JP2007529719A - 動作制御装置に回転可能に設けられた物体における不均衡の算出方法 - Google Patents

動作制御装置に回転可能に設けられた物体における不均衡の算出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
【解決手段】 本発明に1つの態様は、動作制御装置における不均衡を計算する方法を提供する。この動作制御装置は、物体を保持して第1の軸線のまわりに回転させるための物体取付け機構(102)と、この物体取付け機構を変位させるための物体位置決め機構(106)と、この物体位置決め機構を駆動するための物体位置決め駆動体(108)と、第1の軸線のまわりの物体の回転を示す出力信号を発生させるための1つまたはそれ以上の回転検出装置(204)とを有している。この方法は、回転検出装置の出力信号から、第1の軸線のまわりの物体の速度および相を示す物体回転信号を計算する工程と、物体回転信号で駆動手段からの出力信号を復調させて第1の軸線のまわりの物体の回転と同期している復調された出力信号を引き出す工程と、復調された出力信号から物体の不均衡の大きさおよび相を計算する工程とを有している。

Description

本発明は、一般に、動作制御装置に使用される回転可能に設けられた物体の均衡化に関する。本発明は、特に、研削砥石が回転可能なチャンクまたはヘッドストックに設けられた加工物に作用するように移動される多軸コンピュータ数値制御(CNC)式機械に適用可能であり、本発明を模範的だが非限定的な用途について説明することは有利であろう。
洗練されたコンピュータ制御式作動の発展と関連している多軸および多機能の工作機械の発展は、1つの機械から複雑な多工程作動が可能な非常に高速の精密工作機械の種類の出現を容易にした。このような工作機械は、代表的には、移動可能な切削工具が所望の作業を行なうために加工物に作用する間、加工物を制御された位置に保持する。
代表的には、CNC機械は、移動可能な作用部分が部分プログラムにより定められた所定の経路に沿って移動するように、所定の順序で連続した一連の別個な作動を行なうために機械を連続的に命令するコンピュータプログラムにより制御される。各個々の命令は、「ブロック」と称せられており、多くの命令は、制御可能な軸線の各々または組合せのための決定指令を構成する。例えば、ブロックが、所定の速度でY軸線において5mm移動するように加工物を保持するチャックに命令してもよい。多軸ブロックが、所定の速度でX軸線およびY軸線において0.05mm前方に移動するようにチャックに命令してもよい。他のブロックが、研削砥石に、加工物が研削砥石と接触されると、所定の角度位置までC軸線のまわりに回転され、次いでスピンドルのまわりに回転されるように命令してもよい。次いで、コンピュータに一旦プログラミングされたブロックが、設定された順次的な順序に固定される。すると、全組の順次ブロックが部分プログラムの開始から終了まで作動するCNC機械により自動的に作動され得る。
CNC機械において高速の回転および移動を受ける物体にうちの1つは、研削砥石である。時間にわたって、研削砥石は不均衡を生じてしまう。この不均衡は、研削砥石が取付けられたスピンドルにおける半径方向の移動を引起こし、その結果、研削の制度が減少され、研削砥石が不規則な摩耗を受ける。
不均衡を補正するために、オペレータが研削砥石の不均衡を解消する位置で研削砥石の平らな表面のうちの1つにおもみを手で付けることが可能である。しかしながら、適当なおもみの大きさと、このおもみを加えるべき研削砥石上の位置を確認することは、オペレータにとって極めて困難な作業である。試行錯誤して最適なおもみの大きさおよび位置を得ようとすることは、時間がかかり、結局、不均衡の補正に不成功になってしまう。
また、不均衡の本質は、研削砥石が設けられるスピンドルのまわりの外部加速度計の取付けにより評価されることができる。しかしながら、この外部からの備品のコストおよび工業環境における加速度計を取付ける難点により、この技術を実施し難くする
従って、不均衡を正確に定めることができるCNC機械のような動作制御装置における回転可能に設けられた研削砥石または他の物体における不均衡を算出したり補正したりする方法を提供することが望ましい。
