JP2008014583A - 冷却庫 - Google Patents

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圭久 坂本
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Abstract

【課題】商品収納部と冷却ユニットとの間のシール部材の表面に結露する結露水が冷却ユニットの前面や側面から流れ落ちることのない冷却庫を提供する。
【解決手段】冷却ユニット10内に凝縮器14が設けられるとともに、凝縮器14は冷却用送風機15によって冷却ユニット10内に流入する空気によって冷却され、また、冷却ユニット10内に流入した空気は断熱室12と冷却ユニット本体11との隙間を介してシール部材10に向かって案内されることから、冷却ユニット10内に流入した空気が凝縮器14によって加熱されるとともに、凝縮器14によって加熱された空気がシール部材20に吹き付けられ、シール部材20の表面に結露している結露水が蒸発し、シール部材20の表面に結露する結露水が冷却ユニット10の前面や側面から流れ落ちることがない。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば透明ガラス板から形成された商品収納部を有し、商品収納部内に商品を陳列して冷却するための冷却庫や、自動販売機本体内に設けられ、商品収納部内に商品を収納して冷却するための冷却庫に関するものである。
従来、この種の冷却庫としては、複数の透明ガラス板から形成された矩形箱状の商品収納部と、商品収納部の下側に設けられた機械室と、機械室内に固定された冷却ユニットとを備え、商品収納部内の空気が冷却ユニット内に送られるとともに、冷却ユニット内で空気が冷却され、冷却された空気が商品収納部内に送られるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
ところで、前記冷却庫では、冷却ユニットが機械室内に固定されているので、冷却ユニットの修理や点検を行う場合は冷却ユニットを構成する蒸発器、凝縮器、送風機、圧縮機等の各構成部品をそれぞれ着脱する必要があり、各構成部品をそれぞれ着脱する分だけ冷却ユニットの修理や点検に手間がかかるという問題点があった。
そこで、他の冷却庫としては、図11に示すように、下端に開口部を有する矩形箱状の商品収納部100と、商品収納部100の下側に設けられた機械室110と、機械室110内に着脱自在に装着され、前記開口部を介して商品収納部100内の空気を冷却する冷却ユニット120と、商品収納部100の下端部と冷却ユニット120の上端部との間をシールするシール部材130とを備えたものが知られている。
特開2003−219937号公報
ところで、後者の冷却庫では、商品収納部の下端部及び冷却ユニットの上端部は断熱性を有する材料から形成されているが、シール部材130は商品収納部100の下端部等と比較して断熱性能の劣るゴム材料等から形成されているので、シール部材130の表面が結露しやすい。このため、冷却ユニット120を上端部が後方に向かって傾斜するように機械室110内に取付け、シール部材130の表面に生じた結露水が冷却ユニット120の上端部を後方に向かって流れ、結露水が冷却ユニット120の後端部から流れ落ちるようにしている。
しかしながら、冷却庫自体が水平に設置されていない場合は、結露水が冷却ユニット120の前面や側面から流れ落ち、また、冷却庫が水平に設置されている場合でも冷却ユニット120の上端部の汚れ等によって結露水が塞き止められると、結露水が冷却ユニット120の前面や側面から流れ落ち、流れ落ちた結露水が機械室110内の電気部品に付着するとともに、冷却庫の前面側の床面が結露水で汚れるという問題点があった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、商品収納部と冷却ユニットとの間のシール部材の表面に結露する結露水が冷