JP2008017784A - 種実粉末およびその製造法 - Google Patents

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Abstract

【課題】油脂分を多く含む種実の粉末を、風味の劣化や有用成分の熱変性が少なく、簡略な製造工程で得ることができる種実粉末の製造法を提供する。
【解決手段】本発明に係る種実粉末の製造法は、デンプン類、加工デンプン類、デンプン分解物、難消化性デキストリンからなるデンプン群から選択される少なくとも1種と、種実とを混合して混合物を得る混合工程と、当該混合物を乾式粉砕機で粉砕して種実の粉末を得る粉砕工程と、を含むことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、種実粉末およびその製造法に係り、さらに詳細には、油脂分を多く含む種実を乾式粉砕機を用いて粉末化した種実粉末およびその製造法に関する。
一般に、胡麻や落花生、大豆等の植物の種実は、搾油原料として広く使用されている。また、胡麻や大豆は、ペースト状または豆乳とすることで胡麻豆腐や豆腐の原料としても使用されている。
近年、胡麻や大豆には、良質の油脂や蛋白質だけではなく、セサミンや大豆イソフラボン等の有用成分が含まれていることがわかり、前記したような一般食品の原料としてのみならず、健康食品の素材としても使用されるようになっている。
このような種実を粉末化することは、例えば、ペースト状の製品が持つ運搬・流通に際しての容器等の制約の問題を解決することができるとともに、種実を、健康食品に配合したり、多様な食品形態に加工したりするのに際しては、計量や取り扱いの容易さ等の点から何かと好都合である。
そこで、例えば、特許文献1では、種子ペーストとデンプンとを水分の添加下に撹拌、混練すると共にそれによって種子ペースト中の油脂分を水分中に微粒子乳化させ且つ該水分をデンプンに吸収させて種子デンプンペーストを形成し、これを粉粒体状に乾燥、固化させた種子加工食品が開示されている。
また、特許文献2では、粉末の低吸湿性を確保して、さらさらした状態が長時間保持できるように、あらかじめロール粉砕機で10〜40メッシュの粒度に粉砕した胡麻粉砕粉末を、ポリグリセリン脂肪酸エステルでコーティングする製菓用粉末材料の製造法が開示されている。
特開2003−116492号公報(段落0012) 特開2004−49155号公報(段落0005〜0009)
しかしながら、胡麻や落花生、大豆等の油脂分を多く含む種実を乾式粉砕機で粉砕する場合、粉砕物の粒度の微細化に伴い、種実に含まれる油脂分が溶出して粉砕物同士がまとまってしまい、塊が発生することがある。また、粉砕中に熱が発生して風味の劣化や有用成分の熱変性を引き起こすことがある。
特許文献1に記載された方法では、種子をペースト状にすることにより粒度を細かくすることができるとともに、デンプンを添加することにより油浮きを防止することができる。しかし、種子デンプンペーストを粉粒体状にするために乾燥工程が必要となるので、風味の劣化や有用成分の熱変性を引き起こすおそれがある。また、特許文献1に記載された方法では、撹拌、混練、乾燥、固化といった工程を経るので製造工程が複雑である。
また、特許文献2に記載された製造法では、油脂分の溶出はあまり見られないが、ロール粉砕機では、粒度をあまり細かくすることができない。さらに、粉末をポリグリセリン脂肪酸エステルでコートする工程が必要となるので製造工程が複雑である。
そこで、本発明は、油脂分を多く含む種実の粉末を、風味の劣化や有用成分の熱変性が少なく、簡略な製造工程で得ることができる種実粉末の製造法および当該製造法によって製造された種実粉末を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る種実粉末の製造法は、デンプン類、加工デンプン類、デンプン分解物、難消化性デキストリンからなるデンプン群から選択される少なくとも1種と、種実とを混合して混合物を得る混合工程と、当該混合物を乾式粉砕機で粉砕して種実の粉末を得る粉砕工程と、を含むことを特徴とする。
