JP2001086723A - 振動吸収型発電装置 - Google Patents

振動吸収型発電装置

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JP2001086723A
JP2001086723A JP26105399A JP26105399A JP2001086723A JP 2001086723 A JP2001086723 A JP 2001086723A JP 26105399 A JP26105399 A JP 26105399A JP 26105399 A JP26105399 A JP 26105399A JP 2001086723 A JP2001086723 A JP 2001086723A
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coil
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vibrator
weight
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Hiromoto Fujii
弘元 藤井
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ヘリコプタに発生する機体振動を吸収して振
動を低減するとともに、振動を低減する振動子の振動エ
ネルギを利用して発電するようにした振動吸収型発電装
置を提供すること。 【解決手段】 当振動吸収型発電装置は、振動子10の
自由端部に固着され、筒体状にされたコイル3、若しく
は振動子の振動によりコイルの開口内側および開口外側
を相対移動する永久磁石B4bと、振動子の自由端部が
配置される位置の機体外板と床面との対向する位置にそ
れぞれ固着された永久磁石A4a若しくはコイルとから
なり、振動子の振動により、コイルと永久磁石との間に
相対移動を生じさせることによって、永久磁石N極とS
極との間に生じる磁力線をコイルが横切る磁力線量を変
化させて、コイル内に電流を発生させ、発電を行うもの
とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メインロータの回
転等により機体振動が大きくなるヘリコプタ等の振動を
低減するための振動吸収装置に設けられ、機体振動と逆
位相の振動を発生させて機体振動を低減する振動子の振
動を利用して発電を行い、振動吸収装置の作動確認灯あ
るいは補助電源として使用できる電力を発生させること
ができるようにした振動吸収型発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】メインロータの回転により発生する揚力
により、ピッチ面内の姿勢制御、ヨー面内の姿勢制御、
又は上昇速度、下降速度の制御を行うようにしたヘリコ
プタにおいては、この揚力を発生させるためのメインロ
ータの回転ばかりでなく、鉛直軸のまわりの姿勢制御
(方向制御)を行うテールロータの回転並びにメインロ
ータ、ティルロータの駆動、および操縦装置等を駆動す
るための油圧を発生させる油圧ポンプを駆動するエンジ
ン、又はエンジンからの駆動力を伝達する駆動力伝達機
構、又は飛行中のヘリコプタの外面に作用する空気力等
によって固定翼機に比較して、飛行中に大きな機体振動
が発生する。
【0003】通常の民間用のヘリコプタにおいては、パ
イロット、乗客等の搭乗員が搭乗する区画の床面には、
この機体振動によって、振幅1m/m程度、0.5G程
度の加速度の振動が発生するのが通常である。このよう
な、加振力の大きな機体振動の発生は、振動騒音の発生
とともに、搭乗員の疲労を増大させ、さらには、不快感
を大きくするばかりでなく、ヘリコプタの安定した飛行
に支障を来すことがある。このため、従来のヘリコプタ
では、これらの機体振動を低減させるために種々の振動
吸振装置(アブソーバ)を設置して、機体振動を低減さ
せることが行われている。
【0004】図4は、このような従来から使用されてい
る振動吸振装置を設けたヘリコプタ010の全体図であ
る。但しメインロータ、メインロータを駆動する駆動軸
およびティルロータは図示省略している。また、図5
は、図4に示す振動吸収装置01の詳細を示す図で、ヘ