また、外部分析設備が使用されることを必要とすることなしに不均衡を正確に確認することができることが望ましい。
しかも、既存の動作制御装置の1つまたはそれ以上の問題を改善するか或いは解消するCNC機械のような動作制御装置における回転可能に設けられた研削砥石または他の物体における不均衡を算出したり補正したりする方法を提供することが望ましい。
本発明の1つの態様は、物体を保持して第1の軸線のまわりに回転させるための物体取付け機構と、この物体取付け機構を変位させるための物体位置決め機構と、この物体位置決め機構を駆動するための物体位置決め駆動体と、第1の軸線のまわりの物体の回転を示す出力信号を発生させるための1つまたはそれ以上の回転検出装置とを有する動作制御装置における不均衡を計算する方法であって、
回転検出装置の出力信号から、第1の軸線のまわりの物体の速度および相を示す物体回転信号を計算する工程と、
第1の軸線のまわりの物体の回転と同期している復調された出力信号を引き出すように、物体回転信号により駆動手段からの出力信号を復調させる工程と、
復調された出力信号から物体の不均衡の大きさおよび相を計算する工程と、
を有する、不均衡を計算する方法を提供する。
物体位置決め駆動体は、好ましくは、モータと、制御信号をモータに送るためのコントローラとを有しており、このコントローラは、不均衡計算方法の諸工程を行なうプロセッサを有している。
前記プロセッサは、デジタル信号プロセッサを含んでも良い。
回転検出装置は、第1の軸線のまわりのスピンドルの回転を検出するために設けられた1つまたはそれ以上の近接センサを含んでも良い 。
前記プロセッサは、好ましくは、クロック手段と、第1の軸線のまわりのスピンドルの完全な回転中、クロックパルスの総合計を数えるための第1のカウンタと、第1の軸線のまわりのスピンドルの各回転中、クロックパルスの累積数を数えるための第2のカウンタとを有しており、第1の軸線のまわりの物体の速度および相は、第1および第2のカウンタの出力から引き出される。
この方法は、更に、
時間変化成分を除去するために復調された出力信号の所定数Nの試料に対しての平均を算出する工程を有していても良い 。
前記復調させる工程は、
2つの復調された直交信号成分を引き出すために物体回転信号の直交成分で駆動手段の出力信号を復調させることを有しいている 。
この場合、前記復調させる工程は、
2つの復調された直交信号成分の各々から側波帯を濾過することを有していても良い。
物体不均衡の大きさおよび相を算出する工程は、
物体不均衡の大きさを引き出すために2つの復調された直交信号成分で第1の算出を行なうことと、
物体不均衡の相を引き出すために2つの復調された直交信号成分で第2の算出を行なうことと、を有していても良い。
この方法は、更に、
おもみを加えるべき動作制御装置のオペレータを算出された不均衡を補償するための物体上の所定位置に導く工程を有していても良い 。
前記動作制御装置のオペレータは、好ましくは
物体の表示をオペレータに表示し、そして
物体表示上の物体不均衡の大きさおよび相の表示を表示することにより、おもみを加えるように導かれる。
前記表示は、ベクトル表示で良い。
前記物体は、研削砥石で良い。
本発明の他の態様は、
物体を保持して第1の軸線のまわりに回転させるための物体取付け機構と、
物体取付け手段を変位させるための物体位置決め機構と、
物体位置決め機構を駆動するための物体位置決め駆動体と、
第1の軸線のまわりの物体の回転を示す出力信号を生じるための1つまたはそれ以上の回転検出装置と、
回転検出装置の出力信号から第1の軸線のまわりの物体の速度および相を示す物体回転信号を算出するための手段と、
第1の軸線のまわりの物体の回転と同期している復調された出力信号を引き出すために物体回転信号で駆動体からの出力信号を復調させるための手段と、
復調された出力信号から物体不均衡の大きさおよび相を算出するための手段と、
を有している動作制御装置を提供する。
本発明の更に他の面は、物体を保持して第1の軸線のまわりに回転させるための物体取付け機構と、この物体取付け機構を変位させるための物体位置決め機構と、この物体位置決め機構を駆動するための物体位置決め駆動体と、第1の軸線のまわりの物体の回転を示す出力信号を発生させるための回転検出手段とを有する動作制御装置に使用するための処理装置であって、
