JP2007538253A - 電力擾乱検出回路及び方法 - Google Patents
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Abstract
交流電流(AC)供給において乱れを検出するための方法及び装置が開示される。方法は、供給されるAC電圧と、該供給されるAC電圧の夫々の周期の少なくとも一部の閾値電圧との間の関係を示すステップを有する。供給される交流電流(AC)において乱れを検出するための回路が提供される。当該回路は、供給されるACの供給源へ結合された閾値検出器を有する。閾値検出器は、供給されるACの夫々の周期の少なくとも一部に関して、閾値レベルに対応する前記供給されるACレベルの関係を示す信号を供給する。
Description
本発明は、概して、交流電流(AC)電源と、更に具体的には、電動式の装置及びシステムのための電力擾乱検出回路とに関する。
多数の電子及び電気装置、例えば、パーソナル・ビデオ・レコーダ(PVR)、セットトップ・ボックス(STB)、パーソナル・コンピュータ(PC)などのような記録装置は、重大なシステム動作を完了するために、擾乱のない交流電流(AC)から派生した電力に依存する。AC電源は、様々な長期間にわたる一時的な乱れに悩まされることがある。ここで用いられる用語「電力擾乱」は、如何なる電気、電子機械又は電子装置に対するAC電力入力の如何なる許容範囲外の状態をも言う。許容範囲外の状態は、電圧変動範囲外の状態を含む。電力擾乱の例は、入力電力の周波数及び/又は振幅における変動を含む。前者は、通常、満足させるように安定であるが、振幅変動はしばしば発生する。残念ながら、幾つかの場合で、AC電力が完全に失われる。
コンピュータシステム、セットトップ・ボックス、PVR、DVD及びCDレコーダなどは、通常は、プログラム及びシステム情報を記憶するために様々なメモリ装置を用いる。メモリ装置は、ハードディスクドライブ、記録可能ディスク、半導体メモリ装置などを含む。停電、電力低下、又は他の擾乱は、いつでも起こりうる。電力がメモリ書き込み動作の途中で乱されると、メモリ内のデータは、時々破損する。ある場合には、装置は、電力擾乱の後に動作に失敗する。例えば、コンピュータは、時々、電力擾乱が書き込み動作を中断した場合に、メモリに記憶された重大なシステム情報が破損してしまったことにより、起動に失敗する。更に、多数の電子機械装置は、重大な機械動作を完了するために、擾乱のない電力に依存する。従って、電力擾乱に対する脆弱性は、多数の電子、電気及び電子機械装置にとって問題であり続ける。
ある従来システムは、差し迫った電力擾乱を示すための早期電源異常(EPF)警告回路を用いて問題を解決するよう試みている。既存のEPF警告アプローチは、通常、擾乱を検出するために、電源出力の電圧監視に依存する。このアプローチは欠点を有する。例えば、スイッチモード電源は、その入力キャパシタに保持された電荷により、入力AC電圧降下の後暫くの間は電圧変動範囲に留まりうる。従って、出力電圧レベルの低下に基づく如何なる警告も、対応する電力擾乱の実際の発生からの時間の遅れを伴う。この遅延時間は、通常、入力キャパシタの放電時定数の関数である。この遅延時間のために、先行技術のアプローチは、しばしば、AC電力擾乱の適切な事前警告を提供することに失敗する。
従って、低減された遅延時間で電力擾乱を示すことが可能な回路及び方法が必要とされる。
本発明は、交流電流(AC)供給において乱れを検出するための方法及び装置を提供する。本発明の方法は、供給されるAC電圧と、前記供給されるAC電圧の夫々の周期の少なくとも一部の閾値電圧との間の関係を示すステップを有する。供給される交流電流(AC)において乱れを検出するための回路も提供される。当該回路は、供給されるACの供給源へ結合された閾値検出器を有する。前記閾値検出器は、前記供給されるACの夫々の周期の少なくとも一部に関して、閾値レベルに対する、供給されるACのレベルの関係を示す信号を供給する。
以下、本発明の実施例について、添付の図面を参照して更に詳細に説明する。
