JP2001133126A - オープンショーケース - Google Patents
オープンショーケースInfo
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- JP2001133126A JP2001133126A JP36784699A JP36784699A JP2001133126A JP 2001133126 A JP2001133126 A JP 2001133126A JP 36784699 A JP36784699 A JP 36784699A JP 36784699 A JP36784699 A JP 36784699A JP 2001133126 A JP2001133126 A JP 2001133126A
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- open showcase
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Abstract
ープンショーケースを提供する。 【解決手段】 オープンショーケース1は、断熱壁4と
この断熱壁4の両側に取り付けられた側板7とにより囲
繞される空間に陳列室13を構成しており、側板7は、
補強板81と、この補強板81を挟むかたちで重合され
た透明な外側板82及び内側板83とから構成され、こ
れら外側板82及び内側板83は補強板81に固定さ
れ、且つ、それらの縁部が相互に固着されると共に、外
側板82及び内側板83間には空気層Gを形成する。
Description
壁の両側に取り付けられた側板とにより囲繞される空間
に陳列室を構成して成るオープンショーケースに関する
ものである。
は、例えば特開平5−306875号公報に示されてい
る。即ち、この種オープンショーケースは、スーパーマ
ーケットやコンビニエンスストアなどの店舗に据え付け
られており、前記公報に示される如く、断熱壁内に前面
に開口する陳列室を構成し、この陳列室内に複数段の棚
を架設して商品を陳列している。そして、この陳列室の
前面開口には冷気エアーカーテンを形成すると共に、一
部を陳列室内に循環させて当該陳列室内を冷凍若しくは
冷蔵温度に冷却していた。
展に伴い、栄養ドリンク剤などの一本が比較的小容量の
飲料を各種まとめて一台のオープンショーケース内に陳
列することにより、販売促進を図る例が増えている。
る如くコンビニエンスストアの床面に据え付けられるオ
ープンショーケース内に飲料を陳列していた。ところ
が、この種飲料の販売にはレジカウンタの近傍に陳列し
た方が有利であることは従来より知られている。
上に陳列室の前面にエアーカーテンを形成したオープン
ショーケースを載置することが考えられるが、係るオー
プンショーケースでは、エアーカーテンを形成する冷気
によって、ガラス板によって構成される側板に結露が生
じ、係る結露によって顧客等の衣服が汚れてしまう問題
や、レジカウンタ上まで汚してしまう問題があった。
るために成されたものであり、店舗のカウンタ上に据え
付けるのに好適なオープンショーケースを提供するもの
である。
ケースは、断熱壁とこの断熱壁の両側に取り付けられた
側板とにより囲繞される空間に陳列室を構成して成るも
のであって、側板は、補強板と、この補強板を挟むかた
ちで重合された透明な外側板及び内側板とから構成さ
れ、これら外側板及び内側板は補強板に固定され、且
つ、それらの縁部が相互に固着されると共に、外側板及
び内側板間には空気層が形成されていることを特徴とす
る。
側に取り付けられた側板とにより囲繞される空間に陳列
室を構成して成るオープンショーケースにおいて、側板
は、補強板と、この補強板を挟むかたちで重合された透
明な外側板及び内側板とからの簡単な構成とされている
ため、側板の組立作業性を向上させることができる。
板及び内側板は補強板に固定され、且つ、それらの縁部
が相互に固着されると共に、外側板及び内側板間には空
気層が形成されているので、側板の強度を向上させるこ
とができると共に、外側板及び内側板間に形成された空
気層により断熱性を向上させることができ、更に、側板
に結露が生じることを未然に防止することができる。
は、上記に加えて断熱壁の下部には機械室が構成される
と共に、外側板の内側にはダクトが構成され、このダク
トは、下部が機械室内に連通し、上部は外側板表面に向
けて開口する吐出口に連通していることを特徴とする。
熱壁の下部には機械室が構成されると共に、外側板の内
側にはダクトが構成され、このダクトは、下部が機械室
内に連通し、上部は外側板表面に向けて開口する吐出口