回転検出装置の出力信号から第1の軸線のまわりの工具の速度および相を示す物体回転信号を算出するための手段と、
物体回転信号で駆動体からの出力信号を復調させて第1の軸線のまわりの物体の回転と同期している復調された出力信号を引き出するための手段と、
復調された出力信号から物体の不均衡の大きさおよび相を算出するための手段と、
を有している処理装置を提供する。
添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を単に例として以下に説明する。
図1には、この場合にはコンピュータ数値制御(CNC)機械により具体化される動作制御装置の一部を構成する組立体100が全体的に示されている。この組立体100は、研削砥石104または他の回転可能に取付けられた物体を保持して第1の軸線(D)のまわりに回転させるための物体取付け機構102と、この物体取付け機構102を第2の軸線(C)のまわりに回転させる物体位置決め機構106とを有している。また、物体位置決め機構106をC軸線のまわりに駆動するための物体位置決め駆動体108が設けられている。CNC機械は、また、その作動中、チャック112に装着された加工物を研削砥石104と接触させるように加工物を移動させるための加工物位置決め機構110を有している。この実施の形態では、本発明をCNC機械について説明するが、本発明が自動化動作制御装置の他の形態に均等に適用可能であることはわかるであろう。
加工物位置決め機構110は、また、研削砥石104が駆動される中心であるD軸線とほぼ平行な軸線(A)のまわりに加工物を回転させるように作用する。
図2は、図1に示される組立体100のC軸線およびD軸線ならびにCNC機械の選定された要素を概略的に示している。特に、研削砥石104は、物体取付け機構102の一部を構成するスピンドル202に取付けられている。1つまたはそれ以上の近接センサのシリーズ204が、スピンドル202のまわりに半径方向に設けられている。スピンドル202は、これがD軸線のまわりに回転すると、近接センサがスピンドルの回転速度を示す一連のパルスを発生させるように、周囲に長さ方向に延びる多数の縁部を含めて、不規則な横断面を有している。既存のCNC機械では、近接センサの半径方向に設けられたシリーズ204は、研削砥石の回転速度の指示をD軸線駆動体206に与えるために物体取付け機構102に設けられている。
物体位置決め駆動体108は、コントローラ208と、C軸線のまわりの物体位置決め機構106の回転を引起こすためのモータ210とを有するものとして図2に示されている。コントローラ208は、処理装置212と、モータを所望のように作用させるための一連の命令を記憶するための関連された不揮発性メモリ装置214とを有している。また、コントローラ208は、CNC機械の作動中に発生された一時的なデータを記憶するための揮発性メモリ216を有している。
物体位置決め駆動体108は、また、C軸線のまわりの物体位置決め機構106、従って物体取付け機構102および研削砥石104の角方向位置を示すフィードバック情報をコントローラ208に供給するためのエンコーダー218を有している。CNC機械に必要とされる精度により、エンコーダーは、モータ210のシャフトの小さい角変位の指示をコントローラ208に与える高精度の装置である。コントローラ208の揮発性メモリ216は、クロック装置220と、第1のカウンタ222と、第2のカウンタ224とを有している。カウンタ222は、近接センサのシリーズ204から出力されたパルスにより指示されるように、スピンドル202の完全な回転中にクロックパルスの総数を蓄積するように作用し、カウンタ224は、スピンドル202の各回転中、クロックパルスの累積数を数えるように作用する。
研削砥石104の不均衡な質量が、C軸線に不均衡な外乱力を、そしてこの結果の振動を発生させる。図3は、CNC機械のスピンドル202および関連された研削砥石104に対するC軸線の関係を概略的に示している。この図では、スピンドル202は、横断面で示されており、スピンドル202の不規則な横断面の4つの縁部により、スピンドルが回転するにつれてD軸線のまわりに設けられた近接スイッチの順次作動を可能にすることはわかる。不均衡な質量〈mass)300が、質量mを有していて、D軸線からのεの距離に位置決めされているものとして示されている。また、質量mは、スピンドル202の横断面の縁部302のうちの1つから角度φにあるものとして示されている。この縁部はD軸線のまわりの不均衡な質量mの角方向位置を定めるために基準点として使用されることができる。不均衡な質量mは、C軸線から距離ιのところに位置決めされている。
