JP2007531755A5 - - Google Patents

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Claims (37)

  1. ヒスタミンH3受容体調節活性を有する式(I):
    Figure 2007531755
    [式中、
    1は、場合によりRsで一置換もしくは二置換されていてもよく、−H、−C1-7アルキル、−C2-7アルケニル、−C2-7アルキニルおよび−C3-7シクロアルキルから成る群から選択され、
    sは、独立して、−C1-6アルキル、−C2-6アルケニル、−C3-6シクロアルキル、フェニル、ピリジル、フラニル、チエニル、ベンジル、ピリミジニル、ピロリル、ハロ、−OH、−OC1-6アルキル、−OC3-6シクロアルキル、−Oフェニル、−Oベンジル、−SH、−SC1-6アルキル、−SC3-6シクロアルキル、−Sフェニル、−Sベンジル、−CN、−NO2、−N(Rm)Rn(ここで、RmおよびRnは独立してHまたはC1-4アルキルである)、−(C=O)N(Rm)Rn、−(C=O)C1-4アルキル、−SCF3、−OCF3、−CF3、−COOC1-4アルキルおよび−COOHから成る群から選択され、
    nは、1または2であり、
    Xは、OまたはSであり、
    A含有環中のAの中の1つは−O−、−S−、−NHまたは−NC1-4アルキルから成る群から選択され、Aの中の1つは=CH−でありそしてAの中の1つは=CH−または=N−であるが、但しNを含有していてもよいAは1つのみであることを条件としかつ隣接して位置する2個のAが同時にヘテロ原子であることはないことを条件とし、
    Lは、−C1-4アルキレン−であり、
    2は、場合によりRqで一置換もしくは二置換されていてもよく、−H、−C1-7アルキル、−C2-7アルケニル、−C2-7アルキニル、−C3-7シクロアルキル、フェニル、ベンジル、ピリジニル、ピリミジニル、フラニル、チエニル、ピロリル、およびO、S、−N=、>NHおよび>NC1-4アルキルから選択されるヘテロ原子員の数が1または2でありかつ二重結合の数が0、1または2である5員、6員もしくは7員の単環式非芳香複素環式環から成る群から独立して選択され、そして
    3は、場合によりRqで一置換もしくは二置換されていてもよく、−C1-7アルキル、−C2-7アルケニル、−C2-7アルキニル、−C3-7シクロアルキル、フェニル、ベンジル、ピリジニル、ピリミジニル、フラニル、チエニル、ピロリル、およびO、S、−N=、>NHおよび>NC1-4アルキルから選択されるヘテロ原子員の数が1または2でありかつ二重結合の数が0、1または2である5員、6員もしくは7員の単環式非芳香複素環式環から成る群から独立して選択され、
    qは、独立して、−C1-6アルキル、−C2-6アルケニル、−C3-6シクロアルキル、フェニル、ピリジル、フラニル、チエニル、ベンジル、ピリミジニル、ピロリル、ハロ、−OH、−OC1-6アルキル、−OC3-6シクロアルキル、−Oフェニル、−Oベンジル、−SH、−SC1-6アルキル、−SC3-6シクロアルキル、−Sフェニル、−Sベンジル、−CN、−NO2、−N(Ry)Rz(ここで、RyおよびRzは独立してHおよびC1-4アルキルから選択されるか、或はRyとRzは結合している窒素と一緒になってO、S、−N=、>NHおよび>NC1-4アルキルから選択される追加的ヘテロ原子員を1または2員有する5員、6員もしくは7員の単環式複素環式環を形成していてもよく、ここで、前記環は場合によりハロまたは−C1-4アルキルで置換されていてもよい)、−(C=O)N(Ry)Rz、−(C=O)C1-4アルキル、−SCF3、−OCF3、−CF3、−COOC1-4アルキルおよび−COOHから成る群から選択され、
    或は、代りに、
