JP2008018490A - ホールソー - Google Patents

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Motoo Tanaka
基夫 田中
Kozo Morishige
浩三 森重
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Abstract

【課題】サドル継手、サービスチー継手、バイパス管用サドル継手などサドル部を備えた電気融着継手をポリエチレン管に電気融着後、継手の主幹部を通してポリエチレン管に穿孔するのに用いるホールソーにおいて、穿孔作業が低トルクで行えるようにする。
【解決手段】ホールソーの下部外周には、刃先1aを除いて周溝となる凹溝2が円周方向に形成され、刃先1aと凹溝底下部にはポリエチレンワックス3がコートされ、ポリエチレン管穿孔時には刃先のみがポリエチレン管と接触して接触面積を少なくし、かつポリエチレンワックスのコートにより摩擦係数を小さくして摩擦抵抗を軽減する。
【選択図】図1

Description

本発明は、プラスチック管を用いた上下水道管やガス管等の配管工事において、枝管を接続するために用いるサドル継手やサービスチー継手、或いはバイパス管を取付ける際に使用するバイパス管用サドル継手などサドル部を供えた継手をプラスチック管に熱融着又は電気融着後、継手の主幹部を通してプラスチック管に穿孔するのに用いるホールソーに関する。
上下水道管やガス管等として近年、プラスチック管が多用されるようになり、管を接続するための継手についても、管の接続面をバーナであぶったり、継手の管との接触面にヒータを当てて熱溶融したのちプラスチック管と熱融着する方法以外に近年では、管との接触面に電熱線を埋設し、電熱線への通電により電熱線を発熱させて管との融着を行う電気融着継手が多用されるようになってきている。
枝管を接続するために用いるサドル継手やサービスチー継手、バイパス管を取付ける際に用いるバイパス管用継手についてもそうである。こうした継手は、通常、プラスチック管に熱融着又は電気融着後、継手の主幹部を通してプラスチック管に孔穿けが行われる。具体的にはサドル継手の場合、プラスチック管にサドル継手を融着後、主幹部を通してホールソーを備えた穿孔工具によりプラスチック管への孔穿けを行い、またサービスチー継手やバイパス管用サドル継手の場合、主幹部に組み込んで装着したホールソーをトルクレンチ等の工具を用いて回動操作することによりプラスチック管への孔穿けを行っていた。
この種ホールソーの一例が下記特許文献1に開示されている。
特開2002−71078号
ホールソーによるプラスチック管への穿孔作業は通常、動力によることなく手作業によって行っているが、手作業で行う場合はもちろん、動力によって行う場合でも穿孔作業は、極力低トルクで行えるようにすることが望まれる。
本発明は、この観点からなされたもので、穿孔作業が低トルクで行えるようなホールソーを提供することを目的とする。
本発明は、サドル部と該サドル部より突設される主幹部を備えた継手をサドル部でプラスチック管に熱融着又は電気融着後、前記主幹部を通してプラスチック管に穿孔する際に用いるホールソーであって、プラスチック管への穿孔時にプラスチック管との接触面積を少なくするため刃先を除く外周面に凹溝を1ないし複数箇所設けたことを特徴とする。
本発明の凹溝は、周方向の全長にわたり周溝として設けられていてもよいし、周方向に適当間隔で複数箇所に設けられていてもよく、またホールソーの軸方向にも一ないし複数箇所設けてもよい。すなわち凹溝が例えば周溝である場合、軸方向に一ないし適当間隔で複数条形成される。
刃先を含むプラスチック管と接触する外周面をホールソーより剥がれにくいか、剥がれてプラスチック管に付着したとしても、継手との融着に支障を生じないワックスでコーティングすることが好ましい。このワックスとしては、好ましくはポリオレフィン系のワックス、より好ましくはプラスチック管と同じ材質のワックスが用いられる。例えば上下水道管やガス管として多く用いられるポリエチレン管に対してはポリエチレンワックスが用いられる。
本発明によると、プラスチック管への穿孔時には凹溝によってプラスチック管とホールソーの接触面積を少なくできるため摩擦抵抗も少なくなり、穿孔時のトルクが低減される。