に連通しているので、機械室に配設される圧縮機や凝縮
器の廃熱をダクトを介して吐出口から外側板表面に廃棄
することができる。
止するために特別に電気ヒータを設けることなく機械室
から排出される廃熱を利用して外側板表面の結露防止を
行うことができるようになる。
は、請求項2の発明に加えて補強板と外側板間に上下に
貫通した間隔を構成し、この間隔をダクトとしたことを
特徴とする。
に加えて補強板と外側板間に上下に貫通した間隔を構成
し、この間隔をダクトとしたので、間隔内に着色した短
冊状の板や広告表示を施した短冊状パネルを挿入するこ
とによって外観や販売効果の向上を図ることができると
共に、側板のカラーバリエーションを構成することがで
きるようになる。
は、上記各発明に加えて内側板には棚受けを一体に形成
したことを特徴とする。
えて内側板には棚受けを一体に形成したので、簡単な構
成にて陳列室内の棚の架設を行うことができるようにな
る。
の形態を詳述する。図1は本発明を適用した実施例とし
てのオープンショーケース1の正面図、図2はオープン
ショーケース1の側面図、図3はオープンショーケース
1の背面図、図4は後パネル2を外した状態のオープン
ショーケース1の背面図、図5はオープンショーケース
1の縦断側面図をそれぞれ示している。
ニエンスストアのレジカウンタC(図15)上に載せて
設置される卓上オープンショーケースであり、底部のユ
ニットベース3上に取り付けられた断熱壁4と、この断
熱壁4の上側に取り付けられた硬質樹脂製の底板6と、
ユニットベース3の左右に立設された側板7、7と、こ
れら側板7、7の上端間に架設された天板8と、これら
底板6、側板7、7及び天板8の後縁で囲繞される後面
の開口9を開閉自在に閉塞する扉11などから構成さ
れ、これら扉11、天板8、側板7、7及び底板6で囲
繞される空間を前面に開口(12)した陳列室13とし
ている。
ース3内空間を機械室14としている。また、16はユ
ニットベース3の左右に取り付けられた補強用のアング
ルである。
形状を呈しており、それによって前部に低位部4Aが、
後部に高位部4Bが構成されている。この低位部4Aは
後方に低く緩やかに傾斜しており、高位部4Bは前方に
低く緩やかに傾斜している。また、これら高位部4Bと
低位部4Aを結ぶ縦壁部4Cは上部が少許後退した傾斜
壁とされている。
A、高位部4B及び縦壁部4Cと間隔を存して当該断熱
壁4及びユニットベース3に被さるように取り付けられ
ており、これによって同様の前部の低位部6A、後部の
高位部6B及びそれらの間の縦壁部6Cとが構成されて
いる。そして、係る底板6と断熱壁4間に前下部から後
上部に渡る冷却室17が構成され、高位部4B上の冷却
室17内に冷却装置Rの冷凍サイクルを構成する冷却器
18が横設されると共に、縦壁部4Cの前側中央の冷却
室17内に送風機19が設けられている。
から縦壁部6Cの上部に渡る冷却器仕切板21が取り付
けられており、この冷却器仕切板21と底板6間には間
隔が形成されている。底板6の縦壁部6Cの上端には商
品落下防止用のガード6Dが一体に立設されており、そ
の下側には下部吐出口22が形成されている。そして、
前記冷却器仕切板21はこの下部吐出口22の下縁に連
続し、これによって、冷却器仕切板21と底板6間に、
冷却器18の後方から下部吐出口22に渡る下部吐出ダ
クト23が構成されている。尚、24は送風機19の周
囲に取り付けられたファンケースである。
退した傾斜壁とされているが、その前面には下部吐出口
22を隠蔽する吐出ガイド26が取り付けられ、下方に
開放しており、また、下部吐出口22の下方には突起2
7が一体に形成されている。底板6の低位部6Aも後方
に緩やかに低く傾斜しているが、その前部は斜め前下方
に屈曲され、そこに吸込口29が形成されている(図
6)。そして、この吸込口29の前側には実開平5−4
3458号公報に示される如き構造の平面蛍光ランプ3
1が立設され、陳列室13の開口12の下縁に位置して
いる。この平面蛍光ランプ31は前後方向に光を照射す
ると共に、その前面には所定の広告表示が施されてい
る。
るよう緩やかに傾斜しているが、その後端部は階段状に
降下しており、冷却器18の後側に位置する後壁部33
には連通孔32が形成されている。尚、この連通孔32
が形成された底板6の後壁部33は上部が前側となる傾
斜面とされている。
内面板37間に断熱材38を装填して構成され、例えば
後から見て右側の上下をヒンジ39にて天板8と底板6
に回動自在に枢支されている。また、断熱材38と内面
板37間には間隔が構成され、そこに上下に渡る後部ダ
クト41が形成されており、この後部ダクト41の上端
