JP5332017B2 - 新聞印刷用ブランケット胴及びこのブランケット胴を備えた新聞印刷用オフセット輪転印刷機 - Google Patents

新聞印刷用ブランケット胴及びこのブランケット胴を備えた新聞印刷用オフセット輪転印刷機 Download PDF

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この発明は、オフセット輪転印刷機のブランケット胴、特に新聞印刷用ブランケット胴及びこの新聞印刷用ブランケット胴を備えた新聞印刷用オフセット輪転印刷機に関し、詳細には、印刷稼働回転の際に版胴周面の刷版装着用溝の開口部と相対する周面部位が、必ずしもブランケット装着用溝の開口部を有しない新聞印刷用ブランケット胴及びこのような新聞印刷用ブランケット胴を備えた新聞印刷用オフセット輪転印刷機に関する。
矩形の刷版の平行な2辺側の両端部を当該2辺側に沿って折り曲げ、この折り曲げられた部位を版胴周面に版胴の軸線と平行に開口した溝に差入れて刷版を装着するようにしたオフセット輪転印刷機の印刷稼動では、版胴の回転とともに変位する刷版面にインキを供給する際に、刷版面に対するインキ供給ローラーの押付け圧によって、このインキ供給ローラーが、刷版の外周面が前記溝に沿って形成する凹みにその一方縁から落ち込み、次いで他方縁から刷版面に乗上げる動作を繰り返す。この刷版面への乗上げの際に、インキ供給ローラーは前記凹みの他方縁に沿って陵部を形成する刷版の折曲げ位置に衝撃的に接触し、刷版の折曲げ位置近傍の刷版面上にインキを残留させる。他方、ブランケットは、その平行な2辺側を、ブランケット胴の周面にブランケット胴の軸線と平行に開口した溝内に差入れられてブランケット胴に強く張った状態に装着され、印刷稼動の際に前記刷版面と接触しながらブランケット胴の回転に従って回転し、刷版面のインキをその表面に転移され、更に、このブランケット面に押付けられた、ブランケット胴の回転によって走行させられる被印刷体の表面に印刷する。
この印刷稼働の際には、例えば、新聞4ページを胴の軸方向に並べて印刷可能な、所謂ダブル幅新聞印刷用オフセット輪転印刷機においては、軸方向に新聞1ページ幅の4倍の長さを有するとともに、周面方向に新聞1ページの長さの2倍の長さを有する、新聞8ページの印刷が可能な、所謂4×2新聞印刷用オフセット輪転印刷機が通常使用されている。この所謂4×2新聞印刷用オフセット輪転印刷機は、図15に示すように、版胴20bとブランケット胴10bは、それぞれの周面の軸線方向に沿って開口する刷版装着用溝22b及びブランケット装着用溝12bの開口位置が両胴の接触位置で相対する回転位相となるように駆動回転されているので、刷版Pbの折り曲げ位置近傍の刷版面上に残留するインキINがブランケットBの外周面に接触することがなく、このインキINがブランケットBの外周面を介して被印刷体Wの表面に印刷され、印刷品質を低下させることがなかった。
ところで、こうした4×2新聞印刷用オフセット輪転印刷機においては、図10、図11に示すように、ブランケット胴10bは、新聞の2ページ×2ページの印刷が可能な大きさのブランケットBを2枚装着可能な大きさを備えた胴本体11bを有している。このブランケット胴10bでは、ブランケットB、Bを強く張った状態で装着するのに十分な強度を、ブランケット胴10bのブランケット装着用溝12b内に設けるブランケット装着機構(図示せず)に具備させる必要がある。そのため、ブランケット胴10bのブランケット装着機構(図示せず)は、ブランケット胴本体11bの軸方向長さにわたって一本状に設けず、その機構が設けられるブランケット装着用溝12bとともに、ブランケット胴本体11bの軸方向長さの二分の一の長さに形成し、周面方向の位置を例えば180度あるいは90度(図示せず)ずらして、軸方向に沿って設けられていた。
