JP2007537466A - 折畳み式投影スクリーンシステム - Google Patents

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Abstract

移動式架台(10)の上、または移動式架台に装着可能な折畳み式投影スクリーンシステムであって、そのシステムは折畳み位置と立上げ位置との間で移動可能な可撓性の投影スクリーン(16)を備え、そこではスクリーン(16)が、略平坦なスクリーン面をもたらすために、支持装置(14、15)、及びスクリーン(16)上に立上げ位置において動作可能なスクリーン伸張機構(64、40、56)によって支持される。別の実施形態では、ローラと、立上げ位置においてスクリーン全体にわたって、及び前縁と後縁との間に張力を与える機構とを有し、その機構がブレーキデバイス及び駆動装置を備える、折畳み式投影スクリーンシステムの可撓性投影スクリーン用の装着アセンブリが開示されている。

Description

本発明は、折畳み式投影スクリーンシステム、一般には(限定されないが)野外の映画、コンサート、ラリー、広告、標識等を含む野外で投影する用途で使用されるスクリーンシステムの改善に関する。
本出願人は、以前に特許出願第87307/01号で開示される折畳み式投影スクリーンアセンブリを開発した。
この発明は、上述した先の出願に記載されたスクリーンアセンブリに改善を施すことを目的としている。
本発明の第1の態様によれば、移動式架台上または移動式架台に装着可能な折畳み式投影スクリーンシステムが提供され、そのシステムは、
折畳み位置と立上げ位置との間で動かすことができる、支持装置によって支持される可撓性の投影スクリーンと、
支持装置に加えて、略平坦なスクリーン表面を提供する、立上げ位置においてスクリーン上に動作可能なスクリーン伸張機構とを備える。
有利なことに、支持装置に加えて機能する、スクリーン伸張機構を提供することによって、略平坦なスクリーン表面を得ることができる。知られた折畳みシステムでは、スクリーンがある寸法に達すると、スクリーンの固有の可撓性により、平坦なスクリーン平面を提供することが困難になる。本出願人は、投影スクリーンの可搬性を提供しながら、(たとえば、永久的にスクリーンに実装して寸法が相応な)大型の映像用スクリーンを使用することを可能にする、スクリーン伸張機構を開発した。更に、風を含む空気の動きにより大きな耐久力を有し、構造的により安定し強度のある、伸張されたスクリーンが提供できる。
スクリーン伸張機構は、
(a)使用時にスクリーン全体にわたって更に伸張させるために、スクリーンの両側に作用する側方機構(lateral mechanism)、及び/または、
(b)使用時にスクリーン全体にわたって更に伸張させるために、スクリーンの上方及び下方縁部に作用する機構を備えることができる。
本出願人は、これらの伸張機構のどちらかまたは両方が略平坦なスクリーン表面を提供するのに使用できることを発見した。組合せで使用される場合(すなわち側方及び上下方向の両方の伸張がスクリーンに加えられる場合)、非常に安全で、安定性があり、平坦な立上げ式スクリーンを実現することができ、更に可搬性の高いスクリーンが提供できる。
(a)での機構は一般に、上方と下方のスクリーン縁部の間の中央に位置する使用時の中心線のところで最大の付加張力を与え、その張力は次第に減少して上方及び下方のスクリーン縁部近傍の最小の付加張力になる。たとえば、(a)では付加張力は、1つまたは2つの湾曲したケーブルによって提供され、そのケーブル、または各ケーブルは、伸張されたとき、各ケーブルがスクリーン全体にわたって加えられる付加張力を生じるように、スクリーンそれぞれの側縁部の中または側縁部に配置される。更に、(a)では、各ケーブルは、スクリーンの側縁部に画成されるそれぞれの湾曲したポケット内に配置することができ、ポケットは、所望の湾曲をケーブルに与えるような形状にできる。本出願人は、スクリーンの曲げまたは撓みが最も起こりやすい、スクリーンの中央の水平領域のところに最大の付加張力を与えることによって、平坦なスクリーンの維持が最適にされることを明らかにした。
(b)での機構は、スクリーンの上方と下方の縁部の間でスクリーン全体にわたって延びる張力差(differential tension)領域を生じる可能性があり、たとえば、上方と下方のスクリーン縁部の間を延びる1つまたは複数の使用時の垂直の張力帯域をもたらし、その1つまたは複数の垂直の張力帯域は上方及び下方のスクリーン縁部の間を延びる隣接する帯域よりも高い付加張力を有する。たとえば、(b)では、1つまたは複数の垂直張力の帯域が、スクリーンの下方縁部が架台に装着されたところの付近に生じる可能性がある。更に、(b)では、スクリーンの下方縁部がローラに装着可能であり、1つまたは複数の垂直張力の帯域が、ローラが架台に装着されたところの付近に生じる可能性がある。
上方と下方のスクリーンの縁部の間を延びる張力差領域を与えることで、スクリーンは折畳み位置へのスクリーンの巻上げを向上させることもできる(すなわち、本出願人は驚くべきことに、スクリーンに皺ができる、または不均等に巻き上がるいかなる傾向も張力差領域が与えられた場合に改善または無くすことができることを発見した)。同時に、張力差領域は、スクリーンの撓みまたは折れ曲がりを同様に最小限に抑えるために、スクリーンの中央領域を通って延びるように配置できる(たとえば、張力差領域は、スクリーンの張力の線または帯域の形をとることができ、従ってスクリーンを通って延びる当て木または補強ストリップと同様に機能することができる)。
スクリーン伸張機構(b)は、下記に定義されるような第7番目の態様の機構によっても提供可能である。
更に、(b)では、ローラが軸受けアセンブリを介して架台に装着できる。ローラは、2つの点で軸受けアセンブリに連結でき、各点はローラのそれぞれの端部からの挿入部であり、そこから離れてスクリーンを垂直に延びるように、垂直張力の帯域がそれぞれの点の付近に画成される。各点は、ローラ装着ディスクに関連して画成可能であり、そのディスクは、その周辺部の周りでローラの内側表面に装着され、シャフトが軸受けアセンブリで回転の支持のためにローラを超えて各ディスクから外側に延出する。
本発明の第2の態様によれば、折畳み式投影スクリーンシステムで使用するためのスクリーン伸張機構が提供され、その機構は本発明の第1の態様に定義されるようなものである。たとえば、スクリーン伸張機構は、既存の折畳み式投影スクリーンに後付けすることができる。
本発明の第3の態様によれば、折畳み式投影スクリーンシステムでの可撓性投影スクリーン用の装着アセンブリが提供され、そのアセンブリでは、スクリーンが折畳み位置と立上げ位置との間で移動可能であり、そのアセンブリは、
折畳み位置においてスクリーンがその上に巻かれ、立上げ位置に移動するとき、そこからスクリーンが巻き解かれるローラと、
折畳み位置と立上げ位置との間でスクリーンが移動する間ローラを支持するための軸受けアセンブリとを備え、
スクリーンがローラの上に巻かれると、そこでの1つまたは複数の皺の形成が改善されるような様式でローラが軸受けアセンブリに装着される。