と下端に位置する内面板37の上面37A、下面37B
には連通孔42、43がそれぞれ形成されている。そし
て、下側の連通孔43は扉11を閉じたときに底板6の
連通孔32に合致する。
下面37Bは、上部が前側となる傾斜面とされ、扉11
を閉じたときに底板6の後壁部33に密接する形状とさ
れている。これにより、連通孔32と43は略キッチリ
と合致することになると共に、扉11の開閉にも支障が
生じなくなる(図7)。尚、47は内面板37の周囲に
取り付けられたガスケットである。
付けられており、この断熱材48の下側には間隔を存し
て内面板49が取り付けられ、この内面板49と断熱材
48間に天部ダクト51を構成している。内面板49の
後部は降下した後、上方向に折り返された形状を呈して
おり、この天部ダクト51の後下端に位置する内面板4
9の後下面49Aには連通孔53が形成されている。そ
して、扉11の上側の連通孔42は扉11を閉じたとき
に内面板49の連通孔53に合致する。
後下面49Aは、後部が上側となる傾斜面とされ、扉1
1を閉じたときに扉11の上面37Aに密接する形状と
されている。これにより、連通孔42と53は略キッチ
リと合致することになると共に、扉11の開閉にも支障
が生じなくなる(図8)。尚、ガスケット47は扉11
で後面の開口9を閉じた状態で天板8、底板6及び側板
7、7に密着してシールする。
けて開放し、そこに上部吐出口61が形成されている。
これにより、扉11を閉じた状態では、下部の吸込口2
9から冷却室17に至り、冷却室17から後部ダクト4
1及び天部ダクト51に渡って上部吐出口61に至る一
連の冷気循環ダクトが構成されることになる。
ニットベース3の前面及び左右側面にはスリット状の排
気口3Aが複数段形成されており、後面は開口されてい
る。そして、この開口を前記後パネル2にて開閉自在に
閉塞している。
室14内には、前記冷却器18と共に冷却装置Rの冷凍
サイクルを構成する圧縮機63、凝縮器64、キャピラ
リチューブ(減圧装置)66が設置され、更に、制御基
板などを収納する電装箱67や蒸発皿68、凝縮器用送
風機69なども設置されている。
械室14内の向かって右奥部に設置されており、凝縮器
64は向かって左奥部に設置され、凝縮器用送風機69
はその前側に対向して設けられている。尚、63Dは圧
縮機63の吐出配管、63Sは吸込配管である。前述の
如く断熱壁4は前部に低位部4Aを、また、後部に高位
部4Bを備えているので、機械室14の高さは前部が低
く、後部が高い寸法となる。従って、この高さの高い部
分を利用して寸法の嵩む圧縮機63と凝縮器64が並設
されている。
略門型の取付板72によってユニットベース3の底面か
ら浮かせて取り付けられており、蒸発皿68はこれら凝
縮器64と凝縮器用送風機69の下側に後面の開口から
挿脱自在に挿入されている。尚、73は蒸発皿68内に
収納された蒸発板であり、吸水性の部材から構成され、
後述するドレン水の蒸発を促進させるものである。
部分(後から見て右側)にはフィルタ74が取り付けら
れた吸気口2Aが形成されている。また、前記送風機1
9を駆動するモータ19Mは断熱壁4の縦壁部4Cの後
側の機械室14内に取り付けられ、圧縮機63と凝縮器
64の間に配置されている。そして、モータ19Mの回
転軸は縦壁部4Cを貫通して送風機19に連結されてい
る。
かって左側には排水口76が形成されており、この排水
口76からはドレンホース77が断熱壁4を貫通して垂
下し、その下端は蒸発皿68上に開口されている。冷却
器18から滴下するドレン水(除霜水や露)は高位部4
B上を伝って流下し、排水口76に流入する。そして、
排水口76からドレンホース77に流入し、蒸発皿68
内に排出されるものである。
縮器用送風機69、蒸発皿68、電装箱67、モータ1
9Mなどを配置しているので、狭い機械室14内に支障
無く整理して各機器を設置することができる。
構造を説明する。この場合、図12は向かって左側の側
板7を示し、それ以外は右側の側板7を示している。
尚、左右の側板7は左右対称形状で基本的には同一の構
造である。側板7は上下方向の補強板81と、透明な硬
質合成樹脂製の外側板82及び内側板83とから構成さ
れている。
ニットベース3の上面形状に略合致しており、前面は天
板8から前下方のユニットベース3前部に向かって緩や
かに湾曲しながら降下する形状を呈し、それによって陳
列室13の側面をカバーする。そして、補強板81はユ
ニットベース3の両側後部の切欠3Bを貫通して機械室
14内に入り、ユニットベース3及び又はアングル16
後部に螺子止めされると共に、補強板81、81の上端
間に天板8は連結される。
