JP2008007942A - ローパーティション用スライドドア - Google Patents
ローパーティション用スライドドア Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008007942A JP2008007942A JP2006176141A JP2006176141A JP2008007942A JP 2008007942 A JP2008007942 A JP 2008007942A JP 2006176141 A JP2006176141 A JP 2006176141A JP 2006176141 A JP2006176141 A JP 2006176141A JP 2008007942 A JP2008007942 A JP 2008007942A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- slide
- rail
- panel
- entrance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
Abstract
【課題】 ローパーティションの入口に取付けられるスライドドアであって、安定してスライド開閉することが出来ると共に、ローパーティションの外観が損なわれないスライドドアの提供。
【解決手段】 入口2を挟んで一方側パネル1bの上桟11と下桟12にはスライドレール13,13を取着し、このスライドレール13にスライドドア3をスライド可能に取付け、そしてスライドドア3の上桟6の戸先側には戸当り18を取着し、該戸当り18は戸先側パネル1aの側桟19に当接して停止できるようにしている。
【選択図】 図5
【解決手段】 入口2を挟んで一方側パネル1bの上桟11と下桟12にはスライドレール13,13を取着し、このスライドレール13にスライドドア3をスライド可能に取付け、そしてスライドドア3の上桟6の戸先側には戸当り18を取着し、該戸当り18は戸先側パネル1aの側桟19に当接して停止できるようにしている。
【選択図】 図5
Description
本発明は大きな部屋内部に小さな仕切り空間として設けられるローパーティションの入口に装着されるスライドドアに関するものである。
オフィス空間内には、会議室や打合せ室などを作る為にローパーティションを設置して小さな空間を形成する場合が多い。該ローパーティションは背丈程度の高さのパネルをスタッドを介して垂直に起立・配列して構成されるが、該ローパーティションにて形成される空間へ出入りする為の入口が設けられ、この入口にスライドドアを装着することがある。勿論、スライドドアを設けることなく開口状態にされることも多い。
特開平10−306527号に係る「自閉式引戸を備えた自立設置型パーテイション」は、スライドドアを装着したローパーティションである。床上に自立して設置されるパーテイションにおいて、パーテイションの輪郭を構成する枠体の一部の領域を開放として通行用開口部を形成するとともにこの枠体の上部枠に水平方向のレールを設置し、このレールに前記通行用開口部を開閉する引戸の上端に取付けた懸吊用車輪を引戸に閉方向への付勢を与えて懸吊支持し、前記枠体および引戸には該引戸の開放時に互に係合して開放位置に保持するキャッチャを設けている。
上記スライドドアは一般的な間仕切り装置の入口に装着されているものと同じであり、上レールにスライドドアを吊設してスライド可能とした構造である。上レールは上部枠に取付けられているが、上部枠を高くしなくては人の出入りが出来ないことになり、その為にローパーティションといっても非常に背丈の高いものに限られる。従って、一般に背丈程度のパネルを据え付けて構成されることが多いローパーティションでは、上記構造にてスライドドアを装着することは出来ない。
一般的なローパーティションでは、上部枠を備えることなくスライドドアを装着することが要求され、その為にスライドレールを介して取付けたローパーティションが知られている。特開2006−37608号に係る「ローパーティション用スライドドア」は、入口を挟んで一方側パネルの上桟と中桟にはスライドレールを取着し、このスライドレールにスライドドアをスライド可能に取付け、該スライドレールはパネルの上桟及び中桟に固定されるパネル側レール、ドアの上桟と中桟に固定されるドア側レール、及び両レールの間に複数の球やコロを介在した中レールにて構成している。
ところで、上記スライドドアを閉じる場合、該スライドドアはスライドレールに沿ってスライドするが、戸当りが無いためにスライドレールのスライドエンドまでスライドして停止するように構成している。勿論、スライドレールにはスライド可能な距離が定められていて、それ以上のスライドは出来ない構造と成っていることから、スライドドアは入口を閉じたところで停止することは可能である。しかし、スライドドアのスライドに伴う慣性力がスライドレールのスライドエンドに作用して大きな負担となる。特に、スライドドアの質量が大きくなると、スライドレールが損傷する虞がある。