本出願人は、驚くべきことに、ローラが軸受けアセンブリに装着される方式は、ローラの上に巻かれたスクリーンがローラの作動中に捕捉される方式に影響を与えることができることを発見した。本出願人は、スクリーンがその中央領域で折れ、または撓む傾向に伴って、スクリーンの巻上げ中に皺が形成されることになる、より大型のスクリーンに関するこうした問題を認識するようになった。有利なことには、ローラの端部からはめ込まれた少なくとも1つのローラ装着点を配置することにより、巻上げ中にスクリーンに皺ができる傾向が改善される。更に、スクリーンは、巻上げ中にローラに中心を合わせたまま維持することが可能である。
一般に、少なくとも2つのはめ込まれた装着点(ローラのそれぞれの端部に1つ)が設けられ、それによって、スクリーンが巻き上げられるとスクリーンに2つの「捕捉」点を提供する。
一般には、ローラは第1の態様に定義される様式で軸受けアセンブリに装着され、垂直の張力帯域によってスクリーンでの皺の形成が改善される。
本発明の第4の態様によれば、折畳み式投影スクリーンシステムでの可撓性投影スクリーン用の装着アセンブリが提供され、そのアセンブリは、移動式架台の上、または移動式架台に装着可能であり、そこではスクリーンが折畳み位置と立上げ位置との間で移動可能であり、そのアセンブリは、
折畳み位置においてスクリーンがその上に巻かれ、立上げ位置に移動するとき、そこからスクリーンが巻き解かれるローラと、
スクリーンが折畳み位置と立上げ位置との間で移動する間、ローラを支持するための軸受けアセンブリとを備え、
ローラの入替えを可能にするために、軸受けアセンブリから解放可能であるアセンブリ。
ローラの入替えを可能にすることで、スクリーンが入替え可能である折畳み式連結スクリーンシステムが提供可能である。たとえば、前方照光スクリーンではなく背面照光スクリーンが所望される場合にシステムが使用されると、半透明のスクリーン材料が必要であり、次いで第4の態様の装着アセンブリがローラの入替えを容易にできるようにする。更に、ローラは、点検、修理、交換、またはたとえば画像がその上に既に配置されている看板の使用が望ましい場合に入替え可能である。この点で、システムは広告板、標識等として容易に機能することができる。
従って、本明細書全体を通じて、用語「投影スクリーン」は、広義に解釈され、画像が既にスクリーン上に予め定められているスクリーンも含むことができる。
一般に、ローラはその両端で軸受けアセンブリに装着され、ローラが摺動されて軸受けアセンブリと係合し、またはそこから離脱することができるように、軸受けアセンブリの一方の端部の一部分が移動可能である。第4の態様によるアセンブリは、その他の点では第3の態様に対して定義されるようなものであることができる。更に、第3及び第4の態様によるアセンブリは、第1の態様の折畳み式投影スクリーンシステムに使用可能である。
本発明の第5の態様によれば、移動式架台上または移動式架台に装着可能な折畳み式投影スクリーンシステムが提供され、そのシステムは、
架台に装着可能であり折畳み位置と立上げ位置との間で移動可能である1つまたは複数の支持部材と、
少なくとも2つの可撓性の投影スクリーンであって、それぞれが、折畳み位置と立上げ位置との間で移動可能であり、各スクリーンが1つまたは複数の支持部材に装着可能であるスクリーンとを備える。
システムに少なくとも2つの可撓性の投影スクリーンを設けることで、様々な投影のシナリオが有利に遂行できる。たとえば、使用時の前面スクリーンが前面照光で投影された画像に対して使用可能であり、それに対して、使用時の後面スクリーンが背面照光画像を受けるのに使用可能である。スクリーンは、同時に立ち上げられることが可能であり、たとえば前面スクリーンは、後方スクリーンの一部分を表すために部分的に立ち上げられることが可能である。あるいは、各スクリーンは、同時に立ち上げられることが可能であり、前方の投影画像は、聴衆が同じまたは異なる画像を架台のどちらの側でも見ることができるようにその上に投影される。
少なくとも2枚のスクリーンが互いに平行であることが最適であるが、複数のスクリーンが、いくつかの幾何学形状の図形にして使用でき、たとえば3枚のスクリーンが三角形の形状に配置することができ、4枚のスクリーンが正方形または長方形等に配置することができる。従って、多様な効果が達成可能であり、時間の節約も達成可能である。更に、一方のスクリーンが点検または修理中の間、他方のスクリーンが容易に使用できる。
一般に、第5の態様によるシステムは、立上げ位置にある各投影スクリーンを(たとえば一度に1つ)支持できる2つの支持部材を備える。あるいは、システムは、各投影スクリーンを立上げ位置に支持するための2つのそれぞれの支持部材を備えることができる。これに関連して、ちょうど2つの支持部材が複数のスクリーンを支持するために使用可能であり、各スクリーンが2つの支持部材に関連付けられた持上げ装置に連結可能/分離可能である。あるいは、各スクリーンは、それ自体の組の2つの支持部材を有することができるが、この後者の構成は、より複雑で費用がかかり、ただし、同時に立ち上げられた2つ以上のスクリーンを有することが望ましい場合に使用可能である。
一般に、第5の態様によるシステムは、前方に投影される画像をその上に受けるための使用時の前方スクリーン、及び後方に投影される画像をその上に受けるための使用時の後方スクリーンの2つのスクリーンを備える。
第1または第5の態様によるシステムでのそのスクリーンまたは各スクリーンは一般に、立上げ位置において、架台から離れて配置された1つまたは複数のプロジェクタからその上に画像を受けるようになされている。あるいは、1つまたは複数のスクリーンは、スクリーンが広告看板、標識等として機能できるように、その上に予め印刷された、または塗装された画像を有することができる。
第1または第5の態様によるシステムは一般に、折畳み位置と立上げ位置との間で旋回するために架台にヒンジ式に装着された2つの支持部材を備え、そのスクリーンまたは各スクリーンが立上げ位置にある場合、支持部材の間を延びるように装着可能であるように、支持部材が立上げ位置にある場合に離れて配置される。従って、スクリーンとその支持具は両方とも、搬送、収納等のために、折り畳み可能である。
第1または第5の態様によるシステムでは、スクリーンは一般に、その折畳み位置に、たとえば、スクリーンが折畳み位置において、その周りに巻かれるばね装備のローラを使用して引戻し可能である。
第1または第5の態様によるシステムでは、そのスクリーンまたは各スクリーンの使用時の上方前縁が、一般にそれぞれの持上げ装置に対するそれぞれの上方の角部に取付け可能であり、持上げ装置はそのスクリーンまたは各スクリーンを折畳み位置と立上げ位置との間で持ち上げ、引き降ろすように構成されている。持上げ装置は一般に、そのスクリーンまたは各スクリーンの前縁に沿って装着された構造部材と、構造部材の両端に取り付けられたケーブルまたはテープと、折畳み位置と立上げ位置との間で、そのスクリーンまたは各スクリーンを持ち上げ、引き降ろすための各ケーブルまたはテープを巻き上げるためのそれぞれのウインチデバイスとを備える。ケーブルもしくはテープのトラック、またはプーリーホイール(pulley-wheel)を各支持部材の端部に設けて、ケーブルまたはテープがそれぞれより容易にその上を摺動しまたは移動できるようにすることができる。
第1または第5の態様によるシステムは一般に、トラスの折畳み位置とトラスの立上げ位置との間で旋回するために、その支持部材または各支持部材にヒンジ式に装着されたそれぞれのトラス支持具を備える。トラスの立上げ位置においては、各トラス支持具が1つまたは複数の音響スピーカ及び/または照明を担持するようになされることが可能である。