また、版胴20bは、図12、図13に示すように、新聞の2ページ×2ページ(幅×長さ)の大きさの刷版を2枚又は1ページ×2ページ(幅×長さ)の大きさの刷版を4枚装着可能な大きさを備えた胴本体21bを有していた。そして、通常には、新聞の2ページ×2ページ(幅×長さ)の大きさの刷版が2枚胴本体21bに装着されて、印刷稼働の際に版胴20bの刷版装着用溝22bの開口位置が、ブランケット胴10bのブランケット装着用溝12bの開口位置と相対する回転位相となるように設定されている。
このように設定された版胴20bは、図14乃至図16に示すように、刷版Pbの折り曲げ位置近傍の刷版面上に残留するインキINがブランケットBの外周面に接触しない関係が維持できるように、版胴20bの刷版装着用溝22b内に設ける刷版装着機構(図示せず)も一本状に設けず、その機構が設けられる刷版装着用溝22bとともに、版胴本体21bの周面の軸方向長さの二分の一の長さに亘って刷版Pbが装着可能な大きさにし、周面方向の位置を例えば180度あるいは90度(図示せず)ずらして、軸方向に沿って設けられていた。
ところが、近年、前記4×2新聞印刷用オフセット輪転印刷機において、版胴装着機構がブランケット装着機構ほど強度を求められないことと工作機械の性能向上が相俟って、版胴における刷版装着のための溝の加工工数を減らすために、刷版装着のための刷版装着用溝22aを軸方向に一本状に形成した版胴20aを有するオフセット輪転印刷機が使用されるようになった。他方、耐刷性の向上した刷版の必要量を減らすため等の種々の理由により、図19、図20に示すように、版胴20cの外周の周方向長さを新聞1ページ分の長さにした、所謂4×1新聞印刷用オフセット輪転印刷機が提供されるようになり、この版胴20cにおける刷版装着のための刷版装着用溝22cも軸方向に一本状に形成された。
このため、図17、図18及び図19、図20に示すように、前記印刷稼働の回転において、版胴の周面に開口する刷版装着用溝が、必ずしもブランケット胴の周面に開口する溝の開口位置と、両胴の接触位置で相対しないようになった。つまり、4×2新聞印刷用オフセット輪転印刷機においては図17、図18に示すように、刷版Paの折曲げ位置近傍の刷版面上に残留するインキINがブランケットBの外周面に接触する場合が生じ、このインキINがブランケットBの面に転移し、ブランケットBの外周面を介して被印刷体Wの表面に印刷され、印刷品質を低下させる不都合が生じるようになった。
また、4×1新聞印刷用オフセット輪転印刷機においては、図19、図20に示すように、前記刷版Pcの折り曲げ位置近傍の刷版面上に残留するインキINがブランケットBの外周面に接触する揚合が生じ、このインキINがブランケットBの外周面に転移し、ブランケットBの外周面を介して被印刷体Wの表面に印刷され、印刷品質を低下させる不都合が生じるようになった。
そこで、この不都合を防止するため、下記特許文献1に開示される技術が提案された。
この特許文献1には、オフセット印刷機、特に、ブランケット胴の外周面の周方向長さが単位印刷画像の長さの2倍である倍胴型オフセット印刷機での印刷において、ブランケット表面のうち版胴の溝部と接触しうる個所に、ブランケット表面と版胴の溝部とが接触するのを防止すべくブランケット胴の軸方向に沿った凹部を設けたブランケットであって、この凹部の表面にインキとの親和性が低いシリコーンゴム等からなるコーティング膜が形成されているブランケットが提案され、このブランケットを使用することによって、刷版の折り曲げ位置近傍の刷版面上に残留するインキがブランケット面に転移することを防止し、それによって、刷版の折り曲げ位置近傍の刷版面上に残留するインキが、ブランケット面を介して被印刷体の表面に印刷され、印刷品質を低下させることを抑制することが開示されている。
特開2000−6543号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載されるブランケットは、基布層、圧縮層、印刷層用ゴム糊を積層し、この積層体を所定の圧力と温度で加熱加硫して通常のブランケットを得、次いで、このブランケットの所定位置の表面印刷層を必要最小限の大きさで除去して凹部形成し、更に、凹部の表面に、例えば液状シリコーンゴムを塗布した後これを加熱乾燥して、インキとの親和性が低いコーティング膜を形成して製造されるもので、通常のブランケットと比較するとコストが割高であり、ランニングコストが嵩むものであった。
