JP2008004885A - 加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像手段によって撮像された画像表示の視認性の向上およびオペレータの作業効率の向上を図ることができる加工装置を提供する。
【解決手段】複数の操作キーKを画像表示領域内で各キーの枠組み51と各キーに割り当てられた制御機能を表すシンボル52により表示し、枠組み51とシンボル52の隙間部分に対しても撮像手段で撮像した画像G1を表示する操作パネル17を備えることで、撮像手段で撮像した画像器1が表示されている画面上で画像G1を間近に見ながら操作キーKを操作でき、また、撮像手段で撮像した画像G1は操作キーKが配設された領域まで表示され、かつ、操作キーKの表示はキーの枠組み51とシンボル52とからなるので、操作キーKで画像の視認性を損なうことなく画像表示領域を最大限に拡大できるようにした。
【選択図】 図5

Description

本発明は、タッチパネル式の操作パネルを備える切削装置等の加工装置に関するものである。
IC,LSI等のデバイスが複数形成されたウエーハは、裏面が研削されて所定の厚さに形成され、ダイシング装置等の加工装置によって個々のデバイスに分割されて携帯電話機、パソコン等の電子機器に利用される。加工装置における各種操作は、顕微鏡画面と制御パネルとが設置されたタッチパネル式の制御ボードにより行われる。
ここで、加工装置における操作の一例として、例えばダイシング装置のフルオートメーション加工を行う際のデータ設定作業であるアライメントデータ設定操作例について説明する。ダイシング装置でのフルオートメーション加工では、ウエーハ毎に設定されたアライメントターゲットによって顕微鏡撮像画像とのパターンマッチングを行い、所望の加工位置を認識させることで、自動的に分割予定ラインに対する位置付けを精度よく行えるようにしている。このようなパターンマッチングでは、最適なターゲットの選択、最適なフォーカス、光量の設定を行い、顕微鏡が撮像するターゲットのコントラストを明確化させることで精度よい画像処理が可能となる。そこで、フルオートメーション加工に先立つアライメントティーチ操作におけるアライメントターゲットの設定作業では、チャックテーブルの移動や撮像手段のフォーカス調整や光量調整を、オペレータが制御ボード上のボタンを手動操作することで行うようにしている。
特開2005−166991号公報
しかしながら、従来のダイシング装置は、フォーカス調整等のそれぞれの調整用の画面が別画面に配置されているため、オペレータがアライメントターゲットを設定する際には、それぞれの調整毎に画面を切り換えて所望の画面を呼び出す必要があり、手間がかかり、作業効率の悪いものである。例えば、光量調整を行う際にはファンクションキー中の光量キーを押して光量調整画面を呼び出し、光量調整キーを操作して光量調整を行い、フォーカス調整を行う際にはファンクションキー中のフォーカスキーを押してフォーカス画面を呼び出してフォーカス調整を行う、といった具合である。
また、加工装置の各種制御機能を実施するための複数の操作キーが操作パネル上に配設され、これら操作キーの配設箇所を避けた部分に顕微鏡画像等を表示するための表示画面が設定されているため、表示画面が小さめとなっており、なるべく広範囲の確認作業を要するアライメントターゲット設定の際の作業効率が損なわれてしまうものである。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、撮像手段によって撮像された画像表示の視認性の向上およびオペレータの作業効率の向上を図ることができる加工装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る加工装置は、ウエーハを保持する保持面を有し回転可能な保持手段と、該保持手段に保持されたウエーハを個々のデバイスに分割する加工手段と、該保持手段と前記加工手段とを前記保持面上で直交するY軸方向およびX軸方向に相対的に移動させる駆動手段と、前記保持手段に保持されたウエーハ表面を照射する光源を備え、該ウエーハを撮像する撮像手段と、該撮像手段を前記保持面に対して垂直なZ軸方向に移動するZ軸移動手段と、前記撮像手段によって撮像されたウエーハ表面の画像を表示し、かつ、当該加工装置の各種制御機能を実施するための複数の操作キーを表示する操作パネルと、を備える加工装置であって、前記操作パネルは、複数の前記操作キーを画像表示領域内で各キーの枠組みと各キーに割り当てられた制御機能を表すシンボルとにより表示し、前記枠組みと前記シンボルの隙間部分に対しても前記撮像手段で撮像した画像を表示することを特徴とする。
また、本発明に係る加工装置は、上記発明において、複数の前記操作キーは、前記撮像手段と前記保持手段とを相対的にY軸方向に移動させるY軸操作キーと、前記撮像手段と前記保持手段とを相対的にX軸方向に移動させるX軸操作キーと、前記撮像手段をZ軸方向に移動させるZ軸操作キーと、前記撮像手段の光源光量を調整する光量調整操作キーと、を含み、前記操作パネル上に同時に表示されることを特徴とする。
また、本発明に係る加工装置は、上記発明において、前記操作パネルは、ウエーハの形状と分割予定ラインとを線画で表したウエーハマップとして画像表示領域内で表示するとともに、該ウエーハマップの前記分割予定ライン上に前記撮像手段の撮像位置を示すマークを表示し、前記ウエーハマップおよび前記マークの隙間部分に対しても前記撮像手段で撮像した画像を表示することを特徴とする。
本発明に係る加工装置によれば、複数の操作キーを画像表示領域内で各キーの枠組みと各キーに割り当てられた制御機能を表すシンボルとにより表示し、枠組みとシンボルの隙間部分に対しても撮像手段で撮像した画像を表示する操作パネルを備えるので、撮像手段で撮像した画像が表示されている画面上で画像を間近に見ながら操作キーを操作することができ、オペレータの作業効率の効率を図ることができるとともに、撮像手段で撮像した画像は操作キーが配設された領域まで表示され、かつ、操作キーの表示はキーの枠組みとシンボルとからなるので、操作キーで画像の視認性を損なうことなく画像表示領域を最大限に拡大することができるという効果を奏する。
また、本発明の加工装置によれば、例えば加工前にアライメントターゲットの設定操作を行う際に必要なY軸操作キー等の操作キーが全て画像表示領域内で画像上に同時に表示されているので、それぞれの調整作業時に画面切り換えを行う必要なく画像を間近で見ながらキー操作を行うことができ、オペレータの作業効率を大幅に向上させることができ、かつ、これら操作キーで画像の視認性を損なうこともないという効果を奏する。
また、本発明の加工装置によれば、例えば加工処理中の一時停止時にウエーハを撮像手段で撮像した場合には、撮像された画像を操作パネル上で見ることができるとともに、ウエーハの形状と分割予定ラインとを線画で模式的に示すウエーハマップ上でその撮像位置を明示させることができる上に、必要な操作は画像上に表示されている操作キーによって行うことができるという効果を奏する。
以下、本発明を実施するための最良の形態である加工装置について図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態の加工装置の一例を示す一部の外観斜視図であり、図2は、本実施の形態に適用されるウエーハの構成例を示す平面図であり、図3は、撮像手段の光源の構成例を示す概略正面図である。本実施の形態の加工装置10は、ウエーハWを分割予定ラインに沿って切削する切削装置に適用したものであり、基本的な構成として、ウエーハWを保持する保持手段11、撮像手段12、加工手段13、駆動手段14、Z軸移動手段15、制御部16、および操作パネル17を備える。
まず、ウエーハWは、図2に示すように、環状のフレームFに装着された粘着テープTの表面に貼着されている。また、ウエーハWは、図2に示すように、表面Waに格子状に形成された複数の分割予定ラインSによって複数の領域が区画され、この区画された領域にIC,LSI等の半導体チップ構成のデバイス18が形成されている。このように構成されたウエーハWは、環状のフレームFに装着された粘着テープTに表面Waを上側にして裏面が貼着される。
保持手段11は、ウエーハWを吸着保持する保持面11aを有するチャックテーブル構成のもので、モータ19に連結されて回転可能に設けられている。また、保持手段11は、ボールネジ20、ナット、パルスモータ21等による周知構成のX軸移動手段22によって保持面11aに対して水平方向となるX軸方向に移動可能に設けられ、搭載されたウエーハWを撮像手段12や加工手段13に対して相対的にX軸方向に移動させる。