特開平10−306527号に係る「自閉式引戸を備えた自立設置型パーテイション」
特開2006−37608号に係る「ローパーティション用スライドドア」
このように、従来のローパーティション用スライドドアには上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこの問題点であり、上レールなくしても安定した開閉操作が出来ると共に、スライドレールのスライドエンドに負担をかけることなく停止することが出来るように戸当りを取付けたスライドドアを提供する。
本発明に係るローパーティションのスライドドアは所定の間隔を設けて据付けたパネル間の入口に装着されて、スライドすることで該入口を開閉することが出来る。そして、本発明では吊車の代わりにスライドレールを使用し、スライドドアの上端部及び下端部に該スライドレールを取付けている。ここで、スライドレールはパネル側レール、ドア側レール、及び中レールの3本組で構成され、これら3本のレールが互いにスライド伸縮することが出来る構造と成っている。
そして、本発明ではスライドドアの戸先側上端部には戸当りが取着され、この戸当りはスライドドアが閉じた際に戸先側パネルの側桟に当るように構成している。一般的な間仕切り装置は入口の戸先側パネルに面して戸当り部材を起立して設け、この戸当り部材にスライドドアの戸先が当る構造としているが、本発明では戸当り部材を起立して設けることなくスライドドアの戸先側上端部に小さな戸当りを取着しただけの構造である。
スライドドアは入口正面側に装着され、戸当りは該スライドドアの内側に取着されてローパーティションを構成する戸先側パネルの側桟に当る位置に設けられている。戸当りの当り面には緩衝材が取付けられて、スライドドアの戸当りが当って停止した際の衝撃を緩和している。
本発明のスライドドアは水平な2本のスライドレールにて支持される為に、安定した開閉操作を行うことが出来る。そして、スライドレールはパネル側レールとドア側レール、及び中レールの3本の組合せで構成されて、互いにスライドして伸縮する為に、入口を閉じる為にスライドドアがパネルから引き出されても、スライドドアの支持強度は高くて安定する。
そして、スライドドアの戸先側上端部には戸当りが取付けられているために、スライドドアがスライドして入口を閉じる場合、該戸当りが入口の戸先側パネルの側桟に当って停止することが出来る。従って、スライドドアが停止する際の慣性力が最も伸びた状態となるスライドレールのスライドエンドに作用することはなく、その為にスライドレール耐久性は向上する。又、本発明のスライドドアはスライドレールを介してスライド出来るように取付けられている為に、スライドドアを吊設する上レールを必要とせず、入口には上レールが取付けられる笠木は不要となり、背丈の低いパネルでローパーティションが構成できる。
図1は本発明に係るローパーティションの入口部を示す外観図であり、スライドドア3は後退して入口2は開いている。同図において1a,1b・・はローパーティションを構成するパネルを表し、パネル1a,1bの間には入口2が形成され、この入口2を開閉する為のスライドドア3がパネル1bの正面側に取付けられている。図2はスライドドア3が前進して入口2がほぼ閉じた場合である。本発明のローパーティションでは、入口の両パネル1a,1bに跨る笠木は備えていない。従って、パネル1a,1b・・の背丈が低くても該入口2からの出入りは笠木が邪魔になることなく自由である。
ところで、ローパーディションを構成するパネル1a,1b・・は、両縦桟と上桟、下桟、及び中桟を枠組みした枠体にパネル板4,4、9,9・・を取付けて構成している。ここで、パネル板4はペーパーコアを芯材として構成され、パネル板9はガラス板で構成している(図3参照)。そして、スライドドア3は、両縦桟5,5と上桟6、下桟7、及び複数の中桟8,8・・を枠組みした枠体に樹脂製のパネル板10,10・・を嵌めて構成している。
本発明のスライドドア3は2本のスライドレールに取付けられることから、パネル1a,1b・・に比較して軽い構造としている。勿論、本発明ではローパーティションを構成するパネル1a,1b・・、及びスライドドア3の構成を同図に示す形態に限定するものではない。
ところで、上記スライドドア3はパネル1bに取付けられてスライド可能と成っている。パネル1bの上桟11と下桟12にスライドレールが取着され、このスライドレールにスライドドア3が取付けられている。すなわち、スライドレールを介してパネル1bにスライドドア3が取付けられ、スライドレールの伸縮スライドに伴ってスライドドア3がスライドして入口2を開閉することが出来る。
