JP2007531482A - 機械的振動エネルギーを電気エネルギーに変換するための電磁装置 - Google Patents

機械的振動エネルギーを電気エネルギーに変換するための電磁装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007531482A
JP2007531482A JP2007504473A JP2007504473A JP2007531482A JP 2007531482 A JP2007531482 A JP 2007531482A JP 2007504473 A JP2007504473 A JP 2007504473A JP 2007504473 A JP2007504473 A JP 2007504473A JP 2007531482 A JP2007531482 A JP 2007531482A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
electromagnetic generator
generator according
magnets
magnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007504473A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4949229B2 (ja
Inventor
ニコラス、ロバート、ハリス
マイケル、ジョン、トゥドー
ニール、モーリス、ホワイト
スティーブン、ポール、ビーバイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
University of Southampton
Original Assignee
University of Southampton
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by University of Southampton filed Critical University of Southampton
Publication of JP2007531482A publication Critical patent/JP2007531482A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4949229B2 publication Critical patent/JP4949229B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K35/00Generators with reciprocating, oscillating or vibrating coil system, magnet, armature or other part of the magnetic circuit
    • H02K35/02Generators with reciprocating, oscillating or vibrating coil system, magnet, armature or other part of the magnetic circuit with moving magnets and stationary coil systems
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K16/00Machines with more than one rotor or stator
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K35/00Generators with reciprocating, oscillating or vibrating coil system, magnet, armature or other part of the magnetic circuit

Abstract

2つの磁石と、それらの間に配設されたコイルとであって、2つの磁石が、それらの間に、コイルが中に配設される磁束領域を画定するように構成され、それらによって、コイルと磁石との相対的な動きが、コイル中に電流を発生させる、2つの磁石とコイルと、各磁石用の振動可能な第1の取付け部と、コイル用の振動可能な第2の取付け部とであって、それらによって、少なくとも2つの磁石のそれぞれと、コイルとが、それぞれの中央位置の周りでそれぞれ振動可能となる、第1の取付け部と第2の取付け部とを備える、電磁発電機。

