JP2007535964A - 2−ブタノールを生成する方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、カルボニル還元酵素および補酵素を用いて2−ブタノンの還元を酵素学的に触媒することにより2−ブタノールを調製するためのプロセスに関する。本発明は、カルボニル還元酵素および補酵素を含む水相がアルコール相と接触され、その結果、本発明では、形成された2−ブタノールが分離されることを特徴としている。本発明において、アルコール相は、水相と混和し得ず、かつ還元するための2−ブタノンを含んでいる。ただし、アルコール相に存在するアルコールは、補酵素を再生成し得かつ水の沸点より高い沸点を示し得る第2級アルコールである。

Description

発明の詳細な説明
本発明は、2−ブタノールを調製するためのプロセスに関し、より詳細には、カルボニル還元酵素および補酵素を用いて2−ブタノンの還元を酵素学的に触媒することにより、R−2−ブタノールまたはS−2−ブタノールを調製するためのプロセスに関する。
2−ブタノール、特に、キラル化合物であるR−2−ブタノールおよびS−2−ブタノールは、薬学的に活性な物質の生成において求められる中間体である。
鏡像異性的に単一の2−ブタノール(すなわち、R−2−ブタノールおよびS−2−ブタノール)の調製は複雑である。なぜなら、現在まで、R−2−ブタノールまたはS−2−ブタノールのそれぞれへの2−ブタノンの直接的な化学的触媒不斉還元は可能ではなかったからである。直接酵素的な還元のためのプロセスもそう多くは記載されていない。鏡像異性的に単一のR−2−ブタノールおよびS−2−ブタノールは、ラセミ化合物の分割を介する間接的な手段によってのみ商業スケールで生成され得る。
カルボニル還元酵素(別名:アルコールデヒドロゲナーゼ、オキシドレダクターゼ)は、それぞれ、カルボニル化合物の還元および第2級アルコールの酸化のための触媒として知られている。これらの酵素は、補酵素(例えば、NAD(P)H)を必要とする。Lactobacillus kefirより得られるカルボニル還元酵素および補酵素NADPHを用いる、ケトンの還元が知られている(例えば、米国特許第5,342,767号)。
Moraxella sp.より得られるアルコールデヒドロゲナーゼの精製および特徴付けは、Eur.J.Biochem.254,356−362(1998)により知られている。
水相の媒体でのカルボニル還元酵素による2−ブタノンから2−ブタノールへの還元は困難である。なぜなら、反応混合物の再処理が容易ではなく、2−ブタノールが容易に水に溶けてしまう。さらに、2−ブタノールと水との分離のための抽出プロセスおよび蒸留プロセスは、技術的に複雑であることが示されている。
カルボニル還元酵素による2−ブタノンから2−ブタノールへの酵素学的な還元に関連するさらなる問題は、それぞれ補因子NADHまたはNADPHの再生成にある。現在しばしば用いられている、2−プロパノールの用いるNAD(P)Hの再生成法は、同様に問題を有している。なぜなら、後者は、生成物であるR−2−ブタノールまたはS−2−ブタノール各々の単離をより困難にし、そして過度の労力なしにはR−2−ブタノールまたはS−2−ブタノール各々を完全に分離し得ないからである。
水相の媒体での2−ブタノンの酵素学的な還元に関連するさらなる問題は、2−プロパノールを用いるNAD(P)Hの補酵素再生成とともに、ほとんどの酵素が、20%を超える量での2−プロパノールおよび2−ブタノールによって不活性化することにある。このことは、使用されるべき、過剰量の2−プロパノールから開始される場合、使用されるべき2−ブタノンの最終濃度が10%(w/v)よりかなり低いことが必要であることを意味する。これらの低濃度の基質または生成物は順々に生じ得、反応混合物からのR−2−ブタノールまたはS−2−ブタノール各々の単離を阻害する。
本発明に係るプロセスは、カルボニル還元酵素および補酵素を用いる、2−ブタノンの還元を酵素学的に触媒することにより2−ブタノールを調製するためのものであり、上述した問題を解決することを目的としている。本発明に係るプロセスは、
(a)カルボニル還元酵素および補酵素を含む水相がアルコール相と接触され、ここで、アルコール相は、水相と混和し得ず、かつ還元するための2−ブタノンを含んでおり(ただし、該アルコール相に存在するアルコールは、該補酵素を再生成し得かつ水の沸点より高い沸点を示し得る第2級アルコールである。)、その結果、
(b)形成された2−ブタノールが分離される。
従って、本発明に係るプロセスにおいて、カルボニル還元酵素による2−ブタノンから2−ブタノールへの還元は、酵素および補酵素が溶解されている水相、ならびに第2級アルコールおよび2−ブタノンから形成される有機相からなる二相系にて行われる。