    2とR3は結合している窒素と一緒になって環を形成していてもよく、ここで、前記環はi)4−7員の非芳香複素環式環(この複素環式環は、結合の窒素から少なくとも炭素員1個分離れて位置していてO、S、−N=、>NHおよび>NRppから選択される追加的ヘテロ原子員の数が0または1であり、二重結合の数が0、1または2であり、カルボニルである炭素員の数が0、1または2でありかつ置換基Rpの数が0、1または2である)、および
    ii)ベンゾもしくはピリド縮合している4−7員の非芳香複素環式環(この複素環式環は、結合の窒素から少なくとも炭素員1個分離れて位置していてO、S、−N=、>NHおよび>NRppから選択される追加的ヘテロ原子員の数が0または1であり、追加的二重結合の数が0または1であり、カルボニルである炭素員の数が0、1または2でありかつ置換基Rpの数が0、1または2である)
    から成る群から選択され、
    pは、独立して、−C1-6アルキル、−C2-6アルケニル、−C3-6シクロアルキル、フェニル、ピリジル、フラニル、チエニル、ベンジル、ピリミジニル、ピロリル、ハロ、−OH、−OC1-6アルキル、−OC3-6シクロアルキル、−Oフェニル、−Oベンジル、−SH、−SC1-6アルキル、−SC3-6シクロアルキル、−Sフェニル、−Sベンジル、−CN、−NO2、−N(Ry)Rz(ここで、RyおよびRzは独立してHおよびC1-4アルキルから選択されるか、或はRyとRzは結合している窒素と一緒になってO、S、−N=、>NHおよび>NC1-4アルキルから選択される追加的ヘテロ原子員を1または2員有する5員、6員もしくは7員の単環式複素環式環を形成していてもよく、ここで、前記環は場合によりハロまたは−C1-4アルキルで置換されていてもよい)、−(C=O)N(Ry)Rz、−(C=O)C1-4アルキル、−SCF3、−OCF3、−CF3、−COOC1-4アルキルおよび−COOHから成る群から選択され、
    ppは、独立して、−C1-6アルキル、−C2-6アルケニル、−C3-6シクロアルキル、フェニル、ピリジル、ベンジル、ピリミジニル、ピロリル、−(C=O)N(Ry)Rz、−(C=O)C1-4アルキル、−COOC1-4アルキルおよび−COOC1-4ベンジルから成る群から選択される]
    で表される化合物、またはその鏡像異性体、ジアステレオマー、水化物、溶媒和物、薬学的に受け入れられる塩、エステルもしくはアミド。
  2. 1が−H、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、プロペニル、プロパルギル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、ヒドロキシエチル、メトキシエチルおよびジエチルアミノエチルから成る群から選択される請求項1記載の化合物。
  3. 1がメチル、エチル、イソプロピルおよびシクロプロピルから成る群から選択される請求項1記載の化合物。
  4. 1がイソプロピルである請求項1記載の化合物。
  5. nが1である請求項1記載の化合物。
  6. XがOである請求項1記載の化合物。
  7. 前記A含有環がフラン、チオフェン、ピロール、オキサゾールおよびチアゾールから成る群から選択される請求項1記載の化合物。
  8. 4位の所のAがOまたはSでありそして1位および2位の所のAがCHであるか、2位の所のAがSでありそして1位および4位の所のAがCHであるか、1位の所のAがN(C1-4アルキル)でありそして2位および4位の所のAがCHであるか、或は2位の所のAがSまたはOであり、4位の所のAがNでありそして1位の所のAがCHである請求項1記載の化合物。
  9. Aの中の1つがSまたはOである請求項1記載の化合物。
  10. 前記A含有環がフランまたはチオフェンである請求項1記載の化合物。
  11. 4位の所のAがOである請求項1記載の化合物。
  12. 4位の所のAがSである請求項1記載の化合物。
  13. 2位の所のAがSである請求項1記載の化合物。
  14. Lがメチレンである請求項1記載の化合物。
