JP2008001404A - 容器の開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器本体と蓋体との組み付けを簡単になすことができると共に、容器の外観上の体裁がよくなるようにする。
【解決手段】容器本体と容器本体の上端開口を開閉自在に塞ぐ蓋体とを備え、容器本体又は蓋体の一方に、互いに離間した一対の支持部が設けられ、容器本体又は蓋体の他方に、一対の支持部間に配置される支持凸部が設けられ、支持凸部と一対の支持部との間に支持軸がそれぞれ設けられて、容器本体に対して蓋体が一対の支持軸廻りに開閉自在とされた容器の開閉装置であって、
前記一対の支持軸のうちの少なくとも一方は、支持凸部に外方の支持部に向けて出退移動自在に保持され、この出退移動自在に保持された支持軸を外方に向けて付勢する弾性部材が設けられ、少なくとも一方の支持部の内端側に、前記出退移動自在に保持された支持軸の外端部を嵌合する嵌合部が設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、容器本体と容器本体の上端開口を開閉自在に塞ぐ蓋体とを備えた容器の開閉装置に関する。
容器本体と容器本体の上端開口を開閉自在に塞ぐ蓋体とを備えた従来の容器の開閉装置には、容器本体に互いに離間した一対の本体蝶番片が設けられ、蓋体に一対の本体蝶番片間に配置される一対の蓋蝶番片が互いに離間して設けられ、本体蝶番片の内端部にめくら穴状の本体軸孔が設けられ、一対の蓋蝶番片に貫通した蓋軸孔が設けられ、前記本体軸孔と蓋軸孔との合計長さと略等しい長さを有する軸ピンと、両蓋蝶番片間に嵌合固定されるストッパー片とが設けられ、本体軸孔及び蓋軸孔に挿入した軸ピンをストッパー片に突き当てて、軸ピンの外端部を本体軸孔に挿通保持し、これにより、容器本体に対して蓋体を軸ピン廻りに開閉回動自在に支持し、軸ピンを蝶番軸孔に抜け出し不能に組み付けると共に、軸ピン及び軸孔が外部に露出しないようにして容器の外観上の体裁がよくなるようにしたたものがある(例えば特許文献1)。
また、従来の容器の開閉装置には、容器本体に、互いに離間した一対の第1枢支部が設けられ、蓋体に一対の第1枢支部間に配置される第2枢支部が設けられ、一対の第1枢支部にピン孔が左右貫通状に設けられ、第2枢支部の左右両端部に、凹部状のピン孔が第1枢支部のピン孔に連通するように設けられ、一対の第1枢支部のピン孔と第2枢支部のピン孔とに亘って、一対の枢支ピンを挿入すると共に、スプリングで枢支ピンを第2枢支部のピン孔に向けて付勢することにより、下蓋に対して上蓋を枢支ピン廻りに開閉回動自在に支持するようにしたものがある(例えば特許文献2)
特開2004−33289号公報 特開2003−334112号公報 特開2005−137536号公報
しかし、前者の従来の場合、容器本体と蓋体とを組み付ける場合、一対の軸ピンを、それぞれ1つずつ一対の蓋蝶番片の蓋軸孔に外方突出しないようにそれぞれ挿通保持した後、一対の本体蝶番片間に一対の蓋蝶番片を内嵌し、その後、一対の蓋蝶番片間にストッパー片を嵌合して、ストッパー片で一対の軸ピンを左右方向外方に押圧して、一対の軸ピンを外方移動させて、一対の軸ピンの外端部を本体蝶番片の本体軸孔に挿通させる必要が有り、容器本体と蓋体との組み付け作業が非常に面倒であった。
また、後者の従来の場合、容器本体と蓋体とを組み付ける場合、容器本体の一対の第1枢支部間に蓋体の第2枢支部を内嵌した後、一対の第1枢支部のピン孔と第2枢支部のピン孔とに亘って、一対の枢支ピンをそれぞれ一対の第1枢支部の外側から挿入し、さらにスプリングを一対の第1枢支部のピン孔に挿入した後、スプリング押さえを一対の第1枢支部のピン孔にそれぞれ外側から嵌合しなければならず、容器本体と蓋体との組み付けが面倒であった。また、この場合、容器本体の一対の第1枢支部に貫通したピン孔が設けられるので、ピン孔の開口縁部が外部に露出するし、スプリング押さえも外部に露出するため、これらにより容器の外観上の体裁が損なわれた。
本発明は上記問題点に鑑み、容器本体と蓋体との組み付けを簡単になすことができると共に、容器の外観上の体裁がよくなるようにしたものである。
この技術的課題を解決する本発明の技術的手段は、容器本体と容器本体の上端開口を開閉自在に塞ぐ蓋体とを備え、容器本体又は蓋体の一方に、互いに離間した一対の支持部が設けられ、容器本体又は蓋体の他方に、一対の支持部間に配置される支持凸部が設けられ、支持凸部と一対の支持部との間に支持軸がそれぞれ設けられて、容器本体に対して蓋体が一対の支持軸廻りに開閉自在とされた容器の開閉装置であって、
前記一対の支持軸のうちの少なくとも一方は、支持凸部に外方の支持部に向けて出退移動自在に保持され、この出退移動自在に保持された支持軸を外方に向けて付勢する弾性部材が設けられ、少なくとも一方の支持部の内端側に、前記出退移動自在に保持された支持軸の外端部を嵌合する嵌合部が設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記支持軸と嵌合部との間に、前記弾性部材の付勢力を利用して、蓋体を開く方向に動作させ、蓋体を閉まる方向に動作させ、又は蓋体を任意の開閉位置で停止可能とする蓋体開閉補助手段が設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、支持軸の外端面と嵌合部の底壁面との間に、蓋体が閉塞位置に近づいたときに前記弾性部材の付勢力により蓋体を閉まる方向に動作させるカム機構が設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、支持軸の外端面と嵌合部の底壁面との間に、蓋体が所定の開放位置に近づいたときに前記弾性部材の付勢力により蓋体を開く方向に動作させるカム機構が設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、支持軸と嵌合部との間に、容器本体に対して蓋体を任意の開閉位置で停止可能とする接触抵抗が設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、支持凸部に、支持軸を出退移動自在に保持する保持孔が設けられると共に、保持孔に連通する案内溝が支持軸出退方向に設けられ、支持軸出退方向に移動自在でかつ支持軸が保持孔から抜脱しないように案内溝に挿通される係合突起が支持軸に設けられている点にある。