補酵素再生成は、第2級アルコールを用いて行われる。この第2級アルコールは、水と混和し得ず、同時に、可能な限り水の沸点より明らかに高い沸点を示す。そのために、2−ペンタノール、2−ヘキサノール、2−ヘプタノール、2−オクタノールおよび4−メチル−2−ペンタノールが都合よく用いられ、特に、2−ヘプタノールおよび2−オクタノールが好ましい。
NADHおよびNADPHは、補酵素として特に好ましい。さらに、水と混和し得ない第2級アルコールは、本発明に係るプロセスにおいてカルボニル還元酵素の安定化を導く。
補酵素の再生成のために第2級アルコールを使用することの利点はまた、還元されるべき基質2−ブタノンに対してより過剰量でこのアルコールが使用され得ることにある。従って、このことは、供給原料でのより高濃度の2−ブタノンと一緒により速いターンオーバーを達成することを可能にする。従って、アルコール相の第2級アルコールと2−ブタノンは、好ましくは1:2〜1:10、特に好ましくは、1:2.5〜1:5の範囲のモル比(2−ブタノン:第2級アルコール)で使用される。
本発明に係るプロセスのさらなる実施形態において、2−ブタノンは、反応混合物の総量に基づいて、少なくとも5重量%、好ましくは、10〜25重量%の範囲で使用される。
好ましくは、カルボニル還元酵素は、1kgの2−ブタノン当たり少なくとも2000単位、好ましくは、少なくとも10000単位が使用され、上限は、適切には、1kgの2−ブタノン当たり250,000単位である。これにより、酵素単位1Uは、1分間(min)当たり1μmolの2−ブタノンを変換するために必要とされる酵素量に対応する。
特に、Candida parapsilosisより得られるカルボニル還元酵素が、それぞれ、価値のあるカルボニル還元酵素またはアルコールデヒドロゲナーゼであることが示された。好ましくは、鏡像異性的には実質的に単一のS−2−ブタノールまたはR−2−ブタノールの調製を可能にするカルボニル還元酵素が使用される。このように行う際に、Candida parapsilosisより得られるカルボニル還元酵素は、2−ブタノンをS−2−ブタノールに、鏡像異性的に還元し得ることが見出された。これにより、選択されるプロセスの条件に依存して、所望のエナンチオマーについて鏡像異性的に98%を超える純度が達成され得る。
本発明に係るプロセスにおいて形成される2−ブタノールは、第2級アルコールの相にあり、そして第2級アルコールと一緒に水相から移動され得る。続いて、2−ブタノールは蒸留を介して単純な様式で取得され得る。
本発明に係るプロセスにおいて、対応する、鏡像異性的に単一なS−アルコールはまた、補酵素再生成に使用され得る。
反応混合物の総量に対する水相および有機相の量は変動し得る。ここで、水相の量は3重量%まで減少し得、その結果、使用した、90%を超える2−ブタノンまたはR−2−ブタノールもしくはS−2−ブタノールの各々が、水に混和し得ないアルコールによって形成された相に配置される。
本発明に係るプロセスのさらなる利点は、高度に精製された形態でのR−2−ブタノールまたはS−2−ブタノールの各々の、比較的単純な再処理および単離にある。生成物R−2−ブタノールまたはS−2−ブタノールの各々の単離は、有機相を分離して、高沸点の、水に混和し得ない第2級アルコールから2−ブタノン/2−ブタノールを蒸留することにより行われる。
続いて、キラル生成物であるR−2−ブタノールまたはS−2−ブタノールの各々が、蒸留を介して、2−ブタノール/2−ブタノン混合物から99%を超える化学的な純度および98%を超える鏡像異性的な純度にて回収され得る。
本発明に係るプロセスにおいて、基質2−ブタノンについての使用されるべき濃度は、好ましくは5重量%を超え、より好ましくは10〜25重量%の範囲である。
補酵素NAD(P)Hの濃度は、水相に基づいて、0.01〜10mMであり、0.1〜1mMであることが好ましい。
好ましくは、緩衝液は、例えば、リン酸カリウム、tris/HClまたはトリエタノールアミン緩衝液(5〜10のpH値、好ましくは6〜9のpH値を有している。)が、本発明に係るプロセスにおいて使用される水相に添加される。
温度は、例えば、約10〜60℃であり、好ましくは25〜35℃である。
本発明に係るプロセスは、例えば、ガラスまたは金属により形成された、閉鎖された反応容器内で行われ得る。この目的のために、各成分が、個別に反応容器内に移され、例えば、窒素または空気の雰囲気下で攪拌される。反応時間は、1〜48時間、特には2〜24時間である。
Candida parapsilosisより得られるカルボニル還元酵素の代わりに、2−ブタノンをS−2−ブタノールまたはR−2−ブタノールに鏡像異性的に還元し得る他のカルボニル還元酵素が使用され得る。
以下の実施例により、本発明がより詳細に記載される。
〔実施例1〕
