JP4435529B2 - 貯蔵庫 - Google Patents

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Description

この発明は、物品の収納室およびその上方に位置する冷却室を内部に画成した断熱箱体を有する貯蔵庫に関し、更に詳細には、冷却室内に配設した冷却器から滴下する除霜水を、該冷却器の下方に配設した集水部材で受けるようにした貯蔵庫に関するものである。
野菜や果実その他肉や魚等の物品を冷蔵または冷凍貯蔵するものとして、断熱箱体内に物品貯蔵用の収納室を画成し、この収納室内に冷却器で冷却した冷気を循環させて該収納室内を直接的に冷却するよう構成した貯蔵庫が知られている。この貯蔵庫の一例を、図6に示す。図示の貯蔵庫10は、前面側に大きく開放する矩形状開口部を有する外箱12と、この外箱12内に所要の間隙を保持して組込まれ、同じく前面側に大きく開放する内箱14と、両箱12,14間に充填した発泡ウレタン等の断熱材16とからなる断熱箱体18を有している。そして、前記断熱箱体18の内部に、物品貯蔵用の収納室20が画成されると共に、該断熱箱体18の前面には、当該断熱箱体18に開設した各開口部18aと対応して、該開口部18aを開閉可能に閉成する断熱扉22が配設されている。また、前記断熱箱体18の上方には、圧縮機28や凝縮器30および凝縮器用ファン32等からなる冷却装置26が配設される機械室24が画成される。
前記断熱箱体18の内部上方(収納室20と機械室24との間)には、内箱14の天井面18cから離間する下方位置に冷却ダクト(集水部材)34が配設され、該冷却ダクト34の上方に冷却室36を画成している。この冷却室36は、前記冷却ダクト34の底部における前側に形成した吸込口38および後側に形成した冷気吹出口40を介して前記収納室20に連通すると共に、前記冷却装置26に接続する冷媒管を介して循環供給される冷媒で冷却される冷却器42が、該冷却室36に収納配置されている。また前記吸込口38には、前記収納室20に臨む状態で送風ファン44が配設されている。そして、この送風ファン44を回転させると、前記吸込口38を介して冷却室36に吸引された収納室20内の空気が冷却器42に吹付けられ、該冷却器42に接触して熱交換した空気が、冷気となって冷却室36から前記冷気吹出口40を介して収納室20に吹出される。更に冷気は、前記収納室20内を循環して、吸込口38を介して再び冷却室36内に戻るサイクルを反復するよう構成される(図6における矢印参照)。
前記冷却器42の下方に配設される前記冷却ダクト34は、該冷却器42から滴下する除霜水等を受容する露受皿としても機能して、受容した除霜水を排出するための排水管48が該冷却ダクト34の後端部側に接続されている。また、前記断熱箱体18における後側の壁内に設けた排水用パイプ50の排水口52が、前記冷却室36内に臨む該断熱箱体18の内部後壁面18b側で開口しており、前記冷却ダクト34に受容された除霜水等が、排水管48を介して排水口52に排出されるよう構成されている。
前記冷却ダクト34は、上方に開口した箱状体であって、上端部が外方に折曲されてフランジ部34aが形成されている。そして、このフランジ部34aを前記断熱箱体18の天井面18cに当接させてネジ等の固定手段54で固定することで、該天井面18cに組付けられる。しかし、前記冷却ダクト34において、内部後壁面18bまたは側壁面に近接して設けられる固定部位は、前記開口部18aが開設された前側の固定部位と違って前記冷却ダクト34の壁面と断熱箱体18の壁面との間が狭いため、組付け作業に大変手間がかかっていた。そこで、冷却ダクトの一側部を冷却ユニットのベース部材または天井面に取付けられた係止部材に対して着脱自在、かつ回動自在に係合させると共に、該冷却ダクトの他側部を天井面に固定することで、冷却ダクトの組付けおよび点検作業を容易にする構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−258041号公報
