JP2007512817A - 貯蔵安定な均質懸濁液 - Google Patents

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Abstract

UHT処理によって保存されたミルクなどのタンパク質含有懸濁液は、老化によるゲル化を示す。この老化によるゲル化は16未満のHLB値をもつ乳化剤の含有により低減することができる。

Description

本発明は、貯蔵安定な均質懸濁液、特にミルク飲料に関する。
ミルク及びその他のタンパク質含有懸濁液の超高温処理による等の殺菌は、数ヶ月間、室温で微生物学的に安定な製品を作り出す。この保存法はミルクなどの飲料に特に用いられている。
一般には、超高温(Ultra High Temperature(UHT))処理などの殺菌は、ミルクの温度を110℃超、さらには125℃超まで、数秒間上昇させ、次に急速に冷却される。無菌で包装されたUHT処理したミルクは、開封するまで冷蔵を必要としない「貯蔵安定」製品をもたらす。
そのような製品は、長期間、微生物学的に安定でありうるが、これらの製品の有用な貯蔵期間を制限するいくつかの欠点がありうる。当分野で広く議論されてきているそのような欠点の一つは、UHTゲル化(老化増粘ともよばれる)である。この欠点は、特にUHT処理した製品又はさもなければ熱処理した殺菌製品について観察され、そのような高温熱処理をうけていない製品には観察されない。例えば、低温殺菌のみをうけた製品は、この欠点を示さない。
UHTゲル化は、貯蔵安定な滅菌されたタンパク質含有製品、例えば濃縮ミルク及びUHTミルク製品及びその他の乳製品に影響を及ぼす凝集現象である。UHTゲル化は、老化に伴う増粘又は老化に伴うゲル化に部分的に関連している可能性がある。これらの製品を複数週から複数月貯蔵した後は、目に見えるゲル化を伴う粘度の増加がある。
本発明との関連では、ゲル化は、粘度の増加及び/又は製品の弾性の増加現象を説明する。ゲル化は、一般に空間を橋渡しする網目(ネットワーク)の形成と関連し、そしてその点で、成分の空間的な再配分により一層関連する沈殿などのその他の現象とは異なっている。沈殿の例は、製品中のもっとも重い成分が容器の底に沈むことである。
ゲル化の上記定義においては、空間を橋渡しする網目を形成した後で、空間を橋渡しする網目が再配置する可能性を排除してはいない。すなわち、ゲルは離しょう(シネレシス)を受け、それによって網目にトラップされていた液体のいくらかが押し出される。UHT製品の最大貯蔵寿命内で老化する場合(典型的には4ヶ月)、網目はその当初の大きさの一部まで小さくなる(>75%)が、その弾性特性は保たれる。UHT製品の最大貯蔵寿命を超えてのみ生じる重度の老化時は、網目はその当初の大きさのさらに小さな部分まで縮みうる(>25%)。
沈殿を起こす製品老化プロセスは、上記定義とは異なることに注意されたい。沈殿には、製品の底における成分層の成長が付随する。この製品は、全空間を橋渡しする段階を通らない。さらに、液体UHT製品中でκ−カラギーナンなどのゲル化成分を用いて、製品を沈殿(通常、熱凝固により生じる)から保護することが周知である。したがって、ゲル化は典型的には沈殿の速度を低下させる。
UHT又は老化に伴うゲル化のプロセスにおいては、空間を橋渡しする網目の形成は、三次元網目の形成を導くタンパク質の凝固によって引き起こされうる。UHT及び/又は老化に伴うゲル化の基礎となる正確なメカニズムは、いまだに完全に理解されてはいないが、乳製品中のカゼインなどのタンパク質のタンパク質分解によって少なくとも部分的には引き起こされうることが発見されている。熱処理に対して抵抗性の細菌性又は自然血漿酵素がゲルの形成を生じさせうることが、当技術分野において説明されてきている。UHT及び/又は老化に伴うゲル化に関連してしばしば引き合いに出される別の因子は、滅菌された懸濁液の貯蔵温度である。さらに、化学反応も、UHT/老化に伴うゲル化の原因となりうる。
