JP3074688U - オートラック装置 - Google Patents

オートラック装置

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JP3074688U
JP3074688U JP2000004809U JP2000004809U JP3074688U JP 3074688 U JP3074688 U JP 3074688U JP 2000004809 U JP2000004809 U JP 2000004809U JP 2000004809 U JP2000004809 U JP 2000004809U JP 3074688 U JP3074688 U JP 3074688U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 消防用ホースの収容と取り出しを自動的に行
い、消防用ホースの取り扱いに要する労力を大幅に軽減
することができるオートラック装置を提供する。 【解決手段】 ホースコンテナ100を収容する複数の
棚部31〜34、38を備える収容ラック部30と、リ
フト52によって各棚部にコンテナを送り出す搬入リフ
ター部50と、リフト82によって各棚部からコンテナ
を取り出す搬出リフター部80と、コンテナを運び出す
コンテナ運搬台車を備え、各棚部は、傾斜させて設け、
かつコンテナを搬送する搬送ローラ35を設け、搬入リ
フター部のリフトに、送り出しローラ56を設け、搬出
リフター部のリフトに、棚部からコンテナを取り込む取
り込みローラ86を設け、複数の棚部のうち、最下段の棚
部を、搬出リフター部側を搬入リフター側より高くする
ことにより傾斜させて設け、かつコンテナを自重によっ
て搬入リフター側へ搬送するための搬送ローラを設け
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、消防用ホースを収納したコンテナの収容と取り出しを自動的に行う オートラック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、消防署において消防用ホースを保管する場合、巻き取った消防用ホース を備えつけられた簡単な棚などに載置することにより、何時でも消防用ホースを 使用できるようにしている。
【0003】 そして、その棚への消防用ホースの載置に際しては、巻き取った消防用ホース を棚まで運搬台車等で運び、作業者が手作業で持ち上げることにより棚に収容す るといった作業を行っている。また、棚からの取り出しに際しても、作業者が手 作業で棚から消防用ホースを取り出して運搬台車に載せて運ぶといった作業を行 っている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述したように従来においては、作業の手作業によって消防用ホースを備えつ けの棚などに収容し、かつ手作業によって棚から消防用ホースを取り出す作業を 行っているが、重量の大きな消防用ホースの収容と取り出しを手作業で行うこと は多大な労力を要すると共に、緊急を要する消防用ホースの取り出しを迅速に行 えないといった問題があった。また、このような手作業のため、消防用ホースを 収容する棚の高さを余り大きくすることができず、収容率が良くないという欠点 もあった。また、上述したような状況から、消防用ホースの収容と取り出しを自 動的に行うことのできるオートラック装置の実現が望まれている。
【0005】 本考案の目的は、消防用ホースの収容と取り出しを自動的に行うことにより、 消防用ホースの取り扱いに要する労力を大幅に軽減することができるオートラッ ク装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため本考案のオートラック装置は、消防用ホースを収納 したコンテナを収容する複数の棚部を備える収容ラック部と、前記収容ラック部 の一方側に設けられ各棚部まで前記コンテナを載せて昇降するリフトによって前 記各棚部に前記コンテナを送り出す搬入リフター部と、前記収容ラック部の他方 側に設けられ前記収容ラック部の各棚部まで前記コンテナを載せて昇降するリフ トによって前記各棚部から前記コンテナを取り出す搬出リフター部と、前記搬入 