JP2008001404A - 容器の開閉装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】容器本体と容器本体の上端開口を開閉自在に塞ぐ蓋体とを備え、容器本体又は蓋体の一方に、互いに離間した一対の支持部が設けられ、容器本体又は蓋体の他方に、一対の支持部間に配置される支持凸部が設けられ、支持凸部と一対の支持部との間に支持軸がそれぞれ設けられて、容器本体に対して蓋体が一対の支持軸廻りに開閉自在とされた容器の開閉装置であって、
前記一対の支持軸のうちの少なくとも一方は、支持凸部に外方の支持部に向けて出退移動自在に保持され、この出退移動自在に保持された支持軸を外方に向けて付勢する弾性部材が設けられ、少なくとも一方の支持部の内端側に、前記出退移動自在に保持された支持軸の外端部を嵌合する嵌合部が設けられている。
【選択図】図3
Description
また、後者の従来の場合、容器本体と蓋体とを組み付ける場合、容器本体の一対の第1枢支部間に蓋体の第2枢支部を内嵌した後、一対の第1枢支部のピン孔と第2枢支部のピン孔とに亘って、一対の枢支ピンをそれぞれ一対の第1枢支部の外側から挿入し、さらにスプリングを一対の第1枢支部のピン孔に挿入した後、スプリング押さえを一対の第1枢支部のピン孔にそれぞれ外側から嵌合しなければならず、容器本体と蓋体との組み付けが面倒であった。また、この場合、容器本体の一対の第1枢支部に貫通したピン孔が設けられるので、ピン孔の開口縁部が外部に露出するし、スプリング押さえも外部に露出するため、これらにより容器の外観上の体裁が損なわれた。
前記一対の支持軸のうちの少なくとも一方は、支持凸部に外方の支持部に向けて出退移動自在に保持され、この出退移動自在に保持された支持軸を外方に向けて付勢する弾性部材が設けられ、少なくとも一方の支持部の内端側に、前記出退移動自在に保持された支持軸の外端部を嵌合する嵌合部が設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、支持軸の外端面と嵌合部の底壁面との間に、蓋体が閉塞位置に近づいたときに前記弾性部材の付勢力により蓋体を閉まる方向に動作させるカム機構が設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、支持軸の外端面と嵌合部の底壁面との間に、蓋体が所定の開放位置に近づいたときに前記弾性部材の付勢力により蓋体を開く方向に動作させるカム機構が設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、支持凸部に、支持軸を出退移動自在に保持する保持孔が設けられると共に、保持孔に連通する案内溝が支持軸出退方向に設けられ、支持軸出退方向に移動自在でかつ支持軸が保持孔から抜脱しないように案内溝に挿通される係合突起が支持軸に設けられている点にある。
この場合、支持軸が保持孔内に後退した状態で支持軸の突出移動を規制すべく係合突起を係脱自在に係止する係止凸部が、前記案内溝の開口縁部に設けられているようにしてもよい。
また、本発明の他の技術的手段は、前記支持軸と弾性部材とが連結されている点にある。
また、容器本体と蓋体との組み付けた後は、支持軸、嵌合部及び保持孔が外部に露出することがなくなり、容器の外観上の体裁が非常によくなる。
11は容器本体1の上端開口を塞ぐ蓋体で、合成樹脂により構成されている。蓋体11の後端部に支持凸部12が突設されている。支持凸部12は一対の支持部6間に嵌合配置されている。
支持凸部12の左右両側に、一対の支持軸17が外方の支持部6に向けてそれぞれ出退移動自在に保持され、一対の支持軸17を外方に向けて付勢する弾性部材18が設けられている。一対の支持軸17の左右方向の内端部17aは保持孔13に対応した角軸状に形成され、一対の支持軸17の左右方向の外端部17bは嵌合部15に対応した丸軸状に形成されており、一対の支持軸17の内端部17a側は、支持凸部12の保持孔13の左右方向外端部に、左右方向に出退移動自在でかつ軸心廻りに回動不能に挿入され、一対の支持軸17の内端部17a側は、支持部6の嵌合部15に挿入不能とされている。一対の支持軸17の外端部17bは、支持部6の嵌合部15に左右方向に相対移動自在でかつ支持軸17の軸心廻りに相対回動自在に内嵌挿通されている。弾性部材18は、弾性に富む合成樹脂材やゴム材により丸棒状に形成され、保持孔13の一対の支持軸17間に挿入されており、弾性部材18は一対の支持軸17を左右方向外方に向けて付勢している。そして、支持軸17の外端部17bと嵌合部15との接触抵抗により、容器本体1に対して蓋体11が任意の開放位置で停止可能となるように構成され、弾性部材18は支持軸17を左右方向外方に向けて付勢することによって支持軸17と嵌合部15との間の接触抵抗を一定に保持している。