リコプタ010の前方床面06と外板07で区画され、
約20〜30cmの高さを有する床下08には、前述し
たように、大きな振動が発生する外板07を補強して、
下端を固着した架台05を設けるとともに、架台05の
上端面には、約200m/mの長さの板バネ02の端部
をねじ04で固定して、略水平状態にして配設するよう
にしている。
【0005】この板バネ02は、ねじ04による固定さ
れる一端部が約7m/mの厚みにされ、固定部と反対側
の自由端部が約5m/mの厚みにされた、長さ方向の厚
みに傾斜が設けられるとともに、約80m/mの幅にさ
れたアルミニウム(Al)と鉄(Fe)の中間程度の剛
性を有し、これらの素材に比較して比重が小さく軽量に
できるチタン材で形成されている。また、板バネ02の
自由端部には、約4kgの重量をもつ鋼製のウエイト
(マス)03が固着され、振動子01が構成されてい
る。
【0006】このような、材料、ディメンジョンの板バ
ネ02およびウエイト03からなる振動吸収装置を構成
する振動子01を設けることにより、ヘリコプタ010
の飛行中に機体011、特に、機体011を構成する外
板07に振動が発生すると、板バネ02およびウエイト
03を加振する加振装置を設けなくても、ウエイト03
が片側約2cm上下動する破線で示す外板07に発生す
る振動と逆位相の振動が振動子01に発生することによ
り、外板07に発生する振動は、振動子01に発生する
振動によって振動吸収装置に吸収されることにより抑制
される。
【0007】従って、隔壁09で外板07と連結され、
これらと共に機体011構造材を形成する床面06に発
生する振動も、前述した従来のヘリコプタ010の床面
に発生する振幅1m/m程度、加速度0.5G程度の振
動は、振幅1m/m以下で0.1〜0.2G程度の振動
に低減させることができる。なお、図5においては、板
バネ02の自由端部に固着したウエイト03の振幅を強
調して大きく示しているが、上述したように、ウエイト
03の振幅は、片側2cm程度の上下動であるため、板
バネ02の設置高さを調整することにより、ウエイト0
3が床面06又は外板07に接触することはない。
【0008】しかしながら、上述した説明および図面か
ら明らかなように、振動子01は、ヘリコプタ010の
有効容積を低減しないようにするため、床面06、外板
07および隔壁09で区画された床下など、貨物等を搭
載しない通常見えない密閉された場所、すなわち、ヘリ
コプタ010の搭載容積に影響しない場所に通常設置す
ることが多く、このために、床面06に発生している振
動が、振動子01の作動により低減させたにも拘わらず
発生している振動か、又は、振動子01が作動してな
く、飛行状態で機体011に発生する振動がそのまま伝
達されることによって振動しているのか、振動吸収装置
の作動確認が困難であるという不具合がある。
【0009】なお、ヘリコプタ010の飛行前には、振
動子01の作動を試験用に特別に設けた装置により、外
部電源を用いて作動確認することは行われる場合もある
が、外部電源が使用できないヘリコプタ010の飛行中
には、振動子01の作動を確認するための電池は、ヘリ
コプタ010には搭載してなく、さらに、作動確認を全
飛行中確認できるだけの容量を有する電池を搭載しよう
とすれば、ヘリコプタ010の重量が増大し、ペイロー
ドが低減するという不具合がある。さらに、機体011
の振動により振動するウエイト03で発生する過大な運
動エネルギは、有効利用されてなく熱エネルギとなっ
て、単に外部へ放散されているのが実状であり、燃料効
率の面からも損失が大きくなるという不具合がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、機体に発生
する振動を低減するために設ける従来の振動吸収装置の
上述した不具合を解消するため、機体振動を低減するた
めに振動する振動子の過大な運動エネルギを活用して、
電磁誘導原理を使って振動エネルギを電気エネルギに変
換することで発電を行い、振動子の作動確認灯あるいは
客室用非常電源として設けられている電池の充電等に使
用される補助電源などに利用できるようにした振動吸収
型発電装置を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このため、第1番目の本