また、前記特許文献1に記載されるブランケットは、印刷稼働の際に前記凹部が版胴周面の溝の開口位置と精密に相対する必要があり、ブランケット胴に装着するときに通常のブランケットを装着するとき以上の、溝の位置合わせのための注意深さと熟練が求められるものであり、作業効率が良くなかった。
したがって、よりランニングコストが低く、かつブランケットをブランケット胴に装着する作業の作業効率が良好なブランケット胴及びこのようなブランケット胴を備えた新聞印刷用オフセット輪転印刷機が求められていた。
この発明は前記課題を解決するためになされたもので、その目的は、刷版の折曲げ位置近傍の刷版面上に残留するインキが、ブランケット面を介して被印刷体の表面に印刷され、印刷品質を低下させることを抑制するにあたり、通常のブランケットを使用可能にすることにより、従来に比ベランニングコストを低減するとともに良好な作業効率を達成することにある。
本発明に係る新聞印刷用ブランケット胴は、ブランケット面が版胴の刷版面と接触した状態で印刷稼働回転し、刷版面のインキを、ブランケット面を介して被印刷体に印刷する新聞印刷用ブランケット胴において、前記版胴周面の軸方向に沿って開口して形成された刷版装着用溝の開口部と相対するブランケット装着用溝を周面部位に開口して形成すると共に、軸方向に沿って他の周面部位よりも軸線からの距離が小さな低位面を前記ブランケット装着用溝の軸方向の延長線上に形成したことを特徴とする。
また、本発明に係る新聞印刷用ブランケット胴は、前記低位面の幅寸法(軸線と直角方向の寸法)が、新聞の上側の余白の幅寸法と新聞の下側の余白の幅寸法の和以下であると好適である。
さらに、本発明に係る新聞印刷用ブランケット胴は、前記ブランケット装着用溝が、前記ブランケット胴の軸方向の長さの二分の一の長さに形成されていると好適である。
またさらに、本発明に係る新聞印刷用ブランケット胴は、前記ブランケット装着用溝が、前記ブランケット胴の軸方向の一端から他端に向かって開口する第1のブランケット装着用溝と、前記他端から前記一端に向かって開口する第2のブランケット装着用溝とを含み、前記第1のブランケット装着用溝及び前記第2のブランケット装着用溝は、ブランケット胴の周面方向の位置を互いに180度ずらして形成されると好適である。
本発明に係る新聞印刷用オフセット輪転印刷機は、版胴の刷版面とブランケット胴のブランケット面が接触した状態で印刷稼働回転し、刷版面のインキを、ブランケット面を介して被印刷体に印刷する新聞印刷用オフセット輪転印刷機において、ブランケット胴が、前記版胴周面の軸方向に沿って開口して形成された刷版装着用溝の開口部と相対するブランケット装着用溝を周面部位に開口して形成すると共に、軸方向に沿って他の周面部位よりも軸線からの距離が小さな低位面を前記ブランケット装着用溝の軸方向の延長線上に形成した新聞印刷用ブランケット胴であるとともに、版胴が、版胴本体周面の軸線方向に沿って開口する刷版装着用溝が形成され、前記刷版装着用溝が前記版胴の軸線方向の一端側から他端側に至るよう設けられた版胴であることを特徴とする。
この発明によれば、通常のブランケットを使用しながらも、刷版の折曲げ位置近傍の刷版面上に残留するインキがブランケット面に接触するときのブランケット面と版面の接触圧を小さくすることができ、ブランケット面へのインキの転移を抑制可能である。また、このブランケット面が被印刷体と接触するときにも印圧を小さくすることができ、ブランケット面から被印刷体へのインキの転移を抑制可能である。したがって、刷版の折曲げ位置近傍の刷版面上に残留するインキが、ブランケット面を介して被印刷体の表面に印刷され、印刷品質を低下させる不都合を抑制するにあたり、従来に比べ小さなランニングコスト、かつ作業効率が良好な状態でこれを行うことが可能である。
