JP2007513312A - 小型スートブロワ - Google Patents

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Abstract

【課題】特に優れた洗浄効果を有し、加熱装置の外部において小さなスペースのみを必要とする、熱交換表面を洗浄するための装置を提案すること。
【解決手段】熱交換表面(1)を洗浄するための装置は、クリーニング流体(3)のための少なくとも1つの供給ライン(2)と、少なくとも1つの供給ライン(2)の一端(5)に配置された少なくとも1つの流体散布装置(4)とを有する。本発明の装置は、少なくとも1つの供給ライン(2)が、軸(7)を横切る第1の方向(6)に屈曲することができ、軸(7)を横切る少なくとも1つの第2の方向(8)では屈曲しないように設計されていることを特徴とする。また、上記装置の入れ子式実施形態、対応する加熱装置、少なくとも1つの装置と加熱装置との間の相対的な移動を行うための方法も開示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱交換表面をクリーニングするための装置であって、クリーニング流体のための少なくとも1つの供給ラインと、少なくとも1つの供給ラインの一端に配置された少なくとも1つの流体散布装置とを有する装置に関する。このような装置は、炎管ガスにさらされる加熱装置または燃焼装置のボイラーまたはその他の構成要素をクリーニングするために通常は使用される。また、本発明は、少なくとも1つの供給ラインと加熱装置との間の相対的な移動を行うための方法にも関する。
加熱装置内で発生する燃焼によって、灰分、スラグまたは同様な汚染物質が形成され、それらは燃焼室、熱交換器、炎管出口等の壁や熱交換表面に堆積する。その結果、特に、熱を交換するための熱交換表面は運転時に低い効率を有することになる。従って、ボイラー壁、パイプラン、熱交換器の表面等を含む熱交換表面に付着した灰分やスラグを除去することが必要である。加熱装置、汽力発電所、廃棄物焼却装置または燃焼室を有する同様な装置の熱交換表面をクリーニングするための実質的に3つの異なるコンセプトが知られている。
熱交換表面をクリーニングするための第1のコンセプトは、例えば国際公開第WO01/65179号に開示されており、国際公開第WO01/65179号はいわゆる水ランスブロワ(water lance blower)について記載している。水ランスブロワは、旋回することができ、運転時に炎及び/または炎管ガスが内部を流れ、ハッチから壁部分に到達することができる加熱装置内に噴出水を吹き付けることができるように加熱装置のハッチの上または内部に口が配置された水ランスを有する。国際公開第WO01/65179号に記載された水ランスブロワは、水ランスを制御するための少なくとも2つの駆動装置と水ランスブロワを加熱装置に取り付けるための保持装置とを有し、給水装置の部品は保持装置に組み込まれている。すなわち、水ランスブロワの物理的なサイズは実質的に水ランスの旋回範囲に制限されている。
このような水ランスブロワは、火室を介して対向する壁に細い噴出水を放出する。噴出水の運動エネルギーと堆積物の細孔における急激な蒸発によって、煤、スラグ、灰分からなる汚染物質が除去される。この場合、相当な距離をカバーしなければならないことがあるため、このような水ランスブロワには比較的高い圧力が供給される。加熱装置の障害物、開口部、その他の脆弱な部分が噴出水エネルギーと接触することを防ぐために、水ランスブロワによって形成される噴出水が噴射される部分は通常はクリーニングされる表面上の所定の経路を辿る(吹きつけ形状ともいう)。しかし、水ランスの口は燃焼壁の固定位置に取り付けられているため、すなわち、加熱装置の内部に移動しないため、直接到達することができる熱交換表面しかクリーニングすることができない。エッジや突起などの後ろに配置された熱交換表面には到達することができず、例えば周囲の大部分に設けられたパイプランもクリーニングすることができない。
また、廃棄物焼却装置のオンラインボイラークリーニングのための装置が欧州特許出願公開第1 256 761号から公知であり、上から垂直につり下げられた耐熱性可撓性チューブによってクリーニング剤を供給する。この可撓性チューブは、空の炎管の上端に供給チューブを介して配置され、所定の方法で上から下に向かって移動し、ノズルが周囲に均一にクリーニング剤を散布する。このような装置は、特に、クリーニングされる加熱装置または熱交換表面に側面からアクセスすることができない場合に使用することができる。このような可撓性チューブをつり下げた配置では、ノズルは、好ましくはクリーニング剤が流れ出る時に力が互いに補償され、ノズルヘッドが安定位置にとどまるように設計される。
最後に、いわゆるスートブロワ(soot blower)が、例えば欧州特許第0 391 038号に開示されている。スートブロワも、例えばボイラーや熱交換器内の高温表面をクリーニングするために使用される。例えば、空気、水、水蒸気またはスチームなどの加圧流体をスートブロワに供給し、ノズルにおいて熱交換器内の環境圧力に膨張させる。そして、ノズルからの出口で形成される噴流が使用され、噴流の高い運動エネルギーによって熱交換表面上の望ましくない被覆を除去する。ノズルは送風管に配置され、送風管はクリーニングを行うために加熱装置の内部に移動させる。端部に配置及び/または周囲に分散させたノズルは、熱交換表面の異なる部分をそれぞれクリーニングする。この場合、加熱装置と相対的な並進運動に加えて回転運動を行うスートブロワが知られている。これによって、送風管からの噴出水が加熱装置の内部を螺旋状に前進する。このような加熱装置のサイズを考慮すると、送風管も相当な長さ(例えば、最大で10m)を有することは明らかである。クリーニング後には送風管は完全に加熱装置の内部から取り出されるため、加熱装置の外部においてスートブロワの近傍にかなりのスペースが必要となる。必要となるスペースが大きいため、加熱装置の内部の構成要素に対する相対的な移動による特に優れたクリーニング効果にもかかわらず、このようなスートブロワの使用は非常に制限されてしまう。
国際公開第WO01/65179号 欧州特許出願公開第1 256 761号 欧州特許第0 391 038号
上述した背景に対して、本発明の目的は従来技術に関連して知られている技術的な問題を解決することにある。特に、本発明の目的は、特に優れたクリーニング効果を有し、加熱装置の外部において小さなスペースのみを必要とする、熱交換表面をクリーニングするための装置を提案することにある。また、この装置は、火力発電所における条件でも長期にわたって好適に使用することができ、特に温度と汚染に対する脆弱さを有さないことを意図するものである。本発明のさらなる目的は、熱交換表面の有効なクリーニングを可能とするとともに、省スペース型配置を行うことができるようにクリーニング装置を取り扱う方法を提案することにある。本発明のさらなる目的は、熱交換表面をクリーニングするための装置を有する加熱装置であって、長い運転サイクルと必要なスペースが小さいことを特徴とする加熱装置を提案することにある。