発明の振動吸収型発電装置は、次の手段とした。
【0012】(1)機体外板と床面との間に形成された
区画内に設けた機体構造材に一端部が固定された板バ
ネ、および固定部と反対側の可動自在にされた板バネの
自由端部に固定されたウエイトからなる振動子の振動に
よって、機体に発生する振動と逆位相の振動を発生させ
て機体に発生する振動を吸収、低減するようにした振動
吸収装置に設けられる、振動子の自由端部に固着され、
巻回されて筒体状にされて内部に貫通する開口を設けた
コイル、若しくは振動子の振動により、機体外板又は床
面等に固定されたコイルと相対移動して、コイルを横切
る磁力線を変動させる永久磁石と、振動子の自由端部が
配置される位置の機体外板と床面との対向する位置にそ
れぞれ固着された永久磁石、若しくは永久磁石との相対
移動により永久磁石から発生する磁力線が横切るように
したコイルとからなり、機体に発生する振動によって発
生する振動子の振動により、コイルと永久磁石との間に
相対移動を生じさせることによって、コイルが横切る永
久磁石の間に生じる磁力線量を変化させて、コイル内に
電流を発生させて発電を行うようにした。
【0013】(a)このように、本発明の振動吸収型発
電装置は、上記(1)の手段にして、機体に発生する振
動を抑制するために設けた振動吸収装置に装備された振
動子の振動によって発電を行うようにしたことにより、
発電された電力で点灯するランプを、例えば、コックピ
ット内等に設置しておけば、電池等の電源を設けること
なく振動吸収装置の作動が常時パイロットにより、視認
できることになり、機体、特に、床面に発生している振
動が、振動子の作動により低減させているにも拘わらず
発生している振動か、又は、振動子が作動してなく、飛
行状態で機体011に発生する振動がそのまま伝達され
ることによって振動しているのが、振動吸収装置の作動
確認が直ちにできるようになる。
【0014】このことは、逆に言えば振動吸収装置、特
に、板バネの剛性又はウエイトの重量等からなる振動子
の振動特性が、装備する機体の振動特性にマッチングし
ているものか否かが確認できることとなり、試験飛行時
の機体振動特性を考慮して振動吸収装置の特性を変え
て、より振動の少ない機体特性のものにすることがで
き、搭乗員の疲労若しくは不快感の少いものにすること
ができる。さらに、発電された電力が振動吸収装置の作
動を示すランプに必要とする電力量を上回る場合には、
非常時に使用される客室に装備されているニッカド電池
の充電等の補助電源としても使用できるようになり、機
体の振動により振動するウエイトで発生する過大な運動
エネルギは、有効利用され機体に必要とする燃料の効率
向上にも寄与できる。
【0015】また、第2番目の本発明の振動吸収型発電
装置は、上記(1)に加えて次の手段とした。
【0016】(2)上記(1)のコイルが、機体に発生
する振動によって振動する振動子の振動方向に筒体の開
口を向けて配置されるとともに、機体外板と床面との対
向する位置にそれぞれ配設されており、上記(1)の永
久磁石が、振動子の振動により上下動して筒体の開口内
側を移動するS極もしくはN極の一方からなる永久磁石
A、および永久磁石Aの移動と同期して筒体の開口外側
を移動する永久磁石Aと異なる磁極で形成された永久磁
石Bとから形成され、板バネの自由端部に固定されて振
動するウエイトの振動方向の両端部に配置され、ウエイ
トの一部を形成するものとした。
【0017】なお、永久磁石Aおよび永久磁石Bは、ウ
エイトの振動方向にそれぞれ配置されているウエイトの
振動方向両端部の側面、若しくは両端部の振動方向の端
面に設けるようにしてもよい。
【0018】(b)このように、本発明の振動吸収型発
電装置は、上記(1)の手段に加え、上記(2)の手段
にして、従来から振動吸収装置を設けるようにしている
床下の床面と外板との対向する位置に、それぞれコイル
を配設するとともに、機体の振動によって機体の振動と
逆位相で振動する、板バネの自由端部に設けたウエイト
の振動方向両端部に固着した、例えばS極からなる永久
磁石Aをウエイトの振動方向に開口させたコイルからな
る筒体の内部を移動させ、またN極からなる永久磁石B
を筒体の外側を移動させるようにしたので、永久磁石B
と、永久磁石B区間に生じる磁力線をコイルが横切る磁