リフター部まで前記コンテナを運搬し又前記搬出リフター部から前記コンテナを 運び出すコンテナ運搬台車を備え、前記収容ラック部の前記各棚部は、前記搬入 リフター部側を前記搬出リフター側より高くすることにより傾斜させて設け、か つ前記コンテナを自重によって搬送するための搬送ローラを設け、前記搬入リフ ター部のリフトに、載せた前記コンテナを前記棚部に送り出す送り出しローラを 設け、前記搬出リフター部のリフトに、前記棚部から前記コンテナを取り込む取 り込みローラを設け、複数の前記棚部のうち、最下段の前記棚部を、前記搬出リフ ター部側を前記搬入リフター側より高くすることにより傾斜させて設け、かつ前 記コンテナを自重によって前記搬入リフター側へ搬送するための搬送ローラを設 けたことを特徴とする。
【0007】 請求項2のオートラック装置は、前記棚部の前記搬出リフター部側に、前記コ ンテナを前記搬出リフター部に送り出す搬出ローラを設け、かつ一定の速度で回 転することにより自重によって搬送する前記コンテナを一定の速度に保つローラ コンベアを設けたことを特徴とする。
【0008】 請求項3のオートラック装置は、前記搬入リフター部の前記送り出しローラは 、前記搬入リフター部が指定の前記棚部に位置することにより自動的に回転し、 かつ前記搬出リフター部の前記取り込みローラは、前記搬出リフター部が指定の 前記棚部に位置することにより自動的に回転することを特徴とする。
【0009】 請求項4のオートラック装置は、前記コンテナ運搬台車に、前記コンテナを搬 送させるローラを設け、かつ前記搬入リフター部に、前記コンテナ運搬台車から 前記コンテナを搬入するための搬入ローラを備える搬入台を設け、前記搬出リフ ター部に、前記コンテナ運搬台車に前記コンテナを搬出するための搬出ローラを 備える搬出台を設けたことを特徴とする。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の第1の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図 1は本考案の実施の形態によるオートラック装置の全体図、図2はそのオートラ ック装置の平面図を示している。
【0011】 図1,図2を参照すると、本オートラック装置のラック本体10は、収容ラッ ク部30と、搬入リフター部50と、搬出リフター部80を備えて構成されてい る。また、オートラック装置には、消防ホースを収納するホースコンテナ100 と、ラック本体10の搬入リフター部50までホースコンテナ100を運搬し又 は搬出リフター部80からホースコンテナ100を運び出すためのコンテナ運搬 台車120を備えている。
【0012】 ラック本体10は、それぞれ一対の縦フレーム材11、12、13、14、1 5と、同様に一対の横フレーム材16、17によってラック状に組み立てられて いる。また、ラック本体10中央の収容ラック部30には、横フレーム材21、 22、23及び24によってホースコンテナ100を載置するための棚部31、 32、33、34が形成されている。また、最下段には、ホースコンテナ100を取 り出すことなく、上記棚部31〜34に載置するための棚部38が形成されてい る。
【0013】 収容ラック部30は、図示のように、ラック本体10中央部の縦フレーム12 と14間に形成されている。収容ラック部30には、上記のように4段の棚部3 1〜34と、ホースコンテナ100を棚部間で循環させるための特別な棚部38 が設けられている。
【0014】 各棚部31〜34は、横フレーム材21、22、23及び24間に複数の搬送 ローラ35を長さ方向に設けて構成されており、図示のように、搬入リフター部 50側を搬出リフター部80側より僅かに高くすることにより、所定の傾斜を設 けている。この各棚部31〜34の傾斜によって、搬入リフター部50から押し 出されたホースコンテナ100はその自重と可動式の搬送ローラコンベア35a によって各棚部31〜34の搬出リフター部80側に搬送される。
