JP2008008447A - 一方向クラッチユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】一方向クラッチの入力側を正回転させたままロックを解除させ出力側へのトルクの伝達を遮断できるようにすること、及び許容トルクの増大化を図ることである。
【解決手段】内輪6と外輪7との間に形成されたクサビ角θを有する2個所のポケット8に数個の転動体15を介在させた一方向クラッチ2と、ロック解除部材3との組み合わせからなり、前記ロック解除部材3は内輪6と同芯の円環部と、該円環部に前記各ポケット8に対応して軸方向に突き出して設けられたロック解除片18とから構成され、前記各ロック解除片18が前記各ポケット8のクサビ角θの狭小側に対向した端部と前記転動体15との間に挿入され、ロック解除部材3を外部から作動させることにより各転動体15をクサビ角θの拡大方向に移動させロックを解除するようにした。
【選択図】図1

Description

この発明は、ロック解除機能を備えた一方向クラッチユニット及びロック解除逆転機能を備えた一方向クラッチユニットに関し、回転の伝達・解除が必要な分野に使用される。
事務機の給紙機構等において使用される一方向クラッチとして、回転軸の外周に外輪が相対回転可能に嵌合され、前記外輪の内径面に周方向に複数のポケットが設けられ、各ポケットの底面に周方向に傾斜して形成されたカム面と該カム面と回転軸の外周面とにより一定のクサビ角が形成され、前記ポケットに転動体と該転動体をクサビ角の狭小方向に付勢する付勢ばねが収納された一方向クラッチが従来から知られている(特許文献1)。
上記の一方向クラッチは、回転軸が前記クサビ角の狭小方向に回転した場合に転動体がクサビ角に噛み込むことにより外輪が回転軸にロックされて一体に回転し、回転軸が逆転した場合に転動体の噛み込みが外れてロックが解除され、回転軸が逆方向に空転するようになっている。
特開平10−238560号公報(図1、図2)
前記の一方クラッチは、回転軸を入力側とし外輪を出力側として使用に供される。また、逆に外輪を入力側とし回転軸側を出力側としても使用される場合がある。このような一方向クラッチにおいて、入力側が正回転した際にロックするように設定した場合、そのロックを解除するためには回転軸を逆転させる必要があった。
しかし、用途によっては、入力側を正回転させたままクラッチのロックを解除して出力側へのトルクの伝達を遮断する必要がある場合がある。さらに、入力側を正回転させたままロックを解除するだけでなく、ロックの解除と同時に出力側を逆転させる必要が生じる場合もある。従来の一方向クラッチのようにロックを解除するために回転軸を逆転させる必要があるものでは、このような要求に応えることができない。さらに、前記の一方向クラッチにおいて許容トルクの増大が要求される場合には、転動体の数を増やす必要があり、そのために一方向クラッチの外径が大型化する問題がある。
一方、入力側を正回転させながら出力側との関係を遮断するとともに、その出力側を逆転させる機能を発揮させるために電磁クラッチを用いることが考えられる。しかし、電磁クラッチを使用すると駆動用電源として商用電源かバッテリーが必要となり、さらに複雑な機構の中での電源配線の取り回しが必要になる等の問題がある。
そこで、この発明は前記の一方向クラッチに機械的なロック解除機構を組み合わせることにより、入力側を回転させながらクラッチのロックを解除することができるロック解除機能を備えた一方向クラッチユニット、及びロック解除逆転機能を備えた一方向クラッチユニットを提供すること、併せて外径の大型化をもたらすことなく許容トルクを増大させることを課題とする。
