JP2008008054A - 木製型枠を使用する法面の補強工法 - Google Patents

木製型枠を使用する法面の補強工法 Download PDF

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Abstract

【課題】木製型枠を生コンクリートが漏れないように連結しながら、木製型枠が腐食しても法面に多数の釘を残存させずに、長い年月にわたって法面を安全に保護する。
【解決手段】法面の補強工法は、原木を3面で製材して、ひとつの面を原木表面2Aとする複数本の丸太加工材2を製作する工程と、複数本の丸太加工材2に貫通連結具3を貫通して、パネル状に固定して複数枚の木製型枠1を製作する工程と、木製型枠1を法面10の表面に対向して固定し、木製型枠1と法面10との間に生コンクリートを打設し、木製型枠1をコンクリート構造物11の表面に残して表面を木製型枠1でカバーする工程とからなる。木製型枠1は外周面に沿って縦溝6を設けており、複数の木製型枠1を同一面に配列すると共に、対向して配設される木製型枠1の縦溝6に連結ロッド7の両側を嵌入して、隣接する木製型枠1を同一面に生コンクリートが漏れない状態で連結している。
【選択図】図12

Description

本発明は、間伐材等の原木を製材して製作される丸太加工材を平行に並べてパネル状に連結している木製型枠を使用して法面を補強する工法に関する。とくに、本発明は、木製型枠を型枠に使用してコンクリート構造物を構築し、その後、木製型枠をコンクリート構造物から外すことなく残して、コンクリート構造物の表面を、木材でもって自然環境に適したようにカバーする木製型枠を使用する法面の補強工法に関する。
間伐材などの廃材等で製作される丸太加工材をパネル状に並べた木製型枠であって、コンクリート構造物を構築する型枠として使用され、その後に、構築されたコンクリート構造物の化粧カバーとして使用される木製型枠は、以下の文献に記載される。(特許文献1ないし4参照)
実用新案登録第3015848号公報 特開平9−21139号公報 特開2000−273882号公報 特開2001−355249号公報 特開2004−346547号公報
特許文献1の公報には、表面を除く裏面、上面及び下面を角柱状に加工した丸太加工材の数本を、表面を揃えてコンクリ−ト流止材を介して上下に接合し、その最上部の丸太加工材の上面から最下部の丸太加工材の下面へ鉄筋挿縦孔を丸太加工材の長さ方向所定間隔に貫設し、その上下接合された数本の丸太加工材の各裏面に密接させると共に、それらを上下から挟持するように上下部分を折り曲げてコ字形に形成し、且つその上下の折曲面に鉄筋挿縦孔に合致する貫通孔を設けた止金具を鉄筋挿縦孔と貫通孔とが連通状態において釘着して一体化した木製型枠が記載される。この木製型枠は、コンクリート構造物の構築に使用された後、脱型しないで、コンクリート構造物の表面をカバーするように使用される。
特許文献2の公報には、長手方向を横にした丸太加工材を上下に複数本連設してなる化粧型枠表部材と、丸太加工材に直交し、かつ化粧型枠表部材の上下から所定長さ突出するように、化粧型枠表部材の裏面に配設された連結部材と、丸太加工材を連結部材に締付け固定する固定部材とを具備する木製型枠が記載される。
さらに、特許文献3と4の公報には、丸太加工材からなる複数の木製型枠をコンクリート構造物の見付面に沿って併設固定してなり、コンクリート構造物の施工後においても、この木製型枠を化粧材としてそのまま残すようにする型枠であって、木製型枠の外側面のうちの、隣接する型枠構成材に対向する略平行な1組の対向面の一方に嵌合溝部を形成し、他方に、隣接する型枠構成材の嵌合溝部に凹凸嵌合する嵌合突部を形成し、嵌合溝部に嵌合突部を嵌合させて複数の型枠構成材を併設固定するとともに、複数の型枠構成材を併設固定した状態で、隣接する型枠構成材間のうちのコンクリートの打設空間側に、打設したコンクリートが侵入可能な溝部を形成した木製型枠が記載される。