束密度が一定で、板バネおよびウエイトからなる振動子
の振動数が小さい場合でも、コイル幅又はコイルの巻数
を大きくすることにより大きな起電力を発生させること
ができる。
【0019】すなわち、永久磁石として高磁束密度の高
級素材を使用することなく、また、低周波の機体振動が
発生する場合においても大きな電力を発生させることが
できる。また、永久磁石A、永久磁石Bは、ウエイトを
構成する鋼製と略比重の等しいコバルトで形成すること
により、ウエイトの重量を軽量にすることもできる。さ
らに、コイルは上下動するウエイト、少くとも筒体内部
を上下動するウエイトから飛散するマスの飛散を防止す
ることができる。
【0020】また、第3番目の本発明の振動吸収型発電
装置は、上記(1)に加えて次の手段とした。
【0021】(3)上記(1)のコイルが、機体に発生
する振動によって振動する振動子の振動方向に筒体の開
口を向けて配置されて、板バネの自由端部に固定されて
振動するウエイトの振動方向の両端部に配設されてお
り、上記(1)の永久磁石が、振動子の振動により上下
動する筒体の開口内側を出入りするS極もしくはN極の
一方からなる永久磁石A、および筒体に対する永久磁石
Aの動きと同期してコイルの外側を相対移動する前記永
久磁石Aと異なる磁極からなる永久磁石Bとから形成さ
れ、コイルが配設された板バネの自由端部に固定された
ウエイトが振動する機体外板と床面との対向する位置に
それぞれ配設されるものとした。
【0022】(c)このように、本発明の振動吸収型発
電装置は、上記(1)の手段に加え、上記(3)の手段
にして、従来から振動吸収装置を設けるようにしている
床下の床面と外板との対向する位置に、永久磁石Aと永
久磁石Bとからなる永久磁石をそれぞれ配設するととも
に、機体の振動によって機体の振動と逆位相で振動する
板バネの自由端部に設けたウエイトの振動方向両端部に
ウエイトの振動方向に開口させた筒体からなるコイルを
固着して、床下に固着した永久磁石のうち、例えば、S
極からなる永久磁石Aがウエイトの振動に伴い上下動す
るコイルの内部を移動するようにし、また、N極からな
る永久磁石Bが筒体の外側を移動させるようにしたの
で、上述した(b)と同様の作用をさせることができ
る。
【0023】但し、本発明の場合、永久磁石は床下に固
着されるので、ウエイトの軽量化には永久磁石は寄与し
ないが、試験飛行の結果振動吸収装置の振動特性が装備
する機体の振動特性にマッチングしてない場合に行われ
る、振動吸収装置の振動特性の調整が容易になるという
利点がある。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の振動吸収型発電装
置の実施の一形態を図面にもとづき説明する。なお、図
において図4、図5に示した部材と同一若しくは類似の
部材には同一符号を符し、説明は極力省略する。図1
は、本発明の振動吸収型発電装置の第1形態としてのコ
イル固定型発電装置1を示す斜視図である。
【0025】図に示すように、本実施の形態のコイル固
定型発電装置においては、板バネ02の自由端部に固定
されるウエイト2が配置される床下08の床面06と外
板07の対向位置には、それぞれ導線を巻回して四角筒
体に形成されたコイル3が固定されている。このコイル
3は、エナメル等不良導体の外皮を設けて、隣接コイル
3との絶縁又は床面06および外板07との絶縁を図る
ようにするとともに、四角筒体の開口を後述するウエイ
ト2の振動方向に向けて配置されて、床面06の下面お
よび外板07の内面に固定するようにしている。
【0026】また、板バネ02の自由端部に固定される
ウエイト2は、図5に示したウエイト03とは形状を変
えた山形の形状にされた鋼材で形成され、山形の底辺を
板バネ02の上面および下面にそれぞれ接触させて、ね
じ等によって板バネ02に固定するようにしている。こ
の山形のウエイト2のうち、中央の山の頂部近傍の両側
面、換言すれば、板バネ02とともに振動するとき、振
動方向の両端部のウエイト2の両側面には、S極からな
る永久磁石A4aが固着されており、この永久磁石A4
aが固着されたウエイト2の中央の山は、矢視Vで示す
ウエイト2の振動発生時には、前述したコイル3の四角
筒体の内部を上下動する。
【0027】さらに、ウエイト2の中央の山の両側に配
