JP2007511389A - 形状安定性の支持プレートを備えた印刷ブランケット、このような印刷ブランケットを製作するための方法ならびに湿し装置なしの印刷機械に用いられる印刷装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、形状安定性の支持プレートを備えた印刷ブランケットであって、支持プレートの端部が、転写胴に位置固定可能であり、支持プレートに固定された、転写胴の周壁面を形成する被覆層を有している形式のものに関する。この場合、当該印刷ブランケットの端部の間に凹部が配置されている。
Description
本発明は、請求項1の上位概念部に記載した形式の、形状安定性の支持プレートを備えた印刷ブランケット、請求項28の上位概念部に記載した、このような印刷ブランケットを製作するための方法ならびに請求項31の上位概念部に記載した形式の、湿し装置なしの印刷機械に用いられる印刷装置に関する。
相当数の印刷装置は湿し媒体なしで作業し、こうして、特に水なしの輪転オフセット印刷のために適している。湿し媒体なしの印刷時には、印刷装置の版胴に印刷版が固定される。この印刷版は印刷画像の転写を湿し媒体なしでも可能にする。このためには、印刷版が、インキ受理性の材料から成る下側の層と、インキ反発性の材料から成る上側の層とを有している。この場合、上側の層におけるインキ反発は湿し媒体なしで行われる。これに相応して、上側の層を製作するために、特別な材料が必要となる。特にシリコーン含有の材料が、湿し媒体なしのインキ反発のために適していると分かった。
印刷版の上側の層ひいてはインキ反発性の層は、印刷画像の、印刷したい領域に貫通部を有しており、これによって、印刷インキを、インキ反発性の層の下方に位置するインキ受理性の層に堆積させることができる。こうして、印刷画像を、冒頭で述べた形式の印刷装置において、後置された転写胴、たとえばゴムブランケット胴に転写することができる。印刷画像の、印刷したくない領域では、上側の層が下側の層をカバーしており、これによって、この領域では印刷インキが転移されない。
水なしのオフセット印刷に用いられる印刷装置は、たとえば国際公開第03/045695号パンフレットに記載されている。
ヨーロッパ特許第0182156号明細書には、半径において減径された領域を備えたゴム胴が示されている。
版胴に複数の印刷版が周方向で連続して、互いに向かい合った端部で固定される場合には、冒頭で述べた形式の、湿し媒体なしの平版印刷において、印刷版の端部が、印刷画像の、自体印刷したくない領域に位置しているにもかかわらず、印刷版の端部がしばしば少なくとも弱く一緒に印刷されるという問題が生ぜしめられる。
本発明の課題は、形状安定性の支持プレートを備えた印刷ブランケット、このような印刷ブランケットを製作するための方法ならびに湿し装置なしの印刷機械に用いられる印刷装置を提供することである。
この課題は、本発明によれば、請求項1、28または31の特徴によって解決される。
印刷装置の利点は、特に印刷版の端部に向かい合って、転写胴の周壁面に設けられた凹部が位置していることにある。この凹部は、転写胴の長手方向軸線に対して平行に延びている。こうして、印刷版の端部から転写胴へのインキ転移が阻止される。したがって、結果的に、印刷版の端部が、湿し媒体なしの平版印刷時でも一緒に印刷されない。なぜならば、この領域のインキ転移が、転写胴に設けられた凹部に基づき排除されているからである。
転写胴が構造上どのように形成されているのかということは基本的に任意である。有利な構成によれば、転写胴が、形状安定性の支持プレートと、この支持プレートに固定された被覆層とを備えた印刷ブランケットを有している。この印刷ブランケットを固定するためには、支持プレートの端部が転写胴に位置固定されてよい。この転写胴の周壁面は被覆層の外面から形成される。
転写胴に設けられた凹部は、印刷ブランケットの前方の端部と後方の端部との間の間隔、特に印刷ブランケットの被覆層の前方の側縁部と後方の側縁部との間の間隔によって形成されてよい。
これに対して付加的には、被覆層が、印刷ブランケットの前方の端部と後方の端部との間、特に印刷ブランケットの被覆層の前方の側縁部と後方の側縁部との間、特にほぼ中間で両側縁部の間に、印刷ブランケットの被覆層に加工された溝を有していてよい。この場合、溝の深さが、有利には、被覆層の厚さの約5%〜15%に相当していることが望ましい。