この場合、支持軸が保持孔内に後退した状態で支持軸の突出移動を規制すべく係合突起を係脱自在に係止する係止凸部が、前記案内溝の開口縁部に設けられているようにしてもよい。
さらに、弾性部材の付勢に抗して前記出退移動自在に保持された支持軸を後退位置でロック解除可能にロックするロック機構が設けられているようにしてもよい。
また、本発明の他の技術的手段は、前記支持軸と弾性部材とが連結されている点にある。
本発明によれば、容器本体と蓋体とを組み付ける場合、一対又は一方の支持軸を左右方向内方に押圧して、容器本体の一対の支持部間に、支持凸部を嵌合すればよく、容器本体と蓋体との組み付けを簡単になすことができる。
また、容器本体と蓋体との組み付けた後は、支持軸、嵌合部及び保持孔が外部に露出することがなくなり、容器の外観上の体裁が非常によくなる。
以下、本発明を図示の実施の形態に従って説明すると、図1及び図2において、1はコンパクト容器の容器本体で、合成樹脂により底壁2と前壁3と後壁4と左右一対の側壁5とを有する上端が開口した箱形に形成されている。容器本体1の後壁4には左右一対の支持部6が突設されている。本実施の形態では、容器本体1に上端が開口した2つの収納凹部8,9が設けられている。
11は容器本体1の上端開口を塞ぐ蓋体で、合成樹脂により構成されている。蓋体11の後端部に支持凸部12が突設されている。支持凸部12は一対の支持部6間に嵌合配置されている。
支持凸部12に保持孔13が左右方向に貫通状に設けられている。一対の支持部6の内端側に凹状の嵌合部15が保持孔13に対応して左右方向に設けられている。保持孔13は左右に貫通した角孔状に形成され、嵌合部15は丸孔の凹状に形成されている。
支持凸部12の左右両側に、一対の支持軸17が外方の支持部6に向けてそれぞれ出退移動自在に保持され、一対の支持軸17を外方に向けて付勢する弾性部材18が設けられている。一対の支持軸17の左右方向の内端部17aは保持孔13に対応した角軸状に形成され、一対の支持軸17の左右方向の外端部17bは嵌合部15に対応した丸軸状に形成されており、一対の支持軸17の内端部17a側は、支持凸部12の保持孔13の左右方向外端部に、左右方向に出退移動自在でかつ軸心廻りに回動不能に挿入され、一対の支持軸17の内端部17a側は、支持部6の嵌合部15に挿入不能とされている。一対の支持軸17の外端部17bは、支持部6の嵌合部15に左右方向に相対移動自在でかつ支持軸17の軸心廻りに相対回動自在に内嵌挿通されている。弾性部材18は、弾性に富む合成樹脂材やゴム材により丸棒状に形成され、保持孔13の一対の支持軸17間に挿入されており、弾性部材18は一対の支持軸17を左右方向外方に向けて付勢している。そして、支持軸17の外端部17bと嵌合部15との接触抵抗により、容器本体1に対して蓋体11が任意の開放位置で停止可能となるように構成され、弾性部材18は支持軸17を左右方向外方に向けて付勢することによって支持軸17と嵌合部15との間の接触抵抗を一定に保持している。
図1に示すように、容器本体1の前端面1a及び蓋体11の前端面11aは、前端面1aの下端部及び前端面11aの上端部を残して、連続した凹面状に湾曲形成され、容器本体1に対して蓋体11を開閉する際に、容器本体1の前端面1aと蓋体11の前端面11aとに両手の指をそれぞれ引っ掛けることにより、蓋体11を簡単に開閉操作できるようになっている。
なお、この実施の形態の場合、支持軸17と嵌合部15との間に、弾性部材18の付勢力を利用して、蓋体11を任意の開閉位置で停止可能とする蓋体開閉補助手段が、支持軸17と嵌合部15との接触抵抗により構成されている。
上記実施形態によれば、容器本体1と蓋体11とを組み付ける場合、図3に示すように、一対の支持軸17を左右方向内方に押圧して、一対の支持軸17を左右方向内方に後退させて、容器本体1の一対の支持部6間に、支持凸部12を嵌合すればよく、左右一対の支持軸17は弾性部材18の付勢により左右方向外方に突出して、一対の支持軸17の外端部17bが容器本体1の左右一対の支持部6の各嵌合部15に嵌合され、容器本体1に対して蓋体11が支持軸17廻りに開閉自在となる。従って、容器本体1と蓋体11との組み付けを簡単になすことができる。
また、容器本体1と蓋体11とを組み付けた後は、支持軸17、嵌合部15及び保持孔13が外部に露出することがなく、容器の外観上の体裁が非常によくなる。また、容器本体1の一対の支持部6にはその内端側に嵌合部15を設ければよいため、一対の支持部6(容器本体1)の後端の左右外方側の角部を大きく切り欠くことも可能になり、このため、容器本体1のデザイン上の制約が少なくなり、例えば容器本体1の後端の左右両側と、これに対応する蓋体11の後端の左右両側とに、大きな円弧を描くようなアールRを設けることができ、この点から容器のデザイン性を向上させて容器の外観上の体裁を一層よいものになし得る。
さらに、弾性部材18は一対の支持軸17を左右方向外方に向けて付勢し、支持軸17の外端部17bを嵌合部15の底面等に押圧保持することができるため、弾性部材18の付勢力によって、支持軸17と嵌合部15との間の接触抵抗を安定に保持することができて、支持軸17の外端部17bを嵌合部15との接触抵抗により、容器本体1に対して蓋体11が任意の開放位置で停止可能となり、フリーストップ機能を長期にわたって維持することができる。
図4及び図5は他の実施形態を示し、支持凸部12の両端部に、保持孔13に連通する左右一対の案内溝21が支持軸17の出退方向(左右方向)に設けられている。一対の支持軸17にそれぞれ係合突起22が設けられ、各係合突起22は保持孔13側から一対の案内溝21にそれぞれ挿通されている。係合突起22は案内溝21内を支持軸17出退方向(左右方向)に移動自在であり、支持軸17が保持孔13から抜脱しないように係合突起22の移動範囲が案内溝21内に規制されている。その他の点は前記図1〜図3の実施形態の場合と同様の構成である。