第1または第5の態様によるシステムは一般に、架台の上または架台に装着された音響システムも備える。
第1または第5の態様によるシステムは一般に、スクリーンが立上げ位置にある場合、架台を地面の上に安定させるための安定支持具も備える。
第5の態様によるシステムは一般に、第2の態様に定義されるようなスクリーン伸張機構、及び/または第3及び第4の態様に定義されるような装着アセンブリも備えることができる。
本発明によるシステムでは、そのスクリーンまたは各スクリーンは、風のある状況でそれを横切って/それを通って空気の解放を助け、スクリーンの重量の軽減をもたらすように穿孔できる。
第1の態様のシステムでの支持装置は一般に、第5の態様に定義されるような1つまたは複数の支持部材を備える。
本発明の第6の態様によれば、折畳み位置と立上げ位置との間を移動可能な少なくとも1つの可撓性の投影スクリーンを備える折畳み式投影スクリーンシステムに、折畳み位置と立上げ位置との間のその移動を容易にするために1つのスクリーンまたは各スクリーンの前縁に装着するための構造部材が設けられ、構造部材がその長手方向に沿ってトラス型のフレーム構造によって相互連結された少なくとも2つの細長いバーを備える。
用語「バー」は、棒、チューブ、及びその他の細長い部材を含む。構造部材の利用は、スクリーンのより堅固な持上げ及び引降ろしを提供し、隣接する支持部材によってスクリーンの支持をより容易にする。構造部材にトラス型フレーム構造を提供することによって軽量材料から形成される(たとえば、アルミニウム、合金、及びその他の軽量金属等の)堅固な部材が生成可能である。トラス構造は、スクリーンの前縁の曲げ及び撓みも防止し、それによってスクリーンが円滑に持ち上げられ、引降ろされる。更に、システムに2つ以上のスクリーンが使用される場合、各前縁に構造部材を設けることでスクリーンの入替えを容易にすることができる。
一般に、構造部材は、3つの細長いバーを備え、各バーがその長手方向に沿ってそれぞれのトラス型のフレーム構造によってそれぞれの別のバーに相互連結されて、端部から見て三角形の輪郭を有する構造部材を画成する。本出願人は、三角形の輪郭が、構造部材の軽量性を損なわずに構造部材に最適の強度をもたらすことを発見した。一般に、それぞれの細長いバーは、アルミニウム(または合金)チューブ等のチューブである。一般に、各トラス型のフレーム構造は、部材の長手方向に沿って交互の順序で配置された複数のストラットを備え、各ストラットが各バーの長手方向の軸に対してある角度で1つのバーから次のバーに延出して、部材の長手方向に沿って一連のトラス三角形を画成する。ここでも同様に、ストラットは、重量の関係で細くすることができ、なおかつそのトラス型構成が構造部材の強度を最大にする。
第1または第5の態様によるシステムでは、そのスクリーンまたは各スクリーンは、第6の態様に定義されるように、その前縁を構造部材に装着できる。
本発明の第7の態様によれば、折畳み位置と立上げ位置との間で移動可能な前縁を有する少なくとも1つの可撓性の投影スクリーンを備える折畳み式投影スクリーンシステムに、立上げ位置にある場合、スクリーンの前縁と後縁との間にわたって張力を加えるための機構が設けられ、その機構は、前縁がスクリーン折畳み位置に引き戻されるのを防止するためのブレーキデバイス、及び前縁を後縁から離れるように相対的に押すための駆動装置を備え、前縁がそのように押された場合、ブレーキングデバイスが、前縁がスクリーンの折畳み位置へ引き戻されるのを防止するように作動可能であり、それによってスクリーン全体にわたって張力を維持する。
第7の態様の機構は、たとえばスクリーンの前縁を所望の位置にロックするように選択的に作動可能なブレーキデバイスを有利に備える。たとえば、前縁が(たとえばケーブルもしくはつなぎ材によって)スクリーンの後縁から上に離れるように引かれている場合、ブレーキデバイスは、その位置において前縁、またはそこに連結されたケーブルもしくはつなぎ材をロックすることができ、従ってスクリーンの張力を維持する。スクリーンの張力は、略平坦なスクリーンを提供すると共に、スクリーンに構造的な安定性を提供することも支援し、風の作用、意図しない動き、衝突等にスクリーンが耐えるのを補助する。
一般に、駆動装置は、前縁に連結され、前縁を後縁から離れるように押すようになされた駆動部を備える。駆動部は、1つまたは複数のウインチを備えることができ、そのウインチまたは各ウインチがそれぞれのケーブルまたはつなぎ材を介して前縁に連結される。たとえば、駆動部が2つのウインチを備える場合、各ウインチはそれぞれのケーブルまたはつなぎ材を介して前縁のそれぞれのスクリーンの角部に連結できる。更に、そのケーブルもしくはつなぎ材または各ケーブルもしくはつなぎ材は、本発明の第6の態様に定義されるような構造部材を介して前縁に連結可能である。
あるいは、または更に、駆動装置は、後縁に連結され、後縁を前縁から離れるように押すようになされたリトラクタ駆動部を備えることができる。リトラクタ駆動部は、折畳み位置に向かって移動している場合、スクリーンがその上に巻かれるローラアセンブリの一部分を形成することができる。これに関連して、リトラクタ駆動部は、スクリーンが立上げ位置に向かって移動している場合にローラアセンブリから巻き解かれるとき、次第に張力をかけられるばね機構をローラアセンブリに備えることができる。リトラクタ駆動部が、あるいはまたは更に、スクリーンが折畳み位置に向かって巻かれるように、ローラアセンブリに作用するモータを備えることができ、それは、スクリーンの張力をかなり増加させるように作動できる。
一般に、ブレーキデバイスは、そのケーブルもしくはつなぎ材、または各ケーブルもしくはつなぎ材を把持し、その移動を防止するためのそれぞれの組のキャリパブレーキである。あるいは、または更に、ブレーキデバイスは、前縁の後縁からの移動の範囲を定め、または制限する制止部を備えることができる。たとえば、ブレーキデバイスは、引戻しデバイスまたは前縁に対する支持部材のトラックに制止機構を備えることができる。
第7の態様による機構は、本発明による第1の態様に定義されるようなスクリーン伸張機構(b)として有利に機能することもできる。
本発明の範囲内に収まることのできる任意のその他の形式にかかわらず、次に、添付の図面を参照して本発明の好ましい形式を例示によってのみ説明する。
図1から7は、本発明による折畳み式投影スクリーンシステムの順次の立上げを示す。図1は、システムを折り畳んだ(搬送または収納)構成を示し、図7は、それを完全に組み立てた(使用時の)構成のシステムを示す。アセンブリの別の特徴は、図8から10に示される。
図1から7に示されるように、折畳み式投影スクリーンシステムは一般に、トレーラ10を備え、その中に組み込まれる。システムは更に、シャーシ11を備え、そこに車輪アセンブリ12及びトレーラの上部構造13が装着される。トレーラヒッチ11Aがシャーシから延出する。左及び右のスクリーン支持アセンブリ14、15は、トレーラ10の上部構造13にヒンジ式に装着され、図1に示すような折畳み位置と、図4から7に示すようなスクリーン支持位置との間で旋回可能である。システムは、図5から7に示すように、可撓性の投影スクリーン16も含み、そのスクリーンは、折畳み位置と立上げ位置との間で移動可能であり、スクリーン16は、組み立てた位置にある場合支持アセンブリ14、15によって支持される。
次に、折畳み式投影スクリーンシステムの順次の立上げ、及び様々な構成要素を先ず図1から開始して説明する。システムの解体は、実質的に組立て順序の逆であることが理解されるであろう。
