JP2008008012A - 貯留槽及び貯留槽に用いる雨水流出入口パネル部材と貯留槽への取り付け方法 - Google Patents

貯留槽及び貯留槽に用いる雨水流出入口パネル部材と貯留槽への取り付け方法 Download PDF

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Abstract

【課題】施工現場における作業効率を大きく向上させ、雨水などの流入、流出配管の施工位置精度を向上させると共に配管の取り付け強度も大幅に向上し、更にメンテナンスも容易な貯留槽を提供する。
【解決手段】空間保持可能な骨格ブロックを三次元的に配列して形成した骨格ブロック構造体の外壁面を、雨水が流出入する流出入配管と開口部を有するパネルとで構成され、前記パネルの開口部に前記流出入配管が連結されている雨水流出入口パネル部材で覆う構造の貯留槽。
【選択図】図3

Description

本発明は、ビル或いは集合住宅、特に団地などにおいて、雨水などを防火用や散水用、あるいは洪水防止用などとして使用すべく貯水するための雨水などの貯留施設を形成する貯留槽に関するものである。
従来から、例えば、大きなビルや団地周辺の空き地や自転車置き場の地下等において、降った雨を貯水する貯留槽を有する貯水施設が種々設けられている。
その1つのタイプは、降水を一時的に貯水施設に貯えておいて、少しずつ下水に流す、或いは、周囲に浸透させて都市型の洪水を防ぐ目的で設けられているもの(一時貯留型又は浸透型)である。もう一つのタイプは、貯水施設に貯めた雨水を防火水として、あるいは花壇、菜園等の散水用として利用する目的で設けられたもの(貯水型)である。特に昨今では、夏季の水不足等に備えて、新しくビルや団地を建設する場合には、しばしばこの種の雨水等の貯水施設が設けられるようになってきている。
この種の典型的な例として、特許文献1に記載の貯水施設がある。これは前述した前者のタイプ即ち、都市型の洪水を防ぐ目的のための一時貯水施設である。
図12にこの施設を示すが、以下の工法で組み立てられる。
予め、地面81を掘り下げて、例えば平面形状が長方形の堀穴82を形成し、然る後に、この堀穴82の内表面(側面82aと底面82bを含む)を砂利や不燃布などで覆い、内張層83を形成する。なお、貯水型の雨水などの貯留施設であれば防水シートまたは外壁パネルを取り付けて覆う。
内張層83が形成されたら、該堀穴82内に、例えば容器状の骨格ブロック84を上下縦横に組み付け、その内部に貯水空間を有する空間保持骨格ブロック構造体85を形成する。空間保持骨格ブロック構造体85ができあがったら、最後に空間保持骨格ブロック構造体85上に、砂利や土を埋め戻して被覆層89を形成する。なお、図12において、符号90は貯水部への雨水などの流入口を、符号91は流出口を示している。
上記防水シートまたは外壁パネルで覆われた貯水施設において、雨水などの流入配管と流出配管の取り付けは、以下の方法で行われている。
先ず、骨格ブロックを上下縦横に組み付けて、空間保持骨格ブロック構造体を形成する。次に、該空間保持骨格ブロック構造体の流入管又は流出管の取り付け部分に位置する空間保持骨格ブロック構造体中に流入管と流出管が配置できるスペースを確保する。中央部に流入管、流出管の配管外径に相当する開口部を設けた防水シートで配管を配設する周囲の外壁面を覆い、次いで、該配管を防水シートの開口部に挿入後、該配管と防水シートの接触部分を接着剤でシールしていた。
流入管、流出管を外壁パネルで覆う場合では、施工現場でジグソーなどの切断用具を用いて開口部をパネルに開け、流出入配管を挿入して、不燃布やパテでパネルに固定する方法や、パネルと溶接する方法で連結する。
特公平4−26648号公報(特開昭63−268823号公報)
上記骨格ブロック構造体を防水シートで覆った後に流出入配管を挿入する工法では、施工現場合わせの工法になるために施工に手間がかかり、又現場施工のために施工のバラツキが生じ易く、配管が十分に固定されないために配管がぐらつき易く、外壁面と配管とのシール部分に剥離が生じ易く、更に配管端部がブロック構造体中に突出しているために、ブロック構造体内部の配管先端部近傍にブロック柱部があると、水の流れに抵抗が生ずる恐れがある。また、構造上泥溜めマスを設置することは困難である。