国際公開WO−A−00/64267号パンフレットは、貯蔵安定ミルクについての主要な問題が老化に伴うゲル化であることを開示している。この文献は、カルシウム強化ミルク及び乳製品ベースの製品中で、少なくとも6つのリン酸塩基を有する食品等級のポリリン酸塩、例えば、ヘキサメタリン酸ナトリウムを使用することが、UHT処理ミルクの老化に伴うゲル化を防止することを示唆している。
上で引用した文献はUHT処理製品の安定性にいくらかの改善をもたらしうるが、さらなる改善及びそれらに代わるものが望まれている。
さらに、懸濁液中での沈殿安定性及び沈降低減に取り組んでいる文献がある。例えば、欧州特許公開A1,197,153号公報及び国際公開WO−A−02/065859号パンフレットは、エマルション又は懸濁液中の沈殿の低減に取り組んでいる。これらの文献は、UHT処理製品及びそれらに関連する問題点を開示していない。さらに、これらの文献はUHTゲル化の問題に対する回答を提供していない。
均質懸濁液の安定性はまた、欧州特許出願A1,059851号公報で取り組まれている。この文献は、増粘剤を含有させることにより、乳化剤なしで安定な懸濁液を作りうることを教示している。これらの製品がUHT処理されている場合、それらはなおUHTゲル化を示すであろう。
国際公開WO00/64267号パンフレット 欧州特許公開第1,197,153号公報 国際公開WO02/065859号パンフレット 欧州特許出願第1,059851号公報
したがって、安定化の代替手段を用いた、貯蔵安定な滅菌されたタンパク質含有懸濁液を提供することが本発明の目的である。
[本発明のまとめ]
我々は驚くべきことに、少量の乳化剤の添加が、滅菌したタンパク質含有懸濁液のゲル化を低減することを発見した。
したがって、本発明は、タンパク質と、脂肪又は脂肪代替物と、16以下の親水性/疎水性バランス(HLB)をもつ乳化剤0.01重量%〜1重量%とを含む滅菌水性懸濁液に関する。
さらなる側面においては、本発明は滅菌されたタンパク質含有懸濁液、特にUHT処理ミルクにおける老化に伴うゲル化を低減するための乳化剤使用に関する。
[詳細な説明]
本発明との関連では、ミルクは酪農由来であることが好ましいが、ミルクという用語はまた、再構成した酪農又は非酪農ミルク及び混合物をも含み、それによってタンパク質、脂肪及びその他の成分の起源は酪農品、植物、海産品、又はそれらの組み合わせであることができる。
重量%を用いる場合は、別に記載のない限り、全製品重量に対するものである。
本発明の関連では、滅菌は任意の適切な方法、例えば超高温処理(UHT)又は約110℃の温度で30分間などの長時間高温処理によって達成できる。本発明の関連では、滅菌の用語はまた、110℃を超える温度を用いる長期貯蔵寿命処理にも及ぶ。滅菌の好ましい方法は、UHT処理である。本発明の関連では、滅菌とは、細菌の胞子を含めた微生物を死滅させることを目的とした熱処理として定義される。好ましい滅菌処理は、例えば、130℃で30分間、又は145℃で1秒である。滅菌を達成するために必要な最低限の熱処理を見積もるためには、f0因子が一般に用いられており、これは製品が受けてきた合計熱負荷の尺度である。最も耐熱性の高いバクテリアを死滅させるために必要な最低の熱負荷はf0が3であることが一般に受け入れられている。例としては、121℃において、3のf0とは、3分間の加熱時間を意味する。
本発明との関連では、UHT処理とは、120℃超の温度での処理として定義される。
本発明による製品は、タンパク質を含む懸濁液である。いかなる理論によっても拘束されることを望むものではないが、UHT処理した懸濁液におけるゲル化現象に対して、タンパク質は少なくとも部分的に原因となっていると考えられる。
上記水性懸濁液は、好ましくは0.5〜10重量%、より好ましくは1〜5重量%、なおさらに好ましくは2〜4重量%のタンパク質を含んでいる。その他の成分のなかで、タンパク質のレベルはそれが利用されている製品の物理的特性によって決定されることが好ましいであろう。より粘稠な製品は、一般により高いタンパク質レベルを含んでいる。
本発明による製品は、2〜25℃の温度及び100Hzの剪断速度において、2〜100mPa・sの粘度を有することが好ましい。