Description

本発明は、機械的振動エネルギーを電気エネルギーに変換するための電磁発電機に関する。特に、本発明は、例えばインテリジェント・センサ・システムに電力供給するのに使用するための、周囲の振動エネルギーを電気エネルギーに変換することが可能な小型発電機のような装置に関する。かかるシステムは、電力を供給するため、又はセンサ・データを伝送するために、ワイヤが実際上取り付けられることができないアクセス不可能な領域に使用されることができる。
現在、微小電気機械システム(MEMS)装置用の代替電源の領域において研究活動のレベルが向上しており、かかる装置は、当業界では「エネルギー獲得(energy harvesting)」に使用されるものとして、また、「寄生電源」として説明されている。かかる電源は、無線センサへの電力供給に関して現在研究されている。
電磁発電機を使用して、周囲の振動から有用な電力を獲得することが知られている。典型的な磁石コイル発電機は、磁石又はコイルに取り付けられたばね質量の組合せからなり、このばね質量の組合せは、その系が振動すると、コイルが、磁気コアによって形成された磁束を遮断(cut)するように取り付けられている。振動されると動く質量は、片持ち梁上に取り付けられている。梁が磁気コアに連結され、コイルが装置の格納容器に対して固定されても、またその逆のどちらでもよい。
Sensors and Actuators A92、2001年、335〜342頁に発表されたGlynne−Jones等による論文、題名「Design and fabrication of a new vibration based electromechanical power generator(振動ベースの新しい電気機械発電機の設計及び製作)」では、ハウジングによって支持された片持ち梁からなる電気機械発電機が開示された。梁上の質量は、C形コアを形成するようにキーパ上に取り付けられた2つの磁石から構成されていた。それらの磁石の間の空隙内に、コイルが、片持ち梁上の質量が動く方向に直角に配置されていた。本発明者等の数人によるこの従来技術の開示は、有用な電気機械発電機を生み出したが、機械的振動エネルギーを電気エネルギーに変換し、それによって有用な電力に変換する効率を高めることがなおも求められている。
2002年にチェコ共和国、プラハで開催された会議、名称「Eurosensors XV1」で発表された、P Glynne−Jones、MJ Tudor、SP Beeby、NM White、Department of Electronics and Computer Science、University of Southampton、Southampton、SO17 1BJ、Hampshire、Englandによるその後の論文、題名「An electromagnetic, vibration−powered generator for intelligent sensor systems(インテリジェント・センサ・システムのための、振動により電力供給される電磁発電機)」では、改良された電気機械発電機が開示された。この電気機械発電機は、4つの磁石を組み込んでおり、2つ、又は単一の磁石の設計に比べると、各コイル巻線の長さのより大きな割合を用いて磁界が生成された。この装置の磁石及びコア構造体が図1に示されている。
ウェブ・ページ「http://www.iee.org/oncomms/pn/measurement/Steve%20Beeby.pdf」は、2002年12月11日に、英国のInstitute of Electrical Engineers(IEE)において開催された「Wheatstone Measurement(ホイートストーン測定」に関するセミナーで行われた、SP Beeby等によるプレゼンテーション、題名「Kinetic energy harvesting for wireless energy systems(無線エネルギー・システムのための運動エネルギーの獲得)」のコピーである。このプレゼンテーションも同様に、図1に示される磁石とコアとコイルとの構成を有する電気機械発電機の構造及び使用を開示していた。
図1で全体を2で示された磁気コア構造体は、4つの磁石4、6、8、10を備える。各磁石4、6、8、10は、ほぼブロック型であり、反対極性の対向した端部を有する。4つの磁石4、6、8、10は、2つの磁石対に配設され、磁石4、6と、8、10との各対は、強磁性材料、例えば鋼鉄製のキーパ板12、14とそれぞれ一体に組み立てられている。磁石4、6と8、10との各対について、第1の極性(例えば図2の磁石4ではN)を有する一方の磁石(例えば磁石4)の端部が、それぞれのキーパ板(例えば図2のキーパ板12)に接して組み立てられており、他方の磁石(図1の磁石6)の反対極性(例えばS)の端部が、同じキーパ板(キーパ板12)に接して組み立てられている。磁石4、6と8、10との2対は、対向するように取り付けられ、反対極性の磁石端部16、18と20、22とが間隔を置いて互いに面して配置されており、2つのキーパ板12、14によって、磁束が磁気コア2の対向した2つの外側縁部の周りに案内され、それにより磁気回路を画定している。
この構成を用いると、単一の細長いスロット24が、2つの対向した磁石対4、6と8、10との間で画定され、また、磁気回路中に2つの空隙26、28も画定され、各空隙26、28は、それぞれの対向した磁石端部16と18、20と22との間で画定されている。図1に示されるように、コイル30はスロット24内に配設されている。この磁気回路は、片持ち梁(図示されず)、例えばU形部材上に取り付けられており、U形部材の各端部は、それぞれの磁石対4、6と8、10とに連結されている。電気機械発電機が機械的振動を受けると、片持ち梁も対応して、図1の磁石の動きを示す矢印によって示されるように、磁気回路に対して上下方向に振動することができる。この振動が、コイル30中に電流を発生させることになる。
本発明者等の数人によって行われたこれら後者2つの従来技術による開示のそれぞれでは、開示された電気機械発電機は良好な効率を有していたが、機械的振動からの電力発生の効率を高める設計を改善することがなおも求められている。
Rockwell Technologies LLC名義の米国特許第6304176号は、産業用システムを監視するための寄生的に電力供給される感知装置を開示している。同調変換器が、システムによって発せられた漂遊エネルギー(stray energy)を電位に変換し、この電位が遠隔感知装置及び/又は無線通信リンクによって消費されることになる。この寄生変換器は、同調機械発振器に結合された圧電変換素子でよい。あるいは、感知素子と変換器とは、微小機械システムの形でもよい。しかし、特定の磁石とコアとコイルとの構成は開示されてはいない。
本発明は、機械的振動エネルギーを電気エネルギーに変換するための改良された電磁装置を提供することを目的とする。
従って、本発明は、2つの磁石と、それらの間に配設されたコイルとであって、それら2つの磁石が、それらの間に、コイルが中に配設される磁束領域を画定するように構成され、それらによって、コイルと磁石との相対的な動きがコイル中に電流を発生させる、2つの磁石とコイルと、各磁石用の振動可能な第1の取付け部と、コイル用の振動可能な第2の取付け部とであって、それらによって、少なくとも2つの磁石のそれぞれと、コイルとが、それぞれの中央位置の周りでそれぞれ振動可能となる、第1の取付け部と第2の取付け部とを備える電磁発電機を提供する。
本発明は、更に、第1及び第2のコイルであって、それぞれが、それぞれのコイルが中に配設される磁束領域を画定するように構成されたそれぞれの磁石対の間に配設され、それらによって、それぞれのコイルとそれぞれの磁石との相対的な動きがそれぞれのコイル中に電流を発生させる第1及び第2のコイルを備え、これらの第1及び第2のコイルがそれぞれ、それらの磁石に対してそれぞれ振動されると、それぞれ異なる共振周波数を有する電磁発電機を提供する。
添付の図面を参照して、本発明の実施形態が、単なる例によって以下で説明される。