更に、骨格ブロック構造体の外壁をパネルで覆う工法でも、流出入部の設置は施工現場合わせの工法であるため、まず、パネルに流出入配管を挿入する開口部をジグソーなどの切断用具を用いて開口作業を行うが、寸法のばらつき(寸法精度)、歪曲した形状(配管挿入時の漏水の助長)、開口作業時の安全性および作業効率などの面から問題を生じている。
なお、図12に示す側壁部に設けられた側溝部の下流側先端は砂利層で囲まれているので、泥水を含む雨水が流入してきた場合には閉塞のトラブルが生じて十分な流量を確保できない恐れがあり、他方長期間の使用において、そのメンテナンスも構造上困難である。
請求項1記載の発明は、平板状の基台と該基台の一方の面に立設されて該基台を支持する支持体から形成される空間保持可能な骨格ブロックを三次元的に配列して形成した骨格ブロック構造体の外壁面をパネルで覆う構造の貯留槽に設けられる雨水流出入部を構成する雨水流出入口パネルであって、雨水が流出入する流出入配管と、開口部を有するパネルとで構成され、前記パネルの開口部に前記流出入配管が連結されていることを特徴とする雨水流出入口パネル部材である。
請求項2記載の発明は、平板状の基台と該基台の一方の面に立設されて該基台を支持する支持体から形成される空間保持可能な骨格ブロックを三次元的に配列して形成した骨格ブロック構造体の外壁面をパネルで覆う構造の貯留槽に設けられる雨水流出入部を構成する雨水流出入口パネルであって、雨水が流出入する流出入配管と、開口部を有するパネルとで構成され、前記パネルの開口部に前記流出入配管がフランジ継ぎ手を介して連結されるか、あるいは溶接により連結されていることを特徴とする雨水流出入口パネル部材である。
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の前記雨水流出入口パネル部材が、雨水流出入口パネルを設置する外壁面に、嵌め合い構造で取り付けられることを特徴とする貯留槽である。
請求項4記載の発明は、請求項1または請求項2記載の前記雨水流出入口パネル部材が、雨水流出入口パネルを設置する外壁面に、接合構造で取り付けられることを特徴とする貯留槽である。
請求項5記載の発明は、請求項1または請求項2記載の前記雨水流出入口パネル部材が、雨水流出入口パネルを設置する外壁面に、固定部材を介して取り付けられることを特徴とする貯留槽である。
請求項6記載の発明は、雨水流出入部を形成する前記雨水流出入口パネル部材が、前記貯留槽の外壁面の少なくとも1面以上に設けられることを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれか1項に記載の貯留槽である。
請求項7記載の発明は、流出入配管を有する雨水流出入口パネル部材を、貯留槽の貯留空間を構成する骨格ブロックに貯留槽の施工現場で取り付ける方法が、嵌合方式、接合方式、及びボルト、ナットなどの固定部材を用いる締結方式のいずれかである貯留槽への雨水流出入口パネル部材の取り付け方法である。
本発明に係る雨水流出入部を構成する雨水流出入口パネル部材(雨水流出部では雨水流出口パネルとして使用され、雨水流入部では雨水流入口パネルとして使用される)は、精度良く、且つ強固に取り付けられている雨水流出配管或いは雨水流入配管を有すると共に、貯留槽の外壁パネルとして役割を果たしている。
本発明に係る雨水流入口パネルおよび雨水流出口パネルを、骨格ブロック構造体の外壁パネルの一部として取り付けた本発明に係る貯留槽は、貯留槽の施工現場において、容易に雨水流出入口パネル部材を骨格ブロック構造体に取り付けることができ、施工現場における作業効率が大幅に向上すると共に、雨水などの流入・流出配管の施工精度(取り付け精度)も大幅に向上し、その取り付け強度を高めて、止水をより完全なものとしている。また、雨水流入口パネルおよび雨水流出口パネルを取り外し可能な構造、或いは流出管・流入管を取り外し可能な構造とすることにより、汚泥、砂利、土などの排出などのメンテナンスが容易となっている。また、泥溜めマスの設置も可能である。