これらの目的は、請求項1及び12の特徴を有する熱交換表面をクリーニングするための装置、請求項13の特徴を有する熱交換表面をクリーニングするための装置を有する加熱装置、請求項20の特徴を有する少なくとも1つの供給ラインと加熱装置との間の相対的な移動を行うための方法によって達成される。さらなる有利な改良は各従属請求項に記載されている。この場合、請求項に開示された特徴は所望の技術的に価値のある方法で互いに組み合わせることができる。
熱交換表面をクリーニングするための装置は、クリーニング流体のための少なくとも1つの供給ラインと、少なくとも1つの供給ラインの一端に配置された少なくとも1つの流体散布装置とを有する。本発明に係る装置では、少なくとも1つの供給ラインは、軸を横切る第1の方向に屈曲することができ、軸を横切る少なくとも1つの第2の方向では屈曲しないように設計されている。
ここで、「熱交換表面」とは、特に、ボイラー、火室、熱交換器、パイプラン等の全ての境界面を含む。従って、「熱交換表面」とは、特に燃焼生成物、排気ガスまたはそれらから生じる粒子などに接触する全ての表面を意味する。そのような熱交換表面は、例えば、運転時に熱交換表面に堆積する燃焼生成物としての煤、スラグ、灰分または同様な汚染物質によって特定することができる。
「供給ライン」とは、好ましくはチューブまたは可撓性チューブ状の構造を意味する。供給ラインの材料は、耐熱性、好ましくは耐熱性と耐食性を有する。供給ラインの断面または直径は、特に使用されるクリーニング流体の関数として選択される。例えば、空気、水、水蒸気、スチーム等の気体及び/または液体の流体を「クリーニング流体」として使用することができる。基本的に、装置または供給ラインを移動させることなくクリーニングを異なる場所で同時に行うことができるように、装置は複数の供給ラインを有することができる。また、クリーニング流体のためではなく、その他の機能のために使用されるさらなる供給ラインを設けることもできる。
流体散布装置は、少なくとも1つの供給ラインの端部に設けられている。この場合、「端部」とは、熱交換表面の近傍に配置されるか、熱交換表面の方向に向けた供給ラインの部分を意味する。供給ラインは、通常は定置式給水装置に接続された反対側の他方の端部を有する。ただし、場合によっては、供給ラインは複数の流体散布装置を有することができ、この場合には少なくとも1つの流体散布装置が端部に取り付けられる。多くの異なる散布装置を「流体散布装置」として使用することができ、好ましくは供給ラインへの周囲または延長部分において流体を均一に散布することができる。例えば、クリーニング流体を供給ラインから吐出させることができるスロット、ノズル等をそのような散布効果を達成するために設けることができる。この場合、スロット、ノズル等は、必要に応じて、供給ラインの端部に対する位置または場所が異なっていてもよい。
本発明によれば、少なくとも1つの供給ラインは、軸を横切る第1の方向に屈曲することができ、軸を横切る少なくとも1つの第2の方向では屈曲しないように設計されている。「軸」とは、特に供給ラインの中心軸を意味する。この場合、特に、「軸」とは供給ラインが直線的な形状を有する場合の供給ラインの状態を意味する。供給ラインの直線的な形状を考慮すると、軸を横切る少なくとも1つの方向に供給ラインを屈曲することができる。従って、供給ラインの曲率半径を直線的な形状(曲率半径=無限)から小さな曲率半径へと変化させることができる。従来の可撓性チューブとは異なり、供給ラインは全ての方向に変形または屈曲することができるわけではない。軸を横切る少なくとも1つの第2の方向では、供給ラインを変形させることができない。すなわち、この方向では供給ラインの直線的な形状を達成することができ、屈曲は不可能であるか、供給ラインの破損または破壊を伴うことによってのみ屈曲させることができる。このような供給ラインの構成によって、例えば、供給ラインを巻き取るか、コーナー等を通過させることができるとともに、少なくとも一部では供給ラインが自己支持的であるように供給ラインの剛性を確保することができる。例えば、水平配置あるいは傾斜配置の場合であっても、重力によって顕著な変形が発生しないように供給ラインを配置することができる。従って、そのような供給ラインは、少なくとも特定の支持部においてガイド点または保持点を超えて突出することができ、この場合には実質的に直線的な形状を有することができる。従って、導入部で説明したこれらの装置の使用分野を考慮すると、例えば、供給ラインを水平に加熱装置に挿入することができ、加熱装置内で自己支持的で直線的な形状を有することができるとともに、加熱装置の外部では、加熱装置の近くであってもある程度まで供給ラインを屈曲させることができる。そのため、これらの装置を特に省スペースな方法で配置することができる。
ここで、「屈曲できない」、「直線的な形状」、「水平」という用語は、絶対的な意味においてのみ理解されてはならない。当業者には、装置の(特に使用時の)重量、製造及び/または取付許容誤差によって負荷変形(この場合は軽度の)が生じることは明らかであろう。例えば、この負荷変形は、供給ラインの自由支持部の30%未満(特に20%未満、好ましくは10%未満)の範囲である。すなわち、例えば、供給ラインが約3.50mの自由(水平)支持部において約1mの(垂直)負荷変形を有する場合には、供給ラインは「屈曲しない実施形態」であるということができる。
少なくとも1つの供給ラインを、少なくとも1つの耐熱性可撓性チューブとすることを提案する。原則として、パイプ部分と可撓性チューブ部品の組み合わせも可能であるが、特に供給ラインの全長にわたる変形の柔軟性という利点から可撓性チューブが好ましく使用される。この点に関連するさらなる詳細は後述する。例えば、耐熱性可撓性チューブは金属で形成することができる。この場合、高温と腐食に耐性を有する鋼を使用することができる。ただし、可撓性チューブの柔軟性は、少なくとも可撓性チューブが軸を横切る少なくとも第2の方向に屈曲しない範囲に少なくとも制限される。これは好ましくは波形ホース状の可撓性チューブであり、波形部分は丈夫なメッシュ等の保護スリーブによって外部の汚染及び/または損傷から保護することができる。
装置のさらなる改良によれば、少なくとも1つの可撓性チューブの第2の方向の屈曲性を制限する手段が設けられている。これらの手段は様々な方法で実現することができる。例えば、上記手段を可撓性チューブの表面に外側から配置したり、可撓性チューブの内部に設けたり、及び/または異なる材料の選択あるいは異なる構成とすることによって可撓性チューブが上記手段として機能するようにすることができる。これらの手段は、有利には、耐高温性を有し、温度から保護されるように配置され、及び/または(能動的/受動的に)冷却される。例えば、クリーニング流体を冷却媒体として使用することができる。そして、可撓性チューブの屈曲性を制限するための手段の少なくとも一部が、少なくとも1つの可撓性チューブの内部、有利には少なくとも1つの可撓性チューブの周囲を流れるクリーニング流体と直接接触する。上記方法との組み合わせまたは上記方法に代わる方法として、上記手段は熱ブリッジを少なくとも部分的に形成してもよく、それによって(例えば、高い熱伝導性を有する材料等も使用して)ホットスポットから熱を急速に消散させることができる。また、可撓性チューブは、柔軟性が複数の方向で制限されるように基本的に設計されていることが好ましい。これによって、例えば、安定した下部表面に加えて、可撓性チューブの側面を安定して案内することができる。実質的に1つの平面上のみで旋回することができるチェーンベルトを可撓性チューブの内部に配置することが特に好ましい。