ダブル幅新聞印刷用オフセット輪転印刷機における本実施形態に係る新聞印刷用ブランケット胴のブランケット胴本体部分のみの外形を示す概略斜視図である。 図1に示す新聞印刷用ブランケット胴のブランケット胴本体部分にブランケットを装着した状態を示す概略斜視図である。 刷版装着機構が設けられる刷版装着用溝が、軸方向に一本状に形成された版胴の版胴本体部分のみの外形を示す概略斜視図である。 図3に示す版胴の版胴本体部分に刷版を装着した状態を示す概略斜視図である。 図2に示すブランケットと、図4に示す刷版とを接触させた状態を示す概略斜視図である。 図5に示す新聞印刷用ブランケット胴と版胴からなる二組の印刷胴対の手前側における断面図である。 図5に示す新聞印刷用ブランケット胴と版胴からなる二組の印刷胴対の奥側における断面図である。 図2に示す新聞印刷用ブランケット胴と外周の周方向長さが新聞1ページ分の長さの刷版を装着した版胴からなる二組の印刷胴対の軸方向一方側における断面図である。 図2に示す新聞印刷用ブランケット胴と外周の周方向長さが新聞1ページ分の長さの刷版を装着した版胴からなる二組の印刷胴対の軸方向他方側における断面図である。 ダブル幅新聞印刷用オフセット輪転印刷機における従来のブランケット胴のブランケット胴本体部分のみの外形を示す概略斜視図である。 図10に示すブランケット胴の胴本体部分にブランケットを装着した状態を示す概略斜視図である。 刷版装着用溝が、軸方向に2分割されかつ周方向に180度ずれた状態に形成された版胴の版胴本体部分のみの外形を示す概略斜視図である。 図12に示す版胴の版胴本体部分に刷版を装着した状態を示す概略斜視図である。 図11に示すブランケットと、図13に示す、刷版を接触させた状態を示す概略斜視図である。 図14に示すブランケット胴と版胴からなる二組の印刷胴対の手前側における断面図である。 図14に示すブランケット胴と版胴からなる二組の印刷胴対の奥側における断面図である。 図11に示すブランケット胴と、図13に示す版胴からなる二組の印刷胴対の軸方向一方側における断面図である。 図11に示すブランケット胴と、図13に示す版胴からなる二組の印刷胴対の軸方向他方側における断面図である。 図11に示すブランケット胴と、外周面の周方向長さが新聞1ページ分の長さの刷版を装着するだけの長さである版胴からなる二組の印刷胴対の軸方向一方側における断面図である。 図11に示すブランケット胴と、外周面の周方面長さが新聞1ページ分の長さの刷版を装着するだけの長さである版胴からなる二組の印刷胴対の軸方向他方側における断面図である。
本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、ダブル幅新聞印刷用オフセット輪転印刷機における本実施形態に係る新聞印刷用ブランケット胴10aの、端部に設けられた軸等を除いたブランケット胴本体11a部分のみの外形を示す概略斜視図であり、ブランケット装着機構(図示せず)が設けられるブランケット装着用溝12a、12a´及び軸線と平行であって他の周面部位よりも軸線からの距離が小さな面(以下、低位面とする)15を、わかりやすいように、ブランケット胴本体11aの径に対し実際より大きく表示した概略斜視図である。
新聞印刷用ブランケット胴10aは、そのブランケット胴本体11aに、ブランケット装着用溝12a、12a´及び低位面15を備えている。
ブランケット装着用溝12a、12a´は、その溝内にブランケット装着機構(図示せず)を装備する溝で、ブランケット胴本体11aの軸方向の一端から他端に向かって開口する第1のブランケット装着用溝12aと、ブランケット胴本体11aの軸方向の他端から一端に向かって開口する第2のブランケット装着用溝12a´とからなっている。また、第1のブランケット装着用溝12a及び第2のブランケット装着用溝12a´は、互いに周面方向の位置を例えば180度ずらして、少なくとも中央まで軸方向に平行に設けられる。また、ブランケット装着用溝12a、12a´は、それぞれ、ブランケット胴本体11aの外周面に軸方向に平行な、ブランケット胴本体11aの軸方向長さの二分の一の長さの開口を有している。
