JP2008014128A - 模様面の形成方法 - Google Patents

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学 小山
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博幸 西田
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【課題】美観性の高い筋状の模様を簡便な方法によって創出する。
【解決手段】(1)結合材及び有色粉粒体を含有する第1塗材を塗付して着色塗膜を形成する工程、(2)結合材、及び粒子径1mm未満の有色粉粒体を含有するベース塗材に、粒子径1〜10mmの有色骨材を混合して得られ、当該有色骨材として、当該ベース塗材によって形成される着色塗膜と同色である有色骨材を含む第2塗材を塗付する工程、(3)前記第2塗材の塗膜が未乾燥状態であるうちに、塗膜表面に模様付与具を押し当てながら前記有色骨材を引きずる工程、によって模様面を形成する。
【選択図】なし

Description

本発明は、新規な意匠性を創出することができる模様面の形成方法に関する。本発明は、特に建築物の内外壁、土木構造物等における模様面形成に好ましく適用できるものである。
近年、美観性をほどこした壁面等への関心が高まる中、天然石調、陶磁器タイル調、レンガ調等の美観性を施した模様面が広く採用されている。このような模様面の形成方法としては、例えば、目地色となる下塗材を塗付した後、樹脂発泡体等からなる目地材を貼り付け、次いで天然石調等の仕上塗材を塗付し、その後に目地材を除去する方法がある。かかる方法によれば、天然石やタイル、レンガ等を一枚一枚貼着する場合に比べて、工期が大幅に短縮される上、コストも大幅に削減できる。しかも、天然石、陶磁器タイル、レンガ等とほぼ同等の美観性を表出することができる。
例えば、特開平10−296180号公報(特許文献1)には、基材に下吹き層を満遍なく吹き付け、次いで下吹き層の一部が露出するように上吹き層を吹き付けた後、上吹き層に研磨を施す方法が記載されている。特許文献1の方法によれば、筋状の模様を有する模様面を形成することができる。
しかしながら、上述の特許文献の方法では、研磨工程等が必要となるため、作業が煩雑となり、安定した模様面を得ることも困難であった。
特開平10−296180号公報
本発明は上述の如き背景に鑑みなされたもので、美観性の高い筋状の模様を簡便な方法によって創出することを目的とするものである。
本発明は、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、第1塗材を塗付して着色塗膜を形成した後、特定のベース塗材と有色骨材を含有する第2塗材を塗付し、次いで、その塗膜に塗膜表面に模様付与具を押し当てながら有色骨材を引きずる工程によって模様面を形成することに想到し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は以下の特徴を有するものである。
1.(1)結合材及び有色粉粒体を含有する第1塗材を塗付して着色塗膜を形成する工程、
(2)結合材、及び粒子径1mm未満の有色粉粒体を含有するベース塗材に、粒子径1〜10mmの有色骨材を混合して得られ、当該有色骨材として、当該ベース塗材によって形成される着色塗膜と同色である有色骨材を含む第2塗材を塗付する工程、
(3)前記第2塗材の塗膜が未乾燥状態であるうちに、塗膜表面に模様付与具を押し当てながら前記有色骨材を引きずる工程、
を有することを特徴とする模様面の形成方法。
2.(1)結合材及び有色粉粒体を含有する第1塗材を塗付して着色塗膜を形成する工程、
(1’)当該着色塗膜の表面の一部に対し、可剥性目地材を貼着する工程、