置されたそれぞれの山は、中央の山の両側面に固着され
た永久磁石Aの下端部に頂部が位置するようにされた、
中央の山より低い背高にされ、その頂部には、永久磁石
A4a頂部、すなわち中央の山の頂部と略同じ高さにさ
れたN極からなる永久磁石B4bの下端が固着されてい
る。この両側に配置された山およびその頂部に下端が固
着された永久磁石B4bは、機体振動の発生によりウエ
イト2が矢視Vの振動が発生するとき、永久磁石A4a
の上下動と同期して、前述したコイル3の四角筒の外側
を上下動する。
【0028】また、6はコックピット内等に設置され、
外板07の内面に配設されたコイル3の両端部および床
面06の下面に配設されたコイル3の両端部とそれぞれ
電線5で連結され、コイル3に発生する起電流ACで点
灯するランプ7、および起電流ACの大きさから永久電
磁石4を含むウエイト2および板バネ02の作動の強弱
状態を示す表示板8を具えた表示装置である。
【0029】このように、本実施の形態のコイル固定型
発電装置1は、コイル3が、機体011に発生する振動
によって振動するウエイト2の振動方向に四角筒体にさ
れた開口を向けて配置されるとともに、外板07と床面
06との対向する位置にそれぞれ配設され、ウエイト2
の振動により上下動して四角筒体の内側を移動するS極
からなる永久磁石A4a、および永久磁石A4aの移動
と同期して四角筒体の外側を移動するN極からなる永久
磁石B5とから形成され、ウエイト2の一部を形成する
永久磁石Aからなるものとした。
【0030】これにより、機体011に発生する振動
が、永久磁石を含むウエイト2によって抑制されて、低
減する振動吸収装置の機能を発揮するとともに、機体0
11に発生する振動によって発生するウエイト2の振動
により、コイル3と永久磁石4との間に相対移動を生じ
ることによって、コイル3で横切る永久磁石の磁力線量
を変化させて、コイル3内に起電流ACを発生させて発
電を行い、この電力で作動するコックピット内に設置し
た表示装置6により、コイル固定型発電装置1の作動が
常時パイロット等により、確認できるようになる。
【0031】また、永久磁石A4a、永久磁石B4b
は、ウエイト2を構成する鋼製と略比重の等しいコバル
トで形成することにより、ウエイト2の重量を軽量にす
ることもでき、さらに、コイル2は上下動するウエイト
2、少なくとも筒体内部を上下動するウエイトの中央の
山から飛散するマスの飛散を防止することができる。
【0032】次に、ウエイト2の振動に伴いコイル3の
内側と上下動するS極からなる永久磁石A4a、および
永久磁石A4aの上下動と同期して、コイル3の外側を
上下動するN極からなる永久磁石B4bからなる永久磁
石4とコイル3との間に生じる相対移動によって、コイ
ル3内に発生する起電流ACについて説明する。
【0033】図2は、図1に示すコイル3の四角筒体の
内外側を移動する永久磁石4とコイル3との相対移動部
を示す簡易モデルを示す図で、図2(a)は側面図、図
2(b)は図2(a)に示し矢視A−Aにおける正面図
である。機体振動の発生によりウエイト2に矢視Vの振
動が発生するとき、コイル3と永久磁石A4aおよび永
久磁石B4bとの間には、速度Vmaxの相対移動が生
じ、磁力線を横切るコイルBには、横切る磁力線の変動
に対応した起電流ACが発生し、起電力E(V)が得ら
れる。この場合にコイル3に発生する起電力E(V)
は、数1で表わすことができる。
【0034】
【数1】 但し、E(V) :起電力 B(wb/m2 ) :磁束密度 l(m) :コイル幅 Vmax(m/s):コイルが磁力線を横切る速度 例えば、永久磁石4の磁束密度B=1(wb/m2 )、
コイル幅l=100mm、速度Vmax=2.2m/
s、コイル内の永久磁石の移動距離L=34mm、コイ
ルの巻数n=4、コイルの太さ0.5mmとすれば、コ
イル3の両端に発生する起電力E(V)は、数2で計算
されるように、120Vの電圧の電力を発生させること
ができる。
【0035】
【数2】 このように、本実施の形態としてのコイル固定型発電装
置1によれば、機体011に発生する振動によって、機
体011の振動と逆位相で振動する板バネ02の自由端
部に設けたウエイト2の振動方向両端部に固着した、S
極からなる永久磁石A4aをウエイト2の振動方向に開
