JP2008011629A - チャージポンプ回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 チップ面積を増大させることなく、昇圧効率を高めることができるチャージポンプ回路を提供する。
【解決手段】 入力側から出力側に向かう方向にのみ電流を流すように構成されたスイッチングトランジスタと、スイッチングトランジスタの出力に一方の電極が接続された昇圧用コンデンサと、を備えるユニット回路30を複数縦列に接続してなり、正電圧の電源電圧を正電圧方向に昇圧して出力する正電圧チャージポンプ回路1a、1c、1dと、所定の負電圧を出力する負電圧チャージポンプ回路1bと、負電圧チャージポンプ回路1bから出力された負電圧の入力を受けて、電圧振幅の最大値と最小値が夫々電源電圧と負電圧に設定された昇圧クロックを生成する負電圧レベルシフタを備え、昇圧クロックを正電圧チャージポンプ回路1a、1c、1dの昇圧用コンデンサの他方の電極に供給するクロック発生回路と、を同一半導体基板上に備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、チャージポンプ回路、特に、不揮発性半導体記憶装置等で用いられるチャージポンプ回路に関する。
フラッシュメモリ等の不揮発性半導体記憶装置では、メモリセルへのデータの書き込み及び消去のために、電源電圧より高い高電圧及び所定の負電圧を用いている。このような不揮発性半導体記憶装置では、高電圧を得るために、例えば、電源電圧より高い昇圧電圧を発生させる昇圧回路を用い、チップ内部で昇圧電圧を発生させて高電圧を得ている。昇圧回路としては、例えば、キャパシタを並列に接続して順次昇圧していくディクソンタイプのチャージポンプ回路が知られている。
先ず、従来技術に係る不揮発性半導体記憶装置の構造について図8〜図14を基に説明する。ここでの不揮発性半導体記憶装置はフラッシュメモリであり、図8に示すように、メモリセルアレイ7、ロウデコーダ6、カラムデコーダ8、データレジスタ/センスアンプ9、複数のチャージポンプ回路1、及び、電圧切り替え回路5を備えて構成される。
メモリセルアレイ7は、フラッシュメモリセルをマトリクス状に配列してなり、複数のメモリブロックに分割された構成となっている。ここで、図9は、一般的なフラッシュメモリセル20のセル構造を模式的に示している。このフラッシュメモリセル20は、コントロールゲート21、フローティングゲート22、ソース23、及び、ドレイン24からなり、フローティングゲート22における電子の多寡により2値(“1”、“0”)のデータを記憶可能である。メモリブロックは、フラッシュメモリセル20がm×n個マトリックス状に配列された構成となっている。各メモリブロックは、m本のワード線を備え、このワード線1本あたりn個のフラッシュメモリセル20のコントロールゲート21が接続されている。同様に、各メモリブロックは、n本のビット線を備え、このビット線1本あたりm個のフラッシュメモリセル20のドレイン24が接続されている。更に、メモリブロック内の全てのソース23が共通接続されている。尚、各メモリブロックはソース23が共通接続される構造であるため、後述するフラッシュメモリセル20の消去動作は、1ビット毎ではなく、メモリブロック単位で一括して行なわれる。
チャージポンプ回路1は、リードWL用電圧VRWを生成するリードWL用ポンプ1f、イレースWL用電圧VEWを生成するイレースWL用ポンプ1b、プログラムWL用電圧VPWを生成するプログラムWL用ポンプ1g、及び、ソース・カラム用電圧VSCを生成するソース・カラム用ポンプ1hの4つが設けられている。リードWL用ポンプ1f、プログラムWL用ポンプ1g及びソース・カラム用ポンプ1hは正電圧の電源電圧を正電圧方向に昇圧して出力する正電圧チャージポンプ回路であり、イレースWL用ポンプ1bは所定の負電圧を出力する負電圧チャージポンプ回路である。リードWL用ポンプ1f、イレースWL用ポンプ1b及びプログラムWL用ポンプ1g夫々の出力は、電圧切り替え回路5に接続されており、ソース・カラム用ポンプ1hの出力は、カラムデコーダ8に接続されている。
正電圧チャージポンプ回路は、基本クロックオシレータ2、正電圧ポンプドライバ11及び正電圧ポンプセル4を縦列接続して構成されている。より具体的には、リードWL用ポンプ1fは、基本クロックオシレータ2a、正電圧ポンプドライバ11a、正電圧ポンプセル4aを縦列に接続して構成されている。プログラムWL用ポンプ1gは、基本クロックオシレータ2c、正電圧ポンプドライバ11c、正電圧ポンプセル4cを縦列に接続して構成されている。ソース・カラム用ポンプ1hは、基本クロックオシレータ2d、正電圧ポンプドライバ11d、正電圧ポンプセル4dを縦列に接続して構成されている。ここで、図10は、基本クロックオシレータ2の構成を示す回路図であり、図11は、正電圧ポンプドライバ11の構成を示す回路図であり、図12は、正電圧ポンプセル4の構成を示す回路図である。
