F=0.002V−0.6575+Pg,F:g,F間の異常分散性(図7の標準線からの偏差)
(II)Pg,F=(N−N)/(N−N):g,F線間における部分分散比
と定義する。
ここでガラスの異常分散性を示す定義(I),(II)について説明を加える。硝材の異常分散性を示す指標としてg,F線間における部分分散比:Pg,Fがあり、(II)に示したように各波長の屈折率で定義される。そこで現存するガラスを図7のようにPg,F,V座標軸にプロットすると、ほとんどのガラスがほぼ一直線上に集まるのだが、この直線(標準線とする)からのPg,F方向の偏差を表したものを異常分散性ΔPg,Fとされる。ここでは図7のように標準線をPg,F=−0.002V+0.6575と定義し、これを異常分散性ΔPg,Fの式に置き換えたものを定義として(I)に示した。
上記条件式(3)は(A)(B)共に絞り機構より像面側の、接合メニスカスレンズ群L2を構成する負レンズL2Aと正レンズL2Bのガラスの種類の範囲を指定するものである。条件式(3)(A)の下限を下回ると色収差の補正が不足する。また条件式(3)(B)の下限を下回る場合も、正レンズL3Bに異常分散性が備わらず、(3)(A)の条件式のアッベ数差が十分であっても、2次スペクトルによる色収差の補正を効果的に行うことが出来ない。
上記条件式(4)は絞り機構より像面側の、接合メニスカスレンズ群L2を構成する負レンズL2Aと正レンズL2Bのガラスの種類の範囲を指定するもので、条件式(4)(A)の下限を下回ると、正レンズL2Bの屈折率が低くなることでペッツバール和が増大するので、像面湾曲の発生を抑制しようとすると、負レンズL2Aの物体側凹面の曲率を下げることが困難になるためコマフレアの補正が不十分になることに加え、負レンズ厚を薄くすることが困難になるためコンパクト化に反する。条件式(4)(A)の上限を超えるガラスで、条件式(3)を満たすガラスは存在しない。また、条件式(4)(B)は接合レンズ同士の屈折率差を指定するもので、これを同屈折率に近づけることに加え、条件式(3)(A)の範囲にすることでアッベ数差が大きくなるので、諸収差を悪化させずに色収差を適切に補正することが出来る。
物体側から順に、負の屈折力を有するレンズ群G1、正の屈折力を有するレンズ群G2で構成される第1群、負の屈折力を有する第2群で構成され、レンズ全体を繰り出すと同時に第1群と第2群の間隔を変化させるフローティング方式でフォーカスする。正レンズ群G2は物体側から順に、正の屈折力を有するレンズ群L1、絞り機構を挟み、負レンズL2Aと正レンズL2Bの接合からなる負の屈折力を有するレンズ群L2、正レンズL3AとL3Bからなる正の屈折力を有するレンズ群L3で構成されるマクロレンズにおいて、条件式(1)ないし条件式(4)の条件を満足し、絞り機構より像面側の接合メニスカス群L2より像面側に、異常分散性レンズの正レンズL3AとL3Bからなる正の屈折力を有する群L3を配置し、L3A、L3Bの少なくともどちらか一方に以下の条件式(5)を満足するガラスを使用することを特徴とする。
(5)(A)1.50<Nd(L3)<1.60 ∧ (B)ΔPg,F(L3)>0.02
但し
d(L3):正レンズL3A若しくはL3Bのd線に対する屈折率
ΔPg,F(L3):正レンズL3A若しくはL3Bのg,F線間の異常分散性(図7標準線からの偏差)
とする。
ここで
(I)ΔPg,F=0.002V-0.6575+Pg,F:g,F間の異常分散性
(II)Pg,F=(N-N)/(N-N):g,F線間における部分分散比
と定義する。
上記条件式(5)は絞り機構より像面側の接合メニスカス以降に配置する、正レンズ群L3を構成する正レンズL3A、L3Bのガラスの種類の範囲を指定するもので、フォーカス時にはこの正レンズ群を通過する軸上光線が高くなるため、上記条件式(5)を満足するような高屈折率の異常部分分散ガラスをL3A,L3Bに使用することで、フォーカス時の軸上色収差を的確に補正することが出来る。条件式(5)(A)の下限を下回ると、特にフォーカス時の球面収差の補正が困難になり、上限を超えると条件式(5)(B)よりアッベ数が小さいガラスに選択肢が限られ、色収差が補正出来なくなる。また、条件式(5)(B)の下限を超えると色収差全般の補正が困難になる。
物体側から順に、負の屈折力を有するレンズ群G1、正の屈折力を有するレンズ群G2で構成される第1群、負の屈折力を有する第2群で構成され、レンズ全体を繰り出すと同時に第1群と第2群の間隔を変化させるフローティング方式でフォーカスする。正レンズ群G2は物体側から順に、正の屈折力を有するレンズ群L1、絞り機構を挟み、負レンズL2Aと正レンズL2Bの接合からなる負の屈折力を有するレンズ群L2、正レンズL3AとL3Bからなる正の屈折力を有するレンズ群L3で構成されるマクロレンズにおいて、条件式(1)ないし条件式(4)の条件を満足し、絞り機構より像面側の接合メニスカス群L2より像面側に、異常分散性レンズの正レンズL3AとL3Bを有する正レンズ群L3を配置し、L3A、L3Bの少なくともどちらか一方に以下の条件式(6)を満足するガラスを使用することを特徴とする。
