JPH1011005A - 大型スクリーン装置 - Google Patents
大型スクリーン装置Info
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- JPH1011005A JPH1011005A JP8160107A JP16010796A JPH1011005A JP H1011005 A JPH1011005 A JP H1011005A JP 8160107 A JP8160107 A JP 8160107A JP 16010796 A JP16010796 A JP 16010796A JP H1011005 A JPH1011005 A JP H1011005A
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- Japan
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- curtain
- screen
- frame
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- screen device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 屋外装置の映像投射用の大型スクリーン装置
を提供する。 【解決手段】 (イ)、網状または複数短冊状幕10か
ら成る映像投射用スクリーン幕面11と、(ロ)、該膜
面の周囲に取り付けた幕枠と、(ハ)、該幕枠12の左
右の地面2上の地中埋設基礎22上に立設すると共に支
柱頂部31または支柱頂部31および支柱中間部32と
地面2上の他の複数地中埋設基礎22上を斜め方向に引
き綱33で結んで保持されて、上記幕枠10を吊り綱4
1、42、43および捲上げ・捲下し綱45により地上
から巻上げ・捲下し自在に支持する2本の柱と、からな
り、寒冷期等にはスクリーン幕面11の凍結・着水・着
雪を可能にする。 【効果】 屋外設置の大型スクリーン懸吊膜または固定
膜として使用し、膜面1の捲上げ・捲下しが容易で装置
の設置・撤去も容易である。
を提供する。 【解決手段】 (イ)、網状または複数短冊状幕10か
ら成る映像投射用スクリーン幕面11と、(ロ)、該膜
面の周囲に取り付けた幕枠と、(ハ)、該幕枠12の左
右の地面2上の地中埋設基礎22上に立設すると共に支
柱頂部31または支柱頂部31および支柱中間部32と
地面2上の他の複数地中埋設基礎22上を斜め方向に引
き綱33で結んで保持されて、上記幕枠10を吊り綱4
1、42、43および捲上げ・捲下し綱45により地上
から巻上げ・捲下し自在に支持する2本の柱と、からな
り、寒冷期等にはスクリーン幕面11の凍結・着水・着
雪を可能にする。 【効果】 屋外設置の大型スクリーン懸吊膜または固定
膜として使用し、膜面1の捲上げ・捲下しが容易で装置
の設置・撤去も容易である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は屋外等に設置する映
像投射用の大型スクリーン装置に関する。
像投射用の大型スクリーン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の屋外に設置する映像投射用のスク
リーン装置は、例えば実開昭60−120445号公報
では、建物の屋上に設置されて宣伝広告塔に用いられる
屋外用映写装置として、半透明材から成る映写膜に適宜
間隔で通風用切れ目が例えば上下方向に形成され、該映
写膜の後方から映写機で映像を投影する装置がある。
リーン装置は、例えば実開昭60−120445号公報
では、建物の屋上に設置されて宣伝広告塔に用いられる
屋外用映写装置として、半透明材から成る映写膜に適宜
間隔で通風用切れ目が例えば上下方向に形成され、該映
写膜の後方から映写機で映像を投影する装置がある。
【0003】また、実開平3−65133号公報では、
レーザ照射方式による表示装置のスクリーン装置であっ
て、複数枚の短冊状スクリーン片が互いに平行に、かつ
所定ピッチで配列され、その複数枚のスクリーン片全体
が枠体によって支持されている装置がある。なお、この
装置は短冊状スクリーン片が水平方向に配列されてお
り、トンネル内の天井壁面に設置された例が示されてい
る。
レーザ照射方式による表示装置のスクリーン装置であっ
て、複数枚の短冊状スクリーン片が互いに平行に、かつ
所定ピッチで配列され、その複数枚のスクリーン片全体
が枠体によって支持されている装置がある。なお、この
装置は短冊状スクリーン片が水平方向に配列されてお
り、トンネル内の天井壁面に設置された例が示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、建物
屋上やトンネル内等の屋外に設置され、風圧を弱めるべ
く短冊状スクリーンや短冊状スクリーン片から成るスク
リーン膜面を用いている。しかし、いずれも比較的小型
のスクリーン装置であり、広く野外で地上等に設立して
四季を通じて利用する大型スクリーン装置に適用するに
は、大型スクリーン膜面およびスクリーン支持体の構造
および冬季での使用条件等が配慮されていない問題があ
った。
屋上やトンネル内等の屋外に設置され、風圧を弱めるべ
く短冊状スクリーンや短冊状スクリーン片から成るスク