より具体的には、基本クロックオシレータ2は、図10に示すように、多段構成のインバータからなるリングオシレータとなっており、通常10MHz程度の高周波のクロック信号oscが生成される。このクロック信号oscは正電圧ポンプドライバ11に入力される。正電圧ポンプドライバ11は、図11に示すように、クロック信号oscから所定の位相を持つクロック信号clk1〜clk4を生成する。
正電圧ポンプセル4は、図12に示すように、1つのチャージポンプを備えるユニット回路30の複数を縦列接続し、前段のユニット回路30で正電圧方向に昇圧した電圧を後段のユニット回路30で更に正電圧方向に昇圧する構成となっている。図12に示す正電圧ポンプセル4は、NチャンネルMOSトランジスタN1〜N8及びコンデンサC1〜C8を備えて構成され、4つのユニット回路30が構築されている。各ユニット回路30は、入力側から出力側に向かう方向にのみ電流を流すように構成されたスイッチングトランジスタ、スイッチングトランジスタの出力に一方の電極が接続された昇圧用コンデンサ、スイッチングトランジスタのゲート電圧を調整するための制御用トランジスタ及び制御用コンデンサを備えて構成されている。奇数段のユニット回路30a、30cの制御用コンデンサC1、C5にはクロック信号clk1が、昇圧用コンデンサC2、C6にはクロック信号clk2が、偶数段のユニット回路30b、30dの制御用コンデンサC3、C7にはクロック信号clk3が、昇圧用コンデンサC4、C8にはクロック信号clk4が入力される構成となっている。
負電圧チャージポンプ回路であるイレースWL用ポンプ1bは、高周波のクロック信号oscを生成する基本クロックオシレータ2b、クロック信号oscから所定の位相を持つクロック信号clk1’〜clk4’を生成する負電圧ポンプドライバ11b、及び、所定の負電圧を生成する負電圧ポンプセル4bを縦列接続して構成されている。
基本クロックオシレータ2bの構成は、図10に示す基本クロックオシレータ2と同様の回路構成である。負電圧ポンプドライバ11bは、図13に示すように、クロック信号oscから所定の位相を持つクロック信号clk1’〜clk4’を生成する。
負電圧ポンプセル4bは、図14に示すように、1つのチャージポンプを備えるユニット回路30’の複数を縦列接続し、前段のユニット回路30’で負電圧方向に昇圧した電圧を後段のユニット回路30’で更に負電圧方向に昇圧する構成となっている。負電圧ポンプセル4bは、PチャンネルMOSトランジスタP1〜P8及びコンデンサC1’〜C8’を備えて構成され、4つのユニット回路30’が構築されている。各ユニット回路30’は、入力側から出力側に向かう方向にのみ電流を流すように構成されたスイッチングトランジスタ、スイッチングトランジスタの出力に一方の電極が接続された昇圧用コンデンサ、スイッチングトランジスタのゲート電圧を調整するための制御用トランジスタ及び制御用コンデンサを備えて構成されている。奇数段のユニット回路30a’、30c’の制御用コンデンサC1’、C5’にはクロック信号clk1’が、昇圧用コンデンサC2’、C6’にはクロック信号clk2’が、偶数段のユニット回路30b’、30d’の制御用コンデンサC3’、C7’にはクロック信号clk3’が、昇圧用コンデンサC4’、C8’にはクロック信号clk4’が入力される構成となっている。
電圧切り替え回路5は、入力されたリードWL用電圧VRW、イレースWL用電圧VEW及びプログラムWL用電圧VPWから、メモリセルアレイ7中のフラッシュメモリセル20のコントロールゲート21に印加する電圧を選択し、ロウデコーダ6に出力する。ロウデコーダ6は、電圧切り替え回路5によって選択された電圧をフラッシュメモリセル20のコントロールゲート21に印加する。カラムデコーダ8は、フラッシュメモリセル20のドレイン24にソース・カラム用ポンプ1hから出力されたソース・カラム用電圧VSCを印加する。データレジスタ/センスアンプ9は、フラッシュメモリセル20に記憶されているデータの判定を行い、外部に出力する。
次に、従来技術に係る不揮発性半導体記憶装置の動作について図15〜図17を基に説明する。
最初に、フラッシュメモリの読み出し処理、書き込み処理及び消去処理夫々について簡単に説明する。尚、図15は、読み出し処理時、消去処理時及び書き込み処理時夫々におけるフラッシュメモリセル20のコントロールゲート21、ドレイン24及びソース23に与えられる電圧条件の一例を示している。
読み出し処理は、制御信号及びアドレス信号等からなる読み出し信号が外部から与えられたときに、該読み出し信号によって特定されるフラッシュメモリセル20のコントロールゲート21に高電圧(例えば5V)を、ドレイン24に低電圧(例えば0.8V)を、ソース23に低電圧(例えば0V)を印加して行なう。そして、読み出し対象のフラッシュメモリセル20のソース23−ドレイン24間に流れる電流と、基準となるリファレンスメモリセルのソース23−ドレイン24間に流れる電流とをセンスアンプによって比較することで、読み出し対象のフラッシュメモリに記憶されたデータの“1”、“0”の判定を行い、データの判定結果を外部へ出力する。