却ユニットの前面や側面から流れ落ちることのない冷却庫を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、下端に開口部を有する商品収納部と、商品収納部の下側に配置され、前記開口部を介して商品収納部内の空気を冷却する冷却ユニットと、商品収納部の下端部と冷却ユニットの上端部との間をシールするシール部材とを備えた冷却庫において、前記冷却ユニット内に設けられた凝縮器と、冷却ユニットの外部から内部に空気を流入させ、その空気によって凝縮器を冷却可能な冷却用送風機と、冷却用送風機によって冷却ユニット内に流入した空気をシール部材に向かって案内する空気流路とを備えている。
これにより、冷却ユニット内には凝縮器が設けられるとともに、冷却用送風機によって冷却ユニット内に流入する空気によって凝縮器が冷却され、また、冷却ユニット内に流入した空気は空気流路によってシール部材に向かって案内されることから、冷却ユニット内に流入した空気が凝縮器によって加熱されるとともに、凝縮器によって加熱された空気が空気流路を通過してシール部材に吹き付けられ、シール部材の表面に結露している結露水が蒸発する。即ち、シール部材の表面に結露している結露水をシール部材から流れ落ちる前に蒸発させることができ、商品収納部と冷却ユニットとの間のシール部材の表面に結露する結露水が冷却ユニットの前面や側面から流れ落ちることがない。
また、本発明は、下端に開口部を有する商品収納部と、商品収納部の下側に配置され、前記開口部を介して商品収納部内の空気を冷却する冷却ユニットと、商品収納部の下端部と冷却ユニットの上端部との間をシールするシール部材とを備えた冷却庫において、前記シール部材に沿って延びるように形成され、シール部材から流れ落ちた結露水を所定位置に向かって流通させる溝部を設けている。
これにより、冷却ユニットにはシール部材に沿って延びる溝部が設けられ、溝部はシール部材から流れ落ちた結露水を所定位置に向かって流通させるようになっていることから、例えば溝部内に排水用の孔を設けるとともに排水用の孔を所定の排水場所に連通させることにより、商品収納部と冷却ユニットとの間のシール部材の表面に結露する結露水が冷却ユニットの前面や側面から流れ落ちることがない。
本発明によれば、商品収納部と冷却ユニットとの間のシール部材の表面に結露する結露水が冷却ユニットの前面や側面から流れ落ちることがないので、シール部材から流れ落ちた結露水が機械室内の電気部品に付着することや冷却庫の前面側の床面が結露水で汚れることがなく、修理や清掃の手間を低減する上で極めて有利である。
図1乃至図7は本発明の一実施形態を示すもので、図1は冷却庫の正面図、図2は機械室の前面扉を開放した状態を示す冷却庫の正面図、図3は冷却庫の要部側面断面図、図4は図3におけるA−A線断面図、図5は冷却ユニットを機械室内に配置する際の冷却庫の要部側面断面図、図6及び図7は冷却庫の要部側面断面図である。
この冷却庫は、下端に第1開口部1g及び第2開口部1hを有する矩形箱状の商品収納部1と、商品収納部1の下側に設けられた矩形箱状の機械室2と、機械室2内に着脱自在に取付けられる冷却ユニット10と、冷却ユニット10の上端部に設けられたシール部材20とを備えている。
商品収納部1は、板状ガラスから成る開閉可能な前面扉1aと、発砲ウレタン等の断熱材料から成る一対の側面板1bと、発砲ウレタン等の断熱材料から成る背面板1c、底面底1d及び天板とを有する。また、商品収納部1内には複数の棚板3が設けられ、各棚板3は互いに上下方向に間隔をおいて配置されている。また、各棚板3と背面板1cとの間には上下方向に延びる通風路1fが設けられ、通風路1fの下端は商品収納部1の底面板1dに設けられた第1開口部1gに連通し、通風路1fの上端は商品収納部1の上端側に開口している。また、商品収納部1の底面板1dには第2開口部1hが設けられ、第2開口部1hは第1開口部1gよりも商品収納部1の前面側に配置されている。即ち、商品収納部1内の各棚板3上に商品を陳列可能である。
