JP2008018961A - 遊技機運搬用コンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】積み降ろしの方向が限定されず、輸送時の振動を防止でき、かつ、固定操作の忘れや開放操作の忘れによる受傷の機会をも低減できる遊技機運搬用コンテナを提供する。
【解決手段】遊技機運搬用コンテナ1は、円形パイプと連結用パーツとにより、両側面部が開放された直方体形状の枠体として組み立てられたコンテナ本体10と台車100とから構成される。コンテナ本体10は、上下の各段に2台並べた状態で4列ずつ合計16台の遊技機を積み込むことができる。2台並べて積み込まれた遊技機は、左右両側面部に装着されるクッション部材86付きの落下防止部材81,82により、両側から圧迫された状態でしっかりと固定されるので、上下のガイド部材61,71,73の溝幅が出し入れ容易に広くしてあっても振動しない。落下防止部材81は、梁桁部材21に引っ掛けておけるので紛失や遊技機への衝突のおそれもなく、開放忘れや固定忘れも生じない。
【選択図】図1

Description

本発明は、パチンコ機、アレンジボール機、雀球機などの遊技機を完成状態又は半完成状態で運搬するための遊技機運搬用コンテナに関する。
従来、使用済み遊技機を仕切のないコンテナーに横向きにして多段積みし、トラックに積み込む方法が提案されている(特許文献1,2)。また、上下2段に仕切る平らな仕切板を備えさせた台車の提案もある(特許文献3)。
特許文献1,2に提案されたコンテナーは、遊技機を製品として出荷する場合にも利用できるが、積み降ろしの際に製品同士が接触して傷が付くおそれがあるため、段ボール箱に収納しておく必要があるなど、取扱いに気を使う必要があり、保管や輸送における手間が多く、作業者の負担も大きかった。特許文献3においても、同じ段に積み込んだ遊技機同士の接触による損傷を防止するための措置が必要であり、やはり作業者の負担が大きいという問題が解決できていない。
一方、こうした製品同士の接触を避ける様に仕切の付いた運搬台車やパレットの提案が多数なされている(特許文献4〜12)。
特開平9−267836 特開平9−216625 実用新案登録第3119119 特開平10−24984 実用新案登録第3041079 特開2002−248221 特開2002−293395 特開平10−29637 特開2001−212292 特開2003−190436 実用新案登録第3092268 特開2004−57280
特許文献4〜6は遊技機を横向きに収納する方式を採用している。ところで、遊技機製造ラインでは、縦置きにした状態の外枠に、ガラスの嵌った前枠や遊技盤等を組み付けて遊技機を完成させており、また、遊技場においては遊技機を縦向きで設置されているため、台車等に遊技機を積み降ろしする際に、遊技機を縦向きから横向きに倒し、あるいは横向きから縦向きに起立させるといった作業が必要となる。このため、特許文献4〜6の台車等では、遊技機の積み降ろしの際に手間がかかるという問題を有している。
特許文献7は遊技機を縦向きに収納する方式を採用しているので、製造ラインとの間での積み降ろしに際して遊技機を横向きに倒す等といった作業は必要がない。しかし、特許文献7は上方から遊技機を収納する方式であるため、出し入れに昇降装置を必要とし、手間もかかるという問題がある。
特許文献8も遊技機を縦向きに収納する方式を採用しているので、製造ラインとの間での積み降ろしに際して遊技機を横向きに倒す等といった作業はなく、遊技機の出し入れを横スライドで実行できる。しかし、特許文献8のものでは、遊技機を入れた側からしか取り出せないという問題がある。また、特許文献8のものでは、遊技機を1列1段しか積めないため、遊技機の積載数が少ないという問題もある。
特許文献9の第1,第2実施例は横向きで遊技機を収納する方式であるため、特許文献4〜6と同じ問題を有している。また、特許文献9の第3実施例は縦向きで遊技機を収納する方式で、2台並べて積載可能となっているが、出し入れは上方からである。このため、特許文献7と同様の問題を抱えている。
特許文献10は縦向きで横スライドによって遊技機を製造ラインとの間で出し入れ可能となっている。しかし、遊技機は1列1段しか積載できず、積載量に限りがある。また、特許文献10はトラック輸送等を考慮したものではないため、遊技機を積み込んだ状態での固定が不十分であり、そのままではトラック輸送等に利用することができない。
特許文献11,12は、縦向き収納・横スライド積み降ろし方式を採用し、2台並べて2段に遊技機を積載可能であり、かつ、台車の左右どちら側からも遊技機を積み降ろしできる。また、床と天井に設けるスライドレールの部分にバネを付属させて収納した遊技機を前後からしっかりと保持固定し、さらに、台車の側面開口部に落下防止用のバーを取り付けることで輸送時の遊技機の振動防止の措置も採られている。加えて、バネによる遊技機の固定・解除を一括で操作するためのレバーも備えられている。
しかし、特許文献11,12は、レバー操作による固定を忘れて輸送する可能性や、遊技機を降ろす前にレバー操作を忘れてスライド挟持部で遊技機枠の前面に傷を付けるおそれがある。
また、特許文献4〜12は、いずれも遊技機の上部、下部、側部等を前後からしっかりと挟み付けて保持固定する方法を採用している。このため、まず、遊技機の積み降ろしに際して、遊技機を台車等のガイドレールや保治具の隙間にしっかりと位置合わせして作業を実行しなければならず、作業性が悪いという問題がある。
さらに、特許文献1,2はフォークリフト等による運搬を意図したコンテナであるため、コンテナを移動させるために広いスペースを要するという問題がある。また、特許文献1〜12は、キャスタや車輪を備えているので、ハンドカートとして移動できるものの、トラックに積み込んだり、工場内のコンベアライン等に載せたりする際に、キャスタや車輪をロックするなどの作業が必要である。