このような種実粉末の製造法は、デンプン群が、種実粉砕時に溶出する油脂分を吸収するので、簡略な製造工程(混合工程と粉砕工程)で油脂分を多く含む種実の粉末を得ることができる。
また、本発明に係る種実粉末の製造法は、種実が、胡麻、落花生、大豆、アーモンド、綿実、菜種種子、カカオ豆、コーヒー豆、クルミ、ヒマワリ種子からなる群から選択される少なくとも1種を含むものであることを特徴とする。
このような種実粉末の製造法は、一般食品の原料をはじめ、健康食品の素材としても好ましく使用することができる種実粉末を得ることができる。
また、本発明に係る種実粉末の製造法は、デンプン群が、オクテニルコハク酸デンプンであることを特徴とする。
このような種実粉末の製造法は、種実粉砕時に見られる油浮き、および、それによって発生する塊状やペースト状になった粉末が粉砕機の内壁へ付着することを抑えることができる。
また、本発明に係る種実粉末の製造法は、デンプン群が、多孔質デキストリンであることを特徴とする。
このような種実粉末の製造法は、種実粉砕時に見られる油浮き、および、それによって発生する塊状やペースト状になった粉末が粉砕機の内壁へ付着することを抑えることができる。
また、本発明に係る種実粉末の製造法は、デンプン群が、米デンプンおよび/または加工した米デンプンであることを特徴とする。
このような種実粉末の製造法は、口当たりがスムーズで、デンプン自体の味が殆どない種実粉末を製造することができる。
また、本発明に係る種実粉末の製造法は、デンプン群の添加量が、種実100重量部に対して、50〜400重量部であることを特徴とする。
このような種実粉末の製造法は、十分な添加量のデンプン群が、溶出した種実の油脂分を吸収するので、製造中に油浮きが発生することがなく、粉末が塊状やペースト状になったり、流動性が低下したりすることがないため、歩留まりおよび作業性を良好にすることができる。
また、本発明に係る種実粉末の製造法において使用される乾式粉砕機は、回転軸に取り付けられ、投入側ケーシングおよび吐出側ケーシング内で相対向して回転する投入側回転翼と吐出側回転翼との間に形成した粉砕室へ投入口から被粉砕物を導入し、この被粉砕物の相互の摩擦により粉砕された粉砕品を吐出口から回収することを特徴とする。
このような種実粉末の製造法は、被粉砕物同士が相互の摩り合い摩擦により粉砕され、粉砕品のケーシング内における滞留時間が短いため、風味の劣化や有用成分の熱変性を少なくすることができる。
また、本発明に係る種実粉末の製造法は、前記した乾式粉砕機の投入側ケーシング、吐出側ケーシングおよび粉砕室の外側に冷却用のジャケットが設けられ、冷却しながら粉砕作業を行うことを特徴とする。
このような種実粉末の製造法は、吐出側ケーシング、投入側ケーシングおよび粉砕室を冷却しながら粉砕作業を行うため、風味の劣化や有用成分の熱変性を少なくすることができる。
また、本発明に係る種実粉末は、前記した種実粉末の製造法によって製造されたことを特徴とする。
このような種実粉末は、風味の劣化や有用成分の熱変性が少なく、低コストで製造することができるので、一般食品の原料をはじめ、健康食品の素材としても広く利用することができる。
本発明によれば、油脂分を多く含む種実の粉末を、風味の劣化や有用成分の熱変性が少なく、簡略な製造工程で得ることができる。これにより、例えば、ペースト状の種実にデンプン等を加えてから乾燥する粉末化法に比べて、簡略な製造工程(混合工程と粉砕工程)で粉末化することができるので製造コストが下がり、一般食品への加工や添加をはじめ、健康食品等の素材としても広く利用することが可能となる。
以下に、本発明の一実施形態について適宜図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る種実粉末の製造法を示す工程図である。