ところで、特許文献1に開示された冷却ダクトの配設構造は、冷却ダクトの一側部を支持する係止部分の構成が複雑であるため、製造コストが増大してしまう問題が指摘される。
すなわちこの発明は、従来の技術に係る貯蔵庫に内在する前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、集水部材を簡単な構成で容易に着脱および固定し得る貯蔵庫を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本発明に係る貯蔵庫は、
物品の収納室およびその上方に位置して冷却器を備える冷却室を内部に画成した断熱箱体と、前記冷却室の下方に配設されて前記断熱箱体の内部後壁面との間に冷気吹出口を画成すると共に、前記冷却器から滴下する除霜水を受容する集水部材と、
前記内部後壁面に突設されて、前記断熱箱体の天井面から所要間隔だけ離間する支持部と、
前記集水部材の前記内部後壁面と対向する後端部に突設され、前記支持部に載置される延長部と、
前記延長部を支持部に載置させたもとで、前記集水部材の前部を前記断熱箱体に固定する固定手段とからなる貯蔵庫において、
前記支持部は、幅方向に離間して2箇所に突設されると共に、各支持部に載置される前記延長部が前記冷気吹出口を挟んで突設され、両支持部の間で前記集水部材と内壁面との間に画成された冷気吹出口の下方に臨む内部後壁面に、上下方向に延在する冷気流通凹部が凹設されていることを特徴とする。
本発明に係る貯蔵庫によれば、集水部材の延長部を支持部に載置することで後部を支持したもとで、その前部を断熱箱体に固定して集水部材を取付けるよう構成したから、簡易な構成で集水部材の組付けを容易にすることができる。また、支持部の上面と天井面との離間間隔が、支持部に載置された延長部の上方移動を天井面で規制し得る寸法に設定されているため、集水部材を設置した際に、集水部材の後部における上下方向のがたつきを抑制することができる。延長部は、後端部から前端部に向かうにつれて下方傾斜しているから、該延長部に付着した結露水は集水部材内に導かれ、延長部の下方に位置している収納室に収納された物品に、結露水が滴下することを防止し得る。更に、内部後壁面に一対の支持部を突設し、集水部材と内部後壁面との間に画成された冷気吹出口の下方に臨む内部後壁面に、上下方向に延在する冷気流通凹部を凹設することで、収納室内の冷気の循環を助け、冷却効率を向上させ得る利点がある。
次に、本発明に係る貯蔵庫につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。なお、説明の便宜上、図6に示した貯蔵庫の構成要素と同一の要素については、同一の符号を使用して詳細な説明は省略する。
図1または図2に示すように、実施例の貯蔵庫11は、外箱12と内箱14の間に断熱材16を発泡充填してなる本体としての断熱箱体18の内部に、食品や飲料品等の物品を収納する収納室20と、その上方に位置する冷却室36とが冷却ダクト(集水部材)60により画成される。すなわち、前記冷却室36は、前記収納室20の上部に配設された冷却ダクト60と前記断熱箱体18(内箱14)の天井面18cとの間に画成され、該冷却室36には、断熱箱体18の上方に画成された機械室の冷却装置から冷媒が循環供給される冷却器42および送風ファン44が収納される。なお、前記冷却器42の下方に位置する冷却ダクト60は該冷却器42から滴下する除霜水等を受容する露受皿としても機能している。また、前記断熱箱体18には、前面側に開放して物品の出し入れ口となる開口部18aが前記収納室20に連通して開設される。なお、前記冷却器42は、前記送風ファン44と後述する排水管48との間に位置するように配置され、図示しない機械室のベース部材に固定されている。一方、前記送風ファン44は、前記冷却ダクト60に組付けられている。