そこで、本願は、完成状体又は半完成状態の遊技機を運搬したり保管したりするコンテナにおいて、積み降ろしの方向が左右いずれかに限定されず、輸送時における振動を防止でき、かつ、固定操作の忘れや開放操作の忘れによる受傷の機会をも低減することができ、作業性が良好で信頼性の高い遊技機運搬用コンテナを提供することを第1の目的とする。
さらに、本願は、少なくとも上記第1の目的を達成し、かつ、2台並べて複数列に遊技機を積載することのできる様な積載能力の大きい遊技機運搬用コンテナを提供することを第2の目的とする。
さらに、本願は、少なくとも上記第1の目的を達成し、かつ、2段以上に遊技機を積載することのできる様な積載能力の大きい遊技機運搬用コンテナを提供することを第3の目的とする。
また、本願は、少なくとも上記第1の目的を達成し、かつ、コンテナの付属品を紛失するおそれや、当該付属品による遊技機の受傷のおそれを防止することを第4の目的とする。
さらに、本願は、少なくとも上記第1の目的を達成し、かつ、コンテナの移動が容易で、かつ、コンテナをトラックの荷台や工場内のコンベアラインに投入する際の作業も面倒にならない様な遊技機運搬用コンテナを提供することを第5の目的とする。
また、本願は、少なくとも上記第1の目的及び第5の目的を達成し、かつ、空荷の状態でハンドカートとして移動させる際に取扱い易い軽量性を有し、なおかつ、不要の場合には分解して保管することも容易な遊技機運搬用コンテナを提供することを第6の目的とする。
また、本願は、少なくとも上記第1の目的、第5の目的及び第6の目的を達成し、かつ、コンテナ本体のねじり強度を向上すると共に、二列二段に遊技機を積載できる様な積載能力の大きい遊技機運搬用コンテナを提供することを第7の目的とする。
上記第1の目的を達成するためになされた本発明の遊技機運搬用コンテナは、以下の構成を備えることにより、完成状態又は少なくとも外枠を備えた半完成状態の遊技機を前後方向に所定間隔で縦置きした状態に支持して複数積載可能なものである。
(1−1)コンテナ本体は、前面部、背面部、床部及び天井部を備え、両側面部が開放されると共に、収納スペースの全幅が前記縦置き状態の遊技機の幅の整数倍より若干大きいこと。
(1−2)前記両側面部には、それぞれ、前記コンテナ本体の全長をカバーし得る長さの落下防止部材が前後に掛け渡す様にして着脱可能に取り付けられること。
(1−3)前記床部の上面側に幅方向に伸びる様に取り付けられた下ガイド部材と、前記天井部の下面側に幅方向に伸びる様に取り付けられた上ガイド部材とが対となり、前記縦置き状態の遊技機の下端部及び上端部を支持する構成となっていること。
(1−4)前記下ガイド部材は、前記縦置き状態の遊技機の下端部の奥行きサイズよりも若干広い間隔に取り付けられる下前ガイドと下後ガイドとを一対として構成され、前記上ガイド部材は、前記縦置き状態の遊技機の上端部の奥行きサイズよりも若干広い間隔に取り付けられる上前ガイドと上後ガイドとを一対として構成されていること。
(1−5)前記床部と前記天井部の間隔が、前記縦置き状態の遊技機の高さよりも大きくなり、前記対となる下ガイド部材の上端から上ガイド部材の下端までの距離が、前記縦置き状態の遊技機の高さよりも小さくなる様に構成されていること。
(1−6)前記落下防止部材は、それぞれ内側にクッション部材を備え、前記両側面部に取り付けられた状態において、前記クッション部材間の間隔が前記縦置き状態の遊技機の幅の整数倍よりも小さく、前記縦置き状態の遊技機に対して両側から押圧力を加え得る様に構成されていること。
上記(1−1)〜(1−6)の構成を備えた本発明の遊技機運搬用コンテナによれば、完成状態又は半完成状態の遊技機を積み込む場合、積み込もうとする側の落下防止部材だけを取り外す。そして、落下防止部材を取り外して開放状態となった方の側面から、遊技機を縦置き状態で幅方向に摺動させて積み込みを行う。このとき、上下のガイド部材は前後方向に余裕のある溝を構成し、かつ、床部と天井部の高さにおいて余裕があるので、遊技機をスムーズに押し込むことができる。また、コンテナ本体に押し込まれた遊技機は、反対側に取り付けたままとした落下防止部材のクッション部材に当接して停止されるので、押し込み過ぎて反対側に落としてしまうという問題もない。
こうして遊技機を積み込んだら、取り外した側の落下防止部材を取り付ける。すると、反対側の落下防止部材との間で、遊技機が幅方向両側から押圧されて挟まれた状態にしっかりと固定される。従って、上下のガイド部材で前後から挟み付けていなくても遊技機はしっかりと固定され、振動による受傷のおそれを防止することができる。また、落下防止部材がコンテナ本体の全長をカバーし得る長さを有するので、一斉に固定することができる。
また、完成状態又は半完成状態の遊技機を降ろす場合、遊技機を降ろそうとする側の落下防止部材を取り外す。そして、落下防止部材を取り外して開放状態となった方に向かって、反対側から遊技機を押し出す。この場合も、落下防止部材がコンテナ本体の全長をカバーし得る長さを有するので、押し出す側の側面を一斉に開放することができる。
さらに、本発明の遊技機運搬用コンテナでは、遊技機を積み込んだり降ろしたりするときは、必ず落下防止部材を取り外して一方の側面を開放状態としなければならないので、各遊技機が固定状態にあるのに誤って押し出そうとしてしまうといった問題を生じさせない。また、上述の様に、積み込みを実施する際にも側面を開放状態とするだけであるから、これを忘れて積みこみ作業を行うことは不可能なので、積み込みの際の開放操作を忘れるといったこともない。そして、上下のガイドの間隔及び床部と天井との高さには余裕があるので、遊技機を無理矢理押し込むといった問題も生じない。
こうした特有の作用効果は、収納スペースの全幅が遊技機の幅の整数倍よりも若干大きいコンテナ本体の側面部に全長をカバーし得る長さの落下防止部材を着脱する構成を採用し(1−1,1−2)、前後方向に余裕を有すると共に高さ方向にも余裕を有する上下のガイド部材で遊技機の下端部及び上端部を支持し得る構成を採用すると共に(1−3〜1−5)、落下防止部材を両側面に取り付けると自然に両側からの押圧力が生じて遊技機を固定する構成(1−6)を採用したことによるものである。そして、かかる構成を採用した本発明の遊技機運搬用コンテナは、積み降ろしの方向が限定されず、輸送時における振動を防止でき、かつ、固定操作の忘れや開放操作の忘れによる受傷の機会をも低減することができ、作業性が良好で信頼性の高いものとなっている。