書き込み処理は、書き込み動作及びベリファイ動作からなる。書き込み動作は、フラッシュメモリの外部から、制御信号、データ信号及びアドレス信号が与えられたときに、アドレス信号等によって特定されるフラッシュメモリセル20のコントロールゲート21に高電圧(例えば9V)を、ドレイン24に高電圧(例えば5V)を、ソース23に低電圧(例えば0V)を印加して行なう。この時、書き込み対象のフラッシュメモリセル20のドレイン24近傍で発生したホットエレクトロンは、コントロールゲート21に印加された高電圧によりフローティングゲート22に注入される。この後、書き込み対象のフラッシュメモリセル20に対する書き込み動作が成功したか否かを判定するベリファイ動作を行い、ベリファイ成功なら書き込み完了となる。ベリファイ失敗なら、再度書き込み対象のフラッシュメモリセル20に対し書き込み動作及びベリファイ動作を行う。そして、書き込み動作及びベリファイ動作をベリファイ成功まで繰り返し実施し、規定回数内にベリファイ成功とならなかった場合は、外部へ書き込みエラーのステータスを返す。
消去処理は、消去動作及びベリファイ動作からなり、メモリブロック単位で行われる。消去動作は、制御信号及びアドレス信号から成る制御信号及び消去データが外部から与えられたときに、アドレス信号によって特定されるメモリブロック内の全てのフラッシュメモリセル20のコントロールゲート21に負電圧(例えば−8V)を印加し、ドレイン24をフローティング状態にし、ソース23に高電圧(例えば5V)を印加して行なう。このような条件で電圧を印加すると、フローティングゲート22−ソース23間に高電界が発生し、トンネル現象を利用してフローティングゲート22内の電子をソース23に引き抜くことが出来る。この後、書き込み処理の場合と同様に、消去対象のフラッシュメモリセル20に対する消去動作が成功したか否かを判定するベリファイ動作を行う。消去対象のメモリブロック内の全てのフラッシュメモリセル20がベリファイ成功なら消去完了となる。ベリファイ失敗なら、再度消去対象のフラッシュメモリセル20に対し消去動作及びベリファイ動作を行う。そして、書き込み処理の場合と同様に、消去動作及びベリファイ動作をベリファイ成功まで繰り返し実施し、規定回数内にベリファイ成功とならなかった場合は、外部へ消去エラーのステータスを返す。
続いて、従来のチャージポンプ回路1の動作について図16及び図17を基に説明する。図16は、読み出し処理時、消去処理時及び書き込み処理時における各チャージポンプ回路1の動作状況を示す表である。ここで、消去処理は、前処理、本処理及び後処理の3つの処理で構成される。前処理では、過消去を防止するために、全てのメモリセルを書き込み状態にして閾値電圧を上げる処理を行なう。本処理では、前処理後、メモリブロック内の全てのメモリセルの閾値電圧を下げるための消去電圧の印加による消去動作と消去動作が成功したか否かを判定するベリファイ動作を行なう。後処理では、本処理後、閾値電圧の下がりすぎているメモリセルに対し、正常な消去状態の閾値電圧範囲に収めるための書き込みを行う。
図17は、図10に示す基本クロックオシレータ2で生成された信号osc、及び、図11に示す正電圧ポンプドライバ11から出力されるクロック信号clk1、clk2、clk3、clk4夫々の信号波形を示している。図17に示すように、信号oscは方形波であり、正電圧ポンプドライバ11は、信号oscのタイミングを異ならせて出力する。尚、クロック信号clk1及びクロック信号clk2は、同時にHレベル(電源電圧レベル)となることがないようにタイミング設定されており、クロック信号clk3及びクロック信号clk4は、クロック信号clk1及びクロックclk信号2と半周期ずれたタイミング設定がされている。また、図示しないが、図13に示す負電圧ポンプドライバ11bから出力されるクロック信号clk1’及びクロック信号clk2’は、同時にLレベル(接地電圧レベル)となることがないようにタイミング設定されており、負電圧ポンプドライバ11bから出力されるクロック信号clk3’及びクロック信号clk4’は、クロック信号clk1’及びクロック信号clk2’と半周期ずれたタイミング設定がされている。