口させたコイル3の筒体の内部を移動させ、またN極か
らなる永久磁石B4bを筒体の外側を移動させるように
して、永久磁石Bから永久磁石Aに向けて形成される磁
界による磁力線をコイル3で横切る量が変化するので磁
束密度Bが一定で、板バネ02およびウエイト2からな
る振動子10の振動数が一定の場合でも、コイル幅又は
コイルの巻回密度を大きくすることにより、大きな起電
力を発生させることができる。
【0036】すなわち、永久磁石4として高磁束密度の
高級素材を使用することなく、また低周波の機体振動が
発生する場合においても大きな電力を発生させることが
でき、前述した利点に加え、客室用非常電源として設け
られているニッカド電池の充電を行う補助電源として使
用できるようになり機体011の飛行に必要とする燃料
の効率向上に寄与することができる。
【0037】次に、図3は本発明の振動の吸収型発電装
置の第2形態としての磁石固定型発電装置11で示す斜
視図である。なお、本図においては、図1において示し
た電線5、ランプ7、および表示板8を設けた表示装置
6と同じものが設けられているが図示省略した。
【0038】図に示すように、本実施の形態の磁石固定
型発電装置11においては、板バネ02の自由端部に固
定されるウエイト12が配置される床下08の床面06
と外板07の対向位置には、図1に示すウエイト2と同
様に、山形の形状にされた鋼材で形成された支持材15
が固着されている。さらに、床面06と外板07とにそ
れぞれ固着された支持材15の対向する頂部には、中央
にS極からなる永久磁石A14aが固着され、両側には
N極からなる永久磁石B14bを固着するようにしてい
る。
【0039】また、ウエイト12は、従来の振動子01
を構成するウエイト03と同様に箱形にされ、板バネ0
2の自由端部の振動方向である上面および下面に、それ
ぞれ底面が固着されている。さらに、ウエイト12の床
面06の下面および外板07の内面にそれぞれ対向して
設けられる上面には、図1に示すコイル3と同様に、そ
れぞれ導線を巻回して四角筒体に形成されたコイル13
が固定されている。しかも、このコイル13がウエイト
12の振動により上下動するとき、支持材15の中央の
山の頂部に固着された永久磁石A14aが、コイル13
で形成された四角筒体の内部に出入りするとともに、両
側の山の頂部に固着された永久磁石B14bが四角筒体
の外側を相対移動するようにしている。
【0040】このように、本実施の形態の磁石固定型発
電装置は、板バネ02の自由端部に固着されたウエイト
2の上面に固着されたコイル13が、機体011に発生
する振動によって振動するウエイト12の振動方向に四
角筒体にされた開口を向けて配置されて、板バネ02の
自由端部に固定されて振動するウエイト12の振動方向
の両上面に配設され、永久磁石が、振動子の振動により
上下動するコイル13の筒体の開口内側を出入りするS
極からなる永久磁石A14a、および筒体に対する永久
磁石A14aの動きと同期してコイル13の外側を相対
移動するN極からなる永久磁石B14bとから形成さ
れ、コイル13が配設された板バネ02の自由端部に固
定されたウエイト12が振動する機体外板と床面との対
向する位置にそれぞれ配設されるものとした。
【0041】これにより、機体011に発生する振動が
抑制されて低減させる振動吸収装置の機能を発揮すると
ともに、機体011に発生する振動によって発生するコ
イル13の振動により、コイル13と永久磁石14との
間に相対移動が生じ、コイル3で横切る永久磁石の磁力
線量を変化させて、コイル3内に起電流ACを発生させ
て発電を行い、この電力で作動するコックピット内に設
置した表示装置6によりコイル固定型発電装置1の作動
が常時パイロット等により、確認できるようになる等の
実施の第1形態であるコイル固定型発電装置1と同様の
作用効果が得られる。
【0042】但し、本実施の形態の磁石固定型発電装置
11では、永久磁石14は床下08内に固定されるの
で、ウエイト12の軽量化には永久磁石は寄与しない
が、試験飛行の結果等において、磁石固定型発電装置1
を構成する板バネ12の剛性又はウエイト12の重量等
の振動吸収装置としての振動特性が装備する機体の振動
特性にマッチングしてない場合に行われる振動特性の調
整においては、軽量のコイル13を取外すだけでこれら