スピンドル202がΩの角速度で回転しているときには、外乱力TがC軸線上に生じられる。この外乱トルクTは、図4に示されるように、物体位置決め駆動体108の速度制御ループに加えられる。この図では、速度制御ループ400が、その順方向経路に速度コントローラ構成要素402と、電流指令リミッタ構成要素404と、電流ループトルク構成要素406と、モータ動力学構成要素408とを有していることがわかる。速度制御ループのフィードバック経路は、速度センサ410よりなる。質量mにより引起こされる不均衡によりC軸線に生じられた外乱トルクは、モータ動力学構成要素408への入力部のところで順方向経路において速度制御ループ400に加えられる。速度制御ループ400の速度応答ωは、2つの部分、つまり、コントローラ208によりモータ210に与えられた速度指令Vcに対する応答である第1の応答ωmcと、回転スピンドル砥石の不均衡質量に因る外乱トルクTに対する速度応答である第2の応答とよりなる。簡単化のために、Vcに対する応答ωmcがゼロであることが一般に考えられることができる。
外乱トルクTが速度制御ループ400に加えられる点から速度応答ωが取り出される点までの閉ループ伝達関数は、Kの振幅およびθの移相を有するものと推定されることができる。この結果、外乱トルクTに対する速度応答ωTdは、下記式により表されることができる。
ωTd=ιmεΩsin(Ωt+φ+θ)
スピンドル速度と同じ周波数を有する正弦信号でC軸線の速度応答ωを復調することによって砥石上の不均衡質量に関する有価情報が確認されることができることがわかった。速度コントローラ400の速度応答ωは、モータ210に供給されたコントローラ212の出力信号から得られる。この出力信号は、研削砥石104およびスピンドル202のD軸線のまわりの回転を示す信号の直交成分でコントローラ212により復調される。
2つの直交成分、つまり、sinΩtおよびcosΩtは、両方とも、クロック220により発生されたクロック信号および2つのカウンタ222、224の内容からコントローラ208により引き出される。クロック信号は、時間tの指示を示し、スピンドル202の回転速度は、2つのカウンタ222、224の内容から引き出される。
回転信号の2つの直交成分は、乗算器500、502によってコントローラ208からの出力信号で多重送信される。復調後、2つの復調された直交信号成分は、それぞれ下記式により表される。
成分1:−A/2x・cos(2Ωt+φ+θ)+A/2・cos(φ+θ)
成分2:A/2・sin(2Ωt+φ+θ)−A/2・sin(φ+θ)
フィルタ504、506により低域濾過が直交信号成分に各々に施されてこれらの信号成分の各々から側波帯を濾過する。従って、濾過後、復調直交信号成分は、下記の式により表される。
成分1:A/2・cos(φ+θ)
成分2:−A/2・sin(φ+θ)
次いで、不均衡質量の振幅および相が、2つの復調直交信号成分で2つの異なる計算を行なうことによって定められる。第1の計算は、図6に示される計算ブロック600により行なわれ、そこで2つの復調直交信号成分が下記の如く組み合わされる。
Figure 2007529719
計算ブロック600の不均衡質量の振幅を出力は以下のようにもたらす。
Figure 2007529719
図7に示される第2の計算ブロック700は、下記の如く2つの復調直交信号成分を組合す。
Figure 2007529719
計算ブロック700の出力は、tan(θ+φ)をもたらす。次いで、アークtan関数が、計算ブロック702により付与されて不均衡質量の相θ+φを定める。次いで、移相θが固定されるので、基準縁部からスピンドル202までの不均衡質量の角度φの値が容易に定められることができる。