より好ましくは、本製品は、20℃前後の温度において100Hzの剪断速度で50mPa・s未満の粘度を有する。
ゲル化の影響は通常、肉眼で判断される。それは組成物のかなり粘稠な外観としてわかり、特に製品を注いだときに感知されうる。振とうすると多くのゲル化効果が除去されるので、そのためにゲル化は製品を振とうする前に測定する。ゲル化は約8mPa・sの粘度の増加、又はそれに代えて同じ温度及び剪断条件下での製品の粘度の50%超の増加、をもたらすことが一般に観察されている。ゲル化は、例えば、Schwartzelら, 1980, Rheological behavior of UHT steam injected dairy products on aging, Journal of Food process Engineering 3, 143〜159頁に記載されている。ゲル化を測定する方法はまた、Walstraら, “ Dairy Technology; principles of milk properties and processes” Marcel Dekker Inc, New York, Basel ISBN 0-8247-0288-X, 1999(第一版)にも記載されている。
タンパク質は、任意の源、例えば植物由来(例えば大豆タンパク)又は乳タンパク質であることができる。
好ましくは、タンパク質は乳タンパク質であり、なぜならこれが、所望する味覚、香味、及び感触をミルクに付与するタンパク質だからである。
本懸濁液は、乳化剤を添加することによって安定化される。この乳化剤は16以下の親水性親油性バランス値(HLB値)を有する乳化剤である。HLB値は界面活性剤の溶解性を表すパラメーターである。HLB値は、ノニオン界面活性剤の親水性又は親油性の尺度として1950年にGriffinによって導入された概念である。HLB値は、Marszallのフェノール滴定法によって実験的に測定することができる;「Parfumerie, Kosmetik」, Vol.60, 1979, 444-448頁、及びRompp, Chemistry Lexicon, 第8版, 1983年, 1750頁、を参照されたい。本発明によれば、16以下のHLB値をもつ乳化剤は疎水性乳化剤と理解されるべきである。
16を超えるHLBをもつ乳化剤は、老化に伴うゲル化に対して所望される安定化をもたらさないことが発見されている。16以下のHLB値をもつ乳化剤に加えて、任意選択により、16を超えるHLB値をもつそのような乳化剤が存在してもよい。
乳化剤は、好ましくは14未満、さらに好ましくは1〜10、さらに好ましくは2〜9、最も好ましくは3〜6のHLB値を有する。
我々は、14以下のHLBをもつ乳化剤が、UHT及び/又は老化に伴うゲル化を低減させるのに最も有効であることを発見した。この効果は、別の有効な薬剤、例えばポリホスフェートを存在させることによって強化されうる。したがって、別な態様では、本製品は、14を超え16以下のHLBをもつ乳化剤を、ポリホスフェートと組み合わせて含有する。
上記乳化剤は、モノグリセリド類、レシチン類、ジグリセリド類、モノ−及びジグリセリド類のジアセチル酒石酸エステル類、脂肪酸のスクロースエステル類、ナトリウムステオロイルラクチレート(SSL)、モノ−及びジグリセリド類のクエン酸エステル類、又はそれらの組み合わせ物を含む群から選択することが好ましい。好ましい乳化剤は、モノグリセリド類、レシチン類、ジグリセリド類、及びそれらの組み合わせである。最も好ましい乳化剤は、モノグリセリド、特に飽和モノグリセリドである。そのような乳化剤の例は、Hymono(登録商標)8903、及びDimodan(登録商標)hpである。本発明との関連では、タンパク質は、乳化剤という用語には含まれない。
乳化剤の量は、選択した乳化剤のタイプ及び存在するタンパク質の相対量に左右されるが、通常、乳化剤のレベルは0.01〜1重量%、より好ましくは0.05〜0.5重量%、なおさらに好ましくは0.05〜0.2重量%である。それぞれの乳化剤について、その作用に対する最適量があることが理解されよう。