本発明は、AC入力電力の擾乱を検出する。ここで用いられる用語「電力擾乱」は、AC電力信号の如何なる許容範囲外の状態をも言う。この明細書の目的のために、用語「許容範囲外」は、AC電源入力のパラメータが装置の適切な動作のための所定の制限の外側にある如何なる状態をも言う。本発明の実施例に従って、制限は、少なくとも1つの閾値によって定められ、それらの適切な選択及び回路部品のサイジング、例えば、抵抗値及びダイオード定格に従って実施される。AC電力信号は、数ある可能な指標の中でも、ACピーク電圧、AC実効値(RMS)電圧、AC平均電圧、ACピーク・ツー・ピーク電圧、及び周波数を含む様々なパラメータによって特徴付けられ、測定される。本発明は、上記指標のうちの少なくとも1つに従ってAC電力信号において乱れを検出することに関する。本発明の一実施例では、電力擾乱の検出は、擾乱の後の1つの交流電流周期時間の中で起こる。
図1は、本発明の一実施例に従う電力擾乱検出回路100を有する装置200のブロック図である。装置200は、装置の少なくとも1つの機能に関してAC電力に依存する如何なる装置をも表す。本発明の実施例において、装置200は、セットトップ・ボックス、コンピュータ、DVDレコーダ、PVR、テレビ受像機及び類似の電子機器を有するグループから選択される。本発明の一実施例では、電力擾乱検出回路100は、AC電源197の中で実施されている。AC電源197は、多数の電子装置において普通に知られており、供給源105によって供給されるAC電力に基づいて、装置200の動作のための、調整された電圧199を供給する。
本発明は、装置200の内側又は外側の検出回路の如何なる特定の配置にも依存しない。むしろ、本発明は、AC電源105へ装置200を結合するために都合の良い如何なる位置での実施にも適する。
表された実施例では、回路100は、信号検出器及び分析器150へ結合された閾値検出器110を有する。AC電源105は、閾値検出器110の入力106へ結合されている。入力106は、また、電源197へ入力されるAC供給へ結合されている。供給入力106でのAC電力の存在に関連する信号は、出力130で閾値検出器110によって供給される。本発明の実施例に従って、閾値検出器110は、擾乱のないAC波形が入力106に存在する場合を示すための「閾値」信号を供給する。擾乱を伴うAC波形が入力106に存在するならば、出力130での閾値信号は、その擾乱に応答する。本発明の一実施例では、閾値信号は、閾値に対する、入力AC波形の夫々の周期の少なくとも一部の関係を表す。
本発明の実施例では、閾値信号は、出力130で供給されるパルス列(例えば、図3のパルス列304)を有する。一実施例では、パルス列は、AC入力電力波形の夫々の周期の少なくとも一部に対応するパルスを有する。120Hzのパルス列が、擾乱のない60周期のAC入力波形を表すところの本発明の一実施例において、閾値を下回る振幅低下、即ち、擾乱は、擾乱の後の入力波形の一周期内に検出される。即ち、擾乱は、約8.33ミリ秒(ms)又はそれ以下で検出される。
信号検出器及び分析器150は、閾値検出器110によって供給される閾値信号を監視する。入力106でAC波形の夫々の連続した周期の少なくとも一部が閾値を超えている限りは、信号検出器150は、出力170で、擾乱のないAC電力の対応する指示を供給する。閾値信号のパルスに対するAC入力波形の対応については、以下で更に説明する。
本発明の一実施例では、擾乱のないAC入力電力の出力170での指示は、2つの可能な論理状態の1つを有する論理レベル信号である。他の可能な論理状態の存在は、擾乱を伴うAC入力電力状態を示す。本発明の代替の実施例において、出力170は、例えば、ステータス・コードのようなコードを表す複数のビットを有する。その場合に、夫々のステータス・コード設定は、AC入力電力の対応する特定の擾乱状態を表す。本発明の他の実施例は、出力170での信号の他の形式を考慮する。本発明は、AC入力電力に関連する様々なステータス状態及び統計的指標の様々な指示並びに表示を考慮する。このような表示及びステータスは、出力130での閾値信号の評価に基づく。
出力170は、装置200の他の回路へ供給される。本発明の実施例では、出力170は、装置200の電力関係安全回路198へ供給されている。本発明の一実施例に従って、出力170は、記録装置のメモリ書き込み動作を制御する処理装置152へ供給される。電力擾乱の指示を受け取ると、処理装置152は、進行中の如何なるメモリ動作にも重大な動作を完了させる。本発明の実施例に従って、このような指示は、メモリ動作が重大な動作を完了するのに十分な時間を提供する。更に、指示は、調整された電源出力が、その調整された許容範囲制限の外側に落ちる前に生ずる。