本発明に係る貯留槽は、たとえば地面を掘り下げて設けられた雨水貯留用施設で、基台と該基台を支持する支持体で形成される空間保持可能である骨格ブロックを配列させた構造体の外壁面をパネルで覆い、外壁面に取り付けられるパネルの一部を雨水流出入部として本発明に係る雨水流出入口パネルとすることで雨水などの貯留量調節を可能とするものである。本発明の雨水流入出口パネルは、貯留槽のタイプが、一時貯留型又は浸透型あるいは貯水型のいずれのタイプの貯留槽にも適用できる。
以下、図を参照して本発明の実施形態を説明する。
請求項1又は請求項2に係る雨水流出入口パネルは、貯留槽の外壁面に設けられ、雨水などを貯留槽へ導入(雨水流入口パネル)および排出(雨水流出口パネル)の役割を担うものである。
その構造を、図1、図2に示す。
図1は請求項2のフランジ継ぎ手を介して連結される場合に係る第一の実施形態を示すもので、1aは雨水流出入口パネルを示し、雨水流出入配管2、雨水流出入配管2が取り付けられるパネル部3、パネル部3に雨水流出入配管2を取り付けるための開口部4、雨水流出入配管2とパネル3を連結するフランジ継ぎ手5、骨格ブロック構造体に雨水流出入部1aを取り付けるための上部嵌合突起7a、下部嵌合突起7b、パネル側面で隣り合う外壁パネルと連結するための連結部で嵌合方式の連結部を示す嵌合凸部8a、嵌合凹部8bとにより構成されるものである。
図2は、請求項2の溶接により連結されている第二の実施形態を示すもので、1bは雨水流出入口パネルを示し、雨水流出入配管2、雨水流出入配管2が取り付けられるパネル部3、パネル部3に雨水流出入配管2を取り付けるための開口部4、雨水流出入配管2とパネル3とを連結している溶接部6、骨格ブロック構造体に雨水流出入部1bを取り付けるための上部嵌合突起7a、下部嵌合突起7b、パネル側面で隣り合う外壁パネルと連結するための連結部で嵌合方式の連結部を示す嵌合凸部8a、嵌合凹部8bとにより構成されるものである。
これらの雨水流出入口パネル1a、1bは、従来のように貯留槽の施工現場で作製されるのではなく、前もって工場で作製されることから、従来の雨水貯留槽の問題点である流出入配管の取り付け精度や取り付け強度における不安が無く、更に外壁の施工に関しても、従来は時間のかかるパネルの開口や流出入配管の開口部への取り付けを行った後に、外壁面へのパネルの取り付け、組み立て作業を行っていたために作業効率がよくなかったが、本発明では予め雨水流出入口パネル1a、1bを準備し、施工現場で雨水流出入口パネル1a、1bを外壁面へ取り付ける方法を採ることにより、効率よく外壁面の組み立てを行うことができるものである。
前記雨水流出入口パネル1a、1bは、隣り合う外壁パネルとは(1)嵌合方式、(2)接合方式、(3)固定部材を用いる締結方式などの方法で連結して、骨格ブロック構造体の外壁面を覆い、貯留槽を形成するものであり、前記どの方法を用いても、貯留槽の施工現場での貯留槽の形成が容易、且つ効率よく行われる。
図3は、嵌合方式による実施例における雨水流出入口パネル11aと外壁パネル12aの連結状態を示す外観斜視説明図である。
図3で、雨水流出入口パネル11a及び外壁パネル12aのパネル部111a、112aの上部及び下部には、骨格ブロック基台と連結するための嵌合突起7a、7bが設けられ、側面部には、隣り合う雨水流出入口パネル11a或いは外壁パネル12aと嵌合方式により連結するために、一方の面に嵌合凸部8a、他方の面に嵌合凹部8bを設けている、
図4は、接合方式による実施例における雨水流出入口パネル11bと外壁パネル12bとの連結状態を示す外観斜視説明図である。
図4で、雨水流出入口パネル11b及び外壁パネル12bのパネル部111b、112bの上部及び下部には、骨格ブロック基台と連結するための嵌合突起7a、7bが設けられ、側面部には、隣り合う雨水流出入口パネル或いは外壁パネルと接合方式で連結するためのガイドとなる一方の面にガイドピン18a、他方の面にガイド孔18bを設けている。
図5は、締結方式による実施例における雨水流出入口パネル11cと外壁パネル12cとの連結状態を示す外観斜視説明図である。