一つの態様においいては、モノグリセリド類、ジグリセリド類、及びSSLの好ましい量は、0.05〜0.5重量%である。
別の態様においては、脂肪酸のスクロースエステルの好ましい量は0.01〜0.3重量%である。
好ましい態様においては、乳化剤の合計レベルは、製品中、例えばミルク中に元来存在しうる乳化剤を含めて、0.05〜1重量%である。
別の態様においては、乳化剤はレシチンであり、製品中に元来存在するリン脂質を含めて、レシチンの合計量は0.05〜1重量%、さらに好ましくは0.07〜0.5重量%である。
最も好ましい態様においては、乳化剤はモノグリセリドであり、これが全製品重量の0.01〜0.08重量%の量で存在する。このレベルは、ミルクなどの製品中に元来存在しうるモノグリセリドの量を含んでおり、ミルク中に元来存在するモノグリセリドの平均レベルは、通常約0.004重量%である。
本発明の水性懸濁液は、脂肪又は脂肪代替物を含む。脂肪はいかなる由来のものであってもよい。脂肪は、酪農由来の脂肪もしくは植物性脂肪又はそれらの組み合わせであることが好ましい。
脂肪が植物性脂肪である態様においては、脂肪は、ひまわり油、菜種油、大豆油、オリーブ油、アマニ油、又はそれらの組み合わせを含む群から選択することが好ましい。最も好ましい脂肪は、トリグリセリド組成物全体に対して、少なくとも30重量%のポリ不飽和脂肪酸(PUFA)含有量を有している。
脂肪の量は、0.1〜8重量%が好ましく、1〜5重量%がさらに好ましい。
任意選択で、本組成物は脂肪代替物を含有してもよい。脂肪代替物は、スクロースポリエステル類、フィトステロール類、又はそれらのエステル類(それらの飽和スタノール(stanol)等価物又はそれらの組み合わせを含む)を含む群から選択されることが好ましい。
驚くべきことに、乳化剤、特に上述した量のモノグリセリド、を脂肪及びフィトステロールエステルを含む懸濁液に添加すると、これらの製品のUHT及び/又は老化に伴うゲル化に対する安定性が驚くほど増加することを発見した。
最も好ましい水性懸濁液は、脂肪及びフィトステロール又はそのエステルを含む。
植物ステロール類又は野菜ステロール類としても知られるフィトステロール類は、3つのグループ、すなわち、4−デスメチルステロール類、4−モノメチルステロール類、及び4,4’−ジメチルステロール類、に分類することができる。油中では、それらはフリーのステロール類及び脂肪酸のステロールエステル類として主として存在する(ただし、ステロールグリコシド類及びアシル化ステロールグリコシド類もまた存在する)。3種の主要なフィトステロール類、すなわち、ベータ−シトステロール、スチグマステロール、及びカンペステロールがある。言及した成分の概略図は、「Influence of Processing on Sterols of Edible Vegetable Oils」, S.P. Kochhar; Prog. Lipid Res. 22: 161-188頁にあるとおりである。
各5α−飽和誘導体、例えば、シトスタノール、カンペスタノール、及びエルゴスタノール、並びにそれらの誘導体もまた、フィトステロールの用語に含まれる。
フィトステロールは、β−シトステロール、β−シトスタノール、カンペステロール、カンペスタノール、スチグマステロール、ブラシカステロール、ブラシカスタノール、又はそれらの混合物を含む群から選択されることが好ましい。
この好ましい態様のフィトステロール類は、脂肪酸でエステル化されていることが好ましい。本ステロール類は、1つ以上のC2−22脂肪酸でエステル化されていることが好ましい。本発明の目的のためには、C2−22脂肪酸という用語は、C2−22の主鎖と少なくとも1つの酸基とを含む任意の分子をいう。本発明の関連では好ましくはないが、C2−22の主鎖は部分的に置換されていてもよく、又は側鎖が存在してもよい。しかし、C2−22脂肪酸は、末端基(複数でもよい)として1又は2つの酸基を含む直鎖状分子であることが好ましい。最も好ましいものは、天然油脂中に存在する直鎖状C8−22脂肪酸類である。