この場合に、上記手段が、一次元で旋回することができる保持部材及び屈曲リミッターの少なくとも一方を有することを提案する。これらの構成要素は、供給ライン及び/または可撓性チューブの外部に取り付けることが好ましい。
この場合、「一次元で旋回することができる保持部材」は、好ましくは可撓性チューブのホルダーとして使用することができる。保持部材は互いに旋回することができるようにジョイントによって接続され、旋回を制限する停止エッジを有する。この場合、旋回半径は、保持部材が安定位置において直線的な形状を有するように制限される。保持部材は供給ラインまたは可撓性チューブの片面に配置されることが好ましく、供給ラインは軸から第2の方向に配置される。
「屈曲リミッター」は、例えば第1の方向に近い表面に配置することができる。例えば、屈曲リミッターは、別々のチェーンが2つの基準点で表面に固定されるように設計することができる。供給ラインまたは可撓性チューブが直線的な形状を有する場合、チェーンは伸張する。チェーンは2つの基準点が互いに遠ざかることを防ぐため、チェーンによって可撓性チューブは少なくとも1つの方向に屈曲しないようになっている。一方、このようなチェーンは2つの基準点が互いに近づくことは許容するため、屈曲または変形が生じうる。
また、少なくとも1つの可撓性チューブが2つの被覆を有し、クリーニング流体が第2の被覆の内部を流れることができ、支持部材が第1の被覆と第2の被覆との間に設けられ、少なくとも1つの供給ラインが少なくとも第2の方向に屈曲しないようにすることを提案する。このような被覆構造は、火力設備で発生する外部条件に関して好ましく使用することができる。この場合、原則として一次元で旋回することができる保持部材または屈曲リミッターであってもよい支持部材は、第1の被覆によって外部環境の影響から保護される。この場合、2つの被覆は原則として全ての方向に屈曲または変形できるように設計することができるが、被覆間に支持部材を設けることによって可撓性チューブ全体の柔軟性が制限される。第1の被覆は好ましくは耐熱性と耐食性を有する材料で形成され、第2の被覆は例えばプラスチックまたは同様な材料で形成することができる。
さらなる改良によれば、少なくとも1つの流体散布装置はノズルヘッドである。「ノズルヘッド」は様々な実施形態を含む。特に、ノズルヘッドは、前面に配置及び/または周囲に分散された1以上のノズルを有するハウジングに関連する。例えば、スロット、ホール及び/または特定のノズルハウジングをノズルとして使用する。原則として、流体散布装置は所望の使用点と一致しなければならず、特に、必要に応じて所定の表面をクリーニングするように設計される。また、クリーニングする加熱装置の脆弱な領域へのダメージを避け、クリーニング流体を環境に優しく使用するために所定の領域を除くことも有利である。このために、流体散布装置は、少なくとも1つの可撓性チューブの周方向または長さ方向に少なくとも1つの角度範囲(特に少なくとも1つの死角範囲)が存在するように設計・配置することが好ましい。
少なくとも1つの流体散布装置は、有利には、少なくとも1つの供給ラインに対して回転できる及び/またはクリーニング流体を同時に周囲全体にわたって散布することができるように設計されている。第1の変形によれば、流体散布装置は、可撓性チューブに対する回転を可能とする駆動装置を有するか、そのような駆動装置に接続されている。駆動装置は、電気的またはクリーニング流体によって駆動することができる。このような実施形態は、少数のノズルのみが設けられ、完全なクリーニングを同時に行う場合や、ノズルを熱交換表面の所定の領域に位置合わせする場合に特に有利である。上記実施形態の代わりとして、あるいは上記実施形態と組み合わせて、流体散布装置は、クリーニング流体を周囲全体で散布することができるように設計することができる。この場合、例えば、流体散布装置は、流体散布装置のハウジングと環状のギャップを形成するバッフル板を有することができる。バッフル板に当たったクリーニング流体は向きが変わり、環状のギャップを介して周囲全体において均一に吐出される。
さらなる改良によれば、少なくとも1つの保管装置が少なくとも1つの供給ラインのために設けられ、供給ラインが、第1の方向に少なくとも部分的に屈曲するように少なくとも1つの保管装置の内部または上に配置され、少なくとも1つの保管装置が、好ましくは少なくとも1つの供給ラインを巻き取るための装置である。「保管装置」とは、少なくとも1つの供給ラインを非直線的な形状で配置することができる装置を意味する。もっとも単純な場合、保管装置は少なくとも1つの供給ラインが挿入される容器であってもよい。少なくとも1つの供給ラインは、その柔軟性によって容器内に省スペースで保管される。特に、実質的に1つの第1の方向のみに柔軟性が与えられている場合には、スプールまたは同様な装置を少なくとも1つの供給ラインを巻き取るための保管装置として提案する。
保管装置が駆動手段を有することを提案する。駆動手段は、例えばモーター、リフト装置等であり、好ましくは供給ラインの移動の少なくとも一部を補助する。保管装置がスプールである場合には、駆動手段は、例えば供給ラインを巻き取るようにスプールを回転させる機能を有する。この場合、供給ラインは、スプールの回転軸に実質的に直角な1つの平面において、通常は1層のみ、すなわち、同一の供給ラインの別の層が並んで配置されないように巻き取られる。また、駆動手段は伸張手段を有するよう設計されていることが有利である。伸張手段は、例えば、供給ラインがスライドクラッチによって達成できるプレストレスと同じプレストレスでスプールに巻き取られるようにする機能を有する。
熱交換表面をクリーニングするための装置の別の改良によれば、所定の基準点に対する少なくとも1つの供給ラインの長さを測定するための手段が設けられている。所定の基準点に対する少なくとも1つの供給ラインの長さを測定するための手段によれば、クリーニングを正確に監視することができる。特に、この手段は、既に加熱装置の内部に挿入された少なくとも1つの供給ラインの長さに関連する情報を供給するためのものである。また、クリーニング媒体の衝突点を決定することもできる。そのため、滞在時間、挿入・取出速度及び/またはその他のパラメータを流体散布装置を取り囲む各領域に正確に合わせることができる。例えば、安全上の理由から、所定の最大または最小長さに達したことを確認するために少なくとも1つの限定位置検出手段を追加的あるいは代替として設けることができる。
また、少なくとも1つの流体散布装置と装置の基準点との相対的移動を行うための手段を設けることを提案する。特に、この手段は相対的移動(特に加熱装置への挿入及び加熱装置からの取出)を可能とする装置を駆動する。特に、この手段は所定の速度(可変速度)での相対的移動を可能とするように設計される。この手段は、好ましくは、少なくとも1つの供給ラインの表面と摩擦接触し、モーター等によって駆動される少なくとも1つの駆動ローラーを有する。供給ラインの対向する部分に配置された2つのローラー対が互いに押し付けられ、同時に駆動される構成が好ましい。駆動ローラの回転は、摩擦接触によって可撓性チューブ及び少なくとも1つの供給ラインの並進運動に変換される。この手段については図面を参照してさらに詳細に後述する。