リーン膜面を用いている。しかし、いずれも比較的小型
のスクリーン装置であり、広く野外で地上等に設立して
四季を通じて利用する大型スクリーン装置に適用するに
は、大型スクリーン膜面およびスクリーン支持体の構造
および冬季での使用条件等が配慮されていない問題があ
った。
【0005】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
解決し、広く野外の地上等にも設置容易で、四季を通じ
て寒冷期にも映写効果のよい大型スクリーン装置を提供
することにある。
解決し、広く野外の地上等にも設置容易で、四季を通じ
て寒冷期にも映写効果のよい大型スクリーン装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、網状または複
数短冊状幕から成る映像投射用大型スクリーン幕面と、
該幕面を取り付ける幕枠と、該幕枠を支持する支持部
と、から成る大型スクリーン装置を開示する。
数短冊状幕から成る映像投射用大型スクリーン幕面と、
該幕面を取り付ける幕枠と、該幕枠を支持する支持部
と、から成る大型スクリーン装置を開示する。
【0007】更に本発明は、網状または複数短冊状幕か
ら成る映像投射用大型スクリーン幕面と、該幕面を取り
付ける幕枠と、該幕枠を支持する支持部と、該幕枠(及
び又は支持部)の捲上げ・捲下し機構と、から成る大型
スクリーン装置を開示する。
ら成る映像投射用大型スクリーン幕面と、該幕面を取り
付ける幕枠と、該幕枠を支持する支持部と、該幕枠(及
び又は支持部)の捲上げ・捲下し機構と、から成る大型
スクリーン装置を開示する。
【0008】更に本発明は、凍結または着雪させた網状
または複数短冊状幕から成る映像投射用大型スクリーン
幕面と、該幕面を取り付ける幕枠と、該幕枠を支持する
支持部と、から成る大型スクリーン装置を開示する。
または複数短冊状幕から成る映像投射用大型スクリーン
幕面と、該幕面を取り付ける幕枠と、該幕枠を支持する
支持部と、から成る大型スクリーン装置を開示する。
【0009】更に本発明は、網状または複数短冊状幕か
ら成る映像投射用大型用幕面と、該幕面を取り付ける幕
枠と、該幕枠を支持する支持部と、該原幕面に凍結また
は着氷または着雪させてスクリーン幕面を形成する幕面
形成手段と、から成る大型スクリーン装置を開示する。
ら成る映像投射用大型用幕面と、該幕面を取り付ける幕
枠と、該幕枠を支持する支持部と、該原幕面に凍結また
は着氷または着雪させてスクリーン幕面を形成する幕面
形成手段と、から成る大型スクリーン装置を開示する。
【0010】更に本発明は、網状または複数短冊状幕か
ら成る映像投射用大型用原幕面と、該幕面を取り付ける
幕枠と、該幕枠を支持する支持部と、該原幕面を含水ま
たは冠水させる幕面処理手段と、寒冷期等に該含水また
は冠水した原幕面の自然凍結または着氷または着雪して
得られるスクリーン幕面を投射幕面として使用する手段
と、から成る大型スクリーン装置を開示する。
ら成る映像投射用大型用原幕面と、該幕面を取り付ける
幕枠と、該幕枠を支持する支持部と、該原幕面を含水ま
たは冠水させる幕面処理手段と、寒冷期等に該含水また
は冠水した原幕面の自然凍結または着氷または着雪して
得られるスクリーン幕面を投射幕面として使用する手段
と、から成る大型スクリーン装置を開示する。
【0011】更に本発明は、網状または複数短冊状幕か
ら成る映像投射用大型用原幕面と、該幕面を取り付ける
幕枠と、該幕枠を支持する支持部と、該原幕面を含水ま
たは冠水させる幕面処理手段と、該覆水または冠水させ
た原幕面を凍結または着雪させてスクリーン幕面を形成
する手段と、から成る大型スクリーン装置を開示する。
ら成る映像投射用大型用原幕面と、該幕面を取り付ける
幕枠と、該幕枠を支持する支持部と、該原幕面を含水ま
たは冠水させる幕面処理手段と、該覆水または冠水させ
た原幕面を凍結または着雪させてスクリーン幕面を形成
する手段と、から成る大型スクリーン装置を開示する。
【0012】更に本発明は、幕面形成手段は、固定また
は可動の凍結用冷却空気吹き付け機構(又は雪吹き付け
機構)を有する大型スクリーン装置を開示する。
は可動の凍結用冷却空気吹き付け機構(又は雪吹き付け
機構)を有する大型スクリーン装置を開示する。
【0013】更に本発明は、スクリーン幕面の所定要所
に発熱用抵抗電線を配備し、該電線に通電することによ
って過剰な凍結または着氷または着雪を融解する手段を
有する大型スクリーン装置を開示する。
に発熱用抵抗電線を配備し、該電線に通電することによ
って過剰な凍結または着氷または着雪を融解する手段を
有する大型スクリーン装置を開示する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に図1(a),(b)および
図2(a),(b)により本発明の大型スクリーン装置
の一実施の形態を説明する。
図2(a),(b)により本発明の大型スクリーン装置
の一実施の形態を説明する。
【0015】図1(a),(b)は本発明の大型スクリ
ーン装置の一実施の形態を示す正面図、上面図である。
ーン装置の一実施の形態を示す正面図、上面図である。
【0016】図1(a),(b)において、本大型スク
リーン装置は、網状または複数短冊状幕10から成る映
像投射用大型スクリーン幕面11と、該幕面11の周囲
を取り付ける幕枠12と、該幕枠12を結ぶ吊り綱4