図1は、サドル部とサドル部より突設される主管部を備えたサービスチー継手やバイパス管用の継手において、前記主管部に組み込んで装着されるポリエチレン管穿孔用のホールソー1について示すものであり、図2は図1のイ部で示す刃先1aの詳細を示すもので、ホールソー1は上部に図示しないトルクレンチが嵌合する六角断面の嵌合部1bを有し、上側部外周には継手の主幹部に捩じ込まれるネジ1cが刻設されている。そして下部外周には、刃先1aを除いて周溝となる凹溝2が円周方向に形成されている。
本実施形態のホールソーによると、ポリエチレン管穿孔時には、刃先のみがポリエチレン管と接触し、他は接触しないためポリエチレン管との接触面積が少なくなるので、ホールソーと樹脂穿孔部との摩擦が小さくなり、したがって小さなトルクで穿孔作業ができる。
さらに好ましい実施形態として、このホールソーの刃先1aと凹溝底下部にはポリエチレンワックス3がコートされる。ポリエチレンワックスのコートにより摩擦係数が少なくなって摩擦抵抗が軽減され、穿孔作業を低トルクで行うことができること、ポリエチレンワックスは、グリスに比べ剥がれにくく、手に触れても付着しにくいうえ、ポリエチレン管にも付着しにくく、また付着したとしてもポリエチレン管と同材質であるから、融着不良を生じることもない。
図4は、別の実施形態のホールソー7について示すもので、図1に示すホールソー1と異なる点は、凹溝8をネジ1cに達するまで軸方向に長くして溝幅を幅広にしたことである。
図5は更に別の実施形態のホールソーの要部構造を示すもので、図1及び図2に示すホールソー1と異なる点は、凹溝10を軸方向に適当間をおいて複数条(図示する例では2条)形成したことである。
本実施形態のホールソーによると、穿孔時にはポリエチレン管に複数箇所で接触しうるため、穿孔時のホールソーの刃先がブレにくく、穿孔作業中のホールソーの動きが安定する。
サービスチー電気融着継手を呼び径200(外径216mm、肉厚13mm)のポリエチレン管に電気融着後、継手の主幹部に組み込んだ図1に示す直径44mmのホールソー1を用いてポリエチレン官への穿孔試験を行ったところ、穿孔トルクは70N・mであった。
実施例1と同じサービスチー電気融着継手、ポリエチレン管、ホールソーを用い、該ホールソーの先端部近傍にポリエチレンワックスとして三井化学株式会社製のポリエチレンワックス(銘柄名HW100P)を用いてコート(膜厚0.06mm)してポリエチレン管への穿孔試験を行ったところ、穿孔トルクは54N・mであった。
比較例
凹溝2を有さず、ポリエチレンワックスをコートしない点で実施例1のホールソー1と異にした図3に示す従来のホールソー5を用いて上記と同じポリエチレン管に対し、実施例1と同じように条件で穿孔を行ったところ、穿孔トルクは89N・m以上であった 。
ポリエチレン製のガス管に対し、実施例1および2のように穿孔したホールソー1を一旦継手の主幹部上部に引上げたのち、再度当該ホールソー1をトルクレンチにより捩込んで穿孔を閉塞した。ついで穿孔からのガス洩れの有無を確認する気密試験を行ったところ、図3に示す従来のホールソー5を用いて前記と同様の方法で穿孔したのち、同様の気密試験を行った場合に比べ、ガス洩れの洩れ量は同程度で差異はなかった。
本発明のホールソーは、サドル継手、サービスチー継手、バイパス管用サドル継手など熱融着用及び電気融着用を問わず、サドル部を備えた全ての継手に使用可能である。
本発明に係わるホールソーの断面図。 図1のイ部の詳細を示す断面図。 ホールソーの従来例を示す断面図。 本発明に係わるホールソーの別の態様を示す断面図。 本発明に係わるホールソーの更に別の態様を示す断面図。
符号の説明
1、5、7・・ホールソー
1a・・刃先
1b・・嵌合部
1e・・ネジ
2、8、10・・凹溝
3・・ポリエチレンワックス

Claims (1)

  1. サドル部と該サドル部より突設される主幹部を備えた継手をサドル部でプラスチック管に熱融着又は電気融着後、前記主幹部を通してプラスチック管に穿孔する際に用いるホールソーであって、プラスチック管への穿孔時にプラスチック管との接触面積を少なくするため刃先を除く外周面に凹溝を1ないし複数箇所設けたことを特徴とするホールソー。
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