有利には、クリーニング流体を装置に供給するための手段、特にポンプ、流量測定装置、気化器、弁の少なくとも1つが設けられている。ポンプは、クリーニング流体(特に水)を装置と少なくとも1つの供給ラインに供給するために使用される。例えば、水蒸気またはスチームを使用してクリーニングを行う場合には、気化器をさらに一体化することができる。異なる相状態(例えば、液体と蒸気)のクリーニング流体の間で切り替えることが必要な場合は、例えば弁を設けることができる。少なくとも1つの供給ラインの構成にかかわらず均一のクリーニング流体の流れが流体散布装置から常に吐出されるように、クリーニング流体の質量の流れを測定することが好ましい。そのために、例えば流量測定装置を使用する。
本発明の別の態様は、熱交換表面をクリーニングするための装置であって、クリーニング流体のための少なくとも1つの供給ラインと、少なくとも1つの供給ラインの一端に配置された少なくとも1つの流体散布装置とを有する装置を提案する。この装置は、供給ラインが入れ子状であることに特徴を有する。「入れ子状」とは、特に、供給ラインが、少なくとも部分的に互いに押し込むことができる部分を有するスリーブを有するように設計されていることを意味する。すなわち、供給ラインの構成要素が隣接する構成要素と相対的に近づくことができることを意味する。特に、供給ラインが最大長さと最小長さを有し、供給ラインをこれらの2つの状態の間の所望の長さとすることができることを意味する。この場合、供給ラインは常に同じ配列と軸を有する。これは、構成要素が正確にこの配列または軸の方向に移動するためである。このような少なくとも1つの供給ラインの構成によって、供給ラインの1つの部分が加熱装置に良好に突出し、加熱装置の外部では小さなスペースのみが必要となる。なお、このような少なくとも1つの供給ラインの構成と、少なくとも部分的に屈曲することができる供給ラインに関連して述べた手段及び/または配置とを組み合わせることもできる。特に、これは、流体散布装置の実施形態、長さを測定するための手段、相対的移動を行うための手段、クリーニング流体を装置に供給するための手段に関連する。また、1以上の装置を、加熱装置とは独立して、あるいは加熱装置と共に作動させることができる。
本発明の別の態様は、熱交換表面をクリーニングするための装置を有する加熱装置を提案する。この装置は、クリーニング流体のための少なくとも1つの供給ラインと、少なくとも1つの供給ラインの一端に配置された少なくとも1つの流体散布装置とを有する。加熱装置は、少なくとも1つの供給ラインが、重力方向を横切って加熱装置に挿入できるように設計されるとともに可変形状を有することを特徴とする。
これは、特に、加熱装置と、導入部で説明した少なくとも部分的に柔軟な供給ラインを有する熱交換表面をクリーニングするための装置との組み合わせに関する。供給ラインは、重力によって屈曲が発生する方向に屈曲しないように設けられている。そのため、例えば、少なくとも1つの供給ラインを水平に配置した場合に、供給ラインは下向きに曲がったり、屈曲することはできない。供給ラインは、少なくとも所定の支持部にわたって加熱装置の内部に支持されることなく水平に挿入することができる。同時に、少なくとも1つの供給ラインの部分的な柔軟性によって、加熱装置の外部では省スペースで配置することができる。
または、熱交換表面をクリーニングするための装置の入れ子状構成を使用することもできる。例えば、全ての方向への柔軟性のために、重力方向を横切って容易に加熱装置に挿入することができる。そして、互いに押し込まれた供給ラインの下位部分によって形状が変化する。これによって、加熱装置の内部の自動的な自己支持設計が得られるとともに、供給ラインが加熱装置の内部に延びていない場合に加熱装置の外部での供給ラインの省スペース型配置が可能となる。
特に、少なくとも1つの供給ラインを、軸を横切る第1の方向に屈曲することができ、軸を横切る少なくとも1つの第2の方向では屈曲しないように設計し、装置を第2の方向が実質的に重力方向に対応するように配置することを提案する。これは、熱交換表面をクリーニングするための装置の好ましい改良を表すものであり、互いに移動することができる入れ子式の供給ラインの構成要素間には比較的複雑なシールが必要なくなる。
加熱装置の一改良によれば、少なくとも1つの供給ラインは、適切な供給開口部を介して外部から加熱装置の内部へ挿入することができ、少なくとも1つの供給ラインに加熱装置の外部で屈曲部を形成するための手段が設けられている。ここで、「屈曲型スートブロワ」と加熱装置との組み合わせを主要な項目として説明する。ただし、原則として、ここで説明する多くの特徴を「入れ子式スートブロワ」と組み合わせて使用することもできる。これは、特に、供給開口部を設けることや、供給開口部の密閉や冷却などの屈曲に関連しない全ての特徴に関連する。
適切な供給開口部を、供給ラインが加熱装置に挿入される各ポイントに設けることが好ましい。この場合、別々の供給開口部を各供給ラインのために設けてもよいが、1つの供給ラインを複数の供給開口部に向かって移動させ、異なる供給開口部を連続的にクリーニングすることも可能である。好ましくは、供給開口部は再び閉じることができる。これによって、供給ラインが供給開口部内を延びていない時にガスや汚染物質を加熱装置の内部から排出することができる。少なくとも1つの供給ラインの屈曲を形成するための手段は、供給開口部のすぐ近傍に設けることが好ましい。これによって、供給開口部から出た直後に供給ラインを連続的に屈曲させ、加熱装置に沿って案内し、省スペースで保管することができる。例えば、駆動装置、ガイドまたは同様な構成要素を屈曲を形成するための手段として使用することができる。
一改良によれば、少なくとも1つの供給ラインが、加熱装置の外部において、実質的に重力方向に延びているか、少なくとも1つの保管装置の内部または上に設けられていることを提案する。この変形は、特に、供給ラインが実質的に重力方向と反対方向の第1の方向にのみ屈曲することができる場合に関連する。この場合、少なくとも1つの供給ラインが加熱装置から出た直後に連続的に上向きに屈曲され、例えば、加熱装置上または加熱装置の壁上の保管装置によって保管されることが有利である。ここでも、加熱装置に設けられるか、取り付けられたスプールがこの目的のために好適である。
さらなる改良によれば、少なくとも1つの供給ラインは加熱装置の内部において実質的に直線的な形状を有する。これは、好ましくは実質的に水平な位置である。対応する供給開口部の改良では、この直線的な形状を旋回させることができる。従って、重力方向と供給ラインの軸の間に90°の角度を設けるだけではなく、好ましくは135〜45°の角度範囲を設けることができる。
加熱装置のさらなる改良によれば、少なくとも1つの供給開口部を密閉するための手段及び/または少なくとも1つの供給ラインを冷却するための手段が設けられている。供給開口部は、少なくとも供給開口部内を少なくとも1つの供給ラインが延びている時に、周囲領域と加熱装置の内部との間の開放接続となっているため、特に危険物質が漏れることを防ぐために密閉手段を設ける。これらの手段は別々の構成要素であってもよく、例えば空気流などであってもよい。密閉手段は好ましくは加熱装置に取り付けられるが、クリーニング装置に設けることもできる。少なくとも1つの供給ラインを冷却するための手段を同時に設けることが特に有利である。すなわち、少なくとも1つの供給ラインに、ガスや汚染物質が供給開口部を介して外部に達することを防ぎ、1つの供給ラインと密接に隣接して供給ラインが加熱装置の内部で良好に冷却されるようにする一種の空気噴出器を設けることができる。また、このような冷却流を供給ラインの内部に設けることも可能である。