これ等の公報に記載される木製型枠は、コンクリート構造物の表面を、天然の木材でカバーする。このため、コンクリート地肌では実現できない、自然環境にやさしい表面状態にできる。また、生コンクリートを打設するときには、型枠として使用し、コンクリートを硬化させた後は、従来の型枠のようにコンクリート構造物から外す必要がなく、施工手間を簡素化して、能率よく美しく施工できる特長がある。ただ、多数の丸太加工材を連結してパネル状としているので、裏面に打設される生コンクリートが漏れないようにするのが難しい。打設される生コンクリートは、丸太加工材の間にできる隙間や、隣の木製型枠との間にできる隙間から漏れやすい。漏れた生コンクリートは、木製型枠の表面を汚して、天然木の美しさが失われる。また、漏れて木製型枠の表面に付着する生コンクリートは、硬化すると剥離するのが極めて難しい。コンクリート構造物から外す型枠は、多少の生コンクリートの漏れは問題とはならない。型枠を外すので漏れた生コンクリートがコンクリート構造物の表面を汚さないからである。しかしながら、コンクリート構造物から外さない木製型枠は、漏れた生コンクリートが構築された法面等の表面を汚すので、漏れない構造とすることが特に大切である。
ところが、丸太加工材からなる木製型枠は、1枚の合板や金属板で製作される型枠に比較して、生コンクリートが極めて漏れやすい。天然木である多数の丸太加工材をパネル状に連結しているので、丸太加工材の間に隙間ができ、また、木製型枠の間に隙間ができるからである。丸太加工材は天然の木材であるから、合板や金属板とは比較にならないほど、歪や狂いが生じやすい。とくに、水分を吸収したり、あるいは乾燥されると狂いやすい物性がある。各々の丸太加工材が違う状態で変形するので、丸太加工材の間に隙間ができ、また、木製型枠の間に隙間ができる。丸太加工材の間にできる隙間は、丸太加工材を貫通する貫通連結具でしっかりと緊締して少なくできる。難しいのは木製型枠の間にできる隙間である。この間に隙間ができるのは、各々の丸太加工材がばらばらに変形するために、パネル状にしている外周の形状が狂うからである。また、製造工程においても、すべての丸太加工材を完全に同じ長さに切断することはできない。長さに誤差がある複数の丸太加工材を連結すると、両側面に凹凸ができる。側面に凹凸のある木製型枠は、隣の木製型枠を連結すると隙間ができる。また、凹凸はランダムにできるので、互いに凹凸のある木製型枠を連結すると、相当な隙間ができる。このため、丸太加工材を連結している木製型枠は、互いに連結する状態で隙間ができるのを防止するのが極めて難しく、この隙間から生コンクリートが漏れて表面を汚す欠点がある。
本発明者は、この欠点を解決することを目的に、図1に示す構造の木製型枠81を使用する工法を開発した。(特許文献5参照)
この工法は、図2に示すように、複数の木製型枠81を法面90の表面と対向して隙間なく固定し、木製型枠81と法面90との間に生コンクリートを打設してコンクリートを硬化し、コンクリートが硬化した後に、木製型枠81をコンクリート構造物91の表面に残して、コンクリート構造物91の表面を木製型枠81でカバーする。複数の木製型枠81は、間伐材からなる原木を互いに直角な3面で製材して、残りのひとつの面を原木表面82Aとしてなる複数本の丸太加工材82と、複数本の丸太加工材82を貫通して、原木表面82Aが型枠の表面側となるように複数の丸太加工材82を互いに隙間なく同一面に平行に配列してパネル状に固定している貫通連結具83とからなる。さらに、木製型枠81は、丸太加工材82をパネル状に連結しているパネル部裏面の周縁部分に沿って、釘を打ち込むことができ、あるいはネジをねじ込むことができる連結枠86を裏面に突出して固定している。この構造をしている複数の木製型枠81を同一平面に並べるように配列して法面90に対向して配列し、隣接する木製型枠81の連結枠86を釘やネジで連結して、隣接する木製型枠81を隙間なく固定し、木製型枠81と法面90との間に生コンクリートを打設して、表面を木製型枠81でカバーしている。