らの後部で補強板81を挟むかたちで相互に重合され、
周縁部では相互に固着されると共に、補強板81には螺
子止めされる。このとき、外側板82と内側板83間に
は空気層Gが形成され、断熱性を向上させている。
81に被さる部分には、上下に渡って外側に張り出した
張出部82A、83Aがそれぞれ形成されており、外側
板82の張出部82Aと補強板81間には上下に渡る排
気ダクト86が形成される。この排気ダクト86の下端
は機械室14内に連通しており、上端は天板8が被さっ
て閉塞されている。また、排気ダクト86の前面となる
張出部82Aの前面82Bには上下に渡って複数の排気
吐出口87・・・が穿設されている。
止するためのアスピレータ88が数カ所穿設されてい
る。また、天板8を取り付ける前の補強板81と外側板
82間の排気ダクト86は図10に示す如く上方に開放
しているので、そこから張出部82Aと補強板81間に
着色した短冊状の板や広告表示を施した短冊状パネルを
挿入することによって外観や販売効果の向上を図ること
が可能となる。
2に示す如く前下方に少許傾斜した棚受け89・・・が
実施例では上下に四段一体に形成されている。この棚受
け89・・・は対向する側板7方向及び後方に開放して
おり、後面の開口9から透明硬質樹脂製の棚91を差し
込む。これにより、図5に示す如く棚91が陳列室13
内に架設されている。
15に示す如くコンビニエンスストアのレジカウンタC
上に載置される。そして、陳列室13内にはドリンク剤
や缶飲料などの商品Vを収納し、陳列する。この場合、
底板6の縦壁部6C前側の低位部6A上には前面の開口
12から図5の如く商品Vを並べる。これにより、低位
部6A上は最下段の陳列面となる。このとき、低位部6
Aは後方に少許低く傾斜しているので、商品Vは前側に
倒れること無く後側の突起27や吐出ガイド26に寄り
かかるかたちとなる。
最上段となる)の陳列面となる底板6の高位部6Bや最
上段の陳列面となる棚91上には後面の扉11を開いて
開口9から商品Vを収納する。このとき、高位部6Bや
棚91は前側に低く少許傾斜しているので、商品Vは後
方から順次円滑に収納できる。また、高位部6Bや棚9
1は前部が低くなっていることから顧客は商品Vを見や
すくなると共に、顧客が最前列の商品Vを取り出した場
合には自動的にその後の商品Vが最前列に移動するよう
になる。
と、先ず平面蛍光ランプ31が点灯して前方に広告文字
などを浮き上がらせ、且つ、後方の陳列室13内を照明
する。また、圧縮機63、送風機19(のモータ19
M)、凝縮器用送風機69が運転されると、圧縮機63
の吐出配管63Dから吐出された高温高圧のガス冷媒は
凝縮器64に流入し、そこで凝縮器用送風機69によっ
て通風される外気によって凝縮液化される。凝縮された
液冷媒はキャピラリチューブ66で減圧された後、冷却
器18に流入して蒸発する。
って冷却効果を発揮する。冷却器18から出た冷媒は吸
込配管63Sから圧縮機63に吸い込まれ、再び圧縮さ
れる。そして、送風機19が運転されると、図5〜図8
に矢印で示す如く、吸込口29側から空気を吸引して冷
却器18方向に吐出する。前述の如く冷却器18と熱交
換して冷却された冷却室17内の冷気は、連通孔32か
ら出て連通孔43から後部ダクト41内に入る。そし
て、後部ダクト41内を上昇し、連通孔42、53を経
て天部ダクト51に入って前方に移動した後、吐出口6
1から陳列室13の前面開口12に向けて吐出される。
にエアーカーテンを形成しながら吸込口29に向かい、
平面蛍光ランプ31に案内されて送風機19の吸引力に
より吸込口29に吸い込まれる。そして、エアーカーテ
ンの一部が陳列室13内に循環されて陳列室13内は所
定温度に冷却される。また、冷却器18から出た冷気の
一部は下部吐出ダクト23に入り、そこを前方に移動し
て下部吐出口22から縦壁部6C前方に吐出される。
陳列面の低位部6A上は冷却効果が低下し勝ちとなる
が、前述の如く下部吐出口22から直接冷気を供給する
ため、係る冷却不足は解消される。また、下部吐出口2
2には吐出ガイド26が設けられ、その下方には突起2
7が形成されているので、下部吐出口22からの冷気吐
出や冷気循環が低位部6A上の商品Vで阻害されること
も無い。
トベース3の底面、即ち設置面から天板8の上面までの
高さ寸法L1は700mm〜750mm(実施例では7
15mm)に設定され、最下段の陳列面(低位部6A)
までの高さ寸法L2は100mm以上200mm以下の
範囲(実施例では149mm)に設定されている。ま
た、設置面から平面蛍光ランプ31上端までの高さ寸法
L3は200mm〜210mm(実施例では205m