装置を自動制御するための手段を設けることも提案する。制御手段は、装置の基準点に対する供給ラインの相対的な移動を開始、監視及び/または駆動手段に開始させたり、クリーニング流体の供給の開始と停止、供給開口部へ供給ラインを駆動したりするために好適である。制御手段は、好ましくは、装置の半自動制御だけではなく、全自動制御にも関連する。コントローラーは、クリーニング装置または加熱装置の一部であってもよい。
本発明のさらなる態様によれば、少なくとも1つの供給ラインと加熱装置との間の相対的な移動を行うための方法であって、開始パラメータを識別する工程と、少なくとも1つの供給ラインを適切な供給開口部を介して加熱装置に挿入する工程と、クリーニング流体を少なくとも1つの供給ラインを介して加熱装置の方向に流す工程と、最終パラメータを識別する工程と、少なくとも1つの供給ラインを供給開口部を介して加熱装置から取り出す工程と、を少なくとも含み、少なくとも1つの供給ラインを挿入及び取出時に少なくとも部分的に繰り返し変形させる方法を提案する。この方法は、特に上述した熱交換表面をクリーニングするための装置及び対応する加熱装置の1つを使用して行われる。この場合、方法は加熱装置の運転時であっても主として半自動的または全自動的に行われる。
従って、最初に開始パラメータを識別することを提案する。例えば、「開始パラメータ」は常にコントローラーによって監視してもよいが、オペレータの操作によって開始パラメータをコントローラーに供給することもできる。開始パラメータが識別されると、クリーニングが好ましくは自動的に開始される。
その後、少なくとも1つの供給ラインを適切な供給開口部を介して加熱装置に挿入する。供給ラインと加熱装置との間の相対的移動を行うための適切な駆動装置を設け、駆動装置を作動させ、位置統制装置または同様な装置によって相対的運動を監視することが必要であるかもしれない。
クリーニング流体は挿入時または所望の位置に達した後にも流し、少なくとも1つの供給ラインを介して加熱装置の方向に伝播し、最後に流体散布装置から吐出される。クリーニング流体は弁及び/またはポンプによって流してもよく、クリーニング流体の流れを連続的または段階的に増加させることができる。
好適な最終パラメータによって説明される所望のクリーニング作用が達成されると、最終パラメータは装置によって識別され、少なくとも1つの供給ラインの取り出しを開始する。この場合、不可欠ではないが、流体が継続的に流れていてもよい。ただし、供給ラインが加熱装置から完全に出る時までにはクリーニング流体の流れを停止させる。少なくとも1つの供給ラインの取り出しは(挿入と同様)、一定の速度、可変速度または停止しながら行うことができる。
この場合、少なくとも1つの供給ラインを挿入及び取出時に少なくとも部分的に繰り返し変形させることが重要である。この場合、変形は、例えば、供給ラインを屈曲させること、または供給ラインを入れ子式に押さえることを含む。重要なことは、この変形が繰り返し可能であるということである。すなわち、少なくとも1つの供給ラインを破損または破壊する変形ではなく、少なくとも1つの供給ラインを繰り返し直線的な形状に戻すことができる変形であることを意味する。また、供給ラインの屈曲可能な構成に関しては、供給ラインは好ましくは屈曲装置を通り(すなわち、供給ラインの一部を屈曲させる)、直接隣接する部分は直線的に特に水平に延びる。この場合、供給ラインの湾曲した構成要素は、供給ラインが屈曲装置または駆動装置を通過する時に連続的に供給ラインの長さにわたって移動する。
少なくとも1つの供給ラインの繰り返し可能な変形によって、少なくとも1つの供給ラインを取り出した直後にゆがませたり屈曲させることができ、供給ラインを省スペースで加熱装置に取り付けることができる。同時に、供給ラインは加熱装置の内部に良好に突出することができる。
方法の有利な改良では、少なくとも1つの供給ラインの長さ及び/または曲率半径を挿入及び取出時に変化させることを提案する。供給ラインの長さは、特に「入れ子式スートブロワ」の場合に変化させる。一方、曲率半径は、特に「屈曲型スートブロワ」の場合に変化させる。
また、加熱装置の運転時に少なくとも1つの供給ラインを挿入及び取り出すことを提案する。これは、クリーニングのために停止させることなく加熱装置を運転することができるという利点を有する。これは、運転サイクルを伸ばすとともに加熱装置の有効性を改善させる。
また、開始パラメータ及び/または最終パラメータを、時間、温度、熱流、スラグの量の少なくとも1つとすることを提案する。時間をパラメータとして使用する場合には、クリーニングサイクルと少なくとも1つの供給ラインと加熱装置との間の相対的な移動を行うための方法は時間間隔(開始パラメータ)をおいて行い、時間間隔の長さは実質的に加熱装置の運転状態と利用レべルに依存する。同様に、クリーニングの持続と少なくとも1つの供給ラインの取り出し開始も所定の時間間隔後に発生し、加熱装置の運転状態の関数として選択される。通常、クリーニングは3〜10分間行われ、取り出しはそのような時間間隔(最終パラメータ)後に開始される。同様に、クリーニングサイクルを行うべき時の標示として温度を使用することができる。そのために、排気ガス温度、熱交換媒体(冷却液など)の温度、加熱装置の壁の温度などに関して特定の限界値を使用することができる。また、熱交換表面を通過する熱流を測定したり、それに基づいてクリーニングサイクルを開始することも可能である。また、スラグの量の関数としてクリーニングを開始する方法も可能であり、スラグの量は目視または測定によって検出することができる。基本的に、異なるパラメータの所望の組み合わせを開始パラメータまたは最終パラメータとして使用することができる。
本発明を図面を参照してさらに詳細に説明する。図面は特に好ましい実施形態を示しているが、本発明はそれらに限定されるものではない。
図1は、熱交換表面1をクリーニングするための装置を有する加熱装置24を模式的に部分断面として示す。図示する装置は、クリーニング流体3の供給ライン2と、供給ライン2の一端5に設けられた流体散布装置4とを有する。断面で示す加熱装置24は、縦に配列された複数の供給開口部26を有する。供給ライン2と流体散布装置4は、供給開口部26を通過して加熱装置24の内部に挿入されている。供給ライン2は、重力方向25に対して角度27をなして自己支持的に(他の部材によって案内されることなく)延びている。角度27は好ましくは90°(±10%)の範囲である。ただし、供給ライン2が端部5に近い位置で旋回することができるように供給開口部26が形成される場合もあり、例えば、角度27は45〜135°の範囲で変化させることができる。この場合、旋回は、重力方向25と対応する供給開口部26の位置によって定められる1平面上のみで行われることが好ましい。
フレーム31が加熱装置24の外部に設けられており、供給ライン2の保管装置17がフレーム31に取り付けられている。この場合、保管装置17は供給ライン2が巻き取られるスプールである。