1、42、43と、該吊り綱41の一端部44と結ぶ捲
上げ・捲下し綱45と、上記幕枠12の左右の地面20
上の地中埋設基礎21と、地面の他の所定個所に設けた
複数の地中埋設物22と、基礎21上に立設した2本の
支柱30と、引張綱33と、捲上げ・捲下し綱45を操
作する捲上げ・捲下し機構の一部を成す捲上げ・捲下し
綱掛け滑車46および図示しない捲上げ・捲下しウイン
チと、より成る。幕面11のサイズは、例えば縦×横=
20m×40m、又は30m×40mである。屋外の設
置場所や設置目的に応じて幕面のサイズは定める。
リーン装置は、網状または複数短冊状幕10から成る映
像投射用大型スクリーン幕面11と、該幕面11の周囲
を取り付ける幕枠12と、該幕枠12を結ぶ吊り綱4
1、42、43と、該吊り綱41の一端部44と結ぶ捲
上げ・捲下し綱45と、上記幕枠12の左右の地面20
上の地中埋設基礎21と、地面の他の所定個所に設けた
複数の地中埋設物22と、基礎21上に立設した2本の
支柱30と、引張綱33と、捲上げ・捲下し綱45を操
作する捲上げ・捲下し機構の一部を成す捲上げ・捲下し
綱掛け滑車46および図示しない捲上げ・捲下しウイン
チと、より成る。幕面11のサイズは、例えば縦×横=
20m×40m、又は30m×40mである。屋外の設
置場所や設置目的に応じて幕面のサイズは定める。
【0017】上記引張綱33は、支柱頂部31または支
柱頂部31および中間部32と地面20上の他の複数の
地中埋設基礎22上を斜方向に結んで2本の支柱30を
垂直に保持する。上記吊り綱41の他端部は支柱頂部3
1に掛かり、捲上げ・捲下し綱45に連結する。この綱
45の他端を支柱下部34に設けた捲上げ・捲下し機構
の一部を成す綱掛け滑車46を介して、図示しないウイ
ンチ操作により、幕面11の捲上・捲き下しを行う。ウ
インチ操作は、例えば作業者の指示による、機械操作で
行う。
柱頂部31および中間部32と地面20上の他の複数の
地中埋設基礎22上を斜方向に結んで2本の支柱30を
垂直に保持する。上記吊り綱41の他端部は支柱頂部3
1に掛かり、捲上げ・捲下し綱45に連結する。この綱
45の他端を支柱下部34に設けた捲上げ・捲下し機構
の一部を成す綱掛け滑車46を介して、図示しないウイ
ンチ操作により、幕面11の捲上・捲き下しを行う。ウ
インチ操作は、例えば作業者の指示による、機械操作で
行う。
【0018】スクリーン幕面には後述するように含水又
は冠水させて使う例がある。また、後述するように、凍
結又は着雪させて使う例がある。両者の使用例にあって
は、使用時のスクリーン幕面は相当の重さにある。ま
た、凍結又は着雪させた例にあっては、例えば縦×横=
30m×40mのスクリーン幕面サイズで、3mm厚さ
の氷又は雪を幕面に形成した場合、その総重量は120
0Kgにも達する。こうした含水や着雪したスクリーン
幕の捲上げ・捲下しをはかる必要な場合もある。こうし
た場合、ウインチ等の機械的な手段が必要となる。但
し、含水や着雪しない単なる幕面としてのスクリーン幕
面の上げ・下げには、ウインチではなく人間の手によっ
てなすやり方をとってもよい。
は冠水させて使う例がある。また、後述するように、凍
結又は着雪させて使う例がある。両者の使用例にあって
は、使用時のスクリーン幕面は相当の重さにある。ま
た、凍結又は着雪させた例にあっては、例えば縦×横=
30m×40mのスクリーン幕面サイズで、3mm厚さ
の氷又は雪を幕面に形成した場合、その総重量は120
0Kgにも達する。こうした含水や着雪したスクリーン
幕の捲上げ・捲下しをはかる必要な場合もある。こうし
た場合、ウインチ等の機械的な手段が必要となる。但
し、含水や着雪しない単なる幕面としてのスクリーン幕
面の上げ・下げには、ウインチではなく人間の手によっ
てなすやり方をとってもよい。
【0019】上記構成で、スクリーンとして使用しない
時には、図示しないウインチを操作して幕面11を地面
に下しておき、使用時にはウインチを操作して幕面11
を挙げる。このように作業者が本大型スクリーン装置の
図示しないウインチ操作で綱45を巻取り・巻戻すこと
により、大型スクリーン幕面11および幕枠12を捲上
げ・捲下して、映像投射用大型スクリーン幕面11とし
て使用できる。
時には、図示しないウインチを操作して幕面11を地面
に下しておき、使用時にはウインチを操作して幕面11
を挙げる。このように作業者が本大型スクリーン装置の
図示しないウインチ操作で綱45を巻取り・巻戻すこと
により、大型スクリーン幕面11および幕枠12を捲上
げ・捲下して、映像投射用大型スクリーン幕面11とし
て使用できる。
【0020】本大型スクリーン装置は、2本の支柱30
と、幕面11の周囲に取り付けた幕枠12と、吊り綱4
1、42、43と、引張り綱33と、捲上げ・捲下し綱
45とで構成したが故に部材数が少なく、且つ構成が簡
単なため、他の大型同等物に比べて、組立および分解が
短時間にかつ簡単にできる。また幕面11と幕枠12と
の結合をワンタッチ着脱自在とし、及び又は幕枠12と
吊り綱41、42、43との結合をワンタッチ着脱自在
とし、及び又は支柱30と引張綱33との結合をワンタ
ッチ着脱自在とすることで、本装置の分解は容易であ
る。またワンタッチ着脱とは異なるが、簡便な止め具や
結合具を使用しても同様の分解機能は達成できる。勿
論、強度を大きくするために他の結合部材を使用するこ