なお、この実施の形態の場合、支持軸17と嵌合部15との間に、弾性部材18の付勢力を利用して、蓋体11を任意の開閉位置で停止可能とする蓋体開閉補助手段が、支持軸17と嵌合部15との接触抵抗により構成されている。
図4及び図5は他の実施形態を示し、支持凸部12の両端部に、保持孔13に連通する左右一対の案内溝21が支持軸17の出退方向(左右方向)に設けられている。一対の支持軸17にそれぞれ係合突起22が設けられ、各係合突起22は保持孔13側から一対の案内溝21にそれぞれ挿通されている。係合突起22は案内溝21内を支持軸17出退方向(左右方向)に移動自在であり、支持軸17が保持孔13から抜脱しないように係合突起22の移動範囲が案内溝21内に規制されている。その他の点は前記図1〜図3の実施形態の場合と同様の構成である。
図6は他の実施形態を示し、支持凸部12の左右一対の案内溝21の開口縁部に係止凸部25が一対設けられ、一対の係止凸部25は案内溝21の左右方向内方側の中途部に配置されており、一対の係止凸部25は、支持軸17の左右方向全長が保持孔13内に後退した状態で弾性部材18の付勢力に抗して支持軸17の突出移動を規制すべく係合突起22を係脱自在に係止するように構成されている。而して、この場合、弾性部材18の付勢力に抗して支持軸17を後退位置でロック解除可能にロックするロック機構26が、案内溝21、係合突起22、係止凸部25等により構成されている。その他の点は前記図4及び図5の実施形態の場合と同様の構成である。
図7及び図8は他の実施形態を示し、支持軸17の外端部17bは、丸軸状であって周方向の一部に突部31を有する異形状に形成され、また、嵌合部15は支持軸17の外端部17bに対応する丸孔形状であって周方向の一部に溝部32を有する異形に形成されており、蓋体11を閉塞したときに、支持軸17の突部31と嵌合部15の溝部32とが一致するように構成されていて、蓋体11を開いたとき、嵌合部15の溝部32から支持軸17の突部31が外れて、嵌合部15に対する支持軸17の接触抵抗が大きくなって、容器本体1に対して蓋体11を任意の開閉位置で停止可能となっている。
即ち、図7に示すように、支持軸17の外端面に、一対の台形状の凸状カム35a,35bと一対の台形状の凹状カム36a,36bとが周方向に交互に設けられ、周方向に隣り合う凸状カム35a,35bと凹状カム36a,36bとの境界部分に第1傾斜面37a,37bと第2傾斜面38a,38bとがそれぞれ配置されている。また、嵌合部15の底面に、一対の台形状の凹状カム39a,39bと一対の台形状の凸状カム40a,40bとが周方向に交互に設けられ、周方向に隣合う凹状カム39a,39bと凸状カム40a,40bとの境界部分に第1傾斜面41a,41bと第2傾斜面42a,42bとがそれぞれ配置されている。
次に、図7(a)に示すように支持軸17の凸状カム35a,35bの突出端面と第1傾斜面37a,37bとの境界部分を角部A1,A2とし、嵌合部15の凸状カム40b,40aの突出端面と第1傾斜面41a,41bとの境界部分を角部B1,B2として、カム機構33の動作機能を具体的に説明する。
また、図8(b)に示す状態から蓋体11を閉じる方向に回動することにより、角部A1,A2が角部B1,B2を蓋体11が閉じる方向に超えて、容器本体1に対して蓋体11が閉塞位置に所定以上近づいたとき、凸状カム35a,35bの第1傾斜面37a,37bが凹状カム36a,36bの第1傾斜面41a,41bに対して開き方向にずれて面接触し、弾性部材18の付勢力により、蓋体11を容器本体1に対して支持軸17廻りの閉じる方向に動作させるようになっている。
図8(d)に示す全開状態のやや手前では、嵌合部15(容器本体1)側の凹状カム39a,39bに対して、支持軸17(蓋体1)側の凸状カム35b,35aが、蓋体11が閉じる方向にずれるため、凹状カム39a,39bの第2傾斜面42a,42bに対して凸状カム35b,35aの第2傾斜面38b,38aが閉じる方向にずれて面接触し、弾性部材18の付勢力が、蓋体11を容器本体1に対して支持軸17廻りの開く方向に作用するようになっている。
なお、この実施の形態の場合、支持軸17と嵌合部15との間に、弾性部材18の付勢力を利用して、蓋体11を任意の開閉位置で停止可能とする蓋体開閉補助手段が、支持軸17と嵌合部15との接触抵抗により構成されている。また、支持軸17と嵌合部15との間に、弾性部材18の付勢力を利用して、蓋体11を開く方向に動作させ、蓋体11を閉まる方向に動作させ蓋体開閉補助手段が、カム機構13により構成されている。
また、蓋体11を全開位置等の所定の開放位置で、支持軸17の凹状カム36a,36bが嵌合部15の凸状カム40a,40bに嵌合することによっても、蓋体11を所定の開放位置でより確実に保持することができ、この点からも、蓋体11が開いた状態から不測に閉じるのを防止することができ、便利である。
また、前記図7及び図8の実施形態の場合と同様に、一対の支持軸17と一対の支持部6の各嵌合部15との間にカム機構33が設けられ、カム機構33は、蓋体11が閉塞位置に近づいたときに弾性部材18の付勢力により蓋体11を閉まる方向に動作させると共に、蓋体11が所定の開放位置(例えば180°程度の全開位置)に近づいたときに弾性部材18の付勢力により蓋体11を開く方向に動作させるようになっているが、前記図7及び図8の実施形態の場合とは、カム機構33の構成が異なっている。
前記凸状カム45a,45bと凹状カム50a,50b,51a,51bとによって前記カム機構33が構成されている。
図9(a)及び図10(a)に示すように、容器本体1に対して蓋体11を閉塞したとき、嵌合部15(容器本体1)側の第1凹状カム50a,50bに対して、支持軸17(蓋体1)側の凸状カム45a,45bが、蓋体11が開く方向にずれているため、第1凹状カム50a,50bの第1傾斜面53a,53bに対して凸状カム45a,45bの第1傾斜面47a,47bが開き方向にずれて面接触し、弾性部材18の付勢力が、蓋体11が容器本体1に対して支持軸17廻りの閉じる方向に作用するようになっている。
図10(b)に示す状態から蓋体11が開く方向に回動して凸状カム45a,45bの頂部C1,C2が第1凹状カム50a,50bの基部D1,D2を蓋体11が開く方向に超えて、図10(c)に示すように、支持軸17の凸状カム45a,45bの頂部C1,C2が第2凹状カム51a,51bの第4傾斜面56b,56aに接当し、これにより、弾性部材18の付勢力は、蓋体11を開く方向に動作させるようになる。
図10(e)に示すように、蓋体1を所定の開放位置(例えば図例では180°程度の全開位置)に開くと、支持軸17の凸状カム45a,45bが嵌合部15の第1凹状カム50b,50aに嵌合し、蓋体1は所定の開放位置(全開位置)で保持される。
図10(e)に示す全開状態のやや手前では、嵌合部15(容器本体1)側の第1凹状カム50a,50bに対して、支持軸17(蓋体1)側の凸状カム45b,45aが、蓋体11が閉じる方向にずれて、第1凹状カム50a,50bの第2傾斜面54a,54bに対して凸状カム45b,45aの第2傾斜面48b,48aが閉じる方向にずれて面接触し、弾性部材18の付勢力が、蓋体11を容器本体1に対して支持軸17廻りの開く方向に作用するようになっている。
なお、この実施の形態の場合も、前記図7及び図8の実施の形態の場合と同様に、支持軸17と嵌合部15との間に、弾性部材18の付勢力を利用して、蓋体11を任意の開閉位置で停止可能とする蓋体開閉補助手段が、支持軸17と嵌合部15との接触抵抗により構成されている。また、支持軸17と嵌合部15との間に、弾性部材18の付勢力を利用して、蓋体11を開く方向に動作させ、蓋体11を閉まる方向に動作させ蓋体開閉補助手段が、カム機構13により構成されている。