本実施形態に係る種実粉末の製造法は、図1に示すように、混合工程P1と、粉砕工程P2とからなる。以下、各工程について説明する。
<混合工程P1>
混合工程P1(図1参照)は、種実100重量部(乾物換算)と、デンプン群(デンプン類、加工デンプン類、デンプン分解物、難消化性デキストリンから選択される少なくとも1種)50〜400重量部(乾物換算)とを混合して混合物を得る工程である。
なお、種実は、そのままデンプン群と混合してもよいし、あらかじめ粗粉砕してからデンプン群と混合してもよい。また、混合工程P1における混合は、乾式粉砕機外で種実(粗粉砕物を含む)とデンプン群とをあらかじめ混合することとしてもよいし、乾式粉砕機に種実(粗粉砕物を含む)とデンプン群とを定量的に直接投入して乾式粉砕機内で混合することとしてもよい。
本発明で使用される種実は、一般に油脂分を多く含む種実であれば、どれでも使用することができる。具体例としては、例えば、胡麻、落花生、大豆、アーモンド、綿実、菜種種子、カカオ豆、コーヒー豆、クルミ、ヒマワリ種子等が挙げられる。
なお、本発明で使用される「種実」には、生の状態の種実の他に、種実の一部、種実(全部または一部)の処理物も含まれる。種実の一部としては、例えば、脱皮した種実、種皮等が挙げられる。具体的には、脱皮した胡麻、脱皮したクルミ等である。また、処理物としては、種実(全部または一部)に何らかの処理を加えたものであれば特に限定されないが、例えば、粗粉砕物、乾燥物、焙煎物、抽出後の固形分等が挙げられる。具体的には、乾燥胡麻、煎りコーヒー豆、大豆の粗粉砕物等である。
本発明で使用されるデンプン群は、デンプン類、加工デンプン類、デンプン分解物、難消化性デキストリンからなる群から選択される少なくとも1種を含むものである。
デンプン群は、種実粉砕時に溶出する油脂分を吸収することで、粉砕物同士がまとまらないようにする役割を果たす。
デンプン類としては、一般に食品で広く用いられているデンプンであれば、どれでも使用することができる。具体例としては、例えば、タピオカデンプン、小麦デンプン、米デンプン、トウモロコシデンプン、馬鈴薯デンプン、甘藷デンプン、サゴデンプン、もち米デンプン、ワキシートウモロコシデンプン、ワキシー馬鈴薯デンプン等が挙げられる。
また、加工デンプン類とは、前記デンプン類を原料として、例えば、酸化処理、架橋処理、エーテル化処理、エステル化処理、湿熱処理、油脂加工処理、α化処理等の処理を1種以上行ったものをいう。
また、デンプン分解物とは、前記デンプン類または加工デンプン類を、例えば、酸や酵素等で処理して低分子化したものをいう。
また、難消化性デキストリンとは、例えば、酸焙焼処理等により生成された難消化部を含有するデンプン類の加水分解物、または、前記難消化部だけを分離・精製したデキストリンをいう。
以上のデンプン群のうち、乳化性を有するオクテニルコハク酸デンプン、例えば、松谷化学工業株式会社製のエマルスターや、油脂吸着能の高い多孔質性を有するデキストリン(多孔質デキストリン)、例えば、松谷化学工業株式会社製のパインフロー等は、種実粉砕時に見られる油浮き、および、それによって発生する塊状やペースト状になった粉末が粉砕機の内壁へ付着することを抑えることができるため好ましく使用することができる。
また、米デンプンや加工した米デンプンは、粒径が他のデンプン類に比べて小さいので、口当たりがスムーズであり、デンプン自体の味が殆どないため好ましく使用することができる。
また、難消化性デキストリン、例えば、松谷化学工業株式会社製のファイバーソル2は、一般のデキストリンに比べて甘さが控えめで、種実が持つ雑味感を抑制することができるため好ましく使用することができる。
また、デンプン分解物、例えば、デキストリンは、一般食品に広く使用される原料であり、汎用性等の点から好ましく使用することができる。