機械室2は、板状部材から成る開閉可能な前面扉2aと、板状部材から成る一対の側面板2bと、板状部材から成る背面板2c、底面板2d及び天板2eとを有する。また、前面扉2aには複数の通風口2fが設けられている。天板2eは機械室2の前面側に配置されるとともに機械室2の幅方向に延びるように形成され、天板2eの下面には2つの係止部2gが設けられている。
冷却ユニット10は、矩形箱状の冷却ユニット本体11と、冷却ユニット本体11内に設けられた断熱室12、圧縮機13、凝縮器14及び冷却用送風機15と、断熱室12内に設けられた蒸発器16及び流通用送風機17とを有する。
冷却ユニット本体11は板状部材から成る前面板11a、一対の側面板11b、背面板11c及び底面板11dを有する。前面板11aは冷却ユニット本体11の上端側に配置されるとともに冷却ユニット本体11の幅方向に延びるように形成され、前面板11aの上端は後方に向かって屈曲している。また、前面板11aの前面には2つのフック18が固定されている。フック18は、前記係止部2gに上方から係止可能なリング状部材18aと、リング状部材18aを下方に向かって移動させる移動機構18bとを有する。前面板11aの下側には梁部材11eが設けられ、梁部材11eは冷却ユニット本体11の幅方向に延びるように形成されている。梁部材11eの背面には板状部材11fが固定され、板状部材11fは梁部材11eの背面から後方且つ斜め下方に向かって延びている。
断熱室12は発砲ウレタン等の断熱材料から形成され、上端が開口している。断熱室12の前面部12aは冷却ユニット本体11の前面板11a、梁部材11e及び板状部材11fに沿うように形成され、断熱室12の一対の側面部12bは冷却ユニット本体11の各側面板11bに沿うように形成されている。また、断熱室12の背面部12cは冷却ユニット本体11の背面板11cに沿うように形成されている。さらに、前面板11a、梁部材11e及び板状部材11fと前面部12aとの間には所定の隙間が設けられ、各側面板11bと各側面部12bとの間にはそれぞれ所定の隙間が設けられ、背面板11cと背面部12cとの間には所定の隙間が設けられている。一方、冷却ユニット10が機械室2内に取付けられると、断熱室12は商品収納部1の第1開口部1g及び第2開口部1hに連通する。
凝縮器14は圧縮機13で圧縮された高温高圧の冷媒を冷却するために設けられ、冷却ユニット本体11の梁部材11e及び板状部材11fの下側に配置されている。
冷却用送風機15は凝縮器14の背面側に配置され、周知のモータによって回転するようになっている。また、冷却用送風機15が回転すると、冷却ユニット10の外部の空気が凝縮器14を通過して冷却ユニット10内に流れ込むようになっている。
蒸発器16は断熱室12内に固定され、凝縮器14で冷却された冷媒を気化するようになっている。
流通用送風機17は蒸発器16の前面側に設けられ、周知のモータによって回転するようになっている。また、流通用送風機17が回転すると、商品収納部1内の空気が第2開口部1hを介して断熱室12内に流通し、断熱室12内の空気が第1開口部1gを介して商品収納部1の通風路1f内に流通するようになっている。
シール部材20はゴム材料から成り、断熱室12の上端面に全周に亘って設けられている。また、シール部材20は断熱室12の上端面には取付部材20aが固定され、シール部材20は取付部材20aを介して断熱室12の上端面に取付けられている。断熱室12の前面部12aの上端面には溝部12dが設けられ、溝部12dはシール部材20の前方に配置されるとともに、シール部材20に沿って断熱室12の幅方向に延びるように設けられている。また、溝部12dは前面部12aの上端面の一部を凹状に形成することにより設けられ、溝部12dの表面はワックスによって被覆されている。溝部12eにおける断熱室12の幅方向中央部には上下方向に延びる排水孔12eが設けられ、排水孔12eの下端には導水パイプ30の一端が固定されている。溝部12dは排水孔12eに向かって水が流れるように傾斜している。また、導水パイプ30の他端は冷却ユニット本体12内に設けられたドレンパン40の上方に配置されている。