この工法は、多数の丸太加工材82をパネル状に連結しているにもかかわらず、生コンクリートの漏れを防止して、生コンクリートで表面を汚すのを防止できる。それは、木製型枠81の裏面の周縁部分に沿って連結枠86を固定し、複数の木製型枠81を同一平面に並べるように配列する状態で、隣接する連結枠86に釘を打ち込んで連結しているからである。しかしながら、この工法で補強された法面は、木製型枠が腐食して連結枠を固定している多数の釘が外部に表出すると危険な状態となる。それは、原木が腐食して消失する期間に比較して、釘が腐食して消失する期間が相当に長いために、木製型枠が消失して多数の釘が残存するからである。とくに、釘は木に打ち込みできるように、先端を先鋭な形状に加工しているので、これがのり面の表面に残存すると危険な状態となる。また、連結枠の間から生コンクリートが漏れないように、無数の釘を連結枠に打ち込んでいることから、多数の釘がのり面に表出すると非常に危険な状態になる。
本発明は、さらにこの欠点を解決することを目的として開発されたもので、木製型枠を生コンクリートが漏れないように連結できることに加えて、年月が経過して木製型枠が腐食しても、法面に多数の釘が残存せず、長い年月にわたって、法面を安全に保護できる木製型枠を使用する法面の補強工法を提供することにある。
本発明の木製型枠を使用する法面の補強工法は、前述の目的を達成するために、以下の工程で法面を補強する。
法面の補強工法は、原木を互いに直角な3面で製材して、残りのひとつの面を原木表面2Aとしてなる複数本の丸太加工材2を製作する工程と、製作された複数本の丸太加工材2に貫通連結具3を貫通して、原木表面2Aが型枠の表面側となるように互いに隙間なく同一面に平行に配列してパネル状に固定して複数枚の木製型枠1を製作する工程と、この木製型枠1を法面10の表面に対向して固定し、木製型枠1と法面10との間に生コンクリートを打設してコンクリートを硬化し、コンクリートが硬化した後に、木製型枠1をコンクリート構造物11の表面に残して、コンクリート構造物11の表面を木製型枠1でカバーする工程とからなる。さらに、法面の補強工法は、木製型枠1の外周面に沿って縦溝6を設け、この縦溝6を設けた外周面が対向するように、複数の木製型枠1を同一面に配列すると共に、対向して配設される木製型枠1の縦溝6に連結ロッド7の両側を嵌入して、この連結ロッド7を介して、隣接する木製型枠1を同一面に生コンクリートが漏れない状態で連結する。さらに、木製型枠1と法面10との間に生コンクリートを打設して、表面を木製型枠1でカバーしているコンクリート構造物11を構築する。
本発明の法面の補強工法は、木製型枠1の間にスペーサロッド15を配設し、このスペーサロッド15の木製型枠1との対向面に縦溝6を設け、スペーサロッド15と木製型枠1の縦溝6に連結ロッド7の両側を嵌入し、この連結ロッド7を介してスペーサロッド15と木製型枠1とを連結することができる。
本発明の法面の補強工法は、木製型枠1の丸太加工材2に間伐材を使用することができる。木製型枠1の丸太加工材2は、太さを50〜150mmとすることができる。本発明の法面の補強工法は、貫通連結具3として、丸太加工材2を貫通する連結ネジ3Aを使用することができる。
本発明の法面の補強工法は、木製型枠を、生コンクリートが漏れないように連結できることに加えて、年月が経過して木製型枠が腐食しても、法面に多数の釘が残存しない。このため、長い年月にわたって、法面を安全に、自然な状態で美しく保護できる特徴がある。それは、本発明の法面の補強工法が、法面の表面に配置する木製型枠の外周面に沿って縦溝を設け、この縦溝に連結ロッドを嵌入して、連結ロッドでもって、隣接する木製型枠を同一面に生コンクリートが漏れない状態で連結し、この状態で木製型枠と法面との間に生コンクリートを打設して、表面を木製型枠でカバーしているコンクリート構造物を構築するからである。従来の釘に代わって、縦溝と連結ロッドを介して生コンクリートが漏れないように連結される木製型枠は、年月が経過すると腐食して消失するが、先の尖った釘を使用しないことから、安全に法面を保護しながら、法面を自然な状態に復元する。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための木製型枠を使用する法面の補強工法を例示するものであって、本発明は木製型枠を使用する法面の補強工法を下記のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図3ないし図5に示す木製型枠1は、法面等と対向して固定されて、裏面に生コンクリートを打設してコンクリート構造物を構築する型枠として使用される。さらに、生コンクリートを硬化させた後、これをコンクリート構造物から外すことなく、構築されるコンクリート構造物の表面に固定されて、コンクリート構造物の表面をカバーするカバー材として使用される。