低位面15は、前記ブランケット装着用溝12a、12a´ごとに、その開口の中央側端部から、当該ブランケット装着用溝12a、12a´の延長方向に、ブランケット胴本体11aの端側部に向かって軸方向に平行に、ブランケット胴本体11aの軸方向長さの二分の一の長さに設けられる。そして、この低位面15の幅寸法(軸線と直角方向の寸法)は、印刷される新聞の画線領域において印圧不足が生じないように、印刷される新聞の上側の額縁状の余白の幅寸法と下側の額縁状の余白の幅寸法の和以下に設けられる。
また、この幅方向(軸線と直角方向)の中央は、印刷稼働の際に、後に記載する版胴20aの刷版装着用溝22aの他方縁、つまり、印刷稼働において、版胴20aに装着された刷版Paの外周面が前記刷版装着用溝22aに沿って形成する凹みに落ち込んだインキ供給ローラーが、前記凹みから刷版面に乗上げる側の縁又はその縁に近接する部位と対向するように、前記ブランケット装着用溝12a、12a´の幅方向中央よりも、ブランケット胴回転方向における下流側にずらして設けられる。
なお、低位面15は、図示のようにブランケット胴本体11aの外周面の一部を除いた平面に限定されるものではなく、ブランケット胴本体11aの軸線と平行な曲面であって良く、これらの低位面15にあっては、ブランケット胴本体11aの外周面と低位面15が、曲面によって滑らかに連続するよう設けられて良い。また、浅溝状に外周面の一部が掘りさげられて設けられても良い。
以上記載の本実施形態に係るブランケット胴本体11aを有する新聞印刷用ブランケット胴10aには、図2に2点鎖線で示されるようにブランケット胴本体11aの軸方向長さの二分の一の幅を有するブランケットB、Bが装着される。すなわち、各ブランケットB、Bは、それぞれ、その長さ方向両端の平行な2辺側が前記開口からブランケット装着用溝12a、12a´内に差入れられ、ブランケット装着用溝12a、12a´内に装備されたブランケット装着機構(図示せず)によって溝内に引き込まれて、新聞印刷用ブランケット胴10aに均等に緊張した状態に装着される。
図3は、本実施形態に係る新聞印刷用ブランケット胴を備えた新聞印刷用オフセット輪転印刷機であるダブル幅新聞印刷用オフセット輪転印刷機における版胴20a、つまり、刷版装着機構(図示せず)が設けられる刷版装着用溝22aが軸方向に一本状に形成された版胴20aの、端部に設けられた軸等を除いた版胴本体21aのみの外形を示す概略斜視図であり、刷版装着用溝22aを、わかりやすいように、版胴径に対し実際より大きく表示した概略斜視図である。
版胴20aは、その版胴本体21aに、軸方向に沿った刷版装着用溝22aを備えている。
刷版装着用溝22aは、刷版装着機構(図示せず)を装備する溝で、版胴本体21aの一端側から他端側まで軸方向に平行に、版胴本体21aの軸方向長さにわたって設けられる。また、刷版装着用溝22aは、版胴本体21aの外周面に軸方向に平行に、版胴本体21aの軸方向長さにわたる開口を有している。
以上記載の形態の版胴本体21aを有する版胴20aには、図4に2点鎖線で示されるように版胴本体21aの軸方向長さの二分の一の幅を有する刷版Pa、Paが装着される。すなわち、各刷版Pa、Paは、それぞれ、その長さ方向両端の平行な2辺側が、予め定められた形状に折り曲げられて前記開口から刷版装着用溝22a内に差入れられ、例えば、他端側が前記開口の他側縁に引っ掛けられるとともに、一端側が刷版装着用溝22a内に装備された刷版装着機構(図示せず)によって溝内に引き込まれて、版胴20aに均等に緊張した状態に装着される。
本実施形態に係る新聞印刷用ブランケット胴を備えた新聞印刷用オフセット輪転印刷機(図示せず)は、図5乃至図7に示すように、図2に示すブランケットB、Bが装着された新聞印刷用ブランケット胴10aと図4に示す刷版Pa、Paが装着された版胴20aとを、一組の印刷胴対として組み合わせ、印刷稼働時に、二組の印刷胴対が、それぞれの新聞印刷用ブランケット胴10aに装着されたブランケットBの外周面を、例えば連続紙である被印刷体Wを介して、互いに押付けられて接触させられ、互いに周面の接触位置が被印刷体Wを走行させる方向に変位して回転するように設けられる。