図2は、本発明の第1の実施形態による電気機械発電機を示す。この実施形態では、全体が102で示された共振構造体が設けられ、その上には、コイル104が、1対の対向した磁石106と108との間に取り付けられている。磁石106、108の、コイル104に面する極は、反対の極性のものである(図1では、上側の磁石106は、コイル104に面してS極を有し、下側の磁石108は、コイル104に面してN極を有する)。共振構造体102は、ベース110を備え、そこから3本の細長い梁112、114、116が延びており、これらの梁は平行且つ同一平面上にある。ベース110と3本の細長い梁112、114、116とは、一体となっている。これらの3本の細長い梁112、114、116は、通常、正方形又は長方形の断面を有する。コイル104は、中央梁114上に取り付けられ、それぞれの磁石106、108は、2本の外側梁112、116上にそれぞれ取り付けられている。コイル104と磁石106、108とは、それぞれの梁114と、112、116との自由端部に取り付けられている。磁石106、108は、上述されたように、コイル104に面する2つの磁石面118と、120とが反対の極性を有するように取り付けられる。このようにして、コイル104は、2つの対向した磁石106と108との間に延びる磁束内に取り付けられている。
静止位置では、図2に示されるように、2つの磁石106、108とコイル104とは、3本の梁112、114、116の長さに直交する共通軸A−Aに沿って全て並べられている。コイル104の巻き(図示されず)は、この軸A−Aに直交し、コイル104は、ワイヤ(図示されず)に接続され、使用時には、このワイヤが、コイル104と磁石106、108との相対的な動きによってコイル104中に発生した電流を搬送し、従って、かかる動きによって電気エネルギーが獲得されることができる。
中央梁114は、同等の質量を有する2本の外側梁112、116が合わさった質量とほぼ同じ質量を有する。言い換えれば、各外側梁112、116の質量は、中央梁114の質量のほぼ2分の1である。
好ましくは、結合の度合いを向上させるために、強い磁束密度を生成することになる種類の磁石106、108を選択することが望ましい。この用途には希土類磁石が理想的であり、従来のアルニコ(Alnico)磁石の磁気エネルギー密度の5倍までもたらす。現時点では、ネオジウム鉄ボロン(NdFeB)磁石が、立方cmあたり最も強力な磁気特性を有することが知られており、120℃まで動作可能である。より高い温度での動作が必要とされる場合、それほど強力ではないサマリウム・コバルトが、250℃までの動作温度で使用され得る。
しかし、本発明によれば、磁石は、予め形成された磁石を梁に取り付けるのではなく、磁気材料をそれぞれの梁の上に堆積させる、例えば印刷することによって製造されることもあるいは可能である。これは、小型化装置に特に適用可能であり、また、既知の一括製造工程を用いて、一体のベースと梁とを形成することになる基板上に諸層を形成することにより、製造費用を下げることができる。
一体のベースと梁とは、金属若しくは金属合金、又はシリコン等の半導体から構成され得る。
コイル104は、磁界を通過するコイルの割合、コイルの巻数、及びその直列抵抗によって特徴付けられる。コイル・インダクタンス等の2次影響は、多くの応用分野が低周波であるためしばしば無視され得る。本発明では、2種類のコイル、すなわち巻線コイルとプリント・コイルとが使用され得る。
プリント・コイルは、プリント回路板(PCB)が製造されるのと全く同様に、導電材料と絶縁体との層を基板上にスクリーン印刷することによって形成され得る。プリント・コイルは、プリント層が通常10μmの厚さとなるように極く薄く作成されることができ、従って、この手法を小規模な装置にとって特に魅力的なものにしている。また、プリント・コイルは、特に規模が縮小するにつれて製造がより困難になる巻線コイルとは違って、標準の厚膜プリント工程を用いるだけでよいので、より製造しやすくなり得る。プリント・コイルの欠点は、各層の厚さが薄いため、コイルに高い直列抵抗が生じることになる点である。厚膜技術によって従来から利用可能である厚さよりも大きい厚さ(例えば>50μm)の巻きが必要とされる場合は、巻線コイルがより適しており、製造するのが経済的となるであろう。プリント・コイルは、既に基板に取り付けられているという追加の利点を有し、このことは、コイルに剛性を加えることができ、従って、コイルと外側層の磁石との間に必要とされる間隙が縮小する。更に、このコイルは、マイクロエンジニアリングの技術分野においてシリコン・ウェハ上に構造体を画定するのに使用されるようなリソグラフィ工程によって形成され得る。これらの工程は、従来技術においてよく知られており、スパッタリング、蒸着、又は電気めっき等の様々な工程によって連続する層が構築され得、また、シリコン・ウェハ上への堆積のみに限られるものではなく、どんなウェハ状基板にも適用されることができる。
使用時には、ベース110は、単一の取付け点においてホスト装置(図示されず)に取り付けられ、そこから、ホスト装置の振動の結果として、エネルギーが獲得されることになる。このようにして、ホストの振動によって生成された慣性力が、その取付け点において電気機械発電機に効果的に加えられる。電気機械発電機は、3本の梁112、114、116が共振構造体102の平面からずれて(すなわち図2の図の平面からずれて)振動する、最も好ましい振動モードを実現するようにホスト装置に取り付けられる。従って、梁112、114、116は、3本梁両頭式音叉(triple beam double ended tuning fork)の歯(tine)と同様に振動する。最も好ましくは、梁112、114、116の振動は、好ましい共振モードにあり、従って、中央梁114上のコイル104の振動は、外側梁112、116上に取り付けられた2つの磁石106、108のそれぞれの振動とは、逆相となる(すなわち、コイル104と磁石106、108との位相差は180°となる)。一方がコイル104と、他方が磁石106、108(従って磁束)とのこの逆相の振動関係により、コイル104と磁石106、108との最大相対変位が可能となり、従って、磁石106、108に対するコイル104の動きによる磁束の最大の遮断が可能となる。
図2の実施形態の変形形態である代替実施形態では、コイル及び/又は磁石は、梁上の、梁端部以外の他の点に取り付けられてもよく、更に、又はあるいは、磁石が中央梁上に取り付けられ、コイルが2本の外側梁上に取り付けられてもよい。他の変形形態では、磁石を担持している梁上に、又はそれらの梁の間に、それらの梁を補強するために、リンク又は補強部材が更に組み込まれることができ、それによって、2つの磁石の互いに引き合う力に対抗し、且つ、梁が歪められる、又は損傷を受けるのを阻止することができる。
図1の既知の装置では、磁石とコイルとは、それぞれの要素に(磁石は共通の片持ち梁要素に、コイルは固定要素に)取り付けられることが必要とされる。2つのかかる取付け要素の要件が、ホスト装置上に電磁発電機を取り付けるのを困難にしている。一方、本発明の電磁発電機は、磁石と1つ(又は複数)のコイルとの全てのための共通取付け部、すなわちベースを提供し、かかる単一の取付け部は、より容易に、ホスト装置に簡単に取り付けられることができる。
本発明による電気機械発電機の他の実施形態が、図3に示されている。この実施形態は、先の実施形態の変形形態であり、ここでは、5本の梁222、224、226、228、230が共通のベース242から延びている。梁222、224、226、228、230は、直線且つ同一平面上にある梁222、224、226、228、230のアレイを画定しており、磁石232、234、236がそれぞれ、第1、第3、及び第5の梁222、226、230のそれぞれの端部に取り付けられ、コイル238、240がそれぞれ、第2及び第4の梁224、228のそれぞれの端部に取り付けられている。磁石232、234、236とコイル38、240とは、共通軸B−Bに沿って同軸に取り付けられ、各コイル238、240は、反対極性の対向した磁石極間に配置されている。