図3は図1のA−A断面拡大図であり、2本のスライドレール13,13は上桟11と下桟12に取着されている。このスライドレール13,13はパネル側レール14とドア側レール15、及び中レール16の3本レールの組み合わせで構成され、各レール間には複数の小さな球17,17・・が介在して互いに伸縮スライド可能と成っている。
図4は図3のB部拡大図を示し、パネル側レール14は上桟11にネジ止めされ、ドア側レール15はスライドドア3の上桟6にネジ止めされている。そして、上記パネル側レール14とドア側レール15の間には概略H型断面の中レール16が配置され、パネル側レール14と中レール16の間、及びドア側レール15と中レール16の間には複数の球17,17・・が配列されている為に、各レールは互いにスムーズにスライド可能と成っている。
例えば、図1に示すようにスライドドア3が後退して入口2が開口している状態から、図2に示すようにスライドドア3を前進させて入口2を閉じる場合には、スライドドア3はドア側レール15と共に中レール16との間に設けている球17,17・・を介してスライドすることが出来る。ドア側レール15がスライドして中レール16の先端に当たったところで、中レール16はドア側レール15に引っ張られてスライドすることが出来る。ただし、スライドドア3のスライドに伴う中レール17のスライド運動は、ドア側レール15とパネル側レール14とのスライド摩擦抵抗の大きさに左右され、摩擦抵抗の大きい方に引かれてスライドする。
図5はローパーティションの入口部付近の平面図を表しているが、(a)はスライドドア3が閉じている場合、(b)はスライドドア3が開いている場合を表している。(b)のようにスライドドア3が開いている場合には、3本のレールが互いに重なり合って縮まっている。そして、(a)に示すようにスライドドア3が前進して入口2を閉じた場合であり、スライドレール13は伸長して3本のレール(ドア側レール15、パネル側レール14、及び中レール16)は位置ズレし、一部が重なり合った状態にある。
そして、本発明ではスライドドア3の戸先側上端部に戸当り18を取着している。(a)に示すようにスライドドア3が閉じた場合には、該戸当り18はパネル1aの側桟に当接して停止することが出来る。すなわち、スライドレール13が伸びきって、スライドエンドにて停止することがないように戸当り18を設けている。
戸当り18はスライドドア3の内側に取着され、その為にローパーティションの正面側からは見えない位置にある。図6は戸当り18がパネル1aの側桟19に当ってスライドドア3が停止した場合の詳細図である。戸当り18は図7に示しているように金属板を曲げ成形したものであり、取付け部20がスライドドア3の上桟6にネジ止めされている。そして当り部21には緩衝ゴム22が固定され、パネル1aの側桟19に当った際の衝撃を緩和することが出来る。
ここで、上記側桟19はパネル1aの縦桟に取付けられ、スライドドア3の上桟6に取着されて内側へ延びた当り部21に固定した緩衝ゴム22は側桟19に当接することが出来るように成っている。そして、戸当り18はスライドドア3とは独立して製作した部品である為に、スライドドア3の上桟6の適当な戸先側位置にネジ止めすることで、閉鎖状態を最適に設定できる。
スライドドア3はその戸当り18がパネル側桟19に当って停止する為に、スライドレール13にはスライドドア3の停止に伴う慣性力が作用することはない。そして、該ローパーティションのパネル1aの表面側には、一般的な間仕切り装置の入口に起立する戸当り部材は存在せず、外観的にも好ましい意匠と成る。
1 パネル
2 入口
3 スライドドア
4 パネル板
5 縦桟
6 上桟
7 下桟
8 中桟
9 パネル板
10 パネル板
11 上桟
12 下桟
13 スライドレール
14 パネル側レール
15 ドア側レール
16 中レール
17 球
18 戸当り
19 側桟
20 取付け部
21 当り部
22 緩衝ゴム
2 入口
3 スライドドア
4 パネル板
5 縦桟
6 上桟
7 下桟
8 中桟
9 パネル板
10 パネル板
11 上桟
12 下桟
13 スライドレール
14 パネル側レール
15 ドア側レール
16 中レール
17 球
18 戸当り
19 側桟
20 取付け部
21 当り部
22 緩衝ゴム
Claims (2)
- ローパーティションの入口正面側に取付けられるスライドドアにおいて、入口を挟んで据付けた一方側パネルの上端部と下端部にはスライドレールを取着し、このスライドレールにスライドドアをスライド可能に取付け、該スライドレールはパネルの上端部及び下端部に固定されるパネル側レール、ドアの上端部と下端部に固定されるドア側レール、及び両レールの間に複数の球やコロを介在した中レールにて構成し、スライドドアの戸先側上端部には戸当りを取着し、該戸当りは内側へ延びて戸先側パネルの側端に当接してスライドドアが停止できるようにしたことを特徴とするローパーティション用スライドドア。