図8に示されるように、質量不均衡の相および大きさの値を定めて、研削砥石104のグラフィック表示800が、コントローラ208によりグラフィック使用者インテーフェース802のところで使用者に表示される。次いで、不均衡を引起こす質量の値および相のベクトル表示804が、研削砥石104の表示に示されることができる。次いで、オペレータは、ディスプレー上の質量不均衡のベクトル表示によりしめされたものと反対の位置で適切な大きさのカウンタ均衡化質量を加えることができる。次いで、スピンドル202および研削砥石104をD軸線のまわりにもう一度駆動し、もう一度表示されたいずれかの合成質量不均衡の大きさおよび相の決定を行なうことにより、質量カウンタ均衡の正しい位置決めが定められることができる。
前述の計算がコントローラ208によって行なわれることはわかるであろう。有利には、コントローラ208の処理装置212は、デジタル信号プロセッサであり、種々の復調工程および直交信号の計算は、有利には、一連のデジタル処理操作によって行われる。
最後に、本発明の精神および範囲を逸脱することなしに、本発明による動作制御装置における不均衡を計算するための前述の方法および装置に対して種々の変更例および/または追加例が行なわれてもよいことはわかるであろう。例えば、本発明をCNC機械における研削砥石上の質量不均衡について説明したが、本発明は、CNC機械または同様な動作制御装置の他の軸線のまわりに回転する物体における質量不均衡の計算および/または補正にも適用可能であることがわかるであろう。
コンピュータ数値制御(CNC)式機械の一部の斜視図である。 C軸線と図1のCNC機械のスピンドルとの間の関係を示す概略図である。 CNC機械のスピンドルおよび関連された研削砥石に対するC軸線の関係を示す概略図である。 図1のCNC機械のC軸線駆動体の速度ループを示す図である。 研削砥石の不均衡の大きさおよび相を算出するために図1のCNC機械のC軸線駆動体の出力信号を復調させる際に伴われる工程を示す図である。 研削砥石の不均衡の大きさおよび相を算出するために図1のCNC機械のC軸線駆動体の出力信号を復調させる際に伴われる工程を示す図である。 研削砥石の不均衡の大きさおよび相を算出するために図1のCNC機械のC軸線駆動体の出力信号を復調させる際に伴われる工程を示す図である。 研削砥石の不均衡の補正を可能にするために図1のCNC機械のオペレータに示されたグラフィク表示の図である。

Claims (39)

  1. 物体を保持して第1の軸線のまわりに回転させるための物体取付け機構と、この物体取付け機構を変位させるための物体位置決め機構と、この物体位置決め機構を駆動するための物体位置決め駆動体と、前記第1の軸線のまわりの物体の回転を示す出力信号を発生させるための1つまたはそれ以上の回転検出装置とを有する動作制御装置における不均衡を計算する方法であって、
    前記回転検出装置の出力信号から、第1の軸線のまわりの物体の速度および相を示す物体回転信号を計算する工程と、
    第1の軸線のまわりの物体の回転と同期している復調された出力信号を引き出すように、前記物体回転信号により駆動手段からの出力信号を復調させる工程と、
    復調された出力信号から物体の不均衡の大きさおよび相を計算する工程と、
    を具備している、不均衡を計算する方法。
  2. 前記物体位置決め駆動体は、モータと、制御信号をモータに送るためのコントローラとを有しており、このコントローラは、不均衡計算方法の前記工程を行なわせるプロセッサを有している、請求項1に記載の方法。
  3. 前記プロセッサは、デジタル信号プロセッサを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記回転検出装置は、第1の軸線のまわりのスピンドルの回転を検出するように設けられた1つまたはそれ以上の近接センサを含む、請求項1ないし3のうちのいずれか1つの項に記載の方法。
  5. 前記プロセッサは、クロックと、第1の軸線のまわりのスピンドルの完全な回転中、クロックパルスの総合計を数えるための第1のカウンタと、第1の軸線のまわりのスピンドルの各回転中、クロックパルスの累積数を数えるための第2のカウンタとを有しており、第1の軸線のまわりの物体の速度および相は、第1および第2のカウンタの出力から引き出される、請求項4に記載の方法。