図1ではシステムは、完全に折り畳まれた(可搬または収納)構成で示されている。この構成では、支持アセンブリ14,15は、一方が他方の上になって置かれ、トレーラの上部構造13のルーフ17に隣接して実質的に平らに配置決めされている。支持アセンブリは、それぞれのトラスフレーム区画18.19を備え、その区画は、それぞれ支持ポスト20、21の周りを回転するように装着されている。支持ポストは、それぞれのヒンジプレート22、23にヒンジ式に連結されている(プレートは、図示のように平らに折り畳むことができるように異なる長さを有する)。支持ポストは、たとえばそれぞれの液圧ラム24、25によって、ルーフ17に対して平らで全体的に閉じて面する位置(図1)から、ルーフ17に対して直交して延出する立上げ位置(図3から7)に上方に旋回することができる。
現場のトレーラ支持装置は、左前方及び左後方のアウトリガ(outriggers)26及び右前方及び右後方のアウトリガ27、並びに4つの前方及び後方の伸縮自在のストラット(struts)28を備える。アウトリガ26、27は、それぞれのジャッキ26A、27Aを備え、ストラット28は、それぞれの(たとえば液圧の)ラム29を備え、ストラット及びアウトリガは、それぞれ(図1)のシャーシ11のところに、またはその中に収容可能なように装着される。アウトリガ及びストラットは、下記に説明されるように立ち上げられる。
スピーカサブウーハ30、(それ自体の音及び熱が遮断された部屋またはボックス内の)発電機31、ドア33によってアクセスされる音響及び光制御室32、システム制御コンソール35を含む投影スクリーンシステム制御領域34、ドア37によってアクセスされる収納室36、及びモニターされたスクリーン持上げウインチ38もトレーラ10の中に装着されまたは配置される。スクリーンローラ支持領域39が、前面及び後面トラフ(troughs)としてルーフ17に画成され、その中に(下記の)それぞれの細長い前方及び後方スクリーンローラが配置される。トラフは、排水を可能にするように端部の間でわずかに傾斜がつけられている。スクリーンローラ支持領域39の各端部内で、(下記のような)各ウインチ38から延出するそれぞれのスクリーン持上げケーブル40に選択的に係合し、拘束するために、キャリパブレーキも装着されている。
更に、引き出し式スピーカ支持シェルフ41、及び折畳み式スピーカ及び支持シェルフ42がトレーラ10に装着され、後者はそれぞれ、立上げ位置に旋回可能であり、そこでそれらはストラット43(図3)によって支持される。
次に図2を参照すると、トラスフレーム区域19がそのポスト21の周りを回転され、ロック機構(たとえば、1つまたは複数の配置ピン、留め具、ラッチ等)によってその位置にロックされることが理解されよう。これによって、各トラスフレーム区域が、複数のスピーカを装備点44及びコンセント46を備えることが明らかにされる。それらの立上げ位置において、トラスフレーム区域18、19は、そこに取り付けられたスピーカ装備点44及びコンセント46のところに、追加の音響用スピーカまたは照明を必要に応じて有することができる。
次に図3を参照すると、ラム25の作用によって、支持部材15がその立上げ位置に旋回されることが理解されよう。更に、トラスフレーム区域18は、そのポスト20の周りを回転され、ロック機構によってその位置にロックされ、次いで支持アセンブリ14がそのラム24の作用によって立上げ位置に向かって部分的に旋回される。これは、立上げ構成での風の作用等に対して特別に安定性があるようにアセンブリ14及び15を共にリンクするリンクケーブル48を露出させる。
図3では、アウトリガ26及び27がトレーラ10から離れるように旋回式に(たとえば、止め具、ラッチまたはピンロック機構によって)回転し、ロックされたことも理解されるであろう。各アウトリガ上のジャッキ26A、27Aは、それぞれの木製の止め木50(または地面)と接触するために回して降ろされる。ストラット28は、そのそれぞれのラム29によって地面に降ろされ、その固定した使用時の位置においてトレーラに対して更に安定させる支持をもたらす。更に、スピーカの端部支持シェルフ42はそれぞれ、その立上げ位置に旋回され、そこでそれらは、ストラット43によって支持される。
次に図4を参照すると、アセンブリ14が今度はラム24の作用によって、その立上げ位置に旋回されることが理解されよう。更に、左前方及び左後方、並びに右前方及び右後方の安定化ケーブル52、54が今度はそれぞれのターンバックル56を介して伸張される。各安定化ケーブルは、それぞれのアウトリガ26または27と、それぞれの左及び右の支持ポスト20、21の使用時の上端部との間に連結される。ケーブル52、54は、リンクケーブル48と結びついて、アセンブリ14、15に一連の三角支持構成(triangular support configurations)をもたらし、従って、風の作用等に対して立ち上げた構成でアセンブリ14、15の安定度を最大にする。
次に図5を参照すると、今度はモータ駆動のスクリーン持上げ用ウインチ38が作動されて、スクリーン16を部分的に持ち上げるために、それぞれのケーブル40を引き出し、巻き上げることが理解されよう。これに関連して、各ケーブル40は、そのそれぞれのウインチ38から延出し、領域39の各端部に配置されたそれぞれのキャリパブレーキを通って、また、それぞれの支持ポスト20、21を通って、ポストの上端部にある開口を出る(一般にその場所で軸受け面、たとえばトラック、プーリ、または回転軸受け等を超えて出る)。次いで各ケーブルは、(図8及び10に更に詳細に示す)細長い三角トラス(tri-truss)部材56のそれぞれの端部に連結され、その部材は、スクリーン16の前縁部58に沿って連結され、図示のように各支持ポスト20、21のそれぞれのトラックで間に延出し、それに沿って摺動するように装着される。スクリーン16は、三角トラス部材56に隣接した強化された前縁部60、及び強化された側縁部62を備え、それによって、スクリーン16を持ち上げて定位置にし、使用時にそれを略平坦な構成に保持するのを助ける。
次に図6を参照すると、スクリーン16が定位置に完全に持ち上げられたことが理解されよう。各側縁部62が、そこを通って延びる、ある長さの湾曲したケーブル64を有することも理解される。ケーブル64は一般に、側縁部領域に画成された、適切な形状にされた細長いポケットに保持され、または領域62に固定、クリップ留め、接着等ができる。ケーブルレングス(cable length)64の上方端部は、三角トラス部材56の下側面に連結され、ケーブルレングス64の下方端部は、スクリーン用のローラ、またはトレーラルーフの装着点に連結される。
本発明によれば、張力がスクリーンの上端部に加えられた場合、部材56上のウインチで引き締められたケーブル40の動作によって、ケーブルレングス64がそれに応じて伸張され、スクリーン16の水平領域が引かれていっぱいに張るようになり、従って、スクリーン16を平らにし、スクリーンが曲がり、または撓むのを防止するように、ケーブルレングス64が配置される。ケーブルの湾曲のため、それによってスクリーンに生じる張力はスクリーンを通る水平の中央線のところで、またはその付近で最大になり(たとえば、そこでスクリーンの曲げまたは撓みがその最大になる可能性がある)、ケーブル64の両端部で水平のスクリーン線または帯域に対して次第に減少する(たとえばスクリーンの曲げまたは撓みがその最小になる)。