前記の課題を解決するためのロック解除機能を備えた一方向クラッチユニットに係る発明は、図1から図3に示したように、内輪6の外周に外輪7が相対回転可能に嵌合され、前記内輪6と外輪7のいずれか一方の嵌合面に周方向に複数のポケット8が設けられ、各ポケット8の底面に周方向に傾斜したカム面14が形成されるとともに該カム面14と他方の部材の嵌合面とにより一定のクサビ角θが形成され、前記カム面14の部分に転動体15が収納されるとともに、前記ポケット8のクサビ角θの拡大側に対向した端部と該転動体15の間に該転動体15をクサビ角θの狭小方向に付勢する付勢ばね16が収納された一方向クラッチ2と、ロック解除部材の組み合わせからなるロック解除機能を備えた一方向クラッチユニットを前提とする。
このような構成において、この発明の場合は、前記ポケット8のカム面14が周方向に複数連続的に形成されるとともに、各カム面14ごとに相互に接触する間隔で前記の転動体15が複数個収納され、前記ロック解除部材3は前記内輪6又は外輪7と同芯の円環部17と、該円環部17に前記各ポケット8に対応して軸方向に突き出して設けられたロック解除片18とから構成され、前記各ロック解除片18が前記各ポケット8のクサビ角θの狭小側に対向した端部とその端部に最も近い転動体15との間に挿入された構成を採用した。
前記構成のロック解除機能を備えた一方向クラッチユニットは、内輪6又は外輪7のいずれか一方を入力側とし、他方を出力側とし、ロック解除部材3に適宜な制御部材を係合して使用に供される。制御部材が正回転モードのとき、ロック解除部材3は中立状態にあり、入力側が正回転A(一方向クラッチ2がロックする回転方向をいう。)の方向に駆動されると、一方向クラッチ2はロック状態となり、出力側に正回転Aが伝達される。その正回転A中に停止モードに切り替えられると、ロック解除部材3が停止されることにより一方向クラッチ2のロックが解除され、出力側への回転の伝達が遮断される。
また、従来のタイプ(特許文献1)においては、1つのポケットに1個の転動体が収納されているので、ロック解除部材と組み合わせた場合、そのポケットごとにロック解除片を挿入する必要があり、外径が同一であるとすると、その分だけポケットの数と転動体の数が減少する不都合がある。これに対して、前記のこの発明の構成によると、ポケット8に複数の転動体15が収納されるので、転動体15の数が一定であるとするとポケット8の数が減少し、その分だけロック解除片の数も減るので、転動体15の数を増やすことができる。
なお、前記一方向クラッチ2に軸方向に対向してこれと同軸状態に制御部材23が回転自在に設けられ、該制御部材23の対向面に前記ロック解除部材3の円環部17が一体回転可能に係合された構成をとることにより、制御部材23とのユニット化が図れる。さらに、このようにユニット化されたものをケーシング5に収納された構成をとることにより、取り扱い性が向上する。この場合は、前記ロック解除部材3の円環部17がケーシング5の閉塞面30の中心開口部19から外部に突き出し、該ケーシング5の開放面に軸孔10を有する蓋4が嵌合された構成をとることもできる。
前記の課題を解消するロック解除逆転機能を備えた一方向クラッチユニットに係る発明は、図5から図7に示したように、一方向クラッチ2、ロック解除部材3、入力部材31、出力部材32及び制御部材23が同軸状態に組み合わされる。一方向クラッチ2の構造、及びこれに組み合わせられるロック解除部材3及び制御部材23の構造は前述のロック解除機能を備えた一方向クラッチユニットの場合と同様である。その構成に加えて、この場合は、一方向クラッチ2の外輪7に前記入力部材31が、また内輪6に前記出力部材32がそれぞれ結合一体化され、前記制御部材23と前記出力部材32とが相互の回転伝達部36、38の係合により一体回転可能に結合された構成を採用している。
上記構成のロック解除逆転機能を備えた一方向クラッチユニットは、入力部材31を経て一方向クラッチ2の外輪7に入力が加えられる。この場合の正回転方向は、前述の場合と逆になる。制御モードが正回転モードの場合は制御部材23が正回転Aするとともに、一方向クラッチ2がロックして、内輪6を経て出力部材32が正回転される。制御モードが逆回転モードの場合、制御部材23が逆回転Bされるとともに、一方向クラッチ2はロックが解除され、内輪6への回転の伝達が遮断される。しかし、制御部材23と回転伝達部36、38を介して結合された出力部材32は逆回転する。
以上のように、この発明に係るロック解除機能を備えた一方向クラッチユニットは、機械的に組み合わせたロック解除部材を外部から作動させることにより一方向クラッチのロックが解除されるので、入力側を正回転させたまま出力側を停止させ回転の伝達を遮断することができる。また、1つのポケットに複数の転動体を収納するようにしたので、一方向クラッチの外径を大きくすることなく転動体の数が増加し、これによる許容トルクの増大を図ることができる。
また、この発明に係るロック解除逆転一方向クラッチユニットは、電気設備を用いることなく、機械的な構造によって入力部材を正回転させたまま出力部材を停止又は逆転させることができる効果がある。許容トルクの増大効果については前記の場合と同様である。
以下、添付図面に基づいてこの発明の実施例を説明する。
図1から図4に示した実施例1の一方向クラッチユニット1は、一方向クラッチ2とロック解除部材3(図2参照)の組み合わせからなり、蓋4を有するケーシング5に収納される。
一方向クラッチ2は、内輪6と、その外周に相対回転可能に嵌合された外輪7を有し、その内輪6の外輪7に対する嵌合面、即ち内輪6の外径面の中心対称の2箇所にポケット8が設けられる。各ポケット8は中心角が約160°の広い範囲にわたる範囲に全体が外径側に開放して設けられ、各ポケット8の相互間に一対の柱部9、9’が中心対称の位置に形成される。各ポケット8の軸方向の両端部は内輪6の両端面間に開放される(図2参照)。
各ポケット8は、前記の柱部9、9’のいずれか一方(柱部9)を基準として、その基準とした柱部9から他方の柱部9’方向に見てほぼ三等分の位置に、順にばね収納部11、転動体収納部12及びロック解除片挿入部13が形成される。転動体収納部12の底面には4箇所のカム面14が連続的に設けられ、各カム面14ごとに転動体15(図示の場合はころ)が収納される。4個の転動体15はそれぞれカム面14と外輪7の内径面に接触した状態で相互に接触する。各カム面14と転動体15の外輪7の内径面の接触部分に引いた接線とによってクサビ角θが形成される。そのクサビ角θが正回転A(図1の矢印A参照、即ち一方向クラッチ2がロックする方向)方向に拡大方向となるよう、各カム面14が一定の傾斜角度をもって形成される。
前記のばね収納部11に収納される圧縮型のコイルばね16は、前記ポケット8の柱部9側の端部(クサビ角θの拡大側に対向した端部)と、相互に接触した4個の転動体15のうちの端部に位置するものとの間に介在され、相互に接触した4個の転動体15に対してクサビ角θの狭小方向へ付勢して各転動体15の姿勢を安定させる。コイルばね16を用いるのは、ロック解除の際に転動体15側から加えられる大きな荷重に耐えられるようにするためである。転動体15から加えられる荷重が相対的に低い場合は、従来この種の一方向クラッチに用いられるV形の板ばねでもよい。
前記のロック解除部材3は、図2、図3に示したように、円環部17とその外周縁に軸方向に突き出すように対称位置に屈曲形成された一対のロック解除片18とからなる。このロック解除部材3は、各ロック解除片18が前記ポケット8のロック解除片挿入部13に軸方向に挿入される。またロック解除片18と転動体15との間、及びロック解除片18と柱部9’の端部(クサビ角θの狭小側に対向した端部)との間にそれぞれ所要のすき間が設けられる(図1参照)。円環部17は、図2に示したように、外輪7の端面から若干軸方向外側に突き出した位置において内輪6及び外輪7と同芯状態に保持される。内輪6の端面と円環部17を密着させるため、内輪6の端部は外輪7の端面より外方にSだけ突き出すよう形成される。
前記の内輪6、外輪7、転動体15及びコイルばね16によって一方向クラッチ2が構成され、これにロック解除部材3が組み合わされた状態でケーシング5に収納される。さらにそのケーシング5の開放端に嵌合された蓋4によって閉鎖されることにより、ロック解除機能を備えた一方向クラッチユニット1が構成される。ケーシング5の内径面と外輪7との間に軸方向の嵌合溝とこれに嵌合する回り止めリブとにより回り止め部20が形成される。ケーシング5はその閉塞面30の中心に開口19が設けられ、その開口19から前記ロック解除部材3の円環部17が外部に露出する。ケーシング5の開放端の内周に係合溝21が設けられ、蓋4の係合リブ22がこれに係合される。蓋4には軸孔10が設けられ、その軸孔10、内輪6及びロック解除部材3が同軸状態に組み合わされる。
前記円環部17をケーシング5の外部に露出させるのは、外部の制御部材23と係合させるためである。制御部材23は適宜な制御機構24によって回転される歯車からなり、その内面に設けた係合凹部25(図3参照)に前記ロック解除部材3の円環部17が嵌合され、これによりロック解除部材3の抜け止めが図られる。また、ロック解除片18の屈曲部分との係合部26が係合凹部25の内周面に設けられ、その係合部26にロック解除部材3のロック解除片18の屈曲部分が係合されることにより回り止めされる。また、使用時においては回転軸27が蓋4、内輪6、ロック解除部材3及び制御部材23に貫通され、内輪6との間に介在したキー28(図1、図4参照)等で回り止めされる。
実施例1のロック解除機能を備えた一方向クラッチユニット1は以上のように構成され、次にその作用について説明する。
図2に示したように、このロック解除機能を備えた一方向クラッチユニット1は、ロック解除部材3の円環部17が外部装置の歯車でなる制御部材23の係合凹部25に嵌合され使用に供される。制御部材23は、正回転モード又は停止モードの制御モードをもった適宜な制御機構24により制御され、制御部材23は正回転モードにおいてはロック解除部材3のロック解除片18を図1に示した中立状態(転動体15にも柱部9’にも接触しない状態)に保持して回転し、また停止モードにおいて停止されるものとする。
いま、正回転モードにあるとき、回転軸27及びこれと一体の内輪6が正回転(図1の矢印A参照)した場合、各転動体15が同時にクサビ角θに噛み込みロック状態となる。これにより、一方向クラッチユニット1全体が回転軸27とともに正回転する。このとき、ロック解除部材3に係合され中立状態にある制御部材23も一体となって正回転される。
前記の正回転中に、制御機構24の制御モードが停止モードに切り替わると、制御部材23が停止されるので、これと同時にロック解除部材3も停止される。これによって、図4に示したように、ロック解除片18がコイルばね16を圧縮させつつ各転動体15をクサビ角θの拡大方向に移動させロックを解除させる。ロックの解除により、外輪7及びケーシング5は停止するが、回転軸27と内輪6は引き続き正回転する。
上述したロック作用及びロック解除作用において、一方向クラッチ2に作用するトルク負荷は合計8個の転動体15によって受けられる。従来例の場合(特許文献1参照)は、同程度のサイズで転動体の数が6〜7個であり、この場合において各ポケットごとにロック解除片を挿入する構造をとると、転動体の数はさらに少なくなる。これに対し前記実施例1の場合は、ポケット8が2箇所であり、従ってロック解除片18の数も2本であるから、その分だけ転動体15の数を増大させることができ、結果として許容トルクの増大化を図ることができる。
以上述べた実施例1においては、一方向クラッチ2のポケット8を内輪6の外径面に設けた場合について説明したが、ポケット8は外輪7の内径面に形成してもよい。
なお、ケーシング5及び蓋4を使用しない場合、即ち、一方向クラッチ2とロック解除部材3とによってロック解除機能を備えた一方向クラッチユニットを構成する場合は、転動体15の軸方向への抜け止め手段を適宜設けることが望ましい。
次に、実施例2として、ロック解除逆転機構を備えた一方向クラッチユニットを図5から図8に基づいて説明する。この場合は、実施例1において示した一方向クラッチ2、ロック解除部材3及び制御部材23の組み合わせ構造をそのまま用い、これに蓋4’、入力部材31、出力部材32を組み合わせたものである。上記一方向クラッチ2の構造は実施例1と同じであるから、同一部分に同一符号を付して示し、その説明を援用する。蓋4’と制御部材23は一方向クラッチ2を軸方向の両側から挟むことにより、転動体15の軸方向の抜け止め手段となる。但し、この場合の軸27’は固定軸である。
この実施例2の場合は、一方向クラッチ2に対して回転が外輪7側から入力されるので、図5において前記実施例1の正回転Aと同方向の外輪7の回転を正回転Aとする。これと反対方向の回転を逆回転Bとする。一方向クラッチ2の説明に関し実施例1の説明を援用する場合において、正回転Aとあるのは逆回転Bと読み替えるものとする。
この実施例2においては、一方向クラッチ2の外輪7が入力部材31であり、その入力部材31の外径面に歯車29が設けられる。制御部材23は、前記実施例1の場合と同様に、内面に係合凹部25と係合部26が設けられ、これらの部分にロック解除部材3の円環部17とロック解除片18の屈曲部分が嵌合される。この制御部材23の前記ロック解除部材3を係合させた面は外輪7の端面に接触する(図6参照)。制御部材23の外径面にも歯車34が設けられる。また、制御部材23の反対面には中心孔35の周りにおいて4箇所の周方向等配位置に扇形に突き出した回転伝達部36が設けられる(図7(b)参照)。出力部材32は前記制御部材23の回転伝達部36に対向して設けられる。
なお、前記の入力部材31と外輪7を別部材により構成し、両者を嵌め合い構造によって一体化してもよいが、前記のように両者を一部品で構成することにより、外径を小さくすることができる。
前記の出力部材32は、その外径面に歯車37が設けられ、またその中心部に内向き軸方向に延びたボス部33が形成される。そのボス部33の周りの出力部材32の内面に周方向等配間隔で扇形に突き出した回転伝達部38が設けられる。前記ボス部33の外径面に、制御部材23、ロック解除部材3が組み合わされた一方向クラッチ2及び蓋4’がこの順に嵌合され同軸状態に組み合わされ、そのボス部33に固定軸27’が挿通される。
前記の組み合わせにより、回転伝達部38の周方向の間隔に他方の回転伝達部36が嵌入され、周方向に一定のすき間b(図7(c)参照)をもって係合される。前記のボス部33の外径面には軸方向のリブ39が全周4箇所に設けられ、またそのボス部33の先端部外径面の対称2箇所に径方向に弾性をもった係合爪41が設けられる。前記のリブ39が内輪6の内径面に設けられた軸方向の回り止め溝42に係合される(図8参照)。また、前記ボス部33が蓋4’から外部に突き出した部分において係合爪41が蓋4’の外面に係合して蓋4’の軸方向への抜け出しを防止し、ユニット全体、即ち、ロック解除逆転一方向クラッチユニット全体を一体化している。
実施例2のロック解除逆転機構を備えた一方向クラッチユニットは以上のようなものであり、次にその作用について説明する。
制御部材23は、正回転モード、停止モード、逆転モードの制御モードをもった適宜な制御機構24(図6参照)により制御され、制御部材23は正回転モードにおいてはロック解除部材3を中立状態に保持して正回転し、また停止モードにおいて停止され、さらに逆転モードにおいて逆転されるものとする。