そのため、保管装置17(スプール)は移動方向30に回転できるように設計されており、巻き取りは好ましくはばね機構の補助によって行われる。保管装置17と保管装置17に位置する供給ライン2の端部(他端または第2の端部)は、クリーニング流体を供給するための装置に接続されている。この装置はクリーニング流体を装置に供給するための様々な手段を含んでおり、まずポンプ20が設けられ、必要な要件に応じて、ポンプで吸い上げられたクリーニング流体3が弁23や気化装置22を介してあるいは直接保管装置17に供給される。また、流量測定装置21が各経路に設けられ、流量を測定することができるようになっている。また、クリーニングを開始するために弁23を使用することができる。好ましくは、クリーニング流体の圧力を測定するための圧力測定及び/または調節装置が少なくとも1つの可撓性チューブ2に設けられている。例えば、圧力測定及び/または調節装置は少なくとも1つの可撓性チューブ2から固定的に設けられた(パイプ)ラインへの移行部分の近くに配置される。圧力測定及び/または調節装置は、流体散布装置4において所望の(特に一定の)圧力となるように、可撓性チューブ内を流れるクリーニング流体の圧力と量を監視及び/または制御する。また、流体散布装置4の障害、摩耗、汚染などを特定することができ、必要な修繕作業を開始することができる。
さらに、ハウジング35がフレーム31上に配置され、移動することができるようにフレーム31に取り付けられている。そのため、ハウジング35はフレーム31と相対的に(移動方向30に示すように)移動することができる。従って、供給ライン2を異なる供給開口部26に挿入することができる。図示する実施形態では、ハウジング35は上から下または下から上にのみ移動することができるようになっているが、原則として、ハウジング35をフレーム31に沿って水平に移動させることも可能である。この場合、保管装置17が好ましくは同時に移動し、供給ライン2は好ましくは保管装置17とハウジング35との間で重力方向25と実質的に平行に配置される。
なお、保管装置17は様々に改良(変形)して使用することができる。この場合、保管装置は、供給ラインを巻き取る代わりに、自由/連結ローラーを備えた持ち上げ方式や保管方式を使用することによって非常に単純な形態で設けることもできる。保管装置の主要な機能の1つは、固定位置及び(クリーニング流体)接続部と流体散布装置との間に位置する供給ラインを加熱装置の操作に必要ではないスペースに配置することである。
少なくとも1つの流体散布装置4を装置の所定の基準点19から相対的に移動させるための手段がハウジング35の内部に設けられている。図示する実施形態では、これらの手段は供給ラインと摩擦接触する複数のローラー対41を含む。これらのローラー対41は駆動装置32によって駆動され、各ローラーが回転する。供給ライン2との摩擦接触によって、供給ライン2はローラー対41の間を押し進められる。ローラー対41のローラーの回転方向に応じて、流体散布装置4は図示する実施形態において右または左に移動する。この場合、ローラー対41は供給ライン2を直接屈曲または変形させるように設計されている。
また、長さ測定装置33が基準点19の近くに設けられ、流体散布装置4が加熱装置24の内部にどの程度挿入されているのかを測定するために使用することができる。
また、冷却/バリア空気供給装置29がハウジング35に設けられ、好ましくは供給ライン2を取り巻く噴流を供給開口部26に供給する。これによって、汚染を防止したり、炎管ガスが加熱装置24の内部から外部に出ることを防止することができる。クリーニング流体3を供給するための手段、長さ測定装置33、駆動装置32及び/または冷却/バリア空気供給装置29は好ましくはコントローラー24に接続されており、コントローラー24は流体散布装置4を加熱装置24に半自動または全自動で挿入したり、流体散布装置4を加熱装置24から半自動または全自動で引き出したりすることができる。
図2は、「屈曲型スートブロワ(bendable soot blower)」の第1の実施形態及びその供給ライン2を模式的に示している。この場合には可撓性チューブ9である供給ライン2は、可撓性チューブ9を定置式給水装置に接続するために使用される接続部26を有する。接続部26の反対側では、可撓性チューブ9はノズルヘッド15が取り付けられた端部5を有する。可撓性チューブ9が直線的な形状を有するか、直線的に配置される場合には、可撓性チューブ9は円形または円筒状の供給ライン2の中心軸に実質的に対応する直線軸(straight extent axis)7を有する。図示する実施形態では、供給ライン2は、軸7を横切る第1の方向6に屈曲することができ、軸7を横切る少なくとも1つの第2の方向8では屈曲しない。すなわち、上部の破線に示すように、可撓性チューブは下向きに屈曲することができない。可撓性チューブは、所定の曲率半径28(例えば、400mmまたは500mm)の範囲において上向きに屈曲することができる。
図1を参照して説明したように、可撓性チューブ9は、好ましくは加熱装置24の近くで下向きに垂直につり下げられ、水平位置に向かって屈曲している。そして、可撓性チューブ9の長さ18の一部が加熱装置24の内部に挿入されている。この場合、可撓性チューブ9(供給ライン2)は、少なくとも所定の支持部37にわたって自己支持的となるように設計されている。すなわち、支持部3においては、水平位置を固定するための案内手段は必要ではない。支持部37は、少なくとも1.5m、好ましくは2mにわたって延びていることが好ましく、特定の用途では3mを超えて設けられる。約2mを超える(例えば、8mまたは12m)長さ18を有する可撓性チューブ9を挿入する場合には、例えば、所定の間隔(好ましくは約2m)で可撓性チューブ9を支持する案内手段を使用することが推奨される。
図3は、屈曲型供給ライン2の別の実施形態を示しており、ここでも供給ライン2は可撓性チューブ9の形態である。可撓性チューブ9は2つの被覆12,13を有し、クリーニング流体3は第2の被覆13の内部を流れることができ、支持部材14が第1の被覆12と第2の被覆13との間に設けられ、供給ライン2が少なくとも第2の方向8に屈曲しないようにしている。上側に示す断面図では、第2の被覆13は中心に軸7を有する。図示する実施形態では、支持部材14は実質的にシェル状であり、重力方向25に平行な第2の方向8だけではなく、重力方向25と直交するあらゆる方向での屈曲剛性が確保されている。可撓性チューブ9は、実質的に重力方向25と平行であって、重力方向25とは逆方向の第1の方向6にのみ屈曲することができる。下側に示す側面図では、支持部材14はジョイント38によって接続されており、停止部材39が旋回角度で設けられている。すなわち、図示する実施形態では、支持部材14は停止部材39の近くで互いに離れることができるが、停止部材39によって直線的な配置を超えて下向きに屈曲することはできないようになっている。
図4は、供給ライン2の別の実施形態を示している。この場合、供給ライン2は、屈曲リミッター11と、底面に設けられた保持部材10とを有する。保持部材10と屈曲リミッター11の構成については上述の説明を参照するものとする。また、流体散布装置4が供給ライン2の端部5に設けられている。流体散布装置4は、供給ライン2に対して少なくとも部分的に回転できるように設計されており、クリーニング流体3を同時に周囲16全体にわたって散布することができる。流体散布装置4は羽根車(impeller wheel)40を流体流路に設けることによって回転させ、内部を流れるクリーニング流体によってノズルヘッド15が回転運動を行う。ノズルヘッド15は、周囲16にわたって配列され、クリーニング流体3が吐出される複数のノズルを有する。