  6. 時間変化成分を除去するために、復調された出力信号の所定数Nの試料に対しての平均を算出する工程を更に具備している前記全ての請求項のうちのいずれか1つの項に記載の方法。
  7. 前記復調させる工程は、2つの復調された直交信号成分を引き出すために、前記物体回転信号の直交成分で前記駆動出力信号を復調させることを有する、前記全ての請求項のうちのいずれか1つの項に記載の方法。
  8. 前記復調させる工程は、
    2つの復調された直交信号成分の各々から側波帯を濾過することを有する、前記全ての請求項のうちのいずれか1つの項に記載の方法。
  9. 物体不均衡の大きさおよび相を算出する工程は、
    物体不均衡の大きさを引き出すために2つの復調された直交信号成分で第1の算出を行なうことと、
    物体不均衡の相を引き出すために2つの復調された直交信号成分で第2の算出を行なうことと、を有する前記全ての請求項のうちのいずれか1つの項に記載の方法。
  10. おもみを加えるべき動作制御装置のオペレータを算出された不均衡を補償するための物体上の所定位置に導く工程を更に具備している前記全ての請求項のうちのいずれか1つの項に記載の方法。
  11. 前記動作制御装置のオペレータは、
    物体の表示をオペレータに表示させ、そして
    物体表示上の物体不均衡の大きさおよび相の表示を表示することにより、おもみを加えるように導かれる、請求項10に記載の方法。
  12. 前記表示は、ベクトル表示である請求項11に記載の方法。
  13. 前記物体は、研削砥石である、前記全ての請求項のうちのいずれか1つの項に記載の方法。
  14. 前記動作制御装置は、コンピュータ数値制御(CNC)式機械である、前記全ての請求項のうちのいずれか1つの項に記載の方法。
  15. 物体を保持して第1の軸線のまわりに回転させるための物体取付け機構と、
    この物体取付け機構を変位させるための物体位置決め機構と、
    この物体位置決め機構を駆動するための物体位置決め駆動体と、
    前記第1の軸線のまわりの物体の回転を示す出力信号を生じさせるための1つまたはそれ以上の回転検出装置と、
    この回転検出装置の出力信号から第1の軸線のまわりの物体の速度および相を示す物体回転信号を算出するためのプロセッサと、を具備しており、
    第1の軸線のまわりの物体の回転と同期している復調された出力信号を引き出すために前記物体回転信号により駆動体からの出力信号を復調させ、
    この復調された出力信号から物体不均衡の大きさおよび相を算出する、動作制御装置。
  16. 前記物体位置決め駆動体は、モータと、制御信号をモータに送るためのコントローラとを有しており、前記プロセッサは、コントローラ内に設けられている、請求項15に記載の動作制御装置。
  17. 前記プロセッサは、デジタル信号プロセッサを含む、請求項16に記載の動作制御装置。
  18. 前記回転検出装置は、第1の軸線のまわりのスピンドルの回転を検出するために設けられた1つまたはそれ以上の近接センサを含む、請求項15に記載の動作制御装置。
  19. 前記プロセッサは、クロックと、第1の軸線のまわりのスピンドルの完全な回転中、クロックパルスの総合計を数えるための第1のカウンタと、第1の軸線のまわりのスピンドルの各回転中、クロックパルスの累積数を数えるための第2のカウンタとを有しており、第1の軸線のまわりの物体の速度および相は、前記第1および第2のカウンタの出力から引き出される、請求項16に記載の動作制御装置。
  20. 前記プロセッサは、時間変化成分を除去するために復調された出力信号の所定数Nの試料に対しての平均を算出するように作用する、請求項17ないし19のうちのいずれか1つの項に記載の動作制御装置。
  21. 前記プロセッサは、2つの復調された直交信号成分を引き出すために物体回転信号の直交成分で駆動手段の出力信号を復調させるように作用する、請求項15ないし20のうちのいずれか1つの項に記載の動作制御装置。
  22. 前記プロセッサは、2つの復調された直交信号成分の各々から側波帯を濾過するように作用する、請求項21に記載の動作制御装置。