支持プレートを備えた印刷ブランケットの使用に対して択一的には、自体転写胴に位置固定される端部を備えた印刷ブランケットも可能である。このような印刷ブランケットでは、凹部が、印刷ブランケットの前方の掛込み縁部と後方の掛込み縁部との間の間隔によって形成されていてよい。さらに、凹部を形成するために、溝を印刷ブランケットに加工することも可能である。この印刷ブランケットと転写胴との間に中間層が設けられている場合には、この中間層が、印刷ブランケットの外周面に凹部を形成するために、少なくとも1つの中断部または横断面減少部を有していてよい。
周方向での凹部の幅が、周方向での印刷ブランケットの長さの約0.1%〜1%に相当していることが望ましい。
版胴および/または転写胴が温度調整されてよいと特に有利である。なぜならば、この温度調整によって、湿し媒体なしの印刷インキのインキ転移プロセスをより良好にガイドすることができるからである。以下に、本発明を、図面に示した構成につき例示的に説明する。
図1には、版胴02と、この版胴02に接触する転写胴03とを備えた印刷装置01の一部が斜視図で示してある。版胴02の周面には、4列に相並んで、それぞれ2つの印刷版04、特に平版04が周方向で連続して固定されており、これによって、総数全部で8つの印刷版04が版胴02に得られる。印刷版04は所望の印刷画像を湿し媒体なしの平版印刷で転写胴03の周面に転写する。そこから、印刷画像は、たとえば被印刷物ウェブにオフセット印刷で転写される。
以下に、印刷版04への、印刷インキを転移する周面層の製作を、図2に示した5つのスケッチにつき簡単に説明する。これらのスケッチには、湿し媒体なしに作業する印刷版04の製作のための個々のステップが例示してある。
図2aから認めることができるように、印刷版04は、たとえばアルミニウムから成る支持層06と、インキ転移性の材料から成るインキ転移層07と、インキ反発性の材料、たとえばシリコーンから成るインキ反発性の層08と、保護層09とから形成されている。所望の印刷画像を印刷版04に転写するためには、この印刷版04が、たとえば印刷画像を有するポジフィルム11の使用下で露光される(図2b参照)。この露光のためには、特にUV光が使用されてよい。印刷版04の露光された箇所では、インキ反発性の層08が、局所的に制限されて剥離され(図2c参照)、適切な溶媒で部分的に洗浄除去され得る。この場合、結果的に、インキ反発性の層08がインキ転移性の層07を、印刷画像の、のちに印刷したくない箇所でカバーしている(図2d参照)。印刷画像の、印刷したい箇所には、インキ反発性の層08が貫通部12を有している。印刷プロセスの間、印刷インキが貫通部12の領域で、インキ転移性の層07に堆積させられ、したがって、後置された転写胴03に転移され得る(図2e参照)。これによって、結果的に、印刷インキ13の、湿し媒体なしの転移が可能となる。湿し媒体なしに作業する印刷版を製作するためには、当然ながら、別の製作法も知られていて、使用可能である。
図3に示した横断面図から認めることができるように、転写胴03の周面には印刷ブランケット14が張り渡されている。転写胴03に設けられた凹部15は、印刷ブランケット14の前方の端部と後方の端部との間の間隔によって形成される。
版胴02は通路16を有している。この通路16は、温度調整された液体によって通流され得る。これによって、版胴02が内部から温度調整される。連続して配置された印刷版04が印刷ブランケット14にインキ転移するように当て付けられる、版胴02と転写胴03との間のコンタクトゾーンは、図4に拡大して示してある。
図4から認めることができるように、連続して配置された印刷版04は、それぞれ固定くわえ18で版胴02に位置固定されている。印刷ブランケット14は、印刷版04の端部17が転動する周面の領域に凹部19を有しており、これによって、端部17の領域では、印刷インキが印刷ブランケット14に転移されない。