上記脂肪酸の適切な例は、酢酸、プロピオン酸、酪酸、カプロン酸、カプリル酸、カプリン酸である。その他の適切な酸類は、例えば、クエン酸、乳酸、シュウ酸、及びマレイン酸である。最も好ましいものは、ミリスチン酸、ラウリル酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキン酸、ベヘン酸、オレイン酸、セトレイン酸、エルシン酸、エライジン酸、及びリノレン酸である。
所望する場合は、脂肪酸の混合物をステロール類のエステル化に用いることができる。例えば、天然産脂肪又はオイルを脂肪酸の原料として用いること、及びエステル交換反応によってエステル化を行うことができる。
本懸濁液は増粘剤を含むことが好ましい。この増粘剤は本懸濁液の物理的安定性に寄与することが好ましい。好ましい態様においては、増粘剤は、カラギーナン、イナゴマメガム、キサンタン、ペクチン、アラビアゴム、ゼラチン、グアールガム、又はそれらのいずれかの組み合わせ、から選択される。増粘剤の適量は、0.005〜0.5重量%、好ましくは0.01〜0.1重量%である。
好ましい態様においては、本懸濁液はさらにカルシウムなどの多価金属イオンを含有する。本懸濁液は任意選択でさらなる成分を含んでもよい。そのような成分の例は、例えば、ラクトバチルス(lactobacillus)のタイプの生菌、又はビタミン類などの有用剤;ポリホスフェートなどの安定化剤、着色剤、香味料、ハーブ、果肉片、フルーツパルプ、ハーブ又は果実の濃縮物、果実ジュース、抗酸化剤、金属イオン封鎖剤、塩類、である。
本懸濁液は、例えば、再構成したミルクなどの成分から調製することができるが、本懸濁液は酪農ミルクなどの天然品に乳化剤を添加したものであることが好ましい。
好ましい態様においては、本発明は、0.1〜5重量%の脂肪、0.01〜0.2重量%のモノグリセリド、及び0.2〜4重量%のフィトステロールエステルを含むミルクに関する。
本懸濁液はそのまま用いることも、食品などの別の組成物の一部であることもできる。本懸濁液はそのまま用いることが好ましい。なおさらに好ましくは、本懸濁液はミルク又はジュースであり、最も好ましくはミルクである。
さらなる側面では、本発明は、滅菌されたタンパク質含有懸濁液、特にUHT処理ミルク類の老化に伴うゲル化を低減するための、16以下のHLB値をもつ乳化剤の使用に関する。
以下の非限定的な例によって本発明を説明する。
〔実施例〕
(一般)
UHT/老化に伴うゲル化の測定 − 安定性
老化に伴うゲル化は少なくとも5名のパネリストによる肉眼によって測定する。ミルクは液体(肉眼で見える塊がなく注ぐことが可能)から、いくつかの場合にはタンパク質の小さな塊が生じることによる柔らかいゲルに変化する。この老化に伴うゲル化は以下の質問に基づいて特定される:
1.ミルクより緑色がかっているか又は濁りの少ない液体層が上部にあるか?(はい/いいえ)
2.ミルクを注ぎ出したときに不均一性があるか?(はい/いいえ)
3.目に見える塊が認められるか?(はい/いいえ)
4.ミルクを注いでいるあいだに塊が落ちるのが聞こえるか?(はい/いいえ)
5.底に豆腐/カスタード様の構造物があるか?(はい/いいえ)
これらの観察は、製品を振る前になされることが重要である。なぜなら、振とうすることはゲル化を除去する可能性があるからである。
〔実施例1〕
カラギーナン及びモノグリセリド(E471, Hymono(登録商標))を、セミスキムミルク(脂肪含有量1.5重量%の乳脂肪、タンパク質含量3.2重量%)に撹拌しながら加え、10分間混合した。カラギーナンの量は0.01重量%であり、モノグリセリドの量は0.1重量%だった。さらにひまわり油のシトステロールエステル0.5重量%を加えた。
上記ミルクを70℃に予備加熱し、さらにスチーム注入により6秒間、143℃で超高温熱処理し、次に70℃に冷却し、約200barで70℃にてホモジナイズした。このミルクを15〜20℃に冷却し、無菌のテトラパック(登録商標)中に無菌状態で充填し、常温(20〜25℃)で貯蔵した。