この場合も、電磁発電機がベース242を介してホスト装置(図示されず)に取り付けられているとき、ホスト装置が機械的振動を受けると、この振動は、電気機械発電機の5本の梁222、224、226、228、230に伝達され、これらの梁は、3本梁両頭式音叉の歯と同様に振動し、すなわち、共振構造体の平面(及び図3の図の平面)からずれることになる。選択された振動モードでは、磁石222、226、230を担持している梁222、226、230と、コイル224、228を担持している梁224、228とは、第1の実施形態に関して上述されたのと同様に、コイル24、228を担持している2本の梁224、228は互いに同相に、磁石222、226、230を担持している3本の梁222、226、230とは逆相に振動する。この場合も、この逆相の振動関係が、所与の振動振幅及び周波数での、コイル224、228による磁束の遮断を最大にしている。
図3の実施形態は、2つのコイル/磁石の組合せのそれぞれに異なる共振周波数を与えるように改変されてもよい。かかる異なる共振周波数は、いずれにせよ標準の製造公差の結果として生じ得るものであるが、かかる共振周波数の違いは、好ましくは、例えば梁の重量を改変する、特に、梁に追加の質量を加えることによって(例えば、磁石及び/又はコイルの質量を選択することによって)、且つ/又は、断面積及び/又は梁の長さ等、梁の寸法を改変することによって、装置に故意にもたらされる。このように単一の電気機械発電機に複数の共振周波数を与えると、それに対応して電気エネルギーが発せられ得る周波数範囲が広がる。
図3の実施形態は、磁石又はコイルを担持する追加の梁を設けて、直線アレイを保ちながら任意の数の梁の「指部(finger)」を設けるように更に改変されてもよい。
この実施形態は、小型の幾何容積及び面積を必要とする構造体において、複数の磁石と複数のコイルとを取り付けることを可能とし、しかも、複数のコイル/磁石の組合せを設けることによって電流の発生効率を増大させる。共通磁石(この実施形態では第3の梁上の磁石)が、2つのコイル/磁石の組合せ間で共有されている。
図3の複数のコイルの実施形態は、単一の電磁発電機において、各コイルに1つずつ、複数の共振周波数を与えることを促進するように改変されてもよい。この変形形態は、隣接する共振構造体間で共有される共通の振動可能な梁を設けることを回避することによって、諸共振構造体を分断する(decouple)ことからなる。従って、図4に示されるように、追加の梁が、2つのコイルの間に設けられることができ、それによって、対をなす各梁はそれぞれの共振構造体と関連することになる。図4は、それぞれが僅かに異なる共振周波数を有する、2つの3本梁構造体からなる6本梁構造体を備える他の実施形態示す。効果的には、これらの構造体は、単一の共振モードを有することを回避するように互いに分断されているので、共通の装置内に2つの独立した電気機械発電機が設けられる。第1の共振構造体400は、それぞれが磁石406、408をそれぞれ担持している2本の外側梁402、404と、コイル412を担持している中央梁410とからなる。第1の構造体に隣接する、第2の共振構造体420は、それぞれが磁石426、428をそれぞれ担持している2本の外側梁422、424と、コイル432を担持している中央梁430とからなる。第1及び第2の共振構造体400、420は、共通ベース440と一体となって、単一の電磁発電機442を構成している。第1及び第2の共振構造体400、420は同一平面上にあるが、これは必須ではなく、それぞれの3本梁構造体は、異なる又は反対の方向に延びていてもよい。更に、本発明による他の変形形態では、3つ以上の分断共振構造体が設けられてもよい。
本発明による電磁発電機の他の実施形態が、図5に示されている。この実施形態では、一連のコイル350と磁石352とが、それぞれの梁354、356の端部上に交互の構成で、ある幾何形状、例えば、例示の実施形態のように円でよい幾何形状を有する共通の中央ベース358の周りに取り付けられている。梁354、356は、ベース358から放射状に外側に延び、このベースは、使用時にはホスト装置(図示されず)上に取り付けられ、そこからエネルギーが獲得されることになる。1つおきの梁354には、その上にそれぞれのコイル350が取り付けられ、残りの梁356には、その上にそれぞれの磁石352が取り付けられており、磁石352は、各コイル350が反対極性の対向した磁石面の間に配設されるように取り付けられている。コイル350と磁石352とは、共通の長さを有する梁354、356によって、共通の半径の輪状線の周りに取り付けられている。
先の実施形態に関して上述されたように、複数のコイル/磁石の組合せを設けることによって、コイルと磁石との各ユニットごとに僅かに異なる共振周波数が可能となる。このように複数のコイル/磁石の組合せを設けることは、ホストからの振動に応答する周波数帯域をより広げることになる。この場合も、各コイル350は、そのそれぞれの梁354上で、それぞれの梁356上に取り付けられた、その各コイルに対応する磁石352とはほぼ逆相に振動するように配置される。図4の実施形態の場合と同様に、1対の磁石間にあるコイルからなる各共振構造体を、その隣接する1つ(又は複数)の共振構造体から分断するように、追加の梁が設けられてもよい。
この実施形態では、電磁発電機の円形幾何形状が、空間と磁石とを最も効率良く活かしている。しかし、これらの梁は、正方形、長方形等の別の多角形、又は全く任意の幾何形状にも等しくうまく配置され得る。
本発明による電磁発電機の他の実施形態が、図6に示されている。この実施形態では、ベース610は、環状、より具体的には長方形であり、中央開口611を画定している。ベース610は、コイル604を担持し、ベース610の一縁部613から中央開口611内へと延びる第1の指部612と、それぞれが磁石606、608をそれぞれ担持し、ベース610の反対側の縁部615から中央開口611内へと延びる2つの第2の指部614、616とを支持している。指部612、614、616は、ほぼ同一平面上にあり、且つほぼ同じ長さであるので、コイル604は磁石606と608との間に配設されることになる。
本発明による電磁発電機の他の実施形態が、図7及び8に示されている。この実施形態では、ベースは3次元であり、磁石及びコイルを支持している諸指部は同一平面上にはない。ベース710は、それぞれの垂直部715、717によって両端部で連結された上部及び下部面711、713を有する中央部を備える。立面図では、ベース710は環状、より具体的には長方形である。平面図では、ベース710は、ベース710の自由端部に垂直部715、717を備えたほぼU形であり、垂直部715、717と、上部及び下部面711、713との間に中央キャビティ719が画定されている。一方の垂直部717が、コイル704を担持し、垂直部717から延びる第1の指部714を支持し、他方の垂直部715が、それぞれが磁石706、708をそれぞれ担持し、垂直部715から延びる2つの第2の指部714、616を支持している。指部712、716は、ほぼ同一平面上にあり、且つ長さがほぼ等しく、指部714は、指部712、716とほぼ同じ長さであり、従って、コイル704は磁石706と708との間に配設されることになる。この特定の実施形態では、指部712と716とは互いに平行であるが、指部714とは平行でない。指部712、716は、上部及び下部面711、713に直交する平面に対して鋭角、通常は30〜45度傾斜しており、指部714も対応して傾斜しているが、逆向きである。このようにして、磁石706、708とコイル704とは、垂直部715、717と上部及び下部面711、713との間に画定された中央キャビティ719内に全て受けられている。振動の方向は、図7の図の平面の方向であり、図8の図の平面からは実質的にずれる。
効率のよいエネルギー変換のために、本発明の実施形態では、磁石及び1つ(又は複数)のコイルを担持している諸梁は、共振周波数で励起される。この共振周波数は、梁の振幅及び周囲温度の影響を受けやすい。また、梁材料を加えすぎる(over strain)ことによる損傷を防止することが許容されるべき梁の最大振幅を決定することが求められる。好ましくは、この設計は、真空が装置全体を取り囲むように真空封止されたハウジングを含む。
図示の実施形態では、磁石の反対極性の両端部間に延びる長手方向を有する各ブロック形磁石は、長方形の断面を有するように示されているが、その断面は、例えば、円形断面を与えることによって変更されてもよい。