図の木製型枠1は、複数本の丸太加工材2を貫通連結具3でパネル状に連結している。丸太加工材2は、間伐材などの原木を互いに直角な3面で製材して、残りのひとつの面を原木表面2Aとしている。丸太加工材2は、図6の断面図に示すように、木製型枠1の表面となる面を製材しないで丸太の表面として、直角な3面を鋸で切断して製材している。丸太表面は、原木の皮を除去した面、あるいは皮を残した面で、原木の丸みのある面である。丸太加工材2は、太さを100mmとする。ただ、丸太加工材の太さは、たとえば50〜150mmとすることができる。丸太加工材2を太くすると、木製型枠1を強くできる。太い丸太加工材2を製作するには、太い原木を必要とするので、図の丸太加工材2は、図において上下方向と左右方向の幅を同じ幅としているが、上下と左右の幅を異なる幅とすることもできる。丸太加工材2の長さは、木製型枠1の幅を特定する。木製型枠1は、幅を1mまたは2mとするので、丸太加工材2の全長も、1mまたは2mである。ただし、木製型枠は、幅の異なるものを複数枚使用して、法面にコンクリート構造物を構築することもできる。たとえば1m幅と2m幅の木製型枠を使用して、千鳥の形状に複数の木製型枠を並べて法面に固定できる。また、法面に固定する領域の形状によっては、幅の異なる木製型枠を使用して、種々の形状の法面と対向して木製型枠を固定できる。したがって、本発明は、木製型枠の幅と丸太加工材の長さを特定しない。
木製型枠1の上下方向の幅、すなわち使用状態における高さは、50cmとする。ただし、木製型枠の高さは、30cm〜100cmとすることもできる。木製型枠1の上下方向の幅は、連結する丸太加工材2の数と、丸太加工材2の太さで調整する。
貫通連結具3は、丸太加工材2を貫通する連結ネジ3Aである。図の木製型枠1は、丸太加工材2を複数の貫通連結具3で連結している。丸太加工材2は、貫通連結具3を挿通するために、上下に貫通する貫通孔4を設けている。この貫通孔4に貫通連結具3を挿通して丸太加工材2を連結している。木製型枠1の上下に配置される丸太加工材2は、連結ネジ3Aの頭と、連結ネジ3Aにねじ込むナット3Bとを入れて、これらが丸太加工材2から突出しないように、凹部5を設けている。最上段の丸太加工材2は上面に、最下段の丸太加工材2は下面に、それぞれ凹部5を設けている。この貫通連結具3は、丸太加工材2に設けた貫通孔4に連結ネジ3Aを挿通し、連結ネジ3Aにナット3Bをねじ込んで丸太加工材2を締め付けて連結する。ただし、本発明は、貫通連結具を連結ネジに特定せず、丸太加工材に挿通して連結できるすべてのものを使用できる。たとえば、貫通連結具は、両端部に雄ネジを設けたロッド、またはネジ棒等の貫通具と、この貫通具の両端にねじ込まれるナットとすることもできる。
以上のようにして、複数本の丸太加工材2を貫通連結具3でパネル状に連結して木製型枠1が製作される。木製型枠1は、複数の丸太加工材2を、原木表面2Aが型枠の表面側となるように互いに隙間なく同一平面に配列してパネル状に連結される。
さらに、木製型枠1は、図4と図5の斜視図に示すように、パネル状に連結された型枠の外周面に沿って縦溝6を設けている。木製型枠1は、図4と図5において、上下の面と左右の側面とに直線状の縦溝6を設けている。木製型枠1の上面と下面に設けた縦溝6は、丸太加工材2の長さ方向であって、木製型枠1の左右の幅方向に延長して設けている。木製型枠1の左右の側面に設けた縦溝6は、丸太加工材2の厚さ方向であって、形枠の上下の幅方向(図において高さ方向)に延長して設けている。図の木製型枠1は、上下左右に設けた4条の縦溝6を、木製型枠1の厚さ方向の同じ位置に設けており、これらの縦溝6を木製型枠1の四隅で互いに連結している。ただ、上下左右に設ける縦溝は、必ずしも木製型枠の厚さ方向の同じ位置に設ける必要はない。木製型枠は、たとえば、上下面の縦溝と両側の縦溝とを、位置をずらして設けることもできる。
