JP2007530370A - 貯蔵空間を有するキャップ構造 - Google Patents

Abstract

本発明は、 貯蔵空間を有して、その貯蔵空間の下端に付着された密閉板を備えた貯蔵部と、前記貯蔵部に折りたためるように形成されて排出部に結合された外部キャップと、前記排出部に挿入される排出台と、前記排出台の作動によって密閉板を破裂させる作動部材とを含む、異種物質を貯蔵する貯蔵空間を有するキャップを提供する。

Description

本発明は、容器に貯蔵された主内容物と混合できる異種物質を貯蔵する貯蔵空間を有するキャップ構造に関するものである。

多様な産業分野において、混合物の使用前に、混合物を製造するために、二つ以上の異種物質をお互いに混合する必要が時々ある。

たとえば、飲料産業分野で、使用者は水にビタミンや香料を添加することを望む。このため、使用者は、ビタミンや香料と別のボトル水とを購入して、ボトル水にビタミンや香料を混合する。

本発明は、詳述した従来技術の問題点を解決するためのものである。
本発明の目的は、キャップを簡単に開けることによって、キャップに結合された容器内に貯蔵された主内容物に異種物質を混合できる、貯蔵空間を有するキャップを提供することにある。
本発明の他の目的は、 異種物質の貯蔵空間を有するキャップを採用した製品を提供することにある。

前記目的を達成するために、本発明は、 貯蔵空間を有し、その貯蔵空間の下端に設けられた密閉板を備えた貯蔵部と、前記貯蔵部に折りたためるように形成され排出部に結合された外部キャップと、前記排出部に挿入される排出台と、前記排出台の作動によって密閉板を破裂させる作動部材とを含む、異種物質を貯蔵する貯蔵空間を有するキャップを提供する。

以下、本発明の好ましい実施形態を添付した図面を参照して説明する。
図１乃至図３は、本発明の第１の実施形態におけるキャップ構造を示す。

キャップ１は容器に螺子結合される。
前記キャップ１は、貯蔵空間部１１の範囲を決める貯蔵部１２を有するキャップ本体１０と、このキャップ本体１０に結合した外部キャップ２０とからなる。

前記キャップ１は、密閉板３０と、外部キャップ２０の操作に従って前記密閉板３０を破壊し開放させるようにする作動部材４０とをさらに含む。 前記作動部材４０は、貯蔵部１２の内部に位置する。
前記密閉板３０は、合成樹脂またはアルミニウムからなり、貯蔵部１２の下端に接着される。

前記キャップ本体１０には、折りたたみ線１３を有する折りたたみ部２１が形成されている。この折りたたみ部２１の外面には排出部２４が形成されており、この排出部２４は外部キャップ２０に結合される。排出部２４には排出台２２が挿入されている。

前記排出台２２には、密閉板３０を破壊するための作動突起２３が下向きに延長形成されている。 前記排出部２４には、排出台２２の脱離を防止するためのホック手段２７が形成されている。 排出孔２８が混合物を排出されるために形成されている。
前記排出台２２は排出通路２５を備えており、空気流入部２６が長さの方向に形成されている。
前記作動部材４０は、貯蔵部１２の内側に固定された固定部４１と、連結部４２によって連結している。

このように構成された実施形態においては、貯蔵部１２内に異種物質が充填された状態で、密閉板３０は接着され、外部キャップ２０に結合されたキャップ本体１０が容器に固定される。
この状態で、前記排出部２４及び外部キャップ２０は、図２に示すように水平面に位置する。

この時、図１に示すように、外部キャップ２０及び排出部２４を垂直に立つような状態に位置させると、折りたたみ部２１が折りたたみ線１３によって外側に引き出され、排出台２２に形成された作動突起２３は円弧運動をしながら作動部材４０に力を加え、前記作動部材４０は密閉板３０を破裂させる。
これによって、貯蔵部１２に充填された異種物質は、容器に落下して容器内の内容物と混合される。

そして、外部キャップ２０を分離すると、異種物質と内容物が混合された混合物は、排出台２２の排出孔２８を通じて排出通路２５から排出される。
前記排出台２２は昇降自在であるので、使用者は混合物を便利に飲用できる。また、空気流入部２６が前記排出台２２に形成されているので、混合物は円滑に排出できる。

図４には、本発明の第２の実施形態を図示した。
キャップ本体１０には貯蔵空間部１１が形成されている。この貯蔵空間部１１の下側に密閉板３０が接着される。前記キャップ本体１０の外側にはパウチ容器１００が接着される。