ここで、簡単のために、図8のリードWL用ポンプ1fを例に説明する。正電圧ポンプセル4aは、初段のユニット回路30a内のコンデンサC2から最終段のユニット回路30d内のコンデンサC8まで電荷を順に蓄えていき、所望の高電圧を得る。より具体的には、先ず、ユニット回路30aの昇圧用コンデンサC2に入力されるクロック信号clk3がグランドレベルから電源電圧レベルに変化することにより、入力電圧(電源電圧)を、電源電圧の電圧振幅にほぼ等しい電圧だけ昇圧させることができる。このとき、次段のユニット回路30bの制御用コンデンサC3に入力されるクロック信号clk3をタイミング良くグランドレベルから電源電圧レベルに変化させることで、ユニット回路30bの昇圧用コンデンサC4にユニット回路30aの昇圧用コンデンサC2で昇圧した昇圧電圧を受け渡す。クロック信号clk2及びclk3を同相で変化させることにより、ユニット回路30aの出力ノードにおける電圧降下がユニット回路30bに与える影響を抑える。その後、ユニット回路30bの昇圧用コンデンサC4に入力されるクロック信号clk4をグランドレベルから電源電圧レベルにすることにより、ユニット回路30aの昇圧用コンデンサC2から受け渡された昇圧電圧を、電源電圧の電圧振幅にほぼ等しい電圧だけ昇圧させることができる。正電圧ポンプセル4a内の他のユニット回路30についても同様に動作させ、順次、前段のユニット回路30の出力電圧を後段のユニット回路30で更に昇圧する。
しかし、近年、不揮発性半導体記憶装置で用いる電源電圧の低電圧化が進んでいることから、不揮発性半導体記憶装置で用いる高電圧と電源電圧の差が大きくなってきており、より昇圧度の大きいチャージポンプ回路が必要とされるようになってきている。チャージポンプ回路の昇圧度はチャージポンプ数に依存するため、不揮発性半導体記憶装置で用いる高電圧と電源電圧の差が大きくなるほど、必要なチャージポンプの段数が多くなる。従って、必要とされるチャージポンプの段数の増大により、チップ面積が増加するという問題が生じている。
チャージポンプ回路の昇圧効果を上げるための技術として、クロック信号の電圧振幅を増大させるためのブースト回路を設け、使用するクロック信号の電圧振幅を電源電圧幅より大きくすることで、昇圧効率を上げるチャージポンプ回路がある(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
ここで、図18は、上記ブースト回路を用いたチャージポンプ回路の一構成例を示している。このチャージポンプ回路1は、図18に示すように、図8に記載のチャージポンプ回路1の各構成に加え、ポンプドライバ11とポンプセル4の間にブースト回路12を備えて構成される。図19は、ブースト回路12の概略構成例を示している。ブースト回路12は、電源電圧Vcc−NMOSの閾値電圧Vthの電圧レベルを用い、入力信号oscでブーストして電圧振幅の最大値が電源電圧Vccより高いクロック信号hbstを出力する。図20は、入力信号oscと出力信号hbst(clk1、clk2、clk3、clk4)の関係を示す波形図である。ブースト回路12の出力を用いたチャージポンプ回路1は、各ユニット回路30において、昇圧用コンデンサに入力されるクロック信号の電圧振幅が増大することにより昇圧度が増大するため、図8に示す通常のチャージポンプ回路1より昇圧効率が高い。
特開平11−273379号公報 特開平11−45978号公報
しかしながら、上記特許文献1及び特許文献2に記載のチャージポンプ回路では、各ユニット回路で使用するクロック信号を増幅するためのブースト回路を、ユニット回路毎に設ける必要があるため、チップ面積が増大するという問題があった。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、チップ面積を増大させることなく、昇圧効率を高めることができるチャージポンプ回路を提供する点にある。
上記目的を達成するための本発明に係るチャージポンプ回路は、入力側から出力側に向かう方向にのみ電流を流すように構成されたスイッチングトランジスタと、前記スイッチングトランジスタの出力に一方の電極が接続された昇圧用コンデンサと、を備えるユニット回路を複数縦列に接続してなるチャージポンプ回路であって、前記ユニット回路の前記昇圧用コンデンサの他方の電極に入力される昇圧クロックの電圧振幅の最大値と最小値が夫々所定の正電圧と負電圧に設定されていることを第1の特徴とする。
上記特徴の本発明に係るチャージポンプ回路は、前記昇圧クロックを生成するクロック発生回路が、前記正電圧及び前記負電圧の入力を受けて前記昇圧クロックを生成する負電圧レベルシフタを備えて構成されることを第2の特徴とする。
上記特徴の本発明に係るチャージポンプ回路は、前記負電圧レベルシフタに供給される前記正電圧は電源電圧であり、前記負電圧は負電圧方向の昇圧を行なう他のチャージポンプ回路の出力電圧であることを第3の特徴とする。
上記目的を達成するための本発明に係るチャージポンプ回路は、入力側から出力側に向かう方向にのみ電流を流すように構成されたスイッチングトランジスタと、前記スイッチングトランジスタの出力に一方の電極が接続された昇圧用コンデンサと、を備えるユニット回路を複数縦列に接続してなり、正電圧の電源電圧を正電圧方向に昇圧して出力する正電圧チャージポンプ回路と、所定の負電圧を出力する負電圧チャージポンプ回路と、前記負電圧チャージポンプ回路から出力された前記負電圧の入力を受けて、電圧振幅の最大値と最小値が夫々前記電源電圧と前記負電圧に設定された昇圧クロックを生成する負電圧レベルシフタを備え、前記昇圧クロックを前記正電圧チャージポンプ回路の前記昇圧用コンデンサの他方の電極に供給するクロック発生回路と、を同一半導体基板上に備えてなることを第4の特徴とする。