いま、正回転モードにあるとき、入力部材31(外輪7)が入力機構44により回転され、その入力部材31が正回転A(図5参照)されることにより、各転動体15がクサビ角θに噛み込みロック状態となる。これにより、ボス部33と一体の出力部材32が一体に正回転し、その回転が歯車37を介して出力機構に出力される。このとき、中立状態にあり、かつ回転伝達部36、38によって出力部材32に係合された制御部材23は一体となって正回転される。
前記の正回転中に、制御機構24の制御モードが停止モードに切り替わると、制御部材23が停止されるので、図8に示したように、ロック解除片18がコイルばね16を圧縮させつつ各転動体15をクサビ角θの拡大方向に移動させロックを解除する。入力部材31からの回転の伝達が遮断され、内輪6及び出力部材32が停止する。入力部材31、外輪7は引き続き正回転A方向に回転する。
また、制御モードが逆回転モードに切り替わった場合は、ロック解除片18がコイルばね16を圧縮させつつ各転動体15をクサビ角θの拡大方向に移動させロックを解除する。それにより、入力部材31からの回転の伝達が遮断されるが、制御機構24から逆転された制御部材23及びこれと回転伝達部36、38によって係合された出力部材32が逆転される。入力部材31は引き続き正回転Aする。即ち、入力部材31の正回転中に、制御機構24からの制御により、出力部材32を正回転、停止、逆回転させることができる。
以上の作用において、一方向クラッチ2に作用するトルク負荷は合計8個の転動体15によって受けられる点は前記の実施例1の場合と同様である。
なお、回転伝達部36、38間には周方向のすき間bが存在するので、回転の伝達の際にそのすき間bの間隔のバックラッシが生じ、回転伝達部36、38相互間のきしみ等の発生を防止する。
実施例1の縦断正面図 図1のX−X線の断面図 実施例1の分解斜視図 実施例1のロック解除状態の縦断正面図 実施例2の縦断側面図 図5のY−Y線の断面図 (a)実施例2の分解斜視図、(b)実施例2の制御部材の斜視図、(c)実施例2の回転伝達部の一部正面図 実施例2のロック解除状態の縦断正面図
符号の説明
1 一方向クラッチユニット
2 一方向クラッチ
3 ロック解除部材
4 蓋
5 ケーシング
6 内輪
7 外輪
8 ポケット
9 柱部
10 軸孔
11 ばね収納部
12 転動体収納部
13 ロック解除片挿入部
14 カム面
15 転動体
16 コイルばね
17 円環部
18 ロック解除片
19 中心開口部
20 回り止め部
21 係合溝
22 係合リブ
23 制御部材
24 制御機構
25 係合凹部
26 係合部
27 回転軸
28 キー
29 歯車
30 閉塞面
31 入力部材
32 出力部材
33 ボス部
34 歯車
35 中心孔
36 制御側回転伝達部
37 歯車
38 出力側回転伝達部
39 リブ
40 キー
41 係合爪
42 回り止め溝
44 入力機構
45 出力機構

Claims (7)

  1. 内輪(6)の外周に外輪(7)が相対回転可能に嵌合され、前記内輪(6)と外輪(7)のいずれか一方の嵌合面に周方向に複数のポケット(8)が設けられ、各ポケット(8)の底面に周方向に傾斜したカム面(14)が形成されるとともに該カム面(14)と他方の部材の嵌合面とにより一定のクサビ角θが形成され、前記カム面(14)の部分に転動体(15)が収納されるとともに、前記ポケット(8)のクサビ角θの拡大側に対向した端部と該転動体(15)の間に該転動体(15)をクサビ角θの狭小方向に付勢する付勢ばね(16)が収納された一方向クラッチ(2)と、ロック解除部材(3)の組み合わせからなるロック解除機能を備えた一方向クラッチユニットにおいて、