本発明の一実施例に従って、AC電源105は、アメリカ合衆国全域の家庭及びビジネスで普通に知られる従来の120V、60周期の電源である。しかし、当業者には、本願明細書を読むことにより、本発明が如何なる特定の電源AC電圧又は周波数にも適用範囲又は用途を制限されないことは明らかである。むしろ、本発明は、如何なる種類のAC電力信号でもAC電力擾乱を検出ために実施されうる。
図2は、本発明の実施例に従う図1の閾値検出器110を実施する回路の概略図である。閾値検出器110は、光結合器112と、電圧調整ダイオード119及び120と、抵抗器121によって表される入力電流制限抵抗とを有する。抵抗器117によって表される任意的な抵抗が示されている。抵抗器117は、更なる閾値電圧調整を提供する。示される実施例では、抵抗器117は、光結合器112の入力に並列である。本発明の一実施例において、光結合器112は、市販されているオプト・カプラを有する。適切なオプト・カプラの一例は、シャープ(登録商標)から市販されている部番PC81410NSZである。本発明の一実施例では、ダイオード119及び120は、ツェナーダイオードを有する。本発明の実施例において、ツェナーダイオード119及び120は、100V、0.5Wのツェナーダイオードである。
図2に表される本発明の実施例に従って、閾値検出器110は、出力130で120Hzのパルス列を供給する。本発明の実施例では、パルスは、論理レベルパルス(例えば、118で示された約3.3VのVcc)を有する。パルス列は、入力する60Hz、120VのAC波形に基づいて検出器110によって発生する。
説明のために、以下、AC電力入力が、通常、毎秒60周期で交互する120VRMSであるところの本発明の実施例について述べる。本例では、所望の閾値は、70VRMSである。図2に従って、AC電源105は、オプト・カプラ112の両端に印加されている。ツェナーダイオード119及び120は、オプト・カプラ112及び電源105に対して直列関係に位置する。20kΩの抵抗器121は、オプト・カプラ112を流れる電流を制限する。ツェナーダイオード119及び120は、100Vピークの絶縁破壊電圧定格と、0.5W電力定格を有するよう夫々定められる。任意の抵抗器117は、1.2kΩの値を有する。
AC電圧に対するツェナーダイオードの一般的な応答は知られており、ここでは詳細に述べない。ツェナーダイオード119及び120は、それらの定格の絶縁破壊電圧に基づいて、印加されたAC電圧波形の一部に関して、オプト・カプラ112に電流が流れることを妨げる。本発明の実施例に従って、閾値検出器110は、100Vピークの閾値を有する。従って、電流フローは、入力波形が少なくとも約100Vピークに達するまで妨げられる。電流は、AC電圧が、周期の正負両方の部分で約100Vピークを越えるところの夫々の周期の一部に関して、オプト・カプラ112を流れる。ツェナーダイオード119及び120は、電圧の絶対値が閾値を超える場合に、印加されたAC電圧波形の一部の間、電流がオプト・カプラ112を流れることを許す。この場合に、閾値は100Vピークである。従って、電流は、印加電圧が+100Vピークを越え、−100Vピークを下回る場合に、オプト・カプラ112を流れる。100Vピーク電圧は、約70Vの実効電圧に対応する。オプト・カプラ112を流れる電流は、130で論理レベル出力信号を供給するように出力130へ結合されている。
本発明の如何なる所与の電子装置のための所望の閾値も、様々な設計検討に基づいて選択される。これらの検討は、当業者の範囲内にある。従って、閾値は、表されている回路の閾値から調整可能である。閾値を調整する1つの方法は、抵抗器117の値を除去又は変更することである。他の方法は、ツェナーダイオード119及び120に他の絶縁破壊電圧値を選択することである。