なお、本発明における半完成状態の遊技機とは、外枠のみ、外枠に対して下皿部品だけを固定したものなどを含み、遊技盤や前面扉などが取り付けられる前の状態のものもであっても構わない。また、本発明の遊技機運搬用コンテナには、底面にキャスタを取り付けてハンドカートとして使用可能な構成を採用することができる。
次に、上記第2の目的を達成するためになされた本発明の遊技機運搬用コンテナについて説明する。この第2の目的を達成するためになされた本発明の遊技機運搬用コンテナは、少なくとも(1−1)〜(1−6)の構成を備えると共に、さらに、以下の構成をも備えている。
(2−1)前記コンテナ本体の収納スペースの全幅が前記縦置き状態の遊技機の幅の2倍よりも若干広いこと。
(2−2)前記両側部に取り付けられた状態における前記落下防止部材のクッション部材間の間隔が前記縦置き状態の遊技機の幅の2倍よりも若干狭くなること。
かかる構成を採用することで、2台並べて複数列に収納された遊技機は、その外側面はクッション部材で押圧され、内側面は互いの遊技機同士が当接した状態となる。当接面は、クッション部材の押圧力によってしっかりと密着されるので、輸送の際に当接面に傷が付くといったこともない。よって、上記(2−1)及び(2−2)をも備えた遊技機運搬用コンテナは、第1の目的に反することはない。
次に、上記第3の目的を達成するためになされた本発明の遊技機運搬用コンテナについて説明する。この第3の目的を達成するためになされた本発明の遊技機運搬用コンテナは、少なくとも(1−1)〜(1−6)の構成を備えると共に、さらに、以下の構成をも備えている。
(3−1)前記コンテナ本体には、下段に対する前記天井部を構成すると共に、上段に対する前記床部を構成する中間床部が備えられていること。
(3−2)前記落下防止部材は、前記中間床部の下段側と上段側にそれぞれ取り付けられること。
かかる構成を採用することで、中間床部の下方に下段として遊技機を積み込むことができ、上方には上段として遊技機を積みこむことができ、しかも、上段と下段の積み降ろしは同時には実行しないから、上下別々に着脱できる落下防止部材を備えることで、下段の積み降ろし作業中に上段に積んである遊技機が落下する等の不具合は生じない。よって、上記(3−1)及び(3−2)をも備えた遊技機運搬用コンテナは、第1の目的にも第2の目的にも反することはない。
次に、上記第4の目的を達成するためになされた本発明の遊技機運搬用コンテナについて説明する。この第4の目的を達成するためになされた本発明の遊技機運搬用コンテナは、少なくとも(1−1)〜(1−6)の構成を備えると共に、さらに、以下の構成をも備えている。
(4−1)前記コンテナ本体は、前後方向の長さよりも上下方向の高さの方が大きく構成され、垂直方向に伸びる支柱を四隅に備えると共に、当該支柱の上端を連結する梁桁部材によって構成される直方体状の枠体によって構成されていること。
(4−2)前記落下防止部材は、前記支柱の外周に係合する様に湾曲した掛け金を両端に備えた棒状部材によって構成されていること。
(4−3)前記支柱、梁桁部材は、同一外径形状の棒状部材によって構成されていること。
かかる構成を採用することで、前後方向に掛け渡す様に取り付けられていた落下防止部材は、コンテナ本体の梁桁部材に掛け金を引っ掛けて吊した状態にすることができる。この結果、本発明において重要な構成であるところの落下防止部材を紛失するおそれをなくすことができる。また、落下防止部材を例えば壁に立てかけるなどしなくてもよいので、落下防止部材が倒れて遊技機に当たって傷付けるといった問題も生じない。よって、上記(4−1)〜(4−3)をも備えた遊技機運搬用コンテナは、第1の目的〜第3の目的のいずれにも反することはない。
次に、上記第5の目的を達成するためになされた本発明の遊技機運搬用コンテナについて説明する。この第5の目的を達成するためになされた本発明の遊技機運搬用コンテナは、少なくとも(1−1)〜(1−6)の構成を備えると共に、さらに、以下の構成をも備えている。
(5−1)前記コンテナ本体の底面積よりも若干大きい面積を有する長方形の載置面を有すると共に、該載置面の四隅から所定高さまで伸びて前記コンテナ本体の四隅の下端部を外側からガイドし得る四隅ガイドを備えた底面枠体を備えていること。
(5−2)前記底面枠体の四隅底面には、キャスタが取り付けられていること。
(5−3)前記コンテナ本体は、前記底面枠体に対して着脱可能に載置されること。
かかる構成を採用することで、コンテナ本体は、底面枠体に対して、その四隅ガイドで四隅をガイドしつつ上方から載せることができる。この結果、かかる構成を採用した遊技機運搬用コンテナは、フォークリフトなどをもちいなくても、人が手押し車の容量で押して移動させることができる。また、工場内のローラコンベア上に投入して次の工程へと回す様な場合、コンテナ本体を底面枠体から抜き出すことにより、コンベアライン上に自重でしっかりと載った状態で次の工程へと遊技機載置状態のコンテナを送ることができる。逆に遊技機積み込み工程へと空荷のコンテナを送る際にも、コンベアライン上にしっかりと載置された状態とすることができる。トラックの荷台に積み込む場合も、底面枠体からコンテナ本体を抜き取ってやれば、荷台での固定作業が軽減される。なお、本発明は、本発明のコンテナが、コンテナ本体を底面枠体に載せたままの状態でトラック輸送したり、コンベアラインへ投入されたりすることを否定するものではない。また、コンテナ本体と底面枠体とは、連結固定する様にしてもよいが、特に連結固定しなくても、コンテナ本体の自重と、載置される遊技機の自重に加えて、四隅ガイドによる外側からの支持により、コンテナ本体が底面枠体から脱落するといったおそれはないといえる。よって、上記(5−1)〜(5−3)をも備えた遊技機運搬用コンテナは、第1の目的〜第4の目的のいずれにも反することはない。