図５及び図６は、本発明の第３の実施形態を示す。
本実施形態において、空間部５１の内には密閉手段５２が形成されている。
前記空間部５１の内には折りたたみ線５３によって折りたたまれる折りたたみ部５４が一体形成されている。この折りたたみ部５４には排出部５５が形成されており、この排出部５５には外部キャップ２０が結合される。
図７においては、キャップ１０の上側開口部の上に保護部材７０が形成され、この保護部材７０には凹溝部７１が形成されている。

図８乃至図１０は、本発明の第４の実施形態を示す。
キャップ１は、キャップ本体１０と、このキャップ本体１０に形成された排出部９０とを含む。
前記排出部９２の上には、引き輪９４を備えた切取り板９５が形成されている。
図１１乃至図１３は、本発明の第５の実施形態を示した図面である。
本実施形態は、第１の実施形態と類似している。

図１４は、本発明の第６の実施形態を示した図面である。
引出用羽根１４８が前記排出部１４０に形成されている。本実施形態においては、排出部１４０を開閉させる別途の外部キャップを必要としない。
図１５及び図１６は、本発明の第７の実施形態を示した図面である。
本実施形態においては、容器はボール箱の形式になっている。
空気流入部１５７は前記排出部１５０に形成されている。

図１７及び図１８は、本発明の第１の実施形態に類似した第８の実施形態を示す図面である。
図１９及び図２０は、本発明の第８の実施形態に類似した第９の実施形態を示す図面である。
図２１及び図２２は、本発明の第１０の実施形態を示した図面である。
隔壁２１１が前記キャップ本体に形成されている。
貯蔵部材２２０は、異種物質を貯蔵し、回動することによって異種物質を排出するように設計されている。異種物質の排出後には、混合物を排出するための排出台として機能する。

図２３乃至図２５は、本発明の第１１の実施形態を示す図面である。
排出部２３４は貯蔵部２３２に形成されている。作動部材２４０は貯蔵空間部２３３に結合されている。

図２６及び図２７は、本発明の第１２の実施形態を示す図面である。
外部キャップ２０は、回動自在にキャップ本体に結合されている。 外部キャップ２０には貯蔵空間部２８０が設けられている。外部キャップ２０にはストッパー２８２が形成されており、これが結合部２７０に接触する。
前記外部キャップ２０がストッパー２８２によって一定な角度だけ回動されて貯蔵空間部２８０と密閉溝２７１とが連通する。
前記外部キャップ２０を横たえると、また密閉溝２７１が閉鎖される。

以上記述したように、本発明は排出台を有するパウチ容器に適用され、この排出台は衛生的に保護できる。また、本発明はこのようなパウチ容器の大量生産方法に適している。

本発明の第１の実施形態による貯蔵空間を有するキャップの斜視図である。 図１の断面図である。 図１の使用状態を示した斜視図である。 本発明の第２の実施形態によるキャップを示した断面図である。 本発明の第３の実施形態によるキャップの断面図である。 図５のキャップの作動状態を示した断面図である。 キャップの変形例を示した斜視図である。 乃至 本発明の第４の実施形態によるキャップを示した図面である。 乃至 本発明の第５の実施形態によるキャップを示した図面である。 本発明の第６の実施形態によるキャップの断面図である。 本発明によるキャップの一部切開状態の側面図である。 本発明によるキャップ構造の作動状態を示した一側面図である。 及び 本発明の第８の実施形態によるキャップを示した図面である。 及び 本発明の第９の実施形態によるキャップを示した図面である。 及び 本発明の第１０の実施形態によるキャップを示した図面である。 乃至 本発明の第１１の実施形態によるキャップを示した図面である。 及び 本発明の第１２の実施形態によるキャップを示した図面である。

Claims (32)