以上のようなデンプン群の添加量は、種実100重量部(乾物換算)当たり、50重量部(乾物換算)以上が好ましく、70重量部(乾物換算)以上がより好ましい。30重量部(乾物換算)以下では、デンプン群が、溶出した種実の油脂分を十分に吸収することができないので、製造中に油浮きが見られたり、粉末が塊状やペースト状になったり、流動性が低下して歩留まりおよび作業性が低下するといった問題が発生することがある。また、デンプン群の添加量が多すぎることによる作業性については特に問題は発生しないが、多く添加しすぎることはコスト面等の点から実用的ではないため、おおむね400重量部(乾物換算)以下が好ましい。
<粉砕工程P2>
粉砕工程P2(図1参照)は、混合工程P1で得られた混合物を、乾式粉砕機で粉砕して種実の粉末を得る工程である。
なお、前記混合工程P1と粉砕工程P2とは同時に行うこととしてもよい。すなわち、運転中の乾式粉砕機に、種実とデンプン群とを定量的に直接投入して混合・粉砕を行うこととしてもよい。
本発明で使用される乾式粉砕機としては、一般に使われる乾式粉砕機を使用することができるが、加工時の温度が著しく上昇しない乾式粉砕機が、熱による粉砕物の風味の劣化や有用成分の熱変性を少なくするという点で好ましく、特に、加工時の温度がおおよそ40℃以下の乾式粉砕機であればより好ましい。
以上のような乾式粉砕機のうち、本実施形態では、図2に示すような、特許第3451483号に開示されている株式会社パウダー・ノバ製の粉砕機「エコナミル(登録商標)」(粉砕機M)を使用する。以下、粉砕機Mの構成について適宜図面を参照して説明する。図2は、本発明の実施形態に係る種実粉末の製造法において使用される粉砕機の外観側面図である。図3は、本発明の実施形態に係る種実粉末の製造法において使用される粉砕機の拡大断面図であり、図4は、本発明の実施形態に係る種実粉末の製造法において使用される粉砕機のA−A断面図(a)およびB−B断面図(b)である。図5は、本発明の実施形態に係る種実粉末の製造法において使用される粉砕機の投入側回転翼(吐出側回転翼)の正面図である。
なお、粉砕機Mの本発明に関連しない構成および動作の概要については特許第3451483号に開示されているので省略する。
粉砕機Mは、図3に示すように、回転軸4,34に取り付けられ、投入側ケーシング14および吐出側ケーシング44の内部で相対向して回転する投入側回転翼18(図5参照)と吐出側回転翼48との間に形成した粉砕室68へ投入口27から被粉砕物を導入し、この被粉砕物の相互の摩擦により粉砕された粉砕品を吐出口57から回収する粉砕機であって、図4に示すように、投入口27における被粉砕物投入方向70(投入口27の中心線)が投入側回転翼18の回転中心に対して回転方向の順方向となる側にずれた位置に配置され、かつ、吐出口57における粉砕品吐出方向71(吐出口57の中心線)が吐出側回転翼48の回転中心に対して回転方向の順方向となる側にずれた位置に配置されている。
このような構成により、被粉砕物に投入側回転翼18の回転による吸い込み力が効果的に働き、被粉砕物の吸い込みがスムーズとなり、吸い込み速度が速くなるので、投入口27に投入した被粉砕物が速やかに粉砕室68に吸い込まれることになる。また、粉砕品に吐出側回転翼48の回転による吐出力が効果的に働き、粉砕品の回収がスムーズとなり、吐出速度が速くなるので、粉砕されて粉末化された製品が吐出口57から速やかに回収されることになる。これにより、粉砕品のケーシング内における滞留時間が短くなるため、風味の劣化や有用成分の熱変性を少なくすることができる。
また、粉砕機Mには、図3に示すように、投入側ケーシング14の外ケース15と内ケース16との間に冷却用のジャケット13が、吐出側ケーシング44の外ケース45と内ケース46との間に冷却用のジャケット43が、粉砕室68の外側に粉砕室68を取り囲むように冷却用のジャケット77がそれぞれ設けられている。このジャケット13,43,77に冷却気体または冷却液体等の冷却媒体を導入して、両ケーシング14,44や粉砕室68を冷却することにより、被粉砕物の風味の劣化や有用成分の熱変性を少なくすることができる。