以上のように構成された冷却庫において、冷却ユニット10を機械室2に取付ける場合は、機械室2の前面扉2aが開放された状態で、冷却ユニット10を機械室2内に配置する。また、冷却ユニット10が機械室2内に配置された状態で、各フック18のリング状部材18aを各係止部2gに係止させた後、各フック18のリング状部材18aを移動機構18bによって下方に向かって移動させる。これにより、冷却ユニット10の前端が機械室2の底面板2dからわずかに持ち上がり、シール部材20が商品収納部1の下端部に押付けられる。
また、流通用送風機17を回転させると、商品収納部1内の空気が第2開口部1hを介して断熱室12内に流通し、断熱室12内に流れ込んだ空気が蒸発器16によって冷却される。また、断熱室12内の冷却された空気が第1開口部1gを介して商品収納部1の通風路1f内に流通することから、蒸発器16によって冷却された空気が通風路1fを介して商品収納部1の上端側に送られる。これにより、商品収納部1内が冷却される。
ここで、商品収納部1の各側面板1b、背面板1c及び底面板1dは断熱材料から形成され、冷却ユニット10の断熱室12も断熱材料から形成されているが、ゴム材料から形成されているシール部材20は断熱性が劣るため、シール部材20の表面が結露する。
一方、冷却用送風機15を回転させると、冷却ユニット10の外部の空気が凝縮器14を通過して冷却ユニット10内に流れ込む。これにより、凝縮器14内の冷媒が冷却されるとともに、冷却ユニット10内に流れ込んだ空気が加熱される。また、冷却ユニット10内に流れ込んだ空気は冷却ユニット10内の隙間を通過して冷却ユニット10外に吐出される。
ここで、冷却ユニット本体11は板状部材から成る各側面板11b、背面板11c及び底面板11dを有し、また、凝縮器14は冷却ユニット本体11の前面側に設けられ、凝縮器14の上側には前面板11a、梁部材11e及び板状部材11fが設けられていることから、冷却ユニット10内に流れ込んだ空気は上方に向かって流れる。また、冷却ユニット本体11と断熱室12との間には所定の隙間が設けられているので、冷却ユニット10内の空気は例えば前面板11a、梁部材11e及び板状部材11fと断熱室12の前面部12aとの隙間を通って上方に向かって流れる。さらに、前面板11aの上端は後方に向かって屈曲しているので、前面部12aと前面板11aとの間を通過した空気が後方に向かって吐出される。前面板11aの後方にはシール部材20が配置されているので、吐出された空気がシール部材20の表面に吹き付けられ、シール部材20の表面に付着している結露水が蒸発する。
一方、断熱室12の各側面部12bと各側面板11bとの間にも所定の隙間が設けられ、背面部12cと背面板11cとの間にも所定の隙間が設けられているので、各側面部12b及び背面部12cの上端面に設けられたシール部材20の結露水も蒸発する。
また、断熱室12の前面部12aの上端面にはシール部材20に沿って延びるように溝部12dが設けられ、溝部12dは排水孔12eに向かって水が流れるように傾斜しているので、例えばシール部材20の表面に多量の結露水が付着し、この結露水が冷却ユニット10から吐出される空気によって完全に蒸発しない場合でも、シール部材20の表面の結露水は溝部12d内に流れ落ち、溝部12d内に流れ落ちた結露水は排水孔12eに向かって流通する。さらに、排水孔12eに流れ込んだ結露水は導水パイプ30を介してドレンパン40に流れ落ちる。