以上のように、外周面に縦溝6を有する木製型枠1は、複数の木製型枠1を同一面に配列する状態で、対向して配設される木製型枠1の縦溝6に嵌入される連結ロッド7を介して互いに連結される。隣接する木製型枠1は、図7と図8の断面図に示すように、連結ロッド7の両側を互いに対向する木製型枠1の縦溝6に嵌入して、同一面内に連結される。図7は、左右に配列される木製型枠1を連結ロッド7で連結する状態を示している。この図に示すように、左右に隣接する木製型枠1は、対向する側面に設けた縦溝6に連結ロッド7の両側を嵌入して互いに連結される。図8は、上下に配列される木製型枠1を連結ロッド7で連結する状態を示している。この図に示すように、上下に隣接する木製型枠1は、下段の木製型枠1の上面に設けた縦溝6と上段の木製型枠1の下面に設けた縦溝6とに連結ロッド7の両側を嵌入して互いに連結される。
木製型枠1の縦溝6は、連結ロッド7の側部を嵌入できる形状としており、連結ロッド7を嵌入して隣接する木製型枠1を連結する状態で、連結部分から生コンクリートが漏れないようにしている。この縦溝6は、図9に示すように、所定の幅(w)と深さ(d)を有する。後述するが、縦溝6の幅(w)は、ここに嵌入される連結ロッド7の厚さ(t)を特定し、縦溝6の深さ(d)は、ここに挿入される連結ロッドの幅(s)を特定する。縦溝6の幅(w)と深さ(d)を大きくすると、嵌入する連結ロッドの厚さ(t)と幅(s)が大きくなるので、連結部分から生コンクリートが漏れるのをより効果的に防止できる。縦溝6の幅(w)と深さ(d)は、たとえば、1〜5cm、好ましくは、2〜4cmとすることができる。
連結ロッド7は、対向して配設される木製型枠1の間に位置して、両側を木製型枠1の縦溝6に嵌入して、隣接する木製型枠1を互いに連結する。図の連結ロッド7は、木製の角材である。木製の連結ロッド7は、木製型枠1と共に経時的に腐食して消失するので、従来のように、法面の表面に釘等が表出して危険な状態となるのを有効に防止できる。
連結ロッド7は、対向する縦溝6に両側を嵌入できる厚さ(t)と幅(s)を有する。図の連結ロッド7は、厚さ(t)を縦溝6の幅(w)とほぼ等しくして、連結ロッド7の側部を縦溝6に隙間なく挿入できるようにしている。ただ、連結ロッドの厚さ(t)は、縦溝の幅(w)よりも多少小さくすることもできる。また、連結ロッド7は、幅(s)を縦溝6の深さ(d)の約2倍としている。幅(s)を縦溝6の深さ(d)の2倍とする連結ロッド7は、図7と図8に示すように、隣接する木製型枠1を隙間なく連結できる。ただ、連結ロッドの幅(s)は、縦溝の深さ(d)の2倍よりも小さくすることも、大きくすることもできる。連結ロッド7を縦溝6に隙間なく連結する構造は、隣接する木製型枠1の境界部分から生コンクリートが漏れるのを有効に防止できる。
連結ロッド7は、好ましくは、木製型枠1の外周面の全周にわたって配設されて、互いに隣接する木製型枠1の対向する縦溝6の全体を閉塞する。このように、木製型枠1の外周面の全周に配設される連結ロッド7は、隣接する木製型枠1の境界部分から生コンクリートが表面側に漏れるのを有効に防止できる。ただ、連結ロッドは、境界部分から生コンクリートが漏れない程度の隙間を有する状態で配設することもできる。互いに隣接する木製型枠1の1辺を連結する連結ロッド7は、対向する縦溝6と等しい長さとすることができる。たとえば、左右に隣接する木製型枠1を連結する連結ロッド7は、木製型枠1の両側に設けた縦溝6と等しい長さとし、上下に隣接する木製型枠1を連結する連結ロッド7は、木製型枠1の上下面に設けた縦溝6と等しい長さとして、対向する縦溝6の全体を閉塞できる。ただ、連結ロッドは、互いに対向する縦溝の全長よりも短くし、この短い連結ロッドを継ぎ合わせて縦溝の全体を閉塞することも、あるいは、互いに対向する縦溝の全長よりも長くして、一つの連結ロッドで複数の木製型枠の縦溝を連結しながら閉塞することもできる。たとえば、図10に示すように、複数の木製型枠1を千鳥の形状に並べて法面に固定する場合、上下に隣接する木製型枠1を連結する連結ロッド7は、木製型枠1の左右方向の幅よりも長くして、一つの連結ロッド7で左右に並ぶ複数の木製型枠1を連結しながら、上下に隣接する木製型枠1を連結することができる。