従って、この実施の形態の場合、前記図1〜図3の実施形態における作用効果に加えて、支持軸17を保持孔13内に挿入して案内溝21内に係合突起22を挿通することによって、支持軸17を保持孔13内から抜脱するおそれなく保持孔13内に出退移動自在に保持しておくことができ、容器本体1と蓋体11とをより一層簡単に組み込むことが可能になる。
図6は他の実施形態を示し、支持凸部12の左右一対の案内溝21の開口縁部に係止凸部25が一対設けられ、一対の係止凸部25は案内溝21の左右方向内方側の中途部に配置されており、一対の係止凸部25は、支持軸17の左右方向全長が保持孔13内に後退した状態で弾性部材18の付勢力に抗して支持軸17の突出移動を規制すべく係合突起22を係脱自在に係止するように構成されている。而して、この場合、弾性部材18の付勢力に抗して支持軸17を後退位置でロック解除可能にロックするロック機構26が、案内溝21、係合突起22、係止凸部25等により構成されている。その他の点は前記図4及び図5の実施形態の場合と同様の構成である。
この実施形態の場合、支持軸17を保持孔13から外方突出した状態から支持軸17を左右方向内方に押圧して支持軸17を保持孔13内に後退移動させることにより、支持軸17の左右方向全長を保持孔13内に後退した状態に保持できるため、容器本体1と蓋体11とを組み付ける際に、一対の支持軸17を保持孔13内に後退させておけば、指等で一対の支持軸17を左右方向内方に保持しておく必要がなくなり、容器本体1に対して蓋体11をより一層簡単に組み付けることができる。
図7及び図8は他の実施形態を示し、支持軸17の外端部17bは、丸軸状であって周方向の一部に突部31を有する異形状に形成され、また、嵌合部15は支持軸17の外端部17bに対応する丸孔形状であって周方向の一部に溝部32を有する異形に形成されており、蓋体11を閉塞したときに、支持軸17の突部31と嵌合部15の溝部32とが一致するように構成されていて、蓋体11を開いたとき、嵌合部15の溝部32から支持軸17の突部31が外れて、嵌合部15に対する支持軸17の接触抵抗が大きくなって、容器本体1に対して蓋体11を任意の開閉位置で停止可能となっている。
また、一対の支持軸17と一対の支持部6の各嵌合部15との間にカム機構33が設けられている。カム機構33は、蓋体11が閉塞位置に近づいたときに弾性部材18の付勢力により蓋体11を閉まる方向に動作させると共に、蓋体11が所定の開放位置(例えば180°程度の全開位置)に近づいたときに弾性部材18の付勢力により蓋体11を開く方向に動作させるようになっている。
即ち、図7に示すように、支持軸17の外端面に、一対の台形状の凸状カム35a,35bと一対の台形状の凹状カム36a,36bとが周方向に交互に設けられ、周方向に隣り合う凸状カム35a,35bと凹状カム36a,36bとの境界部分に第1傾斜面37a,37bと第2傾斜面38a,38bとがそれぞれ配置されている。また、嵌合部15の底面に、一対の台形状の凹状カム39a,39bと一対の台形状の凸状カム40a,40bとが周方向に交互に設けられ、周方向に隣合う凹状カム39a,39bと凸状カム40a,40bとの境界部分に第1傾斜面41a,41bと第2傾斜面42a,42bとがそれぞれ配置されている。
支持軸17の一対の凸状カム35a,35bと嵌合部15の一対の凹状カム39a,39bとは互いに対応し、支持軸17の一対の凹状カム36a,36bと嵌合部15の一対の凸状カム40a,40bとは互いに対応しており、これら凸状カム35a,35b,40a,40bと凹状カム36a,36b,39a,39bとによって前記カム機構33が構成されている。
次に、図7(a)に示すように支持軸17の凸状カム35a,35bの突出端面と第1傾斜面37a,37bとの境界部分を角部A1,A2とし、嵌合部15の凸状カム40b,40aの突出端面と第1傾斜面41a,41bとの境界部分を角部B1,B2として、カム機構33の動作機能を具体的に説明する。
図7(a)及び図8(a)に示すように、容器本体1に対して蓋体11を閉塞したとき、嵌合部15(容器本体1)側の凹状カム39a,39bに対して、支持軸17(蓋体1)側の凸状カム35a,35bが、蓋体11が開く方向にずれているため、凹状カム39a,39bの第1傾斜面41a,41bに対して凸状カム35a,35bの第1傾斜面37a,37bが開き方向にずれて面接触し、弾性部材18の矢印a方向の付勢力が、蓋体11が容器本体1に対して支持軸17廻りの閉じる方向に作用するようになっている。
また、図8(b)に示す状態から蓋体11を閉じる方向に回動することにより、角部A1,A2が角部B1,B2を蓋体11が閉じる方向に超えて、容器本体1に対して蓋体11が閉塞位置に所定以上近づいたとき、凸状カム35a,35bの第1傾斜面37a,37bが凹状カム36a,36bの第1傾斜面41a,41bに対して開き方向にずれて面接触し、弾性部材18の付勢力により、蓋体11を容器本体1に対して支持軸17廻りの閉じる方向に動作させるようになっている。
図8(b)に示す状態から蓋体11が開く方向に回動して角部A1,A2が角部B1,B2を蓋体11が閉じる方向に超えて、図8(c)に示すように、支持軸17の凸状カム35a,35bの突出端面と嵌合部15の凸状カム40b,40aの突出端面とが接当し、これにより、弾性部材18の付勢力は、蓋体11を閉じる方向にも開く方向にも作用しなくなり、このとき、嵌合部15の溝部32から支持軸17の突部31が外れて、嵌合部15に対する支持軸17の接触抵抗が大きくなって、容器本体1に対して蓋体11を任意の開閉位置で停止可能となっている。
図8(d)に示すように、蓋体1を所定の開放位置(図例では180°程度の全開位置)に開くと、支持軸17の凸状カム35a,35bが嵌合部15の凹状カム39b,39aに嵌合すると共に、支持軸17の凹状カム36a,36bが嵌合部15の凸状カム40b,40aに嵌合し、蓋体11は所定の開放位置(全開位置)で保持される。
図8(d)に示す全開状態のやや手前では、嵌合部15(容器本体1)側の凹状カム39a,39bに対して、支持軸17(蓋体1)側の凸状カム35b,35aが、蓋体11が閉じる方向にずれるため、凹状カム39a,39bの第2傾斜面42a,42bに対して凸状カム35b,35aの第2傾斜面38b,38aが閉じる方向にずれて面接触し、弾性部材18の付勢力が、蓋体11を容器本体1に対して支持軸17廻りの開く方向に作用するようになっている。