前記断熱箱体18には、その後側の壁部に内包するよう排水部材46が配設される。この排水部材46は、フランジ付きのエルボであって、内箱14にフランジを当接させて一方の開口を前記冷却室36の内部に臨ませ、該冷却室36に連通する排水口52を形成すると共に、他方の開口は排水用パイプ50に連結している。この排水用パイプ50は、前記断熱箱体18の前記壁部内に延設され、該断熱箱体18の下方に設置されたドレンパン(図示せず)の内方に、その出口が臨むよう構成される。すなわち、前記排水口52は、前記冷却室36および収納室20の壁面を構成する断熱箱体18の内部後壁面18bの上部位置において、幅方向の略中央部に開口している(図3参照)。
前記内部後壁面18bには、前記天井面18cから所要間隔だけ離間して位置する前記排水口52を挟んで、一対の支持部70,70が突設されている。前記支持部70,70は、前記断熱箱体18の内部側壁面と内部後壁面18bとが交差する両隅角部から内方に向けて水平に延在し、中央部分は切り欠かれて後述する冷気吹出口40として機能するようになっている(図2参照)。なお、前記支持部70の上面70aと天井面18cとの離間間隔は、該支持部70に載置される前記延長部62の上方移動を天井面18cで規制し得る寸法に設定される。各支持部70の上面70aは、前記内部後壁面18bから離間するにつれて下方傾斜するよう形成されると共に、両支持部70,70の向かい合う面は、上下に垂直に延在するようになっている。なお、実施例の各支持部70は、内部後壁面18bから該支持部70の先端部に向かうにつれて先細り状になるよう形成される。
更に、前記冷気吹出口40の下方に位置する内部後壁面18bには、前記一対の支持部70,70の間であって、該冷気吹出口40から吹出される冷気に対応する位置に、2条の冷気流通凹部72,72が幅方向に離間して凹設されている(図3参照)。前記冷気流通凹部72,72は、前記断熱箱体18の内部後壁面18bに上下方向に沿って形成され、その下端部は断熱箱体18の底部に近接する位置まで延在している。前記断熱箱体18において、前記収納室20および冷却室36の壁面を構成する内箱14は、例えば合成樹脂の成型品であって、真空成形等の所要の成形方法により形成される。従って、前記支持部70,70および冷気流通凹部72,72は、前記断熱箱体18の内部側壁面に形成される複数の棚受部56と同様に、内箱14における後側の壁面を内方に向けて突出または凹設することで一体的に形成されている。
図4に示すように、前記冷却ダクト60は、前記冷却器42の下方に配設される上方が開口した平面視において長方形状の箱体であって、合成樹脂の成型品等が採用される。この冷却ダクト60は、その長辺が前記収納室20における前後方向に延在するよう配置され(図2参照)、前記冷却器42の下方に延在し、集水部分として機能する底板64に、その外周縁における前部および側部から立上がる第1側板66が一体的に形成されると共に、この第1側板66の上端縁は、外方に折曲されてフランジ部66aが形成されている。一方、前記底板64における外周縁の後部から立上がる第2側板67は、前記第1側板66より低く設定され、該底板64と一体形成される。また前記底板64は、前記フランジ部66aが折曲形成された冷却ダクト60の上端縁に対して、前記収納室20の前側から後側に向けて下方傾斜するよう形成されており、その傾斜下端部には排水管48が接続されている。なお、前記冷却ダクト60の前側に位置するフランジ部66aには、左右方向(幅方向)に離間して一対の挿通孔66b,66bが穿設されている。また、前記底板64の前端部の近傍には、前記送風ファン44における羽根44aの外周縁に略整合する吸込口38が開設されており、該送風ファン44の羽根44aが該吸込口38に臨むと共に、前記収納室20と冷却室36とを連通している。前記吸込口38には、前記収納室20側からファンカバー58が被せられ、使用者が前記送風ファン44の羽根44aと接触しないように保護している。