とを否定するものでない。更に作業者が本大型スクリー
ン装置を取り外す際には、本装置を分解して地面20上
から撤去すれば、地中埋設基礎21を撤去しなくても、
用地を広場として使用できるうえ、再構築時にも便利で
ある。更に大型スクリーン膜面を網状または複数短冊状
膜から構成したために、空隙が多いため空隙のないスク
リーン膜面に比べて風抵抗が著しく少なく、したがって
構造体費用も大幅に低減できる。
と、幕面11の周囲に取り付けた幕枠12と、吊り綱4
1、42、43と、引張り綱33と、捲上げ・捲下し綱
45とで構成したが故に部材数が少なく、且つ構成が簡
単なため、他の大型同等物に比べて、組立および分解が
短時間にかつ簡単にできる。また幕面11と幕枠12と
の結合をワンタッチ着脱自在とし、及び又は幕枠12と
吊り綱41、42、43との結合をワンタッチ着脱自在
とし、及び又は支柱30と引張綱33との結合をワンタ
ッチ着脱自在とすることで、本装置の分解は容易であ
る。またワンタッチ着脱とは異なるが、簡便な止め具や
結合具を使用しても同様の分解機能は達成できる。勿
論、強度を大きくするために他の結合部材を使用するこ
とを否定するものでない。更に作業者が本大型スクリー
ン装置を取り外す際には、本装置を分解して地面20上
から撤去すれば、地中埋設基礎21を撤去しなくても、
用地を広場として使用できるうえ、再構築時にも便利で
ある。更に大型スクリーン膜面を網状または複数短冊状
膜から構成したために、空隙が多いため空隙のないスク
リーン膜面に比べて風抵抗が著しく少なく、したがって
構造体費用も大幅に低減できる。
【0021】本大型スクリーン装置の使用法につき説明
する。以下の如き使用法がある。 (1)、屋外に図1の装置を設置しておき、投影装置か
ら光を幕面11に投影することで、幕面11上にはその
光の映像が映し出される。 (2)、屋外に図1の装置を設置しておき、水をこの幕
面に沿って流し、又は水をこの幕面に吹き付けつつ、投
影装置から光を幕面に投影することで、幕面11上には
水と光との合成された状態の映像が出現する。また、光
を種々の色彩とすることで、ファンタジックな映像を得
ることができる。 (3)、冬の屋外に図1の装置を設置しておき、幕面1
1を含水させて自然凍結又は着氷させる。またスキー場
では幕面に着雪させる。こうした凍結又は着氷又は着雪
させた幕面を、スクリーン幕面として使うべく、投影装
置から光を投影する。氷や雪と光とが混ざり合ってスキ
ー場の雰囲気を大きく高める効果がある。勿論、光とし
ては、単なる光(単色)だけでなく種々の色彩を持った
り、アニメ等の映像とすることで更にその効果を発揮す
る。 (4)、上記(3)では自然による凍結等の例とした
が、人工的にこれらを実現するやり方もある。人工的に
凍結等をさせることで、場所や時期に影響されにくいス
クリーン装置を提供できる。この場合、屋外設置には、
特に限定されず屋内でも可能である。勿論、自然による
凍結等と人工による凍結等を組み合わせるやり方もあ
る。
する。以下の如き使用法がある。 (1)、屋外に図1の装置を設置しておき、投影装置か
ら光を幕面11に投影することで、幕面11上にはその
光の映像が映し出される。 (2)、屋外に図1の装置を設置しておき、水をこの幕
面に沿って流し、又は水をこの幕面に吹き付けつつ、投
影装置から光を幕面に投影することで、幕面11上には
水と光との合成された状態の映像が出現する。また、光
を種々の色彩とすることで、ファンタジックな映像を得
ることができる。 (3)、冬の屋外に図1の装置を設置しておき、幕面1
1を含水させて自然凍結又は着氷させる。またスキー場
では幕面に着雪させる。こうした凍結又は着氷又は着雪
させた幕面を、スクリーン幕面として使うべく、投影装
置から光を投影する。氷や雪と光とが混ざり合ってスキ
ー場の雰囲気を大きく高める効果がある。勿論、光とし
ては、単なる光(単色)だけでなく種々の色彩を持った
り、アニメ等の映像とすることで更にその効果を発揮す
る。 (4)、上記(3)では自然による凍結等の例とした
が、人工的にこれらを実現するやり方もある。人工的に
凍結等をさせることで、場所や時期に影響されにくいス
クリーン装置を提供できる。この場合、屋外設置には、
特に限定されず屋内でも可能である。勿論、自然による
凍結等と人工による凍結等を組み合わせるやり方もあ
る。
【0022】図2(a)、(b)は本発明の含水や、凍
結等を人工的に行う大型スクリーン装置の実施の形態を
示す正面図、上面図である。図2(a)、(b)におい
て、図1(a)、(b)と同一符号は同一または相当部
分を示す。本大型スクリーン装置は、図1(a)、
(b)の装置に対して、更に映写効果を向上させる人工
的手段として、固定または可動の水噴霧装置50を幕面
に沿って設けた。この水噴霧装置50は、地面20上の
可動水噴霧装置本体51と、その上部に取り付けた屈伸
または傾斜自在の水噴霧ノズル接続用支柱52と、その
先端に取り付けた水噴霧ノズル53とから成る。更にス
クリーン幕面11自体の水浸漬と余剰水回収のためのス
クリーン幕面11直下部の波線で示す溝型用水池54
(および必要に応じて使用する放水池55)を設け、ス
クリーン幕面11の捲下しによる冠水または覆水をはか
る。水噴霧装置50は、観客の反対側(即ち幕面の裏
側)に設けるとよい。映写中に観客の邪魔にならないた
