JP3113698U - 板状建材の搬送台車 - Google Patents

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Abstract

【課題】多数枚の板状建材を出し入れし易く、整理された形で効率良くコンパクトに収容でき、トラック等の荷台への荷積み、荷降ろしが容易で、荷降ろし後は台車としても利用できる板状建材の搬送台車を提供する。
【解決手段】板状建材の搬送台車1は多数枚の板状建材3を効率良くコンパクトに収容し得る収容架台7と、収容架台7の底面に取り付けられる複数個のキャスター9とを備え、収容架台7には板状建材3を種類ごと、あるいは所定枚数ずつ区分けして収容し得る区画室11が設けられている。そしてこの区画室11に対して板面13、15を左右に位置させて底部側の小口面17を滑らせるようにして手前側から板状建材3を立設姿勢で出し入れし得るように構成されている。
【選択図】 図1

Description

本考案は、例えば板状のガラスが窓枠に嵌め込まれたサッシや網戸等の板状建材を多数枚、効率良くコンパクトに収容し得る収容ラックとしての機能と、収容した板状建材を目的地まで搬送する搬送台車としての機能を併せ持つ板状建材の搬送台車に関するものである。
一般的な住宅一軒分に使用するサッシや網戸等の板状建材を例に採っても実に多数枚に及び、従来はこれら多数枚の板状建材をまとめて収容できるような収容ラックとしては板状建材の板面を重ねた状態で一度に立て掛ける方式の木製の大型の収容ラックが一部存在するだけであった。従ってそのほとんどはトラック等の荷台に立て掛けた状態で板状建材を載せ、人手によって1枚ずつ荷積み、荷降ろししているのが現状であった。また上記大型の収容ラックを使用した場合であっても収容ラック自体には移動手段は設けられておらず、また大型であるため施工現場への板状建材の搬送は1枚ずつ人手によって行われていた。
上述のように板状建材は板面を重ねた状態で一度に上記大型の収容ラックやトラック等の荷台に立て掛けられていたため、その中から目的の1枚の板状建材を取り出す作業は煩わしい作業になっていた。また施工現場によっては大型の収容ラックを持ち込むための設置スペースがなかったり、大型の収容ラックを荷積み、荷降ろしするための荷役用クレーン等が使用できない場合もあった。
本考案は、上記の背景技術及び背景技術が抱えていた問題点の存在を踏まえてなされたものであって、多数枚の板状建材を出し入れし易く、整理された形で非常に効率良くコンパクトに収容でき、トラック等の荷台への荷積み、荷降ろしが容易で、荷降ろし後は台車として目的の施工場所まで板状建材をまとめて搬送することができる板状建材の搬送台車を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために請求項1に記載した考案は、多数枚の板状建材を効率良くコンパクトに収容し得る収容架台と、収容架台の底面に取り付けられる複数個のキャスターとを備える板状建材の搬送台車において、前記収容架台には板状建材を種類ごと、あるいは所定枚数ずつ区分けして収容し得る区画室が設けられており、該区画室に対して板面を左右に位置させて底部側の小口面を滑らせるようにして手前側から板状建材を立設姿勢で出し入れし得るようにしたことを特徴とする板状建材の搬送台車である。
請求項2に記載した考案は、請求項1に記載した板状建材の搬送台車において、前記収容架台は収容する板状建材の奥部側の小口面に当接し支承する衝立様の背板部と、収容する板状建材の底部側の小口面に摺接し支承する底盤部と、前記背板部の上縁と前記底盤部の前縁との間に斜めに架け渡される複数本の傾斜フレームとを備えることによって構成されており、前記傾斜フレームによって区分けされた背板部の前方空間及び底盤部の上方空間が前記区画室となっていることを特徴とする板状建材の搬送台車である。
請求項3に記載した考案は、請求項1または2に記載した板状建材の搬送台車において、前記収容架台の底面には鉛直方向下方に向けて延びる複数本の支持筒体が設けられており、これらの支持筒体にキャスターの取付軸部を挿入することによって複数個のキャスターが収容架台に対して着脱自在に設けられていることを特徴とする板状建材の搬送台車である。
請求項4に記載した考案は、請求項2または3に記載した板状建材の搬送台車において、前記底盤部の上面には板状建材の底部側の小口面に対する摩擦抵抗を低減させる滑り部材と、板状建材の出し入れの際、板状建材の底部側面を案内するガイド部材とが設けられており、尚且つ前記底盤部の前縁には板状建材との接地点が底盤部の上面より僅かに高くなるように水平に架け渡された遊転自在のガイドローラが設けられていることを特徴とする板状建材の搬送台車である。
請求項5に記載した考案は、請求項2〜4のいずれか1項に記載した板状建材の搬送台車において、前記収容架台の底盤部にはフォークリフトのフォークの挿入を受け入れる受入れ開口部が設けられていることを特徴とする板状建材の搬送台車である。
請求項6に記載した考案は、請求項2〜5のいずれか1項に記載した板状建材の搬送台車において、前記背板部と傾斜フレームとの間には比較的小さなサイズの板状建材を収容した場合にも該板状建材の板面を支持し得る補助フレームが適宜の本数設けられていることを特徴とする板状建材の搬送台車である。
請求項7に記載した考案は、請求項2〜5のいずれか1項に記載した板状建材の搬送台車において、前記背板部と傾斜フレームの適宜の位置には収容した板状建材を収容架台に固定する場合に使用される固定ロープ係止用の係止フックが適宜の数、設けられており、更に背板部の上面には板状建材の搬送台車をトラック等の荷台に載せて搬送する場合に使用される固定バンド係止用の係止鉤部が適宜の数、設けられていることを特徴とする板状建材の搬送台車である。
本考案の板状建材の搬送台車によれば、収容架台に区画室が設けられているから、多数枚の板状建材を種類ごとに分けたり、所定枚数ずつ区分けして収容することができる。これに伴って目的の板状建材を瞬時に探し出すことができ、板状建材の出し入れが容易になる。また板面を左右に位置させて底部側の小口面を滑らせるようにして手前側から板状建材を立設姿勢で出し入れし得るようにしたことにより、多数枚の板状建材を非常に効率良くコンパクトに収容できるようになり、出し入れが更に容易になる。また収容架台にはキャスターが設けられているから収容されている板状建材ごと施工場所まで板状建材の搬送台車を移動させることができる。
板状建材の搬送台車を背板部と、底盤部と、傾斜フレームとの3部材によって基本的に構成したことにより板状建材の搬送台車の小型軽量化を図ることができる。また背板部の存在によって収容された板状建材の奥部側への移動が規制され、傾斜フレームの存在によって収容された板状建材の左右方向への傾倒が防止されている。また傾斜フレームとすることによって板状建材の手前側の小口面を持っての出し入れが可能となり、板状建材の出し入れの作業が容易になる。
収容架台に対してキャスターを着脱自在に設けた場合には、トラック等の荷台に載置する際はキャスターを収容架台から取り外して板状建材の搬送台車の設置の安定性を図り、トラック等の荷台から板状建材の搬送台車を降ろしたり、荷積みする前は、キャスターを収容架台に取り付けて板状建材の搬送台車を自由に移動させることが可能となる。
また収容架台の底盤部の上面に滑り部材とガイド部材を設け、底盤部の前縁にガイドローラを設けた場合には重量が比較的重い板状建材であっても容易に、区画室からはみ出すことなく出し入れすることが可能となる。
収容架台の底盤部にフォークリフトのフォークの挿入を受け入れる受入れ開口部を設けた場合には、収容架台を収容パレットとして使用できるようになり、比較的狭い施工現場においてもフォークリフトを使用して板状建材の搬送台車ごと板状建材をトラック等の荷台に荷積みし、トラック等の荷台から荷降ろしすることが可能となる。
また背板部と傾斜フレームとの間に補助フレームを設けた場合には、小さなサイズの板状建材の収容架台からの脱落、落下が防止され、あらゆるサイズの板状建材の収容が可能になる。また補助フレームを必要な数のみに制限することによって板状建材の搬送台車の軽量化も維持される。
さらに背板部と傾斜フレームに係止フックを設けた場合には係止フックに固定ロープを引っ掛けて縛ることによって収容架台と板状建材の一体化を図ることができる。また背板部の上面に係止鉤部を設けた場合には、係止鉤部に固定バンドを引っ掛けて張設することによってトラック等の荷台に対する板状建材の搬送台車の固定が容易且つ確実になる。
本願考案に係る板状建材の搬送台車1はサッシや網戸等の板状建材3を多数枚収容することのできる収容ラックとしての機能と、収容した板状建材3をトラックの荷台5等に積載して施工現場まで搬送する搬送パレットとしての機能と、施工現場に到着後、施工現場まで板状建材3を搬送する搬送台車としての機能を併せ持っている。
以下、本考案の係る実施の形態1の板状建材の搬送台車1について具体的に説明する。
板状建材の搬送台車1は多数枚の板状建材3を効率良くコンパクトに収容することのできる収容架台7と、該収容架台7の底面に取り付けられる複数個のキャスター9とを備えており、スチールによって構成されている。
板状建材3としてはサッシや網戸の他、雨戸、障子、襖、ドア等の建具類あるいは構造材や化粧材として使用される各種の板材等が含まれる。また収容架台7には上記板状建材3を種類ごと、あるいは所定枚数ずつ区分けして収容し得る区画室11が設けられている。
そして該区画室11に対して板面13、15を左右に位置させて底部側の小口面17を滑らせるようにして手前側から板状建材3を立設姿勢で出し入れできるようになっている。
具体的には収容架台7は収容する板状建材3の奥部側の小口面19に当接し支承する衝立様の背板部21と、収容する板状建材3の底部側の小口面17に摺接し支承する底盤部23と、上記背板部21の上縁と前記底盤部23の前縁との間に斜めに架け渡される一例として10本の傾斜フレーム25とを備えることによって構成されている。
そして上記10本の傾斜フレーム25によって区分けされた背板部21の前方空間及び底盤部23の上方空間が個別の区画室11となっており、本実施の形態では計9室の区画室11が設けられている。
背板部21は一例として金属製の矩形平板状の背板27によって構成されており、背板27の前面の周囲には一例として金属製の補強フレーム29、背板27の前面における区画室11の各境界位置には一例として金属製の複数本の補強リブ31がそれぞれ設けられている。
また背板部21の上面における左右のコーナー部には本考案の板状建材の搬送台車1をトラック等の荷台5に載せて搬送する場合に使用される固定バンド33を係止するための係止鉤部34が1個ずつ計2個設けられている。係止鉤部34は平板を90°に折り曲げた逆L字形をした部材である。またこの係止鉤部34に係止される固定バンド33としてはトラック等において広く使用されている帯状の合成樹脂バンドやゴムバンド等が一例として使用できる。
底盤部23は一例として金属製の肉厚の矩形平板状の部材であり、その上面には板状建材3の底部側の小口面17に対する摩擦抵抗を低減させる滑り部材35と、板状建材3の出し入れの際、板状建材3の底部側面を案内するガイド部材37とが設けられている。滑り部材35としては一例として四フッ化エチレン等、摩擦係数の小さな平滑な合成樹脂材料等によって形成されるシート部材が利用でき、ガイド部材37としては一例としてステンレス製の幅狭で長尺な平板状部材が利用できる。
底盤部23の前縁には板状建材3との接地点Pが底盤部23の上面、即ち滑り部材35の上面より僅かに(一例として5mm程度)高くなるように水平に架け渡されたガイドローラ39が設けられている。ガイドローラ39は底盤部23の前縁左右のコーナー部に設けられたローラ支承部41によって遊転自在に支持されており、その表面には一例として合成ゴム製のゴムカバーが装着されている。
底盤部23の底面にはフォークリフトのフォーク43の挿入を受け入れる受入れ開口部45が形成された角筒部47が2本、幅方向に所定の間隔を隔てて設けられている。底盤部23の底面の4つのコーナー部には鉛直方向下方に向けて延びる4本の支持筒体49が設けられている。
支持筒体49の高さは上記角筒部47の高さより僅かに高くなっており、キャスター9を取り外した状態の収容架台7を床面や地面に設置した時、上記角筒部47の下端面が床面及び地面から多少浮き上がるように構成されている。そして支持筒体49の側胴部には支持筒体49を横切るように水平方向に貫通する係合穴51が形成されている。
キャスター9は車軸を中心にして垂直方向に転動し得ると共に、上方に立ち上げられる取付軸部53を中心にして水平方向に360°旋回し得るように構成されている。またキャスター9にはストッパー55が装着されており、ストッパー55を作動状態に切り替えることによってキャスター9の車軸を中心にした転動は停止される。
取付軸部53の側胴部には取付軸部53を横切るように水平方向に貫通する貫通穴57が形成されている。そして支持筒体49にキャスター9の取付軸部53を挿入し、支持筒体49の係合穴51と取付軸部53の貫通穴57を一致させた状態で係合ピン59を係合穴51と貫通穴57に挿し込むことによってキャスター9は収容架台7に対して取り付けられ、係合ピン59を引き抜いて取付軸部53と支持筒体49の嵌合を解除することによってキャスター9は収容架台7から取り外される。
傾斜フレーム25は一例として金属製の角パイプ、板材あるいはアングル材等によって形成される長杆状の部材である。本実施の形態では上述のように計10本設けられており、そのうち左右の2本と中央付近の1本の傾斜フレーム25は他の傾斜フレーム25より幅広に形成されていてその前面には所定の間隔を隔てて3本ずつ係止フック61が設けられている。
係止フック61は収容した板状建材3を収容架台7に固定する場合に使用される部材で一例として細径の丸棒をフック状に折り曲げることによって形成されている。