さらに、粉砕機Mは、被粉砕物の吸引のコントロールが容易であるから、所望の粒度、例えば、50%粒径で数μm〜数十μmの粒度の粉砕品を得ることができる。また、粉砕機Mの加工時の温度は、おおよそ40℃以下である。
次に、粉砕機Mの動作の概要について適宜図面を参照して説明する。
モータ2(図2参照)を駆動すると、回転軸4を介して投入側回転翼18が、モータ2の側から見て反時計回りに回転する(図4(a)参照)。また、反対側のモータ(図示せず)を駆動すると、回転軸34を介して吐出側回転翼48が、モータ(図示せず)の側から見て反時計回りに回転する(図4(b)参照)。この時、投入側回転翼18と吐出側回転翼48は対面して互いに逆回転し、投入側回転翼18と吐出側回転翼48との間の粉砕室68に旋回気流が発生する。
この状態で、投入口27から混合工程P1で得られた混合物を投入すると、混合物は矢印70のように落下し、内ケース16の内部に入り、投入側回転翼18を通り抜けて粉砕室68に吸い込まれる。粉砕室68に導入された混合物は、相互の摩り合い摩擦により粉砕されて粉末化され、内ケース46を通過後、さらに円筒ガイド46aを通過し、粉末が吐出口57から吸引管(図示せず)を介して回収される。
また、粉砕作業中には、ジャケット13,43,77に、冷却のための冷却媒体を循環させることが望ましい。これにより、粉砕により発生した熱が、ジャケット13,43,77の内部を循環する冷却媒体に吸収されるので、製造される種実粉末の風味の劣化や有用成分の熱変性を最小限に抑えることができる。
以上のように、本発明に係る種実粉末の製造法によれば、種実に混合したデンプン群が、種実粉砕時に溶出する油脂分を吸収するので、簡略な製造工程、すなわち、種実とデンプン群とを混合して混合物を得る混合工程P1と、この混合物を乾式粉砕機で粉砕する粉砕工程P2とで、油脂分を多く含む種実の粉末を得ることができる。これにより、低コストで油脂分を多く含む種実の粉末を製造することができる。
また、特許第3451483号に開示されている株式会社パウダー・ノバ製の粉砕機「エコナミル(登録商標)」を使用することで、風味の劣化や有用成分の熱変性を最小限に抑えることができる。これにより、原料となる種実の全成分(有用成分を含む)をほとんどそのまま含んだ種実粉末を製造することができる。
本発明に係る種実粉末の製造法によって製造された種実粉末は、その粒径(50%粒径)が数μm〜数十μmであり、さらに、ふるい処理を行うことで粒径範囲をより絞ることができる。
このような種実粉末は、風味の劣化や有用成分の熱変性が少なく、低コストで製造されるので、例えば、胡麻の粉末は胡麻豆腐の原料に、大豆の粉末は豆腐の原料に、カカオ豆の粉末はドリンクチョコレートの原料に、といったように一般食品の原料をはじめ、健康食品等の素材としても広く利用することができる。
なお、本発明の実施形態は、これらに限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。例えば、本発明で使用するデンプン群として、乳化性デンプンを使用した場合には、粉末油脂を製造することができる。すなわち、一般に粉末油脂は、水存在下で油脂分を乳化剤により一度乳化し、この乳化溶液をスプレー乾燥等により乾燥することで粉末化されているが、本発明によれば、混合工程および乾式の粉砕工程のみで粉末油脂を製造することができる。
また、株式会社パウダー・ノバ製の粉砕機「エコナミル(登録商標)」を使用することで、粉砕中の発熱による影響を最小限に抑えることができるため、例えば、ビタミン類、酵素類、色素類、香料類、ミネラル類、アミノ酸・蛋白質類等、様々な成分を粉砕工程中で添加して、これらの成分を含有する種実粉末を製造することができる。
また、本実施形態では、食品産業を中心に説明してきたが、本発明は、食品産業以外の産業、例えば、飼料産業や化粧品産業等においても適用することができる。
以下に、本発明の実施例を具体的に説明する。以下の具体例では、乾式粉砕機として、株式会社パウダー・ノバ製の粉砕機「エコナミル(登録商標)」を使用した。各回転翼の回転数は、投入側回転翼を5400rpm、吐出側回転翼を3000rpmとした。この時の粉砕物(粉末)の粒径(50%粒径)は数μm〜数十μmとなる。