また、蓋体11を全開位置等の所定の開放位置で、支持軸17の凸状カム45b,45aが嵌合部15の凹状カム51a,51b又は凹状カム50a,50bに嵌合することによっても、蓋体11を所定の開放位置でより確実に保持することができ、この点からも、蓋体11が開いた状態から不測に閉じるのを防止することができ、便利である。
また、前記図7及び図8の実施の形態で、一対の支持軸17と一対の支持部6の各嵌合部15との間にそれぞれ同一のカム機構33が設けられ、カム機構33は、蓋体11が閉塞位置に近づいたときに弾性部材18の付勢力により蓋体11を閉まる方向に動作させると共に、蓋体11が所定の開放位置(例えば180°程度の全開位置)に近づいたときに弾性部材18の付勢力により蓋体11を開く方向に動作させるようになっており、また、図9及び図10の実施の形態では、前記図7及び図8の実施形態の場合と同様に、一対の支持軸17と一対の支持部6の各嵌合部15との間にそれぞれ同一のカム機構33が設けられ、カム機構33は、蓋体11が閉塞位置に近づいたときに弾性部材18の付勢力により蓋体11を閉まる方向に動作させると共に、蓋体11が所定の開放位置(例えば30°程度の開放位置)を超えたときに弾性部材18の付勢力により蓋体11を開く方向に動作させるようになっているが、これに代え、一対の支持軸17と一対の支持部6の各嵌合部15との間に、互いに構造及び機能が異なるカム機構33を設けるようにしてもよい。
また、例えば、一方の支持軸17と一方の支持部6の嵌合部15との間に、蓋体11が閉塞位置に近づいたときに弾性部材18の付勢力により蓋体11を閉まる方向に動作させるカム機構33を設け、他方の支持軸17と他方の支持部6の嵌合部15との間に、蓋体11が所定の開放位置(例えば180°程度の全開位置)に向けて弾性部材18の付勢力により蓋体11を開く方向に動作させるカム機構33を設け、さらに、一方の支持軸17を弾性部材18の付勢力に抗して左右方向内方に押圧して、カム機構33による閉まる方向への動作が作用しなくなるようにする解除ボタンを設けるようにしてもよい。この場合、蓋体11が閉塞しているときに、解除ボタンを解除操作することによって、弾性部材18の付勢力によって蓋体11を自動的に開くことが可能になる。
この場合、図13(a)に示すように、弾性部材18を円弧状に湾曲させた状態で開口部59から外方に突出させ、これにより、弾性部材18が一対の支持軸17に対して左右方向外方に向けて付勢しないようになすことができ、この状態では、一対の支持軸17の外端部17bが保持孔13から左右方向外方に突出しないように、一対の支持軸17の突出移動を規制できる。従って、図13(a)に示す状態で、指等で一対の支持軸17の外端部17bを保持孔13内に没入させた状態に保持する必要もなく、容器本体1の左右一対の支持部6間に蓋体11の支持凸部12を簡単かつ確実に嵌合配置することができる。その後、図13(b)に示すように、開口部59から外方突出した弾性部材18の中央部を保持孔13側に向けて押し付けることにより、弾性部材18で一対の支持軸17を左右方向外方に押圧して、一対の支持軸17の外端部17bを保持孔13から嵌合部15に簡単かつ確実に嵌合することができる。さらに、図13(c)に示すように、弾性部材18の中央部を開口部59に対向する保持孔13の内壁面に押し付けることで、一対の支持軸17が保持孔13から左右方向内方に移動して、一対の支持軸17の外端部17bが嵌合部15から不測に抜けないように弾性部材18の付勢力によって一対の支持軸17の外端部17bを強い力で嵌合部15に嵌合保持しておくことができる。
この場合、図14(a)に示すように、弾性部材18を円弧状に湾曲させた状態で開口部59から外方に突出させることにより、弾性部材18が一対の支持軸17に対して左右方向外方に向けて付勢しないようになすことができ、この状態では、一対の支持軸17の外端部17bが保持孔13から左右方向外方に突出しないように、一対の支持軸17の突出移動を規制できる。従って、図14(a)に示す状態で、指等で一対の支持軸17の外端部17bを保持孔13内に没入させた状態に保持する必要もなく、容器本体1の左右一対の支持部6間に蓋体11の支持凸部12を簡単かつ確実に嵌合配置することができる。