あるいは、または更に、張力がスクリーンの下端部を介して、たとえばスクリーンローラを介してケーブルレングス64に加えられることが可能である。これは、スクリーンローラの高耐荷重のばね機構によって遂行可能である。あるいは、または更に、スクリーンローラは、ケーブルレングス64を伸張させるためにモータ駆動式であることができる。
一般に、伸張が作動される前または後に、キャリパブレーキがケーブル40に掛けられる。たとえば、スクリーン16は、それが完全に立ち上げた位置まで持ち上げられることが可能である。次いで、ウインチは更に、(たとえば、出力増強によって)ケーブルレングス64に付加張力を加えるように作動可能である。これは、上記のようにまっすぐにスクリーンを通る張力を水平にまたは側方に増加させる。それは、ケーブル40にもより大きな張力を与え、次いでキャリパブレーキが作動されて、この伸張された構成でケーブル40を固定し、従って、スクリーン16の全体にわたる側方の張力にロックする。
別の方式としては、スクリーンがその立上げ位置に持ち上げられ、キャリパブレーキが作動されることが可能であり、次いで、スクリーンが連結される下方ローラを介して、スクリーン及びケーブル64に張力が加えられることが可能である。これは、ローラの高耐荷重のばねによって(すなわち、ばねのリコイル(re-coil)によって)影響を受ける場合があり、またはその代わりに、もしくはそれに加えて、ローラに連結されたモータ駆動部によって影響を受ける場合がある。モータ駆動及び/またはローラは、それと関連付けられたロッキング停止機構を有することができ(たとえば、適切な歯車装置の使用)、スクリーン全体にわたる横の張力を維持するために付加張力がここでも同様にケーブル64にロックされる。伸張は、スクリーン16を部分的にのみ持ち上げる場合、たとえばスクリーンの一部分のみが必要とされる場合(たとえば図5に示される位置に)にも使用可能である。
次に図7を参照すると、スクリーン16を完全に持ち上げられた位置にして、スピーカ66が端部支持シェルフ42に位置決めされ、スピーカ68が引き出しスピーカ支持シェルフ41に配置される。今度は、システムは、たとえば映画またはビデオスクリーンとして、ライブアクション(live action)スクリーンとして、広告板または標識等としての使用が可能になる。
次に図8を参照すると、本発明による好ましいシステムで使用するための2つの平行な三角トラス部材56のより詳細な斜視図が示される。平行な三角トラス部材は、システムで使用するためのそれぞれの前方及び後方のスクリーンの前縁(たとえば、背面照明の後方スクリーン及び前方照明の前方スクリーン)に取り付けられている。これに関連して、システムがちょうど2つの支持アセンブリ14、15を備える場合、2つのトリトラス部材56の一方は、支持アセンブリに係合可能であり、他方はスクリーンの折畳み位置に残される。しかし、システムがそれぞれの前方及び後方の支持アセンブリを備える場合、各三角トラス部材は、そのそれぞれのアセンブリに連結されたままにすることができる。
各三角トラス部材56は、一般にはアルミニウムチューブ(またはアルミニウム合金またはその他の軽金属)の3つの平行な細長いチューブ部材57を備える。端部の輪郭においては、チューブは、生成される三角トラス部材の強度を最大にする三角形の構成に配置されている。一般には金属(たとえばアルミニウム、アルミニウム合金、またはその他の軽金属)の、一般には、溶接、リベット、またはその他の様式でチューブ57に固定された複数のストラット58が、チューブの長手方向に対して延びる十字が連なった状態で、隣接するチューブの間に延出する。三角トラス部材は、部材の長手方向に関して最小の撓みが達成されることを前提として、高強度プラスチックの構成要素、または金属で補強されたプラスチック、樹脂等を備えることもできる。この三角トラス部材は、スクリーンの前縁に非常に強く安全な構成をもたらして、スクリーンを持ち上げ、引き降ろしている間、及び立ち上げて、現場にいるときのスクリーンの曲がり、撓み等を防止する。それは、支持アセンブリ14、15のスクリーンのトラッキング及びスクリーンの入替えも容易にする。これに関連して、各三角トラス部材は、その両側の端部にフッキング点及びラッチング点を備えることができ、そこにケーブル40が解放可能に取付け可能である。
スクリーン16は、手動ウインチによって引き戻すことができるが、一般にはスクリーンは、ばねで張力をかけられたスクリーンローラ70によって引き戻される。これに関しては、これから図9及び10に参照がなされる。上述のように、システムは、前方及び後方スクリーンを使用することができ、それぞれが前方及び後方の画像投影に使用される。従って、反射性の材料が前方スクリーンに対して使用でき、異なる材料(たとえば半透明または透明の材料)が後方スクリーンに対して使用できる。従って、好ましい配置では、システムは平行な前方スクリーンローラ70及び後方スクリーンローラ70’を備える。前方スクリーンローラ70及び後方スクリーンローラ70’は、それぞれの三角トラス部材56、56’と関連付けられ、それぞれのスクリーン(図示せず)がその間を延びる。
具体的に図9を参照すると、各スクリーンローラ70、70’が細長いチューブ72を備えることが理解されよう。ここでも同様に、チューブは一般に、金属もしくは金属合金、または任意で金属もしくはグラスファイバ等によって補強された高強度プラスチック材料等の構造材料から形成される。各チューブは一般に、中空(または少なくともそのそれぞれの端部で中空)である。チューブ内にそれぞれの装着シャフト73、74が延出する。各シャフトは、その端部に固定されたディスク75を備え、このディスクは、その周囲をローラのそれぞれの端部からはめ込んだ位置においてローラ72の内側表面に固定される。このはめ込み装着は、図10を参照して下記に説明するある種の利点を有する。一般に、ディスクはローラ72の内側に、複数の点もしくはその周りの円周上に溶接され、または接着的に固定、リベット止め等が可能である。
各シャフト73、74は、それぞれのピラーブロック軸受け(pillar block bearings)76の中に、たとえば回転軸受け装置、潤滑されたクレードルの中に支持されている。右及び左のブロック軸受け76のどちらか一方または両方は、ローラ72の取り外し(たとえば、スクリーンの交換、スクリーンの点検、構成要素の修理(componentry repair)、スクリーンの入替え等)を可能にするために、(たとえば、軸受けの横方向の摺動によって、またはシャフトがそれとの係合から外れて持ち上げられることを可能にする構成によって)シャフト73、74から脱着可能である。
各ローラ72の内側は、ばね機構(たとえば、つる巻きばね、またはその他の巻付け型のばね装置)を設けられてもよく、それは、ローラがスクリーンをそこから巻き解く方向に回転された場合に張力がかかる。スクリーンを平らにするのを補助し、スクリーンの巻き戻しを補助する目的で、スクリーンの立上げ位置においてスクリーンに高い張力をもたらすために高耐荷重のばねが使用可能である。あるいは、または更に、モータ駆動部がシャフト73、74の一方または両方の突出端部に連結可能であり、適切な巻き戻し駆動及び付加張力の効果をもたらす。