m)に設定され、設置面から中段の陳列面(高位部6
B)までの高さ寸法L4は300mm以上400mm以
下の範囲(実施例では304mm)に設定されている。
1)までの高さ寸法L5は400mm以上700mm以
下の範囲(実施例では489mm)に設定され、設置面
から天板8前端までの高さ寸法L6は650mm〜70
0mm(実施例では668mm)に設定されている。ま
た、オープンショーケース1の前後寸法L7は450m
m以上550mm以下(実施例では490mm)に設定
されている。
るレジカウンタCの高さは通常800mm〜1000m
mであり、その奥行き550mm程である。従って、本
発明のオープンショーケース1によれば、安定してレジ
カウンタC上に設置し、陳列室13内において商品Vを
冷却しながら陳列することができるようになる。これに
より、特にレジカウンタCの近傍で販売したいドリンク
剤や缶飲料などの商品Vの購買意欲を促進し、売上向上
に寄与することが可能となる。
ンタC上に設置した場合、床から最下段の陳列面(低位
部6A)までの高さは900mm〜1200mmの範囲
の高さとなる。これにより、最下段の陳列面(低位部6
A)の高さは顧客の略腰から胸にかけての範囲となり、
最下段の商品Vの視認性が向上すると共に、取り出しや
すくなる。
上段の陳列面(棚91。棚91を架設しない場合には高
位部6Bとなる)の高さは設置面から300mm以上7
00mm以下の範囲となるので、同様にオープンショー
ケース1をレジカウンタC上に設置した場合、床から最
上段の陳列面(棚91或いは高位部6B)までの高さは
1100mm〜1700mmの範囲の高さとなる。これ
により、最上段の陳列面の高さは顧客の略腹から顔にか
けての範囲となり、最上段の商品Vの視認性も向上する
と共に、取り出しやすくなる。
って機械室14の高さは前部が低く後部が高くなるよう
構成されているので、最下段の陳列面(低位部6A)を
低く設定しながら、圧縮機63や凝縮器64などの寸法
の嵩む機器を機械室14内後部に据え付けることが可能
となる。
と、後パネル2の吸気口2Aから外気が吸引され、凝縮
器64に通風した後、前方の蒸発皿68に吹き付けられ
る。これによって、蒸発皿68内のドレン水は蒸発され
る。また、凝縮器64を空冷して温度上昇した暖気や圧
縮機63から生じる暖気は、一部はユニットベース3周
囲の排気口3Aから外部に流出するが、残りはユニット
ベース3の両側後部の切欠3B部分に至り、残りのうち
の一部は当該切欠3Bから外部に流出すると共に、残り
のうちのその他は側板7、7の排気ダクト86内に流入
する(図10)。
外側板82外面に流れて吸込口29付近で結露しやすい
部分を暖め、結露を防止する。また、排気ダクト86内
に流入した暖気は、図10に示す如くそこを上昇してや
がて前面の排気吐出口87・・・から前方の外側板82
外面に向けて流出する。これにより、陳列室13内の温
度によって結露し易い外側板82の外面を暖め、結露を
防止若しくは解消することができるようになる。
より閉塞されているので、排気ダクト86上部の圧力
(静圧)は上昇し、それにより、上方の排気吐出口87
程、流出する暖気量は多くなる。従って、吐出口61の
近傍で最も結露しやすくなる外側板82外面上部に暖気
を優先的に供給し、結露を効果的に解消することが可能
となる。
は、それに限られるものでは無く、コンビニエンススト
アのレジカウンタなどの卓上に設置するのに好適な範囲
で種々変更可能である。また、実施例では断熱壁4の下
側に機械室14を構成し、そこに冷却装置Rの圧縮機6
3などを設置したが、これら圧縮機や凝縮器を別置き式
としてオープンショーケース内の冷却器18と冷媒配管
で連結し、圧縮機などはレジカウンタ内に設置する方式
としても良い。
壁とこの断熱壁の両側に取り付けられた側板とにより囲
繞される空間に陳列室を構成して成るオープンショーケ
ースにおいて、側板は、補強板と、この補強板を挟むか
たちで重合された透明な外側板及び内側板とからの簡単
な構成とされているため、側板の組立作業性を向上させ
ることができる。
板及び内側板は補強板に固定され、且つ、それらの縁部
が相互に固着されると共に、外側板及び内側板間には空
気層が形成されているので、側板の強度を向上させるこ
とができると共に、外側板及び内側板間に形成された空
気層により断熱性を向上させることができ、更に、側板
に結露が生じることを未然に防止することができる。
熱壁の下部には機械室が構成されると共に、外側板の内
側にはダクトが構成され、このダクトは、下部が機械室
内に連通し、上部は外側板表面に向けて開口する吐出口
に連通しているので、機械室に配設される圧縮機や凝縮