従って、本発明は、概して、コイルと磁石との組合せ、又は、複数のコイルと磁石との組合せがその上に取り付けられ得る共振構造体を提供する。これらのコイルと磁石とは、簡単な単一磁石、若しくは2磁石構造体、又はより複雑な複数磁石構造体を有することができる。本発明はまた、ホスト上の単一の点で取り付けられ、従って、振動によって生成された慣性力が、この取付け位置において効果的に加えられる共振構造体を提供する。また、従来技術では、磁石とコイルとは独立して取り付けられなければならないので、本発明は、取付けが従来技術よりも遙かに容易な構造体を提供することにもなる。本発明は、磁石とコイルとのために単一の取付け点を提供している。
好ましい共振モードでは、コイルの振動は、磁石の振動とは逆相であり、従って、最大相対変位及び最大磁束遮断が生じることを可能とする。本発明は、磁石とコイルとの間でより大きな相対速度をもたらすように、コイルを磁石とは逆相に動かす手段を提供する。複数の片持ち梁を組み込むことによって、コイルと磁石との各ユニット・セルが僅かに異なる共振周波数を有することが可能となり、従って、振動に応答する帯域がより広くなる。また、本発明は、複数の磁石とコイルとを、小型の幾何形状内に取り付けることを可能とするように構造体を拡張する(extend)手段を提供する。この構造体は、単一の構造体内に複数の共振を組み込むことによって、エネルギーが生成される周波数範囲を広げる手段を提供する。確かに、この効果は、標準の製造公差のため自然に生じ得る。
長年の間、音叉がよく知られてきており、また、振動梁が力センサ等の装置に使用されることも知られているが、本発明者等は、音叉と類似しているが、更に、そこに磁石と1つ(又は複数)のコイルとの両方が取り付けられ、共振周波数で振動される構造体を有する振動装置を電気機械発電機に使用することは、当技術分野において知られていないと考えている。
本発明の好ましい態様によれば、ウェハ加工及び厚膜技術を利用して小型電磁発電機を製造することによって、この装置は容易に一括製造されることができ、従って、低い製造費用を実現する。更に、かかる装置は、容易に制御可能な既知の製造ステップを使用する結果、容易に小型化され、しかも高い信頼性を有する。
本発明の電気機械発電機は、センサ・システムに電力を供給する特定の応用分野を有する。本発明によれば、かかる自己給電式(self powered)インテリジェント・センサ・システムの典型的な応用領域は、(例えば人間、動物の)体内又は体表、回転対象物上、溶解プラスチックや凝固コンクリート(setting concrete)等の液体内、橋、建物、航空機、又は道路等の構造監視、田園(fields)の汚染監視等の環境監視である。
本発明による電磁発電機は、特に小型化されると、いくつかの潜在的な用法及び応用分野を有する。例えば、この電磁発電機は、電力を必要とするユニット(例えばセンサ・ユニット)への配線が困難で、且つ/又は費用がかかり、また、電池による電力では、ユニットの寿命に不十分であり、重量が重要であり、且つ、そこから電力を獲得するために利用可能な振動レベルが有意である応用分野において実に有用である。場合によっては、電磁発電機の振動獲得技術が、電池式システムに充電機構(charging facility)をもたらすように使用されてもよい。
特に好ましい応用分野の1つでは、本発明の電磁発電機は、ヘリコプタ及び固定翼航空機のための健全性及び使用履歴監視システム(Health and Usage Monitoring Systems)(HUMS)に組み込まれることができる。
HUMSシステムは、ヘリコプタ(又は他の航空機)の状態に関する振動及び他のパラメータ、並びに規定された応力条件下での飛行時間を監視する。センサの取付け及びそれらの装置からのデータ回収は、取付け時、更には計画された保守期間中のどちらにおいても主要な費用問題となっている。本発明の電磁発電機の利点は、取付け費用の低減、及び保守時間の短縮である。このセンサは、ローカル無線伝送システムに実装され、HUMS監視システムにデータを伝送することになる。電磁発電機により電力供給されるセンサ・システムを使用することによる利点のいくつかは、既存の、又は新たな機体上に配線を取り付ける複雑さが回避され、且つ、配線による重量がなくなることである。また、高い取付け費用なく、短い試用期間でも監視センサが取り付けられることが可能となる。
特に好ましい別の応用分野では、本発明の電磁発電機は、鉄道線路及び関連する構成部品のための感知システムに組み込まれることができる。
鉄道線路及び関連する構成部品の状態は、英国内及びおそらくは世界中の関心事である。線路状態、更には極めて重大な(vital)構成部品の有無を感知するためのセンサ・システムを設けることが知られている。ある状況では、センサを駆動するのに十分なローカル電力がある。しかし、他の状況、特に遠隔又は僻地では、ローカル電力が利用不可能又は不都合であることがあり、こうした場合には、出力データを(広い地理領域ごとに1つある)単一の電力供給点に、又はGPSリンクを介して遠隔伝送(telemeter)できる自己給電式センサ(例えば歪みセンサ)が求められる。センサへの振動は、列車の通過によって、線路から直接、又は線路に取り付けられた片持ち梁を介してもたらされることができる。その他の鉄道基幹施設の監視は、例えば、線路の歪み計測、道床(ballast)状態及び高さ、並びにポイントの監視を含む。
更に他の特に好ましい応用分野では、本発明の電磁発電機は、例えば貨物自動車又は貨物トレーラを追跡するための電池を再充電する車両用電池充電システムに組み込まれてもよい。
連結式トレーラは、物流業務(logistics)の用途のために追跡される必要がある。この用途では、トレーラは、牽引ユニットに連結されているときだけ電力供給される。その場合でも、後付けされた追跡システムには利用可能な電力がないことがある。システムが電池によって電力供給される場合、システムが牽引されている間も、電池を充電する独立した充電システムを有することは有利となるであろう。この充電システムは、本発明の電磁発電機を組み込むことができる。その場合、電池は、トレーラが静止し、牽引ユニットから切り離されている間も追跡システムに電力供給することが可能となる。
更に他の特に好ましい応用分野では、本発明の電磁発電機は、移動電気通信機器、例えば電池によって電力供給される軍用バックパック電気通信機器(例えばBowman)に組み込まれることができる。電池は、現地で携行される機器の全重量の相当な割合を占める。現地での作業中、こうした機器は相当な振動を受けることは明白である。こうした振動は、本発明の電磁発電機によって、電池パックの再充電に使用するために適当に条件付けられた電力に変換され得ることになる。本発明の電磁発電機は、重量を低減させ、且つ、電気通信機器に利用可能な電力を維持することができ、それによって、ユーザに真の利益をもたらす。
他の好ましい応用分野では、本発明の電磁発電機は、非常に広い分野における数多くの種類の機器に使用されつつある状態監視システム(conditioning monitoring system)に組み込まれ得る。例えば、本発明の電磁発電機は、任意の種類の機器に備えられた振動状態監視センサに電力供給するために使用されてもよい。
機械的振動エネルギーを電気エネルギーに変換するための、既知の電磁装置の磁石とコアとコイルとの構成の概略側面図である。 本発明の第1の実施形態による電気機械発電機の概略側面図である。 本発明の第2の実施形態による電気機械発電機の概略側面図である。 本発明の第3の実施形態による電気機械発電機の概略側面図である。 本発明の第4の実施形態による電気機械発電機の概略側面図である。 本発明の第5の実施形態による電気機械発電機の概略側面図である。 本発明の第6の実施形態による電気機械発電機の概略平面図である。 図7の電気機械発電機の概略側面図である。
符号の説明
102、400、420 共振構造体
104、238、240、350、412、432、604、704 コイル
106、108、232、234、236、352、406、408、426、428、606、608、706、708 磁石
110、242、358、440、610、710 ベース
112、114、116、222、224、226、228、230、354、356、402、404、410、422、424、430 梁
442 電磁発電機
611 中央開口
612、614、616、712、714、716 指部
711 上部面
713 下部面
715、717 垂直部
719 中央キャビティ