印刷ブランケット14の構造は、図5および図6に示してある。この印刷ブランケットは、有利には、ドイツ連邦共和国特許出願公開第10311285号明細書またはドイツ連邦共和国特許出願公開第19803809号明細書に記載された印刷ユニットに使用することができる。特殊鋼から成る形状安定性の支持プレート21には、ゴムから成る多層状の被覆層22が加硫被着されている。凹部19は溝によって形成される。この溝は、ほぼ中間で被覆層22の前方の側縁部23と後方の側縁部24との間に配置されている。凹部19の深さ26は、被覆層22の厚さの約10%である。凹部19の幅27は、印刷ブランケット14の有効な長さの約0.5%である。この有効な長さは、図示の構成では、周方向での被覆層22の長さに相当している。
図7には、固定された印刷ブランケット29を備えた転写胴28の第2の構成が横断面図で示してある。印刷ブランケット29の端部は、転写胴28に設けられた溝内に固定されている。転写胴28の外周面と印刷ブランケット29の内周面との間には、中間層31が配置されている。印刷ブランケット29の端部を固定するための固定溝と反対の側に位置する領域では、中間層31が中断部を有しているので、これによって、印刷ブランケット29の外周面に凹部32が形成される。
中間層31の代わりに、転写胴28の周壁面が中断部を有していてもよい。
図8および図10に示した別の構成では、凹部19が変形加工部として印刷ブランケット14の支持プレート21、すなわち、凹部19が支持プレート21に形成されている箇所に加工されている。凹部19は、形状安定性の変形加工部である。
この変形加工部は、第1の変化形では、ポンチ、たとえば雌型33によって支持プレート21に圧刻される。凹部19は支持プレート21に雄型34と雌型33とによって加工される。変形加工の代わりに、支持プレート21の厚さが低減されていてもよい。
凹部19は約0mm〜1mmの曲率半径を有している。幅27は約3mm〜8mmである。この場合、深さ26は約0.1mm〜0.5mm、特に約0.2mm〜0.3mmである。
凹部19は、有利には、形状安定性の支持プレート21への印刷ブランケット14の被着前にかつ転写胴03への印刷ブランケット14の被着前に支持プレート21に設けられる。別の構成では、凹部19は、すでに支持プレート21に印刷ブランケット14が被着されている場合に支持プレート21に加工される。
別の構成では、図9に示したように、印刷ブランケット14と支持プレート21とが凹部19を有しているだけでなく、転写胴03もこの領域に凹部36を有している。この凹部36は転写胴03の表面に加工されている。
転写胴28が中間層31、たとえば接着されたシートを有している場合には、凹部32は、中間層31と転写胴28の表面とに加工されるかまたは中間層31と転写胴28の表面との間に加工される(図11参照)。図9および図11に良好に認めることができるように、印刷版04の両端部17は凹部19;32内で転動する。
実施例は転写胴03;28にも転用可能である。この転写胴03;28では、軸方向に2つの印刷ブランケット14;29が配置されている。この場合、凹部19;32は、たとえば周方向で互いに180゜だけずらされて配置されている。
また、転写胴03;28は版胴02と協働することもできる。この場合、転写胴03;28の円周は版胴02の円周の偶数倍を有している。版胴02の周面は、有利な構成では、印刷版04を有していて、軸方向に4つの印刷版04を有している。版胴02には湿し装置が対応配置されていてよい。
以下に、印刷ブランケットのための有利な製作法(図12〜図14参照)を説明する。
印刷機械内に配置された転写胴03への被着前に、形状安定性の支持プレート21が印刷ブランケット14と一緒に雌型33と雄型34とによって変形加工され、これによって、凹部19が製作される。
このためには、支持プレート21と印刷ブランケット14とから成る印刷ブランケットユニット37が装置38内に挿入される。この装置38は、主として、支持台39と、少なくとも1つまたはそれ以上の押さえ41と、運動可能な、たとえば旋回可能な2つの曲げ条片42と、雄型34と、雌型33とを有している。押さえ41と、曲げ条片42と、雄型34とは、たとえばそれぞれ作業シリンダ43、たとえばニューマチックシリンダ43によって運動させられる。