の振動子20が調整できるようになり、調整が容易にな
るという利点が得られる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の振動吸収
型発電装置は、機体に発生する振動によって、機体に発
生する振動と逆位相の振動を発生させて機体に発生する
振動を吸収、低減するようにした振動吸収装置に設けら
れる振動子の自由端部に固着され、巻回されて筒体状に
されて内部に貫通する開口を設けたコイル、若しくは振
動子の振動によりコイルの開口内側および開口外側を相
対移動する永久磁石と、振動子の自由端部が配置される
位置の機体外板と床面との対向する位置にそれぞれ固着
された永久磁石若しくはコイルとからなり、機体に発生
する振動によって発生する振動子の振動により、コイル
と永久磁石との間に相対移動を生じさせることによっ
て、永久磁石N極とS極との間に生じる磁力線をコイル
が横切る磁力線量を変化させて、コイル内に電流を発生
させ、発電を行うものとした。
【0044】これにより、機体に発生する振動を抑制す
る効果が得られるとともに振動子の振動によって発電さ
れた電力で点灯するランプを、コックピット内等に設置
することにより、電池等の電源を設けることなく振動吸
収装置の作動状況が常時パイロットにより、視認でき、
床面等に発生している振動が、振動子の作動により低減
させているときに発生している振動か、又は、振動子が
作動してなく、飛行状態で機体011に発生する振動が
そのまま伝達されて振動しているのか、振動吸収装置の
作動確認が直ちにでき、試験飛行時の機体振動特性を考
慮した振動吸収装置の振動特性調整が容易に行えて、よ
り振動の少ない機体特性のものにでき、搭乗員の疲労若
しくは不快感の少いものにすることができる効果が得ら
れる。
【0045】さらに、発電される電力が作動表示ランプ
に必要とする電力量を上回るときには、非常時に使用さ
れる電池の充電等の補助電源としても使用できるように
なり、機体の振動により振動するウエイトで発生する過
大な運動エネルギは、有効利用され機体に必要とする燃
料の効率向上にも寄与できる効果も得られる。
【0046】また、本発明の振動吸収型発電装置は、コ
イルが、機体に発生する振動によって振動する振動子の
振動方向に筒体の開口を向けて配置されるとともに、機
体外板と床面との対向する位置にそれぞれ配設され、永
久磁石が、振動子の振動により上下動して筒体の開口内
側を移動するS極もしくはN極の一方からなる永久磁石
A、および永久磁石Aの移動と同期して筒体の開口外側
を移動する永久磁石Aと異なる磁極で形成された永久磁
石Bとから形成され、板バネの自由端部に固定されて振
動するウエイトの振動方向の両端部に配置され、ウエイ
トの一部を形成するコイル固定型発電装置とした。
【0047】これにより、永久磁石Bと、永久磁石B区
間に生じる磁力線をコイルが横切る磁束密度が一定で、
板バネおよびウエイトからなる振動子の振動数が小さい
場合でも、コイル幅又はコイルの巻数を大きくすること
により、大きな起電力を発生させることができ、永久磁
石として高磁束密度の高級素材を使用することなく、ま
た、低周波の機体振動が発生する場合においても大きな
電力を発生させることができ、振動エネルギを有効利用
できる。さらに、永久磁石A、永久磁石Bは、ウエイト
を構成する鋼製と略比重の等しいコバルトで形成するこ
とにより、ウエイトの重量を軽量にすることもできると
ともに、上下動するウエイトから飛散するマスの飛散を
コイルにより防止する効果が得られる。
【0048】また、本発明の振動吸収型発電装置は、コ
イルが、機体に発生する振動によって振動する振動子の
振動方向に筒体の開口を向けて配置されて、板バネの自
由端部に固定されて振動するウエイトの振動方向の両端
部に配設され、永久磁石が、振動子の振動により上下動
する筒体の開口内側を出入りするS極もしくはN極の一
方からなる永久磁石A、および筒体に対する永久磁石A
の動きと同期してコイルの外側を相対移動する前記永久
磁石Aと異なる磁極からなる永久磁石Bとから形成さ
れ、コイルが配設された板バネの自由端部に固定された
ウエイトが振動する機体外板と床面との対向する位置に
それぞれ配設される磁石固定型発電装置とした。
【0049】これにより、永久磁石は、ウエイトの軽量