【0015】 また、棚部38は、横フレーム材25間に複数の搬送ローラ35を長さ方向に設 けて構成されており、図示のように、搬出リフター部80側を搬入リフター部5 0側より僅かに高くすることにより、所定の傾斜を設けている。この各棚部38 の傾斜によって、搬出リフター部80から押し出されたホースコンテナ100は その自重と可動式の搬送ローラコンベア35bによって各棚部38の搬入リフタ ー部50側に搬送される。
【0016】 各棚部31〜34、棚部38の両側には、ホースコンテナ100の落下を防止 するためのガイドパイプ36が設けられている。
【0017】 各棚部31〜34の搬出リフター部80側の近傍位置には、棚部31〜34の 搬送面上に突出する板状のコンテナストッパー37が設けられている。また、棚 部38の搬入リフター部50側の近傍位置にも、同様のコンテナストッパー37 が設けれている。このコンテナストッパー37は、モータ等の駆動手段によって 上下動を行うことにより、搬送面から突出し或いは搬送面より下方に移動する。 棚部31〜34、棚部38に収容される最初のホースコンテナ100は、搬送面 から突出したコンテナストッパー37に衝突することにより停止する。
【0018】 各棚部31〜34には、ホースコンテナ100をその自重で搬送させる複数の 搬送ローラ35と、可動式の搬送ローラコンベア35aが設けられている。搬送 ローラコンベア35aは、搬出リフター部80側の近傍に設置されており、ホース コンテナ100の搬送速度を一定にするためのブレーキの役目を果たす。この、 搬送ローラコンベア35aは、モータによって一定速度で回転しており、棚部3 1〜34のローラ面を自重によって搬送してくるホースコンテナ100の搬送速 度を一定に保つことにより、第1番目及び第2番目に搬送されるホースコンテナ 100の衝突によるコンテナストッパー37への衝撃を和らげる役目をしている 。
【0019】 また、棚部38にも、上記と同様の搬送ローラ35が設けられると共に、搬入リ フター部50側の近傍には、上記搬送ローラコンベア35aと同様の機能を有す る搬送ローラコンベア35bが設けられている。
【0020】 この搬送ローラコンベア35aは、搬入リフター部50のリフトが棚部31〜 34の指定位置に停止することにより回転を開始し、リフトが指定位置を離れる ことにより回転を停止する。搬送ローラコンベア35bは、搬出リフター部80 のリフトが棚部38の指定位置に停止することにより回転を開始し、リフトが指 定位置を離れることにより回転を停止する。
【0021】 搬入リフター部50は、下部に設けられたホースコンテナ100の搬入台51 と、ホースコンテナ100を載せて昇降するリフト52を備える。搬入台51の 上面には、コンテナ運搬台車120から押し出されたホースコンテナ100を搬 送するためのホイールコンベア51aが設けられている。
【0022】 リフト52の昇降機構は、縦フレーム材15の上下に位置するチェーン車53 a,53bと昇降チェーン54及びチェーン車53bを駆動する昇降モータ55 とで構成される。
【0023】 このリフト52は、入庫操作ボタン部61によるボタン操作によって指定の棚 部31〜34、棚部38の位置まで上昇して停止する。この搬入リフター部50 のリフト52は、棚部38に対しては搬出側として機能する。
【0024】 また、リフト52には、搬入台51のホイールコンベア51aと直角に向く複 数の送り出しローラ56が設けられている。この送り出しローラ56は、リフト 52が各棚部31〜34、棚部38の位置に停止することにより回転してホース コンテナ100を棚部31〜34側に送り出し(棚部38については、棚部38 から取り込み)、送り出しの終了(棚部38については、取り込みの終了)を棚 部31〜34、棚部38の搬入リフター部50側に設けられた在荷検出センサー で検出した時点で停止する。また、縦フレーム材15の各棚部31〜34、棚部 38に対応する位置には、リフト52を停止させるためのリミットスイッチ57 が設けられている。
【0025】 搬出リフター部80は、下部に設けられたホースコンテナ100の搬出台81 と、ホースコンテナ100を載せて昇降するリフト82を備える。搬出台81の 上面には、コンテナ運搬台車120に対してホースコンテナ100を押し出すた めのホイールコンベア81aが設けられている。