本発明の代替の実施例において、単方向LED113を伴うオプト・カプラ112が使用されうる。単方向LEDを用いる実施例では、外側のダイオード、例えば、シリコンダイオードは、オプト・カプラ112の内側のLEDと並列に置かれて、陽極から陰極へ及び陰極から陽極へと接続される。単方向LEDにより、出力信号130は、60Hzのパルス列を有する。従って、最小検出時間は、約8.33msから約16.66msへと2倍になる。
出力信号130は、信号検出器及び分析器150へ結合されている。本発明の実施例に従って、信号検出器及び分析器150は、処理装置151を有する。明らかに、閾値検出器回路110に時定数は必ずしも存在しない。従って、出力130での120Hzのパルスは、入来するAC電圧の擾乱に実質上即座に応答する。本発明の一実施例に従って、回路110を有する要素は、およそ65VRMSの閾値を提供するように選択される。
120Hzのパルスは、信号検出器及び分析器150へ結合される。本発明の一実施例に従って、信号検出器及び分析器150は、処理装置151を有する。本発明の様々な実施例に従って、処理装置151は、受信機のASIC又は復号回路に内蔵される。本発明の一実施例では、信号検出器及び分析器150は、例えば、パワーダウン動作のような開始動作によって、検出された擾乱に応答する。
ある場合に、一時的な電力擾乱の発生に関して信号検出器及び分析器150の応答時間を変更することが好ましい。ある一時的な電力擾乱は無害である。例えば、擾乱の存続期間は、時々、調整された電源出力の応答時間よりも短い。擾乱検出回路100が非常に速く応答するならば、例えば、ハードディスク記録のようなクリティカル処理は、不必要に停止される必要がない。回路100が非常にゆっくりと応答するならば、重要なデータは、電力異常時に破損しうる。
従って、本発明の一実施例に従って、検出器150の応答は調節可能である。例えば、工場調整は、信号検出器及び分析器150の応答時間を設定する。他の実施例では、ユーザが、オペレータ制御を介して信号検出器及び分析器150の応答時間を設定する。本発明の他の実施例では、信号検出器及び分析器150の応答時間は適応可能である。即ち、処理装置151は、閾値検出器110の出力、例えば、閾値検出器110の130での出力の特性を監視する。処理装置151は、出力の監視された特性に基づいて1又はそれ以上の動作を開始する。処理装置151により監視されるべき1つの特性の一例は、ここでは、信号デバウンス(debounce)間隔と呼ばれる。ここで使用されるように、用語「信号デバウンス間隔」とは、閾値を下回る複数の連続した移行が起こるところの時間の間隔を言う。本発明の適応可能な実施例では、処理装置151は、同じデバウンス間隔を有する過去の連続する移行に一致するデバウンス間隔を有する将来の連続する移行を無視するよう覚える。言い換えると、過去の擾乱パターンが、許容範囲外の調整された供給電圧を生じさせなかった場合には、処理装置151は、将来に発生する、一致する擾乱パターンの検出に応答して動作しない。本明細書を読み、本発明の原理を理解することにより、擾乱パターンを識別する又は覚えるよう処理装置をプログラムすることは、プログラミング分野における通常の知識を有する者の能力範囲内である。
本発明の代替の実施例において、信号検出器及び分析器150の処理装置151は、AC擾乱の発生の周波数、存続期間、及び他の特性に関して統計値を集めて記憶するように、信号検出器及び分析器150によって供給されるパルス列を監視する。統計値は、信号検出器及び分析器150によって開始された動作を適合させるために処理装置151により用いられる。例えば、処理装置151は、信号検出器及び分析器150に、過去の擾乱特性と、装置200への書き込み動作のための対応する結果との間の記憶された関係に基づいて、ハードディスクドライブの書き込み動作を終了させる。他の実施例では、信号検出器及び分析器150は、擾乱特性と、装置200への調整された供給電圧との間の記憶された関係に基づいて動作を開始する。