Claims (41)

  1. 2つの磁石と、それらの間に配設されたコイルとであって、前記2つの磁石が、それらの間に、前記コイルが中に配設される磁束領域を画定するように構成され、それらによって、前記コイルと前記磁石との相対的な動きが、前記コイル中に電流を発生させる、2つの磁石とコイルと、前記各磁石用の振動可能な第1の取付け部と、前記コイル用の振動可能な第2の取付け部とであって、それらによって、前記少なくとも2つの磁石のそれぞれと、前記コイルとが、それぞれの中央位置の周りでそれぞれ振動可能となる、第1の取付け部と第2の取付け部とを備える、電磁発電機。
  2. 前記振動可能な第1の取付け部と前記振動可能な第2の取付け部とが、共通の振動エネルギーの入力によって振動するように励起されると位相がずれて振動するように構成され、従って、前記コイルとそのそれぞれの磁石とが互いに位相がずれて振動する、請求項1に記載の電磁発電機。
  3. 前記振動可能な第1の取付け部と前記振動可能な第2の取付け部とが、共通の振動エネルギーの入力によって振動するように励起されるとほぼ逆相に振動するように構成され、従って、前記コイルとそのそれぞれの磁石とが互いにほぼ逆相に振動する、請求項2に記載の電磁発電機。
  4. 前記振動可能な第1の取付け部と、前記振動可能な第2の取付け部とのそれぞれが、片持ち梁を備える、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電磁発電機。
  5. 各振動可能な第1の取付け部の前記片持ち梁が、前記振動可能な第2の取付け部の前記片持ち梁のほぼ2分の1の質量を有する、請求項4に記載の電磁発電機。
  6. 各振動可能な第1の取付け部の前記片持ち梁が、前記振動可能な第2の取付け部の前記片持ち梁とほぼ同じ長さである、請求項5に記載の電磁発電機。
  7. 各磁石が、各振動可能な第1の取付け部の前記片持ち梁の自由端部に取り付けられ、前記コイルが、前記振動可能な第2の取付け部の前記片持ち梁の自由端部に取り付けられる、請求項4乃至6のいずれか一項に記載の電磁発電機。
  8. 前記振動可能な第1の取付け部と、前記振動可能な第2の取付け部とのそれぞれが、共通ベースに取り付けられる、請求項1乃至7のいずれかに記載の電磁発電機。
  9. 前記振動可能な第1の取付け部と、前記振動可能な第2の取付け部とのそれぞれが、前記共通ベースと一体である、請求項8に記載の電磁発電機。
  10. 前記少なくとも2つの磁石と前記コイルとが、共通軸に沿って取り付けられる、請求項1乃至9のいずれかに記載の電磁発電機。
  11. 前記少なくとも2つの磁石とコイルとが、多角形又はその一部分を画定する共通線に沿って取り付けられる、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の電磁発電機。
  12. 前記多角形が円である、請求項11に記載の電磁発電機。
  13. 複数の前記コイルと、3つ以上の前記磁石とを備え、各コイルが、それぞれの前記磁石対の間に配設される、請求項1乃至12のいずれかに記載の電磁発電機。
  14. 前記磁石の少なくとも1つが、1対の前記コイルの間に配設され、それによって、隣接するコイルのための共通磁石を構成する、請求項13に記載の電磁発電機。
  15. 各コイルが、それぞれの前記磁石対と関連し、且つそれらの間に配設され、従って、各コイルとその関連する磁石とが、他のコイルと磁石との組合せからなる他の共振構造体から実質的に分断された共振モードを有する、独立した共振構造体を構成する、請求項13に記載の電磁発電機。
  16. 前記複数の前記コイルが、それらの第2の振動可能な取付け部上でそれぞれ振動されると少なくとも2つの共振周波数を有する、請求項13乃至15のいずれか一項に記載の電磁発電機。
  17. 第1及び第2のコイルであって、それぞれが、前記それぞれのコイルが中に配設される磁束領域を画定するように構成されたそれぞれの磁石対の間に配設され、それらによって、前記それぞれのコイルと前記それぞれの磁石との相対的な動きが、前記それぞれのコイル中に電流を発生させる第1及び第2のコイルを備え、前記第1及び第2のコイルがそれぞれ、それらの磁石に対してそれぞれ振動されると、それぞれ異なる共振周波数を有する、電磁発電機。
  18. 前記磁石の少なくとも1つが、隣接する前記第1及び第2のコイルの間に配設され、それによって、前記第1及び第2の隣接するコイルのための共通磁石を構成する、請求項17に記載の電磁発電機。
  19. 前記各第1及び第2のコイルが、それぞれの前記磁石対と関連し、且つそれらの間に配設され、従って、各コイルとその関連する磁石とが、他のコイルと磁石との組合せからなる他の共振構造体から実質的に分断された共振モードを有する、独立した共振構造体を構成する、請求項17に記載の電磁発電機。
  20. 前記各磁石用の振動可能な第1の取付け部と、前記第1及び第2のコイル用の振動可能な第2の取付け部とを更に備え、それらによって、前記少なくとも2つの磁石のそれぞれと、前記それぞれの第1及び第2のコイルとが、それぞれの中央位置の周りでそれぞれ振動可能となる、請求項17乃至19のいずれか一項に記載の電磁発電機。
  21. 前記振動可能な第1の取付け部と前記振動可能な第2の取付け部とが、共通の振動エネルギーの入力によって振動するように励起されると位相がずれて振動するように構成され、従って、前記コイルとそのそれぞれの磁石とが互いに位相がずれて振動する、請求項20に記載の電磁発電機。
  22. 前記振動可能な第1の取付け部と前記振動可能な第2の取付け部とが、共通の振動エネルギーの入力によって振動するように励起されたときにほぼ逆相に振動するように構成され、従って、前記コイルとそのそれぞれの磁石とが互いにほぼ逆相に振動することになる、請求項21に記載の電磁発電機。
  23. 前記振動可能な第1の取付け部と、前記振動可能な第2の取付け部とのそれぞれが、片持ち梁を備える、請求項19乃至22のいずれか一項に記載の電磁発電機。
  24. 前記磁石対用の各振動可能な第1の取付け部の前記片持ち梁が、前記関連するコイル用の前記振動可能な第2の取付け部の前記片持ち梁のほぼ2分の1の質量を有する、請求項23に記載の電磁発電機。
  25. 各振動可能な第1の取付け部の前記片持ち梁が、前記振動可能な第2の取付け部の前記片持ち梁とほぼ同じ長さである、請求項24に記載の電磁発電機。
  26. 各磁石が、各振動可能な第1の取付け部の前記片持ち梁の自由端部に取り付けられ、各コイルが、それぞれの振動可能な第2の取付け部の前記片持ち梁の自由端部に取り付けられる、請求項23乃至25のいずれか一項に記載の電磁発電機。
  27. 前記振動可能な第1の取付け部と、前記振動可能な第2の取付け部とのそれぞれが、共通ベースに取り付けられる、請求項19乃至26のいずれか一項に記載の電磁発電機。
  28. 前記振動可能な第1の取付け部と、前記振動可能な第2の取付け部とのそれぞれが、前記共通ベースと一体である、請求項27に記載の電磁発電機。
  29. 前記磁石と前記第1及び第2のコイルとが、共通軸に沿って取り付けられる、請求項19乃至28のいずれか一項に記載の電磁発電機。
  30. 前記磁石と前記第1及び第2のコイルとが、多角形又はその一部分を画定する共通線に沿って取り付けられる、請求項19乃至29のいずれか一項に記載の電磁発電機。
  31. 前記多角形が円である、請求項30に記載の電磁発電機。
  32. 請求項1又は請求項17に記載の少なくとも1つの電磁発電機を組み込んでいる、航空機のための健全性及び使用履歴監視システム(HUMS)。
  33. センサと、ローカル無線伝送システムとを含み、前記センサと前記無線伝送システムのどちらともが、前記電磁発電機によって電力供給される、請求項32に記載の航空機のための健全性及び使用履歴監視システム(HUMS)。
  34. 請求項1又は請求項17に記載の少なくとも1つの電磁発電機を組み込んでいる、鉄道線及び関連構成部品のための感知システム。
  35. 前記電磁発電機が、列車の通過によって、鉄道線から直接、又は前記鉄道線に取り付けられた片持ち梁を介してもたらされる振動から電力を発生するように適応される、請求項34に記載の鉄道線及び関連構成部品のための感知システム。
  36. 前記感知システムが、センサと、出力データを遠隔地に遠隔伝送する手段とを含む、請求項35に記載の鉄道線及び関連構成部品のための感知システム。
  37. 請求項1又は請求項17に記載の少なくとも1つの電磁発電機を組み込んでいる、車両用電池充電システム。
  38. 貨物自動車又は貨物トレーラ用追跡システムのための電池再充電システムに組み込まれている、請求項37に記載の車両用電池充電システム。
  39. 請求項1又は請求項17に記載の少なくとも1つの電磁発電機を組み込んでいる、移動電気通信機器。
  40. 請求項1又は請求項17に記載の少なくとも1つの電磁発電機を組み込んでいる、状態監視システム。
  41. 添付の図面を参照して本明細書にて実質的に説明された電磁発電機。
JP2007504473A 2004-03-26 2005-03-23 機械的振動エネルギーを電気エネルギーに変換するための電磁装置 Expired - Fee Related JP4949229B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB0406861A GB2412501B (en) 2004-03-26 2004-03-26 An electromagnetic device for converting mechanical vibrational energy into electrical energy
GB0406861.5 2004-03-26
PCT/GB2005/001094 WO2005093931A1 (en) 2004-03-26 2005-03-23 An electromagnetic device for converting mechanical vibrational energy into electrical energy