以上の構造の連結ロッド7は、複数枚の木製型枠1を同一平面に並べるように配列する状態で、対向する縦溝6に両側を嵌入して、隣接する木製型枠1を互いに連結する。縦溝6に嵌入される連結ロッド7は、さらに、接着して縦溝6に固定することも、縦溝6との隙間にクサビを打ち込んで締め付けることもできる。
木製型枠1は、図11に示すように、固定具8を介して法面10などに対向して固定される。さらに、法面10と木製型枠1との間に生コンクリートを打設してコンクリート構造物を設ける。固定具8は、一端を法面10に固定し、他端を木製型枠1に固定して、木製型枠1を法面10の所定の位置に固定する。図に示す固定具8は、法面10に打ち込まれるアンカー12と、木製型枠1に固定される連結プレート13とで構成している。この構造の固定具8は、アンカー12と連結プレート13とを連結具14で連結して、木製型枠1を法面10の所定の位置に固定する。この固定具8は、木製型枠1の製造工場において、連結プレート13を木製型枠1に固定し、施工現場において、法面10にアンカー12を打ち込み、このアンカー12と連結プレート13とを連結具14で連結して、木製型枠1を法面10の所定の位置に能率よく固定できる。ただ、固定具は、必ずしもアンカーと連結プレートとで構成する必要はなく、単一の部材とし、一端を法面に固定して、他端を木製型枠に固定することもできる。固定具8は、金属製として、木製型枠1を法面10に強固に固定できる。
連結プレート13は、図3ないし図5に示すように、予め木製型枠1に固定している。連結プレート13は、木製型枠1の複数ヶ所に固定している。木製型枠1を固定具でもって法面10にしっかりと特定の姿勢で固定するためである。図に示す木製型枠1は、貫通連結具3を介して、連結プレート13を木製型枠1に固定している。図の連結プレート13は、先端に貫通孔13Aを設けており、この貫通孔13Aに連結ネジ3Aを挿通して、貫通連結具3に連結している。この連結プレート13は、木製型枠1の上下において貫通連結具3に連結している。図の木製型枠1は、2本の貫通連結具3を備えているので、上下の4カ所に連結プレート13を固定している。さらに、図の木製型枠1は、上下の面に、貫通連結具3の端部を配置する凹部5を設けている。連結プレート13は、この凹部5において貫通連結具3に連結している。この凹部5は、図3と図8に示すように、縦溝6よりも深く形成しており、縦溝6に嵌入される連結ロッド7が貫通連結具3の端部に当接しないようにしている。さらに、図の凹部5は、木製型枠1の裏面側を切欠しており、この切欠部9から連結プレート13を木製型枠1の裏面側に引き出している。ただ、木製型枠は、凹部に切欠部を設けることなく、凹部の底部と木製型枠の裏面とを連通する貫通孔を設けて、連結プレートを木製型枠の裏面側に引き出すこともできる。この構造は、生コンクリートが凹部に侵入するのを有効に防止できる。
以上の木製型枠1は、図12と図13に示すように、法面10に固定されて、法面10を補強する。この工法は、以下の工程で法面10を補強する。
(1)法面10と対向して、法面10との間に生コンクリートを打設する隙間ができるように、最下段の木製型枠1を横に並べて、複数の木製型枠1を法面10と所定の間隔で固定する。左右に並べている木製型枠1は、対向する両側の縦溝6に連結ロッド7を嵌入して、隣接する木製型枠1との間に隙間ができないように互いに連結される。連結ロッド7は、図7の断面図に示すように、対向する縦溝6に両側を嵌入して、隣接する木製型枠1を隙間なく連結する。さらに、固定具8を介して、木製型枠1を法面10に連結して固定する。木製型枠1は、上下に固定した連結プレート13の先端を、法面10に打ち込んだアンカー12に連結して、法面10と所定の間隔で固定される。
(2)最下段の木製型枠1と法面10との間に生コンクリートを打設する。このとき、生コンクリートは、木製型枠1の上縁よりもわずかに低く、あるいは木製型枠1の上縁と同じレベルで打設される。横に並べた複数の木製型枠1は、対向する縦溝6に連結ロッド7を嵌入して隙間なく連結しているので、この連結部分から生コンクリートが表面側に漏れることはない。