次に図10を参照すると、今度は、ローラ70が装着される様式と関連するある種の利点が説明される。これに関連して、上記に説明されたように、シャフト73,74に連結されたディスク75が、そのそれぞれの端部からはめ込まれた位置においてローラの内側に装着される。この装着は、いわゆるスクリーンの「捕捉点」Pをもたらす。一般に、シャフト73、74は、軸受けでのシャフトの横方向の摺動を防止する様式でブロック軸受け76に部材Rで堅固に装着されている。そのような装着は、捕捉点Pでのスクリーンの持上げを促進する。
典型的な大型スクリーンの用途では、(たとえば、スクリーンが8メートル幅またはそれより大きい場合)、ローラ70にある程度の撓みが不可避的に存在する。ディスク75のはめ込み装着、及びシャフト73、74の堅固な装着により、3つの交互になった撓み区画A、B、及びCがローラのディスク75の間、及びそのディスクの両側に画成される。従って、矢印Fによって示される差のついた撓み力がローラの長手方向にわたって達成可能であり、一般に、これらの力は、区域Aから区域Bに、更に区域Cに移動するに従って入れ替わる。
本出願人は、驚くべきことにスクリーン16が(たとえば矢印RUによって示されるように)巻き上げられた場合、はめ込まれた捕捉点は、スクリーンへの皺の形成を改善しまたは防止する傾向になり、同時にスクリーンのローラ70の上への巻き上げが中心に集まる(すなわちそれがローラの両端からはみ出すのを防止する)傾向にもなることを発見した。言い換えれば、ローラの回転の捕捉力が、ローラの端部でなく中心に向かって移動され、これはローラの持上げを中心に集め、いかなる皺もスクリーンを横切って外側に押しやる傾向になる。
はめ込み装着は、スクリーンが立上げ位置にある場合、捕捉点とほぼ整列する張力帯域ももたらし、これらの帯域は、スクリーンの側縁からはめ込まれ、それによって、ここでも同様にスクリーンを平らにし、折れ、曲がり、かがまり等を防止するのを補助することができる。
スクリーンは穿孔されることが可能であり、そこを通って空気が通過できるように、また過剰な風の負荷がシステムに加えられるのを防止する。更に、必要であれば、更にスクリーンの歪みを防止し、その構造的な一貫性を(特に風の強い状態で)補助するために、立上げ位置ある場合に補強棒、当て木等がスクリーン内に装着され、またはスクリーンに固着されることが可能であるが、上記に説明された装置はこの必要をなくすことができる。
一般的なスクリーンの画像領域は、幅が8メートルで高さが4.5メートルであるが、スクリーンの領域及び/または寸法は、違う用途に対して異なる可能性がある。各スクリーン16は、前方投影スクリーン、後方投影スクリーン、またはその組合せとして使用することもできる。
本発明の好ましい実施形態が説明されたので、当分野の技術者には折畳み式投影スクリーンシステムは、少なくとも以下の利点を有することが明白になるであろう。
1.システムは、折り畳まれた場合、都合よくコンパクトになり、トレーラ上での道路搬送に適する。
2.システムの構成が与えられると、スクリーンシステムを立上げ位置に立ち上げるためにかかる時間は、同様のその他の寸法の折畳み式投影スクリーンアセンブリと比較して、実質的に及そ5倍だけ短縮される。
3.システムの構成が与えられると、システムを製造するコストは、同様の寸法のその他の折畳み式の投影スクリーンアセンブリと比較してかなり低減される。
4.スクリーンは、立上げ位置にある場合、トレーラの内側にないので、スクリーン寸法はより大きくなる可能性があり、より多くの聴衆によって視ることができる。
5.システムは、音響スピーカ及び照明を支持するようになされる。
6.スクリーンを平らにし、そのかがまり、曲がり、折れ等を防止し、また、特に風の強い状況でその構造の一貫性を維持し強化する傾向にする伸張機構が提供される。
7.付加的な伸張にも寄与し、一方で皺になることを防止し、または改善し、ローラ上でスクリーンの最適の中心での巻取り/巻上げを可能にする装着が提供される。
8.システムは、同じまたは複数の支持アセンブリを使用して複数のスクリーンの搬送、立上げ、及び使用を行ない、それによっていくつかの異なるプレゼンテーションのオプションを提供することができる。
9.システムの装着アセンブリが、スクリーンまたはローラの交換、点検、保守のためのローラの入替え、及び看板/標識の入替え等を可能にする。
10.前縁の撓みを防止し、いくつかのスクリーンの前縁を支持アセンブリ内に容易に積載/整列を可能にする適切に補強された構造部材の提供によって、スクリーンの前縁の持上げ及び引降しが向上される。
11.デバイス装置と連結されたブレーキデバイスの使用により、使用時に特に風の強い状況で、スクリーンの伸張を向上させ、スクリーンのかがまり、折れ、撓みを防止するために、異なるスクリーンの伸張効果を達成可能にする。
本発明を特定の例を参照して説明してきたが、本発明は多くのその他の形式で実施可能であることが当分野の技術者によって理解されるであろう。
本発明による折り畳んだ(可搬式)構成での好ましい可搬式投影スクリーンシステムの正面図である。 図1の装置を(右手のトラスが上方に回転される)立上げの最初の段階で示す図である。 図2の装置を(アーム及びストラットを定位置に安定させ、右手のスクリーン支持部が定位置にあり、左手のスクリーン支持部が定位置に回転される)立上げの更なる段階で示す。 図3のシステムを(左手のスクリーン支持部が定位置にあり、左手及び右手の支持ケーブルが伸張される)更に進んだ立上げの段階で示す。 図4のシステムを(投影スクリーン及びスクリーンの前縁の構造部材が左及び右のスクリーン支持部に沿って部分的に持ち上げられた)更に進んだ立上げの段階で示す。 図5のシステムを投影スクリーンがその最終的な位置に持ち上げられた状態で示す図である。 図6のシステムを(すなわち左、中央、及び右の支持部に配置されたラウドスピーカを備えた)立上げの最終的な段階で示す図である。 前方及び後方スクリーンの前縁構造部材の斜視図である。 本発明によるシステムのそれぞれの前方及び後方スクリーン用の前方及び後方のローラスプールの斜視図である。 図8の部材のうちの1つ及び図9のローラスプールのうちの1つの概略の斜視図であり、本発明によるローラスプールにかかるローラの力を示す。
符号の説明
10 トレーラ
11 シャーシ
11A トレーラヒッチ
12 車輪アセンブリ
13 トレーラの上部構造
14 スクリーン支持アセンブリ
15 スクリーン支持アセンブリ
16 投影スクリーン
17 ルーフ
18 フレーム区画
19 フレーム区画
20 支持ポスト
21 支持ポスト
22 ヒンジプレート
23 ヒンジプレート
24 ラム
25 ラム
26 アウトリガ
27 アウトリガ
26A ジャッキ
27A ジャッキ
28 ストラット
29 ラム
30 スピーカサブウーハ
31 発電機
32 制御室
33 ドア
34 システム制御領域
35 システム制御コンソール
36 収納室
37 ドア
38 ウインチ
39 ローラ支持領域
40 ケーブル
41 支持シェルフ
42 支持シェルフ
43 ストラット
44 点
46 コンセント
48 リンクケーブル
50 止め木
52 安定化ケーブル
54 安定化ケーブル
56 ターンバックル
56 三角トラス部材
57 チューブ部材
58 ストラット
60 前縁部
62 側縁部
64 ケーブル
70 スクリーンローラ
70 前方スクリーンローラ
70’ 後方スクリーンローラ
72 細長いチューブ
73 シャフト
74 シャフト
75 ディスク
76 ピラーブロック軸受け

Claims (54)