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007531482A true JP2007531482A (ja) 2007-11-01
JP4949229B2 JP4949229B2 (ja) 2012-06-06

Family

ID=32188783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007504473A Expired - Fee Related JP4949229B2 (ja) 2004-03-26 2005-03-23 機械的振動エネルギーを電気エネルギーに変換するための電磁装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7795763B2 (ja)
EP (1) EP1741175B1 (ja)
JP (1) JP4949229B2 (ja)
CN (1) CN1950989B (ja)
GB (1) GB2412501B (ja)
WO (1) WO2005093931A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010016936A (ja) * 2008-07-02 2010-01-21 Casio Comput Co Ltd 発電装置
JP2012520053A (ja) * 2009-03-06 2012-08-30 ルメダイン テクノロジーズ インコーポレイテッド 機械的振動に応答して電力を発生させるための装置
WO2014061225A1 (ja) * 2012-10-18 2014-04-24 パナソニック株式会社 発電装置
WO2020079863A1 (ja) * 2018-10-19 2020-04-23 国立大学法人金沢大学 発電素子及びアクチュエータ

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7501726B1 (en) * 2004-07-28 2009-03-10 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Micro-electro-mechanical system (MEMS) and apparatus for generating power responsive to mechanical vibration
US7439024B2 (en) * 2005-06-01 2008-10-21 The United States Of America As Represented By The Department Of Veterans Affairs Methods and kits for diagnosing or monitoring autoimmune and chronic inflammatory diseases
GB2429337B (en) * 2005-08-15 2009-10-14 Perpetuum Ltd An electromechanical generator for converting mechanical vibrational energy into electrical energy
GB2431055B (en) * 2005-10-04 2009-01-28 Perpetuum Ltd An electromechanical generator for converting mechanical vibrational energy into electrical energy
GB0525989D0 (en) * 2005-12-21 2006-02-01 Qinetiq Ltd Generation of electrical power from fluid flows
WO2007121367A2 (en) * 2006-04-13 2007-10-25 Ciiis. Llc Generator for a portable device having a reciprocating coil system
WO2007121380A2 (en) * 2006-04-13 2007-10-25 Ciiis, Llc Motion-specific power generator unit and method of generating power using same
DE102007055090B4 (de) * 2007-11-16 2013-03-14 Eads Deutschland Gmbh Überwachungsvorrichtung zur Überwachung der Außenhaut eines Luftfahrzeuges
GB2446685B (en) * 2007-11-27 2009-04-01 Perpetuum Ltd An electromechanical generator for converting mechanical vibrational energy into electrical energy
US20090174289A1 (en) * 2007-12-28 2009-07-09 Adaptivenergy Llc Magnetic impulse energy harvesting device and method
JP5344386B2 (ja) * 2008-05-16 2013-11-20 株式会社キャットアイ 振動発電機
KR100901117B1 (ko) * 2008-09-24 2009-06-05 영백씨엠 주식회사 코인형 진동모터
US7948124B1 (en) 2009-01-28 2011-05-24 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Electro-magnetic kinetic energy harvesting device using increased magnetic edge area
US8443673B2 (en) * 2009-08-03 2013-05-21 Lumedyne Technologies Incorporated High sensitivity geophone
US8193781B2 (en) 2009-09-04 2012-06-05 Apple Inc. Harnessing power through electromagnetic induction utilizing printed coils
DE102009051761A1 (de) * 2009-11-03 2011-05-05 Panasonic Corporation, Kadoma-shi Kombinierte Energiesammelvorrichtung
DE102009051762A1 (de) * 2009-11-03 2011-05-05 Panasonic Corporation, Kadoma-shi Multi-dimensionaler elektromagnetischer Generator
US8188622B1 (en) 2009-11-12 2012-05-29 The United States Of America, As Represented By The Secretary Of The Navy Tunable resonant frequency kinetic energy harvester
US8432049B2 (en) * 2010-07-15 2013-04-30 Sukho JUNG Electrical generator
DE102011110870A1 (de) * 2010-09-10 2012-03-22 Minebea Co., Ltd. Elektromechanischer Energiewandler
US20120257847A1 (en) * 2011-04-07 2012-10-11 Allred Charles J Rotary wing aircraft instrumented motion control bearings
US9913321B2 (en) * 2013-01-25 2018-03-06 Energyield, Llc Energy harvesting container
JP6432366B2 (ja) * 2014-03-31 2018-12-05 Tdk株式会社 ワイヤレス電力伝送用コイルおよびワイヤレス電力伝送装置
SE537998C2 (sv) 2014-05-09 2016-02-02 Per-Axel Uhlin Vibrationssensor av magnetisk typ
US10002709B2 (en) 2014-05-30 2018-06-19 Corning Incorporated Wireless charging device for an electronic device
WO2016054980A1 (zh) * 2014-10-10 2016-04-14 江苏星能智慧科技有限公司 拨动式磁生电装置
JP7052017B2 (ja) * 2017-09-08 2022-04-11 クリアウォーター ホールディングス,リミテッド 蓄電を改善するシステム及び方法
JP7433223B2 (ja) 2017-10-29 2024-02-19 クリアウォーター ホールディングス,リミテッド モジュール化された電磁機械及び製造方法
US11437886B2 (en) 2019-11-06 2022-09-06 Positive Energy, a Gravity and Motion Company, Inc. Methods and apparatus for kinetic energy harvesting
US11043889B2 (en) 2019-11-06 2021-06-22 Positive Energy, a Gravity and Motion Company, Inc. Methods and apparatus for kinetic energy harvesting

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1066322A (ja) * 1996-08-23 1998-03-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 発電装置
JPH11303726A (ja) * 1998-04-23 1999-11-02 Murata Mfg Co Ltd 圧電型風力発電機
JP2000032732A (ja) * 1998-07-14 2000-01-28 Fuji Electric Co Ltd 振動型発電装置および自己発電型装置
JP2001086723A (ja) * 1999-09-14 2001-03-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 振動吸収型発電装置