上記目的を達成するための本発明に係るチャージポンプ回路は、入力側から出力側に向かう方向にのみ電流を流すように構成されたスイッチングトランジスタと、前記スイッチングトランジスタの出力に一方の電極が接続された昇圧用コンデンサと、を備えるユニット回路を複数縦列に接続してなり、所定の負電圧を出力する負電圧チャージポンプ回路と、前記負電圧チャージポンプ回路から出力された前記負電圧の入力を受けて、電圧振幅の最大値と最小値が夫々正電圧の電源電圧と前記負電圧に設定された昇圧クロックを生成する負電圧レベルシフタを備え、前記昇圧クロックを前記負電圧チャージポンプ回路の前記昇圧用コンデンサの他方の電極に供給するクロック発生回路と、を同一半導体基板上に備えてなることを第5の特徴とする。
本発明によれば、チャージポンプ回路の各ユニット回路で使用する昇圧クロックの電圧振幅の最大値と最小値が夫々所定の正電圧と負電圧に設定されているので、既存の負電圧発生回路から負電圧を確保することにより、チップ面積の増加を抑えながら、チャージポンプ回路の昇圧効率を高めることが可能になる。
また、本発明において、同一半導体基板上に設けられた負電圧チャージポンプ回路から出力される負電圧を利用してクロック信号の電圧振幅を増幅することにより、特に、低電源電圧化した不揮発性半導体記憶装置等のメモリデバイスにおいて、チップ面積の増大を抑えながら必要な高電圧を得ることが可能になる。
以下、本発明に係るチャージポンプ回路(以下、適宜「本発明回路」と略称する)の実施形態を図面に基づいて説明する。
〈第1実施形態〉
本発明回路の第1実施形態について、図1〜図5を基に説明する。ここで、図1は、本実施形態における本発明回路を用いた不揮発性半導体記憶装置の概略構成を示すブロック図であり、図2は、正電圧ポンプドライバ3の構成を示す回路図であり、図3は、負電圧レベルシフタ10の概略構成例を示す回路図である。本実施形態では、不揮発性半導体記憶装置としてフラッシュメモリを想定して説明する。
本実施形態の不揮発性半導体記憶装置は、図1に示すように、メモリセルアレイ7、ロウデコーダ6、カラムデコーダ8、データレジスタ/センスアンプ9、複数のチャージポンプ回路1、及び、電圧切り替え回路5を備えて構成され、所定の負電圧を出力する負電圧チャージポンプ回路であるイレース用WL用ポンプ1bの出力電圧が、正電圧の電源電圧を正電圧方向に昇圧して出力する正電圧チャージポンプ回路であるリードWL用ポンプ1a、プログラムWL用ポンプ1c及びソース・カラム用ポンプ1dの夫々に入力される構成となっている。
メモリセルアレイ7は、従来の不揮発性半導体記憶装置のメモリセルアレイ7と同様の構成となっている。具体的には、メモリセルアレイ7は、複数のメモリブロックからなり、各メモリブロックは、フラッシュメモリセル20をm×n個マトリックス状に配列した構成となっている。各メモリブロックは、m本のワード線を備え、このワード線1本あたりn個のフラッシュメモリセル20のコントロールゲート21が接続されている。同様に、各メモリブロックは、n本のビット線を備え、このビット線1本あたりm個のフラッシュメモリセル20のドレイン24が接続されている。更に、メモリブロック内の全てのソースが共通接続されている。
電圧切り替え回路5は、各チャージポンプ回路1からの出力を受けて、メモリセルアレイ7中のフラッシュメモリセル20のコントロールゲート21に印加する電圧を選択し、ロウデコーダ6に出力する。ロウデコーダ6は、電圧切り替え回路5によって選択された電圧をフラッシュメモリセル20のコントロールゲート21に印加する。カラムデコーダ8は、フラッシュメモリセル20のドレイン24にソース・カラム用ポンプ1dから出力されたソース・カラム用電圧VSCを印加する。データレジスタ/センスアンプ9は、フラッシュメモリセル20に記憶されているデータの判定を行い、外部に出力する。
チャージポンプ回路1は、リードWL用電圧VRWを生成するリードWL用ポンプ1a、イレースWL用電圧VEWを生成するイレースWL用ポンプ1b、プログラムWL用電圧VPWを生成するプログラムWL用ポンプ1c、及び、ソース・カラム用電圧VSCを生成するソース・カラム用ポンプ1dの4つが設けられている。リードWL用ポンプ1a、イレースWL用ポンプ1b及びプログラムWL用ポンプ1c夫々の出力は、電圧切り替え回路5に接続されている。ソース・カラム用ポンプ1dの出力は、カラムデコーダ8に接続されている。
正電圧チャージポンプ回路は、基本クロックオシレータ2、正電圧ポンプドライバ3、及び、正電圧ポンプセル4を縦列接続して構成されている。具体的には、リードWL用ポンプ1aは、基本クロックオシレータ2a、正電圧ポンプドライバ3a、正電圧ポンプセル4aを縦列に接続して構成されている。プログラムWL用ポンプ1cは、基本クロックオシレータ2c、正電圧ポンプドライバ3c、正電圧ポンプセル4cを縦列に接続して構成されている。ソース・カラム用ポンプ1dは、基本クロックオシレータ2d、正電圧ポンプドライバ3d、正電圧ポンプセル4dを縦列に接続して構成されている。尚、基本クロックオシレータ2及び正電圧ポンプセル4の回路構成は、従来技術における基本クロックオシレータ2(図10参照)及び正電圧ポンプセル4(図12参照)の構成と同じである。但し、図12に示す正電圧ポンプセル4は4つのユニット回路30で構成されるが、正電圧チャージポンプ回路のユニット回路30の段数は、正電圧チャージポンプ回路毎に必要とされる昇圧電圧に応じて設定する。
正電圧ポンプドライバ3は、図2に示すように、イレース用WL用ポンプ1b(負電圧チャージポンプ回路)から出力された負電圧hnegの入力を受けて、電圧振幅の最大値と最小値が夫々電源電圧Vccと負電圧hnegに設定された昇圧クロックを生成する負電圧レベルシフタ10を備えて構成されている。正電圧ポンプドライバ3は、基本クロックオシレータ2で生成された高周波の信号oscと、イレースWL用ポンプ1bで生成された負電圧hnegの入力を受けて、昇圧クロックとして所定の位相を有するクロック信号clk1〜clk4を生成し、正電圧ポンプセル4に出力する。
負電圧レベルシフタ10は、図3に示すように、一般的な構成の負電圧レベルシフタであり、入力信号に応じて正電圧の電源電圧Vccと負電圧hnegの何れかを出力することにより、電圧振幅の最大値が電源電圧Vcc、最小値が負電圧hnegとなるクロック信号clk1〜clk4を生成する。
イレースWL用ポンプ1bは、従来技術におけるイレースWL用ポンプ1bと同様に、高周波のクロック信号oscを生成する基本クロックオシレータ2b、クロック信号oscから所定の位相を持つクロック信号clk1’〜clk4’を生成する負電圧ポンプドライバ3b、及び、所定の負電圧を生成する負電圧ポンプセル4bを縦列接続して構成されている。基本クロックオシレータ2、負電圧ポンプドライバ3b及び負電圧ポンプセル4bの構成は、夫々、従来技術における基本クロックオシレータ2(図10参照)、負電圧ポンプドライバ11b(図13参照)及び負電圧ポンプセル4b(図14参照)の構成と同じである。但し、図14に示す負電圧ポンプセル4bは4つのユニット回路30’で構成されるが、負電圧チャージポンプ回路のユニット回路30’の段数は必要とされる負電圧に応じて設定する。
次に、本実施形態における本発明回路の動作について図4及び図5を基に説明する。図4は、読み出し動作時、消去動作時及び書き込み動作時における各チャージポンプ回路1の動作状況を示している。本発明回路では、負電圧チャージポンプ回路であるイレースWL用ポンプ1bが、図16に示す従来技術に係るチャージポンプ回路では動作しない場合を含め常時動作する構成となっている。これによって、リードWL用ポンプ1a、プログラムWL用ポンプ1c、及び、ソース・カラム用ポンプ1dの3つの正電圧チャージポンプに常時負電圧を供給することができ、リードWL用ポンプ1a、プログラムWL用ポンプ1c、及び、ソース・カラム用ポンプ1dにおいて本発明回路を採用することができる。
図5は、正電圧ポンプドライバ3の入力信号osc及びクロック信号clk1〜clk4の信号波形、並びに、図12に示す正電圧ポンプセル4のnode6及びnode8における信号波形を示している。
具体的には、時刻t1では、昇圧用コンデンサC6に入力されるクロック信号clk2がHレベル(電源電圧レベル)からLレベル(負電圧レベル)に変化するため、node6の電圧レベルは昇圧されない。更に、昇圧用コンデンサC8に入力されるクロック信号clk4がLレベルからHレベルに変化するため、node8の電圧レベルは、電源電圧Vcc−負電圧hnegの電圧差分だけ昇圧される。時刻t1−時刻t2間では、スイッチングトランジスタN8のコントロールゲートに制御用コンデンサC7を介して入力されるクロック信号clk3の電圧レベルがLレベルであるため、node6とnode8の間で電荷転送は行なわれない。引き続き、時刻t2では、昇圧用コンデンサC6に入力されるクロック信号clk2がLレベルからHレベルに変化するため、node6の電圧レベルは、時刻t1−時刻t2間における電圧レベルから電源電圧Vcc−負電圧hnegの電圧差分、昇圧される。時刻t2−時刻t3間では、スイッチングトランジスタN8のコントロールゲートに制御用コンデンサを介して入力されるクロック信号clk3の電圧レベルがHレベルであるため、node6からnode8に向けて電荷転送が行われる。この間、node8の電圧レベルはnode6からの電荷転送により上昇する。引き続き、時刻t3では、昇圧用コンデンサC8に入力されるクロック信号clk4がLレベルからHレベルに変化するため、時刻t1の場合と同様に、node8の電圧レベルは、時刻t2−時刻t3間に上昇した電圧レベルから電源電圧Vcc−負電圧hnegの電圧差分、昇圧される。このようにして、前段のユニット回路30によって昇圧された状態の出力電圧を更に昇圧する動作を繰り返すことで、最終的に所望の高電圧を得ることができる。