まず、印刷ブランケットユニット37が、曲げ条片42の開放時に装置38の支持台39に載着され、この支持台39に押さえ41によって位置固定される(図12参照)。次いで、有利には、まず、支持プレート21の端部が曲げ条片42の旋回によって折り曲げられ(図13参照)、その後、凹部19が雄型34によって印刷ブランケットユニット37に成形される(図14参照)。
01 印刷装置、 02 版胴、 03 転写胴、 04 印刷版、 06 支持層、 07 インキ転移層、 08 インキ反発性の層、 09 保護層、 11 ポジフィルム、 12 貫通部、 13 印刷インキ、 14 印刷ブランケット、 15 凹部、 16 通路、 17 端部、 18 固定くわえ、 19 凹部、 21 支持プレート、 22 被覆層、 23 側縁部、 24 側縁部、 26 深さ、 27 幅、 28 転写胴、 29 印刷ブランケット、 31 中間層、 32 凹部、 33 雌型、 34 雄型、 36 凹部、 37 印刷ブランケットユニット、 38 装置、 39 支持台、 41 押さえ、 42 曲げ条片、 43 作業シリンダ
本発明は、請求項1の上位概念部に記載した形式の、形状安定性の支持プレートを備えた印刷ブランケット、請求項26の上位概念部に記載した、このような印刷ブランケットを製作するための方法ならびに請求項32の上位概念部に記載した形式の、湿し装置なしの印刷機械に用いられる印刷装置に関する。
相当数の印刷装置は湿し媒体なしで作業し、こうして、特に水なしの輪転オフセット印刷のために適している。湿し媒体なしの印刷時には、印刷装置の版胴に印刷版が固定される。この印刷版は印刷画像の転写を湿し媒体なしでも可能にする。このためには、印刷版が、インキ受理性の材料から成る下側の層と、インキ反発性の材料から成る上側の層とを有している。この場合、上側の層におけるインキ反発は湿し媒体なしで行われる。これに相応して、上側の層を製作するために、特別な材料が必要となる。特にシリコーン含有の材料が、湿し媒体なしのインキ反発のために適していると分かった。
印刷版の上側の層ひいてはインキ反発性の層は、印刷画像の、印刷したい領域に貫通部を有しており、これによって、印刷インキを、インキ反発性の層の下方に位置するインキ受理性の層に堆積させることができる。こうして、印刷画像を、冒頭で述べた形式の印刷装置において、後置された転写胴、たとえばゴムブランケット胴に転写することができる。印刷画像の、印刷したくない領域では、上側の層が下側の層をカバーしており、これによって、この領域では印刷インキが転移されない。
水なしのオフセット印刷に用いられる印刷装置は、たとえば国際公開第03/045695号パンフレットに記載されている。
ヨーロッパ特許第0182156号明細書には、半径において減径された領域を備えたゴム胴が示されている。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第4400020号明細書によって、先細りにされた端部を備えたゴムブランケットが公知である。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第19802470号明細書には、多層状のゴムブランケットが開示されている。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第3315506号明細書には、オフセットブランケットが記載されている。このオフセットブランケットはその端部の間に、版縁部の一緒の印刷を回避するために、軸方向に延びる切欠きを有している。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第4400020号明細書によって、先細りにされた端部を備えたゴムブランケットが公知である。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第19802470号明細書には、多層状のゴムブランケットが開示されている。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第3315506号明細書には、オフセットブランケットが記載されている。このオフセットブランケットはその端部の間に、版縁部の一緒の印刷を回避するために、軸方向に延びる切欠きを有している。