  23. 前記プロセッサは、物体不均衡の大きさを引き出すために2つの復調された直交信号成分で第1の算出を行い、物体不均衡の相を引き出すために2つの復調された直交信号成分で第2の算出を行なって、物体不均衡の大きさおよび相を算出するように作用する請求項15ないし22のうちのいずれか1つの項に記載の動作制御装置。
  24. おもみを加えるべきCNC機械のオペレータを算出された不均衡を補償するための物体上の所定位置に導くためのディスプレーを更に具備している請求項15ないし23のうちのいずれか1つの項に記載の動作制御装置。
  25. 前記ディスプレーは、物体の表示をオペレータに表示し、且つ物体表示上の物体不均衡の大きさおよび相の表示を表示するように作用する、請求項24に記載の動作制御装置。
  26. 表示は、ベクトル表示である請求項25に記載の動作制御装置。
  27. 物体は、研削砥石である、請求項15ないし26のうちのいずれか1つの項に記載の動作制御装置。
  28. コンピュータ数値制御(CNC)式機械である、請求項15ないし26のうちのいずれか1つの項に記載の動作制御装置。
  29. 物体を保持して第1の軸線のまわりに回転させるための物体取付け機構と、この物体取付け機構を変位させるための物体位置決め機構と、この物体位置決め機構を駆動するための物体位置決め駆動体と、第1の軸線のまわりの物体の回転を示す出力信号を発生させるための回転検出手段とを有する動作制御装置に使用するためのプロセッサであって、
    前記回転検出装置の出力信号から第1の軸線のまわりの工具の速度および相を示す物体回転信号を算出し、
    この物体回転信号により駆動体からの出力信号を復調させて第1の軸線のまわりの物体の回転と同期している復調された出力信号を引き出し、
    復調された出力信号から物体の不均衡の大きさおよび相を算出する、ように作用するプロセッサ。
  30. デジタルプロセッサを含む請求項29に記載のプロセッサ。
  31. 前記回転検出装置は、第1の軸線のまわりのスピンドルの回転を検出するように設けられた1つまたはそれ以上の近接センサを含み、
    クロックと、第1の軸線のまわりのスピンドルの完全な回転中、クロックパルスの総合計を数えるための第1のカウンタと、第1の軸線のまわりのスピンドルの各回転中、クロックパルスの累積数を数えるための第2のカウンタとを具備しており、第1の軸線のまわりの物体の速度および相は、前記第1および第2のカウンタの出力から引き出される、請求項29に記載のプロセッサ。
  32. この前記プロセッサは、時間変化成分を除去するために復調された出力信号の所定数Nの試料に対しての平均を算出するように更に作用する請求項29ないし31のうちのいずれか1つの項に記載のプロセッサ。
  33. 2つの復調された直交信号成分を引き出すために物体回転信号の直交成分で駆動出力信号を復調させるように更に作用する請求項29ないし32のうちのいずれか1つの項に記載のプロセッサ。
  34. この前記プロセッサは、2つの復調された直交信号成分の各々から側波帯を濾過するように作用する請求項33に記載のプロセッサ。
  35. この前記プロセッサは、物体不均衡の大きさを引き出すために2つの復調された直交信号成分で第1の算出を行ない、
    物体不均衡の相を引き出すために2つの復調された直交信号成分で第2の算出を行なうことにより物体不均衡の大きさおよび相を算出するように作用する請求項29ないし34のうちのいずれか1つの項に記載のプロセッサ。
  36. 物体の表示をオペレータに表示させ、そして
    物体表示上の物体不均衡の大きさおよび相の表示を表示させることにより、
    おもみを加えるべき動作制御装置のオペレータを算出された不均衡を補償するための物体上の所定位置に導くように作用する請求項29ないし35のうちのいずれか1つの項に記載のプロセッサ。
  37. 表示は、ベクトル表示である請求項36に記載のプロセッサ。
  38. 前記物体は、研削砥石である、請求項29ないし37のうちのいずれか1つの項に記載のプロセッサ。
  39. 前記動作制御装置は、コンピュータ数値制御(CNC)式機械である、請求項29ないし38のうちのいずれか1つの項に記載のプロセッサ。
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