撮像手段12は、保持手段11の保持面11a上に保持されたウエーハWの表面Waを撮像するCCDカメラ等を搭載した電子顕微鏡であり、アライメント用およびカーフチェック用に共用される。ここで、アライメント用の場合であれば、撮像手段12によって取得した画像情報を基に切削すべき領域部分を検出し、加工手段13による加工動作の位置付けに供する。また、カーフチェック用の場合であれば、切削された切削溝を撮像手段12の撮像位置に位置付けることで該切削溝を撮像して画像情報を生成するとともに、画像処理による切削溝データの生成に供する。この撮像手段12は、図3に示すように、保持手段11の保持面11aに保持されたウエーハWの表面に照明光を照射する光源23を備える。この光源23は、ウエーハWを真上から照明する落斜光源23aと、斜め方向から照明する斜光光源23bとからなる。
加工手段13は、保持手段11の保持面11aに保持されたウエーハWを回転するリング形状の極薄の切削ブレード24によって分割予定ラインSに沿って切削して切削溝を形成するものである。撮像手段12は、加工手段13用のハウジング25の一部に取り付け支持されることで一体化されており、ボールネジ、ナット、パルスモータ26等によるZ軸移動手段15によってZ軸方向に移動可能に設けられている。また、保持手段11の保持面11aに対して撮像手段12や加工手段13を相対的にY軸方向に移動させるY軸移動手段27は、ボールネジ28、ナット、パルスモータ29等からなり、X軸移動手段22とともに駆動手段14を構成する。
操作パネル17は、加工装置10の筐体において見やすくて操作しやすい箇所に配設されて、制御部16による制御の下に、撮像手段12が撮像した画像の他、加工処理等に伴う必要な各種情報を表示する表示パネルを兼用するとともに、加工処理等に必要な入力操作を行うためのキー表示を行うタッチパネル構成のものである。
このような構成の加工装置10は、高速回転させた切削ブレード24をウエーハWに所定の切り込み深さで切り込ませながら、加工手段13に対して保持手段11をX軸移動手段22でX軸方向に相対的に加工送りさせることで、ウエーハW上の分割予定ラインSを切削加工して切削溝を形成することができる。そして、同一方向の全ての分割予定ラインSについて切削溝を形成した後、保持手段11の回転によりウエーハWを90°回転させ、新たにX軸方向に配された全ての分割予定ラインSについて加工手段13で同様の切削加工を繰り返すことにより、個々のデバイス18に分割することができる。
次に、本実施の形態の加工装置10が備える制御系の構成について説明する。図4は、本実施の形態の加工装置10が備える制御部16の構成例を示す概略ブロック図である。制御部16は、例えばCPU等で構成された演算処理装置やROM、RAM等を備え加工装置10全体の制御を司るマイクロプロセッサ31を主体に構成されている。加工手段13、駆動手段14、およびZ軸移動手段15はマイクロプロセッサ31に接続されてマイクロプロセッサ31により加工動作、移動動作等の動作が制御される。また、マイクロプロセッサ31は、操作パネル17に対して必要な表示情報を記憶部32やパネル表示画面記憶部33から読み出して表示制御部34を介して表示内容を制御するとともに、操作パネル17上で指示操作された入力情報を解析し、各部の動作制御、表示制御等に供する。パネル表示画面記憶部33には、各種モードに応じた操作キー等の表示パターンが設定された表示画面情報が格納されている。
また、マイクロプロセッサ31は、光源23を有する撮像手段12に対してアライメント時やカーフチェック時の撮像動作を制御するとともに、撮像手段12が撮像した画像情報の処理制御を行う。この画像情報の処理制御として、撮像手段12が撮像した画像情報をそのまま記憶手段32に記憶させたり、画像情報を画像処理部35で画像処理したデータ等を記憶手段32に記憶させたりする制御を行う。
次に、本実施の形態の操作パネル17の表示例について説明する。図5(a)は、当該加工装置10のフルオートメーション加工を行う際のデータ設定中のアライメントターゲット設定モード時の操作パネル17の表示状態の一例を示す正面図である。当該モード時には、マイクロプロセッサ31による制御の下に、操作パネル17には、撮像手段12で撮像したウエーハW表面の画像が全面またはほぼ全面に亘って表示されるとともに、当該画像が表示された画像表示領域内に当該モードの制御機能を実施するための複数の操作キーKが重ねて表示される。すなわち、図5(b)に示すようなウエーハW表面の画像G1上に、パネル表示画面記憶部33から読み出された図5(c)に示すような所定の操作キー表示パターン画面G2を重ねて表示させることで、図5(a)に示すような表示状態となる。