その後、図14(b)に示すように、開口部59から外方突出した弾性部材18のヒンジ部61等を保持孔13側に向けて押し付けることにより、弾性部材18の各弾性部62で一対の支持軸17を左右方向外方に押圧して、一対の支持軸17の外端部17bを保持孔13から嵌合部15に簡単かつ確実に嵌合することができる。さらに、図14(c)に示すように、弾性部材18のヒンジ部61を開口部59に対向する保持孔13の内壁面に押し付けることで、一対の支持軸17が保持孔13から左右方向内方に移動して、一対の支持軸17の外端部17bが嵌合部15から不測に抜けないように弾性部材18の各弾性部62の付勢力によって一対の支持軸17の外端部17bを強い力で嵌合部15に嵌合保持しておくことができる。
また、前記実施の形態では、本発明をコンパクト容器に適用実施しているが、これに代え、本発明を、蓋体を容器本体に対して開閉自在に組み込むようにしたコンパクト容器以外の他の容器に適用実施するようにしてもよい。
6 支持部
11 蓋体
12 支持凸部
13 保持孔
15 嵌合部
17 支持軸
18 弾性部材
21 案内溝
22 係合突起
23 ロック機構
33 カム機構
Claims (7)
- 容器本体(1)と容器本体(1)の上端開口を開閉自在に塞ぐ蓋体(11)とを備え、容器本体(1)又は蓋体(11)の一方に、互いに離間した一対の支持部(6)が設けられ、容器本体(1)又は蓋体(11)の他方に、一対の支持部(6)間に配置される支持凸部(12)が設けられ、支持凸部(12)と一対の支持部(6)との間に支持軸(17)がそれぞれ設けられて、容器本体(1)に対して蓋体(11)が一対の支持軸(17)廻りに開閉自在とされた容器の開閉装置であって、
前記一対の支持軸(17)のうちの少なくとも一方は、支持凸部(12)に外方の支持部(6)に向けて出退移動自在に保持され、この出退移動自在に保持された支持軸(17)を外方に向けて付勢する弾性部材(18)が設けられ、少なくとも一方の支持部(6)の内端側に、前記出退移動自在に保持された支持軸(17)の外端部を嵌合する嵌合部(15)が設けられていることを特徴とする容器の開閉装置。 - 前記支持軸(17)と嵌合部(15)との間に、前記弾性部材(18)の付勢力を利用して、蓋体(11)を開く方向に動作させ、蓋体(11)を閉まる方向に動作させ、又は蓋体(11)を任意の開閉位置で停止可能とする蓋体開閉補助手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の容器の開閉装置。
- 支持軸(17)と嵌合部(15)との間に、蓋体(11)が閉塞位置に近づいたときに前記弾性部材(18)の付勢力により蓋体(11)を閉まる方向に動作させるカム機構(33)が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の容器の開閉装置。
- 支持軸(17)と嵌合部(15)との間に、蓋体(11)が所定の開放位置に近づいたときに前記弾性部材(18)の付勢力により蓋体(11)を開く方向に動作させるカム機構(33)が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の容器の開閉装置。
- 支持軸(17)と嵌合部(15)との間に、容器本体(1)に対して蓋体(11)を任意の開閉位置で停止可能とする接触抵抗が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の容器の開閉装置。
- 支持凸部(12)に、支持軸(17)を出退移動自在に保持する保持孔(13)が設けられると共に、保持孔(13)に連通する案内溝(21)が支持軸(17)出退方向に設けられ、支持軸(17)出退方向に移動自在でかつ支持軸(17)が保持孔(13)から抜脱しないように案内溝(21)に挿通される係合突起(22)が支持軸(17)に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の容器の開閉装置。
- 前記支持軸(17)と弾性部材(18)とが連結されていることを特徴とする請求項1に記載の容器の開閉装置。
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