(6)(A)1/Vd(L3)<0.013 ∧ (B)ΔPg,F(L3)>0.035
但し
d(L3):正レンズL3A若しくはL3Bのd線に対するアッべ数
ΔPg,F(L3):正レンズL3A若しくはL3Bのg,F線間の異常分散性(図7標準線からの偏差)
とする。
ここで
(I)ΔPg,F=0.002V-0.6575+Pg,F:g,F間の異常分散性
(II)Pg,F=(N-N)/(N-N):g,F線間における部分分散比
と定義する。
上記条件式(6)は絞り機構より像面側の接合メニスカス群L2より像面側に配置する、正レンズ群L3を構成する正レンズL3A、L3Bのガラスの種類の範囲を指定するもので、無限遠撮影時にレンズ群L3を通過する光線の位置が高いため、正レンズL3A若しくはL3Bに条件式(5)の条件を満足する異常部分分散ガラスよりもさらにg,F間の異常分散性が高く、色補正効果の高い異常部分分散ガラスを使用することで、特に無限遠撮影時の倍率色収差を効果的に補正する。条件式(6)(A)の上限を超えると、特に無限遠撮影時に発生する倍率の色収差の補正が不十分になり、条件式(6)(B)の下限を下回ると色収差全般の補正が困難になる。
本発明は前記条件を満足することにより、無限遠物体から等倍まで広範囲にわたり良好な光学性能のマクロレンズを得ることが出来る。
[実施例1]
R(I) D(I) Nd Vd
[ 1] 369.5500 1.8000 1.54072 47.2
[ 2] 34.9800 13.4500
[ 3] 46.1600 5.6500 1.77250 49.6
[ 4] -135.9000 0.1500
[ 5] 31.7300 3.5000 1.69680 55.5
[ 6] 69.5000 5.7900
[ 7] 1000.0000 1.0000 1.60342 38.0
[ 8] 22.7400 12.1000
[ 9] 0.0 4.2000
[10] -27.0100 1.0000 1.58144 40.9
[11] 101.8800 4.7000 1.56045 71.6
[12] -35.2800 1.8500
[13] 1000.0000 3.0500 1.56045 71.6
[14] -53.2000 0.1500
[15] 125.4600 3.0000 1.49700 81.6
[16] -89.7000 1.5000
[17] 0.0 1.2000 1.64000 60.2
[18] 52.8200 2.6000
[19] 931.0000 2.3500 1.83481 42.7
[20] -113.6000
f=68.9061 β=-0.4953 β=-1.0157
BF 55.8157 65.7028 77.5409
F 2.8823 3.8824 5.0151
D( 0) ∞ 150.0000 79.0000
D(16) 1.5000 16.8000 31.0000
[実施例2]
R(I) D(I) Nd Vd
[ 1] 277.8000 1.8000 1.54072 47.2
[ 2] 34.7000 13.9000
[ 3] 45.8700 5.6600 1.77250 49.6
[ 4] -145.3700 0.4000
[ 5] 32.9800 3.2800 1.69680 55.5
[ 6] 71.3000 6.0700
[ 7] 1000.0000 1.0000 1.60342 38.0
[ 8] 23.4600 11.6700
[ 9] 0.0 5.3100
[10] -26.1100 1.0000 1.58144 40.9
[11] 91.6100 4.5900 1.56045 71.6
[12] -35.6400 0.8500
[13] -306.9300 2.8600 1.56045 71.6
[14] -48.5200 0.1500
[15] 126.4100 3.1700 1.56045 71.6
[16] -81.9600 1.5000
[17] 930.9200 1.2000 1.64000 60.2
[18] 52.7000 4.0100
[19] 433.6300 2.4100 1.83481 42.7
[20] -137.8400
f=69.3299 β=-0.0253 β=-1.0011