その他の点は前記図1及び図2の実施の形態の場合と同様の構成であり、前記実施の形態の場合と同様に、容器本体1と蓋体11との組み付けを簡単になすことができ、容器本体1と蓋体11との組み付けた後は、支持軸17、嵌合部15及び保持孔13が外部に露出することがなく、容器の外観上の体裁が非常によくなる。
なお、この実施の形態の場合、支持軸17と嵌合部15との間に、弾性部材18の付勢力を利用して、蓋体11を任意の開閉位置で停止可能とする蓋体開閉補助手段が、支持軸17と嵌合部15との接触抵抗により構成されている。また、支持軸17と嵌合部15との間に、弾性部材18の付勢力を利用して、蓋体11を開く方向に動作させ、蓋体11を閉まる方向に動作させ蓋体開閉補助手段が、カム機構13により構成されている。
さらに、上記実施の形態によれば、カム機構33により、蓋体11が閉塞位置に近づいたとき及び蓋体11が閉塞したとき、カム機構33によって、弾性部材18の付勢力により蓋体11を閉まる方向に作用乃至動作させることができ、蓋体11を楽に閉じることができるようになり、使用上便利である。また、弾性部材18の付勢力により蓋体11を閉まる方向に作用させて、蓋体11を閉塞状態に保持することができるため、容器本体1と蓋体11との前端部間に、蓋体11を閉塞状態に保持するためのフック機構を別途に設けることを省略(フックレス化)することができ、コンパクト容器の前端部側をスッキリした形状にして外観上の体裁をよくすることができると共に、構成部材を省略して製造費用を安上がりにすることができる。
また、蓋体11が所定の開放位置(例えば図8(d)に示す全開位置)に近づいたときに、カム機構33によって、弾性部材18の付勢力により蓋体11を開く方向に動作させることができるので、蓋体11を楽に開くことができるようになるし、又、蓋体11が開いた状態から不測に閉じるのを防止することができ、使用上便利である。
また、蓋体11を全開位置等の所定の開放位置で、支持軸17の凹状カム36a,36bが嵌合部15の凸状カム40a,40bに嵌合することによっても、蓋体11を所定の開放位置でより確実に保持することができ、この点からも、蓋体11が開いた状態から不測に閉じるのを防止することができ、便利である。
また、支持軸17と嵌合部15との間に、容器本体1に対して蓋体11を任意の開閉位置で停止可能とする接触抵抗が設けられているので、蓋体11を一定の範囲にわたって無段階に開閉を停止させて、任意の開放位置で蓋体11の開閉を停止させることができ、使用上便利である。また、弾性部材18は一対の支持軸17を左右方向外方に向けて付勢し、支持軸17の外端部17bを嵌合部15の底面等に押圧保持することができるため、弾性部材18の付勢力によって、支持軸17と嵌合部15との間の接触抵抗を安定に保持することができて、フリーストップ機能を長期にわたって維持することができる。
図9及び図10は他の実施形態を示し、支持軸17の外端部17bは丸軸状に形成され、また、嵌合部15は支持軸17の外端部17bに対応する丸孔形状に形成されており、前記図7及び図8の実施形態の場合のように支持軸17に突部31を設けていないし、嵌合部15に溝部32を設けていない。
また、前記図7及び図8の実施形態の場合と同様に、一対の支持軸17と一対の支持部6の各嵌合部15との間にカム機構33が設けられ、カム機構33は、蓋体11が閉塞位置に近づいたときに弾性部材18の付勢力により蓋体11を閉まる方向に動作させると共に、蓋体11が所定の開放位置(例えば180°程度の全開位置)に近づいたときに弾性部材18の付勢力により蓋体11を開く方向に動作させるようになっているが、前記図7及び図8の実施形態の場合とは、カム機構33の構成が異なっている。
即ち、図9に示すように、支持軸17の外端面に、三角形の凸状カム45a,45bが周方向に間隔をおいて一対形成され、各凸状カム45a,45bは急傾斜した第1傾斜面47a,47bと緩やかに傾斜した第2傾斜面48a,48bとを有している。嵌合部15の底面に、三角形状の第1凹状カム50a,50bと三角形状の第2凹状カム51a,51bとが周方向に連続して一対ずつ形成されている。第1凹状カム50a,50bは、急傾斜した第1傾斜面53a,53bと緩やかに傾斜した第2傾斜面54a,54bとを有し、第2凹状カム51a,51bは、急傾斜した第3傾斜面55a,55bと緩やかに傾斜した第4傾斜面56a,56bとを有している。
支持軸17の凸状カム45a,45bと嵌合部15の第1凹状カム50a,50bとが対応しており、凸状カム45a,45bの第1傾斜面47a,47bと第1凹状カム50a,50bの第1傾斜面53a,53bとは同一方向に同一角度で傾斜し、凸状カム45a,45bの第2傾斜面48a,48bと第1凹状カム50a,50bの第2傾斜面54a,54bとは同一方向に同一角度で傾斜している。
前記凸状カム45a,45bと凹状カム50a,50b,51a,51bとによって前記カム機構33が構成されている。
次に、図9(a)に示すように支持軸17の凸状カム45a,45bの先端を頂部C1,C2とし、凹状カム50a,50bの開く方向の一端を基部D1,D2とし、凹状カム51a,51bの底を底部E1,E2として、カム機構33の動作機能を具体的に説明する。
図9(a)及び図10(a)に示すように、容器本体1に対して蓋体11を閉塞したとき、嵌合部15(容器本体1)側の第1凹状カム50a,50bに対して、支持軸17(蓋体1)側の凸状カム45a,45bが、蓋体11が開く方向にずれているため、第1凹状カム50a,50bの第1傾斜面53a,53bに対して凸状カム45a,45bの第1傾斜面47a,47bが開き方向にずれて面接触し、弾性部材18の付勢力が、蓋体11が容器本体1に対して支持軸17廻りの閉じる方向に作用するようになっている。
また、図10(b)に示す状態から蓋体11を閉じる方向に回動することにより、頂部C1,C2が基部D1,D2を蓋体11が閉じる方向に超えて、容器本体1に対して蓋体11が閉塞位置に所定以上近づいたとき、凸状カム45a,45bの第1傾斜面47a,47bが第1凹状カム50a,50bの第1傾斜面53a,53bに対して開き方向にずれて面接触し、弾性部材18の付勢力により、蓋体11を容器本体1に対して支持軸17廻りの閉じる方向に動作させるようになっている。