係止フック61は背板部21にも設けられており、背板部21の左右の側縁に位置する補強フレーム29の前面にも所定の感覚を隔てて3本ずつ計6本の係止フック61が一例として設けられている。
そしてこれらの係止フック61に固定ロープ63が掛けられ縛られることによって、各区画室11に収容された板状建材3は収容架台7に固定される。固定ロープ63として伸縮性のあるゴム製のロープを使用することも可能である。
また右端から中央付近にかけての5本の傾斜フレーム25と背板部21との間には補助フレーム65がそれぞれ設けられている。補助フレーム65は比較的小さなサイズの板状建材3を収容した場合でも板状建材3の板面13、15を支持できるように設けられるものであって中間より幾分下方の位置に水平に架け渡されている。
この補助フレーム65も傾斜フレーム25と同様、一例として金属製の角パイプ、板材あるいはアングル材等によって形成される長杆状の部材である。
次にこのようにして構成される本考案に係る板状建材の搬送台車1を使用して行う板状建材3の搬送の手順を(1)搬送の準備、(2)施工現場への搬送、(3)施工場所への搬送に分けて説明する。
(1)搬送の準備(図5(a)〜(c)、図7(b)参照)
施工現場において使用する所定の種類、そして所定の枚数の板状建材3を板状建材の搬送台車1に載せて搬送の準備を行う。この段階では図7(b)に示すように収容架台7からキャスター9を取り外しておき、収容架台7における各区画室11に種類ごとあるいは所定枚数ごとに板状建材3を区分けして収容する。
具体的には作業者は図5(a)に示すように板状建材3の手前側の小口面20付近を持って最初に板状建材3の底部側の小口面17における奥部側の部分をガイドローラ39上に載せる。次に奥部側に向けて板状建材3を押し込んで行く。これに伴い、板状建材3の底部側の小口面17は滑り部材35の上面を滑るようにして、またガイド部材37によって案内されて板状建材3は図5(b)に示すように奥部側に向けて移動する。
そして図5(c)に示すように奥部側の小口面19が背板部21に当接したところで板状建材3の収容が完了し、以下同様の手順ですべての板状建材3を区画室11に収容し係止フック61に固定ロープ63を掛けて縛ることによって板状建材3の収容架台7に対する固定が完了する。
(2)施工現場への搬送(図6参照)
次に角筒部47の受入れ開口部45にフォークリフトのフォーク43を挿入し、上方に持ち上げることによってトラック等の荷台5上に板状建材3が収容され固定された状態の板状建材の搬送台車1を積載する。
そして図6に示すように係止鉤部34を利用して固定バンド33を掛け渡し、荷台5上に板状建材の搬送台車1を固定して施工現場に向けてトラック等により搬送する。
(3)施工場所への搬送(図7(a)参照)
トラック等が施工現場に到着後再びフォークリフトを使用して板状建材の搬送台車1をトラック等の荷台5から降ろす。この場合には最初に固定バンド33を取り外してフォークリフトのフォーク43を角筒部47の受入れ開口部45に挿入し、幾分持ち上げてから手前に移動し、板状建材の搬送台車1を施工現場の地面等に降ろす。
また板状建材の搬送台車1をフォークリフトによって持ち上げている状態において図7(a)に示すようにキャスター9の取付軸部53を支持筒体49に挿入し、係合ピン59を装着して収容架台7にキャスター9を取り付けておく。
そして作業者は板状建材の搬送台車1を手で押しながら移動させて当該板状建材3を使用する施工場所まで搬送する。
以上、本考案を実施するための最良の形態とその一例である実施の形態1について詳述してきたが、具体的な構成は上述した構成に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内における設計の変更などがあっても本考案に含まれる。
例えば、板状建材3として板ガラスが嵌め込まれたサッシ等、搬送途中の衝撃により破損のおそれが心配される時には、板状建材3の間に緩衝材を収容することも可能である。この場合の緩衝材としては発泡スチロールや発泡ウレタン樹脂製のマットあるいは段ボール板等、緩衝作用を有する各種の材料が使用できる。
比較的小さなサイズの板状建材3が多い時には補助フレーム65を増設することが可能であり、また板状建材3のサイズや形状に対応して補助フレーム65の取付位置を調節自在に構成することも可能である。
さらに傾斜フレーム25の傾斜角度を急にしたり緩やかにすることも可能である。
本考案は建築物等の建設施工分野や板状建材の保管倉庫あるいはトラック等の板状建材の搬送手段等において利用でき、特に多数枚の板状建材を効率良くコンパクトに出し入れし易く整理された形で収容でき、トラック等の荷台への荷積み、荷降ろしが容易で、台車としても使用したい場合に利用できる。