【0026】 リフト82の昇降機構は、縦フレーム材11の上下に位置するチェーン車83 a,83bと昇降チェーン84及びチェーン車83bを駆動する昇降モータ85 とで構成される。
【0027】 このリフト82は、出庫操作ボタン部62によるボタン操作によって指定の棚 部31〜34の位置まで上昇して停止する。この搬出リフター部80のリフト8 2は、棚部38に対しては搬入側として機能する。
【0028】 また、リフト82には、搬出台81のホイールコンベア81aと直角に向く複 数の取り込みローラ86が設けられている。この取り込みローラ86は、リフト 82が各棚部31〜34、棚部38の位置に停止することにより回転して棚部3 1〜34からホースコンテナ100を取り込み(棚部38については、棚部38 への送り出し)、取り込みの終了(棚部38については、送り出しの終了)を在 荷検出センサーで検出した時点で停止する。また、縦フレーム材11の各棚部3 1〜34に対応する位置には、リフト82を停止させるための複数のリミットス イッチ87が設けられている。
【0029】 消防用ホースを巻いた状態で収納するホースコンテナ100は、図3に示すよ うに、通常の箱形に形成されている。また、ホースコンテナ100の側面には、 図示のように、消防用ホースの乾燥を促進するために多数の孔を穿っている。な お、ホースコンテナ100に、消防用ホースを強制的に乾燥させるための乾燥手 段(ヒータ等)を設けることもできる。
【0030】 コンテナ運搬台車120は、消防用ホースを格納したホースコンテナ100を ラック本体10まで運搬し、或いはラック本体10から搬出したホースコンテナ 100を運搬するための台車であり、図4〜図6に示すように、ホースコンテナ 100の載置面には、ホースコンテナ100の送り出し及び取り込みを容易にす るローラコンベア121が設けられている。また、ローラコンベア121上に載 置したホースコンテナ100を所定の位置に固定するためのコンテナストッパー 122,123が設けられており、このコンテナストッパー122,123は、 ストッパーハンドル124,125によってローラコンベア121から起立して 突出することでホースコンテナ100を固定する。
【0031】 搬入リフター部50側に取りつけられた入庫操作ボタン部61には、リフト5 2を棚部31〜34、棚部38の何れかの位置まで昇降させるための操作ボタン 61aが設けられている。
【0032】 搬出リフター部80側に取りつけられた出庫操作ボタン部62には、リフト8 2を棚部31〜34、棚部38の何れかの位置まで昇降させるための操作ボタン 62aが設けられている。
【0033】 次いで、上記のように構成される本オートラック装置に消防用ホースを収容し 或いは取り出す際の操作内容について説明する。
【0034】 消防用ホースを格納したホースコンテナ100をラック本体10に収容する場 合、コンテナ運搬台車120のローラコンベア121上に載せて搬入リフター部 50まで運搬する。
【0035】 搬入リフター部50において、コンテナ運搬台車120からホースコンテナ1 00を手動で送り出すことにより、ホースコンテナ100を搬入台51のホイー ルコンベア51a上に載置させる。
【0036】 ここで、入庫操作ボタン部61の操作ボタン61aを選択することにより、ホ ースコンテナ100を収容する棚部31〜34を指定する。
【0037】 指定の棚部31〜34に対応する操作ボタン61aが操作されると、リフト5 2が指定された棚部31〜34まで上昇して停止する。そして、リフト52が停 止すると同時に、その送り出しローラ56が回転し、ホースコンテナ100を棚 部31〜34側に送り出す。
【0038】 棚部31〜34に送り出されたホースコンテナ100は、搬送ローラ35上を 自重によって搬送される。そのホースコンテナ100が1番目のコンテナであれ ば、コンテナストッパー37に衝突する位置まで搬送される。以上の動作により ホースコンテナ100が次々と棚部31〜34に収容される。
【0039】 ラック本体10の収容ラック部30に収容されたホースコンテナ100を取り 出す場合、コンテナ運搬台車120を搬出リフター部80に位置させる。
【0040】 そして、出庫操作ボタン部62の操作ボタン62aを選択することにより、ホ ースコンテナ100を取り出す棚部31〜34を指定する。
【0041】 指定の棚部31〜34に対応する操作ボタン62aが操作されると、リフト8 2が指定された棚部31〜34まで上昇して停止する。そして、リフト52が停 止すると同時に、コンテナストッパー37が解除され、かつ棚部31〜34の搬 出ローラ35bとリフト82の取り込みローラ86が回転する。
【0042】 これにより、ホースコンテナ100は、リフト82上に送られる。
【0043】 ここで、再度出庫操作ボタン部62を操作することにより、リフト82を搬出 台81の位置まで下降させると、ホースコンテナ100が搬出台81のホイール コンベア81a上に載置される。
【0044】 この状態で、ホイールコンベア81a上のホースコンテナ100を手動で引き 出すことにより、搬出リフター部80に位置させたコンテナ運搬台車120のロ ーラコンベア121上に載せる。
【0045】 上述のように、ホースコンテナ100の収容と取り出しを極めて容易に行うこ とができ、消防用ホースの管理作業に要する労力を大幅に軽減することが可能と なる。
【0046】 棚部31〜34に収容されたホースコンテナ100の中の特定のホースコンテ ナ100を取り出す場合であって、その特定のホースコンテナ100の前に他の ホースコンテナ100が存在する場合には、その他のホースコンテナ100を上 述した搬出リフター部80の操作によって、一旦取り出す必要があり、作業が非常 に煩わしくなり、取り出した他のホースコンテナ100のための設置スペースも 必要となる。
【0047】 このため、本実施の形態では、上記のような搬出リフター部80側から搬入リフ ター部50側へホースコンテナ100を戻すための、棚部38を最下段に設ける ことにより、上述した作業の煩わしさとそのための設置スペースを不要としてい る。
【0048】 すなわち、棚部31〜34に収容されたホースコンテナ100の中の特定のホ ースコンテナ100を取り出す場合、他のホースコンテナ100を搬出リフター 部80のリフト82によって棚部38上に搬送させて、必要な特定のホースコン テナ100のみを、搬出リフター部80からコンテナ運搬台車120によって取 り出す。そして、棚部38上に搬送した他のホースコンテナ100は、再度搬入リ フター部50の操作によって棚部31〜34上に載置させる。
【0049】 以上の操作によって、他のホースコンテナ100を一旦オートラック装置から 取り出すという作業が不要となり、かつ取り出したホースコンテナ100を設置 するスペースも不要となる。
【0050】 以上好ましい実施例をあげて本考案を説明したが、本考案は必ずしも上記実施 の形態に限定されるものではない。
【0051】 例えば、上記オートラック装置を消防用ホースの洗浄を行うための装置と組み 合わせることが考えられる。この場合、洗浄装置によって洗浄した消防用ホース を巻き取ってホースコンテナ100に収納し、そのホースコンテナ100を上述 したようにオートラック装置に収容する。その際、ホースコンテナ100に乾燥 用のヒータを設けることで、ラック装置に収容した状態で消防用ホースの乾燥を 行うことが可能である。
【0052】
【考案の効果】
以上説明したように本考案のオートラック装置によれば、消防用ホースの収容 と取り出しを自動的に行うことにより、消防用ホースの取り扱いに要する労力を 大幅に軽減することができるという効果が得られる。
【0053】 また、重量の大きな消防用ホースの収容と取り出しにほとんど労力を必要とし ないので、緊急時の取り出しも迅速に対応することができる。
【0054】 さらに、収容ラック部の高さを大きくして棚部の数を多くすることができるの で、収容率を高くすることができる。
【0055】 また、搬出リフター部側から搬入リフター部側へホースコンテナを戻すための、 棚部を最下段に設けることにより、通常の棚部に収容されたホースコンテナの中 の特定のホースコンテナを取り出す場合であって、その特定のホースコンテナ1 00の前に他のホースコンテナが存在する場合でも、他のホースコンテナを搬出 リフター部の操作によって取り出す必要がなくなり、作業が非常に煩わしさと取 り出した他のホースコンテナのための設置スペースが不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施の形態によるオートラック装置