本実施例において、2−ブタノンからのS−2−ブタノールの生成、および使用した2−ブタノン/第2級アルコール(2−ヘプタノール)の比に依存する2−ブタノールの収率依存性を示す。カルボニル還元酵素として、Candida parapsilosis由来の酵素を使用した。補酵素再生成を2−ヘプタノールを用いて行った。以下の表1において、異なる2−ブタノン/2−ヘプタノール比を示す3つの供給原料についての変換データを示す。
Figure 2007535964
まず、反応容器内に緩衝液を配置することにより変換を行った。次いで、NADおよび酵素を溶解した。続いて、2−ヘプタノールおよび2−ブタノンを、反応容器内に配置した。
次いで、反応混合物を入念に混合しながら30℃でインキュベートした。2−ブタノンのさらなる変換が観察されない段階で反応を終了させた。これにより、反応が平衡に達した。
表1において、2−ヘプタノールの濃度増加とともにS−2−ブタノールの収率が実質的に増加することが見られる。
〔実施例2〕
本実施例において、収率が実質的に変化することなく水相が減少され得ることが3つの供給原料によって示される。
Figure 2007535964
〔実施例3〕
本実施例において、種々の第2級アルコールを用いて補酵素の再生成を行うことができることを示す。3つの供給原料の結果を、以下の表3に示す。
Figure 2007535964
〔実施例4〕
本実施例において、技術スケールでのS−2−ブタノールの予備的な(preparative)生成を示す。
S−2−ブタノールの予備的な生成のために、4.96lの緩衝液(TEA100mM(pH=7.0))を、攪拌した反応器の中に配置して温度を30℃に調整した。続いて、4.96gのNADをこの緩衝液に溶解し、300,000単位のCandida parapsilosis由来カルボニル還元酵素をこの緩衝液に添加した。反応混合物を、76.11l(60.9kg)の2−ヘプタノールの層で覆い、その上に基質2−ブタノン12.5l(10kg)を加えた。
続いて、攪拌を開始し、反応混合物を入念に混合しながら12時間インキュベートした。12時間後、2−ブンタンをS−2−ブタノールに変換した(68%)。これは、98.4%の鏡学異性的な純度を含んだ。
反応の完了の際に、2−ブンタン/S−2−ブタノールを含むヘプタノール相を分離し、そして乾燥した。2−ブンタン/S−2−ブタノール混合物を、蒸留により、先ずヘプタノール相より得た(沸点約158〜161℃)。続いて、第2の蒸留において、2−ブンタン(沸点80℃)とS−2−ブタノール(沸点97〜100℃)とを分離した。
この様式で、S−2−ブタノールを、99%を超える化学的な純度で得ることができる。

Claims (10)

  1. カルボニル還元酵素および補酵素を用いて2−ブタノンの還元を酵素学的に触媒することにより2−ブタノールを調製するためのプロセスであって、
    (a)カルボニル還元酵素および補酵素を含む水相がアルコール相と接触され、
    該アルコール相は、該水相と混和し得ず、かつ還元するための2−ブタノンを含んでおり(ただし、該アルコール相に存在するアルコールは、該補酵素を再生成し得かつ水の沸点より高い沸点を示し得る第2級アルコールである。)、その結果、
    (b)形成された2−ブタノールが分離される
    プロセス。
  2. 前記アルコール相のアルコールが、2−ペンタノール、2−ヘキサノール、2−ヘプタノール、2−オクタノールまたは4−メチル−2−ペンタノールである、請求項1に記載のプロセス。
  3. 前記アルコール相のアルコールが、2−ヘプタノールまたは2−オクタノールである、請求項2に記載のプロセス。
  4. 前記アルコール相のアルコールおよび前記2−ブタノンが、1:2〜1:10の範囲のモル比(2−ブタノン:第2級アルコール)で使用される、請求項1〜3の何れか1項に記載のプロセス。
  5. 前記モル比が1:2.5〜1:5の範囲である、請求項4に記載のプロセス。
  6. 前記2−ブタノンが、反応混合物の総量に基づいて、少なくとも5重量%、好ましくは10〜25重量%の量で使用される、請求項1〜5の何れか1項に記載のプロセス。
  7. 1kgの2−ブタノン当たり少なくとも2000単位、好ましくは、少なくとも10000単位のカルボニル還元酵素が使用される、請求項1〜6の何れか1項に記載のプロセス。
  8. Candida parapsilosisより得られるカルボニル還元酵素が使用される、請求項1〜7の何れか1項に記載のプロセス。
  9. 前記2−ブタノールが蒸留により分離される、請求項1〜8の何れか1項に記載のプロセス。
  10. 鏡像異性的には実質的に単一のS−2−ブタノールまたはR−2−ブタノールの調製を可能にするカルボニル還元酵素が使用される、請求項1〜9の何れか1項に記載のプロセス。
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