器の廃熱をダクトを介して吐出口から外側板表面に廃棄
することができる。
止するために特別に電気ヒータを設けることなく機械室
から排出される廃熱を利用して外側板表面の結露防止を
行うことができるようになる。
に加えて補強板と外側板間に上下に貫通した間隔を構成
し、この間隔をダクトとしたので、間隔内に着色した短
冊状の板や広告表示を施した短冊状パネルを挿入するこ
とによって外観や販売効果の向上を図ることができると
共に、側板のカラーバリエーションを構成することがで
きるようになる。
えて内側板には棚受けを一体に形成したので、簡単な構
成にて陳列室内の棚の架設を行うことができるようにな
る。
る。
る。
る。
く背面図である。
ある。
拡大縦断側面図である。
拡大縦断側面図である。
大縦断側面図である。
平断面図である。
側の側板の側面図である。
側の側板の側面図である。
タ上に設置した状態の側面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 断熱壁とこの断熱壁の両側に取り付けら
れた側板とにより囲繞される空間に陳列室を構成して成
るオープンショーケースにおいて、 前記側板は、補強板と、この補強板を挟むかたちで重合
された透明な外側板及び内側板とから構成され、これら
外側板及び内側板は前記補強板に固定され、且つ、それ
らの縁部が相互に固着されると共に、前記外側板及び内
側板間には空気層が形成されていることを特徴とするオ
ープンショーケース。 - 【請求項2】 断熱壁の下部には機械室が構成されると
共に、外側板の内側にはダクトが構成され、このダクト
は、下部が前記機械室内に連通し、上部は前記外側板表
面に向けて開口する吐出口に連通していることを特徴と
する請求項1のオープンショーケース。 - 【請求項3】 補強板と外側板間に上下に貫通した間隔
を構成し、この間隔をダクトとしたことを特徴とする請
求項2のオープンショーケース。 - 【請求項4】 内側板には棚受けを一体に形成したこと
を特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3のオープ
ンショーケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP36784699A JP3889537B2 (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | オープンショーケース |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP36784699A JP3889537B2 (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | オープンショーケース |
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JP31890799A Division JP2001128809A (ja) | 1999-11-09 | 1999-11-09 | オープンショーケース |
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Family Applications (1)
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JP36784699A Expired - Lifetime JP3889537B2 (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | オープンショーケース |
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JP (1) | JP3889537B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008014583A (ja) * | 2006-07-06 | 2008-01-24 | Sanden Corp | 冷却庫 |
-
1999
- 1999-12-24 JP JP36784699A patent/JP3889537B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008014583A (ja) * | 2006-07-06 | 2008-01-24 | Sanden Corp | 冷却庫 |
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