JP4711812B2 - 模様面の形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、新規な意匠性を創出することができる模様面の形成方法に関する。本発明は、特に建築物の内外壁や床、土木構造物等における模様面形成に好ましく適用できるものである。
近年、美観性をほどこした壁面、床面等への関心が高まる中、天然石調、陶磁器タイル調、レンガ調等の美観性を施した模様面が広く採用されている。このような模様面の形成方法としては、例えば、目地色となる下塗材を塗付した後、樹脂発泡体等からなる目地材を貼り付け、次いで天然石調等の仕上塗材を塗付し、その後に目地材を除去する方法がある。かかる方法によれば、天然石やタイル、レンガ等を一枚一枚貼着する場合に比べて、工期が大幅に短縮される上、コストも大幅に削減できる。しかも、天然石、陶磁器タイル、レンガ等とほぼ同等の美観性を表出することができる。
例えば、特開平10−296180号公報(特許文献1)には、目地棒を貼りつけた基材に下吹き層を満遍なく吹き付け、次いで下吹き層の一部が露出するように上吹き層を吹き付けた後、目地棒を除去し、さらに研磨を施す方法が記載されている。特許文献1の方法によれば、目地で区画された虫喰い調模様面を形成することができる。
また、特開平11−62163号公報(特許文献2)には、天然砂岩調の模様面を得る方法として、下地層に所定の間隔で目地テープを貼りつけ、透明ないし半透明の塗料を多層に塗装した後に、目地テープを除去する方法が記載されている。
特開平10−296180号公報 特開平11−62163号公報
しかしながら、上述の特許文献の如き方法において、目地部の色相は通常黒色、灰色等の単色に限られており、意匠性向上の工夫は、専ら目地部の形状や、目地部以外の表面模様に依存するところが大であった。また、上記特許文献の方法では、研磨工程や多層塗り工程が必要となるため、作業が煩雑となり、安定した模様面を得ることも困難であった。
本発明は上述の如き背景に鑑みなされたもので、従来にはない新規な目地模様を簡便な方法によって創出することを目的とするものである。
本発明は、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、装飾塗材と特定の可剥性目地材を組み合わせて使用する方法に想到し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は以下の特徴を有するものである。
1.目地模様を有する模様面を形成する方法であって、
基材に対し、結合材及び有色粉粒体を含む第1装飾塗材を塗付する工程(1)、
前記第1装飾塗材が未乾燥のうちに、その塗膜表面の一部に対し、底面が平滑であって通気性を有する可剥性目地材を押し付けながら貼着し、目地模様を形成しようとする部分を平滑化処理する工程(2)、
前記第1装飾塗材を乾燥させる工程(3)、
前記可剥性目地材どうしの間隙に、結合材及び有色粉粒体を含む第2装飾塗材を塗付する工程(4)、
前記第2装飾塗材を乾燥させる工程(5)、
前記可剥性目地材を除去する工程(6)、
を有することを特徴とする模様面の形成方法。
2.項1.記載の模様面の形成方法において、前記工程(4)の後、前記第2装飾塗材の乾燥前に前記可剥性目地材を除去し、次いで、前記第2装飾塗材を乾燥させることを特徴とする模様面の形成方法。
3.目地模様を有する模様面を形成する方法であって、
基材に対し、結合材及び有色粉粒体を含む第1装飾塗材を塗付する工程(1)、
前記第1装飾塗材が未乾燥のうちに、その塗膜表面の一部に対し、底面が平滑であって通気性を有する可剥性目地材を押し付けながら貼着し、目地模様を形成しようとする部分を平滑化処理する工程(2)、
前記可剥性目地材どうしの間隙に、結合材及び有色粉粒体を含む第2装飾塗材を塗付する工程(4)、
前記第1装飾塗材及び前記第2装飾塗材を乾燥させる工程(5)、
前記可剥性目地材を除去する工程(6)、
を有することを特徴とする模様面の形成方法。
本発明によれば、従来にはない新規な目地模様を簡便な方法によって創出することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明における具体的な工程の一例を示す断面図である。この図1に基づき本発明の形態を説明する。