次に、上記第6の目的を達成するためになされた本発明の遊技機運搬用コンテナについて説明する。この第6の目的を達成するためになされた本発明の遊技機運搬用コンテナは、少なくとも(1−1)〜(1−6)及び(5−1)〜(5−3)の構成を備えると共に、さらに、以下の構成をも備えている。
(6−1)前記コンテナ本体は、四隅を構成する4本のパイプ製支柱と、該パイプ製支柱の下端同士を連結するパイプ製下端梁桁部材と、前記パイプ製支柱の上端同士を連結するパイプ製上端梁桁部材とを、パイプ連結用パーツで着脱可能に連結固定した直方体状のパイプ組立枠体として外形が構成されていること。
(6−2)前記パイプ組立枠体の底面及び天井の枠部分には、当該枠部分内を前後方向に掛け渡す様に、所要数のパイプ製根太部材がパイプ連結用パーツによって着脱可能に連結固定されて、前記床部及び前記天井部を構成していること。
(6−3)前記落下防止部材は、パイプ製の棒状部材であること。
かかる構成を採用することで、コンテナ本体は、パイプ連結用パーツとパイプとを用いて着脱可能に連結固定した柱部材、梁桁部材及び根太部材によって構成されているので、長期に渡って使用しない場合や、コンテナのみを遠方に輸送したいような場合に、分解してコンパクトに収納することができる。また、パイプを組んだものであるから、軽量化も達成されている。従って、空荷における取扱いが容易である。その一方、パイプは外径及び肉厚の設定により、重量を小さくしても断面係数は大きくとることができるので、強度的にも問題は生じない。この様に軽量で丈夫なコンテナ本体は、底面枠体に対して装着するときも取り出すときもその作業が容易である。よって、上記(6−1)〜(6−3)をも備えた遊技機運搬用コンテナは、第1の目的〜第5の目的のいずれにも反することはない。
次に、上記第7の目的を達成するためになされた本発明の遊技機運搬用コンテナについて説明する。この第7の目的を達成するためになされた本発明の遊技機運搬用コンテナは、少なくとも(1−1)〜(1−6)、(5−1)〜(5−3)及び(6−1)〜(6−3)の構成を備えると共に、さらに、以下の構成をも備えている。
(7−1)前記パイプ製支柱は、前記縦置き状態の遊技機の高さの2倍よりもある程度長く、該パイプ製支柱を幅方向に連結する前記パイプ製下端梁桁部材及びパイプ製上端梁桁部材は、前記縦置き状態の遊技機の幅の2倍よりも若干長いこと。
(7−2)前記パイプ製支柱のほぼ中間高さの位置に、支柱同士を前後方向に連結するパイプ製中間梁桁部材と、支柱同士を左右方向に連結するパイプ製中間梁桁部材とが、パイプ連結用パーツによって連結固定され、前記左右方向に連結するパイプ製中間梁桁部材間には、前後方向に掛け渡す様に、所要数のパイプ製根太部材がパイプ連結用パーツによって着脱可能に連結固定されて、前記コンテナ本体の内部を上下二段に仕切ることで、下段に対する前記天井部を構成すると共に、上段に対する前記床部を構成する中間床部が備えられていること。
(7−3)前記落下防止部材は、前記中間床部の下段側と上段側にそれぞれ取り付けられること。
かかる構成を採用することで、中間床部によってねじれに対するコンテナ本体の強度がアップするものの、パイプとパイプ連結パーツとで構成されていることから、分解・組立ができ、不要なときは小さくしまっておくことができる。また、中間床部を備え、多段積みを可能にすると共に、格段に二列積みを可能としているので、強度の向上と共に積載能力の大幅アップも達成される。よって、上記(7−1)〜(7−3)をも備えた遊技機運搬用コンテナは、第1の目的〜第6の目的のいずれにも反することはない。
本発明によれば、(1−1)〜(1−6)の構成を採用することにより、積み降ろしの方向が限定されず、輸送時における振動を防止でき、かつ、固定操作の忘れや開放操作の忘れによる受傷の機会をも低減することができる。この結果、作業性が良好で信頼性の高い遊技機運搬用コンテナを提供することができる。また、(2−1)及び(2−2)をも備えることで、2台並べて複数列に遊技機を積載することのできる積載能力の大きい遊技機運搬用コンテナを提供することができ、(3−1)及び(3−2)をも採用するときは、2段以上に遊技機を積載することのできる積載能力の大きい遊技機運搬用コンテナを提供することができる。さらに、(4−1)〜(4−3)の構成をも採用するときは、コンテナの重要な部品を紛失したり、当該部品による遊技機の受傷のおそれを防止することまでできる。そして、(5−1)〜(5−3)の構成をも採用することにより、移動が容易でトラックの荷台や工場内のコンベアラインに投入する際の作業も面倒にならないという効果が発揮される。さらに、(6−1)〜(6−3)の構成をも採用することにより、取扱い易い軽量性を有し、なおかつ、不要の場合には分解して保管することもできる。また、(7−1)〜(7−3)の構成をも採用することにより、分解可能なコンテナ本体のねじり強度を向上すると共に、積載能力を向上させることができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を説明する。実施形態の遊技機運搬用コンテナ1は、図1に示す様に、直方体形状の枠体として構成されたコンテナ本体10と、このコンテナ本体10を載置する台車100とから構成されている。
コンテナ本体10は、四隅を構成する4本の支柱11〜14と、前面及び背面の幅方向中央に立設される支柱15,16とを備えている。そして、前面を形成する3本の支柱11,12,15の下端には、前面下端梁桁部材21が三方連結用パーツ51及び四方連結用パーツ52を用いて連結固定されている。また、前面を形成する3本の支柱11,12,15の上端には、前面上端梁桁部材22が三方連結用パーツ51及び四方連結用パーツ52を用いて連結固定されている。同様に、背面を形成する3本の支柱13,14,16の下端には背面下端梁桁部材23が、上端には背面上端梁桁部材24が、それぞれ三方連結用パーツ51及び四方連結用パーツ52を用いて連結固定されている。そして、左側の支柱11,13の上端及び下端には左側面下端梁桁部材25及び左側面上端梁桁部材26が、右側の支柱12,14の上端及び下端には右側面下端梁桁部材27及び右側面上端梁桁部材28が、それぞれ三方連結用パーツ51を用いて連結固定されている。