版胴に複数の印刷版が周方向で連続して、互いに向かい合った端部で固定される場合には、冒頭で述べた形式の、湿し媒体なしの平版印刷において、印刷版の端部が、印刷画像の、自体印刷したくない領域に位置しているにもかかわらず、印刷版の端部がしばしば少なくとも弱く一緒に印刷されるという問題が生ぜしめられる。
本発明の課題は、形状安定性の支持プレートを備えた印刷ブランケット、このような印刷ブランケットを製作するための方法ならびに湿し装置なしの印刷機械に用いられる印刷装置を提供することである。
この課題は、本発明によれば、請求項1、26または32の特徴によって解決される。
印刷装置の利点は、特に印刷版の端部に向かい合って、転写胴の周壁面に設けられた凹部が位置していることにある。この凹部は、転写胴の長手方向軸線に対して平行に延びている。こうして、印刷版の端部から転写胴へのインキ転移が阻止される。したがって、結果的に、印刷版の端部が、湿し媒体なしの平版印刷時でも一緒に印刷されない。なぜならば、この領域のインキ転移が、転写胴に設けられた凹部に基づき排除されているからである。
転写胴が構造上どのように形成されているのかということは基本的に任意である。有利な構成によれば、転写胴が、形状安定性の支持プレートと、この支持プレートに固定された被覆層とを備えた印刷ブランケットを有している。この印刷ブランケットを固定するためには、支持プレートの端部が転写胴に位置固定されてよい。この転写胴の周壁面は被覆層の外面から形成される。
Claims (67)
- 形状安定性の支持プレート(21)を備えた印刷ブランケット(14;29)であって、支持プレート(21)の端部が、転写胴(03)に位置固定可能であり、支持プレート(21)に固定された、転写胴(03)の周壁面を形成する被覆層(22)を有している形式のものにおいて、当該印刷ブランケット(14;29)の端部の間に凹部(19;32)が配置されていることを特徴とする、形状安定性の支持プレートを備えた印刷ブランケット。
- 少なくとも1つの凹部(19)が、溝として当該印刷ブランケット(14;29)に加工されている、請求項1記載の印刷ブランケット。
- 凹部(19)が、当該印刷ブランケット(14;29)の被覆層(22)に加工されている、請求項2記載の印刷ブランケット。
- 溝(19)の深さ(26)が、被覆層(22)の全厚さの約5%〜15%に相当している、請求項2記載の印刷ブランケット。
- 溝(19)が、ほぼ中間で当該印刷ブランケット(14;29)の前方の端部と後方の端部との間、特に当該印刷ブランケット(14;29)の被覆層(22)の前方の側縁部(23)と後方の側縁部(24)との間に配置されている、請求項2記載の印刷ブランケット。
- 周方向での凹部(19)の幅(27)が、周方向での当該印刷ブランケット(14;29)の長さの約0.1%〜1%に相当している、請求項1記載の印刷ブランケット。
- 凹部(19)が、変形加工部として支持プレート(21)に加工されている、請求項1記載の印刷ブランケット。
- 凹部(19)が、厚さ減少部として支持プレート(21)に加工されている、請求項1記載の印刷ブランケット。
- 変形加工部が、形状安定性に形成されている、請求項7記載の印刷ブランケット。
- 変形加工部が、ポンチ、たとえば雌型(33)によって圧刻可能である、請求項9記載の印刷ブランケット。
- 変形加工部が、転写胴(03)への当該印刷ブランケット(14;29)の被着前に形成可能である、請求項7記載の印刷ブランケット。
- 変形加工部が、雌型(33)と雄型(34)とによって形成可能である、請求項10または11記載の印刷ブランケット。
- 変形加工部が、形状安定性の支持プレート(21)への当該印刷ブランケット(14;29)の被着前に支持プレート(21)に加工可能である、請求項1記載の印刷ブランケット。
- 形状安定性の支持プレート(21)に当該印刷ブランケット(14;29)が被着されている場合に変形加工部が加工可能である、請求項1記載の印刷ブランケット。
- 凹部(19)が、0.1mm〜0.5mmの深さ(26)を有している、請求項1記載の印刷ブランケット。