図10(b)に示す状態から蓋体11が開く方向に回動して凸状カム45a,45bの頂部C1,C2が第1凹状カム50a,50bの基部D1,D2を蓋体11が開く方向に超えて、図10(c)に示すように、支持軸17の凸状カム45a,45bの頂部C1,C2が第2凹状カム51a,51bの第4傾斜面56b,56aに接当し、これにより、弾性部材18の付勢力は、蓋体11を開く方向に動作させるようになる。
図10(d)に示すように、蓋体1を所定の開放位置(130°程度)に開くと、支持軸17の凸状カム45a,45bの頂部C1,C2が嵌合部15の第2凹状カム51b,51aの底部E2,E1に係合して、蓋体1は所定の開放位置で位置決め保持される。
図10(e)に示すように、蓋体1を所定の開放位置(例えば図例では180°程度の全開位置)に開くと、支持軸17の凸状カム45a,45bが嵌合部15の第1凹状カム50b,50aに嵌合し、蓋体1は所定の開放位置(全開位置)で保持される。
図10(e)に示す全開状態のやや手前では、嵌合部15(容器本体1)側の第1凹状カム50a,50bに対して、支持軸17(蓋体1)側の凸状カム45b,45aが、蓋体11が閉じる方向にずれて、第1凹状カム50a,50bの第2傾斜面54a,54bに対して凸状カム45b,45aの第2傾斜面48b,48aが閉じる方向にずれて面接触し、弾性部材18の付勢力が、蓋体11を容器本体1に対して支持軸17廻りの開く方向に作用するようになっている。
その他の点は前記図1及び図2の実施の形態の場合と同様の構成であり、前記実施の形態の場合と同様に、容器本体1と蓋体11との組み付けを簡単になすことができ、容器本体1と蓋体11との組み付けた後は、支持軸17、嵌合部15及び保持孔13が外部に露出することがなく、容器の外観上の体裁が非常によくなる。
なお、この実施の形態の場合も、前記図7及び図8の実施の形態の場合と同様に、支持軸17と嵌合部15との間に、弾性部材18の付勢力を利用して、蓋体11を任意の開閉位置で停止可能とする蓋体開閉補助手段が、支持軸17と嵌合部15との接触抵抗により構成されている。また、支持軸17と嵌合部15との間に、弾性部材18の付勢力を利用して、蓋体11を開く方向に動作させ、蓋体11を閉まる方向に動作させ蓋体開閉補助手段が、カム機構13により構成されている。
さらに、上記実施の形態によれば、カム機構33により、蓋体11が閉塞位置に近づいたとき及び蓋体11が閉塞したとき、カム機構33によって、弾性部材18の付勢力により蓋体11を閉まる方向に作用乃至動作させることができ、蓋体11を楽に閉じることができるようになり、使用上便利である。また、容器本体1と蓋体11との前端部間に、蓋体11を閉塞状態に保持するためのフック機構を別途に設けることを省略(フックレス化)することができ、コンパクト容器の前端部側をスッキリした形状にして外観上の体裁をよくすることができると共に、構成部材を省略して製造費用を安上がりにすることができる。
また、蓋体11が所定の開放位置(図10(c)に示す開放位置又は図10(e)に示す全開位置)に近づいたときに、カム機構33によって、弾性部材18の付勢力により蓋体11を開く方向に動作させることができるので、蓋体11を楽に開くことができるようになるし、又、蓋体11が所定の開放位置に開いた状態から不測に閉じるのを防止することができ、使用上便利である。
また、蓋体11を全開位置等の所定の開放位置で、支持軸17の凸状カム45b,45aが嵌合部15の凹状カム51a,51b又は凹状カム50a,50bに嵌合することによっても、蓋体11を所定の開放位置でより確実に保持することができ、この点からも、蓋体11が開いた状態から不測に閉じるのを防止することができ、便利である。
なお、前記図7及び図8の実施形態の場合又は前記図9及び図10の実施形態の場合、図5の実施形態の場合と同様に、支持凸部12に、保持孔13に連通する案内溝21を支持軸17出退方向に設け、支持軸17出退方向に移動自在でかつ支持軸17が保持孔13から抜脱しないように案内溝21に挿通される係合突起22を、支持軸17に設けるようにしてもよいし、さらに、図6の実施形態の場合と同様に、支持軸17が保持孔13内に後退した状態で支持軸17の突出移動を規制すべく係合突起22を係脱自在に係止する係止凸部25を、案内溝21の開口縁部に設けるようにしてもよい。
なお、前記実施の形態では、弾性部材18は弾性に富む合成樹脂材やゴム材により形成され、保持孔13の一対の支持軸17間に挿入配置されいるが、これに代え、図11に示すように、弾性部材18の各端部を一対の支持軸17に連結するようにし、この弾性部材18で一対の支持軸17を左右方向外方に向けて付勢するようにしてもよい。また、弾性部材18を合成樹脂材やゴム材に代えてコイルバネその他により構成するようにしてもよい。
また、前記図7及び図8の実施の形態で、一対の支持軸17と一対の支持部6の各嵌合部15との間にそれぞれ同一のカム機構33が設けられ、カム機構33は、蓋体11が閉塞位置に近づいたときに弾性部材18の付勢力により蓋体11を閉まる方向に動作させると共に、蓋体11が所定の開放位置(例えば180°程度の全開位置)に近づいたときに弾性部材18の付勢力により蓋体11を開く方向に動作させるようになっており、また、図9及び図10の実施の形態では、前記図7及び図8の実施形態の場合と同様に、一対の支持軸17と一対の支持部6の各嵌合部15との間にそれぞれ同一のカム機構33が設けられ、カム機構33は、蓋体11が閉塞位置に近づいたときに弾性部材18の付勢力により蓋体11を閉まる方向に動作させると共に、蓋体11が所定の開放位置(例えば30°程度の開放位置)を超えたときに弾性部材18の付勢力により蓋体11を開く方向に動作させるようになっているが、これに代え、一対の支持軸17と一対の支持部6の各嵌合部15との間に、互いに構造及び機能が異なるカム機構33を設けるようにしてもよい。