図5は供給ライン2の別の実施形態を示しており、供給ライン2は入れ子式(telescopic)になっている。加熱装置24上の供給ライン2の入れ子式の実施形態は、クリーニングを行っていない状態で示している。従って、流体散布装置は加熱装置24の外部に位置している。供給ライン2には、各セグメント42を相対的に移動させる駆動装置32が設けられており、各セグメント42は破線で示すように加熱装置24の内部に延びることができる。これによって、省スペース型のスートブロワが提供される。
図6の斜視図は、本発明に係るクリーニング装置のさらに別の実施形態を示している。図1の変形とは異なり、保管装置17は移動することができるように設計されている。すなわち、保管装置17は、ハウジング35とともに加熱装置24の所望の供給開口部26まで移動させることができる。これは、供給ラインの必要な長さを大きく減少させることができるという利点がある。保管装置は供給開口部26の直接前方を移動するため、加熱装置24への所望の挿入深さに対応する長さ18を有する供給ライン2のみを実質的に設ければよくなる。
図示する熱交換表面1をクリーニングするための装置は、クリーニング流体の供給ライン2と、供給ライン2の一端5に設けられた流体散布装置4とを有する。この場合、供給ライン2は、軸7を横切る第1の方向6に屈曲することができ、第2の方向8では屈曲しないように設計されている。
保管装置17に加えて、ハウジング35はクリーニング装置のその他の構成要素を含む。冷却/バリア空気供給装置29がハウジング35からの供給ライン2の出口47の部分に設けられ、供給ライン2を取り巻く空気の噴流を出口47に向けて発生させる。そのために必要なファン48がハウジング35に一体化されている。2つの従動ローラ対41を有する供給ライン2の駆動系統も、保管装置17と冷却/バリア手段供給29との間に示されている。ローラー対41は、供給ライン2の外形に対応する形状を有し、モーター49と歯車50を介して所定の速度と圧力で同期して駆動される。この場合、ローラー対41は供給ライン2を同時に別の方向(この場合には水平方向)に変形させるように設けられている。
保管装置17の構成は、可撓性チューブである供給ライン2を1層のみで巻き取るように設計された細長いスプールである。従って、スプールは回転軸45の方向に比較的狭く、特に供給ライン2の直径よりもわずかに広くなっており、巻き取り及び送り出し時の良好な案内となる。模式的に示すように、スプールはスプールを回転させる駆動手段43も有する。この場合、スライドクラッチが伸張手段44として中間に接続され、駆動手段43と伸張手段44は好ましくはハウジング35内に配置されている。
上述した構成要素を含むハウジング35は、供給開口部26の前面に配置することができ、制御要素46による手動及び/または例えばクリーニングされる熱交換表面1の特定された汚染の程度に基づいて作動させることができる。従って、クリーニング装置は半自動または全自動で作動させることができる。本発明に係る複数の移動型クリーニング装置を加熱装置に設けることが好ましく、各クリーニング装置は水平作動範囲を移動することができることが好ましい。このような構成によって、加熱装置に沿って移動する水平作業プラットホームをクリーニング装置の移動のために停止させる必要がなくなり、1つの移動型クリーニング装置を作業プラットホーム間に設けることが好ましい。
図7は、流体散布装置4を有する可撓性チューブ9としての供給ラインの一実施形態を模式的に示している。この場合、可撓性チューブ9は、クリーニング時にクリーニング流体が内部を通過する単一の被覆12で形成されている。チェーンベルト52が被覆12内に設けられ、可撓性チューブ9に屈曲剛性を与えている。連結されたチェーンベルト52は、図示する位置から上向きにのみ旋回することができる。チェーンベルト52は、好ましくは鋼やプラスチックなどの錆びることのない耐熱材料で形成される。クリーニング流体3と直接接触するチェーンベルト52の配置は、クリーニングが加熱装置24の運転時に行われる場合でも効果的に冷却することができるという利点がある。
また、少なくとも1つのチェーンベルト52に加えて、例えば電気ケーブルなどを可撓性チューブ9内に設けることができる。これらの電気ケーブルは、センサーとの接続やノズル調節装置などを設けるために使用することができる。
チェーンベルト52はエンドピース51を介して可撓性チューブ9に接続されている。この接続は好ましくは分離可能に設計されており、同様に、流体散布装置4とエンドピース51との接続も好ましくは分離可能に設計されている。エンドピース51は、好ましくは可撓性チューブ51に対してチェーンベルト52を中心合わせする機能を有する。この場合、チェーンベルト52は、可撓性チューブ9の重量が増加することを防止し、クリーニング流体3に対する流体抵抗ができるだけ小さくなるように、比較的薄く設計されている。
なお、本発明は図面に示したクリーニング装置の実施形態や変形に限定されるものではない。特に、各実施形態や変形は、その他の実施形態や異なる文脈において同一の利点をもって使用することができる詳細を示すものである。
熱交換表面をクリーニングするための本発明に係る装置の一実施形態を有する加熱装置を模式的に部分断面として示す。 供給ラインの屈曲型実施形態を模式的に示す。 屈曲型供給ラインの別の実施形態を模式的に部分断面及び長手方向図として示す。 ノズルヘッドを有する供給ラインの屈曲型実施形態の第3の変形を模式的に示す。 供給ラインの入れ子型実施形態を模式的に示す。 本発明に係るクリーニング装置のさらに別の実施形態の斜視図を示す。 流体散布装置を有する供給ラインの改良を模式的に示す。
符号の説明
1 熱交換表面
2 供給ライン
3 クリーニング流体
4 流体散布装置
5 端部
6 第1の方向
7 軸
8 第2の方向
9 可撓性チューブ
10 保持部材
11 屈曲リミッター
12 第1の被覆
13 第2の被覆
14 支持部材
15 ノズルヘッド
16 周囲
17 保管装置
18 長さ
19 基準点
20 ポンプ
21 流量測定装置
22 気化器
23 弁
24 加熱装置
25 重力方向
26 供給開口部
27 角度
28 曲率半径
29 冷媒/バリア剤供給装置
30 移動方向
31 フレーム
32 駆動装置
33 長さ測定装置
34 コントローラー
35 ハウジング
36 接続部
37 支持部
38 ジョイント
39 停止部材
40 羽根車
41 ローラー対
42 セグメント
43 駆動手段
44 伸張手段
45 回転軸
46 制御部材
47 出口
48 ファン
49 モーター
50 歯車
51 エンドピース
52 チェーンベルト

Claims (23)

  1. 熱交換表面(1)をクリーニングするための装置であって、クリーニング流体(3)のための少なくとも1つの供給ライン(2)と、前記少なくとも1つの供給ライン(2)の一端(5)に配置された少なくとも1つの流体散布装置(4)と、を有し、前記少なくとも1つの供給ライン(2)が、軸(7)を横切る第1の方向(6)に屈曲することができ、前記軸(7)を横切る少なくとも1つの第2の方向(8)では屈曲しないように設計されていることを特徴とする装置。