(3)その後、下から2段目の木製型枠1を最下段の木製型枠1に連結する。2段目の木製型枠1と最下段の木製型枠1は、対向する縦溝6に連結ロッド7を嵌入して、間に隙間ができないように互いに連結される。この連結ロッド7は、図8の断面図に示すように、下段の木製型枠1の上面に設けた縦溝6と上段の木製型枠1の下面に設けた縦溝6とに両側を嵌入して、隣接する木製型枠1を隙間なく連結する。
さらに、2段目において、左右に並べている木製型枠1は、対向する両側の縦溝6に連結ロッド7を嵌入して、隣接する木製型枠1の間に隙間ができないように互いに連結される。すなわち、2段目に配列される木製型枠1は、下端と左右の両端が、隣接する木製型枠1に連結ロッド7を介して連結される。
2段目に配列される木製型枠1も、上下に固定した連結プレート13の先端を、法面10に打ち込んだアンカー12に連結具14を介して連結して、法面10と所定の間隔で固定される。
(4)その後、2段目の木製型枠1と法面10との間に生コンクリートを打設する。2段目に配列される複数の木製型枠1は、下段の木製型枠1との連結部分、及び左右に隣接する木製型枠1との連結部分において、対向する縦溝6に連結ロッド7を嵌入して隙間なく連結しているので、これらの連結部分から生コンクリートが表面側に漏れることはない。
以後、同じようにして、下段の木製型枠1の上に上段の木製型枠1を横に並べて連結し、木製型枠1を固定具8で法面10に固定した後、木製型枠1と法面10との間に生コンクリートを打設して、所定の高さと幅に木製型枠1とコンクリート構造物11を構築する。
(5)生コンクリートが硬化してコンクリート構造物11となる。コンクリート構造物11の表面は、生コンクリートが硬化した後も外さない木製型枠1でカバーされる。木製型枠1は、固定具8を介して法面10に固定され、さらに固定具8がコンクリート構造物11に埋設されて、コンクリート構造物11にしっかりと固定される。
さらに、図14ないし図17は、木製型枠1の間にスペーサロッド15を配設する補強工法を示している。これらの図に示すスペーサロッド15は、木製型枠1との対向面に縦溝6を設けている。スペーサロッド15と木製型枠1は、対向する縦溝6に連結ロッド7の両側を嵌入し、この連結ロッド7を介して互いに連結している。図に示すスペーサロッド15は、上下方向に延長して配設しており、両側に位置する木製型枠1を連結ロッド7で連結している。上下に延長して配設されるスペーサロッド15は、木製型枠1の上下の幅よりも長い全長を有しており、上下に配列される複数の木製型枠1をスペーサロッド15に沿って連結して、左右の連結位置を正確に位置決めできる構造としている。スペーサロッド15は、木製の角材で、両側の側面に、軸方向に延びる直線状の縦溝6を設けている。この縦溝6の幅(w)と深さ(d)は、前述の木製型枠1に設けた縦溝6と同じ寸法とすることができる。図に示すスペーサロッド15は、角材の表面側を湾曲形状としている。ただ、スペーサロッドは、表面側を平面状とすることもできる。
図15は、横幅の等しい木製型枠1を、左右の端面が同一面となるように上下に並べて法面10に固定する状態を示している。図の工法は、左右に配列される全ての木製型枠1の間にスペーサロッド15を配設して、これらの連結部分をスペーサロッド15で補強している。また、図16と図17は、複数の木製型枠1を千鳥の形状に並べて法面10に固定する状態を示している。この工法は、2列のスペーサロッド15を法面10の左右に離して所定の間隔で配列しており、上下に延びる2列のスペーサロッド15を基準として、複数の木製型枠1を左右方向に配列している。複数の木製型枠1を縦横に並べて千鳥の形状に配列するために、スペーサロッド15の両側には、横幅を半分とする木製型枠1を1段おきに上下に配列している。
以上のように、木製型枠1の間にスペーサロッド15を配設する構造は、上下に配列される複数の木製型枠1をスペーサロッド15で一体的に連結できるので、上下に連結される木製型枠1の連結強度を強くできる特長がある。また、上下に延びるスペーサロッド15を基準として左右方向に複数の木製型枠1を配列できるので、多数の木製型枠1を外観よく縦横に並べて法面10に配設できる特長がある。