Family Cites Families (41)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3320738A (en) * 1964-07-10 1967-05-23 United States Time Corp Vibratory frequency standard for a timekeeping device
US3525887A (en) * 1968-08-16 1970-08-25 Benjamin B D Ewart Jr Motor with linear reciprocating output
US3581129A (en) * 1970-06-05 1971-05-25 Messrs Gebruder Junghons Gmbh Tuning fork devices
US3895244A (en) * 1973-12-28 1975-07-15 Norse Systems Inc Encapsulated electromagnetic generator
US4175461A (en) * 1976-08-25 1979-11-27 Nippon Columbia Kabushiki Kaisha Electromagnetic pickup device
US4225862A (en) * 1979-03-05 1980-09-30 International Business Machines Corporation Tuning fork oscillator driven light emitting diode display unit
JPS57165721A (en) * 1981-04-06 1982-10-12 Toyota Central Res & Dev Lab Inc Vibration sensor for engine
JPS60223466A (ja) * 1984-04-18 1985-11-07 Fujikura Ltd 波力発電装置
GB2168481B (en) * 1984-12-13 1988-07-06 Stc Plc Silicon transducer
US4806859A (en) * 1987-01-27 1989-02-21 Ford Motor Company Resonant vibrating structures with driving sensing means for noncontacting position and pick up sensing
US5193391A (en) * 1990-11-14 1993-03-16 Cage Donald R Controlled vibration angular rate sensor
US5347186A (en) * 1992-05-26 1994-09-13 Mcq Associates, Inc. Linear motion electric power generator
DE4338103A1 (de) 1993-11-08 1995-05-11 Wolf Klemm Vorrichtung zur Gewinnung von elektrischer Energie mit Hilfe der kinetischen Energie von Wasserwellen
US5578877A (en) * 1994-06-13 1996-11-26 General Electric Company Apparatus for converting vibratory motion to electrical energy
GB2302456A (en) * 1995-06-20 1997-01-15 Hui Lung Chang Oscillating generator
JP3659519B2 (ja) * 1995-09-20 2005-06-15 株式会社Neomax 光偏向用共振型揺動モーター
GB2311171A (en) * 1996-03-15 1997-09-17 Keystone Elec Co Ltd Device for generating electricity from vibrations
CN1116123C (zh) * 1996-06-21 2003-07-30 三洋电机株式会社 携带用通信装置
JPH1132471A (ja) * 1997-07-10 1999-02-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置と発電装置とこれを備えた電子機器
KR20000038207A (en) * 1998-12-04 2000-07-05 Samsung Electronics Co Ltd Structure having comb using electromagnetic force and actuator and inertia sensing sensor using the same
DE19929341A1 (de) * 1999-06-26 2000-12-28 Abb Research Ltd Anordnung zur drahtlosen Versorgung einer Vielzahl Sensoren und/oder Aktoren mit elektrischer Energie, Sensor oder Aktor hierzu sowie System für eine eine Vielzahl von Sensoren und/oder Aktoren aufweisende Maschine
US6876094B2 (en) * 1999-11-12 2005-04-05 Sarcos, Lc Resonant electrical generation system
JP2002320369A (ja) * 2001-04-20 2002-10-31 Seiko Epson Corp 振動エネルギーの電力変換装置
DE10125059C5 (de) * 2001-05-22 2016-07-21 Enocean Gmbh Induktiver Spannungsgenerator
NO20016398D0 (no) * 2001-12-27 2001-12-27 Abb Research Ltd Mini-kraftomformer I
US6772592B2 (en) * 2002-02-06 2004-08-10 Ocean Power Technologies, Inc. Float dependent wave energy device
US6768230B2 (en) * 2002-02-19 2004-07-27 Rockwell Scientific Licensing, Llc Multiple magnet transducer
ITTO20020375A1 (it) * 2002-05-07 2003-11-07 Fiat Ricerche ,,microgeneratore di energia elettrica,,
US6989614B2 (en) * 2002-08-21 2006-01-24 Canon Kabushiki Kaisha Oscillating device
US6853103B2 (en) * 2003-01-31 2005-02-08 Hiro Moriyasu Low profile push-pull magnetic vibrating apparatus
US6984902B1 (en) * 2003-02-03 2006-01-10 Ferro Solutions, Inc. High efficiency vibration energy harvester
DE10318733A1 (de) * 2003-04-25 2004-11-11 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Energieversorgung von Sensoren
EP1665505A1 (en) * 2003-08-28 2006-06-07 University Of Southampton An electromagnetic device for converting mechanical vibrational energy into electrical energy, and manufacture thereof
JP2005137071A (ja) * 2003-10-29 2005-05-26 Hitachi Ltd 振動発電装置
US7161254B1 (en) * 2004-01-07 2007-01-09 Trimble Navigation Ltd. Methods and systems for harnessing electrical energy from ambient vibrational motion of a moving vehicle
US7009310B2 (en) * 2004-01-12 2006-03-07 Rockwell Scientific Licensing, Llc Autonomous power source
US7579757B2 (en) * 2004-01-21 2009-08-25 The Regents Of The University Of Michigan Method and micro power generator for generating electrical power from low frequency vibrational energy
FR2872868A1 (fr) * 2004-07-06 2006-01-13 Commissariat Energie Atomique Dispositif de recuperation d'energie
CN100524870C (zh) * 2004-10-21 2009-08-05 米其林技术公司 具有可调共振频率的能量收集器
US7755227B2 (en) * 2005-10-19 2010-07-13 Alps Electric Co., Ltd. Vibration generator
US7777396B2 (en) * 2006-06-06 2010-08-17 Omnitek Partners Llc Impact powered devices

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1066322A (ja) * 1996-08-23 1998-03-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 発電装置
JPH11303726A (ja) * 1998-04-23 1999-11-02 Murata Mfg Co Ltd 圧電型風力発電機
JP2000032732A (ja) * 1998-07-14 2000-01-28 Fuji Electric Co Ltd 振動型発電装置および自己発電型装置
JP2001086723A (ja) * 1999-09-14 2001-03-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 振動吸収型発電装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010016936A (ja) * 2008-07-02 2010-01-21 Casio Comput Co Ltd 発電装置
JP2012520053A (ja) * 2009-03-06 2012-08-30 ルメダイン テクノロジーズ インコーポレイテッド 機械的振動に応答して電力を発生させるための装置
KR101458265B1 (ko) * 2009-03-06 2014-11-04 룸다인 테크놀로지즈 인코포레이티드 기계적 진동에 반응하는 발전 장치
WO2014061225A1 (ja) * 2012-10-18 2014-04-24 パナソニック株式会社 発電装置
JP5824647B2 (ja) * 2012-10-18 2015-11-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 発電装置
US9324523B2 (en) 2012-10-18 2016-04-26 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Power generation device
WO2020079863A1 (ja) * 2018-10-19 2020-04-23 国立大学法人金沢大学 発電素子及びアクチュエータ
JP7302868B2 (ja) 2018-10-19 2023-07-04 国立大学法人金沢大学 発電素子及びアクチュエータ
US11980103B2 (en) 2018-10-19 2024-05-07 National University Corporation Kanazawa University Power generation element and actuator

Also Published As

Publication number Publication date
US20080246346A1 (en) 2008-10-09
GB0406861D0 (en) 2004-04-28
JP4949229B2 (ja) 2012-06-06
CN1950989B (zh) 2010-08-25
GB2412501B (en) 2007-10-31
US7795763B2 (en) 2010-09-14
WO2005093931A1 (en) 2005-10-06
CN1950989A (zh) 2007-04-18
EP1741175A1 (en) 2007-01-10
EP1741175B1 (en) 2019-01-02
GB2412501A (en) 2005-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4949229B2 (ja) 機械的振動エネルギーを電気エネルギーに変換するための電磁装置
US7535148B2 (en) Electromagnetic device for converting mechanical vibrational energy into electrical energy, and manufacture thereof
EP1932230B1 (en) Generator for converting mechanical vibrational energy into electrical enegery
Tan et al. Review of MEMS electromagnetic vibration energy harvester
US7161254B1 (en) Methods and systems for harnessing electrical energy from ambient vibrational motion of a moving vehicle
US20130140919A1 (en) Power generation element and power generation apparatus including power generation element
US9231461B2 (en) Electromagnetic energy conversion through coil and magnet arrays
WO2003071664A1 (en) Multiple magnet transducer
US20110095648A1 (en) Nonlinear oscillator for vibration energy harvesting
JP6174053B2 (ja) 磁歪式振動発電装置
CN110061607A (zh) 一种地铁轨道交通的微型振动能量采集器及电源管理系统
CN102118095A (zh) 一种能量采集装置、以及用于能量采集的振动装置和制造方法
CN101345466B (zh) 基于升频转换的动圈式微机械电磁振动能量采集器
CN112366980A (zh) 一种不倒翁结构多方向低频振动能量收集器
JP2000197373A (ja) 発電装置及びこれを備えた電子機器
Wang et al. Design and fabrication of a micro electromagnetic vibration energy harvester
JP2021057928A (ja) 発電装置及び送信装置
GB2438548A (en) An electromagnetic device for converting mechanical vibrational energy into electrical energy
KR20120024018A (ko) 에너지 하베스터
EP3925062A1 (en) Hybrid energy harvesting unit and use hereof
CN112260582B (zh) 一种磁悬浮压电式振动能量采集装置
EP3043453A1 (en) Vibration energy harvester
Maamer et al. DDDD journal homepage: www. elsevier. com/locate/enconman|-------
CN116260306A (zh) 一种振动能量转化装置
Mallick Wideband vibration energy harvesting using electromagnetic transduction for powering internet of things

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080307

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101224

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110324

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110331

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111028

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120210

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120307

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150316

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4949229

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees