JP2008012088A - 洗濯機 - Google Patents

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悟 岡西
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】脱水工程のモータ起動時の通電ON、OFF動作で発生する異常音の発生を低減した洗濯機を提供すること。
【解決手段】制御手段24は、すすぎ工程及び脱水工程の起動初期に洗濯兼脱水槽13の回転立ち上げ時において、モータ16への通電を脱水起動直後に一部周波数カットして前記脱水起動時のモータ16を低速で回転するよう制御したので、回転が急激に上がらず、低速で徐々に立ち上がるためにVベルト17には急激な張力が加わることはなく、その結果起動時に発生する衝撃音が少なくなり、水受け槽15に共鳴することはなく、従来例のようなモータ16の通電がON、OFFのたびに発生する音が少なくなり、部屋全体に反響するなどの不具合が解消する。
【選択図】図1

Description

本発明は、すすぎ工程及び脱水工程の起動初期の洗濯兼脱水槽の回転立ち上げ時にスムーズな脱水運転を行う洗濯機に関するものである。
従来、この種の洗濯機は図5、および図6に示すような構成が一般的であった(例えば、特許文献1参照)。以下、その構成について説明する。
図5は、従来の洗濯機の縦断面図を、図6は、同洗濯機の動作タイムチャートを示すものである。
図5において、洗濯兼脱水槽1は、底面にパルセータ2を回転自在に配設し、水受け槽3は、前記洗濯兼脱水槽1を回転自在に内包し、モータ4は、Vベルト5および減速機構兼クラッチ6を介して、洗濯兼脱水槽1またはパルセータ2を駆動する。水受け槽3の底部に配した排水弁7は洗濯兼脱水槽1内の洗濯水を排水し、外枠9上方の給水弁8は洗濯兼脱水槽1内に給水するものである。また、水受け槽3は外枠9にサスペンション10によって垂下防振支持されている。環状流体バランサー11は洗濯兼脱水槽1の上部に設け、脱水時の振動を低減するものである。
制御手段12は、モータ4、排水弁7、給水弁8などを制御して、洗濯、すすぎ、脱水の一連の行程を逐次制御するものである。
上記構成において動作を説明すると、衣類を洗う場合、洗濯兼脱水槽1に衣類と所定量の洗剤を投入した後、運転を開始すると、制御手段12は給水弁8を制御して洗濯兼脱水槽1内に所定量の水を給水し、その後、モータ4を制御してパルセータ2を駆動する。
洗濯終了後、制御手段12は排水弁7を制御して洗濯兼脱水槽1内の水を排水し、その後、モータ4を制御してVベルト5および減速機構兼クラッチ6を介して、洗濯兼脱水槽1を回転駆動する。このとき、洗濯兼脱水槽1内の衣類に含まれている洗剤液や水分を、遠心力で脱水するが、この回転を急激に立ち上げると洗濯兼脱水槽1と水受け槽3の間に多量の水や泡が発生し、排水弁7からの排水能力を越えると、起動不良を生じて、モータ4の加熱や、発生した泡が水受け槽3の上方より溢れて外枠9内部のモータ4等の電装部材に降りかかり絶縁低下する、等の不具合が発生する恐れがある。
そのため、回転駆動の初期は徐々に排水する為に、図6の動作タイムチャートで示すように、回転数が上昇しないように間欠運転を行う。
図6において、脱水運転スタートSからモータ4に通電ONをt1時間行った後OFFとし、さらにt2時間後に再びONさせる。次にt3時間後にOFFさせ、t4後にONさせる、といった間欠運転をT1時間行って回転数を上げないようにして徐々に脱水し、ある程度衣類に含まれた水分が排出された後、連続通電の本脱水運転を行い水分を排出する。
特開平07−303787号公報