  15. 2が独立して−H、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、メトキシエチル、ヒドロキシエチル、ピペリジニルエチル、モルホリニルエチル、ピリジルエチル、ジエチルアミノエチル、プロペニル、プロパルギル、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、ベンジル、ピリジニル、ピロリル、ピロリジニル、ピペリジニル、モルホリニル、チオモルホリニルおよびアゼパニルから成る群から選択される請求項1記載の化合物。
  16. 2が独立して−H、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、メトキシエチル、シクロプロピル、ピペリジニルエチル、モルホリニルエチル、ピリジルエチルおよびジエチルアミノエチルから成る群から選択される請求項1記載の化合物。
  17. 2が独立して−H、メチルおよびメトキシエチルから成る群から選択される請求項1記載の化合物。
  18. 3が独立してメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、メトキシエチル、ヒドロキシエチル、ピペリジニルエチル、モルホリニルエチル、ピリジルエチル、ジエチルアミノエチル、プロペニル、プロパルギル、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、ベンジル、ピリジニル、ピロリル、ピロリジニル、ピペリジニル、モルホリニル、チオモルホリニルおよびアゼパニルから成る群から選択される請求項1記載の化合物。
  19. 3が独立してメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、メトキシエチル、シクロプロピル、ピペリジニルエチル、モルホリニルエチル、ピリジルエチルおよびジエチルアミノエチルから成る群から選択される請求項1記載の化合物。
  20. 3が独立してメチルおよびメトキシエチルから成る群から選択される請求項1記載の化合物。
  21. 2とR3が結合している窒素と一緒になってピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、ピペラジンおよびピロリジンから成る群から選択される環を形成していてもよい請求項1記載の化合物。
  22. 2とR3が結合している窒素と一緒になってピペリジン、モルホリンおよびピペラジンから成る群から選択される環を形成していてもよい請求項1記載の化合物。
  23. 2とR3が結合している窒素と一緒になって4−フルオロピペリジンを形成していてもよい請求項1記載の化合物。
  24. 2とR3が結合している窒素と一緒になってピペリジンおよびモルホリンから成る群から選択される環を形成していてもよい請求項1記載の化合物。
  25. ppが−C1-6アルキルである請求項1記載の化合物。
  26. (4−イソプロピル−ピペラジン−1−イル)−(5−ピペリジン−1−イルメチル−フラン−2−イル)−メタノン;
    (4−イソプロピル−ピペラジン−1−イル)−(5−モルホリン−4−イルメチル−フラン−2−イル)−メタノン;
    (4−イソプロピル−ピペラジン−1−イル)−{5−[(2−メトキシ−エチルアミノ)−メチル]−フラン−2−イル}−メタノン;
    (4−イソプロピル−ピペラジン−1−イル)−(5−ピペリジン−1−イルメチル−チオフェン−2−イル)−メタノン;
    (4−イソプロピル−ピペラジン−1−イル)−(5−モルホリン−4−イルメチル−チオフェン−2−イル)−メタノン;
    (4−イソプロピル−ピペラジン−1−イル)−{5−[(2−メトキシ−エチルアミノ)−メチル]−チオフェン−2−イル}−メタノン;
    (4−イソプロピル−ピペラジン−1−イル)−(5−ピペリジン−1−イルメチル−チオフェン−3−イル)−メタノン;
    (4−イソプロピル−ピペラジン−1−イル)−(5−モルホリン−4−イルメチル−チオフェン−3−イル)−メタノン;
    (4−イソプロピル−ピペラジン−1−イル)−(1−メチル−4−ピペリジン−1−イルメチル−1H−ピロール−2−イル)−メタノン;