  2. 前記少なくとも1つの供給ライン(2)が少なくとも1つの耐熱性可撓性チューブ(9)を有することを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 前記少なくとも1つの可撓性チューブ(9)の第2の方向の屈曲性を制限する手段が設けられていることを特徴とする請求項2記載の装置。
  4. 前記手段が、一次元で旋回することができる保持部材(10)及び屈曲リミッター(11)の少なくとも一方を有することを特徴とする請求項3記載の装置。
  5. 前記少なくとも1つの可撓性チューブ(9)が少なくとも2つの被覆(12,13)を有し、前記クリーニング流体(3)が前記第2の被覆(13)の内部を流れることができ、支持部材(14)が前記第1の被覆(12)と前記第2の被覆(13)との間に設けられ、前記少なくとも1つの供給ライン(2)を少なくとも前記第2の方向(8)に屈曲しないようにしていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の装置。
  6. 前記少なくとも1つの流体散布装置(4)がノズルヘッド(15)であることを特徴とする前記請求項のいずれか1項記載の装置。
  7. 前記少なくとも1つの流体散布装置(4)が、前記少なくとも1つの供給ライン2に対して回転できる及び/または前記クリーニング流体(3)を同時に周囲(16)全体にわたって散布することができるように設計されていることを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の装置。
  8. 少なくとも1つの保管装置(17)が前記少なくとも1つの供給ライン(2)のために設けられ、前記供給ライン(2)が、前記第1の方向(6)に少なくとも部分的に屈曲するように前記少なくとも1つの保管装置(17)の内部または上に配置され、前記少なくとも1つの保管装置(17)が、好ましくは前記少なくとも1つの供給ライン(2)を巻き取るための装置であることを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の装置。
  9. 所定の基準点(19)に対する前記少なくとも1つの供給ライン(2)の長さ(18)を測定するための手段が設けられていることを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の装置。
  10. 前記少なくとも1つの流体散布装置(4)と前記装置の基準点(19)との相対的な移動を行うための手段が設けられていることを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の装置。
  11. 前記クリーニング流体(3)を前記装置に供給するための手段、特にポンプ(20)、流量測定装置(21)、気化器(22)、弁(23)の少なくとも1つが設けられていることを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の装置。
  12. 熱交換表面(1)をクリーニングするための装置であって、クリーニング流体(3)のための供給ライン(2)と、前記供給ライン(2)の一端(5)に設けられた流体散布装置(4)と、を有し、前記供給ライン(2)が入れ子式であることを特徴とする装置。
  13. クリーニング流体(3)のための少なくとも1つの供給ライン(2)と、前記少なくとも1つの供給ライン(2)の一端(5)に配置された少なくとも1つの流体散布装置(4)とを有する、熱交換表面(1)をクリーニングするための装置を有する加熱装置(24)であって、前記少なくとも1つの供給ライン(2)が、重力方向(25)を横切って前記加熱装置(24)に挿入できるように設計されるとともに可変形状を有することを特徴とする加熱装置(24)。
  14. 前記少なくとも1つの供給ライン(2)が、軸(7)を横切る第1の方向(6)に屈曲することができ、前記軸(7)を横切る少なくとも1つの第2の方向(8)では屈曲しないように設計され、前記装置が、前記第2の方向(8)が前記重力方向(25)に実質的に対応するように設計されていることを特徴とする請求項13に記載の加熱装置(24)。
  15. 前記少なくとも1つの供給ライン(2)は、適切な供給開口部(26)を介して外部から前記加熱装置(24)の内部へ挿入することができ、前記少なくとも1つの供給ライン(2)に前記加熱装置(24)の外部で屈曲部を形成するための手段が設けられていることを特徴とする請求項13または14に記載の加熱装置(24)。
  16. 前記少なくとも1つの供給ライン(2)が、前記加熱装置(24)の外部において、実質的に前記重力方向(25)に延びているか、少なくとも1つの保管装置(17)の内部または上に設けられていることを特徴とする請求項13〜15のいずれか1項に記載の加熱装置(24)。
  17. 前記少なくとも1つの供給ライン(2)が、前記加熱装置(24)の内部において実質的に直線的な形状を有することを特徴とする請求項13〜16のいずれか1項に記載の加熱装置(24)。
  18. 前記少なくとも1つの供給開口部(26)を密閉するための手段及び/または前記少なくとも1つの供給ライン(2)を冷却するための手段が設けられていることを特徴とする請求項13〜17のいずれか1項に記載の加熱装置(24)。
  19. 前記装置を自動的に制御するための手段が設けられていることを特徴とする請求項13〜18のいずれか1項に記載の加熱装置(24)。
  20. 少なくとも1つの供給ライン(2)と加熱装置(24)との間の相対的な移動を行うための方法であって、開始パラメータを識別する工程と、前記少なくとも1つの供給ライン(2)を適切な供給開口部(26)を介して前記加熱装置(24)に挿入する工程と、クリーニング流体を前記少なくとも1つの供給ライン(2)を介して前記加熱装置(24)の方向に流す工程と、最終パラメータを識別する工程と、前記少なくとも1つの供給ライン(2)を前記供給開口部(26)を介して前記加熱装置(24)から取り出す工程と、を少なくとも含み、前記少なくとも1つの供給ライン(2)を挿入及び取出時に少なくとも部分的に繰り返し変形させる方法。
  21. 前記少なくとも1つの供給ライン(2)の長さ(18)及び/または曲率半径(28)を挿入及び取出時に変化させる請求項20に記載の方法。
  22. 前記少なくとも1つの供給ライン(2)の挿入及び取出を前記加熱装置(24)の運転時に行う請求項20または21に記載の方法。
  23. 少なくとも前記開始パラメータまたは前記最終パラメータが、時間、温度、熱流、スラグの量の少なくとも1つを含む請求項20〜22のいずれか1項に記載の方法。
JP2006541907A 2003-12-05 2004-12-03 熱交換表面をクリーニングするための装置を有する加熱装置および少なくとも一つの供給ラインと加熱装置との間の相対的な移動を行うための方法 Expired - Fee Related JP5127230B2 (ja)

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