の構成を示す側面図である。
【図2】 本考案の実施の形態によるオートラック装置
の構成を示す平面図である。
【図3】 本考案の実施の形態によるオートラック装置
に用いるホースコンテナの斜視図である。
【図4】 本考案の実施の形態によるオートラック装置
に用いるコンテナ運搬台車の側面図である。
【図5】 コンテナ運搬台車の平面図である。
【図6】 コンテナ運搬台車の正面図である。
【符号の説明】
10 ラック本体 11、12、13、14、15 縦フレーム材 21、22、23、24 横フレーム材 30 収容ラック部 31,32,33,34、38 棚部 35 搬送ローラ 35a 搬送ローラコンベア 35b 搬送ローラコンベア 36 ガイドパイプ 37 コンテナストッパー 50 搬入リフター部 51 搬入台 51a ホイールコンベア 52 リフト 56 送り出しローラ 80 搬出リフター部 81 搬出台 81a ホイールコンベア 82 リフト 86 取り込みローラ 100 ホースコンテナ 120 コンテナ運搬台車 121 ローラコンベア

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消防用ホースを収納したコンテナを収容
    する複数の棚部を備える収容ラック部と、前記収容ラッ
    ク部の一方側に設けられ各棚部まで前記コンテナを載せ
    て昇降するリフトによって前記各棚部に前記コンテナを
    送り出す搬入リフター部と、前記収容ラック部の他方側
    に設けられ前記収容ラック部の各棚部まで前記コンテナ
    を載せて昇降するリフトによって前記各棚部から前記コ
    ンテナを取り出す搬出リフター部と、前記搬入リフター
    部まで前記コンテナを運搬し又前記搬出リフター部から
    前記コンテナを運び出すコンテナ運搬台車を備え、 前記収容ラック部の前記各棚部は、前記搬入リフター部
    側を前記搬出リフター側より高くすることにより傾斜さ
    せて設け、かつ前記コンテナを自重によって搬送するた
    めの搬送ローラを設け、 前記搬入リフター部のリフトに、載せた前記コンテナを
    前記棚部に送り出す送り出しローラを設け、 前記搬出リフター部のリフトに、前記棚部から前記コン
    テナを取り込む取り込みローラを設け、複数の前記棚部
    のうち、最下段の前記棚部を、前記搬出リフター部側を前
    記搬入リフター側より高くすることにより傾斜させて設
    け、かつ前記コンテナを自重によって前記搬入リフター
    側へ搬送するための搬送ローラを設けたことを特徴とす
    るオートラック装置。
  2. 【請求項2】 前記棚部の前記搬出リフター部側に、前
    記コンテナを前記搬出リフター部に送り出す搬出ローラ
    を設け、かつ一定の速度で回転することにより自重によ
    って搬送する前記コンテナを一定の速度に保つローラコ
    ンベアを設けたことを特徴とする請求項1に記載のオー
    トラック装置。
  3. 【請求項3】 前記搬入リフター部の前記送り出しロー
    ラは、前記搬入リフター部が指定の前記棚部に位置する
    ことにより自動的に回転し、かつ前記搬出リフター部の
    前記取り込みローラは、前記搬出リフター部が指定の前
    記棚部に位置することにより自動的に回転することを特
    徴とする請求項1に記載のオートラック装置。
  4. 【請求項4】 前記コンテナ運搬台車に、前記コンテナ
    を搬送させるローラを設け、かつ前記搬入リフター部
    に、前記コンテナ運搬台車から前記コンテナを搬入する
    ための搬入ローラを備える搬入台を設け、前記搬出リフ
    ター部に、前記コンテナ運搬台車に前記コンテナを搬出
    するための搬出ローラを備える搬出台を設けたことを特
    徴とする請求項1に記載のオートラック装置。
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