そして、両新聞印刷用ブランケット胴10a、10aは、この印刷稼動回転において、ブランケット装着用溝12a、12a´の開口及びこの開口に連続する低位面15が設けられた部位が、被印刷体Wを介して互いに相対する関係で配される。また、各印刷胴対は、この印刷稼動回転において、新聞印刷用ブランケット胴10aに装着されたブランケットBの外周面と版胴20aに装著された刷版Paの版面が接触して互いに接触周面が同一方向に変位して回転するとともに、新聞印刷用ブランケット胴10aの一方のブランケット装着用溝12a、12a´の開口及びこの開口に連続する低位面15が設けられた部位と版胴20aの刷版装着用溝22aの開口が設けられた部位とが相対する関係で配される。
図6は、図5に示す新聞印刷用ブランケット胴10aと版胴20aからなる印刷胴対を二組、被印刷体Wを挟んで互いの新聞印刷用ブランケット胴10a、10aが接するように配置した際の、図5での手前側半分における胴の軸に直角な断面図、図7は、図5に示す新聞印刷用ブランケット胴10aと版胴20aからなる印刷胴対を二組、被印刷体Wを挟んで互いの新聞印刷用ブランケット胴10a、10aが接するように配置した際の、図5での奥側半分における胴の軸に直角な断面図である。
この印刷胴対では、ブランケットBを装着したときの新聞印刷用ブランケット胴10aが1回転したときに、刷版Paを装着したときの版胴20aも1回転する関係にあるので、新聞印刷用ブランケット胴10aに設ける低位面15は、いずれか一方のブランケット装着用溝12a、12a´の開口の延長線上に連続して設ける。
なお、本実施形態に係る新聞印刷用ブランケット胴を備えた新聞印刷用オフセット輪転印刷機には、各版胴20a、20aに対応して、少なくともそれぞれの版胴20aに装着された刷版Paの版面にインキを供給するインキ供給機構(図示せず)と、必要に応じて前記刷版Paの版面に湿し水を供給する湿し水供給機構(図示せず)が設けられる。
前記新聞印刷用オフセット輪転印刷機において印刷稼働が行われると、印刷胴対が前記の位相関係で駆動回転される。この回転により、版胴20aに装着された刷版Paの版面に押付けられて回転する図示しないインキ供給装置のインキ供給ローラーによって、前記版面にインキが供給される。また、インキ供給ローラーは、版胴20aが回転しインキ供給ローラーが押付けられている位置に刷版装着用溝22aが設けられた周面が到達するたびに、押付け圧によって、刷版Paの外周面が前記刷版装着用溝22aに沿って形成する凹みにその一方縁から落ち込み、次いで凹みの他方縁から刷版Pa面に乗上げる動作を繰り返す。そしてこの刷版Pa面への乗上げの際に、インキ供給ローラーは前記凹みの他方縁に沿って陵部を形成する刷版Paの折曲げ位置に衝撃的に接触し、刷版Paの折曲げ位置近傍の刷版Pa面上にインキINを残留させる。
しかし、この印刷稼働の際には、本実施形態に係る新聞印刷用ブランケットを備えたオフセット輪転印刷機では、図6に示すように、図5に示す印刷胴対の手前側半分では、版胴20aと新聞印刷用ブランケット胴10aは、それぞれの周面に開口する刷版装着用溝22aとブランケット装着用溝12aの開口位置が両胴の接触位置で相対する位置関係で駆動回転され、版胴20aに装着される刷版Paと新聞印刷用ブランケット胴10aに装着されるブランケットBの厚さの相違による、両胴の前記刷版PbとブランケットBの装着後にそれぞれの開口部の周面に生じる凹部の幅寸法(軸線と直角方向の寸法)の相違から、刷版Paの折曲げ位置近傍の刷版Pa面上に残留するインキINがブランケットBの面に接触することがなく、このインキINがブランケットBの面を介して被印刷体Wの表面に印刷されることがない。