このように、本実施形態によれば、冷却ユニット10内に凝縮器14が設けられるとともに、冷却用送風機15によって冷却ユニット10内に流入する空気によって凝縮器14が冷却され、また、冷却ユニット10内に流入した空気は断熱室12と冷却ユニット本体11との隙間を介してシール部材20に向かって案内されることから、冷却ユニット10内に流入した空気が凝縮器14によって加熱されるとともに、凝縮器14によって加熱された空気がシール部材20に吹き付けられ、シール部材20の表面に結露している結露水が蒸発する。即ち、シール部材20の表面に付着している結露水をシール部材20から流れ落ちる前に蒸発させることができ、シール部材20の表面に結露する結露水が冷却ユニット10の前面や側面から流れ落ちることがない。従って、シール部材20から流れ落ちた結露水が機械室2内の電気部品に付着することや冷却庫の前面側の床面が結露水で汚れることがなく、修理や清掃の手間を低減する上で極めて有利である。
また、冷却ユニット10内に流れ込んだ空気が断熱室12の外面と冷却ユニット本体11との隙間を通過して冷却ユニット10から吐出され、前記隙間から吐出された空気がシール部材20に吹き付けられるようにしたので、冷却ユニット10内に流入した空気をシール部材20に向かって案内するための専用の部材を別途設ける必要がなく、製造コストの低減を図る上で極めて有利である。
また、断熱室12の前端部12aの上端面にはシール部材20に沿って延びる溝部12dが設けられ、溝部12dはシール部材20から流れ落ちた結露水を排水孔12eに向かって流通させることから、例えば排水孔12eに流れ込んだ結露水を所定の排水場所に流通させることにより、シール部材20の表面に結露する結露水が冷却ユニット10の前面や側面から流れ落ちることがない。従って、シール部材20から流れ落ちた結露水が機械室2内の電気部品に付着することや冷却庫の前面側の床面が結露水で汚れることがなく、修理や清掃の手間を低減する上で極めて有利である。
さらに、溝部12d内の結露水が排水孔12e及び導水パイプ30を介してドレンパン40に流通するようにしたので、溝部12d内の結露水の排水が円滑に行われ、溝部12d内の結露水があふれて冷却ユニット10の前面や側面から流れ落ちることを確実に防止することができる。
また、断熱室12の前端部12aの上端面の一部を凹状に形成することにより溝部12dを設けたので、溝部12dを設けるために別途専用の部品を用いる必要がなく、製造コストの低減を図る上で有利である。
尚、本実施形態では、断熱室12の前端部12aの上端面にのみ溝部12dを設けたものを示したが、断熱室12の各側面部12bの上端面及び背面部12cの上端面にも溝部を設けることができる。
尚、本実施形態では、断熱室12の前端部12aの上端面の一部を凹状に形成することにより溝部12dを設けたものを示したが、図8に示すように、シール部材20の下端側をシール部材20の幅方向外側に突出させ、その突出した部分によって溝部20bを形成することも可能である。即ち、溝部20bがシール部材と一体に形成されることから、溝部20bを設けるために別途専用の部品を用いる必要がなく、製造コストの低減を図る上で有利である。
また、図9に示すように、取付部材20aをシール部材20の幅方向外側に突出させ、その突出した部分によって溝部20cを形成することも可能である。即ち、溝部20cが取付部材20aと一体に形成されることから、溝部20cを設けるために別途専用の部品を用いる必要がなく、製造コストの低減を図る上で有利である。
さらに、図10に示すように、シール部材20から所定の距離だけ離れた位置に配置されるとともに、シール部材20に沿って延びるように形成され、断熱室12の前端部12aの上端に固定された延設部材20dを設け、延設部材20dとシール部材20との間に形成される凹状部によって溝部20eを構成することも可能である。この場合、断熱室12、シール部材20及び取付部材20aの形状を変更することなく、既存の冷却庫に簡易的に溝部20eを設けることができるので、既存の冷却庫の改良を行う上で極めて有利である。
尚、本実施形態では、商品収納部1に板状ガラスから成る前面扉1aが設けられ、商品収納部1内に商品を陳列するとともに、商品収納部1内の商品を冷却する冷却庫を示したが、自動販売機の内部に設けられて商品を収納する冷却庫の場合でも、冷却ユニット内に流入する空気をシール部材に向かって案内することが可能であり、シール部材の表面から流れ落ちた結露水を所定位置に向かって流通させる溝部を設けることが可能である。