なお、本発明の特許請求の範囲を満足するものを実施例1〜10、本発明の特許請求の範囲を満足しないものを比較例1〜8とした。
脱皮した胡麻(水分0.9%)と、オクテニルコハク酸デンプン(エマルスター30A(水分5%)、松谷化学工業株式会社製)とを、表1に示す重量部でそれぞれ混合して混合物を得、この混合物を株式会社パウダー・ノバ製の粉砕機「エコナミル(登録商標)」を用いて粉砕した。なお、粉砕中の品温は40℃以下であった。
Figure 2008017784
表1の実施例1は、脱皮した胡麻100重量部と、オクテニルコハク酸デンプン100重量部とを混合して粉砕したものである。この実施例1の粉砕物は、粉砕機の内壁への付着が殆どなく粉末化が良好であった。また、実施例1の粉砕物(粉末)約1gを水100mLに投入して攪拌すると、全体に白乳的になり、油分離が目立たない良好な乳化物が得られた。
表1の実施例2は、脱皮した胡麻100重量部と、オクテニルコハク酸デンプン200重量部とを混合して粉砕したものである。この実施例2の粉砕物も、実施例1の粉砕物と同様に、粉砕機の内壁への付着が殆どなく粉末化が良好であった。
表1の比較例1は、脱皮した胡麻100重量部と、オクテニルコハク酸デンプン20重量部とを混合して粉砕したものである。この比較例1の粉砕物では、オクテニルコハク酸デンプンの添加量が少なく、溶出した胡麻の油脂分を吸収することができないので、粉砕機の内壁への付着や油浮きがかなり見られた。
表1の比較例2は、脱皮した胡麻100重量部と、オクテニルコハク酸デンプン50重量部とを混合して粉砕したものである。この比較例2の粉砕物では、オクテニルコハク酸デンプンの添加量が十分でなく、溶出した胡麻の油脂分を十分に吸収することができないので、粉砕機の内壁への付着や油浮きがわずかに見られ、粉砕物に塊状のものがわずかに見られた。
なお、脱皮した胡麻のみを、株式会社パウダー・ノバ製の粉砕機「エコナミル(登録商標)」を用いて粉砕したところ、粉砕中に胡麻の油脂分が溶出してきて粉砕物がペースト状になった。
次に、脱皮した胡麻(水分0.9%)と、多孔質デキストリン(パインフロー(水分3%)、松谷化学工業株式会社製)とを、表2に示す重量部でそれぞれ混合して混合物を得、この混合物を株式会社パウダー・ノバ製の粉砕機「エコナミル(登録商標)」を用いて粉砕した。なお、粉砕中の品温は40℃以下であった。
Figure 2008017784
表2の実施例3は、脱皮した胡麻100重量部と、多孔質デキストリン100重量部とを混合して粉砕したものである。この実施例3の粉砕物は、粉砕機の内壁への付着が殆どなく粉末化が良好であった。
表2の実施例4は、脱皮した胡麻100重量部と、多孔質デキストリン200重量部とを混合して粉砕したものである。この実施例4の粉砕物も、実施例3の粉砕物と同様に、粉砕機の内壁への付着が殆どなく粉末化が良好であった。
表2の比較例3は、脱皮した胡麻100重量部と、多孔質デキストリン20重量部とを混合して粉砕したものである。この比較例3の粉砕物では、多孔質デキストリンの添加量が少なく、溶出した胡麻の油脂分を吸収することができないので、粉砕機の内壁への付着や油浮きがかなり見られた。
表2の比較例4は、脱皮した胡麻100重量部と、多孔質デキストリン50重量部とを混合して粉砕したものである。この比較例4の粉砕物では、多孔質デキストリンの添加量が十分でなく、溶出した胡麻の油脂分を十分に吸収することができないので、粉砕機の内壁への付着や油浮きがわずかに見られ、粉砕物に塊状のものがわずかに見られた。
次に、乾燥胡麻(皮付き、水分4.6%)と、加工した米デンプン(リン酸架橋米デンプン(水分12%)、松谷化学工業株式会社製)とを、表3に示す重量部でそれぞれ混合して混合物を得、この混合物を株式会社パウダー・ノバ製の粉砕機「エコナミル(登録商標)」を用いて粉砕した。なお、粉砕中の品温は40℃以下であった。