  1. 移動式架台の上または移動式架台に装着可能な折畳み式投影スクリーンシステムであって、
    折畳み位置と立上げ位置との間で動かすことができる可撓投影スクリーンであって、該スクリーンが支持装置によって支持される可撓投影スクリーンと、
    支持装置に加えて、略平坦なスクリーン表面を提供するために、前記立上げ位置において前記スクリーン上で動作可能なスクリーン伸張機構を備える折畳み式投影スクリーンシステム。
  2. 立上げ位置において、前記スクリーン伸張機構が、
    (a)使用時にスクリーン全体にわたって付加的に伸張させるために、スクリーンの両側に作用する側方機構、及び/または
    (b)使用時にスクリーン全体にわたって付加的に伸張させるために、使用時のスクリーンの上方及び下方の縁部に作用する機構を備える、請求項1に記載のシステム。
  3. (a)での前記機構が、上方と下方のスクリーン縁部の間の中心に位置する使用時の中心線で最大の付加張力を与え、その張力が次第に減少して前記上方及び下方のスクリーン縁部に隣接した最小の付加張力になり、(b)での前記機構は、前記上方及び下方のスクリーン縁部の間を延びる1つまたは複数の使用時の垂直の張力帯域をもたらし、該1つまたは複数の垂直の帯域が、前記上方と下方のスクリーン縁部の間を延びる隣接する帯域よりも高い付加張力を有する、請求項2に記載のシステム。
  4. (a)では前記付加張力は、1つまたは2つの湾曲したケーブルによって与えられ、該1つのケーブルまたは各ケーブルは、伸張されたとき、各ケーブルが前記スクリーンの両端間に加えられる前記付加張力を生じるように、前記スクリーンそれぞれの側縁部の中または側縁部に配置され、(b)では、前記1つまたは2つの垂直の張力帯域が、前記スクリーンの前記下方縁部が前記架台に装着されたところの付近に生じる、請求項2または3に記載のシステム。
  5. (a)では、各ケーブルが、前記スクリーンの前記側縁部に画成されるそれぞれの湾曲したポケット内に配置され、該ポケットは、所望の湾曲を前記ケーブルに与えるような形状にされ、(b)では、前記スクリーンの前記下方縁部がローラに装着され、前記1つまたは複数の垂直の張力帯域が、前記ローラが前記架台に装着されるところの付近に生じる、請求項4に記載のシステム。
  6. (b)では、前記ローラが軸受けアセンブリを介して前記架台に装着され、前記ローラが2つの点で前記軸受けアセンブリに連結され、各点が前記ローラのそれぞれの端部からはめ込まれ、垂直の張力帯域が、それぞれの点の付近に、そこから離れるように前記スクリーンを垂直に延びるように画成される、請求項5に記載のシステム。
  7. (b)では、各点が、周辺部の周りで前記ローラの内側表面に装着されたローラ装着ディスクに関連して画成され、シャフトが前記軸受けアセンブリで回転の支持のために前記ローラを超えて各ディスクから外側に延出する、請求項6に記載のシステム。
  8. 折畳み式投影スクリーンシステムであって、付加的にスクリーンを伸張する機構を備え、前記システム及び前記機構が、実質的に添付の図面を参照して本明細書中に記載されたようなものである折畳み式投影スクリーンシステム。
  9. 折畳み式投影スクリーンシステムで使用する、スクリーン伸張機構であって、該機構が請求項1から8のいずれか一項に定義される機構。
  10. 折畳み式投影スクリーンシステムでの可撓性投影スクリーン用の装着アセンブリであって、該スクリーンが折畳み位置と立上げ位置との間で移動可能であり、
    前記折畳み位置において前記スクリーンがその上に巻かれ、そこから該スクリーンが前記立上げ位置に移動するときに巻き解かれるローラと、
    前記折畳み位置と立上げ位置との間でスクリーンが移動中に前記ローラを支持するための軸受けアセンブリとを備え、
    前記ローラが、前記スクリーンが前記ローラの上に巻かれると、そこでの1つまたは複数の皺の形成が改善されるような様式で、前記軸受けアセンブリに装着されるアセンブリ。
  11. 前記ローラが請求項6または7に定義される様式で前記軸受けアセンブリに装着され、前記垂直の張力帯域が前記スクリーンでの皺の形成に対して改善する、請求項10に記載のアセンブリ。
  12. 移動式架台の上または移動式架台に装着可能な折畳み式投影スクリーンシステムの可撓性投影スクリーン用の装着アセンブリであって、前記スクリーンが折畳み位置と立上げ位置との間で移動可能であり、
    前記折畳み位置において前記スクリーンがその上に巻かれ、そこから前記スクリーンが前記立上げ位置に移動するときに巻きを解かれるローラと、
    前記折畳み位置と立上げ位置との間でスクリーンが移動中に前記ローラを支持するための軸受けアセンブリとを備え、
    前記ローラがローラの入替えを可能にするために、軸受けアセンブリから解放可能であるアセンブリ。
  13. 前記ローラがその両端で前記軸受けアセンブリに装着され、ローラが摺動されて前記軸受けアセンブリと係合し、またはそこから離脱することができるように、前記軸受けアセンブリの一方の端部の一部分が移動可能である、請求項12に記載のアセンブリ。
  14. その他の点で請求項10または11に定義されるような請求項12または13に記載のアセンブリ。
  15. 前記折畳み式な投影スクリーンシステムが、請求項1から8のいずれか一項に定義されるような、請求項10から14のいずれか一項に記載のアセンブリ。
  16. 折畳み式投影スクリーンシステムでの可撓性の投影スクリーン用装着アセンブリであって、該アセンブリが、実質的に添付の図面を参照して本明細書中に記載されたようなものである装着アセンブリ。
  17. 移動式架台の上または移動式架台に装着可能な、折畳み式投影スクリーンシステムであって、
    前記架台に装着可能であり、折畳み位置と立上げ位置との間で移動可能である、1つまたは複数の支持部材と、
    少なくとも2つの可撓性の投影スクリーンであって、それぞれが、折畳み位置と立上げ位置との間で移動可能であり、各スクリーンが前記1つまたは複数の支持部材に装着可能であるスクリーンとを備えるシステム。
  18. 前記立上げ位置において各投影スクリーンを支持することができる2つの支持部材を備え、または前記立上げ位置において各投影スクリーンを支持するための2つのそれぞれの支持部材を備える、請求項17に記載のシステム。
  19. 前方に投影される画像をその上に受けるための使用時の前方スクリーン、及び後方に投影される画像をその上に受けるための使用時の後方スクリーンの2つのスクリーンを備える、請求項17または18に記載のシステム。
  20. 前記立上げ位置においては、前記1つのスクリーンまたは各スクリーンが前記架台から離れて配置された1つまたは複数のプロジェクタから画像を受けるようになされた、請求項1から8または17から19のいずれか一項に記載のシステム。
  21. 前記折畳み位置と立上げ位置との間で旋回するために前記架台にヒンジ式に装着された2つの支持部材を備え、前記1つのスクリーンまたは各スクリーンが前記スクリーン立上げ位置にある場合、前記支持部材の間を延びるように装着可能であるように、前記支持部材が、前記立上げ位置にある場合に離れて配置される、請求項1から8または17から20のいずれか一項に記載のシステム。
  22. 前記スクリーンがその折畳み位置に引戻し可能である、請求項1から8または17から21のいずれか一項に記載のシステム。