図3は、従来のセットトップ・ボックスによって発生したEPF信号を表すEPF信号302のグラフ表示である。真ん中のトレース304は、図1の閾値検出器110からの120Hz出力130を表す。下のトレース306は、供給された60HzのAC電力波形を表す。従来のEPF警告応答パルス307と、(309で示される)60HzのAC電力の停止との間の差Δ1は、約100msよりも大きい。しかし、著しい遅延は、309で示されている60HzのAC電力の停止と、(305で示された)120Hzのパルスの停止との間には発生していない。本実施例では、60HzのAC電力信号306の夫々の全体周期は、120Hzの検出信号304の2パルスに対応する。このように、検出信号304は、実質上遅延を伴わずに電力信号306を追跡する。
図4は、本発明の実施例に従う図1の閾値検出回路110によって供給される閾値信号404のグラフ表示である。図4の406で示されるように、60HzのAC波形409は、2周期の間に120Vrmsから65Vrmsまで振幅が減少し、その後120Vrmsに戻る。本例は、60HzのAC入力電圧における一時的な低下を描く。更に具体的には、入力信号409は、図2の例となる回路に対して選択された検出閾値を下回るレベルまで低下する。65Vrms(91.9Vピーク)は、例となる回路の閾値を下回るので、閾値検出器110の出力130は、2周期407の間高くなる。閾値検出器110の論理高出力は、図4の407で表される。
電力信号409が閾値を下回る間に、閾値信号404は、論理レベルで一定のままである。言い換えると、信号404のパルスは止まる。電力信号409が閾値を上回るレベルへと戻ると、信号404のパルスが再出現する。
同様に、120Vrmsから75Vrmsへの2周期の間の低下が、図5で表される。図5は、図1の閾値検出回路100によって供給された信号501のオシロスコープ表示を表す。図5の505で一般的に示されるように、AC入力電圧での一時的な低下が発生する。75Vrms(106Vピーク)は、回路の閾値領域内であるから、501での出力は、2周期のほとんどの間、高い。しかし、負のスパイクの形での変動が507で生ずる。
同様に、120Vrmsから85Vrmsへの2周期の間の低下が、図6で表される。図6は、図1の閾値検出回路100の出力を601で示す。85Vrms(120Vピーク)は、回路の閾値を上回るから、閾値検出器110の出力は、これらの2周期の間、実質上不変である。
上記は本発明の好ましい実施例を対象としている一方、本発明の他及び更なる実施例が、その基本的な適用範囲を損なわない範囲で考えされても良く、その適用範囲は、特許請求の範囲によって定められる。
Claims (10)
- 供給される交流電流(AC)入力波形の夫々の周期の少なくとも一部と閾値との間の関係を示す信号を供給するステップを有する、AC供給入力において乱れを検出する方法。
- 前記信号を供給するステップは、前記供給されるAC入力波形の夫々の周期に関して、前記閾値を超える前記波形の少なくとも一部を検出するステップを有する、ことを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記信号の特性を解析するステップを更に有する、請求項1記載の方法。
- 前記信号は、論理レベル信号である、ことを特徴とする請求項2記載の方法。
- 前記信号は、前記閾値を超えるAC波形の周期の少なくとも一部に夫々が対応する複数のパルスを有する、ことを特徴とする請求項4記載の方法。
- 前記解析するステップは、統計値を集め、前記集められた統計値に基づいて少なくとも1つの活動を開始するステップを有する、ことを特徴とする請求項3記載の方法。
- 供給される交流電流(AC)において乱れを検出するための回路であって、
前記供給されるACの供給源へ結合された閾値検出器を有し、
該閾値検出器は、前記供給されるACの夫々の周期の少なくとも一部に関して、閾値レベルに対する前記供給されるACのレベルの関係を示す信号を供給する、
ことを特徴とする回路。 - 前記閾値検出器へ結合された信号検出器を更に有し、
該信号検出器は、前記信号に基づく決定を供給する、
ことを特徴とする請求項7記載の回路。 - 前記閾値検出器は、前記供給されるAC波形の電圧が前記閾値を超える場合に、光結合器に電流を流して前記信号を供給するよう構成された電圧レギュレータを有する、ことを特徴とする請求項7記載の回路。
- 前記信号は、論理レベルパルスである、ことを特徴とする請求項9記載の回路。
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