さらに、支柱11〜16の高さ方向中間位置にも、前面中間梁桁部材31、背面中間梁桁部材32、左側面中間梁桁部材33及び右側面中間梁桁部材34が、三方連結用パーツ51及び四方連結用パーツ52を用いて連結固定されている。
そして、前面下端梁桁部材21と背面下端梁桁部材23との間には、3本の根太部材41が二方連結用パーツ53及び四方連結用パーツ52を用いて前後方向に掛け渡す様に取り付けられて下段床部LebelAが構成されている。同じく、前面上端梁桁部材22と背面上端梁桁部材24との間には、3本の根太部材42が二方連結用パーツ53及び四方連結用パーツ52を用いて前後方向に掛け渡す様に取り付けられて上段天井部LevelBが構成されている。そして、前面中間梁桁部材31と背面中間梁桁部材32には、その間に掛け渡す様に3本の根太部材43が二方連結用パーツ53及び四方連結用パーツ52を用いて前後方向に掛け渡す様に取り付けられると共に、その下面側には4本の根太部材44が垂下型二方連結用パーツ54を用いて前後方向に掛け渡す様に取り付けられ、上段床部LevelC1及び下段天井部LevelC2が形成されている。これら上段床部LevelC1及び下段天井部LevelC2が、本発明にいうところの中間床部に相当する。
支柱11〜16、梁桁部材21〜28,31〜34、及び根太部材41〜44は、いずれも同一径の合成樹脂製の円形パイプによって構成されている。また、柱材11〜16、前面の梁桁部材21,22,31及び背面の梁桁部材23,24,32は、それぞれ2本の円形パイプを四方連結用パーツ52で連結固定することによって一本の部材となる様に構成されている。そして、柱材11〜16、梁桁部材21〜28,31〜34、及び根太部材41〜44は、すべて、連結用パーツ51〜54の部分で分解することができる様になっている。
下段床部A及び上段床部C1には、図1,図2に示す様に、コンテナ本体10の幅と同じ長さの4枚のL字形底面部材61が、それぞれの垂直部62を後側にして、前後方向に間隔をあけて、梁桁部材25,27,33,34及び根太部材41,43に対してネジ止め固定されている。このL字形底面部材61は金属製で、その水平部63には梁桁部材25,27,33,34及び根太部材41,43の間となる位置に、前後方向に長い長孔64が形成されている。そして、この長孔64に対して六角孔付きボルト67及びワッシャ付きナット68を用いて、合成樹脂製のアングル部材65が、垂直部66が後方になる様にネジ止め固定されている。
また、上段天井部B及び下段天井部C2には、図1,図2に示す様に、コンテナ本体10の幅と同じ長さの8本の合成樹脂製のアングル部材71,73が、2本を一組として、それぞれの垂直部72,74が内側になる様に、前後方向に間隔をあけてU字ボルト75、長方形金属プレート76及びナット77を用いて、根太部材42,44に対して固定されている。
下段床部A及び上段床部C1に取り付けられるL字形底面部材61の垂直部62が、本発明にいう下後ガイドとなり、アングル部材65の垂直部66が下前ガイドとなって、これらによって本発明にいう下ガイド部材が構成されている。また、垂直部72を後方にして取り付けられるアングル部材71が本発明にいう上前ガイドとなり、垂直部74を前方にして取り付けられるアングル部材73が本発明にいう上後ガイドとなって、2本一組として、本発明にいう上ガイド部材を構成している。
また、図1に示す様に、コンテナ本体10の左右の側面部には、下段側と上段側のそれぞれに、一本ずつの落下防止部材81,82が取り付けられる。落下防止部材81,82は、支柱11等の外周に係合する湾曲した掛け金83,84を両端に備えた金属製の円形パイプによって構成され、コンテナ本体10の前面側の支柱11,12と背面側の支柱13,14の間に掛け渡すことができる長さとされている。また、落下防止部材81,82は、それぞれ装着時の内側となる面に合成ゴム製のクッション部材85,86が取り付けられている。この落下防止部材81,82の掛け金83,84は、湾曲した金属板とバックル式の係合金物とによって構成されており、手で脱着することができる様になっている。また、必要に応じて、中央の支柱15,16の間に掛け渡す様に取り付けることもできる。これにより、各列1台だけを積載した状態でも落下防止部材81,82によって左右から圧迫固定した状態とする方法でも使用することができる。
この様にして構成されるコンテナ本体10の収納スペースの全幅BC1は、図3に示す様に、縦置き状態の遊技機Pの幅BPの2倍より若干大きい寸法とされている。一方、落下防止部材81,82は、両側面部に取り付けられた状態において、クッション部材85,86間の間隔BC2が縦置き状態の遊技機Pの幅BPの2倍よりも若干小さくなる様に構成されている。この結果、図3において下段側に示した様に、遊技機Pを一列に対して2台並べて積み込み、落下防止部材81,82を左右の側面部に装着した状態で、縦置き状態の遊技機P,Pに対して両側から押圧力が加わった状態となる。
また、図4に示す様に、コンテナ本体10の下段床部と下段天井部の間の下段の高さHC1及び上段床部と上段天井部の間の上段の高さHC2は、縦置き状態の遊技機Pの高さHPよりも大きくなる様に構成されている。そして、下段及び上段において、それぞれ対となる下ガイド部材の上端から上ガイド部材の下端までのガイド間高さHG1,HG2は、縦置き状態の遊技機Pの高さHPよりも小さくなる様に構成されている。
さらに、図4に示す様に、下ガイド部材を構成するL字形底面部材61の垂直部62とアングル部材65の垂直部66は、両者の間隔(下ガイド部材の溝幅)DG1が、縦置き状態の遊技機Pの下端部の奥行きサイズDP1よりも若干広くなる様に、取り付け位置を調整されている。また、上ガイド部材を構成するアングル部材71,73は、両者の垂直部72,74の間隔(上ガイド部材の溝幅)DG2が、縦置き状態の遊技機Pの上端部の奥行きサイズDP2よりも若干広くなる様に、取り付け位置を調整されている。なお、遊技機Pの奥行きサイズDP1,DP2は、外枠に対して取り付けられる装飾部品が変わることによって変化する。また、遊技機Pの下端部の奥行きサイズDP1と上端部の奥行きサイズDP2は同じ場合もあれば異なる場合もある。従って、この溝幅調整機能を利用して、積載する遊技機Pに合わせて下部ガイド部材及び上部ガイド部材の溝幅を調整する。これにより、種々の遊技機に使用することができ、また、同種の遊技機であっても製造工程に応じて最適な状態で使用することができる。
台車100は、図1〜図3に示す様に、コンテナ本体10の底面積よりも若干大きい面積を有する長方形の載置面111と、この載置面111の四隅から所定高さまで伸びてコンテナ本体10の四隅の下端部を外側からガイドし得る四隅ガイド112とを備えた底面枠体110を備えている。この底面枠体110は鋼製のアングル部材を溶接組立して製造され、幅方向に鋼製の帯板113を溶接固定して頑丈な構造としてある。また、四隅ガイド112と底面枠体110とは、前面及び背面で三角形状のブラケット114による補強もなされている。そして、底面枠体110の四隅底面に、キャスタ115が取り付けられている。
コンテナ本体10は、図5(A)に示す様に、台車100に載置された状態でハンドカートとして移動できる様にして使用することもできるし、同図(B)に示す様に、単体で保管や工場内のコンベアライン投入用として使用することもできる。なお、図5(A)の状態で使用する場合、コンテナ本体10の自重と載置される遊技機Pの自重に加えて、底面枠体110の垂直部分及び四隅ガイド112によって外側から支持される結果、コンテナ本体10と底面枠体110とを特に連結固定しなくても脱落するといったおそれはない。
以上の様に構成された実施形態の遊技機運搬用コンテナ1に、完成状態又は半完成状態の遊技機Pを積み込む場合、図6,図7で上段側について示した様に、積み込もうとする側の落下防止部材81だけを取り外す。そして、落下防止部材81を取り外して開放状態となった方の側面から、遊技機Pを縦置き状態で幅方向に摺動させて積み込みを行う。このとき、上下のガイド部材は前後方向に余裕のある溝を構成し、かつ、床部と天井部の高さにおいて余裕があるので、遊技機Pをスムーズに押し込むことができる。また、コンテナ本体10に押し込まれた遊技機Pは、反対側に取り付けたままとした落下防止部材82のクッション部材84に当接して停止されるので、押し込み過ぎて反対側に落としてしまうということはない。
こうして遊技機を積み込んだら、取り外した側の落下防止部材81を取り付ける。すると、図6,図7で下段側について示した様に、反対側の落下防止部材82との間で、遊技機Pが幅方向両側から押圧されて挟まれた状態にしっかりと固定される。従って、上下のガイド部材で前後から挟み付けていなくても遊技機Pはしっかりと固定され、振動による受傷のおそれを防止することができる。また、落下防止部材81,82がコンテナ本体10の全長をカバーし得る長さを有するので、一斉に固定することができる。
また、完成状態又は半完成状態の遊技機Pを降ろす場合、遊技機を降ろそうとする側の落下防止部材81(又は82)を取り外す。そして、落下防止部材81(又は82)を取り外して開放状態となった方に向かって、反対側から遊技機Pを押し出す。この場合も、落下防止部材81,82がコンテナ本体10の全長をカバーし得る長さを有するので、押し出す側の側面を一斉に開放することができる。
さらに、実施形態の遊技機運搬用コンテナ1では、遊技機Pを積み込んだり降ろしたりするときは、必ず落下防止部材81(又は82)を取り外して一方の側面を開放状態としなければならないので、各遊技機Pが固定状態にあるのに誤って押し出そうとしてしまうといった問題を生じさせない。また、上述の様に、積み込みを実施する際にも側面を開放状態とするだけであるから、これを忘れて積みこみ作業を行うことは不可能なので、積み込みの際の開放操作を忘れるといったこともない。そして、上下のガイドの間隔DG1,DG2及び床部と天井との高さHC1,HC2には余裕があるので、遊技機Pを無理矢理押し込んで傷を付けるといった問題も生じない。
また、本実施形態の遊技機運搬用コンテナ1では、上下2段に各2×4の合計16台の遊技機Pを縦置き状態で積み込むことができるので、多数の遊技機を運搬することが可能である。そして、上下別々に着脱できる落下防止部材81,82を備えたので、下段の積み降ろし作業中に上段に積んである遊技機が落下する等の不具合は生じない。さらに、各列に2台ずつ収納された遊技機は、その外側面はクッション部材85,86で押圧され、内側面は互いの遊技機同士が当接して、しっかりと密着されるので、輸送の際に当接面に傷が付くといったことも起こりにくい。
さらに、前後方向に掛け渡す様に取り付けられていた落下防止部材81,82は、図6に示す様に、コンテナ本体10の梁桁部材22等に掛け金83,84を引っ掛けて吊した状態にすることができる。この結果、本発明において重要な構成であるところの落下防止部材81,82を紛失するおそれをなくすことができる。また、落下防止部材81,82を例えば壁に立てかけるなどしなくてもよいので、落下防止部材81,82が倒れて遊技機Pに当たって傷付けるといった問題も生じない。
また、本実施形態の遊技機運搬用コンテナ1は、台車100に載置してハンドカートとして用いることができるので、フォークリフトなどをもちいなくても、人が手押し車の容量で押して移動させることができる。一方、工場内のローラコンベア上に投入して次の工程へと回す様な場合は、台車100を用いずに、コンベアライン上に自重でしっかりと載った状態で次の工程へと遊技機載置状態のコンテナを送ることができる。もちろん、コンテナ本体10は、遊技機積み込み工程へと空荷で送る際にも、コンベアライン上にしっかりと載置された状態とすることができる。
さらに、トラックの荷台に積み込む場合も、コンテナ本体10だけで使用すれば、荷台での固定作業が軽減される。なお、トラック輸送やコンベアラインへの投入に際して、台車100にコンテナ本体10を載置した状態で使用しても構わない。
また、本実施形態の遊技機運搬用コンテナ1は、コンテナ本体10を、パイプ連結用パーツ51〜54と円形パイプとを用いて着脱可能に連結固定した柱部材11等、梁桁部材21等及び根太部材41等によって構成されているので、長期に渡って使用しない場合や、空荷のコンテナ1を遠方に輸送したいような場合に、コンテナ本体10を分解してコンパクトな形態とすることができる。また、パイプを組んだものであるから、軽量化も達成されている。従って、空荷における取扱いが容易である。その一方、パイプは外径及び肉厚の設定により、重量を小さくしても断面係数は大きくとることができるので、強度的にも問題は生じない。この様に軽量で丈夫なコンテナ本体10は、台車100に対して装着するときも取り出すときもその作業が容易である。
なお、中間床部があることは、単に多数の遊技機を積み込めるというだけではなく、ねじれに対するコンテナ本体10の強度をアップさせている。特に、中間床部の根太部材43,44を上面側と下面側に取り付けたので、このねじり強度向上という作用はより高いものとなっている。
以上説明した様に、本実施形態の遊技機運搬用コンテナ1によれば、積み降ろしの方向が限定されず、輸送時における振動を防止でき、かつ、固定操作の忘れや開放操作の忘れによる受傷の機会をも低減することができている。この結果、作業性が良好で信頼性の高い遊技機運搬用コンテナを提供することができている。また、2台並べて複数列2段に遊技機Pを積載することのできる積載能力の大きい遊技機運搬用コンテナを提供することができている。さらに、落下防止部材81,82を紛失したり、落下防止部材81,82で遊技機Pに傷つけたりするおそれを防止することまでできている。そして、移動が容易でトラックの荷台や工場内のコンベアラインに投入する際の作業も面倒にならないという効果が発揮される。さらに、取扱い易い軽量性を有し、なおかつ、不要の場合には分解して保管することもできる。また、分解可能なコンテナ本体のねじり強度を向上すると共に、積載能力を向上させることができている。
以上、発明を実施するための最良の形態としての一実施形態を説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内における種々の変更が可能である。
例えば、図8に示す様に、前面部、背面部、床部、天井部及び中間床部を板材で構成し、開放された両側面部にクッション部材付きの落下防止部材81,82を脱着できる様なコンテナ本体201とすることもできる。
また、図9に示す様に、1段のみの構造のコンテナ本体202とすることもできる。さらに、図10に示す様に、各列に1台の遊技機を載置する構成のコンテナ本体203とすることもできる。加えて、図11に示す様に、各列3台を3段積みできる様なさらに大きなコンテナ本体204とすることもできる。
これらの変形例においても、図示の様に台車100に載せた状態だけでなく、台車100から降ろしたコンテナ本体201〜204のみで保管に使用したり、工場の製造ラインに投入したりするといった使用方法が可能である。
実施形態の遊技機運搬用コンテナの分解斜視図である。 実施形態の遊技機運搬用コンテナの要部について、(A),(B)は上ガイド部材の溝幅調整の様子を示し、(A)は側面図、(B)は底面図、(C),(D)は下ガイド部材の溝幅調整の様子を示し、(C)は側面視の断面図、(D)はアングル部材を取り除いた状態の平面図である。 実施形態の遊技機運搬用コンテナの正面図である。 実施形態の遊技機運搬用コンテナの縦断面図である。 実施形態の遊技機運搬用コンテナの使用態様を示す斜視図である。 実施形態の遊技機運搬用コンテナの使用態様を示す斜視図である。 実施形態の遊技機運搬用コンテナの使用態様を示す横断面図である。 変形例の遊技機運搬用コンテナの斜視図である。 変形例の遊技機運搬用コンテナの斜視図である。 変形例の遊技機運搬用コンテナの斜視図である。 変形例の遊技機運搬用コンテナの斜視図である。
符号の説明
1・・・遊技機運搬用コンテナ
10・・・コンテナ本体
11〜14・・・四隅の支柱
15,16・・・前面及び背面の幅方向中央の支柱
21・・・前面下端梁桁部材
22・・・前面上端梁桁部材
23・・・背面下端梁桁部材
24・・・背面上端梁桁部材
25・・・左側面下端梁桁部材
26・・・左側面上端梁桁部材
27・・・右側面下端梁桁部材
28・・・右側面上端梁桁部材
31・・・前面中間梁桁部材
32・・・背面中間梁桁部材
33・・・左側面中間梁桁部材
34・・・右側面中間梁桁部材
41〜44・・・根太部材
51・・・三方連結用パーツ
52・・・四方連結用パーツ
53・・・二方連結用パーツ
54・・・垂下型二方連結用パーツ
61・・・L字形底面部材
62・・・垂直部
63・・・水平部
64・・・長孔
65・・・アングル部材
66・・・垂直部
67・・・六角孔付きボルト
68・・・ワッシャ付きナット
71,73・・・アングル部材
72,74・・・垂直部
75・・・U字ボルト
76・・・長方形金属プレート
77・・・ナット
81,82・・・落下防止部材
83,84・・・掛け金
85,86・・・クッション部材
100・・・台車
110・・・底面枠体
111・・・載置面
112・・・四隅ガイド
113・・・帯板
114・・・ブラケット
115・・・キャスタ
201・・・コンテナ本体
202・・・コンテナ本体
203・・・コンテナ本体
204・・・コンテナ本体
BC1・・・収納スペースの全幅
BC2・・・クッション部材間の間隔
BP・・・遊技機の幅
DG1・・・下ガイド部材の溝幅
DG2・・・上ガイド部材の溝幅
DP1・・・遊技機の下端の奥行きサイズ
DP2・・・遊技機の上端の奥行きサイズ
HC1・・・下段の高さ
HC2・・・上段の高さ
HG1・・・下段のガイド間高さ
HG2・・・上段のガイド間高さ
HP・・・縦置き状態の遊技機の高さ
LevelA・・・下段床部
LevelB・・・上段天井部
LevelC1・・・上段床部
LevelC2・・・下段天井部
P・・・遊技機

Claims (7)

  1. 以下の構成を備えることにより、完成状態又は少なくとも外枠を備えた半完成状態の遊技機を前後方向に所定間隔で縦置きした状態に支持して複数積載可能な遊技機運搬用コンテナ。
    (1−1)コンテナ本体は、前面部、背面部、床部及び天井部を備え、両側面部が開放されると共に、収納スペースの全幅が前記縦置き状態の遊技機の幅の整数倍より若干大きいこと。
    (1−2)前記両側面部には、それぞれ、前記コンテナ本体の全長をカバーし得る長さの落下防止部材が前後に掛け渡す様にして着脱可能に取り付けられること。
    (1−3)前記床部の上面側に幅方向に伸びる様に取り付けられた下ガイド部材と、前記天井部の下面側に幅方向に伸びる様に取り付けられた上ガイド部材とが対となり、前記縦置き状態の遊技機の下端部及び上端部を支持する構成となっていること。
    (1−4)前記下ガイド部材は、前記縦置き状態の遊技機の下端部の奥行きサイズよりも若干広い間隔に取り付けられる下前ガイドと下後ガイドとを一対として構成され、前記上ガイド部材は、前記縦置き状態の遊技機の上端部の奥行きサイズよりも若干広い間隔に取り付けられる上前ガイドと上後ガイドとを一対として構成されていること。
    (1−5)前記床部と前記天井部の間隔が、前記縦置き状態の遊技機の高さよりも大きくなり、前記対となる下ガイド部材の上端から上ガイド部材の下端までの距離が、前記縦置き状態の遊技機の高さよりも小さくなる様に構成されていること。
    (1−6)前記落下防止部材は、それぞれ内側にクッション部材を備え、前記両側面部に取り付けられた状態において、前記クッション部材間の間隔が前記縦置き状態の遊技機の幅の整数倍よりも小さく、前記縦置き状態の遊技機に対して両側から押圧力を加え得る様に構成されていること。
  2. さらに、以下の構成をも備えた請求項1記載の遊技機運搬用コンテナ。
    (2−1)前記コンテナ本体の収納スペースの全幅が前記縦置き状態の遊技機の幅の2倍よりも若干広いこと。
    (2−2)前記両側部に取り付けられた状態における前記落下防止部材のクッション部材間の間隔が前記縦置き状態の遊技機の幅の2倍よりも若干狭くなること。
  3. さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機運搬用コンテナ。
    (3−1)前記コンテナ本体には、下段に対する前記天井部を構成すると共に、上段に対する前記床部を構成する中間床部が備えられていること。
    (3−2)前記落下防止部材は、前記中間床部の下段側と上段側にそれぞれ取り付けられること。
  4. さらに、以下の構成をも備えた請求項1〜3のいずれか記載の遊技機運搬用コンテナ。
    (4−1)前記コンテナ本体は、前後方向の長さよりも上下方向の高さの方が大きく構成され、垂直方向に伸びる支柱を四隅に備えると共に、当該支柱の上端を連結する梁桁部材によって構成される直方体状の枠体によって構成されていること。
    (4−2)前記落下防止部材は、前記支柱の外周に係合する様に湾曲した掛け金を両端に備えた棒状部材によって構成されていること。
    (4−3)前記支柱、梁桁部材は、同一外径形状の棒状部材によって構成されていること。
  5. さらに、以下の構成をも備えた請求項1〜4のいずれか記載の遊技機運搬用コンテナ。
    (5−1)前記コンテナ本体の底面積よりも若干大きい面積を有する長方形の載置面を有すると共に、該載置面の四隅から所定高さまで伸びて前記コンテナ本体の四隅の下端部を外側からガイドし得る四隅ガイドを備えた底面枠体を備えていること。
    (5−2)前記底面枠体の四隅底面には、キャスタが取り付けられていること。
    (5−3)前記コンテナ本体は、前記底面枠体に対して着脱可能に載置されること。
  6. さらに、以下の構成をも備えた請求項5記載の遊技機運搬用コンテナ。
    (6−1)前記コンテナ本体は、四隅を構成する4本のパイプ製支柱と、該パイプ製支柱の下端同士を連結するパイプ製下端梁桁部材と、前記パイプ製支柱の上端同士を連結するパイプ製上端梁桁部材とを、パイプ連結用パーツで着脱可能に連結固定した直方体状のパイプ組立枠体として外形が構成されていること。
    (6−2)前記パイプ組立枠体の底面及び天井の枠部分には、当該枠部分内を前後方向に掛け渡す様に、所要数のパイプ製根太部材がパイプ連結用パーツによって着脱可能に連結固定されて、前記床部及び前記天井部を構成していること。
    (6−3)前記落下防止部材は、パイプ製の棒状部材であること。
  7. さらに、以下の構成をも備えた請求項6記載の遊技機運搬用コンテナ。
    (7−1)前記パイプ製支柱は、前記縦置き状態の遊技機の高さの2倍よりもある程度長く、該パイプ製支柱を幅方向に連結する前記パイプ製下端梁桁部材及びパイプ製上端梁桁部材は、前記縦置き状態の遊技機の幅の2倍よりも若干長いこと。
    (7−2)前記パイプ製支柱のほぼ中間高さの位置に、支柱同士を前後方向に連結するパイプ製中間梁桁部材と、支柱同士を左右方向に連結するパイプ製中間梁桁部材とが、パイプ連結用パーツによって連結固定され、前記左右方向に連結するパイプ製中間梁桁部材間には、前後方向に掛け渡す様に、所要数のパイプ製根太部材がパイプ連結用パーツによって着脱可能に連結固定されて、前記コンテナ本体の内部を上下二段に仕切ることで、下段に対する前記天井部を構成すると共に、上段に対する前記床部を構成する中間床部が備えられていること。
    (7−3)前記落下防止部材は、前記中間床部の下段側と上段側にそれぞれ取り付けられること。
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