図17に示す従来技術に係るチャージポンプ回路では、昇圧用コンデンサにおいて電源電圧Vcc−接地電圧Vss分の昇圧動作を行なうのに対し、本発明回路では、昇圧用コンデンサにおいて電源電圧Vcc−負電圧hneg分の昇圧動作を行なうので、従来技術に係るチャージポンプ回路より効率よく昇圧することが可能となる。
〈第2実施形態〉
本発明回路の第2実施形態について、図6及び図7を基に説明する。本実施形態では、上記第1実施形態とは、負電圧チャージポンプ回路の構成が異なる場合について説明する。具体的には、上記第1実施形態では、チャージポンプ回路1a、1c、1dで用いる負電圧は、他の負電圧チャージポンプ回路1bで生成された負電圧を利用する構成について説明したが、本実施形態では、負電圧チャージポンプ回路で生成した負電圧を当該負電圧チャージポンプ回路自身で利用する場合について説明する。
図6は、本実施形態における不揮発性半導体記憶装置の概略構成を示している。本実施形態の負電圧チャージポンプ回路であるイレースWL用ポンプ1eは、高周波のクロック信号oscを生成する基本クロックオシレータ2b、クロック信号oscから所定の位相を持つクロック信号clk1’〜clk4’を生成する負電圧ポンプドライバ3e、及び、所定の負電圧を生成する負電圧ポンプセル4bを縦列接続して構成されている。尚、基本クロックオシレータ2b及び負電圧ポンプセル4bの構成は、従来技術における基本クロックオシレータ2b(図10参照)及び負電圧ポンプセル4b(図14参照)と同じ構成である。尚、負電圧ポンプセル4bのユニット回路30’の段数は、上記第1実施形態と同様に、必要とされる負電圧に応じて設定する。
負電圧ポンプドライバ3eは、図7に示すように、イレースWL用ポンプ1eから出力された負電圧hnegの入力を受けて、電圧振幅の最大値と最小値が夫々電源電圧Vccと負電圧hnegに設定された昇圧クロックを生成する負電圧レベルシフタ10(10a’〜10d’)を備えて構成されている。負電圧ポンプドライバ3eは、基本クロックオシレータ2で生成された高周波の信号oscと、イレースWL用ポンプ1eで生成された負電圧hnegの入力を受けて、昇圧クロックとして所定の位相を有するクロック信号clk1’〜clk4’を生成し、負電圧ポンプセル4bに出力する。負電圧レベルシフタ10は、上記第1実施形態と同様に、一般的な構成の負電圧レベルシフタであり、入力信号である信号oscに応じて電源電圧Vccと負電圧hnegの何れかを出力することにより、電圧振幅の最大値が電源電圧Vcc、最小値が負電圧hnegとなるクロック信号clk1’〜clk4’を生成する。
尚、負電圧ポンプドライバ3eで利用する負電圧hnegは、イレースWL用ポンプ1e自身の出力電圧であるため、動作開始直後は、イレースWL用ポンプ1eの出力電圧が十分に負電圧方向に昇圧されず、電源電圧Vccと負電圧hnegの電圧振幅差は小さくなる。しかし、電源電圧Vccと負電圧hnegの電圧振幅差は、従来技術に係るチャージポンプ回路における電源電圧Vccと接地電圧Vssの電圧振幅差より大きいため、従来のチャージポンプ回路より高い昇圧効率を確保することができる。
〈別実施形態〉
〈1〉上記各実施形態では、全ての正電圧チャージポンプ回路に本発明を適用し、負電圧チャージポンプ回路から出力される負電圧hnegを全ての正電圧チャージポンプ回路で用いる構成としたが、これに限るものではなく、一部の正電圧チャージポンプ回路に対して本発明を適用し、該正電圧チャージポンプ回路に対してのみ負電圧hnegを供給するように構成しても良い。例えば、特に高い高電圧が必要とされる書き込み電圧VPWを生成するプログラムWL用ポンプ1cに対して本発明を適用し、他の正電圧チャージポンプ回路については従来技術に係る正電圧チャージポンプ回路を用いるように構成しても良い。
〈2〉上記各実施形態では、基本クロックオシレータ2をチャージポンプ回路1毎に個別に設けたが、複数のチャージポンプ回路1で共通の基本クロックオシレータ2を利用するように構成しても良い。このように構成した場合には、チップ面積を抑えることが可能になる。
本発明のチャージポンプ回路は、半導体装置、特に、フラッシュメモリ等の昇圧電圧を利用する不揮発性半導体記憶装置に有用である。