Figure 2008017784
表3の実施例5は、乾燥胡麻100重量部と、加工した米デンプン100重量部とを混合して粉砕したものである。この実施例5の粉砕物は、粉砕機の内壁への付着が殆どなく粉末化が良好であった。また、胡麻の風味も良好で、舐めたときの舌触りがスムーズであった。
表3の実施例6は、乾燥胡麻100重量部と、加工した米デンプン200重量部とを混合して粉砕したものである。この実施例6の粉砕物も、実施例5の粉砕物と同様に、粉砕機の内壁への付着が殆どなく粉末化が良好であった。また、胡麻の風味も良好で、舐めたときの舌触りがスムーズであった。
なお、乾燥胡麻のみを、株式会社パウダー・ノバ製の粉砕機「エコナミル(登録商標)」を用いて粉砕したところ、粉砕中に油脂分が溶出してきて粉砕物がペースト状になった。
次に、大豆(皮付き、水分12.1%)と、難消化性デキストリン(水分5%、松谷化学工業株式会社製)と、加工した米デンプン(リン酸架橋米デンプン(水分12%)、松谷化学工業株式会社製)とを混合して混合物を得、この混合物を株式会社パウダー・ノバ製の粉砕機「エコナミル(登録商標)」を用いて粉砕した。なお、粉砕中の品温は40℃以下であった。
Figure 2008017784
表4の比較例5は、大豆(100重量部)のみを粉砕したものである。この比較例5の粉砕物は、粉砕機の内壁への付着が殆どなく粉末化が良好であった。しかし、大豆特有の青臭さはそのまま残っていた。
表4の実施例7は、大豆100重量部と、難消化性デキストリン20重量部と、加工した米デンプン30重量部とを混合して粉砕したものである。この実施例7の粉砕物も、粉砕機の内壁への付着が殆どなく粉末化が良好であった。さらに、この粉砕物は、さらさら感をもった扱い易い粉末であった。また、実施例7では大豆特有の青臭さを低減することができた。これは、難消化性デキストリンが、大豆の粉砕物の表面をマスキングしたためと考えられる。
次に、煎りコーヒー豆(皮付き、水分3%)と、加工した米デンプン(リン酸架橋米デンプン(水分12%)、松谷化学工業株式会社製)とを、表5に示す重量部でそれぞれ混合して混合物を得、この混合物を株式会社パウダー・ノバ製の粉砕機「エコナミル(登録商標)」を用いて粉砕した。なお、粉砕中の品温は40℃以下であった。
Figure 2008017784
表5の比較例6は、煎りコーヒー豆(100重量部)のみを粉砕したものである。この比較例6の粉砕物は、粉砕中にコーヒー豆の油脂分が溶出してきてペースト状になり、粉末にすることはできなかった。
表5の実施例8は、煎りコーヒー豆100重量部と、加工した米デンプン100重量部とを混合して粉砕したものである。この実施例8の粉砕物は、粉砕機の内壁への付着が殆どなく粉末化が良好であった。さらに、この粉砕物は、さらさら感をもった扱い易い粉末であった。また、この粉砕物は、コーヒー特有の風味が良好であった。
次に、脱皮したクルミ(水分3%)と、加工した米デンプン(リン酸架橋米デンプン(水分12%)、松谷化学工業株式会社製)とを、表6に示す重量部でそれぞれ混合して混合物を得、この混合物を株式会社パウダー・ノバ製の粉砕機「エコナミル(登録商標)」を用いて粉砕した。なお、粉砕中の品温は40℃以下であった。
Figure 2008017784
表6の比較例7は、脱皮したクルミ(100重量部)のみを粉砕したものである。この比較例7の粉砕物は、粉砕中にクルミの油脂分が溶出してきてペースト状になり、粉末にすることはできなかった。
表6の実施例9は、脱皮したクルミ100重量部と、加工した米デンプン100重量部とを混合して粉砕したものである。この実施例9の粉砕物は、粉砕機の内壁への付着が殆どなく粉末化が良好であった。さらに、この粉砕物は、さらさら感をもった扱い易い粉末であった。