図5で、雨水流出入口パネル11c及び外壁パネル12cのパネル部111c、112cの上部及び下部には、骨格ブロック基台と連結するための嵌合突起7a、7bが設けられ、側面部には、隣り合う雨水流出入口パネル或いは外壁パネルと締結方式で連結するための連結固定孔28a、28bを設けている。連結に際しては、各々の連結部の連結固定孔28a、28bを重なるように雨水流出入口パネル11cと外壁パネル12c、或いは外壁パネル12c同士を組み合わせ、ボルト・ナットのような固定部材(図示せず)により連結する。
図6に、上述した雨水流出入口パネルと外壁パネルとの連結方式、或いは外壁パネル同士の連結方式の連結部断面模式図を示す。図6(a)は嵌合方式、(b)は接合方式、(c)は締結方式による連結状態の実施形態の一例を示している。
図6(a)に示す嵌合方式では各パネル111a、112aの側面部に少なくとも一対の嵌合する凹凸部(凹部8b、凸部8a)を設けることで、連結を行う。
図6(b)に示す接合方式では各パネル111b、112bの側面部に連結するパネル間の位置合わせを容易に行うためのガイドピン18a及びガイド孔18bを設ける。
連結の際には、このガイドピン18aをガイド孔18bに差し込み、パネル111bとパネル112bの側面部を密着させた後に、その密着面を溶接して連結を行う、若しくは接着剤などを塗布して接着して連結が行われる。
図6(c)に示す締結方式では各パネル部111c、112cに適当数の連結固定孔28a、28bを設け、連結に際しては、連結固定孔28a、28bが重なるように各パネル部111c、112cを配して、締結具29(ボルト、ナット)により連結する。
なお、それぞれの方式共に、連結面には漏水を防ぐために漏水防止用コーティング材などを塗布したり、骨格ブロック構造体そのものを防水シートなどで更に覆っても良い。
図7は、貯留槽の雨水流出入口パネル近傍外壁部分の断面を示すもので、骨格ブロック構造体を構成する骨格ブロックの基台201に備わる連結嵌合孔202に前記嵌合突起7a、7bを嵌め込むことで、骨格ブロック構造体の外壁部に雨水流出入口パネル11aおよび外壁パネル12aが取り付けられている状態を示している。
この嵌合突起7a、7bは同じ鉛直方向の位置に設けられることで、骨格ブロック構造体と外壁を覆うパネルで構成される貯留槽の鉛直方向の強度をより高める役割も果たしているもので、先に示した実施形態では、嵌合突起を上下部4本ずつで、4組の例を示したが、少なくとも2組、より好ましくは4組以上の嵌合突起を備えることが望ましい。
図8、図9は貯留槽への雨水流出入部の設置状態を説明する貯留槽の外観斜視図である。
図8において、貯留槽100の上面に図2に示す雨水流出入口パネル1b(11b)を設けることで雨水流入部とし、側面下部に雨水流出部として図2に示す雨水流出入口パネル1b(11b)を設置した状態の貯留槽100である。なお、雨水流出入口パネルとして図2のタイプのものを用いているが、代わりに図1に示す雨水流出入口パネル1a(11a)を用いても良い。
図9では2箇所ずつの雨水流入部と雨水流出部を有する場合の貯留槽101の例を示している。雨水流入部として雨水流出入口パネル1bを貯留槽101の上面と側面に各1箇所設け、側面に雨水流出入口パネル1bを2箇所に備えている。
このように、雨水流出部および雨水流入部として、本発明に係る雨水流出入口パネル1a、1bを貯留槽の6面ある外壁面の一面以上に設ける。
本発明に係る貯留槽は、図10、図11に示すような構造の堆砂部を備えるにより、流れ込む砂および泥の貯留槽内への拡散を防ぐ。図10(a)、図11(a)は本発明の貯留槽に設けられる堆砂部60、70の構成を示す図で、図10(b)、図11(b)は堆砂部の側面図である。
図10は骨格ブロック構造体1段で堆砂部を設置する場合で、図11は骨格ブロック構造体2段で堆砂部を構成する場合の実施形態の一例を示している。
図10に示す堆砂部60では、雨水流出入口パネル1aと連結している骨格ブロック構造体200の側面および雨水流出入口パネル1aの対抗面の計3面に衝立61を設け、その衝立の上側に雨水がオーバーフローできるような流出口63を備える。このような構造とすることで、貯留槽内に入り込む砂や泥などは、前記閉鎖空間の下部に堆砂されることで、流入する泥や砂による貯留空間の埋没を防ぐことができる。