本発明に係るチャージポンプ回路を備えた不揮発性半導体記憶装置の第1実施形態における概略構成を示す概略ブロック図 本発明に係るチャージポンプ回路の正電圧ポンプドライバの概略構成を示す回路図 本発明に係るチャージポンプ回路の負電圧レベルシフタの概略構成を示す回路図 本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の各動作時におけるチャージポンプ回路の動作状況を示す説明図 本発明に係るチャージポンプ回路における基本クロックオシレータの出力信号及び正電圧ポンプセルに入力される各クロック信号の信号波形を示す波形図 本発明に係るチャージポンプ回路を備えた不揮発性半導体記憶装置の第2実施形態における概略構成を示す概略ブロック図 本発明に係るチャージポンプ回路の負電圧ポンプドライバの概略構成を示す回路図 従来技術に係る不揮発性半導体記憶装置の概略構成を示す概略ブロック図 フラッシュメモリのセル構造を示す模式図 従来技術に係る基本クロックオシレータの概略構成を示す回路図 従来技術に係る正電圧ポンプドライバの概略構成を示す回路図 従来技術に係る正電圧ポンプセルの概略構成を示す回路図 従来技術に係る負電圧ポンプドライバの概略構成を示す回路図 従来技術に係る負電圧ポンプセルの概略構成を示す回路図 従来技術に係る不揮発性半導体記憶装置の各動作時における電圧条件を示す説明図 従来技術に係る不揮発性半導体記憶装置の各動作時におけるチャージポンプ回路の動作状況を示す説明図 従来技術に係るチャージポンプ回路における基本クロックオシレータの出力信号及び正電圧ポンプセルに入力される各クロック信号の信号波形を示す波形図 従来技術に係る不揮発性半導体記憶装置の概略構成を示す概略ブロック図 従来技術に係るブースト回路の概略構成を示す回路図 従来技術に係るチャージポンプ回路における基本クロックオシレータの出力信号及び正電圧ポンプセルに入力される各クロック信号の信号波形を示す波形図
符号の説明
1 チャージポンプ回路
1a 本発明に係るリードWL用ポンプ
1b、1j イレースWL用ポンプ
1c 本発明に係るプログラムWL用ポンプ
1d 本発明に係るソース・カラム用ポンプ
1e 本発明に係るイレースWL用ポンプ
1f、1i リードWL用ポンプ
1g、1k プログラムWL用ポンプ
1h、1l ソース・カラム用ポンプ
2 基本クロックオシレータ
3 本発明に係る正電圧ポンプドライバ
3b、3e 本発明に係る負電圧ポンプドライバ
4 正電圧ポンプセル
4b 負電圧ポンプセル
5 電圧切り替え回路
6 ロウデコーダ
7 メモリセルアレイ
8 カラムデコーダ
9 データレジスタ/センスアンプ
10 負電圧レベルシフタ
11 従来技術に係るポンプドライバ
12 ブースト回路
20 メモリセル
21 コントロールゲート
22 フローティングゲート
23 ソース
24 ドレイン
30 ユニット回路

Claims (5)

  1. 入力側から出力側に向かう方向にのみ電流を流すように構成されたスイッチングトランジスタと、前記スイッチングトランジスタの出力に一方の電極が接続された昇圧用コンデンサと、を備えるユニット回路を複数縦列に接続してなるチャージポンプ回路であって、
    前記ユニット回路の前記昇圧用コンデンサの他方の電極に入力される昇圧クロックの電圧振幅の最大値と最小値が夫々所定の正電圧と負電圧に設定されていることを特徴とするチャージポンプ回路。
  2. 前記昇圧クロックを生成するクロック発生回路が、前記正電圧及び前記負電圧の入力を受けて前記昇圧クロックを生成する負電圧レベルシフタを備えて構成されることを特徴とする請求項1に記載のチャージポンプ回路。
  3. 前記負電圧レベルシフタに供給される前記正電圧は電源電圧であり、前記負電圧は負電圧方向の昇圧を行なう他のチャージポンプ回路の出力電圧であることを特徴とする請求項2に記載のチャージポンプ回路。
  4. 入力側から出力側に向かう方向にのみ電流を流すように構成されたスイッチングトランジスタと、前記スイッチングトランジスタの出力に一方の電極が接続された昇圧用コンデンサと、を備えるユニット回路を複数縦列に接続してなり、正電圧の電源電圧を正電圧方向に昇圧して出力する正電圧チャージポンプ回路と、
    所定の負電圧を出力する負電圧チャージポンプ回路と、
    前記負電圧チャージポンプ回路から出力された前記負電圧の入力を受けて、電圧振幅の最大値と最小値が夫々前記電源電圧と前記負電圧に設定された昇圧クロックを生成する負電圧レベルシフタを備え、前記昇圧クロックを前記正電圧チャージポンプ回路の前記昇圧用コンデンサの他方の電極に供給するクロック発生回路と、を同一半導体基板上に備えてなることを特徴とするチャージポンプ回路。
  5. 入力側から出力側に向かう方向にのみ電流を流すように構成されたスイッチングトランジスタと、前記スイッチングトランジスタの出力に一方の電極が接続された昇圧用コンデンサと、を備えるユニット回路を複数縦列に接続してなり、所定の負電圧を出力する負電圧チャージポンプ回路と、
    前記負電圧チャージポンプ回路から出力された前記負電圧の入力を受けて、電圧振幅の最大値と最小値が夫々正電圧の電源電圧と前記負電圧に設定された昇圧クロックを生成する負電圧レベルシフタを備え、前記昇圧クロックを前記負電圧チャージポンプ回路の前記昇圧用コンデンサの他方の電極に供給するクロック発生回路と、を同一半導体基板上に備えてなることを特徴とするチャージポンプ回路。
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