    前記ポケット(8)のカム面(14)が周方向に複数連続的に形成されるとともに、各カム面(14)ごとに相互に接触する間隔で前記の転動体(15)が複数個収納され、前記ロック解除部材(3)は前記内輪(6)又は外輪(7)と同芯の円環部(17)と、該円環部(17)に前記各ポケット(8)に対応して軸方向に突き出して設けられたロック解除片(18)とから構成され、前記各ロック解除片(18)が前記各ポケット(8)のクサビ角θの狭小側に対向した端部とその端部に最も近い転動体(15)との間に挿入されたことを特徴とするロック解除機能を備えた一方向クラッチユニット。
  2. 前記一方向クラッチ(2)に軸方向に対向してこれと同軸状態に制御部材(23)が回転自在に設けられ、該制御部材(23)の対向面に前記ロック解除部材(3)の円環部(17)が一体回転可能に係合されたことを特徴とする請求項1に記載のロック解除機能を備えた一方向クラッチユニット。
  3. 前記の一方向クラッチ(2)とこれに組み合わされたロック解除部材(3)とがケーシング(5)に収納され、前記ロック解除部材(3)の円環部(17)が前記ケーシング(5)の閉塞面(30)の中心開口部(19)から外部に突き出し、前記ケーシング(5)の開放面に軸孔(10)を有する蓋(4)が嵌合されたことを特徴とする請求項1又は2に記載のロック解除機能を備えた一方向クラッチユニット。
  4. 一方向クラッチ(2)、ロック解除部材(3)、入力部材(31)、出力部材(32)及び制御部材(23)が同軸状態に組み合わされてなり、前記一方向クラッチ(2)は、内輪(6)の外周に外輪(7)が相対回転可能に嵌合され、前記内輪(6)の嵌合面に周方向に複数のポケット(8)が設けられ、各ポケット(8)の底面に周方向に傾斜したカム面(14)が形成されるとともに該カム面(14)と外輪(7)の嵌合面とにより一定のクサビ角θが形成され、前記カム面(14)の部分に転動体(15)が収納されるとともに、前記ポケット(8)のクサビ角θの拡大側に対向した端部と該転動体(15)の間に該転動体(15)をクサビ角θの狭小方向に付勢する付勢ばね(16)が収納されてなるロック解除逆転機能を備えた一方向クラッチユニットにおいて、
    前記ポケット(8)のカム面(14)が周方向に複数連続的に形成されるとともに、各カム面(14)ごとに相互に接触する間隔で前記の転動体(15)が複数個収納され、前記ロック解除部材(3)は前記内輪(6)又は外輪(7)と同芯の円環部(17)と、該円環部(17)に前記各ポケット(8)に対応して軸方向に突き出して設けられたロック解除片(18)とから構成され、前記各ロック解除片(18)が前記各ポケット(8)のクサビ角θの狭小側に対向した端部とその端部に最も近い転動体(15)との間に挿入され、前記一方向クラッチ(2)の外輪(7)に前記入力部材(31)が、また前記内輪(6)に前記出力部材(32)がそれぞれ結合一体化され、前記制御部材(23)と前記出力部材(32)とが相互の回転伝達部(36)(38)の係合により一体回転可能に結合されたことを特徴とするロック解除逆転機能を備えた一方向クラッチユニット。
  5. 前記制御部材(23)が、外部の制御機構(24)により正回転、停止又は逆回転の制御モードで制御されることを特徴とする請求項4に記載のロック解除逆転機能を備えた一方向クラッチユニット。
  6. 前記制御部材(23)の回転伝達部(36)と前記出力部材(32)の回転伝達部(38)とが回転方向の一定のすき間bを有して係合されたことを特徴とする請求項4又は5に記載のロック解除逆転機能を備えた一方向クラッチユニット。
  7. 前記入力部材(31)と前記一方向クラッチ(2)の外輪(7)が一部品により構成されたことを特徴とする請求項3から6のいずれかに記載のロック解除逆転機能を備えた一方向クラッチユニット。
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