    (4−イソプロピル−ピペラジン−1−イル)−(1−メチル−4−モルホリン−4−イルメチル−1H−ピロール−2−イル)−メタノン;
    (4−イソプロピル−ピペラジン−1−イル)−(2−ピペリジン−1−イルメチル−チアゾール−4−イル)−メタノン;
    (4−イソプロピル−ピペラジン−1−イル)−(2−モルホリン−4−イルメチル−チアゾール−4−イル)−メタノン;
    (4−イソプロピル−ピペラジン−1−イル)−{2−[(2−メトキシ−エチルアミノ)−メチル]−チアゾール−4−イル}−メタノン;
    (4−イソプロピル−ピペラジン−1−イル)−(2−ピペリジン−1−イルメチル−オキサゾール−4−イル)−メタノン;
    (4−イソプロピル−ピペラジン−1−イル)−(2−モルホリン−4−イルメチル−オキサゾール−4−イル)−メタノン;
    (4−イソプロピル−ピペラジン−1−イル)−{2−[(2−メトキシ−エチルアミノ)−メチル]−オキサゾール−4−イル}−メタノン;
    (4−イソプロピル−ピペラジン−1−イル)−(5−ピペリジン−1−イルメチル−フラン−2−イル)−メタンチオン;
    [5−(4−フルオロ−ピペリジン−1−イルメチル)−フラン−2−イル]−(4−イソプロピル−ピペラジン−1−イル)−メタノン;および
    [5−(4−フルオロ−ピペリジン−1−イルメチル)−フラン−2−イル]−(4−イソプロピル−ピペラジン−1−イル)−メタノンのフマル酸塩;
    から成る群から選択される化合物。
  27. (4−イソプロピル−ピペラジン−1−イル)−(5−ピペリジン−1−イルメチル−フラン−2−イル)−メタノン;
    (4−イソプロピル−ピペラジン−1−イル)−(5−ピペリジン−1−イルメチル−チオフェン−2−イル)−メタノン;
    (4−イソプロピル−ピペラジン−1−イル)−(5−モルホリン−4−イルメチル−チオフェン−2−イル)−メタノン;
    (4−イソプロピル−ピペラジン−1−イル)−{5−[(2−メトキシ−エチルアミノ)−メチル]−チオフェン−2−イル}−メタノン;
    (4−イソプロピル−ピペラジン−1−イル)−(5−ピペリジン−1−イルメチル−チオフェン−3−イル)−メタノン;
    (4−イソプロピル−ピペラジン−1−イル)−(5−モルホリン−4−イルメチル−チオフェン−3−イル)−メタノン;および
    (4−イソプロピル−ピペラジン−1−イル)−(1−メチル−4−ピペリジン−1−イルメチル−1H−ピロール−2−イル)−メタノン;
    から成る群から選択される化合物。
  28. 前記薬学的に受け入れられる塩が有効なアミノ付加塩である請求項1記載の化合物。
  29. 前記薬学的に受け入れられる塩が臭化水素酸塩、塩酸塩、硫酸塩、重硫酸塩、硝酸塩、酢酸塩、しゅう酸塩、吉草酸塩、オレイン酸塩、パルミチン酸塩、ステアリン酸塩、ラウリン酸塩、ホウ酸塩、安息香酸塩、乳酸塩、燐酸塩、トシル酸塩、クエン酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、こはく酸塩、酒石酸塩、ナフチレート、メシル酸塩、グルコヘプトン酸塩、ラクチオビオネートおよびラウリルスルホン酸塩から成る群から選択される請求項1記載の化合物。
  30. 薬学的に受け入れられる担体を含有しかつヒスタミンH3受容体調節活性を有する式(I):
    Figure 2007531755
    [式中、
    1は、場合によりRsで一置換もしくは二置換されていてもよく、−H、−C1-7アルキル、−C2-7アルケニル、−C2-7アルキニルおよび−C3-7シクロアルキルから成る群から選択され、
    sは、独立して、−C1-6アルキル、−C2-6アルケニル、−C3-6シクロアルキル、フェニル、ピリジル、フラニル、チエニル、ベンジル、ピリミジニル、ピロリル、ハロ、−OH、−OC1-6アルキル、−OC3-6シクロアルキル、−Oフェニル、−Oベンジル、−SH、−SC1-6アルキル、−SC3-6シクロアルキル、−Sフェニル、−Sベンジル、−CN、−NO2、−N(Rm)Rn(ここで、RmおよびRnは独立してHまたはC1-4アルキルである)、−(C=O)N(Rm)Rn、−(C=O)C1-4アルキル、−SCF3、−OCF3、−CF3、−COOC1-4アルキルおよび−COOHから成る群から選択され、nは、1または2であり、