本発明者が先に開発した木製型枠の垂直断面図である。 図1に示す木製型枠を法面に固定してコンクリート構造物を構築する状態を示す垂直断面図である。 本発明の一実施例にかかる補強工法に使用する木製型枠の一例を示す垂直断面図である。 図3に示す木製型枠の斜視図である。 図4に示す木製型枠を下側から見た背面斜視図である。 原木の3面を切断して丸太加工材を製材する状態を示す概略図である。 左右に隣接する木製型枠の連結状態を示す水平断面図である。 上下に隣接する木製型枠の連結状態を示す垂直断面図である。 図7に示す木製型枠の連結構造を示す要部拡大分解断面図である。 複数の木製型枠を連結ロッドで連結する状態を示す分解斜視図である。 図3に示す木製型枠を法面に固定する状態を示す垂直断面図である。 木製型枠を法面に固定してコンクリート構造物を構築する状態を示す垂直断面図である。 木製型枠を法面に固定した状態の一例を示す正面図である。 木製型枠をスペーサロッドで連結する構造を示す水平断面図である。 木製型枠の間にスペーサロッドを配設して法面に固定する一例を示す正面図である。 木製型枠の間にスペーサロッドを配設して法面に固定する他の一例を示す正面図である。 図16に示す木製型枠とスペーサロッドの連結構造を示す分解斜視図である。
符号の説明
1…木製型枠
2…丸太加工材 2A…原木表面
3…貫通連結具 3A…連結ネジ
3B…ナット
4…貫通孔
5…凹部
6…縦溝
7…連結ロッド
8…固定具
9…切欠部
10…法面
11…コンクリート構造物
12…アンカー
13…連結プレート 13A…貫通孔
14…連結具
15…スペーサロッド
81…木製型枠
82…丸太加工材 82A…原木表面
83…貫通連結具
86…連結枠
90…法面
91…コンクリート構造物

Claims (5)

  1. 原木を互いに直角な3面で製材して、残りのひとつの面を原木表面(2A)としてなる複数本の丸太加工材(2)を製作する行程と、
    製作された複数本の丸太加工材(2)に貫通連結具(3)を貫通して、原木表面(2A)が型枠の表面側となるように互いに隙間なく同一面に平行に配列してパネル状に固定して複数枚の木製型枠(1)を製作する工程と、
    この木製型枠(1)を法面(10)の表面と対向して固定し、木製型枠(1)と法面(10)との間に生コンクリートを打設してコンクリートを硬化し、コンクリートが硬化した後に、木製型枠(1)をコンクリート構造物(11)の表面に残して、コンクリート構造物(11)の表面を木製型枠(1)でカバーする木製型枠を使用する法面の補強工法であって、
    木製型枠(1)の外周面に沿って縦溝(6)を設け、この縦溝(6)を設けた外周面が対向するように複数の木製型枠(1)を同一面に配列すると共に、対向して配設される木製型枠(1)の縦溝(6)に連結ロッド(7)の両側を嵌入して、この連結ロッド(7)を介して、隣接する木製型枠(1)を同一面に、生コンクリートが漏れない状態で連結し、木製型枠(1)と法面(10)との間に生コンクリートを打設して、表面を木製型枠(1)でカバーしているコンクリート構造物(11)を構築する木製型枠を使用する法面の補強工法。
  2. 木製型枠(1)の間にスペーサロッド(15)を配設し、このスペーサロッド(15)の木製型枠(1)との対向面に縦溝(6)を設け、スペーサロッド(15)と木製型枠(1)との縦溝(6)に連結ロッド(7)の両側を嵌入し、この連結ロッド(7)を介して、スペーサロッド(15)と木製型枠(1)とを連結する請求項1に記載される木製型枠を使用する法面の補強工法。
  3. 木製型枠(1)の丸太加工材(2)に間伐材を使用する請求項1に記載される木製型枠を使用する法面の補強工法。
  4. 木製型枠(1)の丸太加工材(2)の太さを50〜150mmとする請求項1に記載される木製型枠を使用する法面の補強工法。
  5. 貫通連結具(3)として、丸太加工材(2)を貫通する連結ネジ(3A)を使用する請求項1に記載される木製型枠を使用する法面の補強工法。
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