  23. 前記1つのスクリーンまたは各スクリーンの使用時の上方前縁が、それぞれの持上げ装置に対するそれぞれの上方の角部に取付け可能であり、前記持上げ装置が前記1つのまたは各スクリーンを前記折畳み位置と立上げ位置との間で持ち上げ、引き降ろすように構成された、請求項1から8または17から22のいずれか一項に記載のシステム。
  24. 前記持上げ装置が、前記1つのスクリーンまたは各スクリーンの前記前縁に沿って装着された構造部材と、該構造部材の両端に装着されたケーブルまたはテープと、前記折畳み位置と立上げ位置との間で前記1つのスクリーンまたは各スクリーンを持ち上げ、引き降ろすための各ケーブルまたはテープをウインチで巻き上げるためのそれぞれのウインチ装置とを備える、請求項23に記載のシステム。
  25. ケーブルまたはテープのトラック、またはプーリ−ホイールが、前記ケーブルまたはテープがそれぞれその上を摺動しまたは移動できるようにする各支持部材の端部に設けられた、請求項24に記載のシステム。
  26. それぞれのトラス支持具が、トラス折畳み位置とトラス立上げ位置との間で旋回するために、前記1つの支持部材または各支持部材にヒンジ式に装着された、請求項1から8または17から25のいずれか一項に記載のシステム。
  27. 前記トラス立上げ位置においては、各トラス支持具が1つまたは複数の音響スピーカ及び/または照明を担持するようになされた、請求項26に記載のシステム。
  28. 前記架台の上または該架台に装着された音響システムを更に備える、請求項1から8または17から27のいずれか一項に記載のシステム。
  29. 前記スクリーンが前記立上げ位置にある場合、前記架台を地面の上で安定させるための安定支持具を更に備える、請求項1から8または17から28のいずれか一項に記載のシステム。
  30. 請求項9に定義されるようなスクリーン伸張機構及び/または請求項10から13のいずれか一項に定義されるような装着アセンブリを更に備える、請求項17から27のいずれか一項に記載のシステム。
  31. 前記1つのスクリーンまたは各スクリーンが穿孔される、請求項1から30のいずれか一項に記載のシステム。
  32. 前記支持装置が、請求項17から27のいずれか一項に定義されるような前記1つまたは複数の支持部材を備える、請求項1から8のいずれか一項に記載のシステム。
  33. 実質的に添付図面を参照して本明細書中に記載された、折畳み式投影スクリーンシステム。
  34. 折畳み位置と立上げ位置との間で移動可能な少なくとも1つの可撓性の投影スクリーンと、前記折畳み位置と立上げ位置との間のその移動を容易にするために前記1つのスクリーンまたは各スクリーンの前縁に装着するための構造部材とを備え、該構造部材がトラス型のフレーム構造によってそれらの長手方向に沿って相互連結された少なくとも2つの細長いバーを備える、折畳み式投影スクリーンシステム。
  35. 3つの細長いバーを備え、各バーがその長手に沿ってそれぞれのトラス型のフレーム構造によってそれぞれの別のバーに相互連結されて、端部から見て三角形の輪郭を有する構造部材を画成する、請求項34に記載の構造部材。
  36. 各細長いバーがチューブである、請求項34または35に記載の構造部材。
  37. 各トラス型のフレーム構造は、前記部材の長手方向に沿って交互の順序で配置された複数のストラットを備え、各ストラットが各バーの長手方向の軸に対してある角度で1つのバーから次のバーに延出して、前記部材の前記長手方向に沿って一連のトラス三角形を画成する、請求項34から36のいずれか一項に記載の構造部材。
  38. 前記システムの前記1つのスクリーンまたは各スクリーンが、その前縁を請求項34から37のいずれか一項に定義されるような構造部材に装着した、請求項1から8または17から33のいずれか一項に記載の折畳み式投影スクリーンシステム。
  39. 折畳み式投影スクリーンシステム用の構造部材であって、該部材が実質的に添付図面を参照して本明細書中に記載された構造部材。
  40. 折畳み位置と立上げ位置との間で移動可能な前縁を有する少なくとも1つの可撓性の投影スクリーンと、前記立上げ位置にある場合、前記スクリーンの前縁と後縁との間にわたって張力を加えるための機構とを備え、該機構は、前記前縁が前記スクリーン折畳み位置に引き戻されるのを防止するためのブレーキデバイス、及び前記前縁を前記後縁から離れるように相対的に押すための駆動装置を備え、前記前縁がそのように押された場合、前記ブレーキングデバイスが、前記前縁がスクリーンの折畳み位置へ引き戻されるのを防止するように作動可能であり、それによってスクリーン全体にわたって張力を維持する、折畳み式投影スクリーンシステム。
  41. 前記駆動装置が前記前縁に連結され、該前縁を前記後縁から離れるように押すようになされた駆動部を備える、請求項40に記載の機構。
  42. 前記駆動部が、1つまたは複数のウインチを備え、該1つのウインチまたは各ウインチがそれぞれのケーブルを介して前記前縁に連結された、請求項41に記載の機構。
  43. 2つのウインチを備え、各ウインチがそれぞれのケーブルを介して前記前縁のそれぞれのスクリーンの角部に連結された、請求項42に記載の機構。
  44. 前記1つのケーブルまたは各ケーブルが、構造部材を介して前記前縁に連結された、請求項41または42に記載の機構。
  45. 前記構造部材が、請求項34から38のいずれか一項に定義されるようなものである、請求項44に記載の機構。
  46. 前記ブレーキデバイスが前記1つのケーブルまたは各ケーブルを把持し、その移動を防止するためのそれぞれの組のキャリパブレーキである、請求項40から45のいずれか一項に記載の機構。
  47. 前記駆動装置が、あるいは、または更に、前記後縁に連結され、該後縁を前記前縁から離れるように押すようになされたリトラクタ駆動部を備える、請求項40から46のいずれか一項に記載の機構。
  48. 前記リトラクタ駆動部が、前記折畳み位置に向かって移動している場合、前記スクリーンがその上に巻かれるローラアセンブリの一部分を形成する、請求項47に記載の機構。
  49. 前記リトラクタ駆動部が、前記スクリーンが前記立上げ位置に向かって移動している場合に前記ローラアセンブリから巻き解かれるとき、次第に張力をかけられるばね機構を前記ローラアセンブリに備える、請求項48に記載の機構。
  50. 前記リトラクタ駆動部が、あるいは、または更に、前記スクリーンが前記折畳み位置に向かって巻かれる様式で、前記ローラアセンブリに作用するモータを備える、請求項47から49のいずれか一項に記載の機構。
  51. 前記ブレーキデバイスが、前記前縁の前記後縁からの前記移動の範囲を定め、または制限する制止部を備える、請求項40から50のいずれか一項に記載の機構。
  52. 前記ブレーキデバイスが、前記リトラクタデバイスに制止機構を備える、請求項47から50のいずれか一項に記載の機構。
  53. 請求項2から7のいずれか一項に定義されるような前記スクリーン伸張機構(b)として機能する、請求項40から52のいずれか一項に記載の機構。
  54. 折畳み式投影スクリーンシステムでスクリーンの前縁と後縁との間にわたって張力を加える機構であって、該機構が実質的に、添付の図面を参照して本明細書中に記載されたようなものである投影スクリーンシステム。
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