    Xは、OまたはSであり、
    A含有環中のAの中の1つは−O−、−S−、−NHまたは−NC1-4アルキルから成る群から選択され、Aの中の1つは=CH−でありそしてAの中の1つは=CH−または=N−であるが、但しNを含有していてもよいAは1つのみであることを条件としかつ隣接して位置する2個のAが同時にヘテロ原子であることはないことを条件とし、
    Lは、−C1-4アルキレン−であり、
    2は、場合によりRqで一置換もしくは二置換されていてもよく、−H、−C1-7アルキル、−C2-7アルケニル、−C2-7アルキニル、−C3-7シクロアルキル、フェニル、ベンジル、ピリジニル、ピリミジニル、フラニル、チエニル、ピロリル、およびO、S、−N=、>NHおよび>NC1-4アルキルから選択されるヘテロ原子員の数が1または2でありかつ二重結合の数が0、1または2である5員、6員もしくは7員の単環式非芳香複素環式環から成る群から独立して選択され、そして
    3は、場合によりRqで一置換もしくは二置換されていてもよく、−C1-7アルキル、−C2-7アルケニル、−C2-7アルキニル、−C3-7シクロアルキル、フェニル、ベンジル、ピリジニル、ピリミジニル、フラニル、チエニル、ピロリル、およびO、S、−N=、>NHおよび>NC1-4アルキルから選択されるヘテロ原子員の数が1または2でありかつ二重結合の数が0、1または2である5員、6員もしくは7員の単環式非芳香複素環式環から成る群から独立して選択され、
    qは、独立して、−C1-6アルキル、−C2-6アルケニル、−C3-6シクロアルキル、フェニル、ピリジル、フラニル、チエニル、ベンジル、ピリミジニル、ピロリル、ハロ、−OH、−OC1-6アルキル、−OC3-6シクロアルキル、−Oフェニル、−Oベンジル、−SH、−SC1-6アルキル、−SC3-6シクロアルキル、−Sフェニル、−Sベンジル、−CN、−NO2、−N(Ry)Rz(ここで、RyおよびRzは独立してHおよびC1-4アルキルから選択されるか、或はRyとRzは結合している窒素と一緒になってO、S、−N=、>NHおよび>NC1-4アルキルから選択される追加的ヘテロ原子員を1または2員有する5員、6員もしくは7員の単環式複素環式環を形成していてもよく、ここで、前記環は場合によりハロまたは−C1-4アルキルで置換されていてもよい)、−(C=O)N(Ry)Rz、−(C=O)C1-4アルキル、−SCF3、−OCF3、−CF3、−COOC1-4アルキルおよび−COOHから成る群から選択され、
    或は、代りに、
    2とR3は結合している窒素と一緒になって環を形成していてもよく、ここで、前記環はi)4−7員の非芳香複素環式環(この複素環式環は、結合の窒素から少なくとも炭素員1個分離れて位置していてO、S、−N=、>NHおよび>NRppから選択される追加的ヘテロ原子員の数が0または1であり、二重結合の数が0、1または2であり、カルボニルである炭素員の数が0、1または2でありかつ置換基Rpの数が0、1または2である)、および
    ii)ベンゾもしくはピリド縮合している4−7員の非芳香複素環式環(この複素環式環は、結合の窒素から少なくとも炭素員1個分離れて位置していてO、S、−N=、>NHおよび>NRppから選択される追加的ヘテロ原子員の数が0または1であり、追加的二重結合の数が0または1であり、カルボニルである炭素員の数が0、1または2でありかつ置換基Rpの数が0、1または2である)
    から成る群から選択され、