- 上記戸当りの当り部には緩衝ゴムを取付けた請求項1記載のローパーティション用スライドドア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006176141A JP2008007942A (ja) | 2006-06-27 | 2006-06-27 | ローパーティション用スライドドア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006176141A JP2008007942A (ja) | 2006-06-27 | 2006-06-27 | ローパーティション用スライドドア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008007942A true JP2008007942A (ja) | 2008-01-17 |
Family
ID=39066392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006176141A Pending JP2008007942A (ja) | 2006-06-27 | 2006-06-27 | ローパーティション用スライドドア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008007942A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012031690A (ja) * | 2010-08-02 | 2012-02-16 | Yamada Kogyo Kk | パーティション用スライドドア及びそれに用いる取付具 |
-
2006
- 2006-06-27 JP JP2006176141A patent/JP2008007942A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012031690A (ja) * | 2010-08-02 | 2012-02-16 | Yamada Kogyo Kk | パーティション用スライドドア及びそれに用いる取付具 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1640537B1 (en) | Device for stopping with shock absorption and stabilizing sliding doors and shutters | |
US11447997B2 (en) | Damping or return device for sliding door leaves or for drawers | |
US20160076293A1 (en) | System and device for soft closing | |
JP5214180B2 (ja) | 引戸装置 | |
CN109339677A (zh) | 一种卷帘门 | |
KR200489028Y1 (ko) | 연동 도어용 완충장치 | |
JP2008007942A (ja) | ローパーティション用スライドドア | |
KR20190000490U (ko) | 연동 도어용 완충장치 | |
KR20200141357A (ko) | 공용스토퍼를 구비한 미닫이문 완충구조 | |
US10538914B2 (en) | Glass panel arrangement and a guide track for supporting a glass panel | |
JP3195087U (ja) | 連動型引き戸 | |
JP2007077580A (ja) | 自閉式引き戸装置 | |
JP2014141827A (ja) | スライド扉の制止構造 | |
KR100935010B1 (ko) | 강성이 향상된 플랫폼 스크린도어용 창호 | |
KR100826234B1 (ko) | 스크린도어용 헤드박스의 보강구조 | |
KR102682357B1 (ko) | 도어 연동장치 분리형 댐퍼걸이부 | |
KR20120000004U (ko) | 자동으로 닫혀지는 현수식 교실출입문 | |
JP4437725B2 (ja) | エレベーター乗場の仮設障壁体装置 | |
JP6805866B2 (ja) | 引戸の開閉装置 | |
KR20110037613A (ko) | 시공이 용이한 창호장치 | |
KR20180079062A (ko) | 충격을 방지하는 반자동 현수식 교실출입문 | |
JP2019085794A (ja) | 耐衝撃性を有する引き戸装置 | |
JP6184264B2 (ja) | 可動式ホーム柵 | |
KR102373332B1 (ko) | 스윙 도어 | |
JP7277277B2 (ja) | スライド扉機構及びブース |