めである。また、幕枠12の上部に水噴霧口を設けて上
から下へ水を流し(又は吹きかける)ようにしてもよ
い。
結等を人工的に行う大型スクリーン装置の実施の形態を
示す正面図、上面図である。図2(a)、(b)におい
て、図1(a)、(b)と同一符号は同一または相当部
分を示す。本大型スクリーン装置は、図1(a)、
(b)の装置に対して、更に映写効果を向上させる人工
的手段として、固定または可動の水噴霧装置50を幕面
に沿って設けた。この水噴霧装置50は、地面20上の
可動水噴霧装置本体51と、その上部に取り付けた屈伸
または傾斜自在の水噴霧ノズル接続用支柱52と、その
先端に取り付けた水噴霧ノズル53とから成る。更にス
クリーン幕面11自体の水浸漬と余剰水回収のためのス
クリーン幕面11直下部の波線で示す溝型用水池54
(および必要に応じて使用する放水池55)を設け、ス
クリーン幕面11の捲下しによる冠水または覆水をはか
る。水噴霧装置50は、観客の反対側(即ち幕面の裏
側)に設けるとよい。映写中に観客の邪魔にならないた
めである。また、幕枠12の上部に水噴霧口を設けて上
から下へ水を流し(又は吹きかける)ようにしてもよ
い。
【0023】また、図2において、凍結等をさせるやり
方もある。そのための手段が、空気吹付け機構60であ
る。この機構60は、固定または可動の例えば−10゜
又は−20゜程度の冷却空気吹き付け機構であり、地面
20上の可動冷却空気吹付け機構本体61と、その上部
に取り付けた屈伸または傾斜自在の冷却空気吹付ノズル
接続用支柱62と、その先端に取り付けた冷却空気吹付
けノズル63とから成る。
方もある。そのための手段が、空気吹付け機構60であ
る。この機構60は、固定または可動の例えば−10゜
又は−20゜程度の冷却空気吹き付け機構であり、地面
20上の可動冷却空気吹付け機構本体61と、その上部
に取り付けた屈伸または傾斜自在の冷却空気吹付ノズル
接続用支柱62と、その先端に取り付けた冷却空気吹付
けノズル63とから成る。
【0024】本冷却空気吹き付け機構60を用いて、該
冷却空気吹き付け機構本体61を大型スクリーン幕面1
0と所定間隔を持って左右方向に移動させると共に、該
ノズル接続用支柱62の高さを変えて、該ノズル63に
より大型スクリーン幕面10の全面に例えば−10゜又
は−20゜程度の冷却空気をほぼ均一に吹き付けること
ができ、よって上記含水または冠水したスクリーン幕面
10の連結を促進させ、映写効果を向上させることがで
きる。尚、冷却空気吹き付け機構に代わり、人工雪吹き
付け機構を用いると、着雪させたスクリーン面を形成で
きる。この場合、含水または冠水させずに、直接に人工
雪吹き付け機構によって着雪させてもよい。
冷却空気吹き付け機構本体61を大型スクリーン幕面1
0と所定間隔を持って左右方向に移動させると共に、該
ノズル接続用支柱62の高さを変えて、該ノズル63に
より大型スクリーン幕面10の全面に例えば−10゜又
は−20゜程度の冷却空気をほぼ均一に吹き付けること
ができ、よって上記含水または冠水したスクリーン幕面
10の連結を促進させ、映写効果を向上させることがで
きる。尚、冷却空気吹き付け機構に代わり、人工雪吹き
付け機構を用いると、着雪させたスクリーン面を形成で
きる。この場合、含水または冠水させずに、直接に人工
雪吹き付け機構によって着雪させてもよい。
【0025】さらに大型スクリーン幕面10の所定個
所、例えば幕面全体に対して所定間隔で縦および横方向
に、波線で示す発熱用抵抗電線70を配備し、これに図
示しない電源および配線を介して膜枠12内のスクリー
ン幕面10の発熱用抵抗電線70に通電することによっ
て、スクリーン幕面10の所定要所の過剰な凍結または
着氷または着雪を融解し、もってスクリーン幕面10の
映写効果を向上させることができる。幕面10に、互い
に独立に発熱制御可能な区画(9区間とか16区間と
か)を規則的に設け、それぞれの区画に対して凍結等の
状況に応じた発熱制御を行わせて均一な映写効果を達成
するやり方もある。
所、例えば幕面全体に対して所定間隔で縦および横方向
に、波線で示す発熱用抵抗電線70を配備し、これに図
示しない電源および配線を介して膜枠12内のスクリー
ン幕面10の発熱用抵抗電線70に通電することによっ
て、スクリーン幕面10の所定要所の過剰な凍結または
着氷または着雪を融解し、もってスクリーン幕面10の
映写効果を向上させることができる。幕面10に、互い
に独立に発熱制御可能な区画(9区間とか16区間と
か)を規則的に設け、それぞれの区画に対して凍結等の
状況に応じた発熱制御を行わせて均一な映写効果を達成
するやり方もある。
【0026】また、過剰な凍結や着雪対策としては、ス
クリーン幕面を加振させる加振装置を設けておき、必要
に応じて、又は定期的な時間間隔で作動させるやり方も
ある。
クリーン幕面を加振させる加振装置を設けておき、必要
に応じて、又は定期的な時間間隔で作動させるやり方も
ある。
【0027】本大型スクリーン幕面は、支柱に懸吊さ
せ、または支柱に直接固定するやり方のいずれでもよ
い。またスクリーン膜面の捲上げ・捲下しがウインチ等
の機械的手段で行えるため寒冷期等に該膜面を凍結・着
氷・着雪させて映写効果を向上させる際や膜面を洗滌す
る際等に、該膜面に給水・含水させるときに便利であ
る。また2本の支柱に取り付けているため強風時の倒壊