化には寄与しないが、試験飛行の結果振動吸収装置の振
動特性が装備する機体の振動特性にマッチングしてない
場合に行われる振動吸収装置の振動特性の調整が容易に
なるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の振動吸収型発電装置の第1形態として
のコイル固定型発電装置を示す斜視図、
【図2】図1に示すコイルの四角筒体の内外側を移動す
る永久磁石とコイルとの相対移動部を示す簡易モデルを
示す図で、図2(a)は側面図,図2(b)は図2
(a)に示し矢視A−Aにおける正面図、
【図3】本発明の振動吸収型発電装置の第2形態として
の磁石固定型発電装置を示す斜視図、
【図4】従来の振動吸収装置のヘリコプタに搭載する位
置を示す斜視図、
【図5】図4に示す振動吸収装置の詳細を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
1 コイル固定型発電装置 2 ウエイト 3 コイル 4 永久磁石 4a 永久磁石A 4b 永久磁石B 5 電線 6 表示装置 7 ランプ 8 表示板 10 振動子 11 磁石固定型発電装置 12 ウエイト 13 コイル 14 永久磁石 14a 永久磁石A 14b 永久磁石B 15 支持材 20 振動子 A 振動方向 AC 起電流 E(V) 起電力 B(wb/m2 ) 磁束密度 l(mm) コイル幅 Vmax(m/s) コイルが磁力線を横切る速度 V 振動 01 振動子 02 板バネ 03 ウエイト(マス) 04 ねじ 05 架台 06 床面 07 外板 08 床下 09 隔壁 010 ヘリコプタ 011 機体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B64D 41/00 B64D 41/00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体外板と床面との間に形成された区画
    に一端部が固定された板バネ、および前記板バネの可動
    自在にされた自由端部に固定されたウエイトからなる振
    動子の振動により、機体に発生する振動を吸収する振動
    吸収装置において、前記振動子の自由端部に固着され、
    巻回して筒体状にされたコイル、若しくは前記区画に固
    着された前記コイルと相対移動して、横切る磁力線を変
    動させる永久磁石と、前記振動子の自由端部が配置され
    る前記機体外板と床面との対向する位置にそれぞれ固着
    された前記永久磁石、若しくは前記コイルとからなり、
    前記振動子の振動により前記コイルと前記永久磁石との
    間に生じる相対移動で発電を行うことを特徴とする振動
    吸収型発電装置。
  2. 【請求項2】 前記コイルが、前記振動子の振動方向に
    向けて前記筒体を開口させて、前記振動子の自由端部が
    配置される前記機体外板と床面との対向する位置にそれ
    ぞれ配置されており、前記永久磁石が、前記振動子の振
    動により上下動して、前記筒体の内側を移動するS極も
    しくはN極の一方からなる永久磁石A、および前記永久
    磁石Aの移動と同期して前記コイルの外側を移動する、
    前記永久磁石Aとは異なる磁極からなる永久磁石Bとか
    ら形成され、前記ウエイトの振動方向の両端部に配置さ
    れていることを特徴とする請求項1の振動吸収型発電装
    置。
  3. 【請求項3】 前記コイルが、前記振動子の振動方向に
    向けて前記筒体を開口させて、前記ウエイトの振動方向
    の両端部に配設されており、前記永久磁石が、前記振動
    子の振動により上下動する前記筒体の内側に出入りす
    る、S極もしくはN極の一方からなる永久磁石A、およ
    び前記永久磁石Aの動きと同期して、前記コイルの外側
    を相対移動する前記永久磁石Aとは異なる磁極からなる
    永久磁石Bとから形成され、前記振動子の自由端部が配
    置される前記機体外板と床面との対向する位置にそれぞ
    れ配設されていることを特徴とする請求項1の振動吸収
    型発電装置。
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