例えば、一方の支持軸17と一方の支持部6の嵌合部15との間に、蓋体11が閉塞位置に近づいたときに弾性部材18の付勢力により蓋体11を閉まる方向に動作させるカム機構33を設け、他方の支持軸17と他方の支持部6の嵌合部15との間に、蓋体11が所定の開放位置(例えば30°程度の開放位置)を超えたときに弾性部材18の付勢力により蓋体11を開く方向に動作させるカム機構33を設けるようにしてもよい。
また、例えば、一方の支持軸17と一方の支持部6の嵌合部15との間に、蓋体11が閉塞位置に近づいたときに弾性部材18の付勢力により蓋体11を閉まる方向に動作させるカム機構33を設け、他方の支持軸17と他方の支持部6の嵌合部15との間に、蓋体11が所定の開放位置(例えば180°程度の全開位置)に向けて弾性部材18の付勢力により蓋体11を開く方向に動作させるカム機構33を設け、さらに、一方の支持軸17を弾性部材18の付勢力に抗して左右方向内方に押圧して、カム機構33による閉まる方向への動作が作用しなくなるようにする解除ボタンを設けるようにしてもよい。この場合、蓋体11が閉塞しているときに、解除ボタンを解除操作することによって、弾性部材18の付勢力によって蓋体11を自動的に開くことが可能になる。
また、例えば、一方の支持軸17と一方の支持部6の嵌合部15との間に、蓋体11が閉塞位置に近づいたときに弾性部材18の付勢力により蓋体11を閉まる方向に動作させるカム機構33を設け、他方の支持軸17と他方の支持部6の各嵌合部15との間に、蓋体11が所定の開放位置(例えば30°程度の開放位置)を超えたときに弾性部材18の付勢力により蓋体11を開く方向に動作させるカム機構33を設けると共に、他方の支持軸17の外端部17bを周方向の一部に突部31を有する異形状に形成し、他方の嵌合部15を周方向の一部に溝部32を有する異形に形成して、蓋体11を開いたとき(前記所定の開放位置に近づいたときを除く)、嵌合部15の溝部32から支持軸17の突部31が外れて、嵌合部15に対する支持軸17の接触抵抗が大きくなって、容器本体1に対して蓋体11を任意の開閉位置で停止(フリーストップ動作)させるようにしてもよい。
また、例えば、一方の支持軸17と一方の支持部6の嵌合部15との間に、蓋体11が閉塞位置に近づいたときに弾性部材18の付勢力により蓋体11を閉まる方向に動作させるカム機構33を設け、他方の支持軸17と他方の支持部6の各嵌合部15との間に、蓋体11が所定の開放位置(例えば180°程度の全開位置)に向けて弾性部材18の付勢力により蓋体11を開く方向に動作させるカム機構33を設けると共に、他方の支持軸17の外端部17bを周方向の一部に突部31を有する異形状に形成し、他方の嵌合部15を周方向の一部に溝部32を有する異形に形成して、蓋体11を開いたとき、嵌合部15の溝部32から支持軸17の突部31が外れて、嵌合部15に対する支持軸17の接触抵抗が大きくなって、容器本体1に対して蓋体11を任意の開閉位置で停止(フリーストップ動作)させるようにし、さらに、一方の支持軸17を弾性部材18の付勢力に抗して左右方向内方に押圧して、カム機構33による閉まる方向への動作が作用しなくなるようにする解除ボタンを設けるようにしてもよい。この場合、蓋体11が閉塞しているときに、解除ボタンを解除操作することによって、弾性部材18の付勢力によって蓋体11を自動的に開くことが可能になる。
また、前記実施の形態では、支持凸部12に保持孔13が左右方向に貫通状に設けられ、一対の支持軸17を外方に向けて付勢する1つの弾性部材18が保持孔13に挿入保持されているが、これに代え、図12に示すように、支持凸部12の左右両側に、外方側が開口した保持孔13を一対設け、この各保持孔13に一対の支持軸17をそれぞれ出退移動自在に保持すると共に、一対の保持孔13に一対の支持軸17を外方に向けて付勢する弾性部材18をそれぞれ収納保持するようにしてもよい。このように構成することにより、一対の弾性部材18の付勢力を互いに異ならせるようにすることが可能になり、この場合、例えば、上記の如く一対の支持軸17と一対の支持部6の各嵌合部15との間に、互いに構造及び機能が異なるカム機構33を設けるようにした場合、一対の弾性部材18を異なるカム機構33に対応してそれぞれ最適な付勢力に設定することができ、それぞれのカム機構33を最適に機能させることができる。
また、前記実施の形態に代え、図13(a)(b)(c)に示すように、支持凸部12に保持孔13に連通する開口部59を設け、弾性部材18を板バネにより構成し、この弾性部材18の各端部をヒンジ部60を介して一対の支持軸17にそれぞれ連結するようにしてもよい。
この場合、図13(a)に示すように、弾性部材18を円弧状に湾曲させた状態で開口部59から外方に突出させ、これにより、弾性部材18が一対の支持軸17に対して左右方向外方に向けて付勢しないようになすことができ、この状態では、一対の支持軸17の外端部17bが保持孔13から左右方向外方に突出しないように、一対の支持軸17の突出移動を規制できる。従って、図13(a)に示す状態で、指等で一対の支持軸17の外端部17bを保持孔13内に没入させた状態に保持する必要もなく、容器本体1の左右一対の支持部6間に蓋体11の支持凸部12を簡単かつ確実に嵌合配置することができる。その後、図13(b)に示すように、開口部59から外方突出した弾性部材18の中央部を保持孔13側に向けて押し付けることにより、弾性部材18で一対の支持軸17を左右方向外方に押圧して、一対の支持軸17の外端部17bを保持孔13から嵌合部15に簡単かつ確実に嵌合することができる。さらに、図13(c)に示すように、弾性部材18の中央部を開口部59に対向する保持孔13の内壁面に押し付けることで、一対の支持軸17が保持孔13から左右方向内方に移動して、一対の支持軸17の外端部17bが嵌合部15から不測に抜けないように弾性部材18の付勢力によって一対の支持軸17の外端部17bを強い力で嵌合部15に嵌合保持しておくことができる。
また、前記実施の形態に代え、図14(a)(b)(c)に示すように、支持凸部12に保持孔13に連通する開口部59を設け、弾性部材18を板バネにより構成し、弾性部材18の両端部をヒンジ部60を介して一対の支持軸17にそれぞれ連結し、弾性部材18の長手方向(左右方向)の中央部にヒンジ部61を設け、図14(c)に示すように、弾性部材18をヒンジ部61で屈曲させることにより、円弧状に湾曲した弾性部62を左右一対形成するようにしてもよい。