(2)結合材、及び粒子径1mm未満の有色粉粒体を含有するベース塗材に、粒子径1〜10mmの有色骨材を混合して得られ、当該有色骨材として、当該ベース塗材によって形成される着色塗膜と同色である有色骨材を含む第2塗材を塗付する工程、
(3)前記第2塗材の塗膜が未乾燥状態であるうちに、塗膜表面に模様付与具を押し当てながら前記有色骨材を引きずる工程、
(4)前記可剥性目地材を除去する工程、
を有することを特徴とする模様面の形成方法。
本発明によれば、新規な筋状模様を簡便な方法によって創出することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
本発明は、主に、建築物の内外壁面、土木構造物等に適用することができる。このような部位を構成する基材としては、例えば、コンクリート、モルタル、サイディングボード、押出成形板、石膏ボード、パーライト板、合板、プラスチック板、金属板等が挙げられる。これら基材は、何らかの表面処理(フィラー処理、パテ処理、サーフェーサー処理、シーラー処理等)が施されたものや、何らかの着色塗料が塗装されたもの、あるいは既に塗膜が形成されたものや、壁紙が貼り付けられたもの等であってもよい。
本発明では基材に対し、まず工程(1)として、結合材及び有色粉粒体を含有する第1塗材を塗付して着色塗膜を形成する。
第1塗材における結合材としては、例えば、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、酢酸ビニル樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂、アクリル酢酸ビニル樹脂、アクリルウレタン樹脂、アクリルシリコン樹脂、ポリビニルアルコール、セルロース誘導体等の合成樹脂が挙げられ、これらの1種または2種以上を使用することができる。合成樹脂としては、水分散性樹脂、水溶性樹脂等の水性樹脂が好適である。
有色粉粒体は、塗材に種々の色相を付与する成分である。本発明では、色相が異なる2種以上の有色粉粒体を組み合わせて用いることにより、塗材の多彩感を高めることができる。有色粉粒体の色相は、無彩色、有彩色のいずれであってもよく、透明性を有するものであってもよい。具体的に有色粉粒体としては、例えば、酸化チタン、酸化亜鉛、カーボンブラック、黒色酸化鉄、べんがら、ペリレンレッド、キナクリドンレッド、黄色酸化鉄、ベンツイミダゾロンイエロー、フタロシアニングリーン、群青、紺青、フタロシアニンブルー、キナクリドンバイオレット等の着色顔料;重質炭酸カルシウム、カオリン、クレー、珪藻土、タルク、沈降性硫酸バリウム、シリカ粉等の体質顔料;天然石粉砕物、陶磁器粉、セラミック粉、ゴム粒、金属粒、樹脂ビーズ、珪砂等、あるいはこれらの表面を着色コーティングしたもの等の如き骨材が挙げられる。
有色粉粒体の重量比率は、上記結合材の固形分100重量部に対し、通常100〜4000重量部、好ましくは200〜2000重量部、より好ましくは300〜1500重量部である。
第1塗材としては、結合材、有色粉粒体の他に、水、溶剤、造膜助剤、硬化剤、可塑剤、防腐剤、防黴剤、防藻剤、抗菌剤、増粘剤、消泡剤、レベリング剤、界面活性剤、顔料分散剤、沈降防止剤、たれ防止剤、湿潤剤、触媒、硬化促進剤、脱水剤、消泡剤、艶消剤、凍結防止剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、光安定剤等の添加剤が含まれていてもよい。
第1塗材の塗装方法としては、特に限定されず、吹付け塗装、ローラー塗装、刷毛塗り、コテ塗り等の方法を採用することができる。第1塗材は、基材の全面に対して塗装すればよい。第1塗材の塗付け量は、通常0.5〜5kg/m程度である。