- 凹部(19)が、0.2mm〜0.3mmの深さ(26)を有している、請求項1記載の印刷ブランケット。
- 凹部(19)が、0mm〜1mmの曲率半径を有している、請求項1記載の印刷ブランケット。
- 凹部(19)が、3mm〜8mmの幅(27)を有している、請求項1記載の印刷ブランケット。
- 当該印刷ブランケット(14;29)が、転写胴(03;28)に被着されており、該転写胴(03;28)が、当該印刷ブランケット(14;29)の凹部(19;32)の領域に凹部(36)も有している、請求項1記載の印刷ブランケット。
- 転写胴(03;28)の凹部(36)が、転写胴(03;28)の表面に加工されている、請求項19記載の印刷ブランケット。
- 凹部(32)が、転写胴(03;28)の表面に配置された中間層(31)、たとえば接着されたシートにまたは中間層(31)の間に加工されている、請求項19記載の印刷ブランケット。
- 転写胴(03)の軸方向に2つの当該印刷ブランケット(14;29)が配置されている、請求項1記載の印刷ブランケット。
- 凹部が、周方向で、たとえば180゜だけずらされて配置されている、請求項1記載の印刷ブランケット。
- 転写胴(03)が、版胴(02)と協働するようになっており、転写胴(03)の円周が、版胴(02)の円周の偶数倍を有している、請求項1記載の印刷ブランケット。
- 版胴(02)が、周面に印刷版(04)を有している、請求項24記載の印刷ブランケット。
- 版胴(02)が、軸方向に4つの印刷版(04)を有している、請求項25記載の印刷ブランケット。
- 版胴(02)に湿し装置が対応配置されている、請求項24記載の印刷ブランケット。
- 形状安定性の支持プレート(21)を備えた印刷ブランケット(14)を製作するための方法において、形状安定性の支持プレート(21)に、印刷機械内に配置された転写胴(03)への被着前に凹部(19)を設けることを特徴とする、形状安定性の支持プレートを備えた印刷ブランケットを製作するための方法。
- 支持プレート(21)をポンチ、たとえば雌型(33)によって変形加工する、請求項28記載の方法。
- 支持プレート(21)を雌型(33)と雄型(34)とによって変形加工する、請求項28記載の方法。
- 変形加工部を、転写胴(03)への印刷ブランケット(14;29)の被着前に形成する、請求項29または30記載の方法。
- 変形加工部を、形状安定性の支持プレート(21)への印刷ブランケット(14;29)の被着前に支持プレート(21)に加工する、請求項29または30記載の方法。
- 支持プレート(21)を、すでに被着された印刷ブランケット(14)と一緒に変形加工する、請求項28記載の方法。
- 湿し装置なしの印刷機械に用いられる印刷装置(01)であって、版胴(02)が設けられており、該版胴(02)が、周方向に少なくとも2つの水なしの平版(04)を有している形式のものにおいて、転写胴(03)の周面に、ただ1つの印刷ブランケット(14;29)を取り付けるためのただ1つの開口が配置されており、該開口が、それぞれ平版(04)の端部(17)に向かい合って位置するようになっており、平版(04)の他方の端部(17)に向かい合って、印刷ブランケット(14;29)の周壁面に設けられた凹部(19)が位置するようになっていることを特徴とする、湿し装置なしの印刷機械に用いられる印刷装置。
- 少なくとも2つの印刷ブランケット(14;29)が、軸方向に相並んで転写胴(03)に配置されている、請求項34記載の印刷装置。
- 凹部(19)が、転写胴(03)の長手方向軸線に対して平行に延びている、請求項34記載の印刷装置。
- 転写胴(03)が、該転写胴(03)に位置固定可能である端部を有する形状安定性の支持プレート(21)を備えた少なくとも1つの印刷ブランケット(14)と、支持プレート(21)に固定された、転写胴(03)の周壁面を形成する被覆層(22)とを有している、請求項34記載の印刷装置。
- 平版(04)の被覆層(22)が、下側の層(07)と上側の層(08)とを有している、請求項34記載の印刷装置。
- 下側の層(07)が、インキ受理性の材料から形成されており、上側の層(08)が、インキ反発性の材料から形成されている、請求項38記載の印刷装置。
- インキ反発性の材料が、シリコーン含有の材料である、請求項39記載の印刷装置。