しかしながら、前記従来の構成では、制御手段12でモータ4を非通電状態から通電をONした場合、前記洗濯兼脱水槽1内には水分を含んだ衣類があり極めて大きな慣性力があるため、Vベルト5に連動しているモータ4は最大の起動トルクが生じ、それを伝達するVベルト5に急激な張力が加わり、起動時に衝撃音が発生していた。この衝撃音が前記水受け槽3に共鳴し、モータ4のON、OFFのたびに大きな反響音が繰り返される異常音となり、洗濯機の設置場所によっては部屋全体に響くなどの不具合となっていた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、脱水工程のモータ起動時のON、OFF動作で発生する異常音の発生を低減した洗濯機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯機は、すすぎ工程及び脱水工程の初期の洗濯兼脱水槽の回転立ち上げ時において、モータへの通電を一部周波数カットしてモータを低速で回転するよう制御し、Vベルト等に急激な張力がかからないようにしたものである。
これにより、脱水工程のモータ起動時のON、OFF動作で発生する異常音を低減するもので、部屋全体に反響するなどの不具合を解決することができるものである。
本発明の洗濯機は、脱水工程のモータ起動時のON、OFF動作で発生する異常音を低減するもので、部屋全体に反響するなどの不具合を解決することができる。
第1の発明は、外枠内部に防振支持された水受け槽と、前記水受け槽内に回転自在に支持された洗濯兼脱水槽と、前記水受け槽外底部に固着したモータと、前記モータの回転を前記洗濯兼脱水槽に回転伝達するVベルトと、洗い、すすぎ、脱水工程などを逐次制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、すすぎ工程及び脱水工程の起動初期に洗濯兼脱水槽の回転立ち上げ時において、前記モータへの通電を脱水起動直後に一部周波数カットして前記脱水起動時のモータを低速で回転するよう制御したことにより、脱水工程のモータ起動時の通電のON、OFF動作で発生する異常音を低減するもので、部屋全体に反響するなどの不具合を解決することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における洗濯機の縦断面図、図2(a)は、同洗濯機の脱水工程における通常の通電波形図、図2(b)は、同洗濯機の脱水工程の起動初期の立ち上がり時における通電波形図、図3は、同洗濯機の動作タイムチャート、図4は、同洗濯機の脱水工程の起動直後における通電波形図を示すものである。
図1において、洗濯兼脱水槽13は、底面にパルセータ14を洗濯回転自在に配設し、水受け槽15は、洗濯兼脱水槽13を脱水回転自在に内包する。水受け槽15の外底部に固着したモータ16は、Vベルト17および減速機構兼クラッチ18を介して、洗濯兼脱水槽13およびパルセータ14を駆動する。排水弁19は洗濯兼脱水槽13内の洗濯水を排水し、給水弁20は洗濯兼脱水槽13内に給水するものである。また、水受け槽15は外枠21内部にサスペンション22によって垂下防振支持されている。環状の流体バランサー23は洗濯兼脱水槽13の上部に設け、脱水時の振動を低減するものである。
制御手段24は、モータ16、排水弁19、給水弁20などを制御して、洗濯、すすぎ、脱水の一連の行程を逐次実行するものである。
洗濯兼脱水槽13の内側面部には、開口部25を備えた循環水路カバー26と洗濯兼脱水槽13とで循環水路27が形成されている。洗濯工程時、モータ16に通電されると、パルセータ14の回転により、水受け槽15底部やパルセータ14の裏面の洗濯水は、パルセータ14の下側羽根28により、その外周に形成されたポンプ室29から循環水路27を通り、開口部25より洗濯兼脱水槽13内に吐出され、洗濯時洗剤液の衣類への浸透を良くするものである。
上記構成において洗濯動作を説明すると、洗濯兼脱水槽13に衣類と洗剤を投入し、運転を開始すると給水弁20を開いて所定の水位まで給水した後、モータ16を駆動し、洗濯行程となり、その後、すすぎ工程、脱水工程と逐次進行するように制御手段24にて制御されている。
制御手段24は、図2(a)のように、モータ16への通電比率を電源の半波を1としたとき、1/1通電として、モータの回転を通常回転させたり、図2(b)のように、モータ16への通電比率を電源の半波を1としたとき、1/3通電として、通電を一部カットして、モータ16の起動トルクや回転トルクを小さくして、低速で回転させたりする制御を行う。
図3の動作タイムチャートに示すように、脱水工程において制御手段24は、モータへの通電を間欠的に行う間欠脱水運転を経て、本脱水運転に移行するよう制御されている。
脱水工程の間欠脱水はモータ16を所定の時間のON、OFFの動作を数回の繰り返し運転を行った後、本脱水運転に移行している。
この間欠運転の動作において、間欠脱水運転の通電ONさせた起動直後のそれぞれA部、B部、C部に前記図2の(b)で示すような、モータへの通電比率を1/3通電を行うことで、モータ16の起動トルクと回転トルクを低減せしめ、洗濯兼脱水槽13の回転を急激に上昇させず、低速で回転させる。
その後、図2(a)で示す、モータ16への通電比率を通常運転と同じ1/1行うことで徐々に回転を上げる。この動作を数回繰り返し運転した後、時間T以降は、図2(a)のモータ16への通電比率1/1を連続通電する事で本脱水に移行し衣類が正常に絞られる。
上記図3の間欠脱水運転の起動直後のA部、B部、C部における通電状態を図4にて説明すると、起動直後は1/3通電を所定の時間k行いモータの起動トルクを高めず、その後1/1通電を行い通常の起動トルクを発揮させる。
以上のように構成された洗濯機において、以下その動作、作用を説明する。
脱水運転の起動直後に図2(b)で示すような、モータへの通電比率を1/3行うことで、モータ16の起動トルクは低く、洗濯兼脱水槽13の回転が急激に上がらず、低速で徐々に立ち上がるためにVベルト17には急激な張力が加わることはなく、その結果起動時に発生する衝撃音が少なくなり、前記水受け槽15に共鳴することはなく、従来例のようなモータ16の通電がON、OFFのたびに発生する音が少なくなり、部屋全体に反響するなどの不具合が解消できるので、夜間運転などを可能とした静かな洗濯機等として有用である。
特に循環水路27が形成させた構成では、洗剤の衣類へ浸透が強いので脱水時の泡の発生が多いため、上記間欠脱水の時間や回数を多く設定して、起動不良の発生を抑えねばならないが、本実施の形態での異音低減効果が倍増する。
以上のように、本発明にかかる洗濯機は、脱水工程のモータ起動時のON、OFF動作で発生する異常音を低減するもので、間欠運転を用いたモータ駆動機器などの用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1おける洗濯機の縦断面図 (a)同洗濯機の脱水工程における通常の通電波形図(b)同洗濯機の脱水工程の起動初期の立ち上がり時における通電波形図 同洗濯機の動作タイムチャート 同洗濯機の脱水工程の起動直後における通電波形図 従来の洗濯機の縦断面図 同従来の洗濯機の動作タイムチャート
符号の説明
13 洗濯兼脱水槽
14 パルセータ
15 水受け槽
16 モータ
17 Vベルト
21 外枠
24 制御手段

Claims (1)

  1. 外枠内部に防振支持された水受け槽と、前記水受け槽内に回転自在に支持された洗濯兼脱水槽と、前記水受け槽外底部に固着したモータと、前記モータの回転を前記洗濯兼脱水槽に回転伝達するVベルトと、洗い、すすぎ、脱水工程などを逐次制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、すすぎ工程及び脱水工程の起動初期に洗濯兼脱水槽の回転立ち上げ時において、前記モータへの通電を脱水起動直後に一部周波数カットして前記脱水起動時のモータを低速で回転するよう制御した洗濯機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017028790A1 (zh) * 2015-08-17 2017-02-23 青岛海尔洗衣机有限公司 洗衣机
US10249877B2 (en) 2008-10-22 2019-04-02 Lg Chem, Ltd. Lithium iron phosphate having olivine structure and method for analyzing the same

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