図11で示される骨格ブロック構造体2段で構成される堆砂部70の場合でも、図10の場合と同様に、下側の骨格ブロック構造体の上面を除く3面に衝立71を設け、衝立71の上側には雨水の流出口63を備える。図10の場合と同様に貯留槽内に入り込む砂や泥などは、前記桶状空間の下部に堆砂されることで、下側1段で砂や泥を堆砂させる。
なお、図10、図11で用いる衝立61.71は、外壁パネルを流用して用いることができることから部品点数の低減が可能で、且つ施工性にも優れる。
雨水流出入口パネルの第一の実施形態を示す説明図である。 雨水流出入口パネルの第二の実施形態を示す説明図である。 嵌合方式による外壁パネルの連結状態を示す外観斜視説明図である。 接合方式による外壁パネルの連結状態を示す外観斜視説明図である。 締結方式による外壁パネルの連結状態を示す外観斜視説明図である。 雨水流出入口パネルと外壁パネル、或いは外壁パネル同士を連結する場合の連結部の断面模式図で、(a)は嵌合方式、(b)は接合方式、(c)は締結方式による実施形態の一例である。 貯留槽の雨水流出入口パネル近傍外壁部分の断面図である。 貯留槽への雨水流出入部の設置状態を説明する貯留槽の外観斜視図である。 貯留槽への雨水流出入部の設置状態を説明する貯留槽の外観斜視図である。 雨水流入部に設けられる堆砂部の説明図である。 雨水流入部に設けられる堆砂部の説明図である。 従来の貯水施設の模式断面図である。
符号の説明
1a、1b、11a、11b、 雨水流出入口パネル
2 雨水流出入配管
3 パネル
4 開口部
5 フランジ継ぎ手
6 溶接部
7a 上部嵌合突起
7b 下部嵌合突起
8a 嵌合凸部
8b 嵌合凹部
12a、12b、12c 外壁パネル
18a ガイドピン
18b ガイド孔
28a、28b 連結固定孔
29 締結具
60、70 堆砂部
61、71 衝立
63、73 流出口
100、101 貯留槽
111a、111b、111c パネル部
112a、112b、112c パネル部
200 骨格ブロック
201 基台
202 連結嵌合孔
203 ブロック

Claims (7)

  1. 平板状の基台と該基台の一方の面に立設されて該基台を支持する支持体から形成される空間保持可能な骨格ブロックを三次元的に配列して形成した骨格ブロック構造体の外壁面をパネルで覆う構造の貯留槽に設けられる雨水流出入部を構成する雨水流出入口パネルであって、
    雨水が流出入する流出入配管と、開口部を有するパネルとで構成され、
    前記パネルの開口部に前記流出入配管が連結されていることを特徴とする雨水流出入口パネル部材。
  2. 平板状の基台と該基台の一方の面に立設されて該基台を支持する支持体から形成される空間保持可能な骨格ブロックを三次元的に配列して形成した骨格ブロック構造体の外壁面をパネルで覆う構造の貯留槽に設けられる雨水流出入部を構成する雨水流出入口パネルであって、
    雨水が流出入する流出入配管と、開口部を有するパネルとで構成され、
    前記パネルの開口部に前記流出入配管がフランジ継ぎ手を介して連結されるか、あるいは溶接により連結されていることを特徴とする雨水流出入口パネル部材。
  3. 請求項1または請求項2記載の前記雨水流出入口パネル部材が、雨水流出入口パネルを設置する外壁面に、嵌め合い構造で取り付けられることを特徴とする貯留槽。
  4. 請求項1または請求項2記載の前記雨水流出入口パネル部材が、雨水流出入口パネルを設置する外壁面に、接合構造で取り付けられることを特徴とする貯留槽。
  5. 請求項1または請求項2記載の前記雨水流出入口パネル部材が、雨水流出入口パネルを設置する外壁面に、固定部材を介して取り付けられることを特徴とする貯留槽。
  6. 雨水流出入部を形成する前記雨水流出入口パネル部材が、前記貯留槽の外壁面の少なくとも1面以上に設けられることを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれか1項に記載の貯留槽。
  7. 流出入配管を有する雨水流出入口パネル部材を、貯留槽の貯留空間を構成する骨格ブロックに貯留槽の施工現場で取り付ける方法が、嵌合方式、接合方式、及びボルト、ナットなどの固定部材を用いる締結方式のいずれかである貯留槽への雨水流出入口パネル部材の取り付け方法。
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