本考案の実施の形態1に係る板状建材の搬送台車を示す斜視図である。 本考案の実施の形態1に係る板状建材の搬送台車を示す正面図である。 本考案の実施の形態1に係る板状建材の搬送台車を示す側面図である。 本考案の実施の形態1に係る板状建材の搬送台車におけるガイドローラ周辺を拡大して示す側面図である。 本考案の実施の形態1に係る板状建材の搬送台車に板状建材を収容する手順(a)〜(c)を示す側面図である。 本考案の実施の形態1に係る板状建材の搬送台車をトラック等の荷台に積載している状態を示す側面図である。 本考案の実施の形態1に係る板状建材の搬送台車における収容架台にキャスターを取り付けた状態(a)と取り外した状態(b)を示す側面図である。
符号の説明
1 (板状建材の)搬送台車 3 板状建材
5 荷台 7 収容架台
9 キャスター 11 区画室
13 板面(左側の) 15 板面(右側の)
17 小口面(底部側の) 19 小口面(奥部側の)
20 小口面(手前側の) 21 背板部
23 底盤部 25 傾斜フレーム
27 背板 29 補強フレーム
31 補強リブ 33 固定バンド
34 係止鉤部 35 滑り部材
37 ガイド部材 39 ガイドローラ
41 ローラ支承部 43 フォーク
45 受入れ開口部 47 角筒部
49 支持筒体 51 係合穴
53 取付軸部 55 ストッパー
57 貫通穴 59 係合ピン
61 係止フック 63 固定ロープ
65 補助フレーム P 接地点

Claims (7)

  1. 多数枚の板状建材を効率良くコンパクトに収容し得る収容架台と、収容架台の底面に取り付けられる複数個のキャスターとを備える板状建材の搬送台車において、前記収容架台には板状建材を種類ごと、あるいは所定枚数ずつ区分けして収容し得る区画室が設けられており、該区画室に対して板面を左右に位置させて底部側の小口面を滑らせるようにして手前側から板状建材を立設姿勢で出し入れし得るようにしたことを特徴とする板状建材の搬送台車。
  2. 請求項1に記載した板状建材の搬送台車において、前記収容架台は収容する板状建材の奥部側の小口面に当接し支承する衝立様の背板部と、収容する板状建材の底部側の小口面に摺接し支承する底盤部と、前記背板部の上縁と前記底盤部の前縁との間に斜めに架け渡される複数本の傾斜フレームとを備えることによって構成されており、前記傾斜フレームによって区分けされた背板部の前方空間及び底盤部の上方空間が前記区画室となっていることを特徴とする板状建材の搬送台車。
  3. 請求項1または2に記載した板状建材の搬送台車において、前記収容架台の底面には鉛直方向下方に向けて延びる複数本の支持筒体が設けられており、これらの支持筒体にキャスターの取付軸部を挿入することによって複数個のキャスターが収容架台に対して着脱自在に設けられていることを特徴とする板状建材の搬送台車。
  4. 請求項2または3に記載した板状建材の搬送台車において、前記底盤部の上面には板状建材の底部側の小口面に対する摩擦抵抗を低減させる滑り部材と、板状建材の出し入れの際、板状建材の底部側面を案内するガイド部材とが設けられており、尚且つ前記底盤部の前縁には板状建材との接地点が底盤部の上面より僅かに高くなるように水平に架け渡された遊転自在のガイドローラが設けられていることを特徴とする板状建材の搬送台車。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項に記載した板状建材の搬送台車において、前記収容架台の底盤部にはフォークリフトのフォークの挿入を受け入れる受入れ開口部が設けられていることを特徴とする板状建材の搬送台車。
  6. 請求項2〜5のいずれか1項に記載した板状建材の搬送台車において、前記背板部と傾斜フレームとの間には比較的小さなサイズの板状建材を収容した場合にも該板状建材の板面を支持し得る補助フレームが適宜の本数設けられていることを特徴とする板状建材の搬送台車。
  7. 請求項2〜5のいずれか1項に記載した板状建材の搬送台車において、前記背板部と傾斜フレームの適宜の位置には収容した板状建材を収容架台に固定する場合に使用される固定ロープ係止用の係止フックが適宜の数、設けられており、更に背板部の上面には板状建材の搬送台車をトラック等の荷台に載せて搬送する場合に使用される固定バンド係止用の係止鉤部が適宜の数、設けられていることを特徴とする板状建材の搬送台車。
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