次に、脱皮したヒマワリ種子(水分3.5%)と、加工した米デンプン(リン酸架橋米デンプン(水分12%)、松谷化学工業株式会社製)とを、表7に示す重量部でそれぞれ混合して混合物を得、この混合物を株式会社パウダー・ノバ製の粉砕機「エコナミル(登録商標)」を用いて粉砕した。なお、粉砕中の品温は40℃以下であった。
Figure 2008017784
表7の比較例8は、脱皮したヒマワリ種子(100重量部)のみを粉砕したものである。この比較例8の粉砕物は、粉砕中にヒマワリ種子の油脂分が溶出してきてペースト状になり、粉末にすることはできなかった。
表7の実施例10は、脱皮したヒマワリ種子100重量部と、加工した米デンプン100重量部とを混合して粉砕したものである。この実施例10の粉砕物は、粉砕機の内壁への付着が殆どなく粉末化が良好であった。さらに、この粉砕物は、さらさら感をもった扱い易い粉末であった。
本発明の実施形態に係る種実粉末の製造法を示す工程図である。 本発明の実施形態に係る種実粉末の製造法において使用される粉砕機の外観側面図である。 本発明の実施形態に係る種実粉末の製造法において使用される粉砕機の拡大断面図である。 本発明の実施形態に係る種実粉末の製造法において使用される粉砕機のA−A断面図(a)およびB−B断面図(b)である。 本発明の実施形態に係る種実粉末の製造法において使用される粉砕機の投入側回転翼(吐出側回転翼)の正面図である。
符号の説明
4,34 回転軸
13,43,77 ジャケット
14 投入側ケーシング
18 投入側回転翼
27 投入口
44 吐出側ケーシング
48 吐出側回転翼
57 吐出口
68 粉砕室
M 粉砕機
P1 混合工程
P2 粉砕工程

Claims (9)

  1. デンプン類、加工デンプン類、デンプン分解物、難消化性デキストリンからなるデンプン群から選択される少なくとも1種と、種実とを混合して混合物を得る混合工程と、
    前記混合物を乾式粉砕機で粉砕して前記種実の粉末を得る粉砕工程と、を含むことを特徴とする種実粉末の製造法。
  2. 前記種実が、胡麻、落花生、大豆、アーモンド、綿実、菜種種子、カカオ豆、コーヒー豆、クルミ、ヒマワリ種子からなる群から選択される少なくとも1種を含むものであることを特徴とする請求項1に記載の種実粉末の製造法。
  3. 前記デンプン群が、オクテニルコハク酸デンプンであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の種実粉末の製造法。
  4. 前記デンプン群が、多孔質デキストリンであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の種実粉末の製造法。
  5. 前記デンプン群が、米デンプンおよび/または加工した米デンプンであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の種実粉末の製造法。
  6. 前記デンプン群の添加量が、前記種実100重量部に対して、50〜400重量部であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の種実粉末の製造法。
  7. 前記乾式粉砕機は、回転軸に取り付けられ、投入側ケーシングおよび吐出側ケーシング内で相対向して回転する投入側回転翼と吐出側回転翼との間に形成した粉砕室へ投入口から被粉砕物を導入し、この被粉砕物の相互の摩擦により粉砕された粉砕品を吐出口から回収することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の種実粉末の製造法。
  8. 前記投入側ケーシング、前記吐出側ケーシングおよび前記粉砕室の外側に冷却用のジャケットが設けられ、冷却しながら粉砕作業を行うことを特徴とする請求項7に記載の種実粉末の製造法。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の種実粉末の製造法によって製造されたことを特徴とする種実粉末。
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