JP2008002220A - 舗装面の補修方法 - Google Patents

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合 孝 治 落
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Abstract

【課題】補修範囲を小さくして費用を抑え、かつ大型機械を使用せずに容易に施工でき、しかも補修部分が高強度である舗装面の補修方法を提供する。
【解決手段】既設舗装(2)の損傷部分(15)の周囲を円形状(3)に切削しその円形状に切削した内部の舗装版(4)を破壊して撤去する工程と、その円形状の撤去部(5)から既設舗装部(2)へ半径方向に複数のアンカー鉄筋(6)を打ち込む工程と、円形状の撤去部(5)に前記アンカー鉄筋(6)を介挿してコンクリート(7)を打設する工程とで構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、既設舗装面の損傷箇所を補修・強化する舗装面の補修方法に関する。
例えば大型車の駐車場(あるいは荷捌場)等において、特定位置に重量車両が繰り返し駐車したり、あるいは図9に示すようなセミトレーラTsがトラクタTから分離され、前脚Lを下ろして駐車したりすることにより、その荷重によって舗装面が局部的に損傷したり、陥没したりして、該箇所を局部的に補修する必要が生じる。
例えば、図10に示す荷捌場の舗装面の場合、プラットホーム10に沿って多数の車両停止位置が床面のライン11によって決められ、そのライン11に沿って停車した車両から積み卸しが行われており、図にタイヤの荷重による損傷位置15がハッチングで示してある。これらの各破損位置15を含む破線16で囲まれた(幅が約2mの)範囲が補修範囲となる。なお、図中の符号12は、車止めブロックである。
従来、このような損傷箇所15の補修方法は、この補修範囲16を切削機で切削し、舗装版を撤去してアスファルトやコンクリートによる半たわみ性舗装などで復旧して補修するのが一般的であった。
また、図11に示すように符号16Aで示すように、損傷部を局部的に切削し補修することも行われている。このようなケースは頻度が少なく、また、この場合は舗装版を4角形に切断した後、その舗装版を撤去し、コンクリート等で復旧して補修されている。
なお、従来技術として、マンホール等の舗装路面占有物の周辺を円形に切断する舗装路面円形切断装置に関する技術が特許文献1に開示されている。
特許第3115131号公報
前記のように、半たわみ性舗装で損傷部位を補修する方法では、施工時間を短時間で終了させることのため大型機械が使用され、小さい損傷箇所に対しても補修の施工面積が不必要な部分にまで及んで大きくなり、補修費用が嵩んでしまうという問題がある。
さらに、舗装版を4角形状に切断して補修する方法では、4辺の交わる隅角の部分に応力が集中しやすく、この隅角の部分から未補修部の方へひび割れが発生しやすいという欠点がある(図11参照)。
また、屋根などが設置されている場所の補修では、大型切削機などの使用ができず、施工困難となることがある。
本発明は、上記の問題点に対処し、補修範囲を小さくして費用を抑え、かつ大型機械を使用せずに容易に施工でき、しかも、補修部分が高強度である舗装面の補修方法を提供することを目的としている。
本発明によれば、損傷した舗装面の補修方法において、既設舗装2の損傷部分15の周囲を円形状に切削してその円形状に切削した内部の舗装版4を破壊して撤去する損傷部分の撤去工程と、その円形状舗装版を撤去した後に既設舗装部2の切削面3の半径方向に複数のアンカー鉄筋6を打ち込むアンカー鉄筋打込み工程と、撤去した円形状の撤去部5に前記アンカー鉄筋6を介挿した状態でコンクリート7を打設するコンクリート打設工程とで構成されている。
なお、本発明は、自動車の駐車によって生じる舗装面の損傷に限らず、例えば、コンテナヤード等での積み上げたコンテナの脚の荷重による路面の陥没の補修などの種々の路面に対しても適用されるものである。
(a) 円形状に切削し補修することで応力集中が起こらず、未補修部分へのひび割れの発生を抑制できる。
(b) さらに、補修部分と未補修部分との間に補強鉄筋が介挿され、かつ補修部分はコンクリートであって、既設舗装のアスファルト混合物または半たわみ性舗装に比べ高強度であり、補修前より舗装強度を強化することができる。
(c) 補修範囲を損傷部の周囲にとどめることで、補修規模を小さくして費用を抑えることができる。
(d) 大型切削機などを使用しないため、屋根などの上方の建造物あるいは周囲の狭い場所でも施工が可能である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の補修方法を施工する部位を示している。この例は、荷捌場の貨物自動車の停車位置であり、符号10は荷の積み卸しをするプラットホーム、符号12は車止め、符号15で示すハッチング部が損傷部、そして符号16の破線で囲まれた内部が補修範囲である。
次に、図2には補修部分の断面を示している。砕石などによる既設路盤1上に、この例では、厚さ150mm以上のアスファルトやコンクリートや半たわみ性舗装2が施されている。そして、損傷部は、この例では直径1050〜1570mmの円形状に切削・削孔され、その内部の舗装版4が撤去されている。その舗装版4が撤去された後には、切削刃の回転面である切削面3が形成されている。図示の例では切削面3は断面形状が曲面であるが円筒状のものでもよい。後記するようにその撤去部分5には、切削面3の内周に直径13mm、長さ300mmのアンカー鉄筋6が複数本(図示の例では8本)、半径方向内方を向いて打ち込まれている。そして、この円形状の舗装版の撤去部分5には、コンクリート7が打設されて損傷部分が補修される。
以下、図3〜図8を参照してこの舗装面2の補修方法をその工程に従って説明する。
まず、図3に示すように、損傷箇所15を含む既設舗装面2をカッターによって符号3で示す円形状に切削する。次に、その円形状の切削面3内の舗装版4(ハッチング部)を例えばハンドブレーカーで取り壊して撤去する(図4)。
そして、その円形状の切削面3内周を削孔し(図5)、削孔された内部の撤去部5から既設舗装2へ複数本のアンカー鉄筋6を径方向に打ち込む(図6)。
次に、コンクリートを混練し、円形状の撤去部5に前記アンカー鉄筋6を介挿した状態でコンクリート7を打設し(図7)、さらに、その打設したコンクリート7の表面(ハッチング部)の仕上げを行う(図8)。なお、打設するコンクリートは、与えられた時間から固結する時間の適した種類、例えば超速硬コンクリート、早強コンクリート、普通コンクリートなどを選択使用する。
そして、コンクリートの養生後に強度確認を実施し、補修が終了する。
本発明の補修方法を施工する部位を説明する図。 本発明による補修部分の断面図。 補修部位を円形状に切削する工程を説明する図。 切断された円形状部を破壊し撤去する工程を説明する図。 さらに内周を削孔する工程を説明する図。 アンカー鉄筋を打ち込む工程を説明する図。 コンクリートの打設工程を説明する図。 表面の仕上げ工程を説明する図。 セミトレーラの前脚による駐車を説明する図。 従来の補修範囲を説明する図。 従来の局部的な補修を説明する図。
符号の説明
1・・・既設路盤
2・・・既設舗装版
3・・・円形状切削部
4・・・舗装版
5・・・撤去部分
6・・・アンカー鉄筋
7・・・コンクリート打設部
15・・・損傷部分
16・・・補修範囲

Claims (1)

  1. 損傷した舗装面の部分的な補修方法において、既設舗装の損傷部分の周囲を円形状に切削してその円形状に切削した内部の舗装版を破壊して撤去する損傷部分の撤去工程と、その円形状の舗装版を撤去した後に既設舗装部の切削面の半径方向に複数のアンカー鉄筋を打ち込むアンカー鉄筋打込み工程と、撤去した円形状の撤去部に前記アンカー鉄筋を介挿した状態でコンクリートを打設するコンクリート打設工程とで構成されていることを特徴とする舗装面の補修方法。
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