また、図7に示すように、図5に示す印刷胴対の奥側半分では、版胴20aと新聞印刷用ブランケット胴10aは、版胴20aの周面に開口する刷版装着用溝22aと新聞印刷用ブランケット胴10aの低位面15の位置が両胴の接触位置で相対する位置関係となるので、版胴20aの周面に開口する刷版装着用溝22aに装着される刷版Paの折曲げ位置近傍の刷版Pa面と新聞印刷用ブランケット胴10aに装着されるブランケットBの相互の押付け力が、新聞印刷用ブランケット胴10aに設けられた低位面15の逃げによって緩和される。従って、刷版Paの折曲げ位置近傍の刷版Pa面上に残留するインキINがブランケットBの面に接触しても、このインキINがブランケットBの外周面に転移するのが抑制される。
また、この印刷胴対が更に回転して、新聞印刷用ブランケット胴10aの低位面15の位置が被印刷体Wを二組の印刷胴対のそれぞれの新聞印刷用ブランケット胴10aで挟む位置に達した時は、他方の印刷胴対における新聞印刷用ブランケット胴10aの低位面15の位置も被印刷体Wを二組の印刷胴対のそれぞれの新聞印刷用ブランケット胴10aで挟む位置に達しており、両新聞印刷用ブランケット胴10a、10aに装着されるブランケットB、Bの相互の押付け力が、両新聞印刷用ブランケット胴10a、10aに設けられた低位面15、15の逃げによって緩和される。従って、刷版Paの折曲げ位置近傍の刷版Pa面上から両新聞印刷用ブランケット胴10aの低位面15の位置に対応するブランケットBの外周面に僅かに転移されたインキINが存在しても、このインキINがブランケットBの外周面から被印刷体Wの表面に印刷されることが抑制される。
以上のように、本実施形態に係る新聞印刷用ブランケット胴10aの使用により、本実施形態に係る新聞印刷用ブランケットを備えた新聞印刷用オフセット輪転印刷機では、インキ供給ローラーによって、刷版装着用溝22aに沿って陵部を形成する刷版Paの折曲げ位置近傍の刷版Pa面上に残留させたインキINが、ブランケットBの外周面を介して被印刷体Wの表面に印刷されるので、印刷品質の低下が抑制される、もしくは生じることがない。
図8、図9は、図6、図7に示した本発明に係る新聞印刷用オフセット輪転印刷機の印刷胴対とは異なる、本実施形態に係る新聞印刷用ブランケット胴を備える新聞印刷用オフセット輪転印刷機に適用可能な印刷胴対の変形例を示すもので、詳細には、図2に示すブランケットBを装着した本実施形態に係る新聞印刷用ブランケット胴10aと外周の周方向長さが新聞1ページ分の長さの刷版Pcを装着した版胴20cからなる二組の印刷胴対を、被印刷体Wを挟んでブランケットBを装着した互いの新聞印刷用ブランケット胴10a、10aが接するように配置した際の、胴の軸に直角な断面図であり、図8は、軸方向一方側半分における胴の軸に直角な断面図、図9は、軸方向他方側半分における胴の軸に直角な断面図である。
この印刷胴対では、ブランケットBを装着した新聞印刷用ブランケット胴10aが1回転したときに、刷版Pcを装着した版胴20cが2回転する関係であるので、新聞印刷用ブランケット胴10aに設ける低位面15は、2つのブランケット装着用溝12a、12a´の開口に連続して設ける必要がある。
なお、本実施形態の変形例に係る新聞印刷用ブランケット胴10aに設ける低位面15は、前記したように他の周面部位よりも軸線からの距離が小さく設けられるが、その差は、刷版装着用溝22aに沿って陵部を形成する刷版Paの折曲げ位置近傍の刷版Pa面上に残留するインキINが、ブランケットBの外周面に転移されるのを抑制し、また、ブランケットBの外周面に僅かに転移したインキが被印刷体Wの表面に印刷されるのを抑制するに足りるだけ設ければよい。つまり、2つの印刷胴対におけるブランケットBを装着した各新聞印刷用ブランケット胴10a、10aの押付け力及び各印刷胴対における刷版Pa(あるいはPc)を装着した版胴20a(あるいは20c)とブランケットBを装着した新聞印刷用ブランケット胴10aの押付け力を緩和可能であり、かつ、印刷稼働中にこの低位面15に起因する騒音や振動の発生を最小限にとどめ得れば足りることから、0.1乃至0.3ミリメートルに設けられるのが好ましい。