    pは、独立して、−C1-6アルキル、−C2-6アルケニル、−C3-6シクロアルキル、フェニル、ピリジル、フラニル、チエニル、ベンジル、ピリミジニル、ピロリル、ハロ、−OH、−OC1-6アルキル、−OC3-6シクロアルキル、−Oフェニル、−Oベンジル、−SH、−SC1-6アルキル、−SC3-6シクロアルキル、−Sフェニル、−Sベンジル、−CN、−NO2、−N(Ry)Rz(ここで、RyおよびRzは独立してHおよびC1-4アルキルから選択されるか、或はRyとRzは結合している窒素と一緒になってO、S、−N=、>NHおよび>NC1-4アルキルから選択される追加的ヘテロ原子員を1または2員有する5員、6員もしくは7員の単環式複素環式環を形成していてもよく、ここで、前記環は場合によりハロまたは−C1-4アルキルで置換されていてもよい)、−(C=O)N(Ry)Rz、−(C=O)C1-4アルキル、−SCF3、−OCF3、−CF3、−COOC1-4アルキルおよび−COOHから成る群から選択され、
    ppは、独立して、−C1-6アルキル、−C2-6アルケニル、−C3-6シクロアルキル、フェニル、ピリジル、ベンジル、ピリミジニル、ピロリル、−(C=O)N(Ry)Rz、−(C=O)C1-4アルキル、−COOC1-4アルキルおよび−COOC1-4ベンジルから成る群から選択される]
    で表される化合物、またはこれの鏡像異性体、ジアステレオマー、水化物、溶媒和物、または薬学的に受け入れられる塩、エステルまたはアミドを治療的に有効な量で含んで成る薬剤組成物。
  31. 請求項1〜29のいずれかに記載の化合物を有効成分として含んでなる哺乳動物における睡眠/覚醒および覚醒/不眠障害(例えば不眠症および時差ボケ)を包含する神経障害、注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習および記憶障害、認知機能障害、片頭痛、神経性炎症、認知症、軽度認識障害(認知症前兆)、アルツハイマー病、てんかん、脱力発作を伴うか或は伴わないナルコレプシー、脱力発作、睡眠/覚醒恒常性障害、突発性傾眠、日中の異様な眠気(EDS)、概日リズム障害、睡眠/疲労障害、疲労、睡眠時無呼吸を伴う眠気、閉経期ホルモン変化による睡眠障害、パーキンソン関連疲労、MS関連疲労、鬱関連疲労、化学療法誘発疲労、摂食障害、肥満、乗り物酔い、めまい、統合失調症、薬物乱用、双極性障害、躁病および鬱病から成る群から選択されるCNS疾患を治療または予防するための製薬学的製剤
  32. 請求項1〜29のいずれかに記載の化合物を有効成分として含んでなる哺乳動物における上気道アレルギー反応、喘息、かゆみ、鼻詰まりおよびアレルギー性鼻炎から成る群から選択されるヒスタミンH3受容体媒介型疾患を治療または予防するための製薬学的製剤。
  33. PETまたはSPECTで検出可能にするための放射能標識が付けられている請求項1〜29のいずれかに記載の化合物。
  34. 求項1〜29のいずれかに記載の化合物に18F標識を付けるか或は11C標識を付けてそれを陽電子放出型断層撮影(PET)分子プローブとして用いる作用剤を含んで成るヒスタミン媒介型疾患を検査するための試薬
  35. 方法であって、有効成分として、(a)請求項1〜29のいずれかに記載の化合物と(b)ヒスタミンH1拮抗薬を含んで成るアレルギー性鼻炎、鼻詰まりまたはアレルギー性うっ血を治療するための併用製剤
  36. 有効成分として、(a)請求項1〜29のいずれかに記載の化合物と(b)選択的セロトニン再取り込み阻害剤を含んで成る鬱病、気分障害または統合失調症を治療するための併用製剤。
  37. 有効成分として、(a)請求項1〜29のいずれかに記載の化合物と(b)モダフィニルを含んで成るナルコレプシー、日中の異様な眠気(EDS)、アルツハイマー病、鬱病、注意欠陥多動性障害、MS関連疲労、麻酔後のフラフラの状態、認識機能障害、統合失調症、脳性麻痺を伴う痙直、加齢による記憶力低下、突発性傾眠または時差ボケを治療するための併用製剤
JP2007506498A 2004-03-31 2005-03-31 非イミダゾール系複素環式化合物 Pending JP2007531755A (ja)

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