本発明の一実施形態を示す冷却庫の正面図 機械室の前面扉を開放した状態を示す冷却庫の正面図 冷却庫の要部側面断面図 図3におけるA−A線断面図 冷却ユニットを機械室内に配置する際の冷却庫の要部側面断面図 冷却庫の要部側面断面図 冷却庫の要部側面断面図 本実施形態の第1変形例を示すシール部材の断面図 本実施形態の第2変形例を示すシール部材の断面図 本実施形態の第3変形例を示すシール部材の断面図 従来の冷却庫の正面図
符号の説明
1…商品収納部、1g…第1開口部、1h…第2開口部、2…機械室、3…棚板、10…冷却ユニット、11…冷却ユニット本体、11a…前面板、11b…側面板、11c…背面板、11d…底面板、11e…梁部材、11f…板状部材、12…断熱室、12a…前面部、12b…側面部、12c…背面部、12d…溝部、12e…排水孔、13…圧縮機、14…凝縮器、15…冷却用送風機、16…蒸発器、17…流通用送風機、18…フック、20…シール部材、20a…取付部材、20b…溝部、20c…溝部、20d…板状部材、20e…溝部、30…導水パイプ、40…ドレンパン。

Claims (8)

  1. 下端に開口部を有する商品収納部と、商品収納部の下側に配置され、前記開口部を介して商品収納部内の空気を冷却する冷却ユニットと、商品収納部の下端部と冷却ユニットの上端部との間をシールするシール部材とを備えた冷却庫において、
    前記冷却ユニット内に設けられた凝縮器と、
    冷却ユニットの外部から内部に空気を流入させ、その空気によって凝縮器を冷却可能な冷却用送風機と、
    冷却用送風機によって冷却ユニット内に流入した空気をシール部材に向かって案内する空気流路とを備えた
    ことを特徴とする冷却庫。
  2. 前記冷却ユニットに、前記開口部を介して商品収納部と連通する断熱性材料から成る断熱室と、断熱室内に設けられた蒸発器と、断熱室内に設けられ、商品収納部内の空気を蒸発器に向かって流通させるとともに、蒸発器によって冷却された空気を商品収納部内に流通させる流通用送風機と、断熱室を収容するとともに前記凝縮器及び冷却用送風機を断熱室の外側に配置されるように収容する冷却ユニット本体とを設け、
    前記空気通路を断熱室の外面と冷却ユニット本体との隙間を用いて形成した
    ことを特徴とする請求項1記載の冷却庫。
  3. 下端に開口部を有する商品収納部と、商品収納部の下側に配置され、前記開口部を介して商品収納部内の空気を冷却する冷却ユニットと、商品収納部の下端部と冷却ユニットの上端部との間をシールするシール部材とを備えた冷却庫において、
    前記シール部材に沿って延びるように形成され、シール部材から流れ落ちた結露水を所定位置に向かって流通させる溝部を設けた
    ことを特徴とする冷却庫。
  4. 前記溝部を、冷却ユニットの上端面の一部を凹状に形成することにより設けた
    ことを特徴とする請求項3記載の冷却庫。
  5. 前記溝部をシール部材と一体に形成した
    ことを特徴とする請求項3記載の冷却庫。
  6. 前記溝部を、シール部材を冷却ユニットの上端面に取付ける取付部材と一体に形成した
    ことを特徴とする請求項3記載の冷却庫。
  7. 前記冷却ユニットの上端面に、シール部材から所定の距離だけ離れた位置に配置されるとともにシール部材に沿って延びるように形成された延設部材を設け、
    溝部をシール部材と延設部材との間に形成される凹状部によって構成した、
    ことを特徴とする請求項3記載の冷却庫。
  8. 前記溝部内の結露水を所定の排水場所まで流通させる結露水流路を備えた
    ことを特徴とする請求項3、4、5、6または7記載の冷却庫。
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