防止も容易にできる。
せ、または支柱に直接固定するやり方のいずれでもよ
い。またスクリーン膜面の捲上げ・捲下しがウインチ等
の機械的手段で行えるため寒冷期等に該膜面を凍結・着
氷・着雪させて映写効果を向上させる際や膜面を洗滌す
る際等に、該膜面に給水・含水させるときに便利であ
る。また2本の支柱に取り付けているため強風時の倒壊
防止も容易にできる。
【0028】本大型スクリーン装置は、部材数が少なく
構成が簡単なため、他の大型同等物に比べて組み立てお
よび分解が短時間にかつ簡易にできる。またスクリーン
幕面を網状または短冊状の材料で構成させ空隙が多いた
め、空隙のないスクリーン膜面に比べて風抵抗が少な
く、構造体費用も少なくできる。
構成が簡単なため、他の大型同等物に比べて組み立てお
よび分解が短時間にかつ簡易にできる。またスクリーン
幕面を網状または短冊状の材料で構成させ空隙が多いた
め、空隙のないスクリーン膜面に比べて風抵抗が少な
く、構造体費用も少なくできる。
【0029】さらに地上の全装置が受ける重力や風力な
どに耐える基礎を全て地面下に埋設するため、地上の装
置を分解して撤去すれば基礎部分を撤去しなくても、用
地を広場として使用できるうえ再構築時にも便利である
等の効果がある。
どに耐える基礎を全て地面下に埋設するため、地上の装
置を分解して撤去すれば基礎部分を撤去しなくても、用
地を広場として使用できるうえ再構築時にも便利である
等の効果がある。
【0030】なお、上記実施の形態では、2本の支柱3
0をスクリーン幕面11の左右に設けているが、構造上
から2本以上設けるようにしてもよい。更に支柱2本以
上設ける場合には、スクリーン幕面11を平面状に設置
するほか、スクリーン幕面11を弧状に設置するときに
は支柱を地上の一直線上に設置せずに地上の弧上に設置
すればよく好都合である。また支柱30を2本以上設け
る場合には、捲上げ・捲下し綱45および綱掛け滑車4
6も各支柱30ごとに設けるようにしてもよい。
0をスクリーン幕面11の左右に設けているが、構造上
から2本以上設けるようにしてもよい。更に支柱2本以
上設ける場合には、スクリーン幕面11を平面状に設置
するほか、スクリーン幕面11を弧状に設置するときに
は支柱を地上の一直線上に設置せずに地上の弧上に設置
すればよく好都合である。また支柱30を2本以上設け
る場合には、捲上げ・捲下し綱45および綱掛け滑車4
6も各支柱30ごとに設けるようにしてもよい。
【0031】また上記実施の形態におけるスクリーン膜
面への給水方法としては、池54に浸して含水させて吊
上げる方法のほか、スクリーン上部に給水管をつないで
流下させる方法、スクリーン側方からノズル等で吹き付
ける方法、ぬれたものを押し付けたりぬれた物で挟んで
しめらせる方法等を用いてもよい。また上記実施の形態
におけるスクリーン膜面の凍結方法としては、極低温の
冷却空気をノズルで吹き付けながら、そのノズルを移動
させる方法のほか、上記方法にスクリーンの上下動作も
併用する方法、スクリーンを挟む狭い空間を作って局部
的に冷却しつつ該場所を順次に通過させる方法等を用い
ることができる。更に、1つの平面状の幕面としたが、
半径を数m〜数10mの円筒形状幕面とする例や、多角
錐形幕面等の種々の形状の幕面とする例もある。また大
型スクリーン装置としての効能は大きいが、屋内等の設
置形では、特に大きいサイズに限定されない。また、支
柱は、地上に垂直としたが、垂直以外の例もある。更
に、支柱ではなく、鉄骨やアルミ材等を組み立てた支持
構造体によって支持してもよい。幕面は、地上に垂直の
例の他に、垂直以外の例もある。幕面には、含水又は冠
水させるとしたが、水以外の他の液体を用いる例もあ
る。更に、他の液体としては赤や黄色等の染料や顔料を
含む溶液(水溶液を含む)の例もある。この場合、凍結
させてもよいが、そうした溶液を吹きかけておき、凍結
させずにこれに映像を投影するやり方をとってもよい。
また、支柱に取り付けるとしたが、クレーン装置や自動
車等の移動機械(移載装置を含む)を支柱代わりとする
やり方もある。この場合、可搬形のスクリーン装置を得
ることができる。また、撤去自在の利点もある。また、
捲上げ・捲下げの機構を用いたが、横方向や斜方向から
巻き取る機構を用いてもよい。
面への給水方法としては、池54に浸して含水させて吊
上げる方法のほか、スクリーン上部に給水管をつないで
流下させる方法、スクリーン側方からノズル等で吹き付
ける方法、ぬれたものを押し付けたりぬれた物で挟んで
しめらせる方法等を用いてもよい。また上記実施の形態
におけるスクリーン膜面の凍結方法としては、極低温の
冷却空気をノズルで吹き付けながら、そのノズルを移動
させる方法のほか、上記方法にスクリーンの上下動作も
併用する方法、スクリーンを挟む狭い空間を作って局部
的に冷却しつつ該場所を順次に通過させる方法等を用い
ることができる。更に、1つの平面状の幕面としたが、
半径を数m〜数10mの円筒形状幕面とする例や、多角
錐形幕面等の種々の形状の幕面とする例もある。また大
型スクリーン装置としての効能は大きいが、屋内等の設
置形では、特に大きいサイズに限定されない。また、支
柱は、地上に垂直としたが、垂直以外の例もある。更
に、支柱ではなく、鉄骨やアルミ材等を組み立てた支持
構造体によって支持してもよい。幕面は、地上に垂直の
例の他に、垂直以外の例もある。幕面には、含水又は冠
水させるとしたが、水以外の他の液体を用いる例もあ
る。更に、他の液体としては赤や黄色等の染料や顔料を
含む溶液(水溶液を含む)の例もある。この場合、凍結
させてもよいが、そうした溶液を吹きかけておき、凍結
させずにこれに映像を投影するやり方をとってもよい。
また、支柱に取り付けるとしたが、クレーン装置や自動
車等の移動機械(移載装置を含む)を支柱代わりとする
やり方もある。この場合、可搬形のスクリーン装置を得
ることができる。また、撤去自在の利点もある。また、
捲上げ・捲下げの機構を用いたが、横方向や斜方向から
巻き取る機構を用いてもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、屋外に設置する大型の
スクリーン懸吊膜または固定膜として使用容易で、寒冷
期等にはスクリーン膜面を凍結・着氷・着雪した幕面に
映写することで映写効果が向上できるものであり、膜面
の捲上げ・捲下げが簡易にできて、膜面に給水・含水さ
せて凍結等を促進させるのにも便利であり、また強風時
の倒壊防止も容易となる等の効果がある。
スクリーン懸吊膜または固定膜として使用容易で、寒冷
期等にはスクリーン膜面を凍結・着氷・着雪した幕面に
映写することで映写効果が向上できるものであり、膜面
の捲上げ・捲下げが簡易にできて、膜面に給水・含水さ
せて凍結等を促進させるのにも便利であり、また強風時
の倒壊防止も容易となる等の効果がある。
【図1】(a)、(b)は本発明の大型スクリーン装置
の一実施の形態を示す正面図、上面図である。
の一実施の形態を示す正面図、上面図である。
【図2】(a)、(b)は本発明の大型スクリーン装置
の他の実施の形態を示す正面図、上面図である。
の他の実施の形態を示す正面図、上面図である。
10 網状または複数短冊状幕 11 スクリーン幕面 12 幕枠 20 地面 21、22 基礎 30 支柱 31 支柱頂部 32 支柱中間部 33 引張綱 34 支柱下部 41、42、43、 吊り綱 44 吊り綱43の一端部 45 捲上げ・捲下し綱 46 捲上げ・捲下し綱掛け滑車 50 水噴霧装置 51 水噴霧装置本体 52 水噴霧ノズル接続用本体 53 水噴霧ノズル 54 溝型用水池 55 放水池 60 冷却空気吹付機構 61 冷却空気吹付機構本体 62 冷却空気吹付ノズル接続用支柱 63 冷却空気吹付ノズル 70 発熱用抵抗電線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596089436 横井 陸郎 東京都多摩市永山2−1−5−404 (72)発明者 羽根 義男 神奈川県川崎市麻生区千代ケ丘4−21− 151 (72)発明者 鴫原 慧 東京都世田谷区祖師ケ谷6−31−24 (72)発明者 柳澤 孝次 埼玉県所沢市中新井4−4−1 (72)発明者 横井 陸郎 東京都多摩市永山2−1−5−404
Claims (13)
- 【請求項1】 網状または複数短冊状幕から成る映像投
射用大型スクリーン幕面と、該幕面を取り付ける幕枠
と、該幕枠を支持する支持部と、から成る大型スクリー
ン装置。 - 【請求項2】 網状または複数短冊状幕から成る映像投
射用大型スクリーン幕面と、該幕面を取り付ける幕枠
と、該幕枠を支持する支持部と、該幕枠(及び又は支持
部)の捲上げ・捲下し機構と、から成る大型スクリーン
装置。 - 【請求項3】 凍結または着雪させた網状または複数短
冊状幕から成る映像投射用大型スクリーン幕面と、該幕
面を取り付ける幕枠と、該幕枠を支持する支持部と、か
ら成る大型スクリーン装置。 - 【請求項4】 網状または複数短冊状幕から成る映像投
射用大型用幕面と、該幕面を取り付ける幕枠と、該幕枠
を支持する支持部と、該原幕面に凍結または着氷または
着雪させてスクリーン幕面を形成する幕面形成手段と、
から成る大型スクリーン装置。 - 【請求項5】 網状または複数短冊状幕から成る映像投
射用大型用原幕面と、該幕面を取り付ける幕枠と、該幕
枠を支持する支持部と、該原幕面を含水または冠水させ
る幕面処理手段と、寒冷期等に該含水または冠水した原
幕面の自然凍結または着氷または着雪して得られるスク
リーン幕面を投射幕面として使用する手段と、から成る
大型スクリーン装置。 - 【請求項6】 網状または複数短冊状幕から成る映像投
射用大型用原幕面と、該幕面を取り付ける幕枠と、該幕
枠を支持する支持部と、該原幕面を含水または冠水させ
る幕面処理手段と、該覆水または冠水させた原幕面を凍
結または着雪させてスクリーン幕面を形成する手段と、
から成る大型スクリーン装置。 - 【請求項7】 上記幕面形成手段は、固定または可動の
凍結用冷却空気吹き付け機構(又は雪吹き付け機構)を
有する請求項4または請求項6のいずれか1項に記載の
大型スクリーン装置。 - 【請求項8】 上記スクリーン幕面の所定要所に発熱用
抵抗電線を配備し、該電線に通電することによって過剰
な凍結または着氷または着雪を融解する手段を有する請
求項3から請求項7のいずれか1項に記載の大型スクリ
ーン装置。 - 【請求項9】 含水又は水吹きかけた網状または複数短
冊状幕から成る映像投射用大型スクリーン幕面と、該幕
面を取り付ける幕枠と、該幕枠を垂直に支持する支持部
と、から成る大型スクリーン装置。 - 【請求項10】 上記支持部は、地面等の基準面上に立
設した2本以上の支柱より成るものとした請求項1〜請