本発明は、主に、建築物の内外壁面、床等、あるいは土木構造物の表面等に適用することができる。基材1は、このような部位を構成する材料であり、例えば、コンクリート、モルタル、サイディングボード、押出成形板、石膏ボード、パーライト板、合板、プラスチック板、金属板、木工板、ガラス、陶磁器タイル等の各種基材が挙げられる。これら基材1は、何らかの表面処理(フィラー処理、パテ処理、サーフェーサー処理、シーラー処理等)が施されたものや、何らかの着色塗料が塗装されたもの、あるいは既に塗膜が形成されたものや、壁紙が貼り付けられたもの等であってもよい。
図1(a)に示すように、本発明では基材1に対し、まず工程(1)として第1装飾塗材2を塗付する。この第1装飾塗材2は、結合材及び有色粉粒体を必須成分として含むものである。
第1装飾塗材2における結合材としては、例えば、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、酢酸ビニル樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂、アクリル酢酸ビニル樹脂、アクリルウレタン樹脂、アクリルシリコン樹脂、ポリビニルアルコール、セルロース誘導体等が挙げられ、これらの1種または2種以上を使用することができる。合成樹脂としては、水分散性樹脂、水溶性樹脂等の水性樹脂が好適である。
有色粉粒体は、装飾塗材に種々の色相を付与する成分である。本発明では、色相が異なる2種以上の有色粉粒体を組み合わせて用いることにより、装飾塗材の多彩感を高めることができる。有色粉粒体の色相は、無彩色、有彩色のいずれであってもよく、透明性を有するものであってもよい。具体的に有色粉粒体としては、例えば、酸化チタン、酸化亜鉛、カーボンブラック、黒色酸化鉄、べんがら、ペリレンレッド、キナクリドンレッド、黄色酸化鉄、ベンツイミダゾロンイエロー、フタロシアニングリーン、群青、紺青、フタロシアニンブルー、キナクリドンバイオレット等の着色顔料;重質炭酸カルシウム、カオリン、クレー、珪藻土、タルク、沈降性硫酸バリウム、シリカ粉等の体質顔料;天然石粉砕物、陶磁器粉、珪砂、セラミック粉、ゴム粒、金属粒等、あるいはこれらの表面を着色コーティングしたもの等の如き骨材が挙げられる。
有色粉粒体の重量比率は、上記結合材の固形分100重量部に対し、通常100〜4000重量部、好ましくは200〜2000重量部、より好ましくは300〜1500重量部である。
第1装飾塗材2の塗装方法としては、特に限定されず、吹付け塗装、ローラー塗装、刷毛塗り、コテ塗り等の方法を採用することができる。第1装飾塗材2は、基材の全面に対して塗装すればよい。第1装飾塗材2の塗付量は、通常0.5〜5kg/m程度である。
工程(2)では、上記第1装飾塗材2が未乾燥のうちに、その塗膜表面の一部に対し、底面が平滑であって通気性を有する可剥性目地材3を押し付けながら貼着する(図1(b))。この工程により、目地模様を形成しようとする部分が平滑化処理される。すなわち、最終的に形成される模様面の目地部に、磨き風の光沢感と装飾模様が付与されることとなる。
しかも、本発明における目地材は通気性を有するため、目地材を押し付けた状態のままで第1装飾塗材2を乾燥させることができる(工程(3))。すなわち、可剥性目地材3の下部に位置する第1装飾塗材に含まれる水等の媒体が可剥性目地材3を通過して揮発するため、可剥性目地材3の下部に位置する第1装飾塗材2の乾燥遅延を抑制することができ、ひいては工期短縮を図ることができる。さらに、かかる可剥性目地材3の使用により、目地材除去の際における目地溝の型崩れを防止することができ、美観性の高い目地模様が形成できる。
図2は、本発明における可剥性目地材3の一例を示す図(断面図)である。図2の可剥性目地材3は、底面5を有し、当該底面5の両端から立上った側面6を有するものである。このうち底面5は、平滑な形状を有し、かつ通気性を有するものである。
底面5を構成する通気性材料としては、例えば、ポリ酢酸ビニル、酢酸セルロース、ポリビニルアルコール等の水蒸気透過性高分子化合物のシート状物、織布、不織布等の繊維質材料等が挙げられる。また、1〜100μm程度の粉体を粉体間に空間が生成されるような量の樹脂バインダーで結合させたもの等も通気性材料として使用できる。この場合、粉体として吸放湿性粉体を用いることもできる。
側面6を構成する材料は、特に限定されないが、上述の如き通気性材料を使用することも可能である。
なお、図2では、可剥性目地材3として、目地材内部に空洞を有するものを示したが、本発明の効果が損われない限り、目地材内部が通気性材料で充填されたもの、目地材内部に補強材を有するもの等を使用することもできる。
本発明では、未乾燥塗膜の乾燥によって目地材が除去できなくなるのを防ぐため、目地材として可剥性を有するものを使用する。目地材に可剥性を付与するには、例えばシリコーン化合物等の撥水剤によって目地材を処理する方法等を採用することができる。かかる処理は、目地材の底面外側にのみ行えば足りるが、底面と側面の外周面全体に対して行っても差し支えはない。
本発明では、目地材の底面5を構成する材料として、通気撥水性シート状物を採用することによって、目地材に通気性と可剥性を付与することもできる。かかる通気撥水性シート状物としては、例えば、特開昭58−144178号公報、特開昭60−173178号公報、特開平3−167362号公報、特開平4−216038号公報、特開平6−114991号公報、特開平6−200481号公報、特開平6−313275号公報、特開平7−54274号公報、特開平7−279059号公報、特開2001−138425号公報、特開2001−214374号公報に記載されているようなものが使用できる。
このような材料からなる底面5については、可剥性目地材3を塗膜に押し付けながら貼着した際(押圧時)に、変形しないものが好ましい。但し、仮に押圧時に底面5が変形した場合であっても、押圧後、可剥性目地材3を貼着した状態で、その底面5の内側をローラー、へら等を用いて均すことにより、平滑化を行うことができる。
可剥性目地材3による平滑化処理は、最終的な目地部において磨き風の光沢感が得られるように行えばよい。具体的には、目地部表面の85度鏡面光沢度が5以上(好ましくは10以上)となるように処理することが望ましい。
可剥性目地材3を貼り付ける位置、間隔等は、所望の目地模様に応じて決定すればよい。例えば、均等間隔に貼り付けることもできるし、ランダムに貼り付けることもできる。模様としては、例えば、タイル調模様、レンガ調模様、幾何学的模様、水玉模様、縞模様、格子模様、渦巻き模様、紋章柄の他、動植物、器物、文字等をデザイン化した図形模様等が可能である。これらの模様を表出するためには、直線状の目地材を複数組合わせて用いてもよいし、平面状の型紙を模様形状に応じて打ち抜いたものを目地材として用いてもよい。
可剥性目地材3の幅は、通常5mm以上(好ましくは5〜100mm)程度であり、この範囲内で適宜設定することができる。特に、可剥性目地材3の幅を30mm以上に設定すれば、目地部の光沢感が視認しやすくなり好適である。また、このような幅広の目地材を使用した場合であっても、その下部の塗材を十分に乾燥させることができる。可剥性目地材3の高さは、通常0.5〜10mm程度である。
可剥性目地材3貼着後における第1装飾塗材の乾燥時間は、常温で通常12時間以上(好ましくは16〜24時間)程度である。
工程(4)では、可剥性目地材3どうしの間隙に、結合材及び有色粉粒体を含む第2装飾塗材4を塗付する(図1(c))。この第2装飾塗材4は、目地部以外の表面模様を形成するものであり、その塗膜表面では、塗材の粘性や有色粉粒体等に起因する微細な凹凸が残存するため、目地部の表面に比べ光沢感の低い仕上がりとなる。本発明では、目地部とそれ以外の部分にこのような光沢差を設けることによって、従来にはない美観性を創出することができる。
第2装飾塗材4を構成する結合材、有色粉粒体としては、それぞれ第1装飾塗材2で述べたものと同様のものが使用できる。
第2装飾塗材4における有色粉粒体の重量比率は、結合材の固形分100重量部に対し、通常100〜4000重量部、好ましくは200〜2000重量部、より好ましくは300〜1500重量部である。
第2装飾塗材4の塗装方法としては、特に限定されず、吹付け塗装、ローラー塗装、刷毛塗り、コテ塗り等の方法を採用することができる。第2装飾塗材4の塗装においては、塗材が目地材どうしの間隙を充填するように塗付すればよいが、最終的な仕上り性が損われなければ、可剥性目地材3の上や内部に塗材が塗付されても構わない。第2装飾塗材4の塗付量は、通常1〜10kg/m程度である。
第2装飾塗材4と第1装飾塗材2の色相は同色であってもよいし、異色であってもよい。本発明では、これら装飾塗材の色相を同色とした場合であっても、相互の表面状態の違いにより凹凸感を際立たせることができる。
第2装飾塗材4の乾燥(工程(5))は、次工程の目地材除去において目地溝の形状が損われない程度に行えばよい。第2装飾塗材4の乾燥時間は、常温で通常16時間以上(好ましくは24〜48時間)程度である。
次いで、工程(6)として、前記可剥性目地材3を除去する(図1(d))。可剥性目地材3を除去することにより、目地溝が形成され、凹凸模様を有する模様面が得られる。
工程(6)の後には、必要に応じクリヤー塗料等を塗付することも可能である。クリヤー塗料としては、特に限定されないが、例えば、アクリル樹脂系塗料、ウレタン樹脂系塗料、アクリルシリコン樹脂系塗料、フッ素樹脂系塗料等が挙げられる。本発明の効果を阻害しない範囲内であれば、着色タイプのクリヤー塗料を使用することも可能である。
クリヤー塗料の塗装においては、公知の方法が採用でき、例えば、吹付け塗装、ローラー塗装、刷毛塗り等の各種方法が採用できる。
クリヤー塗料を目地部のみに塗装すれば、目地部以外の部分との光沢差をいっそう大きくすることもできる。
以上、図1に基づき本発明の一例を示したが、目地材除去の際に目地溝の形状が損われなければ、工程(5)と工程(6)の順序を入れ替えてもよい。すなわち、工程(4)の後、第2装飾塗材4の乾燥前に可剥性目地材3を除去し(工程(6))、次いで、第2装飾塗材4を乾燥させる(工程(5))ことができる。
また、本発明では可剥性目地材3の貼着後、第1装飾塗材2の乾燥工程(3)を設けずに、直ちに第2装飾塗材4を塗付し、その後に第1装飾塗材2及び第2装飾塗材4をまとめて乾燥することも可能である。
以下に実施例を示し、本発明の特徴をより明確にする。
(装飾塗材の製造)
結合材として、アクリル樹脂エマルション(固形分50重量%、最低造膜温度24℃)を200重量部用意し、これに造膜助剤(2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールモノイソブチレート)を16重量部、ポリウレタン系増粘剤を5重量部、シリコーン系消泡剤を3重量部、さらに有色粉粒体として粒子径0.1〜2mmの着色骨材混合物(白色:灰色:黒色=3:3:1)を550重量部混合し、常法により均一に撹拌して装飾塗材Pを製造した。
(模様面の形成)
90cm×90cmのスレート板に対し、エポキシ系下塗材を塗付量0.2kg/mで塗付し、2時間乾燥した後、第1装飾塗材として装飾塗材Pを塗付量1kg/mで塗付した。この塗材の塗付後、直ちに、通気可剥性目地型枠(格子状、幅50mm、高さ2mm)を塗膜表面に押し付けて平滑化処理し、そのまま16時間放置した。なお、通気可剥性目地型枠としては、図2に示す断面構造を有し、その底面及び側面がシリコーン系撥水剤で処理された酢酸ビニル系シート材からなるものを使用した。
次に、第2装飾塗材として、装飾塗材Pを塗付量5kg/mで塗付し、24時間乾燥後、目地型枠を除去した。この際、目地型枠の除去は容易であり、目地型枠下部の塗材も十分に乾燥していた。なお、以上の工程は、すべて標準状態(温度23℃・相対湿度50%)で行った。
以上の方法により、全面にわたる自然石調の模様に、光沢感を有する格子状の目地模様(目地部の85度鏡面光沢度は7)が形成され、全体的な統一感を有しつつも、表面模様と目地部のコントラストが明瞭な模様面を得ることができた。
本発明の一例を示す図(断面図)である。 可剥性目地材の一例を示す図(断面図)である。
符号の説明
1:基材
2:第1装飾塗材
3:可剥性目地材
4:第2装飾塗材
5:底面
6:側面

Claims (3)

  1. 目地模様を有する模様面を形成する方法であって、
    基材に対し、結合材及び有色粉粒体を含む第1装飾塗材を塗付する工程(1)、
    前記第1装飾塗材が未乾燥のうちに、その塗膜表面の一部に対し、底面が平滑であって通気性を有する可剥性目地材を押し付けながら貼着し、目地模様を形成しようとする部分を平滑化処理する工程(2)、
    前記第1装飾塗材を乾燥させる工程(3)、
    前記可剥性目地材どうしの間隙に、結合材及び有色粉粒体を含む第2装飾塗材を塗付する工程(4)、
    前記第2装飾塗材を乾燥させる工程(5)、
    前記可剥性目地材を除去する工程(6)、
    を有することを特徴とする模様面の形成方法。
  2. 請求項1記載の模様面の形成方法において、前記工程(4)の後、前記第2装飾塗材の乾燥前に前記可剥性目地材を除去し、次いで、前記第2装飾塗材を乾燥させることを特徴とする模様面の形成方法。
  3. 目地模様を有する模様面を形成する方法であって、
    基材に対し、結合材及び有色粉粒体を含む第1装飾塗材を塗付する工程(1)、
    前記第1装飾塗材が未乾燥のうちに、その塗膜表面の一部に対し、底面が平滑であって通気性を有する可剥性目地材を押し付けながら貼着し、目地模様を形成しようとする部分を平滑化処理する工程(2)、
    前記可剥性目地材どうしの間隙に、結合材及び有色粉粒体を含む第2装飾塗材を塗付する工程(4)、
    前記第1装飾塗材及び前記第2装飾塗材を乾燥させる工程(5)、
    前記可剥性目地材を除去する工程(6)、
    を有することを特徴とする模様面の形成方法。
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