- 上側の層(08)が、印刷画像の、印刷したい領域に貫通部(12)を有している、請求項38記載の印刷装置。
- 上側の層(08)が、印刷画像の、印刷したくない領域で下側の層(07)をカバーしている、請求項38記載の印刷装置。
- 凹部(15)が、印刷ブランケット(14;29)の前方の端部と後方の端部との間の間隔、特に印刷ブランケット(14;29)の被覆層(22)の前方の側縁部(23)と後方の側縁部(24)との間の間隔によって形成されるようになっている、請求項34または37記載の印刷装置。
- 凹部(15)が、転写胴(03)の長手方向軸線に対して平行に延びている、請求項43記載の印刷装置。
- 少なくとも1つの凹部(19)が、溝として印刷ブランケット(14;29)に加工されている、請求項34記載の印刷装置。
- 凹部(19)が、印刷ブランケット(14;29)の被覆層(22)に加工されている、請求項34または37記載の印刷装置。
- 溝(19)の深さ(26)が、被覆層(22)の全厚さの約5%〜15%に相当している、請求項34記載の印刷装置。
- 溝(19)が、ほぼ中間で印刷ブランケット(14;29)の前方の端部と後方の端部との間、特に印刷ブランケット(14;29)の被覆層(22)の前方の側縁部(23)と後方の側縁部(24)との間に配置されている、請求項34から38までのいずれか1項記載の印刷装置。
- 周方向での凹部(19)の幅(27)が、周方向での印刷ブランケット(14;29)の長さの約0.1%〜1%に相当している、請求項31記載の印刷装置。
- 支持プレート(21)が、金属から製作されている、請求項37記載の印刷装置。
- 金属が、金属薄板として形成されている、請求項50記載の印刷装置。
- 支持プレート(21)が、特殊鋼から製作されている、請求項35記載の印刷装置。
- 印刷ブランケット(14;29)の被覆層(22)が、ゴムから製作されている、請求項35記載の印刷装置。
- ゴムが、多層状のゴムとして形成されている、請求項53記載の印刷装置。
- 印刷ブランケット(14;29)の被覆層(22)が、研削された表面を有している、請求項34または37記載の印刷装置。
- 転写胴(28)が、印刷ブランケット(29)を有しており、該印刷ブランケット(29)の端部が、転写胴(28)に位置固定可能であり、印刷ブランケット(29)と転写胴(28)との間に中間層(31)が配置されており、該中間層(31)が、凹部(32)を形成するために、周方向での少なくとも1つの中断部または横断面減少部を有している、請求項34または37記載の印刷装置。
- ただ1つの印刷ブランケット(29)が、軸方向で転写胴(28)に配置されている、請求項56記載の印刷装置。
- 複数、特に2つまたは3つの印刷ブランケット(14;29)が、軸方向に相並んで転写胴(03;28)に配置されている、請求項37または56記載の印刷装置。
- ただ1つの平版(04)が、軸方向で版胴(02)に配置されている、請求項34記載の印刷装置。
- 複数、特に2つまたは4つまたは6つの平版(04)が、軸方向に相並んで版胴(02)に配置されている、請求項34記載の印刷装置。
- 平版(04)のサイズが、新聞面に相当している、請求項34記載の印刷装置。
- 版胴(02)および/または転写胴(03)が温度調整可能である、請求項34記載の印刷装置。
- 版胴(02)および/または転写胴(03)が、内部から温度調整可能である、請求項62記載の印刷装置。
- 版胴(02)および/または転写胴(03)が、通路(16)内で循環する熱媒によって温度調整可能である、請求項63記載の印刷装置。
- 版胴(02)および/または転写胴(03)が、液体によって温度調整可能である、請求項62または64記載の印刷装置。
- 版胴(02)および/または転写胴(03)の温度調整が、版胴(02)の周速度および/または転写胴(03)の周速度に関連している、請求項62、64または65記載の印刷装置。
- 平版(04)の端部を収容するための版胴(02)の開口が軸方向で整合している、請求項60記載の印刷装置。
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