1. 貯蔵空間を有し、その貯蔵空間の下端に設けられた密閉板を備える貯蔵部と、前記貯蔵部に折りたためるように形成され、排出部に結合された外部キャップと、前記排出部に挿入される排出台と、前記排出台の作動によって密閉板を破裂させる作動部材と、を含むことを特徴とする異種物質を貯蔵する貯蔵空間を有するキャップ。
2. 前記排出部は、折りたたみ線を有する折りたたみ部に形成される、請求項１記載のキャップ。
3. 前記排出台は、作動部材に力を加える作動突起を備えている、請求項１記載のキャップ。
4. 前記排出台は、空気流入部を備えている、請求項１記載のキャップ。
5. 前記作動部材は、貯蔵部の内面に固定されて円弧運動をする、請求項１記載のキャップ。
6. 貯蔵空間を有し、その貯蔵空間の下端に設けられた密閉板を備える空間部と、前記空間部に折りたためるように形成された折りたたみ部に設けられた排出部と、前記排出部に着脱自在に結合された外部キャップと、を含むことを特徴とする異種物質を貯蔵する貯蔵空間を有するキャップ。
7. 前記空間部には、排出部が緊密に結合されるように密閉手段が突出形成される、請求項６記載のキャップ。
8. 前記排出部及び折りたたみ部は、キャップ本体の上側に設けられた凹溝部を有する保護部材に形成される、請求項６記載のキャップ。
9. 容器に結合されて内側には密閉板が形成されたキャップ本体と、前記キャップ本体の上部内側に形成され、所定の角度に回動する折りたたみ部を備えた、内部に異種物質が貯蔵される排出部と、前記排出部の上部内側に形成された切取り板と、を含むことを特徴とするキャップ。
10. 前記排出部は、空気流入部を備えている、請求項９記載のキャップ。
11. 前記切取り板は、引き輪を備えている、請求項９記載のキャップ。
12. 前記キャップ本体は、容器に螺子結合される、請求項９記載のキャップ。
13. 内部に異種物質が貯蔵される貯蔵空間部、この貯蔵空間部の下側に設けられた密閉板、および折りたたみ部に形成されて所定の角度で回動する排出部を備えたキャップ本体と、前記排出部に結合される外部キャップと、を含むことを特徴とするキャップ。
14. 前記排出部は、回動することによって前記密閉板を破裂させる作動突起を備えている、請求項１３記載のキャップ。
15. 前記排出部は、空気流入部を備えている、請求項１３記載のキャップ。
16. 内部に異種物質が貯蔵される貯蔵部と、この貯蔵部の下側に設けられた密閉板と、所定の角度で回転されるするために折りたたみ部に設けられた排出部と、を含むことを特徴とするキャップ。
17. 前記排出部は、空気流入部をさらに含む、請求項１６記載のキャップ。
18. 前記排出部は、密閉板を破裂させるための作動突起をさらに含む、請求項１６記載のキャップ。
19. キャップ本体は、ボール箱に取り付けられる、請求項１６乃至請求項１８の一つの項記載のキャップ。
20. 前記排出部は、先端に外部キャップを備えている、 請求項１６乃至請求項１８の一つの項記載のキャップ。
21. 内部に異種物質が貯蔵される貯蔵空間部、混合物が排出される排出部、および前記貯蔵空間部の下側に設けられる密閉板を備えたキャップ本体と、 前記密閉板を破裂させるための作動突起を備えた外部キャップと、を含むことを特徴とするキャップ。
22. 前記外部キャップは、排出部に螺子結合される、請求項２１記載のキャップ。
23. 前記外部キャップは、補助キャップに結合される、請求項２１記載のキャップ。
24. 前記外部キャップは、空気流入部を備えている、請求項２３記載のキャップ。
25. 容器に固定するための固定部と密閉溝を有する隔壁とを備えたキャップ本体と、このキャップ本体に結合された外部キャップと、前記密閉溝に結合されて異種物質が貯蔵される貯蔵空間部と、を含むことを特徴とするキャップ。
26. 前記貯蔵空間部は、密閉溝を開閉する密閉突起を備えている、請求項２５記載のキャップ。
27. 異種物質が貯蔵される貯蔵部と、前記貯蔵部に形成された排出部を備えたキャップ本体と、前記貯蔵部に結合されて貯蔵部を開閉する作動部材と、前記キャップ本体に結合された外部キャップと、を含むことを特徴とするキャップ。
28. 前記作動部材は、貯蔵部の下端を密閉する、請求項２７記載のキャップ。
29. 前記作動部材によって破損される密閉板がキャップ本体に一体に形成されている、請求項２７記載のキャップ。
30. 密閉溝を有する結合部を備えたキャップ本体と、前記結合部に結合されて異種物質が貯蔵される外部キャップと、を含むことを特徴とするキャップ。
31. 前記外部キャップは、前記密閉溝を選択的に開放させる密閉突起を備えている、請求項３０記載のキャップ。
32. 前記外部キャップは、貯蔵空間部と密閉溝とが連通されるように前記結合部に掛けるストッパーを備えている、 請求項３０記載のキャップ。

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