前記冷却ダクト60において、前記排水管48を接続した後端部側で、かつ前記断熱箱体18の内部後壁面18bに臨む両隅角部の夫々には、該後端部から内部後壁面18bに向けて延在する前記排水管48に沿って延出する延長部62,62が一体的に形成されている。前記延長部62,62は、その底面62aにおける外周縁が立上がって皿状に形成され、その立上がり部分は前記第2側板67に一体的に連設されている。各延長部62の底部は、その先端部(後端部)から前端部(第2側板67側)に向かうにつれて下方傾斜するよう形成される。すなわち、前記延長部62の底面62aは、前記冷却ダクト60における前記冷却器42の下方に延在する底板64に向かうにつれて下方傾斜している。また、前記延長部62,62の外底面と前記冷却ダクト60の上端縁であるフランジ部66aとの間の寸法は、前記支持部70の上面70aと天井面18cとの離間間隔より若干大きくなるよう設定される。そして、前記延長部62,62における左右方向の離間間隔は、前記排水口52を挟んで突設された支持部70,70に夫々載置し得る寸法に設定される。
図1に示すように、前記冷却ダクト60は、前記排水管48を排水口52に挿入し、前記延長部62,62を内部後壁面18bに突出形成した支持部70,70の上面70a,70aに夫々載置して該冷却ダクト60の後部を支持させたもとで、前記フランジ部66aを前記断熱箱体18の天井面18cに当接させて、前側のフランジ部66aに穿設した挿通孔66b,66bを介してネジ等の固定手段54,54により天井面18cに前部を固定することで取付けられている。なお、前記冷却ダクト60の後端部には、前記排水管48の下方および側方を囲繞する溢水受け部68が延設され、排水管48の閉塞時における除霜水の流出を防止している。また、前記溢水受け部68の端部と前記断熱箱体18の内部後壁面18bとの間には、前記排水管48の外面と前記排水口52の内面との間に画成される隙間を覆うように、該排水管48に外挿したパッキン74が配設される。
前記冷却ダクト60において、前述したように第2側板67は、第1側板66より低く設定され、この第2側板67の上端縁と前記断熱箱体18の天井面18cとの間に開設された開口が、冷気の流出口として機能する。また、左右方向に離間する一対の支持部70,70に載置された一対の延長部62,62の間で、かつ前記冷却ダクト60の後端部と断熱箱体18の内部後壁面18bとの間に画成される隙間が、冷却室36から収納室20に連通する冷気吹出口40となっている。この冷気吹出口40は、前後方向に横切って前記排水口52に挿入されている前記排水管48で、左右方向に2分割される。そして、前記冷気流通凹部72,72は、2分割された冷気吹出口40,40の夫々に対応する下方位置に凹設してある。更に、前記断熱箱体18の内部側壁面に臨んで前記延長部62,62と天井面18cとの間に開設した隙間も、冷気の吹出口として機能し、該内部側壁面に沿って冷気を循環させ、前記収納室20内の好適な冷却を補助している。
〔実施例の作用〕
次に、実施例に係る貯蔵庫の作用について説明する。先ず、前記冷却ダクト60を断熱箱体18の内部に組付ける作業について説明する。前記冷却ダクト60を、前側を下にして傾斜させた状態で、この冷却ダクト60の後端部に接続された排水管48を、前記断熱箱体18の内部後壁面18bに設けられた一対の支持部70,70の間に開口する排水口52に挿入すると共に、該冷却ダクト60の各延長部62を対応する各支持部70の上面70aに夫々載置する(図5(a)参照)。このとき、前記冷却ダクト60は、先ず前記排水口52に排水管48を挿入する構成であるので、断熱箱体18に対する左右方向および上下方向の位置決めが容易であり、確実に各延長部62を対応する支持部70の上面70aに導くことができる。また、各支持部70の上面70aは、内部後壁面18bから離間するにつれて下方傾斜しているので、下方から傾斜状態で載置される各延長部62が、この傾斜に沿って案内され、更に冷却ダクト60の位置決めを容易にしている。
そして、前記冷却ダクト60を、前記延長部62,62と前記支持部70,70との当接部位を回動支点として前側を上方に回動させると共に、この冷却ダクト60自体を内部後壁面18b側に押し込む。前記冷却ダクト60の後端部に設けられ、前記排水管48を囲繞する溢水受け部68が、パッキン74を介して内部後壁面18bに当接すると共に、該冷却ダクト60の上端縁に位置するフランジ部66aが天井面18cに当接して、底板64と天井面18cとの間に冷却室36が画成される(図5(b)参照)。ここで、前記延長部62の外底面とフランジ部66aとの間の寸法は、前記支持部70の上面70aと天井面18cとの間の離間間隔より大きくなるように設定されているから、前記冷却ダクト60の回動に伴って、記延長部62の外底面とフランジ部66aとの間が縮むように延長部62,62が上方に向けて弾性変形していく。すなわち、前記冷却ダクト60の延長部62,62は、前記支持部70,70に対して下方へ押圧力を付加した状態で、天井面18cと支持部70,70との間に後端部が挟持される。また、各延長部62の外底面は、後端部から前端部に向かうにつれて下方傾斜すると共に、各支持部70の上面70aは、内部後壁面18bから離間するにつれて下方傾斜しているので、前記冷却ダクト60を内部後壁面18bに向けて押し込むにつれてくさびのように冷却ダクト60が天井面18cと支持部70との間に挟持される。なお、前記天井面18cと摺接する冷却ダクト60の上端縁における後端部側の角部分が、円弧状に湾曲形成されているので、該冷却ダクト60の回動に際して、冷却ダクト60が引っ掛かることはない。更に、前記排水管48の先端部は、開口端に向かうにつれて下方傾斜するよう切り欠かれているので、挿入に際して該排水管48が排水口52に引っ掛かることはない。
最後に、前記冷却ダクト60の前側に位置するフランジ部66aに設けられた挿通孔66b,66bに、ネジ等の固定手段54,54を挿通して、天井面18cに螺挿することで冷却ダクト60の前端部が固定される(図1参照)。このように、前記冷却ダクト60の後端部側に形成された延長部62,62を支持部70,70に載置することで、この支持部70,70と天井面18cとで冷却ダクト60の後端部を挟持するよう構成したので、ネジ等による固定が難しかった後端部の固定作業を省略することができ、作業工数を減少させる利点がある。また、前記固定手段54,54による冷却ダクト60の前端部の固定作業は、開口部18aが開設された広いスペースを利用して実施できるので、作業効率が向上する。更に、ネジ等の部品点数が減ることにより、製造コストを低減させることも可能である。そして、点検作業における冷却ダクト60の取外しについては、前述した組付け作業と逆の作業を実施すればよい。実施例のように、前記冷却ダクト60に送風ファン44が組付けられる場合や、冷却ダクト60が大型化しても、後端部を断熱箱体18の支持部70,70に冷却ダクト60の荷重を預けた状態で組付け作業を実施することができるので、冷却ダクト60の組付け作業および取外し作業を容易に実施し得る。
前記冷却ダクト60は、前記フランジ部66aと前記延長部62の外底面との間の寸法を、前記支持部70の上面70aと天井面18cとの離間間隔より大きく設定し、該冷却ダクト60を組付けた際に、縮む方向に弾性変形した前記延長部62,62の復元力を利用して、冷却ダクト60の後部を天井面18cと支持部70,70との間に固定できるようになっている。すなわち、前記冷却ダクト60は、前部を固定手段54,54で固定するだけで、上下方向のがたつきを抑制することができ、しかもがたつき防止機能は、別に特別な部材を付加することなく達成することができる。
前述したように、前記内箱14を型成形する場合、前記支持部70,70は内部後壁面18bから突出先端部に向かうにつれて先細りになるよう形成してあるので、型抜きの都合上有利である。また、前記支持部70,70は、断熱箱体18における隅角部に形成されているので、特に真空成形により内箱14を形成する場合、一面のみを突出させていないので容易に成形することができる。
前記一対の支持部70,70において、向かい合う面を上下方向に垂直に形成することで、冷気吹出口40から下方に向かって吹出される冷気が支持部70,70に沿って整流され、前記収納室20の底部まで冷気が流通するようになる。従って、前記収納室20内の温度分布のむらを無くすことができる。更に、前記排水管48により左右に区分される前記冷気吹出口40に対応して、一対の冷気流通凹部72,72を内部後壁面18bに形成してあるから、収納室20内における上下方向の冷気の流通を良好にし、更に冷気の循環を好適に促すことができ、冷却効率を向上させる効果を奏する。
前記延長部62,62を外周縁が立上がった皿状に形成すると共に、底面62aを後端部から前端部に向けて下方傾斜するよう形成することで、各延長部62に溜った結露水を集水部分である底板64に導いて排水管48を介して排出することができる。すなわち、各延長部62に付着した結露水が、収納室20内へ流出することを防止して、収納した物品への水かかりによる品質の劣化等の問題を回避することが可能である。
なお、実施例では冷却ダクト60が、冷却室36を画成し、冷気の流通路として機能するだけでなく除霜水の露受皿を兼用する構成としたが、冷却ダクトと露受皿とを別体とした構成においても、本願発明の構成を採用可能である。
本発明の好適な実施例に係る貯蔵庫の要部を示す図2のI−I線断面図である。 実施例の貯蔵庫を示す横断平面図である。 実施例の貯蔵庫の断熱箱体を示す正面図である。 実施例の貯蔵庫の冷却ダクトを示す概略斜視図である。 実施例の貯蔵庫における冷却ダクトの組付け状況を示す側面図であって、(a)は組付け途中を示し、(b)は組付け完了時を示す。 従来の貯蔵庫を示す縦断側面図である。
符号の説明
18 断熱箱体,18b 内部後壁面,18c 天井面,20 収納室,36 冷却室
40 冷気吹出口,42 冷却器,54 固定手段,60 冷却ダクト(集水部材)
62 延長部,70 支持部,70a 上面

Claims (3)

  1. 物品の収納室(20)およびその上方に位置して冷却器(42)を備える冷却室(36)を内部に画成した断熱箱体(18)と、前記冷却室(36)の下方に配設されて前記断熱箱体(18)の内部後壁面(18b)との間に冷気吹出口(40)を画成すると共に、前記冷却器(42)から滴下する除霜水を受容する集水部材(60)と、
    前記内部後壁面(18b)に突設されて、前記断熱箱体(18)の天井面(18c)から所要間隔だけ離間する支持部(70)と、
    前記集水部材(60)の前記内部後壁面(18b)と対向する後端部に突設され、前記支持部(70)に載置される延長部(62)と、
    前記延長部(62)を支持部(70)に載置させたもとで、前記集水部材(60)の前部を前記断熱箱体(18)に固定する固定手段(54)とからなる貯蔵庫において、
    前記支持部(70)は、幅方向に離間して2箇所に突設されると共に、各支持部(70)に載置される前記延長部(62)が前記冷気吹出口(40)を挟んで突設され、両支持部(70,70)の間で前記集水部材(60)と内壁面(18b)との間に画成された冷気吹出口(40)の下方に臨む内部後壁面(18b)に、上下方向に延在する冷気流通凹部(72)が凹設されている
    ことを特徴とする貯蔵庫。
  2. 前記支持部(70)の上面(70a)と天井面(18c)との離間間隔は、該支持部(70)に載置された前記延長部(62)の上方移動を天井面(18c)で規制し得る寸法に設定されている請求項1記載の貯蔵庫。
  3. 前記延長部(62)の底部は、その後端部から前端部に向かうにつれて下方傾斜している請求項1または2記載の貯蔵庫。
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