JP2019134902A - ロッカー装置 - Google Patents

ロッカー装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019134902A
JP2019134902A JP2018018638A JP2018018638A JP2019134902A JP 2019134902 A JP2019134902 A JP 2019134902A JP 2018018638 A JP2018018638 A JP 2018018638A JP 2018018638 A JP2018018638 A JP 2018018638A JP 2019134902 A JP2019134902 A JP 2019134902A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
tray
housing
locker
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018018638A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7029695B2 (ja
Inventor
直隆 天野
Naotaka Amano
直隆 天野
善昭 高野
Yoshiaki Takano
善昭 高野
恵佑 乙川
Keisuke Otokawa
恵佑 乙川
忠志 倉谷
Tadashi Kuratani
忠志 倉谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2018018638A priority Critical patent/JP7029695B2/ja
Publication of JP2019134902A publication Critical patent/JP2019134902A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7029695B2 publication Critical patent/JP7029695B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

【課題】冷却器ユニットを備え箱体内部を冷却可能なロッカーにおいて、トレーに発生した結露を容易に取り除くことができ、ロッカー内の清掃性を向上させる。【解決手段】箱体20を備え、箱体20の底部に荷物センサーを備えるロッカー装置において、箱体20の底部には、取り外し自在のトレー91が配置され、このトレー91には、荷物センサーのためのセンサー窓92を形成した。【選択図】図6

Description

本発明は、例えば宅配ロッカー等のロッカー装置に関する。
従来から宅配等の用途で複数のボックスを有するロッカーが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
この種のロッカーのボックス底面には、荷物センサーが配置され、荷物が収容されているか否かを検知している。
冷蔵・冷凍機能を有するロッカー(例えば、特許文献2を参照)では、結露水から保護し、荷物センサーの検出精度を維持するために、荷物センサーを覆うようにカバーキャップを設けるのが一般的である。
実開平7−26397号公報 特開2003−106761号公報
このようなロッカーのボックスは、例えば板金の締結箇所に塵埃や液体等が浸入し、また例えば冷蔵・冷凍機能を有するロッカーにあっては、ロッカーのボックスに結露水が浸入するなどすることにより、清掃性が悪くなる。
そこで、本発明の目的は、ロッカーの清掃性を向上させることにある。
本発明は、箱体を備え、前記箱体の底部に荷物センサーを備えるロッカー装置において、前記箱体の底部には、取り外し自在のトレーが配置され、このトレーには、前記荷物センサーのためのセンサー窓を形成した、ことを特徴とする。
上記発明によれば、箱体の底部にトレーを取り外し自在に配置したため、ロッカーの清掃性が向上する。
本発明に係るロッカー装置を示す正面図 図1のII−II線断面図 図1のIII−III線断面図 冷却機ユニットの平面図 外装体を示す分解斜視図 箱体からトレーを取り出す状態を示す斜視図 トレーの斜視図
第1の発明は、箱体を備え、前記箱体の底部に荷物センサーを備えるロッカー装置において、前記箱体の底部には、取り外し自在のトレーが配置され、このトレーには、前記荷物センサーのためのセンサー窓を形成した、ことを特徴とする。
上記発明によれば、箱体の底部にトレーを取り外し自在に配置したため、ロッカーの清掃性が向上する。
第2の発明は、第1の発明において、前記箱体に前記トレーを取り付けた状態における前記トレーの下方には、前記箱体の底板が配置され、前記底板の下方には、前記荷物センサーが配置され、前記底板は、平面視において、前記荷物センサーの周囲に窓穴を形成した、ことを特徴とする。
上記発明によれば、底板の窓穴から荷物センサーにアクセスでき、メンテナンスが容易である。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、前記トレーが板金製であり、平坦な底部と、前記底部から折り曲げて形成されることにより立ち上がる一対の側部と、前記底部から折り曲げて形成されることにより立ち上がる背部と、を備え、前記背部の両端を、前記側部に水密に接合した、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のロッカー装置。
上記発明によれば、トレーが板金製であり、各部位が水密に接合されているため、ロッカーへの水漏れ等を抑制でき、ロッカーの清掃性が向上する。
第4の発明は、第1乃至第3の何れかの発明において、断熱材を有する筐体と、前記筐体の開口部に設けた断熱材を有する扉体と、前記筐体内を冷却する冷却機ユニットと、を備え、前記筐体内に、複数の箱体を備え、この箱体の底部には、前記トレーを取り外し自在に配置した、ことを特徴とする。
上記発明によれば、箱体の底部にトレーを配置したため、箱体内に、冷却機ユニットによる結露が発生しても、トレーの取り外しにより結露水を取り除くことができ、ロッカーの清掃性が向上する。
第5の発明は、第4の発明において、前記箱体の前端部に、一段低い矩形状の段差を備え、前記トレーは、前記段差に嵌る矩形状の張り出し部を備えた、ことを特徴とする。
上記発明によれば、トレーの張り出し部により、箱体の前端の、一段低い矩形状の段差が埋まるため、荷物を取り出し易い。
第6の発明は、第5の発明において、前記張り出し部は、前記トレーの底部から前記扉体の内面まで、フラットに連続する、ことを特徴とする。
上記発明によれば、箱体の底部に段差がなくなり、さらに荷物を取り出し易い。
以下、本発明に係るロッカー装置の一実施形態について、図1〜図7を参照して、説明する。
ロッカー装置(冷却庫装置)1は、図1に示すように、装置本体3と、装置本体3の上部に載置された冷却機ユニット4とを備える。
装置本体3は、8個のロッカー部100を備え、各ロッカー部100には、食品等の保存対象物が冷蔵或いは冷凍状態で収納される。
装置本体3は、図2に示すように、断熱材を有する筐体13を備える。8個のロッカー部100は、筐体13内に配置される。
筐体13は、外板7と内板9との間に発泡ウレタン(断熱材)11を挟んで、内部が断熱された、前方側が開放された構造を備える。
ロッカー部100は、板金構造の箱体20を備える。箱体20は、保存対象物を収容するためのスペース(以下、庫内スペースという)を有する。
箱体20は、底板21、左右の側板22、23および背板24を備え、さらに天板25(図3参照。)を備える。これら板21〜25により閉塞されて、箱体20内は、前方が開放された、閉じた空間となる。
左右の側板22、23には、図3に示すように、多数の通気孔31が形成され、通気孔31により、箱体20の内外が連通する。
箱体20は、図2に示すように、筐体13内を前後に延びるフレームFの上に支持される。8個の箱体20は、互いの箱体20の間に間隔をあけて支持される。
箱体20の左側板22の前端部26は、外方に直角に曲げられ、この前端部26は、筐体13の内板9の前端部9Aに密着する。箱体20の右側板23の前端部27は、外方に直角に曲げられ、この前端部27は、筐体13のセンター部13Aに密着する。
センター部13Aは、断熱構造である。箱体20の背板24は支持板28を介して筐体13の背側の内板9の面に支持される。支持板28には、それぞれ多数の通気孔29が形成されている。
筐体13は、図2に示すように、前方が開放された構造を備える。筐体13の前方の開口部14には扉体15が設けられる。
扉体15は、各ロッカー部100に対応して設けられる。扉体15は、外板17と内板19との間に発泡ウレタン(断熱材)18を挟んで形成され、断熱構造を備える。32は取っ手である。扉体15の一端は、筐体13の内板9の前端部9AにヒンジH−1で連結され、他端は、筐体13のセンター部13Aに当接する。33はシール材である。扉体15は、閉じた時に庫内スペースを塞ぐ。庫内スペースは断熱される。扉体15を開く際には、ヒンジH−1を基準に回動させて開く。
つぎに、冷却機ユニット4について説明する。
冷却機ユニット4は、図4に示すように、圧縮機41と、凝縮器42と、凝縮器ファン43と、各種冷媒配管44と、を備える。これら各種機器41〜44は、装置本体3の天板の上に配置され、図5に示すように、箱形のユニットカバー40で覆われる。
装置本体3の天部には、図3に示すように、筐体13の上部に潜り込むように、蒸発器45と、蒸発器ファン46とが配置される。
これら蒸発器45と、圧縮機41と、凝縮器42とは、冷凍サイクルを構成している。
蒸発器45は、ドレンパン50の上に配置される。ドレンパン50は蒸発器カバー51により覆われる。
蒸発器カバー51は、後ろ下がりに傾斜している。この蒸発器カバー51の前端部には、蒸発器ファン46の下側に対応するドレンパン50が取り付けられる。蒸発器カバー51は、開口している。この蒸発器カバー51の後端部には、吹き出し開口52が形成される。
ユニットカバー40には、図4に示すように、吸込み口47および吹出し口48が対向して配置される。吸込み口47の内側には、一対の導風板49が配置される。凝縮器ファン43が作動すると、吸込み口47から外気が吸引され、この外気が導風板49に案内されて、凝縮器42に至り、ここで熱交換して圧縮機41を冷却しながら、吹出し口48から吹出される。
つぎに、筐体13内の冷却風路について説明する。
蒸発器ファン46が作動すると、筐体13の内部の空気が、蒸発器カバー51の上部空間に吸引される。この吸引した空気は、蒸発器45を通る。
蒸発器45で熱交換した冷却空気は、蒸発器カバー51の後端部の吹き出し開口52から、筐体13の背側の供給風路(風路)55に供給される。吹き出し開口52は、筐体13の背側の幅一杯に延在する。供給風路55は、筐体13の背側の幅一杯を、筐体13の下部に向かって、筐体13の底部に至るまで延びる。供給風路55内には、上述した支持板28が延出するが、支持板28に設けた多数の通気孔29(図2参照。)が、供給風路55の一部を構成する。
供給風路55は、箱体20の背板24に設けられる不図示の通気孔を介して、ロッカー部100に連通する。また、図3に示すように、供給風路55は、ロッカー部100の上下に並んだ箱体20間に形成された複数の上下風路(風路)57に連通する。また、供給風路55は、図2に示すように、筐体13中央部であって、隣り合う各箱体20間に形成された中央風路(風路)58に連通する。また、供給風路55は、筐体13と箱体20間に形成された側方風路(風路)59に連通する。そしてまた、供給風路55は、図3に示すように、箱体20の左右の側板22、23に設けた、多数の通気孔31(図3参照。)を通って、箱体20の庫内スペースに連通する。
供給風路55は、上述したように、上下風路57、中央風路58、側方風路59および箱体20の庫内スペースに連通する。さらに、上下風路57、中央風路58、側方風路59は、図2に示すように、上下風路57、中央風路58、側方風路59のそれぞれの前側の部分に相当する、戻り風路(風路)60に連通する。戻り風路60は、図3に上向きの矢印で示すように、筐体13内を下から上に貫通する。
本実施形態によれば、蒸発器ファン46の作動により、筐体13の内部の空気は、蒸発器45を通って冷却されて、供給風路55に入る。この冷却空気は、供給風路55から、上下風路57、中央風路58、側方風路59および箱体20の庫内スペースを循環する。この冷却空気は、ロッカー部100の箱体20を外側から、および内側から冷却し、庫内スペースに収納した、食品等の保存対象物を冷蔵或いは冷凍状態で保存する。冷却空気は戻り風路60を通って、蒸発器45に循環する。
つぎに、筐体13の外側の外装体について説明する。
筐体13の外側には、図5に示すように、約50mm程度の間隔をあけて側面外装体71が配置される。
側面外装体71は、筐体13の左右に、左右対称構成で配置される。側面外装体71は、第1側面板72と、第2側面板73と、第3側面板74と、で構成される。第1側面板72は、第2側面板73の裏側に配置される(図6参照。)最も奥側の第3側面板74は、上縁74Aが内側に折り曲げられる。側面外装体71の第3側面板74は、この上縁74Aを、筐体13の外板7の上縁7Aと、ユニットカバー40の底板(不図示)との間に挟み、この状態で、ユニットカバー40を、筐体13の外板7の上縁7Aに共締めすることにより取り付けられる。
筐体13の両方の側面に、側面外装体71を配置したことで、図2に示すように、筐体13の左右外側に空気断熱層KD−1を形成できる。
この実施形態では、筐体13の両方の側面に空気断熱層KD−1を設けたので、ロッカー装置1を屋外設置等した場合、筐体13の側面から直射日光の熱を受けたとしても、空気断熱層KD−1により、ロッカー装置1の外郭温度の上昇が抑制される。
したがって、従来課題の、発泡ウレタン等の断熱材を通じて庫内へ熱が伝わる事態が、十分に抑えられ、庫内スペースを効率よく冷却できる。
この実施形態では、側面外装体71の第3側面板74は、ユニットカバー40を取り外さない限り、筐体13から取り外すことができない。
したがって、ロッカー部100の庫内スペースに収納した、食品等の保存対象物の盗難が、防止できる。
図2に示すように、筐体13の正面部には、約50mm程度の間隔をあけて正面外装体81が配置される。正面外装体81は、上述した側面外装体71の第1側面板72および第2側面板73と、筐体13の扉体15と対向するように設けた外扉82、83とにより構成される。正面外装体81は、筐体13の扉体15の前方を覆う。
筐体13の前方に、正面外装体81を配置したことで、筐体13と正面外装体81との間に空気断熱層KD−2を形成できる。
この実施形態では、筐体13の前方に空気断熱層KD−2を設けたので、ロッカー装置1を屋外設置等した場合、筐体13の正面から直射日光の熱を受けたとしても、空気断熱層KD−2により、ロッカー装置1の外郭温度の上昇が抑制される。
したがって、従来課題の、発泡ウレタン等の断熱材を通じて庫内へ熱が伝わる事態が、十分に抑えられ、庫内スペースを効率よく冷却できる。
この実施形態では、筐体13のセンター部13Aに対向して、外扉82、83の電子錠34が設けられる。この外扉82、83は、閉じた時に空気断熱層KD−2を形成する。外扉82、83を開く際には、電子錠34を開錠し、ヒンジH−2を基準に回動させ、外扉82、83を開く。
このロッカー装置1は、内側の断熱構造の扉体15と、外側の外扉82、83とを有し、2重の扉構造となっている。そして、電子錠34は扉体15の外側の空気断熱層KD−2内に配置されている。したがって、電子錠34を庫内スペースに配置しないため、電子錠34の結露を抑制できる。
この実施形態では、図3に示すように、断熱構造の扉体15と、外扉82、83との間に、仕切り板85が設けられる。仕切り板85は、箱体20の底板21よりも低い位置に設けられる。したがって、外扉82、83および扉体15を開いて、庫内スペースに荷物を出し入れする際には、仕切り板85の上に荷物を一時的に置くことができ、荷物の出し入れが容易になる。
つぎに、ロッカー部100について説明する。
ロッカー部100は、図3に示すように、箱体20を備え、この箱体20は、図2に示すように、筐体13内を前後に延びるフレームFの上に支持される。フレームFには、荷物の有無を検知する荷物センサー87が配置される。
箱体20は、底板21を備える。この底板21には、荷物センサー87のメンテナンスを容易にするため、窓穴21Aが設けられる。
箱体20は、上述したように、底板21のほかに、左右の側板22、23および背板24を備える。これら部材21〜24は板金であり、底板21と、左右の側板22、23と、背板24との締結は、ビス止めやスポット溶接等により行われる。この締結方法によると、各部材21〜24の間に狭隘な隙間等が存在する。
図6に示すように、箱体20の底板21上に板金製のトレー91が配置される。トレー91には、荷物センサー87に対応し、センサー窓92が形成され、センサー窓92には、図7に示すように、黒色体93が貼られる。
トレー91は、一枚の板金を折り曲げて形成される。
トレー91は、平坦な底部91Aを備える。トレー91は、底部91Aから直角に折り曲げて形成された一対の側部91B、91Cと、同じく底部91Aから直角に折り曲げ形成された背部91Dと、を備える。背部91Dの両端と、側部91B、91Cとの締結は、溶接によって、水密に仕上げられる。側部91B、91Cおよび背部91Dの各上縁部は、密着曲げによりエッジを保護する。
トレー91の底部91Aは、この底部91Aと面一に、かつ、フラットに、前方に矩形状に一体的に張り出す、張り出し部91Eを有する。箱体20の底板21上にトレー91を配置すると、この張り出し部91Eは、図2を参照し、箱体20の前部に形成された、一段低くなった矩形状の段差Sに篏る。
この実施形態では、箱体20の底板21上に板金製のトレー91が配置され、トレー91は、一枚の板金を折り曲げて形成される。
この実施形態では、庫内スペースに塵埃や液体等があっても、すべてトレー91に回収されるため、箱体20の底板21塵埃や液体等が達することを抑制できる。
塵埃や液体等が、箱体20の底板21に達することを抑制できるため、底板21や、左右の側板22、23、背板24との締結部の狭隘な隙間等に、塵埃や液体等の汚れが堆積することを抑制できる。トレー91が汚れたら、トレー91を取り外し、これを清掃することにより、庫内スペースを清潔に保つことができる。
トレー91を取り外すと、図2に示すように、箱体20の底板21が露出する。この底板21には、荷物センサー87の周囲に、窓穴21Aが形成される。したがって、荷物センサー87のメンテナンスは、トレー91を取り外すと、窓穴21Aからアクセスすることができ、メンテナンスが容易である。
この実施形態では、図2に示すように、箱体20の前端部に、底板21よりも一段低くなった矩形状の段差Sが存在する。
箱体20の底板21上に、トレー91を配置することにより、トレー91の張り出し部91Eが、段差Sに嵌る。そして、トレー91の張り出し部91Eは、トレー91の底部91Aから扉体15の内面までフラットに連続する。
したがって、箱体20内の底部に段差Sがなくなり、扉体15をあけて、箱体20から荷物を取り出す際、スムーズに取り出しできる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、箱体20を備え、箱体20の底部に荷物センサー87を備えるロッカー装置1において、箱体20の底部には、取り外し自在のトレー91が配置され、このトレー91には、荷物センサー87のためのセンサー窓92を形成した。
これによれば、箱体20の底部にトレー91を取り外し自在に配置したため、ロッカー部100の清掃性が向上する。また、荷物センサー87を覆うようにカバーキャップを設けたような場合であっても、荷物センサー87のメンテナンスを容易にすることができる。
また、本実施の形態によれば、箱体20にトレー91を取り付けた状態におけるトレー91の下方には、箱体20の底板21が配置され、底板21の下方には、荷物センサー87が配置され、底板21は、平面視において、荷物センサー87の周囲に窓穴21Aを形成した。
これによれば、底板21の窓穴21Aから荷物センサー87にアクセスでき、メンテナンスが容易となる。
また、本実施の形態によれば、トレー91が板金製であり、平坦な底部91Aと、底部91Aから折り曲げて形成されることにより立ち上がる一対の側部91B、91Bと、底部91Aから折り曲げて形成されることにより立ち上がる背部91Dと、を備え、背部91Dの両端を、側部91B、91Bに水密に接合した。
これによれば、トレー91が板金製であり、各部位が水密に接合されているため、ロッカー部100への水漏れ等を抑制でき、ロッカー部100の清掃性が向上する。
また、本実施の形態によれば、発泡ウレタン(断熱材)11を有する筐体13と、筐体13の開口部14に設けた発泡ウレタン(断熱材)18を有する扉体15と、筐体13内を冷却する冷却機ユニット4と、を備え、筐体13内に、複数の箱体20を備え、この箱体20の底部には、トレー91を取り外し自在に配置した。
これによれば、箱体20の底部にトレー91を配置したため、箱体20内に、冷却機ユニット4による結露が発生しても、トレー91の取り外しにより結露水を取り除くことができ、ロッカー部100の清掃性が向上する。
また、本実施の形態によれば、箱体20の前端部に、一段低い矩形状の段差Sを備え、トレー91は、段差に嵌る矩形状の張り出し部91Eを備えた。
これによれば、トレー91の張り出し部91Eにより、箱体20の前端部の、一段低い矩形状の段差Sが埋まるため、荷物を取り出し易い。
また、本実施の形態によれば、張り出し部91Eは、トレー91の底部91Aから扉体15の内面まで、フラットに連続する、ことを特徴とする。
これによれば、箱体20の底部に段差がなくなり、さらに荷物を取り出し易い。
以上、一実施形態に基づいて、本発明を説明したが、本発明は、この実施形態に限定されるものではないことは明らかである。
本発明は、冷却能力を有するロッカー装置1に適用するだけでなく、冷蔵、冷凍一般の冷却庫装置に適用可能である。
1 ロッカー装置
3 装置本体
4 冷却機ユニット
11、18 発泡ウレタン(断熱材)
13 筐体
14 開口部
15 扉体
20 箱体
21 底板
21A 窓穴
55 供給風路
60 戻り風路
71 側面外装体
81 正面外装体
82、83 外扉
87 荷物センサー
91 トレー
91A 底部
91B、91C 側部
91D 背部
91E 張り出し部
92 センサー窓
S 段差
KD−1、KD−2 空気断熱層

Claims (6)

  1. 箱体を備え、前記箱体の底部に荷物センサーを備えるロッカー装置において、
    前記箱体の底部には、取り外し自在のトレーが配置され、
    このトレーには、前記荷物センサーのためのセンサー窓を形成した、ことを特徴とするロッカー装置。
  2. 前記箱体に前記トレーを取り付けた状態における前記トレーの下方には、前記箱体の底板が配置され、
    前記底板の下方には、前記荷物センサーが配置され、
    前記底板は、平面視において、前記荷物センサーの周囲に窓穴を形成した、ことを特徴とする請求項1に記載のロッカー装置。
  3. 前記トレーが板金製であり、
    平坦な底部と、前記底部から折り曲げて形成されることにより立ち上がる一対の側部と、前記底部から折り曲げて形成されることにより立ち上がる背部と、を備え、
    前記背部の両端を、前記側部に水密に接合した、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のロッカー装置。
  4. 断熱材を有する筐体と、前記筐体の開口部に設けた断熱材を有する扉体と、前記筐体内を冷却する冷却機ユニットと、を備え、
    前記筐体内に、複数の箱体を備え、
    この箱体の底部には、前記トレーを取り外し自在に配置した、ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のロッカー装置。
  5. 前記箱体の前端部に、一段低い矩形状の段差を備え、
    前記トレーは、前記段差に嵌る矩形状の張り出し部を備えた、ことを特徴とする請求項4に記載のロッカー装置。
  6. 前記張り出し部は、
    前記トレーの底部から前記扉体の内面まで、フラットに連続する、ことを特徴とする請求項5に記載のロッカー装置。
JP2018018638A 2018-02-05 2018-02-05 ロッカー装置 Active JP7029695B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018018638A JP7029695B2 (ja) 2018-02-05 2018-02-05 ロッカー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018018638A JP7029695B2 (ja) 2018-02-05 2018-02-05 ロッカー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019134902A true JP2019134902A (ja) 2019-08-15
JP7029695B2 JP7029695B2 (ja) 2022-03-04

Family

ID=67623518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018018638A Active JP7029695B2 (ja) 2018-02-05 2018-02-05 ロッカー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7029695B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021107367A1 (ko) * 2019-11-28 2021-06-03 엘지전자 주식회사 복수 개의 저장실 갖는 모듈을 포함하는 냉장고
WO2022180765A1 (ja) * 2021-02-26 2022-09-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷蔵機能付き宅配ロッカー
JP7511185B2 (ja) 2020-09-30 2024-07-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 収納装置およびセンサユニット

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10245095A (ja) * 1997-03-04 1998-09-14 Sanden Corp 宅配便受け渡し用保管庫
JP2000201799A (ja) * 1999-01-11 2000-07-25 Daido Kakoki Kogyo Kk 宅配ボックス構造体及びその製法
JP2002293414A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Alpha Corp 収納装置及び収納装置の設定方法
JP2003093216A (ja) * 2001-09-26 2003-04-02 Sanyo Electric Co Ltd ロッカー
JP2018000386A (ja) * 2016-06-29 2018-01-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 宅配用の測定装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10245095A (ja) * 1997-03-04 1998-09-14 Sanden Corp 宅配便受け渡し用保管庫
JP2000201799A (ja) * 1999-01-11 2000-07-25 Daido Kakoki Kogyo Kk 宅配ボックス構造体及びその製法
JP2002293414A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Alpha Corp 収納装置及び収納装置の設定方法
JP2003093216A (ja) * 2001-09-26 2003-04-02 Sanyo Electric Co Ltd ロッカー
JP2018000386A (ja) * 2016-06-29 2018-01-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 宅配用の測定装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021107367A1 (ko) * 2019-11-28 2021-06-03 엘지전자 주식회사 복수 개의 저장실 갖는 모듈을 포함하는 냉장고
JP7511185B2 (ja) 2020-09-30 2024-07-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 収納装置およびセンサユニット
WO2022180765A1 (ja) * 2021-02-26 2022-09-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷蔵機能付き宅配ロッカー

Also Published As

Publication number Publication date
JP7029695B2 (ja) 2022-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6997008B2 (en) Defrost water draining unit for a refrigerator
JP2008025888A (ja) 低温ショーケース
JP2019134902A (ja) ロッカー装置
JP6706749B2 (ja) 冷蔵庫
TWI610052B (zh) 冰箱
JP6979604B2 (ja) 冷却庫装置
JP2020176790A (ja) 保冷ボックスおよび食品配送用バイク
JP2003287346A (ja) 冷却貯蔵庫
JP2019135439A (ja) ユニットカバー構造
JP5441430B2 (ja) 冷却庫
JP5405032B2 (ja) 貯蔵庫における機械室の冷却構造
JP3553633B2 (ja) 冷蔵庫
JP2006275474A (ja) 冷却貯蔵庫
JP3684323B2 (ja) 配膳車
JP5253847B2 (ja) 貯蔵庫における機械室の冷却構造
JP3649646B2 (ja) 配膳車
JP5689641B2 (ja) 冷蔵庫
JP2024000147A (ja) 冷却貯蔵庫
JP2012002483A (ja) 冷凍冷蔵庫
JP6847064B2 (ja) 冷蔵庫
JP4267978B2 (ja) 貯蔵庫の排水構造
JP2023111012A (ja) 冷却貯蔵庫
JP3743086B2 (ja) 機械室構造
JPH09126628A (ja) 高湿度低温庫
JP2902908B2 (ja) 低温貯蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20180306

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200716

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210420

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210907

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210922

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220204

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7029695

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151