求項9のいずれか1項に記載の大型スクリーン装置。 - 【請求項11】 上記支持部は、クレーン等の移動機械
の一部を支柱として使用するものとした請求項1〜請求
項9のいずれかの大型スクリーン装置。 - 【請求項12】 上記幕枠(及び又は支持部)の捲上げ
・捲下し機構を付加した請求項3〜請求項11のいずれ
か1項に記載の大型スクリーン装置。 - 【請求項13】 上記幕面及び又は幕枠を加振する手段
を付加した請求項1〜請求項12のいずれかに記載の大
型スクリーン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8160107A JPH1011005A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 大型スクリーン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8160107A JPH1011005A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 大型スクリーン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1011005A true JPH1011005A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=15708012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8160107A Pending JPH1011005A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 大型スクリーン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1011005A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004034144A1 (ja) * | 2002-10-11 | 2004-04-22 | Yupo Corporation | スクリーン |
JP2007537466A (ja) * | 2004-05-12 | 2007-12-20 | シラス・クリール | 折畳み式投影スクリーンシステム |
KR20160128242A (ko) * | 2015-04-28 | 2016-11-07 | 류재하 | 옥외용 공기투과 망점 스크린 |
CN107505809A (zh) * | 2017-09-13 | 2017-12-22 | 广州励丰文化科技股份有限公司 | 一种幕布及其开孔方法 |
CN107664915A (zh) * | 2017-09-13 | 2018-02-06 | 广州励丰文化科技股份有限公司 | 一种城市天幕 |
CN107608172B (zh) * | 2017-09-13 | 2020-07-03 | 广州励丰文化科技股份有限公司 | 一种具有抗风压功能的城市天幕系统 |
-
1996
- 1996-06-20 JP JP8160107A patent/JPH1011005A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004034144A1 (ja) * | 2002-10-11 | 2004-04-22 | Yupo Corporation | スクリーン |
JP2007537466A (ja) * | 2004-05-12 | 2007-12-20 | シラス・クリール | 折畳み式投影スクリーンシステム |
US8035893B2 (en) | 2004-05-12 | 2011-10-11 | Silas Creel | Collapsible projection screen systems |
KR20160128242A (ko) * | 2015-04-28 | 2016-11-07 | 류재하 | 옥외용 공기투과 망점 스크린 |
KR20180088614A (ko) * | 2015-04-28 | 2018-08-06 | 류재하 | 옥외용 공기투과 망점 스크린 |
CN107505809A (zh) * | 2017-09-13 | 2017-12-22 | 广州励丰文化科技股份有限公司 | 一种幕布及其开孔方法 |
CN107664915A (zh) * | 2017-09-13 | 2018-02-06 | 广州励丰文化科技股份有限公司 | 一种城市天幕 |
CN107608172B (zh) * | 2017-09-13 | 2020-07-03 | 广州励丰文化科技股份有限公司 | 一种具有抗风压功能的城市天幕系统 |
CN107505809B (zh) * | 2017-09-13 | 2020-07-03 | 广州励丰文化科技股份有限公司 | 一种幕布及其开孔方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050318 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050405 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050802 |