この場合、図14(a)に示すように、弾性部材18を円弧状に湾曲させた状態で開口部59から外方に突出させることにより、弾性部材18が一対の支持軸17に対して左右方向外方に向けて付勢しないようになすことができ、この状態では、一対の支持軸17の外端部17bが保持孔13から左右方向外方に突出しないように、一対の支持軸17の突出移動を規制できる。従って、図14(a)に示す状態で、指等で一対の支持軸17の外端部17bを保持孔13内に没入させた状態に保持する必要もなく、容器本体1の左右一対の支持部6間に蓋体11の支持凸部12を簡単かつ確実に嵌合配置することができる。その後、図14(b)に示すように、開口部59から外方突出した弾性部材18のヒンジ部61等を保持孔13側に向けて押し付けることにより、弾性部材18の各弾性部62で一対の支持軸17を左右方向外方に押圧して、一対の支持軸17の外端部17bを保持孔13から嵌合部15に簡単かつ確実に嵌合することができる。さらに、図14(c)に示すように、弾性部材18のヒンジ部61を開口部59に対向する保持孔13の内壁面に押し付けることで、一対の支持軸17が保持孔13から左右方向内方に移動して、一対の支持軸17の外端部17bが嵌合部15から不測に抜けないように弾性部材18の各弾性部62の付勢力によって一対の支持軸17の外端部17bを強い力で嵌合部15に嵌合保持しておくことができる。
また、前記図13の実施の形態では、支持凸部12に保持孔13が左右方向に貫通状に設けられ、一対の支持軸17を外方に向けて付勢する1つの弾性部材18が保持孔13に設けられているが、これに代え、図15に示すように、支持凸部12に、左右方向に貫通した保持孔13を設け、支持凸部12に保持孔13に連通する開口部59を左右一対設け、前記保持孔13の左右方向中央部(左右一対の開口部59間)に左右方向に摺動自在に嵌合する支持体65を保持孔13を左右に分割するように設け、保持孔13の左右両側に対応して弾性部材18を左右一対設けると共に、各弾性部材18を板バネにより構成し、この各弾性部材18の外端部をヒンジ部60を介して各一方の支持軸17に連結すると共に、各弾性部材18の内端部をヒンジ部60を介して支持体65に連結するようにしてもよい。この場合、容器の左右幅が大きいものでも、左右一対の弾性部材18によって一対の支持軸17に対して安定した付勢力を維持することができる。
また、前記図14の実施の形態では、支持凸部12に保持孔13が左右方向に貫通状に設けられ、一対の支持軸17を外方に向けて付勢する1つの弾性部材18が設けられているが、これに代え、図16に示すように、支持凸部12の左右両側に、外方側が開口した保持孔13を左右一対設け、支持凸部12に左右一対の各保持孔13に連通する開口部59を左右一対設け、各保持孔13の左右方向内端側に摺動自在に嵌合する左右一対の支持体66を設け、各保持孔13に対応して弾性部材18を左右一対設けると共に、一対の弾性部材18を板バネにより構成し、一対の弾性部材18の各外端部をヒンジ部60を介して各一方の支持軸17に連結すると共に、一対の弾性部材18の各内端部をヒンジ部60を介して各支持体66に連結するようにしてもよい。そして、左右一対の弾性部材18の長手方向(左右方向)の中央部にヒンジ部61を設け、一対の弾性部材18をそれぞれヒンジ部61で屈曲させることにより、円弧状に湾曲した弾性部62を左右一対ずつ形成するようにしてもよい。この場合も、容器の左右幅が大きいものでも、左右一対の弾性部材18によって一対の支持軸17に対して安定した付勢力を維持することができる。
また、前記実施の形態では、嵌合部15は丸孔の凹状に形成され、支持軸17の左右方向の外端部17bは嵌合部15に対応した丸軸状に形成されているが、嵌合部15及び支持軸17はこのような形状に限定されず、例えば、図17に示すように、嵌合部15を環状の凹状に形成すると共に、これに対応して支持軸17の左右方向の外端部17bを環状の凸軸状に形成するようにしてもよい。また、図18に示すように、嵌合部15を円形の凸状に形成すると共に、これに対応して支持軸17の外端部17bを環状の凸軸状に形成するようにしてもよい。
また、前記実施の形態では、容器本体1に、互いに離間した一対の支持部6が設けられ、蓋体11に、一対の支持部6間に配置される支持凸部12が設けられ、支持凸部12と一対の支持部6との間に一対の支持軸17がそれぞれ設けられて、容器本体1に対して蓋体11が一対の支持軸17廻りに開閉自在とされているが、これに代え、図19に示すように、蓋体11の後端部に左右一対の支持部6を突設し、容器本体1の後壁4に、左右一対の支持部6間に配置される支持凸部12を突設し、支持凸部12に保持孔13を設け、一対の支持部6の内端側に嵌合部15を設け、支持凸部12の両側の保持孔13に、一対の支持軸17を外方の支持部6に向けてそれぞれ出退移動自在に保持し、一対の支持軸17を外方に向けて付勢する弾性部材18を保持孔13の一対の支持軸17間に設けるようにしてもよい。
また、前記実施の形態では、一対の支持軸17が保持孔13を介して支持凸部12に外方の支持部6に向けて出退移動自在に保持され、この出退移動自在に保持された一対の支持軸17を外方に向けて付勢する弾性部材18が設けられ、一対の支持部6の内端側に、一対の支持軸17の外端部を嵌合する嵌合部15がそれぞれ設けられているが、これに代え、一対の支持軸17のうちの一方のみを、保持孔13を介して支持凸部12に外方の支持部6に向けて出退移動自在に保持し、この出退移動自在に保持された支持軸17を外方に向けて付勢する弾性部材18を設け、一対の支持部6のうちの一方の内端側のみに、前記出退移動自在に保持された支持軸17の外端部を嵌合する嵌合部15を設けるようにし、例えば一対の支持軸17のうちの他方を、他方の支持部6に内方突出状に固設しておくようにしてもよい。この場合も、前記実施の形態の場合と同様に、容器本体1と蓋体11との組み付けを簡単になすことができ、容器本体1と蓋体11との組み付けた後は、支持軸17、嵌合部15及び保持孔13が外部に露出することがなく、容器の外観上の体裁が非常によくなる。