工程(2)では、結合材、及び粒子径1mm未満の有色粉粒体を含有するベース塗材に、粒子径1〜10mmの有色骨材を混合して得られ、当該有色骨材として、当該ベース塗材によって形成される着色塗膜と同色である有色骨材を含む第2塗材を塗付する。第2塗材における結合材としては、上記第1塗材と同様のものが使用できる。
粒子径1mm未満の有色粉粒体は、第2塗材の充填材として作用するとともに、第2塗材に色彩を付与する成分である。具体的には、第1塗材における有色粉粒体のうち、粒子径1mm未満のものを適宜選択して使用することができる。
粒子径1〜10mmの有色骨材としては、ベース塗材によって形成される着色塗膜と同色であるものを使用する。具体的には、ベース塗材の着色塗膜に対する有色骨材の色差(ΔE)が20以下、好ましくは15以下、より好ましくは10以下のものを使用する。なお、ここに言う色差は、色差計を用いて測定される値であり、それぞれの塗膜のL値、a値、b値(測定点10箇所以上の平均値)より下記式にて算出することができる。
<式>△E={(L 1−L 2+(a 1−a 2+(b 1−b 20.5
(式中、L 1、a 1、b 1はそれぞれ有色骨材のL、a、b。L 、a 、b はそれぞれ着色塗膜のL、a、b
このような有色骨材としては、例えば、重質炭酸カルシウム、カオリン、クレー、珪藻土、タルク、沈降性硫酸バリウム、シリカ粉等の体質顔料;天然石粉砕物、陶磁器粉、セラミック粉、ゴム粒、金属粒、樹脂ビーズ、珪砂等、あるいはこれらの表面を着色コーティングしたもの等の如き有色骨材が挙げられる。
また、第2塗材には、透明骨材を含むこともでき、形成塗膜に透明感を付与することもできる。透明骨材としては、光透過率が3%以上であるものが使用でき、例えば、樹脂ビーズ、珪砂、長石、珪石、寒水石、ガラスビーズ等が挙げられる。
なお、ここに言う光透過率とは、濁度計による全光線透過率の値である。この測定では、透明骨材の試料を内厚5mmの透明ガラス製セル中に充填し、次いで徐々に水を充填した後、セル中の気泡を振動によって取り除いたものを用いる。但し試料としては、粒子径を0.5〜1.0mmとしたものを用いる。
透明骨材の粒子径は特に限定されないが、粒子径1mm未満の透明骨材を用いた場合は、引きずりによって形成された筋状凹部に第2塗材が残存していても第1塗材の色を視認することが可能となり、施工性を高めることができる。また、粒子径1〜10mmの透明骨材を用いた場合は、模様付与具によって引きずられるが、筋状模様の端部をあまり目立たなくすることができる。
第2塗材における有色粉粒体の重量比率は、結合材の固形分100重量部に対し、通常100〜3000重量部、好ましくは200〜2000重量部である。
有色骨材の重量比率は、結合材の固形分100重量部に対し、通常30〜1000重量部、好ましくは50〜800重量部である。
透明骨材の重量比率は、結合材の固形分100重量部に対し、通常10〜1000重量部、好ましくは20〜500重量部である。
第2塗材としては、結合材、有色粉粒体、透明骨材の他に、水、溶剤、造膜助剤、硬化剤、可塑剤、防腐剤、防黴剤、防藻剤、抗菌剤、増粘剤、消泡剤、レベリング剤、界面活性剤、顔料分散剤、沈降防止剤、たれ防止剤、湿潤剤、触媒、硬化促進剤、脱水剤、消泡剤、艶消剤、凍結防止剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、光安定剤等の添加剤が含まれていてもよい。
第2塗材の塗装方法としては、特に限定されず、吹付け塗装、ローラー塗装、刷毛塗り、コテ塗り等の方法を採用することができる。第2塗材の塗付け量は、通常0.5〜5kg/m程度である。
工程(3)では、前記第2塗材の塗膜が未乾燥状態であるうちに、塗膜表面に鏝を押し当てながら有色骨材を引きずる。本発明では、工程(2)で使用する第2塗材において、ベース塗材と有色骨材が同色に設定されており、有色骨材があまり目立たない。そのため、工程(3)の後に得られる仕上外観においては、第2塗材の色相を基調とする塗膜面の中に、工程(1)の着色塗膜が非連続な筋状模様として現れ、陰影感が付与された美観性を得ることができる。
第1塗材と第2塗材の色は適宜設定することができるが、通常は異色に設定する。すなわち、第1塗材塗膜とベース塗材塗膜との色差が、ベース塗材塗膜と有色骨材との色差よりも大きくなるように設定する。このような範囲内で、第1塗材と第2塗材(ベース塗材)の色を比較的近似する色に設定した場合は、落ち着きのある仕上外観を得ることができる。一方、これらの色が大きく異なるように設定した場合は、メリハリのある斬新な仕上外観を得ることができる。
模様付与具としては、有色骨材を押し当てて引きずることができる器具であれば特に限定されず、鏝やヘラ等の通常塗材塗付時に用いる器具や、板状、棒状等の器具を用いることができる。また、金属製、木製、プラスチック製、ゴム製、ガラス製等特に限定されない。本発明では、有色骨材を押し当てて引きずる工程が容易であることから、鏝を使用することが好ましい。
また、塗膜表面と接触する模様付与具の境界線(境界面)は、平坦形状でもよいし凹凸形状でもよく、目的とする仕上外観に合わせて適宜選定すればよい。
本発明では、工程(1)の後、工程(1’)として着色塗膜の表面の一部に対し、可剥性目地材を貼着し、工程(2)、工程(3)の後に、工程(4)として当該可剥性目地材を除去することにより、目地部を形成することができる。この方法によれば、目地部の色相と、筋状模様部分の色相を同色とすることができ、斬新な意匠性を表出することが可能となる。
可剥性目地材を貼着する位置、間隔等は、所望の目地模様に応じて決定すればよい。例えば、均等間隔に貼り付けることもできるし、ランダムに貼り付けることもできる。模様としては、例えば、タイル調模様、レンガ調模様、幾何学的模様、水玉模様、縞模様、格子模様、渦巻き模様、紋章柄の他、動植物、器物、文字等をデザイン化した図形模様等が可能である。これらの模様を表出するためには、直筋状の目地材を複数組合わせて用いてもよいし、平面状の型紙を模様形状に応じて打ち抜いたものを目地材として用いてもよい。
可剥性目地材3の幅は、通常5mm以上(好ましくは5〜100mm)程度であり、この範囲内で適宜設定することができる。可剥性目地材の幅を30mm以上に設定することにより、目地部を強調することもできる。可剥性目地材の高さは、通常0.5〜10mm程度である。
さらに本発明では、工程(3)または工程(4)の後に、有色骨材の一部または全部を取り除く工程を含んでもよい。有色骨材を取り除くことによって、美観性を高めることができる。例えば、第2塗材で用いる有色骨材として、ゴム粒、樹脂ビーズ等を使用する場合は、工程(3)または工程(4)の後に、有色骨材に対する溶解能を有する溶剤を有色骨材に接触させることによって、有色骨材を溶解させ取り除くことができる。このような溶剤としては、ゴム粒、樹脂ビーズ等の種類によって適宜設定すればよいが、例えば、アルコール類、グリコール類、炭化水素類、エステル類、ケトン類等が使用できる。
本発明で得られた模様面には、必要に応じクリヤー塗料等を塗付することも可能である。クリヤー塗料としては、特に限定されないが、例えば、アクリル樹脂系塗料、ウレタン樹脂系塗料、アクリルシリコン樹脂系塗料、フッ素樹脂系塗料等が挙げられる。本発明の効果を阻害しない範囲内であれば、着色タイプのクリヤー塗料を使用することも可能である。
クリヤー塗料の塗装においては、公知の方法が採用でき、例えば、吹付け塗装、ローラー塗装、刷毛塗り等の各種方法が採用できる。クリヤー塗料は目地部のみに塗装することもできる。
以下に実施例を示し、本発明の特徴をより明確にする。
(第1塗材Pの製造)
結合材として、アクリル樹脂エマルション(固形分50重量%、最低造膜温度24℃)を200重量部用意し、これに造膜助剤(2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールモノイソブチレート)を16重量部、ポリウレタン系増粘剤を5重量部、シリコーン系消泡剤を3重量部、さらに有色粉粒体として粒子径0.1〜0.5mmの着色骨材(黄緑色)を550重量部混合し、常法により均一に撹拌して第1塗材Pを製造した。
(第2塗材Qの製造)
結合材として、アクリル樹脂エマルション(固形分50重量%、最低造膜温度24℃)を200重量部用意し、これに造膜助剤(2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールモノイソブチレート)を16重量部、ポリウレタン系増粘剤を5重量部、シリコーン系消泡剤を3重量部、さらに有色粉粒体として粒子径0.1〜0.5mmの着色骨材(白色)を550重量部混合してベース塗材を製造した。このベース塗材に、さらに粒径1.5mmの有色骨材(白色)を200重量部混合し、常法により均一に撹拌して第2塗材Qを製造した。このベース塗材と有色骨材との色差ΔEは0.7であった。
(実施例1)
90cm×90cmのスレート板に対し、エポキシ系下塗材を塗付け量0.2kg/mで塗付し、2時間乾燥した後、第1塗材Pを塗付け量1kg/mで塗付した。4時間乾燥後、第2塗材Qを塗付け量5kg/mで塗付し、その直後、第2塗材Qの塗膜表面に鏝を押し当てながら有色骨材を引きずり、第1塗材Pの塗膜を筋状に露出させた。なお、以上の工程は、すべて標準状態(温度23℃・相対湿度50%)で行った。
以上の方法により、白色を基調とする塗膜面の中に、黄緑色のランダムな筋状模様を有する模様面が得られた。
(実施例2)
90cm×90cmのスレート板に対し、エポキシ系下塗材を塗付け量0.2kg/mで塗付し、2時間乾燥した後、第1塗材Pを塗付け量1kg/mで塗付した。16時間乾燥後、可剥性目地型枠(格子状、幅50mm、高さ2mm)を塗膜表面に貼り付けた。次いで第2塗材Qを塗付け量5kg/mで塗付し、その直後、第2塗材Qの塗膜表面に鏝を押し当てながら有色骨材を引きずり、第1塗材Pの塗膜を筋状に露出させた。24時間乾燥後、可剥性目地型枠を除去した。なお、以上の工程は、すべて標準状態(温度23℃・相対湿度50%)で行った。
以上の方法により、黄緑色の目地によって区画化された白色塗膜面の中に、目地色と同色のランダムな筋状模様を有する模様面が得られた。

Claims (2)

  1. (1)結合材及び有色粉粒体を含有する第1塗材を塗付して着色塗膜を形成する工程、
    (2)結合材、及び粒子径1mm未満の有色粉粒体を含有するベース塗材に、粒子径1〜10mmの有色骨材を混合して得られ、当該有色骨材として、当該ベース塗材によって形成される着色塗膜と同色である有色骨材を含む第2塗材を塗付する工程、
    (3)前記第2塗材の塗膜が未乾燥状態であるうちに、塗膜表面に模様付与具を押し当てながら前記有色骨材を引きずる工程、
    を有することを特徴とする模様面の形成方法。
  2. (1)結合材及び有色粉粒体を含有する第1塗材を塗付して着色塗膜を形成する工程、
    (1’)当該着色塗膜の表面の一部に対し、可剥性目地材を貼着する工程、
    (2)結合材、及び粒子径1mm未満の有色粉粒体を含有するベース塗材に、粒子径1〜10mmの有色骨材を混合して得られ、当該有色骨材として、当該ベース塗材によって形成される着色塗膜と同色である有色骨材を含む第2塗材を塗付する工程、
    (3)前記第2塗材の塗膜が未乾燥状態であるうちに、塗膜表面に模様付与具を押し当てながら前記有色骨材を引きずる工程、
    (4)前記可剥性目地材を除去する工程、
    を有することを特徴とする模様面の形成方法。

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