BF 55.7614 56.3106 74.8136
F 2.9029 2.9555 4.9169
D( 0) ∞ 2750.0000 79.9000
D(16) 1.5000 2.3000 33.4500
各実施例における、請求項の条件式に対する値を表1に示す。
Figure 2008020656
本発明の実施例1の無限遠時及び撮影倍率等倍時のレンズ構成図である。 本発明の実施例1の無限遠時の収差図である。 本発明の実施例1の撮影倍率等倍時の収差図である。 本発明の実施例2の無限遠時及び撮影倍率等倍時のレンズ構成図である。 本発明の実施例2の無限遠時の収差図である。 本発明の実施例2の撮影倍率等倍時の収差図である。 硝材の部分分散比とアッベ数のグラフ(Pg,F−Vダイヤグラム)である。

Claims (4)

  1. 物体側から順に、負の屈折力を有するレンズ群G1、正の屈折力を有するレンズ群G2で構成される第1群、負の屈折力を有する第2群で構成され、レンズ全体を繰り出すと同時に第1群と第2群の間隔を変化させるフローティング方式でフォーカスを行い、正レンズ群G2は物体側から順に、正の屈折力を有するレンズ群L1、絞り機構を挟み、負レンズL2Aと正レンズL2Bの接合からなる負の屈折力を有するレンズ群L2、正レンズL3AとL3Bからなる正の屈折力を有するレンズ群L3で構成され、さらに以下の条件式(1)(2)を満足することを特徴とするマクロレンズ。
    (1)0.75<f/f<0.9
    (2)1.0<-ΦL2A×fG2<3.5
    但し
    :第1群の焦点距離
    f:レンズ全体の焦点距離
    G2:レンズ群G2の焦点距離
    ΦL2A:L2Aの前面の曲率
    とする。
  2. 絞り機構の前後の構成が強い凹面を向かい合わせたメニスカスからなり、絞り機構より像面側の負メニスカス群L2は、負レンズL2Aと異常部分分散ガラスからなる正レンズL2Bの接合レンズで構成され、以下の条件式(3)(4)を満足することを特徴とするマクロレンズ。
    (3)(A)20.0<Vd(L2B)-Vd(L2A) ∧ (B)ΔPg,F(L2B)>0.02
    (4)(A)1.50<Nd(L2B)<1.60 ∧ (B)|Nd(L2A)-Nd(L2B)|<0.05
    但し
    d(L2A):負レンズL2Aのd線の屈折率
    d(L2A):負レンズL2Aのd線に対するアッべ数
    d(L2B):正レンズL2Bのd線の屈折率
    d(L2B):正レンズL2Bのd線に対するアッべ数
    ΔPg,F(L2B):正レンズL2Bのg,F線間の異常分散性
    とする。
    ここで
    (I)ΔPg,F=0.002V-0.6575+Pg,F:g,F間の異常分散性
    (II)Pg,F=(N- N)/( N- N):g,F線間における部分分散比
    と定義する。
  3. 絞り機構より像面側の接合メニスカス群L2より像面側に、正レンズL3AとL3Bからなる正の屈折力を有する群L3を配置し、L3A、L3Bの少なくとも一方に以下の条件式(5)を満足するガラスを使用することを特徴とする請求項1ないし2に記載のマクロレンズ。
    (5)(A)1.50<Nd(L3)<1.60 ∧ (B)ΔPg,F(L3)>0.02
    但し
    d(L3):正レンズL3A若しくはL3Bのd線に対する屈折率
    ΔPg,F(L3):正レンズL3A若しくはL3Bのg,F線間の異常分散性
    とする。
    ここで
    (I)ΔPg,F=0.002V-0.6575+Pg,F:g,F間の異常分散性
    (II)Pg,F=(N-N)/(N-N):g,F線間における部分分散比
    と定義する。
  4. 絞り機構より像面側の接合メニスカス群L2より像面側に、正レンズL3AとL3Bを有する正レンズ群L3を配置し、L3A、L3Bの少なくともどちらか一方に以下の条件式(6)を満足するガラスを使用することを特徴とする請求項1ないし2に記載のマクロレンズ。
    (6)(A)1/Vd(L3)<0.013 ∧ (B)ΔPg,F(L3)>0.035
    但し
    d(L3):正レンズL3A若しくはL3Bのd線に対するアッべ数
    ΔPg,F(L3):正レンズL3A若しくはL3Bのg,F線間の異常分散性
    とする。
    ここで
    (I)ΔPg,F=0.002V-0.6575+Pg,F:g,F間の異常分散性
    (II)Pg,F=(N-N)/(N-N):g,F線間における部分分散比
    と定義する。
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