また、前記図6の実施の形態では、弾性部材18の付勢に抗して支持軸17を後退位置でロック解除可能にロックするロック機構26が、案内溝21及び係合突起22等により構成されているが、弾性部材18の付勢に抗して支持軸17を後退位置でロック解除可能にロックするロック機構26はこのようなものに限定されず、例えばカムその他により構成することも可能である。
また、前記実施の形態では、本発明をコンパクト容器に適用実施しているが、これに代え、本発明を、蓋体を容器本体に対して開閉自在に組み込むようにしたコンパクト容器以外の他の容器に適用実施するようにしてもよい。
本発明の一実施の形態を示すコンパクト容器の斜視図である。 同コンパクト容器の分解斜視図である。 同容器本体に蓋体を組み込む作業を示すコンパクト容器の平面図である。 他の実施形態を示すコンパクト容器の斜視図である。 同蓋の後端部の平面図である。 他の実施形態を示す蓋の後端部の平面図である。 他の実施形態を示し、図7(a)はカム機構の展開図であり、図7(b)はカム機構部分の分解斜視図である。 同蓋体の開閉によるカム機構の作用を説明するための図で、図8(a)は蓋体の閉塞状態を示し、図8(b)は蓋体を30°程度開いた状態を示し、図8(c)は蓋体を30°程度から180°程度開いた状態を示し、図8(d)は蓋体を180°程度開いた状態を示している。 他の実施形態を示し、図7(a)はカム機構の展開図であり、図7(b)はカム機構部分の分解斜視図である。 同蓋体の開閉によるカム機構の作用を説明するための図で、図10(a)は蓋体の閉塞状態を示し、図10(b)は蓋体を30°程度開いた状態を示し、図10(c)は蓋体を30°程度から130°程度に開閉動作した状態を示し、図10(d)は蓋体を130°程度開いた状態を示し、図10(e)は蓋体を180°程度開いた状態を示している。 他の実施形態を示す支持軸及び弾性部材の平面図である。 他の実施形態を示す支持凸部、支持軸及び弾性部材の断面図である。 他の実施形態を示す支持軸及び弾性部材の平面図であり、図13(a)は弾性部材を保持孔に組み込む前の状態を示し、図13(b)は弾性部材を保持孔に組み込む直前の状態を示し、図13(c)は弾性部材を保持孔に組み込んだ後の状態を示している。 他の実施形態を示す支持軸及び弾性部材の平面図であり、図14(a)は弾性部材を保持孔に組み込む前の状態を示し、図14(b)は弾性部材を保持孔に組み込む直前の状態を示し、図14(c)は弾性部材を保持孔に組み込んだ後の状態を示している。 他の実施形態を示す支持軸及び弾性部材の平面図である。 他の実施形態を示す支持軸及び弾性部材の平面図である。 他の実施形態を示す支持部及び支持凸部部分の平面図である。 他の実施形態を示す支持部及び支持凸部部分の平面図である。 他の実施形態を示すコンパクト容器の分解斜視図である。
符号の説明
1 容器本体
6 支持部
11 蓋体
12 支持凸部
13 保持孔
15 嵌合部
17 支持軸
18 弾性部材
21 案内溝
22 係合突起
23 ロック機構
33 カム機構

Claims (7)

  1. 容器本体(1)と容器本体(1)の上端開口を開閉自在に塞ぐ蓋体(11)とを備え、容器本体(1)又は蓋体(11)の一方に、互いに離間した一対の支持部(6)が設けられ、容器本体(1)又は蓋体(11)の他方に、一対の支持部(6)間に配置される支持凸部(12)が設けられ、支持凸部(12)と一対の支持部(6)との間に支持軸(17)がそれぞれ設けられて、容器本体(1)に対して蓋体(11)が一対の支持軸(17)廻りに開閉自在とされた容器の開閉装置であって、
    前記一対の支持軸(17)のうちの少なくとも一方は、支持凸部(12)に外方の支持部(6)に向けて出退移動自在に保持され、この出退移動自在に保持された支持軸(17)を外方に向けて付勢する弾性部材(18)が設けられ、少なくとも一方の支持部(6)の内端側に、前記出退移動自在に保持された支持軸(17)の外端部を嵌合する嵌合部(15)が設けられていることを特徴とする容器の開閉装置。
  2. 前記支持軸(17)と嵌合部(15)との間に、前記弾性部材(18)の付勢力を利用して、蓋体(11)を開く方向に動作させ、蓋体(11)を閉まる方向に動作させ、又は蓋体(11)を任意の開閉位置で停止可能とする蓋体開閉補助手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の容器の開閉装置。
  3. 支持軸(17)と嵌合部(15)との間に、蓋体(11)が閉塞位置に近づいたときに前記弾性部材(18)の付勢力により蓋体(11)を閉まる方向に動作させるカム機構(33)が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の容器の開閉装置。
  4. 支持軸(17)と嵌合部(15)との間に、蓋体(11)が所定の開放位置に近づいたときに前記弾性部材(18)の付勢力により蓋体(11)を開く方向に動作させるカム機構(33)が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の容器の開閉装置。
  5. 支持軸(17)と嵌合部(15)との間に、容器本体(1)に対して蓋体(11)を任意の開閉位置で停止可能とする接触抵抗が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の容器の開閉装置。
  6. 支持凸部(12)に、支持軸(17)を出退移動自在に保持する保持孔(13)が設けられると共に、保持孔(13)に連通する案内溝(21)が支持軸(17)出退方向に設けられ、支持軸(17)出退方向に移動自在でかつ支持軸(17)が保持孔(13)から抜脱しないように案内溝(21)に挿通される係合突起(22)が支持軸(17)に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の容器の開閉装置。
  7. 前記支持軸(17)と弾性部材(18)とが連結されていることを特徴とする請求項1に記載の容器の開閉装置。
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