ここで、画像G1において、符号41は、ウエーハWに形成されている分割予定ライン像を示し、符号42は、分割予定ラインSの交差点に位置する中心マーク像を示し、符号43は、半導体チップ像を示している。
また、画像G1上に重ねて表示される操作キー表示パターン画面G2は、複数の操作キーKを、それぞれ四角等のキーの枠組み51と各キーに割り当てられた制御機能を表すシンボル52とにより表示することで、これら枠組み51およびシンボル52部分以外はシースルー状態となるものである。ここで、シンボル52は、例えば黒塗り三角等の記号や“By Data”等の文字などからなる。
また、アライメントターゲット設定モード時に表示される複数の操作キーKは、大別すると、Y軸操作キーK1と、X軸操作キーK2と、Z軸操作キーK3と、光量調整操作キーK4と、その他の操作キーK5とがあり、これらの操作キーK1〜K5が全て同時に操作パネル17の画像表示領域内の周辺部に分散させて同時に表示される。
Y軸操作キーK1は、撮像手段12に対して保持手段11(ウエーハW)を相対的にY軸方向(前後方向)に移動させることで画像G1を前後に動かすようにパルスモータ29を動作させるためのものであり、1インデックス分だけ画像を上に動かす操作キーK1aと、高速で画像を上に動かす操作キーK1bと、低速で画像を上に動かす操作キーK1cと、低速で画像を下に動かす操作キーK1dと、高速で画像を下に動かす操作キーK1eと、1インデックス分だけ画像を下に動かす操作キーK1fとからなる。
また、X軸操作キーK2は、撮像手段12に対して保持手段11(ウエーハW)を相対的にX軸方向(左右方向)に移動させることで画像G1を左右に動かすようにパルスモータ21を動作させるためのものであり、1インデックス分だけ画像を左に動かす操作キーK2aと、高速で画像を左に動かす操作キーK2bと、低速で画像を左に動かす操作キーK2cと、低速で画像を右に動かす操作キーK2dと、高速で画像を右に動かす操作キーK2eと、1インデックス分だけ画像を右に動かす操作キーK2fとからなる。
また、Z軸操作キーK3は、画像G1が見えにくい場合のフォーカス調整のために撮像手段12をZ軸方向に移動させるようにパルスモータ26を動作させるためのものであり、保持手段11の保持面11aからテープT厚み+ウエーハW厚みの距離だけ離れたところを中心にオートフォーカスを実行させるための“By Data”キーK3aと、オートフォーカスを実行させるための“Auto Focus”キーK3bと、例えば約4mm幅の広範囲なオートフォーカスを実行させるための“Large Stroke”キーK3cと、例えば約0.4mm幅の狭範囲なオートフォーカスを実行させるための“Small Stroke”キーK3dとからなる。
また、光量調整操作キーK4は、画像G1が見えにくい場合に光源23の光量を調整するためのものであり、落射光源23a用の光量Rir、斜光光源23b用の光量Oblに関して、それぞれ光量を1%ずつ下げる操作キーK4aと、ドラッグにより連続的に光量を変化させるための操作キーK4bと、光量を1%ずつ上げる操作キーK4cとからなる。K4dは、現在の光量の表示部である。
その他の操作キーK5には、田の字形のターゲットウインドウ53のサイズを変更するための操作キーK5aや、該操作キーK5a、Z軸操作キーK3、光量調整キーK4の表示/非表示を切り換えるための操作キーK5bや、表示モードをXIS(Extended Interface System)モードに切り換えるための操作キーK5cや、表示モードをウエーハマップモードに切り換えるための操作キーK5dなどが含まれる。
これにより、例えば、アライメントターゲット設定モードにおいて、光量設定を行う場合であれば、図5(a)に示す状態で操作パネル17に表示されている画像G1を見ながら、その表示画面上で光量調整操作キーK4(K4a〜K4c)を適宜操作すればよく、また、フォーカス調整を行う場合であれば、同じく図5(a)に示す状態で操作パネル17に表示されている画像G1を見ながら、その表示画面上でZ軸操作キーK3(K3a〜K3d)を適宜操作すればよい。アライメントターゲット設定のためにターゲットウインドウ53に対する画像G1の位置調整を行う場合も同様であり、図5(a)に示す状態で操作パネル17に表示されている画像G1を見ながら、その表示画面上でY軸操作キーK1(K1a〜K1f)またはX軸操作キーK2(K2a〜K2f)を適宜操作すればよい。
このように、本実施の形態によれば、操作パネル17は、複数の操作キーKを画像表示領域内で各キーの枠組み51と各キーに割り当てられた制御機能を表すシンボル52とにより表示し、枠組み51とシンボル52の隙間部分に対しても撮像手段12で撮像した画像G1を表示するので、撮像手段12で撮像した画像G1が表示されている画面上で画像G1を間近に見ながら操作キーKを操作することができ、オペレータの作業効率の効率を図ることができる。この際、撮像手段12で撮像した画像G1は操作キーKが配設された領域まで表示され、かつ、操作キーKの表示はキーの枠組み51とシンボル52とからなるので、操作キーKで画像G1の視認性を損なうことなく画像表示領域を操作パネル17上で最大限に拡大することができ、広範囲の確認作業が可能となり、アライメントターゲット設定の際の作業効率が向上する。また、加工前にアライメントターゲットの設定操作を行う際に必要なY軸操作キーK1等の操作キーKが全て画像表示領域内で画像G1上に同時に表示されているので、それぞれの調整作業時に画面切り換えを行う必要なく画像G1を間近で見ながらキー操作を行うことができ、オペレータの作業効率を大幅に向上させることができる。
ちなみに、従来にあっては、例えば図8に示すように、操作パネル71の下欄領域は、例えば4つの機能切り換えボタン72の操作に従いキー機能がソフトウエアによって切り換えられる機能キーF1〜F10を備えるソフトウエアキーボード領域73とされ、操作パネル71のメインエリア74に撮像手段で撮像した画像を表示させるとともに、位置調整、光量設定、フォーカス調整等の作業毎に機能キーF1〜F10の機能を変更させる画面を呼び出して機能が切り換えられたこれら機能キーF1〜F10を操作することで作業を行っているものであり、手間がかかり作業効率が悪い上に、画像の表示もメインエリア74内に限られて表示画面が小さめとなっているものである。
なお、図5では、加工前のアライメントターゲット設定モード時の操作パネル17の表示例を示したが、このような表示例に限られるものでない。例えば、図6は、加工処理中の一時停止時におけるウエーハマップ表示モード中の操作パネル17の表示例を示す正面図である。当該モード時には、マイクロプロセッサ31による制御の下に、操作パネル17には、撮像手段12で撮像したウエーハW表面の画像が全面またはほぼ全面に亘って表示され、かつ、当該画像が表示された画像表示領域内の画像上に当該モードの制御機能を実施するための複数の操作キーKが重ねて表示されるとともに、切削進行状況をオペレータに知らせるためにウエーハWの形状(円形)と分割予定ライン(横ライン)とを線画で表したウエーハマップ61として当該画像が表示された画像表示領域内の画像上に表示される。この際、ウエーハマップ61の分割予定ライン上には撮像手段12がカーフチェックのために撮像を行った撮像位置を示すマーク62が例えば星印でアイコン表示される。なお、ウエーハマップ61の分割予定ライン中、太線部分は切削溝形成済みラインを示し、細線部分は切削溝未形成部分を示している。
すなわち、図7(a)に示すような撮像手段12で撮像されたウエーハW表面の画像G1上に、記憶部32から読み出された図7(b)に示すようなマーク62を含むウエーハマップ61の線画像からなるウエーハマップ表示画面G3と、パネル表示画面記憶部33から読み出された図7(c)に示すような所定の操作キー表示パターン画面G2とが重ねて表示されることで、操作パネル17は、図6に示すような表示状態となる。
ここで、ウエーハマップ61も、ウエーハ形状、分割予定ライン部分のみが線画で表示されるため、これらウエーハ形状、分割予定ラインを示す線画以外の部分はシースルー状態となる。また、タッチパネル構成の操作パネル17上に表示されたウエーハマップ61は、ウエーハマップ61外でオペレータが指を触れることで、指が触れた位置のX方向の延長線上のラインを選択し、当該ラインがカーフチェックラインであればそのカーフチェック時に撮像手段12が撮像した画像を画像G1として表示させることができる。このため、ウエーハマップ61の表示領域(操作領域)は、操作キーKと重ならない位置となるように設定されている(図示例では、ウエーハマップ61が画面中央位置となるように設定されている)。
図6に示す例によれば、例えば加工処理中の一時停止時にウエーハWを撮像手段12で撮像した場合には、撮像された画像G1を操作パネル17上で見ることができるとともに、ウエーハWの形状と分割予定ラインとを線画で模式的に示すウエーハマップ61上でその撮像位置(カーフチェック位置)を明示させることができる上に、必要な操作は画像上に表示されている操作キーKによって操作性よく行うことができる。
なお、本実施の形態では、操作キーKのシンボル52中の記号等を黒塗り三角で示す如く表示するようにしたが、記号部分を当該表記が判る状態で、例えば半透明で表示させることで、画像G1の視認性を向上させるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、操作パネル17の全面またはほぼ全面に亘って撮像手段12で撮像したウエーハW表面の画像を表示させ、該画像表示領域内に操作キーKやウエーハマップ61等を重ねて表示させるようにしたが、操作パネル17の一部であるメインエリア(図8中のメインエリア74参照)を対象領域として、撮像手段12で撮像したウエーハW表面の画像を表示させ、該画像表示領域(メインエリア)内に操作キーKやウエーハマップ61等を重ねて表示させるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、ウエーハWの分割予定ラインSを切削ブレード24で機械的に加工する加工手段13を備える加工装置への適用例として説明したが、レーザ照射により切削溝を形成する加工手段を備える装置であっても同様に適用することができる。
本実施の形態の加工装置の一例を示す一部の外観斜視図である。 本実施の形態に適用されるウエーハの構成例を示す平面図である。 撮像手段の光源の構成例を示す概略正面図である。 本実施の形態の加工装置が備える制御部の構成例を示す概略ブロック図である。 アライメントターゲット設定モード時の操作パネルの表示例およびその表示の構成例を示す正面図である。 加工処理中の一時停止時におけるウエーハマップ表示モード中の操作パネルの表示例を示す正面図である。 図6の表示の構成例を模式的に示す図である。 従来の操作パネル例を示す正面図である。
符号の説明
11 保持手段
11a 保持面
12 撮像手段
13 加工手段
14 駆動手段
15 Z軸移動手段
17 操作パネル
18 デバイス
23 光源
51 枠組み
52 シンボル
61 ウエーハマップ
62 マーク
G1 画像
K 操作キー
K1 Y軸操作キー
K2 X軸操作キー
K3 Z軸操作キー
K4 光量調整操作キー
W ウエーハ

Claims (3)

  1. ウエーハを保持する保持面を有し回転可能な保持手段と、
    該保持手段に保持されたウエーハを個々のデバイスに分割する加工手段と、
    該保持手段と前記加工手段とを前記保持面上で直交するY軸方向およびX軸方向に相対的に移動させる駆動手段と、
    前記保持手段に保持されたウエーハ表面を照射する光源を備え、該ウエーハを撮像する撮像手段と、
    該撮像手段を前記保持面に対して垂直なZ軸方向に移動するZ軸移動手段と、
    前記撮像手段によって撮像されたウエーハ表面の画像を表示し、かつ、当該加工装置の各種制御機能を実施するための複数の操作キーを表示する操作パネルと、
    を備える加工装置であって、
    前記操作パネルは、複数の前記操作キーを画像表示領域内で各キーの枠組みと各キーに割り当てられた制御機能を表すシンボルとにより表示し、前記枠組みと前記シンボルの隙間部分に対しても前記撮像手段で撮像した画像を表示することを特徴とする加工装置。
  2. 複数の前記操作キーは、
    前記撮像手段と前記保持手段とを相対的にY軸方向に移動させるY軸操作キーと、
    前記撮像手段と前記保持手段とを相対的にX軸方向に移動させるX軸操作キーと、
    前記撮像手段をZ軸方向に移動させるZ軸操作キーと、
    前記撮像手段の光源光量を調整する光量調整操作キーと、
    を含み、前記操作パネル上に同時に表示されることを特徴とする請求項1に記載の加工装置。
  3. 前記操作パネルは、ウエーハの形状と分割予定ラインとを線画で表したウエーハマップとして画像表示領域内で表示するとともに、該ウエーハマップの前記分割予定ライン上に前記撮像手段の撮像位置を示すマークを表示し、前記ウエーハマップおよび前記マークの隙間部分に対しても前記撮像手段で撮像した画像を表示することを特徴とする請求項1または2に記載の加工装置。
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