また、上記実施形態における版胴20aに装着する刷版Pa及び版胴20cに装着する刷版Pcの幅寸法(装着時に胴の軸方向と平行となる側の寸法)は、胴本体21aの軸方向長さと同じ寸法、版胴本体の軸方向長さの二分の一の寸法又は版胴本体の軸方向長さの四分の一の寸法のいずれでもよく、版胴20bに装着する刷版Pbの幅寸法(装着時に胴の軸方向と平行となる側の寸法)は、胴本体21b、21cの軸方向長さの二分の一又は版胴本体の軸方向長さ四分の一のいずれでもよい。そして、長さ寸法(装着時に胴に巻付け側の寸法)は、それぞれ、胴本体21a、21b、21cに1周回して装着可能であればよい。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態には、多様な変更又は改良を加えることが可能である。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
この発明は、オフセット輪転印刷機の新聞印刷用ブランケット胴及びこの新聞印刷用ブランケット胴を備えた新聞印刷用オフセット輪転印刷機に利用可能である。
10a…新聞印刷用ブランケット胴、
11a…新聞印刷用ブランケット胴の胴本体、
12a、12a´…ブランケット装着用溝、
15…低位面(他の周面部位よりも軸線からの距離が小さな面)、
10b…ブランケット胴、
11b…ブランケット胴の胴本体、
12b…ブランケット装着用溝、
20a…版胴、
21a…版胴の胴本体、
22a…刷版装着用溝、
20b…版胴、
21b…版胴の胴本体、
22b…刷版装着用溝、
20c…版胴(外周面の周方向長さが新聞1ページ分の長さの刷版を装着するだけの長さである版胴)、
22c…刷版装着用溝、
B…ブランケット、
Pa…版胴に装着された刷版、
Pb…版胴に装着された刷版、
Pc…版胴に装着された刷版、
IN…刷版面上に残留するインキ、
W…被印刷体。

Claims (5)

  1. ブランケット面が版胴の刷版面と接触した状態で印刷稼働回転し、刷版面のインキを、ブランケット面を介して被印刷体に印刷する新聞印刷用ブランケット胴において、
    前記版胴周面の軸方向に沿って開口して形成された刷版装着用溝の開口部と相対するブランケット装着用溝を周面部位に開口して形成すると共に、軸方向に沿って他の周面部位よりも軸線からの距離が小さな低位面を前記ブランケット装着用溝の軸方向の延長線上に形成したことを特徴とする新聞印刷用ブランケット胴。
  2. 請求項1に記載の新聞印刷用ブランケット胴において、
    前記低位面の幅寸法が、新聞の上側の余白の幅寸法と新聞の下側の余白の幅寸法の和以下であることを特徴とする新聞印刷用ブランケット胴。
  3. 請求項1又は2に記載の新聞印刷用ブランケット胴において、
    前記ブランケット装着用溝は、前記ブランケット胴の軸方向の長さの二分の一の長さに形成されていることを特徴とする新聞印刷用ブランケット胴。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の新聞印刷用ブランケット胴において、
    前記ブランケット装着用溝は、前記ブランケット胴の軸方向の一端から他端に向かって開口する第1のブランケット装着用溝と、前記他端から前記一端に向かって開口する第2のブランケット装着用溝とを含み、
    前記第1のブランケット装着用溝及び前記第2のブランケット装着用溝は、前記ブランケット胴の周面方向の位置を互いに180度ずらして形成されることを特徴とする新聞印刷用ブランケット胴。
  5. 版胴の刷版面とブランケット胴のブランケット面が接触した状態で印刷稼働回転し、刷版面のインキを、ブランケット面を介して被印刷体に印刷する新聞印刷用オフセット輪転印刷機において、
    ブランケット胴が、請求項1〜4のいずれか1項に記載した新聞印刷用ブランケット胴であるとともに、
    版胴が、版胴本体周面の軸方向に沿って開口する刷版装着用溝が形成され、前記刷版装着用溝が前記版胴の軸方向の一端側から他端側に至るよう設けられた版胴であることを特徴とする新聞印刷用オフセット輪転印刷機。
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