常温にて8週間後、上記ミルクを、モノグリセリドを入れないか又はわずか0.001重量%レベルでしか含まないことを除いて同じ条件のミルクと比較した。これらの対照のミルクは上と同じプロセスで調製した。
0.1重量%の量でモノグリセリドを含むミルクは、8週間後、老化に伴うゲル化を全く示さないことが、5人のベテランのパネリストによる目視により観察された。8ヶ月後、わずかな塊が見られるようになった。対照の製品は両方とも、4週間の貯蔵期間後、上部に塊及びクリーム層が認められた。対照製品に対しては、特に質問(1)(ミルクより緑色がかっているか又は濁りの少ない液体層が上端にあるか?)は肯定的な答えであり、あまり望ましくない製品に挙げられた。
〔実施例2〕
実施例1のプロセス及び組成に従って製品を調製した。カラギーナン及び0.05重量%のモノグリセリドを添加したことに加え、0.7重量%のひまわり油のシトステロールエステルを添加した。
得られた製品は、20〜25℃の温度で8週間貯蔵後に、5人のパネリストによって安定であることが認められた。
〔実施例3〕
以下の変更を伴い、実施例1の方法及び製品組成にしたがって、製品を調製した。モノグリセリドに代えて、このエマルションは、0.2重量%のDATEM(モノ−及びジグリセリドのジアセチル酒石酸エステル、HLB約9)を含む。カラギーナンの量は0.015重量%であった。
得られた組成物は安定であり、5℃において16週間の貯蔵でもゲル化を示さなかった。
〔実施例4〕
以下の変更を伴い、実施例1の方法及び製品組成にしたがって、製品を調製した。モノグリセリドに代えて、このエマルションは、0.05重量%の脂肪酸スクロースエステル(Ryoto sugar ester S-1170(登録商標)、HLB約11)を含む。カラギーナンの量は0.015重量%であった。これらの製品中のシトステロール脂肪酸エステルの量は0.7重量%であった。
得られた組成物は安定であり、5℃において16週間の貯蔵でもゲル化を示さなかった。

Claims (10)

  1. タンパク質と、脂肪又は脂肪代替物と、16以下の親水性/親油性バランスをもつ乳化剤0.01重量%〜1重量%とを含む、滅菌された水性懸濁液。
  2. 0.5〜10重量%のタンパク質を含む、請求項1記載の水性懸濁液。
  3. 前記タンパク質が乳タンパク質である、請求項1又は2に記載の水性懸濁液。
  4. 前記乳化剤が、モノグリセリド類、レシチン類、ジグリセリド類、モノ−及びジグリセリド類のジアセチル酒石酸エステル類、脂肪酸のスクロースエステル類、ナトリウムステオロイルラクチレート(SSL)、モノ−及びジグリセリド類のクエン酸エステル、又はそれらの組み合わせを含む群から選択される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の水性懸濁液。
  5. 前記乳化剤が、モノグリセリド類、レシチン類、ジグリセリド類、又はそれらの組み合わせを含む群から選択される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の水性懸濁液。
  6. 前記乳化剤がモノグリセリドである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の水性懸濁液。
  7. 乳化剤の量が0.05〜0.2重量%である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の水性懸濁液。
  8. 0.1〜8重量%の脂肪を含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の水性懸濁液。
  9. フィトステロールを含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の水性懸濁液。
  10. 滅菌されたタンパク質含有懸濁液の老化に伴うゲル化を抑制するための、16以下のHLB値をもつ乳化剤の使用。
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